JPH04318030A - 架橋ポリオレフィンの製造方法 - Google Patents

架橋ポリオレフィンの製造方法

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JPH04318030A
JPH04318030A JP8645291A JP8645291A JPH04318030A JP H04318030 A JPH04318030 A JP H04318030A JP 8645291 A JP8645291 A JP 8645291A JP 8645291 A JP8645291 A JP 8645291A JP H04318030 A JPH04318030 A JP H04318030A
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alkenylsilane
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Tadashi Asanuma
正 浅沼
Kaoru Kawanishi
薫 川西
Kazuhiko Yamamoto
一彦 山本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、架橋ポリオレフィンの
製造方法に関する。詳しくは、特定の構造のアルケニル
シランとオレフィンの共重合体を特定の化合物で処理す
ることを特徴とする架橋ポリオレフィンの製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】ポリオレフィンの物性を改良する目的で
架橋反応が行われている。しかしながら、ポリプロピレ
ンなどポリα−オレフィンは元来、架橋反応に比較して
主鎖の解重合が優先する為、パーオキサイドの分解とか
、放射線の照射により単純にラジカルを発生させるだけ
では架橋反応が起こらず、むしろ分解が進行し分子量が
低下するだけである。この為、通常はアルコキシビニル
シラン等の加水分解によって架橋反応が生ずる単量体を
ポリオレフィンにグラフトし、ついで架橋することが行
われている(例えば、特開昭58−117244)。一
方シンジオタクチック構造のポリオレフィンについては
従来、唯一ポリプロピレンについて知られていたが、最
近になって、種々の均一系の触媒によって極めて規則性
の高いシンジオタクチックポリプロピレンが得られるこ
とが報告された。(J.Am.Chem.Soc.,1
988,110,6255−6256)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来シンジオタクチッ
ク構造の架橋ポリオレオレフィンについては知られてお
らず、そのようなものが得られると従来にない機能が期
待できる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記問題を
解決して架橋ポリオレフィンを製造する方法について鋭
意探索し、本発明を完成した。
【0005】即ち、本発明は実質的シンジオタクチック
構造のアルケニルシランとオレフィンの共重合体を周期
律表IVB 族あるいはVIIIB 族の金属の化合物
で処理することを特徴とする架橋ポリオレフィンの製造
方法である。
【0006】本発明においてアルケニルシランとオレフ
ィンの共重合体を製造するに用いる触媒系としては、プ
ロピレンの単独重合を行った時、得られる重合体が高度
にシンジオタクチック構造であって、しかもアルケニル
シランとの共重合性が良好であるようなものが挙げられ
る。
【0007】具体的には上記文献に示されているような
、高度にシンジオタクチックなポリプロピレンを製造す
るに用いる触媒が例示できるが、異なる構造の触媒であ
っても、プロピレンの単独重合をおこなったとき得られ
るポリプロピレンのシンジオタクチックペンタッド分率
が0.7 以上のポリプロピレンを製造することができ
るようなものであれば利用でき、異なる2つの互いに結
合したシクロペンタジエニル基またはその誘導体を配位
子として有する遷移金属化合物からなる触媒が利用でき
る。
【0008】非対称な配位子を有する遷移金属化合物と
しては上記文献に記載されたイソプロピル(シクロペン
タジエニル−1− フルオレニル) ハフニウムジクロ
リド、あるいはイソプロピル(シクロペンタジエニル−
1− フルオレニル) ジルコニウムジクロリドの他に
下記一般式(化2)に示すような化合物、
【0009】
【化2】 (式中A,B は互いに異なる芳香族炭化水素、R は
 A,Bを連結する炭素数1〜20の炭化水素残基、あ
るいは珪素を含む化合物、Xはハロゲン原子または炭素
数1 〜20の炭化水素残基。M はチタン、ジルコニ
ウム、ハフニウムから選ばれる金属原子。)が好ましく
利用できる。
【0010】A,B としては炭素数5〜30の単環、
あるいは多環の芳香族化合物が例示でき、具体的にはシ
クロペタジエン或いはその一部または全部の水素が炭素
数1〜10のアルキル基で置換したもの( ここでアル
キル基はその末端が再度シクロペンタジエン環に結合し
た構造であっても良い。) 、インデン、フルオレンな
どの多環芳香族化合物あるいはその水素の一部または全
部が炭素数1 〜10のアルキル基で置換したものなど
が例示される。
【0011】R としては、ジアルキルメチレン基、ジ
アルキルシリレン基が好ましく、例えば R’2C 、
R’2Si (式中R’は水素または炭素数1 〜20
のアルキル残基で同じでも異なっても良く二つのR’が
互いに結合していても良い。) で表される化合物が好
ましく利用できるが、さらに−CR’−CR’− で表
されるエチレン基も例示できる(式中R’は上記に同じ
。)。
【0012】Xとしては弗素、塩素、臭素、沃素、ある
いはメチル、エチル、プロピル、ブチル等のアルキル基
、シクロペンタジエニル基などの芳香族化合物が例示で
きるが特に塩素、メチル基が好ましい。
【0013】またアルミノキサンとしては、下記一般式
(化4)あるいは(化5)で表される化合物、
【001
4】
【化3】
【0015】
【化4】 (式中R は炭素数1 〜3 の炭化水素残基、nは1
以上の整数。)が例示でき、特にR がメチル基である
メチルアルミノキサンでnが5 以上、好ましくは10
以上のものが利用される。
【0016】上記遷移金属化合物に対するアルミノキサ
ンの使用割合としては10〜1000000モル倍、通
常50〜5000モル倍である。また、上記遷移金属化
合物を予めトリアルキルアルミニウムで処理した後、反
応して、イオン対を形成する化合物と接触することで得
られる触媒系を利用することもできる。
【0017】本発明において、アルケニルシランとして
は、Si−H基を含有するものであれば良く、下記一般
式(化5)で示されるものが好ましく利用できる。
【0018】
【化5】H2C=CH−(CH2)n−SiHm R3
−m(式中nは1以上の整数、mは1 〜3 の整数、
R は炭素数1〜5のアルキル残基。)ビニルシランで
は理由は不明であるが活性が不良であるという問題があ
り、またmとして3 のものもmが1〜2のものに比較
して重合に際し活性が不良であり、共重合体中にアルケ
ニルシラン単位が導入されにくいという問題がある。
【0019】またオレフィンとしては下記一般式(化6
)で示される化合物、
【0020】
【化6】H2C=CH−R (式中R は炭素数1 〜12の炭化水素残基。) が
例示でき、具体的にはエチレン、プロピレン、ブテン−
1、ペンテン−1、ヘキセン−1、2−メチルペンテン
、ヘプテン−1、オクテン−1などのα−オレフィンの
他にスチレンまたはその誘導体も例示される。
【0021】重合条件については特に制限はなく不活性
媒体を用いる溶媒重合法、或いは実質的に不活性媒体の
存在しない塊状重合法、気相重合法も利用できる。
【0022】重合温度としては−100 〜200 ℃
、重合圧力としては常圧〜100 kg/cm2 で行
うのが一般的である。好ましくは−100 〜100 
℃、常圧〜50kg/cm2である。
【0023】好ましい分子量としては、135 ℃テト
ラリン溶液で測定した極限粘度として0.1 〜3.0
程度であるのが一般的である。
【0024】本発明において重要なのは、共重合体の立
体規則性が所望のものであることであり、ポリマー鎖中
のプロピレンの2個あるいは3個の連続部が実質的にラ
セミであることであり、例えば、プロピレンの共重合体
では、13C−NMR でトリクロロベンゼン中で 1
35℃で測定した時テトラメチルシランを基準として、
約20.2ppmにあらわれるプロピレンのシンジオタ
クチック構造に帰属されるメチル基のピークが全メチル
基のピークの総和に対し0.5 以上、より好ましくは
0.7 以上であるようなものである。
【0025】ここでアルケニルシランとオレフィンの重
合割合としては特に制限は無いが、ポリオレフィンと混
合して用いる場合には、通常アルケニルシランが 0.
001〜30モル% 程度、好ましくは0.1 〜10
モル% である。また単独で用いる場合には0.000
1〜1 モル% 程度である。
【0026】共重合体の分子量としては特に制限はない
が、混合して物性の向上を計ろうとする場合にはポリオ
レフィンの分子量と同程度あるいはそれ以下とするのが
好ましい。場合によっては、アルケニルシランを含有す
る他はポリオレフィンと同様の重合(組成、分子量等)
 を行って用いても良く、例えば、ブロック共重合を行
って、前段のみあるいは後段のみにアルケニルシランを
共重合してもよい。
【0027】本発明において、上記共重合体はそのまま
、あるいは上記オレフィンをアルケニルシランと共重合
することなく重合して得たポリオレフィンと混合した後
、周期律表IVB 族あるいは VIIIB族の金属の
化合物で処理することで架橋される。
【0028】ポリオレフィンとしては特に単独では架橋
しにくいプロピレンなどのα−オレフィンの単独重合体
、またはその共重合体に本発明の方法を適用すると効果
的である。これらのポリオレフィンの製造法については
既に公知であり種々の銘柄のものが市場で入手可能であ
る。またアルケニルシランを用いない他は上記オレフィ
ンとアルケニルシランの共重合体の製造法と同様に行う
ことでシンジオタクチック構造のポリオレフィンも製造
可能である。
【0029】本発明において、周期律表IVB 族ある
いは VIIIB族の金属の化合物としてはチタン、ジ
ルコニウム、ハフニウム、ロジウム、白金、パラジウム
などの金属あるいはその化合物が例示でき、とくに好ま
しくはチタンのエステル、ロジウムの塩化物などが例示
できる。 接触方法としては特に制限はないが共重合体と上記化合
物を直接混合するか、あるいは化合物を溶剤に溶解して
溶液中に共重合体を入れ混合するのが一般的であり、化
合物の使用量としては共重合体100 に対して0.0
001〜1.0 重量比程度とするのが一般的であり、
好ましくは0.001 〜0.1 重量比程度である。 接触処理温度としては室温で充分であるが、比較的高温
である方が反応速度が大きく好ましい。通常常温〜30
0 ℃である。
【0030】
【実施例】以下に実施例を示しさらに本発明を説明する
【0031】実施例1 常法にしたがって合成したイソプロピルシクロペンタジ
エニル−1− フルオレンをリチウム化し、四塩化ジル
コニウムと反応し再結晶することで得たイソプロピル(
シクロペンタジエニル−1− フルオレニル) ジルコ
ニウムジクロリド10mgと東ソアクゾ(株)製メチル
アルミノキサン(重合度16.1)2gを内容積200
ml のオートクレーブにいれ、プロピレン50g 、
アリルジメチルシラン3.5gを加え30℃で4時間重
合した。反応後未反応のプロピレンをパージしついで濾
過洗浄してポリプロピレン23.9g を得た。
【0032】このポリプロピレンは1,2,4−トリク
ロロベンゼン溶液で135 ℃でテトラメチルシランを
基準として測定した13C−NMR において約20.
2ppm に観測されるピークがプロピレンの全メチル
基に帰属されるピーク強度の総和の0.85でありシン
ジオタクチック構造であった。また珪素の分析により算
出したアリルジメチルシランの共重合体中の含量は2.
7 モル% であり135 ℃のテトラリン溶液で測定
した極限粘度(以下ηと略記) は0.61、1,2,
4−トリクロロベンゼンで測定した重量平均分子量と数
平均分子量との比(以下、MW/MN と略記)は2.
1 であった。
【0033】このポリプロピレンをt−ブチルチタネー
トを1g/リットル溶解したトルエン液に分散し80℃
で1 時間接触処理した。反応後濾過して共重合体を回
収し沸騰キシレンで6 時間抽出したところ不溶分は9
1wt% であり架橋が進行していた。なおt−ブチル
チタネートを含有しないトルエン中で処理したものの沸
騰キシレン不溶分は2.1wt%であった。
【0034】実施例2 t−ブチルチタネートに変え、トリストリフェニルフォ
スフィンロジウムクロリドを用いた他は実施例1 と同
様にしたところ沸騰キシレン不溶分は92.5wt% 
であった。
【0035】実施例3 アリルジメチルシランに変えアリルメチルシランを用い
た他は実施例1と同様にして、アリルメチルシラン含量
1.8 モル% 、ηが0.58、約20.2ppm 
に観測されるピークがプロピレンの全メチル基に帰属さ
れるピーク強度の総和の0.79であるシンジオタクチ
ック構造の共重合体を12.5g 得た。このポリマ−
を実施例1と同様に処理したところ沸騰キシレン不溶分
は88.4wt% であった。
【0036】
【発明の効果】本発明の方法によって、シンジオタクチ
ック構造の架橋ポリオレフィンを得ることができ工業的
に極めて価値がある。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  実質的シンジオタクチック構造のアル
    ケニルシランとオレフィンの共重合体を周期律表IVB
     族あるいはVIIIB 族の金属の化合物で処理する
    ことを特徴とする架橋ポリオレフィンの製造方法。
  2. 【請求項2】  アルケニルシランが一般式(化1)で
    表される請求項1の製造方法 【化1】H2C=CH−(CH2)n−SiHm R3
    −m(式中nは1以上の整数、mは1 〜3 の整数、
    Rは炭素数1〜5のアルキル残基。)
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