JPH0432172Y2 - - Google Patents

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JPH0432172Y2
JPH0432172Y2 JP529987U JP529987U JPH0432172Y2 JP H0432172 Y2 JPH0432172 Y2 JP H0432172Y2 JP 529987 U JP529987 U JP 529987U JP 529987 U JP529987 U JP 529987U JP H0432172 Y2 JPH0432172 Y2 JP H0432172Y2
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、電解作用による陽極性金属工作物
の溶出除去作用と、研摩材による機械的擦過作用
とを複合させ、前記工作物を鏡面に仕上げる電解
複合研摩装置に関し、特に可搬形の装置に関す
る。
〔従来の技術〕
従来より、この種電解複合研摩装置において
は、狭くて複雑な個所を研摩するために、コンパ
クト化した可搬形のものが考えられており、たと
えば、特公昭57−49118号公報に示されている。
これによると、可搬形のハウジングの内部に、
電解液の流路となる内孔を有する回転軸が軸受を
介して回転自在に支持され、ハウジングの側部に
固設されたモータの出力軸がハウジング内に突入
されるとともに、この出力軸が傘歯車機構を介し
て回転軸に連結され、モータにより回転軸が回転
駆動されるようになつている。
また、ハウジング内に回転軸周面に摺接する給
電ブラシが保持され、該給電ブラシより、回転軸
の先端に接続された工具電極に電解用電源が供給
され、さらに、ハウジングの供給孔より流入され
た電解液が回転軸の内孔を通じて工具電極に供給
される仕組みになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、前記従来装置では、工具電極が接続さ
れた回転軸をその外側において軸受を介してハウ
ジングにて支持する構造であり、しかも、このハ
ウジング内に給電ブラシとその保持機構ならびに
モータと回転軸との連結機構を設ける構造である
ため、ハウジングの外径が大きくなり、装置の大
形化を招き、構造も複雑となり、さらに、モータ
をハウジングの側部に回転軸に直交する方向に設
けるため、装置が外周方向にさらに大きくなり、
金属工作物における狭あい部等の研摩に際して限
界が生じ、加工性が劣る欠点を有している。
この考案は、前記の点に留意してなされたもの
であり、装置の小形軽量化を可能にし得る手段を
提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案の電解複合研摩装置は、モータを内設
した携帯用装置本体と、前記モータの回転軸の端
部に軸着された導電性の主軸と、前記主軸の中腹
部の外周に間隔を介して同心状に設けられスラス
ト軸受を介して前記主軸に回転自在に支持された
環体と、前記主軸と前記環体との間に密閉した環
状の給液空間を形成したシール部材と、前記環体
に前記空間に連通して形成された電解液の供給孔
と、前記主軸の軸心部に中腹部から先端にかけて
形成された給液路と、前記主軸の中腹部に形成さ
れ前記給液路と前記空間とを連通した給液孔と、
前記主軸の先端に接続され前記給液路を通じて電
解液が供給される工具電極と、前記工具電極の表
面に装着された研摩材と、前記装置本体に保持さ
れ前記主軸を介して前記工具電極に電解用電源を
供給する給電ブラシと、前記装置本体に支持され
前記環体に係合して該環体の回転を阻止する回転
ストツパとを備えてなるものである。
〔作用〕
したがつて、この考案によれば、モータによつ
て主軸が回転すると、この主軸とともに工具電極
が回転する一方、主軸に対し回転自在に支持され
た環体は回転ストツパによつてその回転が阻止さ
れ、主軸が環体に対し回転するかたちとなる。
そして、環体の供給孔より電解液を給液空間に
供給すると、給液空間の電解液は主軸の給液孔か
ら給液路に入り、該給液路を通つて工具電極に供
給され、給電ブラシから主軸を介して工具電極に
供給された電解用電源とともに、電解作用による
金属工作物の溶出除去作用に供せられ、研摩材に
よる機械的擦過作用と相まつて工作物の鏡面研摩
加工が行なわれる。
〔実施例〕
つぎに、この考案を、その実施例を示した図面
とともに詳細に説明する。
まず、第1の実施例を示した第1図および第2
図について説明する。
これらの図面において、1はモータを内設した
ピストル形の装置本体であり、片手で基部のグリ
ツプ2を持ち、他の片手で補助グリツプ3を持つ
ことにより、装置本体1を安定に保持することが
可能で、片手で引金4を引くことによりモータへ
の給電が開始される。
5は装置本体1の先端(銃口部分)より突出し
たモータの回転軸であり、端部がテーパ状に形成
されている。6は回転軸5の端部に該回転軸5の
延長線上に突出して軸着された導電性の主軸であ
り、基部に回転軸5のテーパ状端部が嵌合する連
結穴が形成され、該基部の外周面におねじ7が形
成されている。
8は回転軸5に抜け止みされつつ回転自在に保
持された導電性の筒状スリツプリング、9は主軸
6のねじ部7に螺合された導電性の脱落防止環で
あり、スリツプリング8の鍔部と脱落防止環9の
鍔部とをボルト止めすることにより、脱落防止環
9との螺合関係にある主軸6の抜け、つまり脱落
が防止される。
10は主軸6の先端部に外周方向に膨出して一
体に形設された受環部、11は主軸6の中腹部の
外周に間隔を介して同心状に設けられた環体、1
2,13は環体11の内面に支持されそれぞれ主
軸6と環体11との間の上面、下面を通り主軸6
の外周面に摺接したシール部材であり、該シール
部材12,13により主軸6と環体11との間に
密閉した環状の給液空間14が形成される。1
5,16は環体11の上、下面にそれぞれボルト
止めされたシール押え環である。
17は受環部10とシール押え環16を介した
環体11との間に設けられた一方のスラスト軸
受、18は環体11上にシール押え環15を介し
て設けられた他方のスラスト軸受、19は主軸6
のねじ部7に螺着され他方のスラスト軸受18を
介してシール押え環15上に配置された環体押え
環であり、これにより、環体11が主軸6に一体
の受環体10および環体押え環19にそれぞれス
ラスト軸受17,18を介して支持され、環体1
1が主軸6に対し回転自在に支持される。
20は装置本体1の先端部に固定された保持
具、21は環体11の外側に固定された固定具、
22は一端が固定具21に固定され他端側が保持
具20に軸受部23を介して摺動自在に支持され
た棒状の回転ストツパであり、環体11の回転が
阻止される。ここで、環体11は両スラスト軸受
17,18が有するわずかなクリアランスに対し
てスラスト方向に移動するが、この移動とともに
回転ストツパ22も保持具20に対して移動する
ため、支障なく環体11の回転に対して係止し得
る。
24は環体11に形成され給液空間14に連通
した電解液の供給孔、25は主軸6の軸心部に中
腹部から先端にかけて形成された給液路、26は
主軸6の中腹部に形成された給液路25と給液空
間14とを連通した給液孔であり、供給孔24よ
り給液空間14に供給された電解液が給液孔26
より給液路25に流入する。
27は主軸6の先端にボルト止めにより一体に
連結され主軸6と同様前記回転軸5の延長線上に
位置した導電性の回転継手、28は回転継手27
の軸心部に形成され主軸6の給液路25に連通し
た連通路である。
29は回転継手27の端部にボルト止めにより
接続された円板形工具電極であり、ホルダ部30
と複数個の電解液噴出孔31が形成された電極板
32とからなる。33は工具電極29の表面に装
着された通水性の研摩材である。
34は装置本体1の先端部に固定されたブラシ
ホルダ、35はブラシホルダ34に保持され接圧
ばね36のばね圧をもつてスリツプリング8の周
面に摺接した給電ブラシであり、電解用電源がブ
ラシ35より、スリツプリング8、脱落防止環
9、主軸6および回転継手27を介して工具電極
29に供給される。
つぎに、動作について説明する。
装置本体1を持つて引金4を操作し、モータを
駆動すると、回転軸5の回転とともに主軸6、脱
落防止環9、スリツプリング8、回転継手27お
よび工具電極29が一体となつて回転する。
このとき、主軸6にスラスト軸受17,18を
介して支持された環体11は、主軸6とともに回
転しようとするが、回転ストツパ22によつてそ
の回転が阻止される。
そして、供給孔24より電解液を圧入すると、
給液空間14内に供給された電解液が給液孔26
より給液路25および連通路28を通つて工具電
極29内に流入し、各噴出孔31より金属工作物
と工具電極29との間の研摩材33中に流出す
る。
さらに、電解液の供給と同時に、給電ブラシ3
5より主軸6等を通じて工具電極29に電解用電
源を供給すると、金属工作物と工具電極29との
間に、前記噴出孔31より流出した電解液を介し
て電解電流が流れ、工作物の陽極溶出が行なわ
れ、工具電極29とともに回転する研摩材33に
よる工作物表面の研摩作用と相まつて、工作物表
面が鏡面に研摩されていく。
ここで、装置本体1は両グリツプ2,3を保持
することにより安定に保持され、しかも、主軸6
の軸方向に力を加えることが何ら無理なく自然に
行なわれるので、研摩に必要な押付力を適度に加
えることが容易となる。
したがつて、前記実施例の装置では、モータ、
主軸6、回転継手27および工具電極29を、モ
ータの回転軸5の軸方向に順に配置する構成であ
り、しかも、主軸6にスラスト軸受17,18を
介して環体11を支持し、これを回転止めして給
液機構を構成できるため、装置が主軸6の外径方
向に大きくなることはなく、スマートでしかも簡
単な構造となり、軽量小形化が図れることにな
る。
このため、可搬形装置としての特徴を十分に活
かすことができ、特に、狭あい部の研摩加工に際
しては、工具電極29および主軸6を狭あい部に
無理なく挿入、案内でき、操作性、加工性が向上
する。
つぎに、第2の実施例を示した第3図および第
4図、さらに第3の実施例を示した第5図につい
て説明する。
これらの図面に示すものは、第1の実施例で説
明した装置を用いて研摩加工する場合に、狭あい
部に対する加工性をさらに向上するようにしたも
のである。
すなわち、第2の実施例に示すものは、前記回
転継手27に代え、作業性を高めるためにテーパ
形状とした導電性の回転継手37を、主軸6の先
端に連結するとともに、導電性の可変長継手38
を介して円筒形工具電極39をねじ合わせにより
連結している。
この工具電極39には、両継手37,38のそ
れぞれの軸心部の連通路40,41を介して主軸
6の給液路25に連通した放射状の複数個の噴出
孔42が形成されており、工具電極39の外周表
面に研摩材43が装着されている。
したがつて、前記工具電極39を接続した装置
を用いれば、第3図に1点鎖線で示したようなパ
イプ状金属工作物44の内面を鏡面加工すること
ができ、さらに、第4図に示すような断面凹状の
金属工作物45の側面を鏡面加工することがで
き、しかも、可変長継手38の選択によつて工具
長を自在に選定できる。
また、第3の実施例に示すものは、前記テーパ
付回転継手37の端部または可変長継手38の端
部にねじ合わせにより連結される円錐形の工具電
極46であり、主軸6の給液路25に連通した電
解液の噴出孔47を有し、工具電極46の円錐表
面に研摩材33が装着されており、第4図に2点
鎖線で示されるように、金属工作物45の隅部の
研摩加工に適している。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案の電解複合研摩装置に
よると、モータにより回転される主軸の中腹部
に、回転止めされた環体をスラスト軸受を介して
直接支持し、該環体の供給孔より回転している主
軸の給液路を通して工具電極に電解液を供給する
構成であり、装置が主軸の外径方向に大形化する
ことがなく、軽量小形化が図れるものであり、操
作性が良好になる上、狭あい部等に対する研摩加
工性が向上するものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の電解複合研摩装置の実施例を
示し、第1図および第2図は第1の実施例を示
し、第1図は全体を示す正面図、第2図は研摩動
作時の要部の一部切断正面図、第3図および第4
図は第2の実施例を示し、第3図は継手および工
具電極の一部切断正面図、第4図は研摩例を示す
正面図、第5図は第3の実施例の工具電極の一部
切断正面図である。 1……装置本体、5……回転軸、6……主軸、
11……環体、12,13……シール部材、14
……給液空間、17,18……スラスト軸受、2
2……回転ストツパ、24……供給孔、25……
給液路、26……給液孔、29,39,46……
工具電極、33,43,48……研摩材、35…
…給電ブラシ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モータを内設した携帯用装置本体と、前記モー
    タの回転軸の端部に軸着された導電性の主軸と、
    前記主軸の中腹部の外周に間隔を介して同心状に
    設けられスラスト軸受を介して前記主軸に回転自
    在に支持された環体と、前記主軸と前記環体との
    間に密閉した環状の給液空間を形成したシール部
    材と、前記環体に前記空間に連通して形成された
    電解液の供給孔と、前記主軸の軸心部に中腹部か
    ら先端にかけて形成された給液路と、前記主軸の
    中腹部に形成され前記給液路と前記空間とを連通
    した給液孔と、前記主軸の先端に接続され前記給
    液路を通じて電解液が供給される工具電極と、前
    記工具電極の表面に装着された研摩材と、前記装
    置本体に保持され前記主軸を介して前記工具電極
    に電解用電源を供給する給電ブラシと、前記装置
    本体に支持され前記環体に係合して該環体の回転
    を阻止する回転ストツパとを備えてなる電解複合
    研摩装置。
JP529987U 1987-01-16 1987-01-16 Expired JPH0432172Y2 (ja)

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JP529987U JPH0432172Y2 (ja) 1987-01-16 1987-01-16

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JP529987U JPH0432172Y2 (ja) 1987-01-16 1987-01-16

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JPS63113516U JPS63113516U (ja) 1988-07-21
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