JPH0431308A - 安定化された過炭酸ナトリウムの製造方法 - Google Patents
安定化された過炭酸ナトリウムの製造方法Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
に関する。更に詳しくはホウ酸水溶液とケイ酸アルカリ
金属塩水溶液とを別々に噴霧して乾燥することを特徴と
する過炭酸ナトリウムの製造方法に関する。
水素付加化合物が、粉末状の洗浄剤組成物に漂白成分と
して配合されることは周知である。過炭酸ナトリウム、
過ホウ酸ナトリウムなどは洗濯に際して溶解し、分解し
て漂白作用を発揮する。この場合、過ホウ酸ナトリウム
は低温での溶解速度が遅く、特に水あるいはぬるま湯等
を主として使用する我が国の事情においては、洗剤に配
合する漂白成分としては漂白効果の点で余り好ましくな
い。
やく、漂白効果を充分に発揮できることから近年急激に
需要が増大しつつある。
に比べ、水分に対して鋭敏であり、洗浄剤組成物中の水
分、あるいは空気中の湿気、水分によっても常温で比較
的分解され易い。また洗浄剤組成物中にはゼオライトな
どの過炭酸ナトリウムの分解を促進する物質も含まれて
おり、これらと接触して分解され易い傾向がある。そこ
で、従来より過炭酸ナトリウムの分解を防止、抑制し、
安定化した過炭酸ナトリウムを得る方法が種々提案され
ている。
る方法が有力である。
有機物、■ケイ酸塩、過ホウ酸塩、ホウ酸塩、ホウ酸等
の無機物が提案されている。
2号の方法が知られている。この方法は過炭酸ナトリウ
ム粒子にホウ酸水溶液を噴霧しつつ乾燥する方法であり
、過炭酸ナトリウムの安定性を高めることができるが、
ホウ酸単独で被覆した゛のではその安定性が必ずしも充
分ではなく、層の安定性の向上が望まれる。
、過酸化物を安定化する効果を持つことが知られている
化合物を含んでいてもよいと記載されており、特に燐酸
とケイ酸のアルカリ金属塩が例示されている。しかしな
がら具体的な実施の方法は記載されていない。 また特
開昭59−193999号公報には少なくともホウ酸塩
とケイ酸アルカリ金属塩の両者を含む被覆剤によって表
面を被覆された過炭酸ナトリウムを配合してなる漂白洗
浄剤組成物が開示されているが、その比較例においてホ
ウ酸とケイ酸ナトリウムを併用した例が記載されている
。しかしながら、その実施の方法は詳細に記載されてお
らず、またその併用の効果は顕著とは言い難い。
に一緒に溶かすと混合比率、あるいは濃度によって、特
に高濃度においては酸化ケイ素がゲル状の沈澱を形成す
る。従ってこれらを併用する場合にあっては必ずしも任
意の被覆剤組成および被覆剤溶液濃度を採用し得るわけ
ではない。水溶液を噴霧して乾燥することにより被覆す
る場合には、低濃度では乾燥に多大のエネルギーを要す
るので、できるだけ高濃度で噴霧することが望ましいが
、ホウ酸とケイ酸アルカリ金属塩とを併用して被覆しよ
うとする場合にはゲル状の沈澱の形成は大きな障害とな
る。
ウムを被覆する方法について鋭意検討した結果、ホウ酸
溶液とケイ酸アルカリ金属塩溶液とを別々に噴霧して乾
燥することによって上記のような制約を排除し、過炭酸
ナトリウムの安定性を飛躍的に向上させ得ることを見出
し、本発明を完成した。
逐次にホウ酸溶液とケイ酸アルカリ金属塩水溶液とを噴
霧し、乾燥することにより、被覆された過炭酸ナトリウ
ムを製造する方法に関する。
いが、いずれの場合においても過炭酸ナトリウムの表面
上にあまりに多量の被覆剤溶液が付着すると過炭酸ナト
リウム粒子が凝集するので、間欠的に噴霧と乾燥とを繰
り返す場合にはその間隔を一定時間以下に設定する必要
がある。過炭酸ナトリウムの表面上の被覆剤溶液の量を
制御するためには噴霧と乾燥を同時に行なうことが好ま
しい。
温度が所定範囲内に維持されるように実施することが望
ましい。噴霧乾燥時の過炭酸ナトリウムの温度は30〜
100℃、好ましくは35〜95℃1更に好ましくは4
0〜90℃1最も好ましくは45〜90℃である。
ウム粒子が凝集するので好ましくない。過炭酸ナトリウ
ムの温度が高過ぎる場合には過炭酸ナトリウムが分解す
る傾向があり、また被覆剤の結晶が成長するなどして延
展性が悪くなり、被覆効果が充分でなくなる。
るものの中から選ばれるが、両者を良く溶解し、安全か
つ安価である水が最も好まし7い。
ればよいが、余りに低い濃度では乾燥に時間を要し、そ
のために過炭酸ナトリウムの分解が生起し、また乾燥に
多量の熱量を要するので好ましくない。また余りに高い
濃度では配管やノズルにおいてホウ酸が沈積し、閉塞し
やすくなるので好ましくない。この点においてホウ酸濃
度は好ましくは飽和溶解濃度の10〜95%の濃度、更
に好ましくは30〜90%の濃度、最も好ましくは50
〜90%の濃度である。
を容易にするために高い方がよいが、あまりに高いと過
炭酸ナトリウムの分解を招来する。
ましくは30〜100℃1更に好ましくは5゛0〜10
0℃が選ばれる。
ム粒子に対して重量基準で通常0.3〜20%、好まし
くは0.5〜10%、更に好ましくは1〜8%、最も好
ましくは2〜8%が選ばれるケイ酸アルカリ金属塩とし
てはメタケイ酸ナトリウム、オルトケイ酸ナトリウム、
水ガラス1号、2号、3号等のナトリウム塩、メタケイ
酸カリウム、オルトケイ酸カリウム、ケイ酸マグネシウ
ム、ケイ酸カルシウム等が使用し得る。中でも水ガラス
1号、2号、3号が液状であって使用上の利便の点で好
ましい。またこれらを併用してもよいケイ酸アルカリ金
属塩溶液の濃度は使用する化合物によって異なる。ケイ
酸アルカリ金属塩の濃度は使用温度での飽和溶解度以下
であればよいが、余りに低い濃度では乾燥に時間を要し
、そのために過炭酸ナトリウムの分解が生起し、また乾
燥に多量の熱量を要するので好ましくない。逆に余りに
高い濃度では被覆液の粘度が高過ぎたり、また配管やノ
ズルにおいて溶質、特にシリカの析出が生じることがあ
るので好ましくない。この点においてケイ酸アルカリ金
属塩の濃度はSiO□に換算して好ましくは5〜50重
量%、更に好ましくは10〜40重量%、最も好ましく
は10〜35重量%である。水ガラスを使用する場合は
液状であるので加熱して粘度を下げればそのままでも使
用できるが、通常水で薄めて噴霧に供する。
同様、10〜120℃1好ましくは30〜100℃1更
に好ましくは50〜100℃が選ばれる。
過炭酸ナトリウム粒子に対して重量基準で5in2に換
算して0.1〜10%、好ましくは0.2〜7%、最も
好ましくは0.3〜5%が選ばれる。
定化剤を被覆剤と併用してもよい。
常100〜2000μ、好ましくは200〜1000μ
が選ばれる。
2換算)との比率には特に制限はないが、通常重量で1
0=1〜1:5、好ましくは8:1〜l:2、最も好ま
しくは5:1〜1:1が選ばれる。
施できるものであればどのような型のものであっても使
用し得るが、熱風で流動させる方式%式% 噴霧、乾燥はバッチ式、連続式、半バッチ式等のいずれ
の方式であっても良いが、被覆の一様性を達するために
はパッチ式が最も好ましい。
よびケイ酸アルカリ金属塩によってむらなく被覆し、水
分あるいは他の分解促進物と過炭酸ナトリウムとを遮断
する作用を発現することができる。
解し易い傾向があるが、本発明によって被覆された過炭
酸ナトリウムはそのような場合においても極めて安定で
ある。
り更に具体的に説明する。実施例中の%は特に記載がな
い限り重量%を意味する。
ル2本を有する流動層式乾燥機の多孔板上に置き、下方
より100℃の熱風を送って、過炭酸ナトリウムを流動
状態に保った。多孔板より40cm上の位置にある噴霧
ノズルより90゛Cの15%ホウ酸水溶液を80g/m
in、の流量で噴霧し、同時に多孔板より40cm上の
位置にある別の噴霧ノズルより90℃の水ガラス1号水
溶液(Sin□として濃度15%)を20g/min′
、の流量で噴霧した。こうして熱風で流動しつつ、両液
の噴霧を33.3分間続けた〔過炭酸ナトリウムに対す
るホウ酸の量5.0%、水ガラスの量1.25%(Si
O□として)に相当する〕。この間過炭酸ナトリウムの
温度は50〜70℃の範囲に維持された。両液の噴霧を
停止した後更に10分間送風を続けた。冷却後被覆され
た過炭酸ナトリウムを取り出した。凝集物は全く観察さ
れなかった。
性試験を実施した。結果を表1に示す。
覆剤がよく延展し、−様に被覆していることを示してい
た。
性゛験方法 市販のコンパクト洗剤に、被覆された過炭酸ナトリウム
を10%混合し、カートン紙箱に入れてビニールテープ
で密封した。これを35℃、80%相対湿度に維持され
た恒温槽中に28日間保存した。サンプルの活性酸素量
をチオ硫酸ナトリウム滴定(KIと過酸化物とで生じた
I2を滴定。
活性酸素ンX100 実施例2 水ガラス1号水溶液の濃度をSiO□として75%とし
た以外は実施例1と同様にして被覆された過炭酸ナトリ
ウムを得た(過炭酸ナトリウムに対するホウ酸の量5.
0%、水ガラスの量0゜62%に相当する)。洗剤と混
合して行なった保存安定性試験結果を表1に示す。
た。噴霧ノズルより90℃の15%ホウ酸水溶液を10
0g/min、の流量で26.7分間噴霧した後ホウ酸
水溶液の噴霧を停止しく過炭酸ナトリウムに対するホウ
酸の量5.O%に相当する)、次いで別の噴霧ノズルよ
り90 ’Cの水ガラス1号水溶液(SiO□として濃
度15%)を100g/min、の流量で6.7分間噴
霧した〔過炭酸ナトリウムに対する水ガラスの量1゜3
%(SiO□として)に相当する〕。得られた被覆過炭
酸ナトリウムの保存安定性試験結果を表1に示す。
噴霧した以外は実施例3と同様に実施した。得られた被
覆過炭酸ナトリウムの保存安定性試験結果を表1に示す
。
100℃の範囲に維持した以外は実施例1と同様に実施
した。被覆された過炭酸ナトリウムの走査電子顕微鏡写
真は、微細な結晶がヒゲ状に表面上に成長していること
を示していた。被覆過炭酸ナトリウムの保存安定性試験
結果を表1に示す。
50℃の範囲に維持した以外は実施例1と同様に実施し
た。被覆された過炭酸ナトリウムは約5%の凝集物(1
0メツシユのふるい不通過。
験結果を表1に示す。
例3と同様に実施した。得られた被覆過炭酸ナトリウム
の保存安定性試験結果を表2に示す。
と同様に実施した。得られた被覆過炭酸ナトリウムの保
存安定性試験結果を表2に示す。
存安定性試験結果を表2に示す。
1号水溶液(SiOzとして濃度15%。)20gを混
合した。ただちに全体がゲル状となった。
Claims (8)
- (1)過炭酸ナトリウム粒子にホウ酸水溶液とケイ酸ア
ルカリ金属塩水溶液とを別々に噴霧して乾燥することを
特徴とする安定化された過炭酸ナトリウムの製造方法。 - (2)過炭酸ナトリウム粒子にホウ酸水溶液とケイ酸ア
ルカリ金属塩水溶液とを別々に同時に噴霧して乾燥する
ことを特徴とする請求項1記載の安定化された過炭酸ナ
トリウムの製造方法。 - (3)過炭酸ナトリウム粒子にホウ酸水溶液とケイ酸ア
ルカリ金属塩水溶液とを別々に逐次に噴霧して乾燥する
ことを特徴とする請求項1記載の安定化された過炭酸ナ
トリウムの製造方法。 - (4)噴霧と乾燥を同時に行う請求項1〜3記載の安定
化された過炭酸ナトリウムの製造方法。 - (5)ホウ酸水溶液の濃度が飽和溶解濃度の10〜95
%の濃度であり、ケイ酸アルカリ金属塩の濃度がSiO
_2に換算して5〜50重量%である請求項1〜3記載
の安定化された過炭酸ナトリウムの製造方法。 - (6)ホウ酸の量が過炭酸ナトリウムに対して0.3〜
20重量%であり、ケイ酸アルカリ金属塩の量が過炭酸
ナトリウムに対してSiO_2に換算して0.1〜10
重量%である請求項1〜3記載の安定化された過炭酸ナ
トリウムの製造方法。 - (7)被覆される過炭酸ナトリウム粒子の平均粒子径が
100〜2000μである請求項1〜3記載の安定化さ
れた過炭酸ナトリウムの製造方法。 - (8)過炭酸ナトリウムの温度を30〜100℃に維持
する請求項1〜3記載の安定化された過炭酸ナトリウム
の製造方法。
Priority Applications (5)
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