JPH04312889A - 印刷用凹版およびその製造方法 - Google Patents

印刷用凹版およびその製造方法

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JPH04312889A
JPH04312889A JP7992691A JP7992691A JPH04312889A JP H04312889 A JPH04312889 A JP H04312889A JP 7992691 A JP7992691 A JP 7992691A JP 7992691 A JP7992691 A JP 7992691A JP H04312889 A JPH04312889 A JP H04312889A
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JP
Japan
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ink
plate
ptfe
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intaglio
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JP7992691A
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English (en)
Inventor
Yoshikazu Shimamura
吉和 島村
Shiro Nemoto
根本 四郎
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印刷用凹版およびその製
造方法に係り、特にプリント配線板、各種電気素子等を
印刷製造する際に使用し、精密印刷に好適な凹版印刷方
式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の印刷用凹版においては、例えば、
銅基板上にフォトレジストをコートし、露光、現像後、
塩化第二鉄(Fe2Cl3)溶液等でエッチングを行い
、セルを形成後、クロム(Cr)をメッキしてなるもの
が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の印刷
用凹版においては、セルの表面がクロムであるため、凹
版と被転移体の間でインキとのぬれの差が大きくならな
い。この従来の印刷用凹版にて精密印刷を行なうと、転
移不良による中ヌケ等の印刷不良が頻繁に生じていた。
【0004】このためこれを改善する方法として、版の
表面にぬれ性の低いポリテトラフルオロエチレン(PT
FE)をコートする凹版が提案されており、その製造方
法としてプラズマCVD等によってコートする方法が提
案されているが、従来に比較し効果が期待されるも、P
TFEの単体層であるので、ドクタリングの際、版とP
TFEの接着性が低いために剥離したり、PTFEが摩
耗するなど、耐久性に欠ける等の問題点が指摘されてお
り、まだ不十分であった。またPTFEをコートする方
法としてプラズマCVD等を使用しているので、その製
造方法が大がかりであるなどの問題点があった。
【0005】また同様の目的として、クロムメッキ後、
その表面に亀裂を生じさせ、溶融しているPTFEに含
浸するPTFE含浸クロムメッキ法があるが、これはク
ロムの表面のみに塊状でPTFEが存在している状態で
あり、PTFEコーティング同様ドクタリングの際、P
TFEが欠落したり、摩耗するとクロムの表面にPTF
Eが存在しなくなるなど、耐久性に欠けていた。またこ
のPTFE含浸クロムメッキ法はその製造過程において
、高温および低温の急激な温度変化の条件下(200〜
−70℃)を必要とするなど、版の精度の点でも問題を
指摘されていた。
【0006】本発明は上記の課題を解決するものであっ
て、印刷用凹版のインキのぬれを被転移体のそれよりも
確実に小さくし、転移量を向上させ印刷不良の発生を防
止することができるようにすると共に、耐摩耗性および
耐久性を向上させ、かつ容易に精度良く製造できる印刷
用凹版とその製造方法を提供することを目的とするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の印刷用凹版は当該凹版の表面、少なくと
もセルの中に撥インキ性高分子分散金属層を設けたこと
を特徴とするものである。また本発明の印刷用凹版を製
造するために、当該凹版の表面に複合メッキによって撥
インキ性高分子分散金属層を形成することを特徴とする
ものである。
【0008】
【作用】本発明の請求項1の発明に係わる印刷用凹版は
、当該凹版の表面、少なくともセルの中に撥インキ性高
分子分散金属層を設けてあり、インキの版に対するぬれ
性が低下するのでセルに入っているインキを転移させる
際に転移量が向上し、画素を良好に再現させることがで
きる。
【0009】また請求項2の発明は、本発明の印刷用凹
版は金属中に撥インキ性高分子が分散している撥インキ
性高分子分散金属層を設けているので、ぬれ性の低下を
損なうことなく版のドクタに対する耐摩耗性が向上し、
また仮に摩耗しても常に版の表面には撥インキ性高分子
が存在しているなど従来法と比較し、耐久性が向上され
ていて、同時にすべり性が向上しているためにドクタの
摩耗の減少、およびドクタリングを良好に行うことがで
きる。
【0010】さらに、その過程においてメッキ法を応用
しているので容易に製造することができ、かつ高温およ
び低温の急激な温度変化の条件下を必要としないので、
版の精度の点においても精密印刷に対応することができ
る。
【0011】以下図面を参照にしつつ本発明を説明する
。図1および図2は本発明に係る印刷用凹版の実施例構
成を示す説明図、図3は本発明に係る印刷用凹版の製造
方法を説明するための説明図、図4は本発明に係る複合
メッキの断面構成を示す説明図、図5は従来のPTFE
コーティングの断面構成を示す説明図、図6は従来のP
TFE含浸クロムメッキの断面構成を示す説明図である
【0012】図中、1は基板、2はセル、3は基板の表
面、4は撥インキ性高分子分散金属層、5は金属、6は
撥インキ性高分子、7はPTFEコーティング層、8は
PTFE含浸クロムメッキ層、9はクロム、10はPT
FE、11はフォトレジストである。
【0013】まず図1および図2において、本発明の印
刷用凹版の実施例構成を説明する。図1においてこの印
刷用凹版は、基板1の表面に撥インキ性高分子分散金属
層を金属中に撥インキ性高分子層を分散させるように設
けてあり、インキの版に対するぬれ性を低下させ、イン
キの転移量を向上させると共にドクタの版に対するすべ
り性を向上させ、従来の版と比較し格段に耐摩耗性を向
上させている。撥インキ性高分子分散金属層の材質は、
まず金属であるが、ニッケル、銅、亜鉛、クロム等が挙
げられるが、ニッケルが好適である。また撥インキ性高
分子としてはPTFE、フッ化黒鉛等があるが、PTF
Eが分散状態がよく、また粒子径が小さく(0.1〜5
μm)球状のため、表面の平滑性が良好となるのでより
好適である。ここでメッキ厚は1〜10μmぐらいが適
当であるが、5μmぐらいが良好である。
【0014】なお以上の説明では図1に基づいて基板の
表面に撥インキ性高分子分散層を設ける場合について説
明したが、特に従来の凹版と比較し耐摩耗性を向上させ
る必要がなく、転移量の向上のみを必要とするのであれ
ば、本発明に係る印刷用凹版は図2のようにセル2のみ
に撥インキ性高分子分散金属層を設けても良い。
【0015】次に図3に基づいて本発明に係る印刷用凹
版の製造方法について説明する。まず図3(a)におい
て版となる基板1の表面にフォトレジスト11をコート
する。次に同図(b)に示すように露光、現像してマス
クを形成する。次に同図(c)に示すようにエッチング
を行い、セル2を得る。ここでパターンを得る方法とし
ては部分メッキ、放電加工、切削加工等があるが、エッ
チングが好ましい。次に同図(d)に示すようにフォト
レジスト11を除去する。最後に同図(e)に示すよう
に複合メッキ法により撥インキ性高分子分散金属層を基
板の表面3にメッキして印刷用凹版を得る。
【0016】ここで図2に示すように凹版のセル2のみ
に撥インキ性高分子分散金属層を設ける場合には、図3
(c)の後、複合メッキを行い、その後フォトレジスト
を除去して撥インキ性高分子分散金属層をセルのみにメ
ッキする部分メッキを行う。またニッケルとPTFEの
混合比は目的により適量選ばれるが、PTFEの体積%
で7〜50%、より好適にはニッケルとPTFEの持つ
性質を兼ね備えるために30%程度が望ましい。ここで
PTFEの体積%が増加するほどPTFEの性質が強く
なり、減少するほどニッケルの性質が強くなる。
【0017】よってこの性質を利用して、目的に応じた
ぬれ制御を容易に行なうことができる。
【0018】ここで図4,5,6に基づいて本発明に係
る複合メッキ層の断面構成をPTFEコーティング層と
PTFE含浸メッキ層と比較し説明する。
【0019】まず、図4において本発明に係る印刷用凹
版の複合メッキ層4は金属5中に撥インキ性高分子6が
分散状態で存在しているため、ぬれ性の低下を損なうこ
となく、版のドクタに対する耐摩耗性が向上している。 これに対しPTFEコーティング法は図5に示すように
PTFEコーティング層7がPTFEの単体層であるた
め、ドクタリングの際、PTFEコーティング層7の剥
離及び摩耗が起こり、複合メッキ層4に比べ、耐久性が
格段に劣る。また図6に示すようにPTFE含浸クロム
メッキ法ではメッキしたクロム9の表面のみにPTFE
10が塊状に存在している状態であるため、PTFEコ
ーティング同様、PTFE10の欠落、およびPTFE
含浸クロムメッキ層8が摩耗するとPTFE10が存在
しなくなるという点で複合メッキ層4比べ耐久性に劣る
【0020】
【実施例】以下、図面を参照につつ詳細を実施例にて示
すが、本実施例が本発明を拘束するものではない。
【0021】[実施例1]まず図3(a)において、1
mm厚の鉄板に30μm厚の銅メッキ層を設けた基板の
表面にレジスト(WAYCOATレジスト  ハント社
製)を10μmの膜厚でスピンコートした。次に同図(
b)に示すようにUV光で露光後、キシレンで現像を行
いマスクを形成した。このときの条件はUV光の照射量
は100J/ca2、現像は25℃で2分である。次に
同図(c)に示すように基板を濃度50Beの塩化第2
鉄でシャワー法にてエッチングを行い、20μmの深度
のパターンを得た。このときの条件は25℃で120秒
である。
【0022】次に同図(d)に示すようにレジストをN
aOH5%溶液で除去した。最後にニッケル−PTFE
の複合メッキを行い、表面にニッケル−PTFE複合メ
ッキ層を設けた印刷用凹版を得た。ここで複合メッキは
メッキ浴にスルファミン酸浴を用い、PTFE粒子をニ
ッケルメッキ液にいれ、界面活性剤によりPTFE粒子
を分散させたのち、電解によりメッキ皮膜中に共析・複
合化させて行った。このときの条件はニッケルとPTF
Eの混合比はPTFEの体積%で30%、液温42℃、
電流密度5A/dm2、pH4.2にて充分な液循環を
行ってメッキを行い、メッキ厚は5μmとした。
【0023】この本発明に係る印刷用凹版で精密印刷を
行ったところ、一般的に知られている銅版の表面にクロ
ムメッキをした凹版と比較して、転移量が1.5倍に向
上し、また画素の形状は中ヌケなどなく、良好に再現で
きることが顕微鏡で確認された。また本発明に係る印刷
用凹版の表面に設けているニッケル−PTFE複合メッ
キ層は、ドクタの版に対するすべり性が向上しているの
で、クロムメッキ層と比較して摩耗が1/10に低減し
ていた。同様にドクタの摩耗および欠けが減少するので
ドクタの耐久性が大幅に向上し、また良好にドクタリン
グをすることができた。
【0024】[実施例2]1mm厚の鉄板に30μの銅
メッキを設けた基板の表面に実施例1と同様のレジスト
をスピンコートし、実施例1と同条件にて露光、現像し
てマスクを形成後、エッチングを行い、25μmの深度
のパターンを得た。このときのエッチングの条件は25
℃で150秒である。次にニッケル−フッ化黒鉛の複合
メッキを行った。このときの条件は、メッキ浴としてワ
ット浴を用い、ニッケルとフッ化黒鉛の混合比はフッ化
黒鉛の体積%で10%、液温42℃、電流密度5A/d
m2、pH4.2にて充分な液循環を行ってメッキを行
い、メッキ厚は5μmとした。最後にレジストをNaO
H5%溶液で除去して、セルのみにニッケル−フッ化黒
鉛層を設けた印刷用凹版を得た。
【0025】この本発明に係る印刷用凹版で精密印刷を
行ったところ、一般的に知られている銅版の表面にクロ
ムメッキをした凹版と比較して、転移量が1.8倍に向
上し、また画素の形状が中ヌケなどなく、良好に再現で
きることが顕微鏡で確認できた。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明の印刷用凹版
によれば、当該凹版の表面、少なくともセルの中に撥イ
ンキ性高分子分散金属層を設けてあり、インキの版に対
するぬれ性を低下させているので、精密印刷においてセ
ルに入っているインキを転移させる際に、転移量が向上
し、画素を良好に再現させることができる。また本発明
の印刷用凹版に用いている撥インキ性高分子分散金属層
は、金属中に撥インキ性高分子が分散している状態なの
で、ぬれ性の低下を損なうことなく耐摩耗性が向上し、
また仮に摩耗しても常に表面には撥インキ性高分子が存
在しているなど、耐久性が向上していて、かつその製造
法にメッキ法を応用しているので容易に精度良く製造す
ることができる。
【0027】また撥インキ性高分子分散層の体積%を変
化させることによって、容易に目的に応じたぬれ制御を
行なうことができる。また本発明の印刷用凹版は基板の
表面に撥インキ性高分子分散金属層を設けている場合、
ドクタの版に対するすべり性が向上するために、ドクタ
の摩耗の減少と、良好なドクタリングをすることが可能
となるものである。
【0028】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る印刷用凹版の実施例構成を示す説
明図である。
【図2】本発明に係る印刷用凹版の他の実施例構成を示
す説明図である。
【図3】本発明に係る印刷用凹版の製造方法の工程を示
す説明図であり、(a)版となる基板の表面にフォトレ
ジストをコートする工程、(b)露光、現像してマスク
を形成工程、(c)エッチングを行う工程、(d)フォ
トレジストを除去する工程、(e)複合メッキ法により
撥インキ性高分子分散金属層を基板の表面にメッキする
工程を示す。
【図4】本発明に係る印刷用凹版の複合メッキの断面構
成を示す説明図である。
【図5】従来のPTFEコーティング印刷用凹版の断面
構成を示す説明図である。
【図6】従来のPTFE含浸クロムメッキ印刷用凹版の
断面構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1  基板 2  セル 3  基板の表面 4  撥インキ性高分子分散金属層 5  金属 6  撥インキ性高分子 7  PTFEコーティング層 8  PTFE含浸クロムメッキ層 9  クロム 10  PTFE 11  フォトレジスト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印刷用凹版において、当該凹版の表面、少
    なくともセルの中に撥インキ性高分子分散金属層を設け
    たことを特徴とする印刷用凹版。
  2. 【請求項2】表面に撥インキ性高分子分散金属層を設け
    てなる印刷用凹版の製造方法において、当該凹版の表面
    に複合メッキによって撥インキ性高分子分散金属層を形
    成することを特徴とする印刷用凹版の製造方法。
JP7992691A 1991-04-12 1991-04-12 印刷用凹版およびその製造方法 Pending JPH04312889A (ja)

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