JPH04315511A - ドリル - Google Patents
ドリルInfo
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- JPH04315511A JPH04315511A JP3079059A JP7905991A JPH04315511A JP H04315511 A JPH04315511 A JP H04315511A JP 3079059 A JP3079059 A JP 3079059A JP 7905991 A JP7905991 A JP 7905991A JP H04315511 A JPH04315511 A JP H04315511A
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- Japan
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- cutting
- cutting edge
- tip
- drill
- shank
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- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims abstract description 152
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 3
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
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- Drilling Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主に鋼材などの孔あ
け加工に用いられるドリルの工具強度の改善に関するも
のである。
け加工に用いられるドリルの工具強度の改善に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】ドリルは、鋼材などの穿孔加工に用いら
れる切削工具の1つである。その一例としてツイストド
リルの構造が図19に示されている。ツイストドリル3
0は、穿孔加工に供される切刃部31と、切削に関与せ
ず、主として切屑の排出と、ボール板などの切削機械の
チャック部などに装着するためのシャンク部32とから
構成される。
れる切削工具の1つである。その一例としてツイストド
リルの構造が図19に示されている。ツイストドリル3
0は、穿孔加工に供される切刃部31と、切削に関与せ
ず、主として切屑の排出と、ボール板などの切削機械の
チャック部などに装着するためのシャンク部32とから
構成される。
【0003】図20にはツイストドリルの刃先の先端形
状が示されている。1対の切刃部33、33はドリルの
回転軸に対して回転対称の位置に配置されている。さら
に、切刃部23はチゼルエッジ24の端部からドリルの
外径方向に向かって直線状に延びて形成されている。
状が示されている。1対の切刃部33、33はドリルの
回転軸に対して回転対称の位置に配置されている。さら
に、切刃部23はチゼルエッジ24の端部からドリルの
外径方向に向かって直線状に延びて形成されている。
【0004】図21は、従来のドリルの他の例として、
スペードドリルの構造を示している。スペードドリル4
0は、シャンク部41と、このシャンク部に取付けピン
43により固着される切刃部42とから構成される。図
22は切刃部42の刃先形状を示している。スペードド
リル40の切刃部42は平板形状に形成されている。切
刃部42の先端はその中心部から両端部に向かって直線
状に延びる対称配置された1対の切刃44、44が形成
されている。また、ドリルの逃げ面となる面には切刃4
4にほぼ直交する方向に向かって細長い溝状のニック部
45が形成されている。
スペードドリルの構造を示している。スペードドリル4
0は、シャンク部41と、このシャンク部に取付けピン
43により固着される切刃部42とから構成される。図
22は切刃部42の刃先形状を示している。スペードド
リル40の切刃部42は平板形状に形成されている。切
刃部42の先端はその中心部から両端部に向かって直線
状に延びる対称配置された1対の切刃44、44が形成
されている。また、ドリルの逃げ面となる面には切刃4
4にほぼ直交する方向に向かって細長い溝状のニック部
45が形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ドリルは、切削加工に
おける摩耗や破損などによって一定の寿命を有する消耗
材である。したがって、経済性の面からは、スペードド
リル40のように切刃部42のみが交換可能なドリルが
好ましい。しかしながら、従来のスペードドリル40は
、切刃部42が取付けピン43により固定されている。 したがって、取付ガタによる加工精度の低下や取付強度
の不足によるドリルの破損などの問題があった。
おける摩耗や破損などによって一定の寿命を有する消耗
材である。したがって、経済性の面からは、スペードド
リル40のように切刃部42のみが交換可能なドリルが
好ましい。しかしながら、従来のスペードドリル40は
、切刃部42が取付けピン43により固定されている。 したがって、取付ガタによる加工精度の低下や取付強度
の不足によるドリルの破損などの問題があった。
【0006】したがって、この発明は上記のような問題
点を解消するためになされたもので、経済性に優れ、十
分な工具強度を有するドリルを提供することを目的とす
る。
点を解消するためになされたもので、経済性に優れ、十
分な工具強度を有するドリルを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明によるドリルは
、被削物を切削するための切刃部を有する切刃チップと
、切削機械の所定位置に取付けるためのシャンク部とを
備えている。シャンク部は、その先端部に切刃チップを
受入れるための凹部と切刃チップを挾持するための挾持
部とを有している。また、切刃チップは、シャンク部の
凹部に挿入され挾持される被挾持部と、加工すべき孔の
径に対応する外径幅を有し、かつその先端面にドリルの
回転軸を中心に1対の切刃が対称に形成された刃先部と
を有しており、全体がほぼT字状の平板形に形成されて
いる。そして、切刃チップの被挾持部と刃先部とが連な
る角部は、円弧状に加工されている。
、被削物を切削するための切刃部を有する切刃チップと
、切削機械の所定位置に取付けるためのシャンク部とを
備えている。シャンク部は、その先端部に切刃チップを
受入れるための凹部と切刃チップを挾持するための挾持
部とを有している。また、切刃チップは、シャンク部の
凹部に挿入され挾持される被挾持部と、加工すべき孔の
径に対応する外径幅を有し、かつその先端面にドリルの
回転軸を中心に1対の切刃が対称に形成された刃先部と
を有しており、全体がほぼT字状の平板形に形成されて
いる。そして、切刃チップの被挾持部と刃先部とが連な
る角部は、円弧状に加工されている。
【0008】
【作用】切刃チップは、被挾持部をシャンク部の凹部内
に圧入することによってシャンク部に固着される。した
がって、シャンク部と切刃チップとの取付位置が自動的
に規定される。また、切刃チップの被挾持部と刃先部と
の角部が円弧状に加工されることによって、切削加工時
にドリルに加わる外力による応力が角部に集中し亀裂な
どを生じることを防止する。
に圧入することによってシャンク部に固着される。した
がって、シャンク部と切刃チップとの取付位置が自動的
に規定される。また、切刃チップの被挾持部と刃先部と
の角部が円弧状に加工されることによって、切削加工時
にドリルに加わる外力による応力が角部に集中し亀裂な
どを生じることを防止する。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例について図を用いて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0010】この発明によるスローアウェイ式ドリルの
構造が図1ないし図3に示される。図1は、この発明に
よるスローアウェイ式ドリルの平面構造図であり、図2
はその左側面図である。スローアウェイ式ドリルは、鋼
材などの被削材を切削加工する切刃チップ1と、この切
刃チップ1を保持し、ドリルを切削工具に取付けるため
のシャンク部20とから構成される。図3は、切刃チッ
プ1とシャンク部20との接合方法を示す分解斜視図で
ある。図3を参照して、切刃チップ1は、チップの被挾
持面2がシャンク部20の挾持部21、21の内側端面
と当接することによって生じる摩擦力によりシャンク部
20に固定される。このような切刃チップ1とシャンク
部20との接合方式をセルフグリップ方式と称する。
構造が図1ないし図3に示される。図1は、この発明に
よるスローアウェイ式ドリルの平面構造図であり、図2
はその左側面図である。スローアウェイ式ドリルは、鋼
材などの被削材を切削加工する切刃チップ1と、この切
刃チップ1を保持し、ドリルを切削工具に取付けるため
のシャンク部20とから構成される。図3は、切刃チッ
プ1とシャンク部20との接合方法を示す分解斜視図で
ある。図3を参照して、切刃チップ1は、チップの被挾
持面2がシャンク部20の挾持部21、21の内側端面
と当接することによって生じる摩擦力によりシャンク部
20に固定される。このような切刃チップ1とシャンク
部20との接合方式をセルフグリップ方式と称する。
【0011】次に、切刃チップ1構造について図4ない
し図8(a)〜(d)を用いて説明する。図4は切刃チ
ップ1の正面構造図であり、図5はその平面図、図6は
底面図、図7はその左側面図である。さらに、図8(a
)、(b)、(c)、(d)は各々図4中の切断線A−
A、B−B、C−C、D−Dに沿った方向からの断面構
造図である。これらの図を参照して、切刃チップ1は、
切刃が形成される刃先部15とシャンク部20の挾持部
21に挾持される被挾持部16からなり、ほぼT字状の
平板形状に形成されている。刃先部15の先端表面には
ドリルの逃げ面6、6が形成されている。また、側面に
はドリルのすくい面7、7が形成されている。そしてこ
の逃げ面6とすくい面7との交線に沿ってドリルの切刃
部4、4が形成されている。1対の切刃部4、4はチゼ
ルエッジ3の中心を通るドリルの回転軸に対して回転対
称の位置に配置されている。切刃部4の形状が図9に示
される。図9は切刃部4の形状を示す平面構造図である
。切刃部4はチゼルエッジ3の中心点からドリルの外径
領域に向かって第1直線切刃領域4a、曲線切刃領域4
c、第2直線切刃領域4bから構成されている。また、
第1直線切刃領域4aとチゼルエッジ3との間にシンニ
ング加工により形成された切刃中央領域4dを有してい
る。第1直線切刃領域4aと第2直線切刃領域4bとは
同一直線上に整列して形成されている。そして、1対の
第1直線切刃領域4a、4aおよび第2直線切刃領域4
b、4bは互いに平行に形成されている。曲線切刃領域
4c、4cは、各々第3直線切刃領域4e、4fを有し
ている。この第3直線切刃領域4e、4fは第2直線切
刃領域4bに対して交差角度θで交差するように形成さ
れている。そして、この第3直線切刃領域4e、4fの
両端部は滑らかな曲線領域によって第1および第2の直
線切刃領域4a、4bに接続されている。また、1対の
切刃部4、4の各々の曲線切刃領域4c、4cは互いに
異なる形状、たとえば異なる幅で形成されている。 すなわち、図9中において1対の曲線切刃領域4c、4
cの幅L2 、L3 は異なる大きさで形成されている
。
し図8(a)〜(d)を用いて説明する。図4は切刃チ
ップ1の正面構造図であり、図5はその平面図、図6は
底面図、図7はその左側面図である。さらに、図8(a
)、(b)、(c)、(d)は各々図4中の切断線A−
A、B−B、C−C、D−Dに沿った方向からの断面構
造図である。これらの図を参照して、切刃チップ1は、
切刃が形成される刃先部15とシャンク部20の挾持部
21に挾持される被挾持部16からなり、ほぼT字状の
平板形状に形成されている。刃先部15の先端表面には
ドリルの逃げ面6、6が形成されている。また、側面に
はドリルのすくい面7、7が形成されている。そしてこ
の逃げ面6とすくい面7との交線に沿ってドリルの切刃
部4、4が形成されている。1対の切刃部4、4はチゼ
ルエッジ3の中心を通るドリルの回転軸に対して回転対
称の位置に配置されている。切刃部4の形状が図9に示
される。図9は切刃部4の形状を示す平面構造図である
。切刃部4はチゼルエッジ3の中心点からドリルの外径
領域に向かって第1直線切刃領域4a、曲線切刃領域4
c、第2直線切刃領域4bから構成されている。また、
第1直線切刃領域4aとチゼルエッジ3との間にシンニ
ング加工により形成された切刃中央領域4dを有してい
る。第1直線切刃領域4aと第2直線切刃領域4bとは
同一直線上に整列して形成されている。そして、1対の
第1直線切刃領域4a、4aおよび第2直線切刃領域4
b、4bは互いに平行に形成されている。曲線切刃領域
4c、4cは、各々第3直線切刃領域4e、4fを有し
ている。この第3直線切刃領域4e、4fは第2直線切
刃領域4bに対して交差角度θで交差するように形成さ
れている。そして、この第3直線切刃領域4e、4fの
両端部は滑らかな曲線領域によって第1および第2の直
線切刃領域4a、4bに接続されている。また、1対の
切刃部4、4の各々の曲線切刃領域4c、4cは互いに
異なる形状、たとえば異なる幅で形成されている。 すなわち、図9中において1対の曲線切刃領域4c、4
cの幅L2 、L3 は異なる大きさで形成されている
。
【0012】図9に示すように、1対の切刃部4、4に
曲線切刃領域4c、4cを設けることにより切屑が切刃
部4の形状に倣うような形状で形成される。そして、こ
のような切屑はドリルや加工中の孔の内壁などに接触す
ることによって容易に折損する。このため、切屑がチッ
プ状に砕断され切屑の処理特性が向上する。
曲線切刃領域4c、4cを設けることにより切屑が切刃
部4の形状に倣うような形状で形成される。そして、こ
のような切屑はドリルや加工中の孔の内壁などに接触す
ることによって容易に折損する。このため、切屑がチッ
プ状に砕断され切屑の処理特性が向上する。
【0013】図10は、切刃部4の変形例を示す平面構
造図である。図10に示す切刃部4の曲線切刃領域4c
には、図9に示した第3直線切刃領域4e、4fの代わ
りに、半径Rの円弧の一部からなる曲線領域4g、4h
が形成されている。
造図である。図10に示す切刃部4の曲線切刃領域4c
には、図9に示した第3直線切刃領域4e、4fの代わ
りに、半径Rの円弧の一部からなる曲線領域4g、4h
が形成されている。
【0014】さらに、図11は、切刃部4の他の変形例
を示す平面構造図である。図11に示す切刃部4は2つ
の曲線切刃領域と3つの直線切刃領域とを有している。 そして、複数の曲線切刃領域の各々の形状は、上記の図
9および図10に示す形状を適用することができる。
を示す平面構造図である。図11に示す切刃部4は2つ
の曲線切刃領域と3つの直線切刃領域とを有している。 そして、複数の曲線切刃領域の各々の形状は、上記の図
9および図10に示す形状を適用することができる。
【0015】次に、ニック部について説明する。図4、
図5および図9ないし図11を参照して、切刃チップ1
の逃げ面6には曲線切刃領域4cから逃げ面6の表面に
延びた細長い溝状のニック5が形成されている。たとえ
ば、図9を参照して、曲線切刃領域4cにニック5を設
けることにより第1直線切刃部4aと第2直線切刃部4
bによって生成される切屑はニック5を境に生成方向に
対して分割して排出させる。これにより切屑の幅を縮小
することができる。
図5および図9ないし図11を参照して、切刃チップ1
の逃げ面6には曲線切刃領域4cから逃げ面6の表面に
延びた細長い溝状のニック5が形成されている。たとえ
ば、図9を参照して、曲線切刃領域4cにニック5を設
けることにより第1直線切刃部4aと第2直線切刃部4
bによって生成される切屑はニック5を境に生成方向に
対して分割して排出させる。これにより切屑の幅を縮小
することができる。
【0016】次に、図4に示すドリルの切刃チップ1の
チップブレーカについて説明する。切刃チップ1の側面
にはすくい面7に連なってチップブレーク面8が形成さ
れている。図8(d)に示されるように、チップブレー
ク面8はすくい面7に対して一定の傾きを持って形成さ
れている。さらに、すくい面7には2つの球状突起から
なる第1チップブレーカ9a、9aが形成され、またチ
ップブレーク面8には第1チップブレーカ9aより大き
い球状突起の第2チップブレーカ9bが形成されている
。
チップブレーカについて説明する。切刃チップ1の側面
にはすくい面7に連なってチップブレーク面8が形成さ
れている。図8(d)に示されるように、チップブレー
ク面8はすくい面7に対して一定の傾きを持って形成さ
れている。さらに、すくい面7には2つの球状突起から
なる第1チップブレーカ9a、9aが形成され、またチ
ップブレーク面8には第1チップブレーカ9aより大き
い球状突起の第2チップブレーカ9bが形成されている
。
【0017】さらに、切刃チップ1のシンニング形状に
ついて説明する。図4を参照して、チゼルエッジ3の中
心点を中心とする1対の切刃中央領域4d、4dのすく
い面側にはシンニング面10が形成されている。シンニ
ング面10は、その突端がチゼルエッジの中心方向とな
るように置かれた円錐の側面形状となるように形成され
ている。円錐の側面の一部を利用したこのようなシンニ
ング形状は、刃先中央領域4dのチゼル側の曲率を小さ
くし、またチゼルエッジ幅を小さくすることによってド
リルの切れ味を向上させる。また、刃先後方側の曲率を
大きくすることによってチップの強度を増大させる。
ついて説明する。図4を参照して、チゼルエッジ3の中
心点を中心とする1対の切刃中央領域4d、4dのすく
い面側にはシンニング面10が形成されている。シンニ
ング面10は、その突端がチゼルエッジの中心方向とな
るように置かれた円錐の側面形状となるように形成され
ている。円錐の側面の一部を利用したこのようなシンニ
ング形状は、刃先中央領域4dのチゼル側の曲率を小さ
くし、またチゼルエッジ幅を小さくすることによってド
リルの切れ味を向上させる。また、刃先後方側の曲率を
大きくすることによってチップの強度を増大させる。
【0018】さらに、切刃チップ1の外径形状の特徴に
ついて説明する。図3および図4を参照して、切刃チッ
プ1は被挾持部16がシャンク部20の挾持部21、2
1の間に楔効果により挾持されることによりシャンク部
20に固着される。そして、シャンク部20に固着され
た状態で、切刃チップ1の上下面13、13がシャンク
部20の挾持部の支持面21a、21aによって支持さ
れる。そして、切削加工時に切刃チップ1の先端部から
回転軸中心に対して加えられる推力はシャンク部の支持
面21a、21aによって支持される。すなわち、切刃
チップ1にはほぼチゼルエッジ3の中心を通る回転軸中
心近傍に対して推力が加えられ、またその推力の反力と
して上下面13、13に支持反力が加えられる。このよ
うな荷重状態において刃先部15と被挾持部16との喉
部11に応力集中による亀裂が発生することが懸念され
る。したがって、この喉部11に半径R1の曲面を設け
ている。また、シャンク部20の挾持部21にも、この
のど部11に対応する位置に曲率部を設けている。図1
2は、喉部11の半径R1をパラメータとしてこの喉部
11に生じる応力集中の度合を有限要素法を用いて解析
した結果を示す応力線図である。図12の右端に解析モ
デル図が示されている。図12に示す解析結果から、喉
部の曲率半径R1 が0.5mm以上になると喉部11
での応力集中が緩和され、解析位置Aに沿って比較的平
坦な応力分布となることがわかる。さらに、曲率半径R
1 がたとえば1mm以上になると応力集中の緩和状態
が大きく変化しなくなることもわかる。
ついて説明する。図3および図4を参照して、切刃チッ
プ1は被挾持部16がシャンク部20の挾持部21、2
1の間に楔効果により挾持されることによりシャンク部
20に固着される。そして、シャンク部20に固着され
た状態で、切刃チップ1の上下面13、13がシャンク
部20の挾持部の支持面21a、21aによって支持さ
れる。そして、切削加工時に切刃チップ1の先端部から
回転軸中心に対して加えられる推力はシャンク部の支持
面21a、21aによって支持される。すなわち、切刃
チップ1にはほぼチゼルエッジ3の中心を通る回転軸中
心近傍に対して推力が加えられ、またその推力の反力と
して上下面13、13に支持反力が加えられる。このよ
うな荷重状態において刃先部15と被挾持部16との喉
部11に応力集中による亀裂が発生することが懸念され
る。したがって、この喉部11に半径R1の曲面を設け
ている。また、シャンク部20の挾持部21にも、この
のど部11に対応する位置に曲率部を設けている。図1
2は、喉部11の半径R1をパラメータとしてこの喉部
11に生じる応力集中の度合を有限要素法を用いて解析
した結果を示す応力線図である。図12の右端に解析モ
デル図が示されている。図12に示す解析結果から、喉
部の曲率半径R1 が0.5mm以上になると喉部11
での応力集中が緩和され、解析位置Aに沿って比較的平
坦な応力分布となることがわかる。さらに、曲率半径R
1 がたとえば1mm以上になると応力集中の緩和状態
が大きく変化しなくなることもわかる。
【0019】次に、切刃チップの喉部11の曲率半径が
異なるドリルを製作し、その切削試験を行なった結果に
ついて説明する。表1は切削試験に供されたドリルの形
状を示している。また、表2は切削試験の条件を示して
いる。
異なるドリルを製作し、その切削試験を行なった結果に
ついて説明する。表1は切削試験に供されたドリルの形
状を示している。また、表2は切削試験の条件を示して
いる。
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】
【0022】切削試験の結果が表3に示される。
【0023】
【表3】
【0024】表3の結果からわかるように、切刃チップ
1の喉部11の曲率半径を大きくすることにより大きな
スラスト力に耐えることが判明する。なお、テスト結果
より、ほぼT字型の切刃チップの幅Wと喉部の曲率半径
Rとの好ましい範囲は以下のとおりである。
1の喉部11の曲率半径を大きくすることにより大きな
スラスト力に耐えることが判明する。なお、テスト結果
より、ほぼT字型の切刃チップの幅Wと喉部の曲率半径
Rとの好ましい範囲は以下のとおりである。
【0025】
0.15D≦W≦0.5D (Dはドリルの外径
)0.3mm≦R≦5mm
)0.3mm≦R≦5mm
【0026】
【発明の効果】このように、本発明によるドリルは、シ
ャンク部と切刃チップとがセルフグリップ方式で接合さ
れ、さらに切刃チップの喉部を円弧状に加工したので、
加工時の軸方向推力に対する応力集中を緩和し、工具強
度を増大することができる。
ャンク部と切刃チップとがセルフグリップ方式で接合さ
れ、さらに切刃チップの喉部を円弧状に加工したので、
加工時の軸方向推力に対する応力集中を緩和し、工具強
度を増大することができる。
【図1】この発明によるスローアウェイ式ドリルの平面
構造図である。
構造図である。
【図2】図1に示すスローアウェイ式ドリルの左側面図
である。
である。
【図3】図1に示すドリルの切刃チップとシャンク部と
の接合構造を示す分解斜視図である。
の接合構造を示す分解斜視図である。
【図4】この発明のスローアウェイ式ドリルの切刃チッ
プの正面構造図である。
プの正面構造図である。
【図5】図4に示す切刃チップの平面構造図である。
【図6】図4に示す切刃チップの底面図である。
【図7】図4に示す切刃チップの左側面図である。
【図8】図4に示す切刃チップの断面構造図であり、(
a)は図4中の切断線A−A、(b)は同じく切断線B
−B、(c)は同じく切断線C−C、(d)は同じくD
−Dに沿った方向からの断面図である。
a)は図4中の切断線A−A、(b)は同じく切断線B
−B、(c)は同じく切断線C−C、(d)は同じくD
−Dに沿った方向からの断面図である。
【図9】図4に示す切刃チップの切刃部の形状を示す平
面図である。
面図である。
【図10】切刃チップの他の切刃部の形状を示す平面図
である。
である。
【図11】切刃チップのさらに他の実施例による切刃部
の形状を示す平面図である。
の形状を示す平面図である。
【図12】有限要素法を用いた切刃チップの応力線図で
ある。
ある。
【図13】従来のツイストドリルの平面図である。
【図14】図13のツイストドリルの刃先形状図である
。
。
【図15】従来のスペードドリルの平面構造図である。
【図16】図15に示すスペードドリルの刃先形状図で
ある。
ある。
1 切刃チップ
4 切刃部
6 逃げ面
7 すくい面
11 喉部
15 刃先部
16 被挾持部
20 シャンク部
21 挾持部
Claims (2)
- 【請求項1】 被削物を切削するための切刃部を有す
る切刃チップと、切削機械の所定位置に取付けるための
シャンク部とを備え、前記切刃チップと前記シャンク部
とが着脱可能に接合されたドリルにおいて、前記シャン
ク部は、その先端部に前記切刃チップを受入れるための
凹部と前記切刃チップを挾持するための挾持部とを有し
、前記切刃チップは、前記シャンク部の前記凹部に挿入
されて挾持される被挾持部と、加工すべき孔の径に対応
する外径幅を有し、かつその先端面に該ドリルの回転軸
を中心として1対の切刃が対称に形成された刃先部とか
らなるほぼT字型の平板形に形成されており、さらに前
記切刃チップの前記被挾持部と前記刃先部とが面なる角
部は、円弧状に加工されていることを特徴とする、ドリ
ル。 - 【請求項2】 平板状の前記切刃チップの厚さは、前
記切刃部の外径幅の0.15倍以上0.5倍以下であり
、かつ前記被挾持部と前記刃先部の連結部の円弧面の半
径は、0.3mm以上5mm以下に形成されていること
を特徴とする、請求項1記載のドリル。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3079059A JPH04315511A (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | ドリル |
| US07/865,966 US5338135A (en) | 1991-04-11 | 1992-04-09 | Drill and lock screw employed for fastening the same |
| KR1019920005985A KR950014986B1 (ko) | 1991-04-11 | 1992-04-10 | 드릴 및 그 체결을 위해 사용되는 로크 나사 |
| EP92106269A EP0508468A1 (en) | 1991-04-11 | 1992-04-10 | Drill |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3079059A JPH04315511A (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | ドリル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04315511A true JPH04315511A (ja) | 1992-11-06 |
Family
ID=13679323
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3079059A Withdrawn JPH04315511A (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | ドリル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04315511A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001315012A (ja) * | 2000-05-10 | 2001-11-13 | Dijet Ind Co Ltd | スローアウェイ式ドリル |
-
1991
- 1991-04-11 JP JP3079059A patent/JPH04315511A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001315012A (ja) * | 2000-05-10 | 2001-11-13 | Dijet Ind Co Ltd | スローアウェイ式ドリル |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980711 |