JPH04312759A - 白熱電球用封入組成物とそれを封入する白熱電球 - Google Patents
白熱電球用封入組成物とそれを封入する白熱電球Info
- Publication number
- JPH04312759A JPH04312759A JP10385591A JP10385591A JPH04312759A JP H04312759 A JPH04312759 A JP H04312759A JP 10385591 A JP10385591 A JP 10385591A JP 10385591 A JP10385591 A JP 10385591A JP H04312759 A JPH04312759 A JP H04312759A
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- incandescent
- xenon gas
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- Y02B20/14—
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、白熱電球用封入組成
物とそれを封入する白熱電球に関する。
物とそれを封入する白熱電球に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、白熱電球はフィラメントの温度
を上げると、効率が改善される。しかし、温度が上がる
につれてタングステンの蒸発も促進され、蒸発したタン
グステンはガラス管球壁に付着して黒化を起こし、却っ
て効率が低下し、寿命も縮まり易い。
を上げると、効率が改善される。しかし、温度が上がる
につれてタングステンの蒸発も促進され、蒸発したタン
グステンはガラス管球壁に付着して黒化を起こし、却っ
て効率が低下し、寿命も縮まり易い。
【0003】タングステンの蒸発を抑制するために、白
熱電球には窒素ガス等の不活性ガスや、例えばアルゴン
ガス、クリプトンガス、キセノンガスなどの希ガスが封
入される。このとき、封入する不活性ガス乃至希ガスの
分子量が大きいほどガラス管球の熱損失が低下し、フィ
ラメントの温度を高くできることが知られている。
熱電球には窒素ガス等の不活性ガスや、例えばアルゴン
ガス、クリプトンガス、キセノンガスなどの希ガスが封
入される。このとき、封入する不活性ガス乃至希ガスの
分子量が大きいほどガラス管球の熱損失が低下し、フィ
ラメントの温度を高くできることが知られている。
【0004】キセノンガスは上記不活性ガス乃至希ガス
のうちで最大の分子量を有し、白熱電球に封入して良好
な光特性と長寿命を発揮することが知られている。しか
し、キセノンはイオン化電圧が低く、ガラス管球中の封
入量が増加するとアーク放電が発生してフィラメントが
焼断し易くなるという問題がある。このことから、比較
的高電圧を印加して点燈する白熱電球にキセノンガスを
封入するときには、窒素ガス及び/又はクリプトンガス
などの他の不活性ガス乃至希ガスを併用するとともに、
全封入ガスに占めるキセノンガスの割合を約10体積%
未満にすることが推奨されてきた。
のうちで最大の分子量を有し、白熱電球に封入して良好
な光特性と長寿命を発揮することが知られている。しか
し、キセノンはイオン化電圧が低く、ガラス管球中の封
入量が増加するとアーク放電が発生してフィラメントが
焼断し易くなるという問題がある。このことから、比較
的高電圧を印加して点燈する白熱電球にキセノンガスを
封入するときには、窒素ガス及び/又はクリプトンガス
などの他の不活性ガス乃至希ガスを併用するとともに、
全封入ガスに占めるキセノンガスの割合を約10体積%
未満にすることが推奨されてきた。
【0005】例えば、特開昭54−2068号公報や同
62−211853号公報には、ガラス管球内に窒素ガ
ス、クリプトンガス及びキセノンガスを含んでなり、全
封入ガスに占めるキセノンガスの割合を約2乃至10体
積%とした組成物を封入する白熱電球はアーク開始電圧
が低く、良好な光特性を示すことが開示されている。し
かし、この白熱電球はキセノンガスの封入量が少ないの
で、キセノンガス本来の望ましい性質が充分発揮され難
い。また、両公報には10体積%を越えるキセノンガス
を封入するとアーク開始電圧が低下し、実用にならない
ことも開示されている。
62−211853号公報には、ガラス管球内に窒素ガ
ス、クリプトンガス及びキセノンガスを含んでなり、全
封入ガスに占めるキセノンガスの割合を約2乃至10体
積%とした組成物を封入する白熱電球はアーク開始電圧
が低く、良好な光特性を示すことが開示されている。し
かし、この白熱電球はキセノンガスの封入量が少ないの
で、キセノンガス本来の望ましい性質が充分発揮され難
い。また、両公報には10体積%を越えるキセノンガス
を封入するとアーク開始電圧が低下し、実用にならない
ことも開示されている。
【0006】なお、特開昭60−95850号公報には
ガラス管球にキセノンガスと窒素ガスとからなり、キセ
ノンガスが80体積%以上を占める組成物を封入してな
る白熱電球が開示されている。この白熱電球は良好な光
特性を示すものの、アーク開始電圧が低く、その用途は
点燈電圧12ボルト以下、消費電力8ワット以下の小形
白熱電球に限定されることに加え、電界強度を下げてア
ーク放電を抑制するためにフィラメント巻線に特殊なピ
ッチが要求されるという不都合がある。
ガラス管球にキセノンガスと窒素ガスとからなり、キセ
ノンガスが80体積%以上を占める組成物を封入してな
る白熱電球が開示されている。この白熱電球は良好な光
特性を示すものの、アーク開始電圧が低く、その用途は
点燈電圧12ボルト以下、消費電力8ワット以下の小形
白熱電球に限定されることに加え、電界強度を下げてア
ーク放電を抑制するためにフィラメント巻線に特殊なピ
ッチが要求されるという不都合がある。
【0007】このように、キセノンガスをその本来の望
ましい性質が存分に発揮される程度に封入するものであ
って、比較的高電圧、通常、電灯線電圧以上、詳細には
約90乃至150ボルトの電圧を印加して点燈してもア
ーク放電が発生し難い白熱電球は従来知られていない。
ましい性質が存分に発揮される程度に封入するものであ
って、比較的高電圧、通常、電灯線電圧以上、詳細には
約90乃至150ボルトの電圧を印加して点燈してもア
ーク放電が発生し難い白熱電球は従来知られていない。
【0008】
【発明により解決すべき課題】斯かる事情に鑑み、この
発明の目的は、このような高電圧を印加して点燈する白
熱電球に封入してもアーク放電を起こし難く、良好な光
特性と長寿命を発揮する白熱電球封入組成物を提供する
ことにある。
発明の目的は、このような高電圧を印加して点燈する白
熱電球に封入してもアーク放電を起こし難く、良好な光
特性と長寿命を発揮する白熱電球封入組成物を提供する
ことにある。
【0009】この発明の別の目的は、比較的高電圧を印
加して点燈してもアーク放電を起こし難く、良好な光特
性と長寿命を発揮する白熱電球を提供することにある。
加して点燈してもアーク放電を起こし難く、良好な光特
性と長寿命を発揮する白熱電球を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】これらの課題を解決する
手段について本発明者が鋭意研究したところ、本質的に
キセノンガスと窒素ガスとにより構成し、全封入ガスに
占めるキセノンガスの割合を約20乃至75体積%とし
た白熱電球用封入組成物は比較的高電圧、通常、電灯線
電圧以上、詳細には約90乃至150ボルトの電圧を印
加して点燈する白熱電球に封入してもアーク放電を起こ
し難く、良好な光特性と長寿命を発揮することを見出し
た。
手段について本発明者が鋭意研究したところ、本質的に
キセノンガスと窒素ガスとにより構成し、全封入ガスに
占めるキセノンガスの割合を約20乃至75体積%とし
た白熱電球用封入組成物は比較的高電圧、通常、電灯線
電圧以上、詳細には約90乃至150ボルトの電圧を印
加して点燈する白熱電球に封入してもアーク放電を起こ
し難く、良好な光特性と長寿命を発揮することを見出し
た。
【0011】すなわち、この発明は、本質的に約20乃
至75体積%のキセノンガスと約25乃至80%の窒素
ガスとからなる白熱電球用封入組成物を要旨とするもの
である。
至75体積%のキセノンガスと約25乃至80%の窒素
ガスとからなる白熱電球用封入組成物を要旨とするもの
である。
【0012】さらに、この発明は、本質的に約20乃至
75体積%のキセノンガスと約25乃至80%の窒素ガ
スとからなる組成物を封入してなる白熱電球を要旨とす
るものである。
75体積%のキセノンガスと約25乃至80%の窒素ガ
スとからなる組成物を封入してなる白熱電球を要旨とす
るものである。
【0013】
【発明の作用】この発明に於ては、キセノンガスが良好
な光特性と長寿命を発揮し、また、そのキセノンガスと
特定割合で封入した窒素ガスがアーク放電を効果的に抑
制して安定動作を可能にする。
な光特性と長寿命を発揮し、また、そのキセノンガスと
特定割合で封入した窒素ガスがアーク放電を効果的に抑
制して安定動作を可能にする。
【0014】次に、図面を参照しながら、この発明によ
る2〜3の実施例について説明する。
る2〜3の実施例について説明する。
【0015】
【実施例】図1に示すのは定格電圧100ボルト、定格
電力60ワットの一般照明用白熱電球である。1はガラ
ス管球(球径55ミリメートル、全長105ミリメート
ル)であり、例えばソーダライムマグネシアガラスや鉛
ガラスなどの軟質ガラスによって形成され、内壁はシリ
カ仕上げされている。ガラス管球1内にはタングステン
線を二重コイル状に形成してなるフィラメント2が封装
されており、その両端はリード線3、3に結線されてい
る。リード線3、3は鉛ガラスやソーダライムマグネシ
アガラスなどによるステム管4内に封着され、その導出
端はアイレット5又は黄銅、アルミ合金などによる口金
6に結線されている。
電力60ワットの一般照明用白熱電球である。1はガラ
ス管球(球径55ミリメートル、全長105ミリメート
ル)であり、例えばソーダライムマグネシアガラスや鉛
ガラスなどの軟質ガラスによって形成され、内壁はシリ
カ仕上げされている。ガラス管球1内にはタングステン
線を二重コイル状に形成してなるフィラメント2が封装
されており、その両端はリード線3、3に結線されてい
る。リード線3、3は鉛ガラスやソーダライムマグネシ
アガラスなどによるステム管4内に封着され、その導出
端はアイレット5又は黄銅、アルミ合金などによる口金
6に結線されている。
【0016】ガラス管球1内にはキセノンガスと窒素ガ
スとを体積比で約20:80乃至75:25の割合で混
合した白熱電球用封入組成物7が常温で約600トール
、点燈時に約760トールになるように封入されている
。この封入圧は比較的高電圧、通常、電灯線電圧以上、
詳細には約90乃至150ボルトの直流若しくは交流電
圧を印加して点燈する際、アーク放電を起こすことなく
キセノンガス本来の望ましい光特性や長寿命が発揮でき
ればよく、通常、点燈時で約700乃至800トールに
なるように封入される。この程度の封入圧は、通常、軟
質ガラス管球で充分耐えられる程度であることから、こ
の発明の白熱電球用封入組成物を使用するときには、光
特性の優れた長寿命の白熱電球が容易且つ廉価に製造で
きる。なお、ガラス管球1の内壁はフロスト仕上げする
こともできるが、シリカ仕上げするときにはより容易に
所期の光特性を達成できる。
スとを体積比で約20:80乃至75:25の割合で混
合した白熱電球用封入組成物7が常温で約600トール
、点燈時に約760トールになるように封入されている
。この封入圧は比較的高電圧、通常、電灯線電圧以上、
詳細には約90乃至150ボルトの直流若しくは交流電
圧を印加して点燈する際、アーク放電を起こすことなく
キセノンガス本来の望ましい光特性や長寿命が発揮でき
ればよく、通常、点燈時で約700乃至800トールに
なるように封入される。この程度の封入圧は、通常、軟
質ガラス管球で充分耐えられる程度であることから、こ
の発明の白熱電球用封入組成物を使用するときには、光
特性の優れた長寿命の白熱電球が容易且つ廉価に製造で
きる。なお、ガラス管球1の内壁はフロスト仕上げする
こともできるが、シリカ仕上げするときにはより容易に
所期の光特性を達成できる。
【0017】図2に示すのは、図1に示す白熱電球のガ
ラス管球に代えてミニクリプトン電球用ガラス管球1を
使用する定格電圧100ボルト、定格電力60ワットの
一般照明用小形白熱電球である。1はミニクリプトン電
球用ガラス管球(球径35ミリメートル、全長67ミリ
メートル)であり、例えば鉛ガラスやソーダライムマグ
ネシアガラスなどの軟質ガラスをフロスト仕上げして形
成したものである。図1の例と同様、ガラス管球1内に
はタングステンからなるフィラメント2が封装されてお
り、そのフィラメント2の両端はリード線3、3に結線
されている。フィラメント2はタングステン線を二重コ
イル状に形成したものであり、その略中央部にアンカ8
に支持されている。リード線3、3はステム管4内に封
着され、その導出端はアイレット5又は黄銅、アルミ合
金などによる口金6に結線されている。ガラス管球1内
にはキセノンガスと窒素ガスとを体積比で20:80乃
至75:25の割合で混合した白熱電球用封入組成物7
が常温で約600トール、点燈時に約760トールにな
るように封入されている。
ラス管球に代えてミニクリプトン電球用ガラス管球1を
使用する定格電圧100ボルト、定格電力60ワットの
一般照明用小形白熱電球である。1はミニクリプトン電
球用ガラス管球(球径35ミリメートル、全長67ミリ
メートル)であり、例えば鉛ガラスやソーダライムマグ
ネシアガラスなどの軟質ガラスをフロスト仕上げして形
成したものである。図1の例と同様、ガラス管球1内に
はタングステンからなるフィラメント2が封装されてお
り、そのフィラメント2の両端はリード線3、3に結線
されている。フィラメント2はタングステン線を二重コ
イル状に形成したものであり、その略中央部にアンカ8
に支持されている。リード線3、3はステム管4内に封
着され、その導出端はアイレット5又は黄銅、アルミ合
金などによる口金6に結線されている。ガラス管球1内
にはキセノンガスと窒素ガスとを体積比で20:80乃
至75:25の割合で混合した白熱電球用封入組成物7
が常温で約600トール、点燈時に約760トールにな
るように封入されている。
【0018】図1に示す一般照明用白熱電球と同様、本
例も白熱電球を光源とする各種照明装置に極めて有利に
使用することができる。本例は比較的小形のガラス管球
1を使用していることから、限られたスペースで使用す
る照明装置に好適である。
例も白熱電球を光源とする各種照明装置に極めて有利に
使用することができる。本例は比較的小形のガラス管球
1を使用していることから、限られたスペースで使用す
る照明装置に好適である。
【0019】次に、図1及び図2に示すキセノンガス封
入白熱電球について行った実験例について説明する。
入白熱電球について行った実験例について説明する。
【0020】
【実験例1】図1の実施例に於いて、ガラス管球1内に
キセノンガスと窒素ガスとを体積比で10:90、20
:80、50:50、75:25又は90:10の割合
で封入した5種類のキセノンガス封入白熱電球に直流1
25ボルトを印加して点燈し、常法により寿命、効率及
び色温度(K)について試験した。さらに、常法により
これら白熱電球の定格電圧に対するアーク開始電圧(%
ボルト)を測定し、アーク放電の起こり易さの目安にし
た。
キセノンガスと窒素ガスとを体積比で10:90、20
:80、50:50、75:25又は90:10の割合
で封入した5種類のキセノンガス封入白熱電球に直流1
25ボルトを印加して点燈し、常法により寿命、効率及
び色温度(K)について試験した。さらに、常法により
これら白熱電球の定格電圧に対するアーク開始電圧(%
ボルト)を測定し、アーク放電の起こり易さの目安にし
た。
【0021】対照として、キセノンガス(Xe)に代え
てアルゴンガス(Ar)を90体積%封入した以外、前
記と同様に作製したアルゴンガス封入白熱電球を用いた
。そして、このアルゴンガス封入白熱電球を100とし
て、キセノンガス封入白熱電球の寿命並びに効率を表示
した。結果を表1に示す。
てアルゴンガス(Ar)を90体積%封入した以外、前
記と同様に作製したアルゴンガス封入白熱電球を用いた
。そして、このアルゴンガス封入白熱電球を100とし
て、キセノンガス封入白熱電球の寿命並びに効率を表示
した。結果を表1に示す。
【0022】
【表1】
【0023】表1の結果から明らかなように、キセノン
ガスと窒素ガスとを体積比で約20:80乃至75:2
5の割合で封入した白熱電球は、その定格の125%に
相当する直流125ボルトを印加して点燈したときの寿
命が対照のアルゴンガス封入白熱電球の約3倍以上と著
しく長寿命であることが判明した。アーク開始電圧につ
いて見ても、キセノンガスと窒素ガスとの割合が体積比
で約20:80乃至75:25の範囲で約170%ボル
ト以上と充分高く、実用上問題にならない程度であった
。
ガスと窒素ガスとを体積比で約20:80乃至75:2
5の割合で封入した白熱電球は、その定格の125%に
相当する直流125ボルトを印加して点燈したときの寿
命が対照のアルゴンガス封入白熱電球の約3倍以上と著
しく長寿命であることが判明した。アーク開始電圧につ
いて見ても、キセノンガスと窒素ガスとの割合が体積比
で約20:80乃至75:25の範囲で約170%ボル
ト以上と充分高く、実用上問題にならない程度であった
。
【0024】キセノンガス10体積%と窒素ガス90体
積%からなる組成物を封入した白熱電球は約170%ボ
ルト以上と実用状充分高いアーク開始電圧を示すものの
、キセノンガス封入によるコストの上昇に比べて寿命並
びに効率の改善が僅少であり、色温度の改善も見られな
かった。キセノンガスを90体積%配合すると寿命、効
率、色温度にある程度の改善が見られるものの、効果に
比べてコストの上昇が顕著となる上、アーク開始電圧が
低過ぎて実用にならないことが判明した。
積%からなる組成物を封入した白熱電球は約170%ボ
ルト以上と実用状充分高いアーク開始電圧を示すものの
、キセノンガス封入によるコストの上昇に比べて寿命並
びに効率の改善が僅少であり、色温度の改善も見られな
かった。キセノンガスを90体積%配合すると寿命、効
率、色温度にある程度の改善が見られるものの、効果に
比べてコストの上昇が顕著となる上、アーク開始電圧が
低過ぎて実用にならないことが判明した。
【0025】(実験例2)次に、図2に示す実施例に於
て、ガラス管球1内にキセノンガスと窒素ガスとを体積
比で10:90、20:80、50:50、75:25
又は90:10の割合で封入した5種類の白熱電球に直
流113ボルトを印加して点燈し、実験例1の場合と同
様にして寿命、効率、色温度(K)及びアーク開始電圧
について試験した。
て、ガラス管球1内にキセノンガスと窒素ガスとを体積
比で10:90、20:80、50:50、75:25
又は90:10の割合で封入した5種類の白熱電球に直
流113ボルトを印加して点燈し、実験例1の場合と同
様にして寿命、効率、色温度(K)及びアーク開始電圧
について試験した。
【0026】対照としては、クリプトンガス(Kr)を
9体積%封入した以外は同様に作製したクリプトンガス
封入白熱電球を用いた。そして、このクリプトンガス封
入白熱電球を100として、キセノンガス封入白熱電球
の寿命並びに効率を表示した。結果を表2に示す。
9体積%封入した以外は同様に作製したクリプトンガス
封入白熱電球を用いた。そして、このクリプトンガス封
入白熱電球を100として、キセノンガス封入白熱電球
の寿命並びに効率を表示した。結果を表2に示す。
【0027】
【表2】
【0028】表2の結果から明らかなように、図2に示
す白熱電球も、キセノンガスと窒素ガスとを体積比で約
20:80乃至75:25の割合で封入し、その定格の
113%に相当する直流113ボルトを印加して点燈し
たときの寿命が対照のアルゴンガス封入白熱電球の約3
倍以上と著しく長寿命であることが判明した。アーク開
始電圧について見ても、キセノンガスと窒素ガスとの割
合が体積比で約20:80乃至75:25の範囲で約1
70%ボルト以上と充分高く、実用上問題にならない程
度であることが判明した。
す白熱電球も、キセノンガスと窒素ガスとを体積比で約
20:80乃至75:25の割合で封入し、その定格の
113%に相当する直流113ボルトを印加して点燈し
たときの寿命が対照のアルゴンガス封入白熱電球の約3
倍以上と著しく長寿命であることが判明した。アーク開
始電圧について見ても、キセノンガスと窒素ガスとの割
合が体積比で約20:80乃至75:25の範囲で約1
70%ボルト以上と充分高く、実用上問題にならない程
度であることが判明した。
【0029】図2に示す白熱電球の場合も、キセノンガ
ス10体積%と窒素ガス90体積%からなる組成物を封
入した白熱電球は約170%ボルト以上と実用上充分高
いアーク開始電圧を示すものの、キセノンガス封入によ
るコストの上昇に比べて寿命並びに効率の改善が僅少で
あり、色温度の改善も見られなかった。キセノンガスを
90体積%配合すると寿命、効率、色温度にある程度の
改善が見られるものの、アーク開始電圧が低過ぎて実用
にならないことが判明した。
ス10体積%と窒素ガス90体積%からなる組成物を封
入した白熱電球は約170%ボルト以上と実用上充分高
いアーク開始電圧を示すものの、キセノンガス封入によ
るコストの上昇に比べて寿命並びに効率の改善が僅少で
あり、色温度の改善も見られなかった。キセノンガスを
90体積%配合すると寿命、効率、色温度にある程度の
改善が見られるものの、アーク開始電圧が低過ぎて実用
にならないことが判明した。
【0030】図1と図2に示す白熱電球をそれぞれ比較
すると、全般的に見るとほぼ同じ傾向を示したものの、
寿命と効率に於て図1に示す実施例の方がやや優れてい
るという結果が得られた。これは、ガラス管球中に封入
するキセノンガスの絶対量が白熱電球の寿命や光特性に
影響することを示唆している。
すると、全般的に見るとほぼ同じ傾向を示したものの、
寿命と効率に於て図1に示す実施例の方がやや優れてい
るという結果が得られた。これは、ガラス管球中に封入
するキセノンガスの絶対量が白熱電球の寿命や光特性に
影響することを示唆している。
【0031】
【発明の効果】叙上のように、この発明によるときには
、全封入ガス中にキセノンガスを約20乃至75体積%
も封入しながら、比較的高電圧を印加して点燈してもア
ーク放電を起こし難い白熱電球が得られる。
、全封入ガス中にキセノンガスを約20乃至75体積%
も封入しながら、比較的高電圧を印加して点燈してもア
ーク放電を起こし難い白熱電球が得られる。
【0032】この白熱電球は比較的高電圧を印加して点
燈することにより、良好な光特性の光を長時間に亙って
輻射するものであり、白熱電球を光源とする各種照明装
置に有利に使用することができる。
燈することにより、良好な光特性の光を長時間に亙って
輻射するものであり、白熱電球を光源とする各種照明装
置に有利に使用することができる。
【0033】さらには、この発明の白熱電球封入用組成
物は比較的少量で所期の性質を発揮するので、軟質ガラ
ス製のガラス管球が安全に使用できることとなり、製造
が容易になるとともに価格も低廉となる。
物は比較的少量で所期の性質を発揮するので、軟質ガラ
ス製のガラス管球が安全に使用できることとなり、製造
が容易になるとともに価格も低廉となる。
【図1】この発明による一般照明用電球の一部を切欠し
た側面図である。
た側面図である。
【図2】この発明による一般照明用小形電球の一部を切
欠した側面図である。
欠した側面図である。
1 ガラス管球
2 フィラメント
3 リード線
4 ステム管
5 アイレット
6 口金
7 白熱電球用封入組成物
8 アンカ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 本質的に約20乃至75体積%のキセ
ノンガスと約25乃至80体積%の窒素ガスとからなる
白熱電球用封入組成物。 【請求項2】 本質的に約20乃至75体積%のキセ
ノンガスと約25乃至80体積%の窒素ガスとからなる
組成物を封入してなる白熱電球。 【請求項1】 点燈電圧が約90乃至150ボルトで
ある請求項2に記載の白熱電球。
Priority Applications (9)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10385591A JPH04312759A (ja) | 1991-04-09 | 1991-04-09 | 白熱電球用封入組成物とそれを封入する白熱電球 |
| TW081100415A TW203145B (ja) | 1991-04-09 | 1992-01-21 | |
| KR1019920003772A KR100257588B1 (ko) | 1991-04-09 | 1992-03-07 | 백열 전구용 봉입 조성물과 이것을 봉입한 백열 전구 및 그 용도 |
| ES92301974T ES2090498T3 (es) | 1991-04-09 | 1992-03-09 | Composicion de llenado para lampara incandescente, y lampara incandescente que contiene la misma y su uso. |
| DE69210876T DE69210876T2 (de) | 1991-04-09 | 1992-03-09 | Füllzusammensetzung für eine Glühlampe, diese enthaltende Glühlampe und ihre Verwendung |
| CA002062554A CA2062554A1 (en) | 1991-04-09 | 1992-03-09 | Filling composition for incandescent lamp, and incandescent lamp containing the same and its use |
| EP92301974A EP0508593B1 (en) | 1991-04-09 | 1992-03-09 | Filling composition for incandescent lamp, and incandescent lamp containing the same and its use |
| AT92301974T ATE138498T1 (de) | 1991-04-09 | 1992-03-09 | Füllzusammensetzung für eine glühlampe, diese enthaltende glühlampe und ihre verwendung |
| US08/171,775 US5432408A (en) | 1991-04-09 | 1993-12-22 | Filling composition for incandescent lamp, and incandescent lamp containing the same and its use |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10385591A JPH04312759A (ja) | 1991-04-09 | 1991-04-09 | 白熱電球用封入組成物とそれを封入する白熱電球 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04312759A true JPH04312759A (ja) | 1992-11-04 |
Family
ID=14365062
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10385591A Pending JPH04312759A (ja) | 1991-04-09 | 1991-04-09 | 白熱電球用封入組成物とそれを封入する白熱電球 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04312759A (ja) |
-
1991
- 1991-04-09 JP JP10385591A patent/JPH04312759A/ja active Pending
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