JPH04322210A - 距離測定装置 - Google Patents

距離測定装置

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JPH04322210A
JPH04322210A JP3117991A JP11799191A JPH04322210A JP H04322210 A JPH04322210 A JP H04322210A JP 3117991 A JP3117991 A JP 3117991A JP 11799191 A JP11799191 A JP 11799191A JP H04322210 A JPH04322210 A JP H04322210A
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JP
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remote control
signal
value
distance
circuit
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Withdrawn
Application number
JP3117991A
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English (en)
Inventor
Junichi Ito
順一 伊藤
Yasuo Asakura
康夫 朝倉
Yuji Imai
右二 今井
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Publication of JPH04322210A publication Critical patent/JPH04322210A/ja
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  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は距離測定装置に関し、
リモコン用の信号を用いて被写体の距離を測定する距離
測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、被写体となる撮影者がカメラ
から離れた位置で任意に撮影タイミングを遠隔操作でき
るようなリモートコントロール(以下リモコンと略記す
る)機能、すなわちカメラ本体側に設けられた受信手段
に撮影者の持つ送信手段からの送信信号を受信させるこ
とによりカメラのレリーズ操作を行うようにしたカメラ
は公知である。このようなリモコン撮影に於いて、撮影
者は直接ファインダを覗くことができない。したがって
、撮影画面の中央部にのみフォーカスエリアがあるカメ
ラに於いては、主要被写体である撮影者が中央部に位置
しない状態でレリーズしようとして、他の被写体或いは
無限(∞)へ合焦して、主要被写体はピントが合わない
状態(以下ピンボケと記す)になる。このような不具合
を解消するため、例えば特願平2−239457号に於
いては、複数のフォーカスエリアを有する自動焦点装置
とリモコン送信器の位置検知装置の組合わせにより、主
要被写体に対してピントを合わせる方法が示されている
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た特願平2−239457号の方法は、フォーカスエリ
アが1つしかない従来の自動焦点装置には応用不可能で
ある。またフォーカスエリアが複数あったとしても、被
写体がフォーカスエリア以外の場所に存在すれば主要被
写体にピントを合わせることはできないものであった。
【0004】この発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、被写体の位置にかかわらずその装置と被写体の間の
距離を測定することのできる距離測定装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明は、リ
モコン装置からの送信命令信号に対して音響信号を送信
する音響信号出力手段と、この音響信号に応答して上記
リモコン装置から出力される電磁波信号を受信する受信
手段と、上記音響信号の出力から上記電磁波信号を受信
するまでの時間差を検出する時間差検出手段と、上記時
間差に基いて上記リモコン装置までの距離を演算する距
離演算手段とを具備することを特徴とする
【0006】
【作用】この発明の距離測定装置にあっては、送信器に
発光回路と音波受信回路を設け、受信器に受光回路と音
波発信回路を設ける。そして、受信器に於いて、音波発
信回路から音響パルスが出力されてから、この音響パル
スを受けて送信器が出力する光パルスを検知するまでの
時間を検出する。この検出した値により、受信器から送
信器までの距離を測定する。
【0007】
【実施例】先ず、図1を参照して、この発明の概念を説
明する。リモコン送信部1は、内部に送信制御部2、光
発信部3及び音波検知部4を有している。上記送信制御
部2は、ユーザ(被写体)のレリーズ操作に応じて、光
発信部3により光パルスによる信号を出力する。この信
号は、カメラ本体5側の音波発信部8が出力した音響パ
ルスの信号を、リモコン送信部1の音波検知部4が検知
したことに同期して出力している。カメラ本体5側の受
信制御部7は、音波発信部8により音響信号を出力して
から、光検知部6がリモコン送信部1が出力した光信号
を検知するまでの時間を計測する。そして、この時間か
ら算出される距離データに基いて、撮影条件設定部9は
、被写体に対してピントを合わせると共に露出条件の決
定をする。そして、決定された露出条件に基き、露出部
10は撮影を行う。
【0008】このように、この発明に於いては距離測定
の手段として、カメラとリモコン送信器の間を音波が伝
播するのに要する時間を利用することを考えたものであ
り、次に図2を参照して、距離測定の原理を説明する。
【0009】リモコン受信器5′の送信回路5b及び音
波発信部8より、音波をリモコン送信器1′へ向けて出
力する。リモコン送信器1′では、音波検知部4、受信
回路1b、送信回路1a及び光発信部3を経て、上記音
波の受信に同期して光による信号をリモコン受信器5′
へ向けて出力する。この信号には、リモコン送信器1′
の操作状態を示す信号が含まれている。リモコン受信器
5′は、音波を出力してからこの信号が戻ってくるまで
の時間(ΔT)を測定する。そして、この時間ΔTと音
速vより、距離l(=v×ΔT)を算出する。光の速度
は、距離lに対して通常C>>lであるから、発光して
直ちに受光されることになり、光の伝播時間を無視して
距離算出をしても問題はない。
【0010】以下、図面を参照して本発明を具体的に説
明する。
【0011】図3はこの発明の第1実施例を示すリモコ
ンカメラのブロック構成図で、ボディマイクロコンピュ
ータ(以下μCOMと略記する)37は、システム全体
のシーケンス制御や各種の演算を行うものである。表示
回路38は、各種動作モードの表示や、μCOM37で
算出された露出データの表示を行う。また、レリーズス
イッチ39は、2段ストロークのスイッチで構成され、
1段目のスイッチ信号で距離、測光動作等をμCOM3
7が実行し、2段目のスイッチ信号で露光動作を行うよ
うになっている。
【0012】モード設定スイッチ40は、カメラの動作
モード、露出条件の設定等に使用される。また、フィル
ム感度読み取り回路41は、フィルムのDXコードを読
み取り、Sv信号をμCOM37へ送出する。記憶手段
42は、フィルムの駒数やカメラの動作モード等、電源
がオフしても記憶しておく必要があるデータを記憶する
ための不揮発性メモリである。温度検知回路43は、音
波の温度補正に必要な空気の温度を検知する。
【0013】測光処理回路29は、SPD30等の受光
素子の光電流より被写体輝度を検知して、Bv信号をμ
COM37へ送出する。また、フィルム制御手段34は
、フィルム32の自動巻き上げ、自動巻き戻し等の制御
に使用される。シャッタ制御手段35は、μCOM37
の信号に基きフォーカルプレーンシャッタ31の先幕と
後幕の制御を行う。更に、ミラー制御手段33は、クイ
ックリターンミラー25のアップダウン動作を制御する
【0014】焦点検出手段36は、焦点ずれ量を検出す
るために必要なデータをμCOM37へ送出する。この
μCOM37は、上記データより焦点を合わせるために
必要なフォーカスレンズ15の移動量を算出し、この移
動量をモータの回転に比例したパルスを出力するパルス
発生手段13で検知しながら、モータ制御回路21を介
して第1のモータ19を制御する。上記モード設定スイ
ッチ40の1つであるPF(パワーフォーカス)操作ス
イッチをユーザーが操作したときは、この操作信号に基
き、μCOM37は第1のモータ19を制御して、フォ
ーカスレンズ15を駆動するようになる。
【0015】上記モード設定スイッチ40の1つである
PZ(パワーズーム)操作スイッチをユーザーが操作し
たときは、この操作信号に基き、μCOM37はモータ
制御回路21を介して第2のモータ20を制御し、これ
によってズームレンズ16が光軸方向に移動し、撮影レ
ンズの焦点距離が変化する。すると、μCOM37は、
ズームエンコーダ14により、この焦点距離を検出する
。尚、絞り制御手段24は、μCOM37の算出したA
v値に基いて絞り22の制御を行うものである。
【0016】ストロボ制御回路12は、μCOM37の
制御信号により昇圧回路を動作させて、ストロボのメイ
ンコンデンサへ発光に必要な電荷を蓄積する。そして、
発光信号がμCOM37より送出されると、クセノン管
11にトリガ信号を与えて、ストロボ発光させる。補助
光駆動回路44は、μCOM37の信号により、AF補
助光LEDを点灯する。このLEDは、被写体が暗いと
きに被写体輝度を高めるために使用される。また、セル
フタイマ使用時の遅延時間の表示や、リモコン使用時に
ユーザにAFの状態を知らせるためにも使用される。
【0017】リモコン受信器60は、リモコンモードに
カメラが設定されると、送信用超音波センサ60bによ
り超音波信号をリモコン送信器50へ出力する。超音波
信号を受信するとリモコン送信器50は、ユーザの操作
に応じた信号を赤外LED50aにより、赤外光の信号
をリモコン受信器へ出力する。リモコン受信器60は、
赤外光の信号を受光素子60aより受信する。μCOM
37は、超音波信号を出力してから赤外光の信号が入力
されるまでの時間差から、送信器60までの距離を算出
する。
【0018】次に、図4を参照して、リモコン送信器5
0の回路を説明する。リモコン送信器50は、リモコン
マイクロコンピュータ(以下RμCOMと略す)51と
、超音波受信回路52、赤外光送信回路53等で構成さ
れている。上記RμCOM51は、リモコン送信器50
上に設けられた2段押しのレリーズスイッチ39(Rレ
リーズスイッチ)の状態に応じて、リモコンファースト
レリーズ(R1R)信号(レリーズスイッチ1段目がオ
ン)、若しくはリモコンセカンドレリーズ(R2R)信
号(レリーズスイッチが2段目までオン)を赤外LED
50aから出力する。この赤外LEDによる信号は、超
音波受信回路52からの信号に同期して、リモコン受信
器60へ向けて出力される。リモコンレリーズスイッチ
RSWとパワースイッチPSWは連動していて、スイッ
チの操作によりリモコン送信回路は起動する。
【0019】次に、リモコン受信器60が出力する超音
波信号を検出するための超音波受信回路52の動作につ
いて、図5(a)〜(d)タイミングチャートを参照し
て説明する。受信用超音波センサ50bは、リモコン受
信器60から発信された超音波を受けて、抵抗R0 に
電圧を発生する。この抵抗R0 に発生した信号は、コ
ンデンサC0 を介してアンプ1の入力(図5(a)参
照)へ入力される。コンデンサC0 は、アンプ1のバ
イアス電圧が受信用超音波センサ50bへ印加されない
ようにするためのものである。微小な受信信号は、アン
プ1で増幅されて(図5(b)参照)包絡線復調回路へ
入力される。この包絡線復調回路は、ダイオードD0 
、抵抗R1 、コンデンサC1 より構成されており、
アンプ1が出力する搬送波の包絡線を取り出して、コン
パレータ1のプラス(+)入力(図5(c)参照)へ入
力される。 コンパレータ1は、μCOM37が設定する基準電圧V
rcf1若しくはVrcf2により、入力信号を比較し
てRμCOM51が入力可能な信号(図5(d)参照)
へ変換する。Vrcf1及びVrcf2の切り換えは、
アナログスイッチASW1、ASW2へI/OポートP
−VREF1、P−VEF2より選択信号を出力するこ
とにより実施される。
【0020】上記基準電圧を切り換える動作により、超
音波受信回路52の感度を変化させることが可能になる
。感度を変化させる手段として考えられる他の方法とし
ては、アンプ1のゲインを変化させる方法や、抵抗R0
 の抵抗値を変化させる方法が考えられる。
【0021】発振器53aは、赤外LED50aを駆動
するための搬送波を、ゲートGへ出力する。ゲートGは
、RμCOM51のI/OポートP−Gにより制御され
る。I/Oポートがハイレベル(Hi)であれば、搬送
波がゲートGを通してトランジスタTrをスイッチング
する。このスイッチングにより赤外LED50aは、抵
抗R2 と電源電圧で決定する電流値で発光する。表示
LED51aは、リモコン送信器50の動作をユーザへ
告知するために使用される。
【0022】次に、図6を参照して、リモコン受信器6
0の回路を説明する。
【0023】先ず、リモコン送信器50へ超音波信号を
出力する超音波送信回路61について説明する。超音波
センサの送信用搬送波としては40kHzを使用するも
のとする。この40kHzの搬送波は、発振器63の出
力パルスをN分周カウンタ64で分周し、この出力をフ
リップフロップFFで1/2に分周すると共に、デュー
ティ50%のクロックに変換することで作成する。発振
器63の周波数を4MHzとすると、フリップフロップ
FFより出力される搬送波周波fは、(1)式で算出す
ることができる。     f=(2×106 )/N         
                         
  …(1)40kHzの周波数のときはN=50にす
ればよい。μCOM37より50進カウンタになるよう
にN分周カウンタ64を設定すればよい。
【0024】次に、μCOM37によりNの設定数を変
化させることにより、搬送波は変化させることができる
ような構成を実施した理由について述べる。超音波の発
生、検出は、電磁誘導現象、磁歪現象、圧電(電歪)現
象の何れかを利用している。この実施例に於いては、圧
電(電歪)現象を利用した超音波センサを使用するもの
とする。そして、小型で構造が簡単なバイモルフ振動子
を使用するものとする。このタイプのセンサは、共振周
波数が40〜45kHzのものが標準タイプとして製造
されている。
【0025】このセンサ(図7(a)参照)の等価回路
は、図7(b)に示されるようになる。そして、図8に
示されるように、そのインピーダンスは2つの共振点f
r、faが存在する。frは、図7(b)に示されるL
、C、Rにより定まる直列共振周波数であり、faは同
L、C、C′により定まる並列共振周波数である。
【0026】受信用超音波センサは、faで最大感度を
有し、faが受信用とみた場合の公称周波数f0 とな
る。一方、送信用超音波センサはfrで最大の出力音圧
レベルとなり、frが送信用とみた場合の公称周波数f
0 となる。送信用センサのf0 と受信用センサのf
0 が一致して、且つ搬送波の周波数もf0 に一致し
ているときが、リモコン送信器とリモコン受信器の距離
を更に大きくすることができる。すなわち、距離測定範
囲が最大となる。
【0027】しかしながら、送信用センサのf0 と受
信用センサのf0 は、必ずしも一致しているとは限ら
ない。一致しているならば、送信用超音波センサのイン
ピーダンスが最小になるように搬送波を決定すればよい
ことになる。ところが、一致していない場合、このよう
にして決定した搬送波は最適値とはいえない。すなわち
、送信用センサと受信用センサを組合わせた状態で、最
大の性能を発揮することができる搬送波の周波数を決定
する必要がある。また、超音波センサの公称周波数f0
 は温度によりドリフトも発生する。以上のような超音
波センサの特性を考慮すると搬送波の周波数を変化でき
るような構成が必要となる。
【0028】図6に戻って、フリップフロップFFより
出力された搬送波は、ゲートGへ入力される。ゲートG
はμCOM37のI/OポートP−Gにより制御される
。I/OポートがHiであればゲートGを介してトラン
ジスタTrをスイッチングする。そして、このスイッチ
ングにより変成器Tを介して送信用超音波センサ60b
は駆動される。変成器が必要な理由は、電源に使用され
ているバッテリでは、駆動に必要な数十Vの電圧が得ら
れないからである。搬送波の周波数をどのようにして決
定するかについては、後述する。
【0029】図6に示されるリモコン受信器60の回路
構成以外で考えられるものとして、例えば図9に示され
るものがある。この受信回路65は、D/Aコンバータ
66とVCO(Voltage  control  
oscillator)67の組合わせで周波数を可変
する例である。
【0030】再び図6に戻って、赤外光受信回路62に
ついて説明する。基本的な動作は、図4に示された超音
波受信回路52と変わらない。異なる点はバンドパスフ
ィルタBPFを有していることである。バンドパスフィ
ルタBPFが必要な理由は、受光素子60aが蛍光灯等
で発生するノイズをひろうため、リモコン送信器50か
らの搬送波のみを分離する必要があるからである。送信
用超音波センサ60bについては、共振周波数付近のみ
しか使いものにならない(つまり周波数選択性がある)
ので、バンドパスフィルタBPFはなくてもよい。
【0031】リモコン送信器50より出力した赤外光は
、受光素子60aにより電流に変換され、抵抗R2 に
電圧の変化として発生する。この変化はコンデンサC2
 を介してアンプ2へ入力される。コンデンサC2は、
受光素子60aにかかっているバイアス電圧を、アンプ
2へ入力させないためのものである。アンプ2で増幅し
た信号は、バンドパスフィルタBPFでノイズ成分を除
去する。そして、ダイオードD、抵抗R3 、コンデン
サC3 で構成される包絡線復調回路により、信号の包
絡線が取り出される。この信号は、コンパレータにより
μCOM37が入力可能な信号へ変換する。
【0032】図10は、上記した補助光駆動回路44の
構成を示すものである。
【0033】先ず、補助光LED44aをAFの補助光
源として使用する場合、μCOM37により制御端子Q
2 がハイレベルからローレベル(以下Hi→Loと略
記する)に設定される。すると、抵抗R11のベース電
流によってトランジスタTr11がオンされ、これによ
り補助光LED44aが点灯される。このとき、補助光
LED44aに流れる電流は、抵抗R13よりも小さな
値の抵抗R12によって制限させるようになっており、
AFの補助光源として十分な光量が得られるようになっ
ている。
【0034】補助光LED50aをAFロックの表示に
使用する場合、μCOM37により制御端子Q1 がH
i→Loに設定される。すると、抵抗R11のベース電
流によりトランジスタTr12がオンされ、これにより
補助光LED44aが、上記AFの補助光源として使用
する場合よりも少ない電流で点灯される。
【0035】セルフタイマ使用時の遅延時間の表示、ま
たはリモコン撮影時のAFスタートの表示に補助光LE
D44aを使用する場合、μCOM37により制御端子
Q0 がHi→Loに設定される。すると、分周器44
bからの出力が、オアゲート44cを介して抵抗R15
に導かれることにより、トランジスタTrがオン/オフ
される。これにより、補助光LED44aが点滅される
ようになっている。
【0036】次に、図11を参照して、この発明の動作
を示すメインルーチンについて説明する。
【0037】先ず、ステップB1では、μCOM37が
パワーオンでリセットした後の初期セットが行われる。 そして、ステップB2では、設定スイッチの状態に基い
てカメラの動作モードを決定し、モードは表示回路38
により表示される。ステップB3では、測光処理回路2
9よりBv値が、フィルム感度読み取り回路41よりS
v値が読み出される。次いで、ステップB4では、カメ
ラの動作モードに合わせて、Bv値とSv値からTv値
とAv値が算出され、表示回路38により表示される。
【0038】そして、ステップB5に於いて、ストロボ
SWがオンしてストロボ動作モードになっていないか判
断する。ストロボモードのときは、ステップB6へ移行
してストロボ制御回路へ充電信号を送り、ステップB7
へ移行する。このステップB7では、リモコンモード設
定スイッチがオンして、リモコンモードになっていない
かを判断する。リモコンモードのときは、ステップB8
へ移行してリモコンによる自動焦点動作が行われる。 尚、サブルーチン“リモコン測距”については後述する
【0039】ステップB8に於いてリモコン測距が終了
すると、ステップB9にて露出フラグの状態が判断され
る。フラグがセット(→1)されているときは、ステッ
プB10で一定時間動作を遅延された後、露出を実行す
るためにステップB29へ移行する。ステップB10の
処理は、リモコンの操作者が撮影時のポーズをする時間
を取ることができるように設定した処理である。フラグ
がリセット(→0)されているときは、露出が禁止され
ていることになるので、メインルーチンの頭へ移行する
【0040】ステップB7に於いて、リモコンモードで
ない場合、ステップB8へ進んでPZ(パワーズーム)
操作スイッチの状態を判断する。PZ操作スイッチは、
ズーミングを電動で実行するときに、ユーザが操作する
ためのスイッチである。上記スイッチは、フォーカスレ
ンズ15を望遠側へズームするためのスイッチと広角側
へズームするためのスイッチの2種類がある。どちらか
がオンしている場合は、ステップB12へ移行する。こ
のステップB12では、パルス発生手段の出力により、
モータ駆動スピードを検出しながらモータ制御回路を通
して第2のモータをオンしているスイッチの方向へ駆動
する。
【0041】ユーザのスイッチ操作が終了すると、PZ
動作は終了してステップB13へ移行する。このステッ
プB13では、MF(マニュアルフォーカス)モードで
あるか否かを判断する。MFモードである場合は、ユー
ザは自分自身でピント合わせをする必要がある。ステッ
プB14では、PF(パワーフォーカス)操作スイッチ
の状態を読み込む。PF操作スイッチは、フォーカスレ
ンズ15を無限側へ移動するためのスイッチと至近側へ
移動するためのスイッチの2種類がある。どちらかがオ
ンしているときは、パルス発生手段の出力により、モー
タ駆動スピードを検出しながらモータ制御回路を介して
第1のモータをオンしているスイッチの方向へ駆動する
。ユーザのスイッチ操作が終了するとステップB15へ
移行する。
【0042】このステップB15では、レリーズスイッ
チ39の状態が判断される。レリーズスイッチ39の1
段目であるファーストレリーズスイッチ(1RSW)が
オンしているときはステップB26へ、オフしていると
きはメインルーチンの頭へ移行する。ステップB26へ
移行したときは、レリーズスイッチ39の2段目である
セカンドレリーズスイッチ(2RSW)の状態を判断す
る。そして、2RSWもオンであれば撮影動作であるサ
ブルーチン“露光”へ移行できる。すなわち、MFモー
ドに動作モードが設定されているときは、後述する測距
動作に関連するステップは通過しないため、レリーズス
イッチ39の操作により、直ちに撮影が可能である。
【0043】ステップB13でMFモードでないと判断
されると、ステップB16へ進む。このステップB16
では、1RSWの状態を判断する。1RSWがオフして
いるときはステップB17へ、オンしているときはステ
ップB18へ、それぞれ移行する。ステップB17では
、AFロックフラグ1がリセット(←0)され、メイン
ルーチンの先頭へ移行する。すなわち、モード設定スイ
ッチ40、レリーズスイッチ39等が何も操作されてい
ない場合は、スイッチ類の読み込みと測光動作のみが繰
返されることになる。
【0044】一方、ステップB18では、AFロックフ
ラグ1の状態が判断される。このフラグがセットされて
いる場合には、測距動作が終了して被写体にピントが合
っている合焦状態なので、ステップB26へ移行する(
AFロック状態)。再度測距動作を行わせるときには、
1RSWをオフしてAFロックフラグ1をリセットした
後、もう一度1RSWをオンすればよい。上記ステップ
B18にて、AFロックフラグ1がリセットされている
ときは、次のステップB19に進んで、焦点検出手段か
ら得られたデータを基に、焦点のずれ量と方向が算出さ
れる。また、このとき、被写体が暗くて測距が困難な場
合には、上述した補助光LED44を点灯させて測距動
作を行う。
【0045】ステップB20では、焦点検出が可能か否
かが判断される。被写体が暗いときやコントラストが低
くて測距できない場合には、ステップB21に移行して
、表示回路38により測距不能の表示が行われた後、メ
インルーチンの頭へ移行する。ステップB20に於いて
測距が可能な場合には、ステップB22へ進む。このス
テップB22では、撮影レンズの焦点距離や絞り値Av
等を考慮して、ステップB19で得られたずれ量に対し
て、合焦/非合焦の判断が行われる。非合焦の場合には
ステップB26に移行して、ずれ量からモータの駆動量
を示すパルス数を算出する。そして、このパルス数とパ
ルス発生出段の出力パルス数が一致するまでモータ駆動
回路を通してモータ1を制御する。このことにより、撮
影レンズは合焦点に移動する。この後、撮影レンズが合
焦したことを確認するためメインルーチンの先頭へ移行
する。そして、測距ルーチンが再度実行される。
【0046】一方、ステップB22で合焦と判断される
と、ステップB24に於いて、AFロックフラグ1がセ
ット(→1)され、ステップB25にて表示回路38に
よる合焦表示が行われる。この視覚的な合焦表示と共に
、ステップB25では、図12に示されるような超音波
信号を、超音波送信回路(図6)から出力することで、
音による合焦表示も行う。超音波の搬送波をオーディオ
信号で変調して出力すると、空気の非線形パラメトリッ
ク作用により、このオーディオ信号の音が発生するので
、ユーザは音によっても合焦がわかる。
【0047】図12に示されるように超音波を出力する
と、2kHzの音が100msecの間、聞こえること
になる。超音波センサをこのように応用すれば、スピー
カ、PCV等の発音素子を使用しなくとも音響表示する
ことができる。ここではAFの合焦音としてのみ応用し
ているが、その他の表示、例えばバッテリチェック表示
にも応用できる。そして、これによって以後AFロック
フラグ1がリセットされるまで測距動作は禁止される。
【0048】ステップB26では、レリーズスイッチ3
9の状態判断が再度行われる。そして、2RSWがオン
されていない場合には、メインルーチンの先頭へ移行し
、2RSWがオンされるのを待つ。2RSWがオンされ
ている場合には、ステップB27に於いて、モード設定
スイッチ40によりセルフモードが設定されているか否
かが判断される。セルフモードであるときは、ステップ
B28に進んで、上述した補助光LED44を所定の時
間だけ点滅させることにより、セルフタイマ使用時の遅
延表示が行われる。上記ステップB27に於いて、セル
フモードでない場合、若しくはステップB28の処理が
終了すると、ステップB29へ進む。そして、このステ
ップB29にて、サブルーチン“露光”により露光動作
が実行される。サブルーチンについては後述する。
【0049】次に、図13を参照して、サブルーチン“
リモコン測距”について説明する。
【0050】先ず、ステップC1では、制御に先立って
各種制御フラグがリセット(←0)される。次いで、ス
テップC2で表示回路38による表示をすべて消す。こ
の動作により、ユーザはリモコンモードになったことを
知る。また、表示を消すことにより、消エネルギー化す
る意味もある。そして、ステップC3に於いて、モード
設定スイッチ40の状態から、現在もリモコンモードで
あるか否かを判断する。ユーザがモードを解除すると、
ステップC10に進んで補助光を消灯した後、メインル
ーチンーリターンする。このステップC10の処理を通
す理由は、リモコン測距の途中でユーザがリモコンモー
ドを解除すると、補助光が点灯状態のままになっている
場合があるからである。解除していないときは、リモコ
ン送信器からの信号を受信するために、ステップC4へ
進む。
【0051】ステップC4ではサブルーチン“リモコン
受信”が実行される。このサブルーチンに於いて、リモ
コン送信器からの信号を読み取り、リモコン側のレリー
ズスイッチの状態の判断と、リモコン送信器までの距離
算出が行われる。“リモコン受信”については後述する
【0052】次いで、ステップC5では、NGフラグの
状態を判断する。NGフラグは“リモコン受信”の中で
設定されるフラグである。このフラグは、リモコン送信
器までの距離測定が不可能な場合にセット(←1)され
る。フラグがセットされている場合は、ステップC6に
て警告表示をする。警告表示では、後述するステップC
17と同様に、Av表示を利用して、絶対ありえない距
離データを表示する。
【0053】また、ステップC7では、R1Rフラグの
状態判断が行われる。このフラグは、“リモコン受信”
の中で設定されるフラグであり、リモコン側からのレリ
ーズスイッチの1段目がオンしたことを示す信号を受信
したときにセット(→1)される。また、このフラグが
セットされるときは、後述する距離データDLも算出さ
れている。フラグがリセット(→0)されているときは
、モード設定スイッチ40の状態判断、及びリモコン送
信器からの信号検出のためにステップC3に移行する。
【0054】上記ステップC5に於いて、フラグがセッ
トされているときはステップC8へ進む。このステップ
C8では、R2Rフラグの状態判断が行われる。このフ
ラグは、“リモコン受信”の中で設定される。リモコン
側からの、レリーズスイッチの2段目までオンしたこと
を示す信号を受信したときにセットされる。
【0055】ステップC8に於いて、フラグがセットさ
れているときはステップC9へ、リセットされていると
きはステップC11へ移行する。ステップC9へ進むと
きは、リモコンからの信号により測距動作が終了し、リ
モコン側のレリーズスイッチも2段目までオンしたとき
である。したがって、メインルーチンへリターンした後
露出動作を実行しなければならない。そのため、ステッ
プC9で露出フラグがセットされる。そして、ステップ
C10の処理を実施後、メインルーチンへリターンする
【0056】ステップC11へ移行した場合は、モード
設定スイッチ40の状態により、MF(マニュアルフォ
ーカス)モードであるか否かを判断する。MFモードの
場合には、ユーザが設定したレンズ位置で露出動作が行
われる。したがって、測距動作を禁止するため、ステッ
プC21に移行する。MFモードでない場合は、ステッ
プC12へ進む。このステップC12では、AFロック
フラグ2の状態を判断する。このフラグは、リモコン送
信器からの信号で検出した距離データに基いて焦点調整
が終了した後にセットされる。
【0057】ステップC12にて、フラグがセットされ
ている場合は、後述するステップC13へ移行し、フラ
グがリセットされている場合は、ステップC14へ進む
。このステップC14では、サブルーチン“リモコン受
信”で得られた距離データDLをDL′へセーブしてお
く。このDL′は、後述するステップC13の処理に於
いて重要になる。
【0058】次に、ステップC15では、補助光駆動回
路44により補助光LEDを点滅し、ユーザに対してレ
リーズスイッチ39の1段目の信号を受信したことを告
知する。このLEDの点滅動作は、距離データに基くレ
ンズの制御、及び露出制御に必要なAv、Tv値の算出
が終了するまで続く。
【0059】ステップC16では、算出された距離デー
タを、表示回路38を通して表示する。この表示により
、リモコンによる撮影後、ユーザが撮影が正しく実行さ
れたかどうか確認することができる。表示手段としては
Av値表示用のセグメントと共用するのが適当である。 何故ならば、レンズの絞り値を示すAv値は通常32.
0〜1.2の間にあり、表示に必要なセグメントは整数
部2桁と小数部1桁が必要である。そして、距離データ
は最大で10数[m]であるので整数部2桁が必要であ
り、分解能は0.1[m]はあるので小数部1桁が必要
である。したがって、Av値の表示と距離データの表示
は共用しやすいことがわかる。
【0060】ステップC17では、DLの値よりレンズ
の繰出し量を求める。この繰出し量は、レンズが無限位
置にあるときを基準として、モータ1(第1のモータ1
9)の駆動量であるパルス数として算出される。このパ
ルス数は、近似的に以下の(2)式より算出できること
が公知となっている。     距離=K/パルス数            
                         
   …(2)但し、Kはレンズの焦点距離により変化
する定数であり、ズームエンコーダ14からのデータに
合わせて所定のデータを使用すればよい。
【0061】ステップC18では、モータ1を制御して
、基準である無限位置へフォーカスレンズ15を設定す
る。そしてステップC19では、上記(2)式で求めた
パルス数に基いて、モータ1を駆動する。このことによ
り、レンズは距離DLに位置する被写体に対して焦点が
合うことになる。次いで、ステップC20では、AFロ
ックフラグ2がセットされ、ステップC21では測光処
理回路29によりBv値がフィルム感度読み取り回路4
1よりSv値が読み出される。
【0062】そして、ステップC22に於いて、ストロ
ボスイッチがオンしてストロボ動作モードになっていな
いか判断する。ストロボ動作モードであるときはステッ
プC23へ、そうでないときはステップC25へ移行す
る。このステップC25では、カメラの動作モードに合
わせてBv値とSv値からTv値とAv値が算出される
。算出されたデータをユーザが見ることもないし、また
Av値の表示セグメントは距離データの表示に使用され
ているので、表示はしない。次いで、ステップC26に
て、補助光駆動回路44により、補助光LEDを点滅動
作から点灯動作へ変更する。この動作により、ユーザに
対して測距動作が終了したことを告知することができる
【0063】ステップC26が終了すると、リモコンか
らのレリーズスイッチの状態信号を入力するために、再
びステップC3へ移行する。したがって、ユーザは、補
助光LEDが点灯したことを確認してからリモコン送信
器のレリーズスイッチを2段目まで押し込めば、露出動
作を開始することができる。
【0064】一方、上記ステップC22からステップC
23へ移行したときは、ストロボ動作モードであるから
ストロボ制御回路から充電完了信号がくるまで待機する
。充電が完了すると、ステップC24にてTv値とAv
値が設定される。Tv値は、ストロボに対してシンクロ
可能な最大スピード(例えば1/100(秒)とする)
に設定する。Av値は、(3)式より決定する。     ガイドナンバ=Av値×距離データ     
                     …(3)
また、上記ステップC12からステップC13へ移った
ときは、現在の距離データDLがDL′に記憶されてい
るデータと差異がないか判断する。ユーザがリモコン送
信器上のレリーズスイッチを押し直さない限り、DLと
DL′は一致するが、何らかの理由によりスイッチを押
し直すと一致しなくなる。したがって、一致しないとき
は新しい距離データに基いて再度レンズを調整する必要
が生じる。
【0065】しかしながら、このDLとDL′の差が小
さく、撮影に支障がない限り、再度調整する必要はない
。差が発生する毎にレンズを調整すると、露出までのタ
イムラグが大きくなるうえ、動作が見苦しくなる。そこ
で、ステップC13の処理では、0.9・DL′〜1.
1・DL′の範囲内にDLが収まれば調整は必要ないも
のとして、ステップC3へ処理は移行する。0.9・D
L′〜1.1・DL′の範囲内にDLの変化が収まらな
い場合は、ステップC14へ移行して、再度レンズを調
整する。この許容される変化の範囲は、レンズの焦点距
離、レンズの絞り値、DL′に記憶されている距離デー
タにより決定する被写界深度を考慮して設定する必要が
ある。尚、フロー上に記述してある許容される変化の値
は便宜上設定したものである。
【0066】次に、図14を参照して、サブルーチン“
リモコン受信”について説明する。
【0067】ステップD1ではサブルーチン“Rレリー
ズ検出”が実行される。このサブルーチンでは、リモコ
ン送信器が出力する3種類の信号を検出して3つのフラ
ブ、R0Rフラグ、R1Rフラグ、R2Rフラグの設定
を行う。サブルーチン“Rレリーズ検出”については後
述する。次いで、ステップD2では、R2Rフラグの状
態判断を行う。R2Rフラグは、リモコン送信器上のレ
リーズスイッチが2段目まで押し込まれたとき、セット
される。このフラグが立っている場合は、露出動作を実
行するためにリターンする。フラグがセットされていな
い場合は、R0Rフラグの状態判断のため、ステップD
3へ進む。
【0068】上記R0Rフラグは、リモコン送信器がリ
モコンモード開始信号を出力したときにセットされる。 フラグがセットされていないときは、ユーザがリモコン
送信器の操作を実行していないので距離測定動作は開始
できない。したがって、リターンする。
【0069】ここで、ステップD3を設けた理由につい
て述べる。図2の距離測定原理に示されるように、カメ
ラ本体5側のリモコン受信器5′が出力する音響信号に
同期して、リモコン送信器1′は、その操作状態を示す
信号を出力する。このとき、音響信号の出力を何時から
から開始するかが問題になる。カメラの動作モードがリ
モコンモードになったならば、直ちに音響信号を処定の
間隔で出力して、リモコン送信器からの信号が返ってく
ることを待っても構わない。しかし、この方法では、ユ
ーザがリモコン送信器の操作を開始するまで無駄な音響
信号を出し続けることになる。そこで、この問題を解決
するには、ユーザの操作が始まると、リモコン送信器1
′側より、音響信号の出力を開始させるための信号(リ
モコンモード開始信号)を出力してもらえばよい。
【0070】上記ステップD3にて、R0Rフラグがセ
ットされている場合は、ステップD4へ進む。このステ
ップD4では、R1Rフラグをリセット(←0)する。 次いで、ステップD5では、ストロボが充電中のときは
、充電動作を停止する。ストロボ制御回路の動作により
電源が変動すると、後述する超音波センサの駆動に支障
を起す虞れがあるためである。
【0071】ステップD6では、記憶手段42に設定さ
れているリモコン受信器60上のN分周カウンタ64に
設定する設定値を読み出す。記憶手段42に記憶されて
いるN0 をカウンタに設定すると、超音波センサの公
称周波数f0 の搬送波が発生する。N分周カウンタ6
4へクロックパルスを出力する発振器63の発振周波数
が4MHzであるとき、カウンタへ設定するNと搬送波
の周波数の関係は図15に示されるようになる。これは
(1)式より算出することができる。
【0072】しかし、発振器63の周波数が4MHzか
らずれていると、N0 =50に設定してもf0 =4
0kHzにならず、公称周波数からずれてしまう。そこ
で記憶手段42には調整値として、f0 =40kHz
になるようなN0 が記憶されている。そして、このN
0を中心としてカウンタの値を変化させることで、セン
サの公称周波数f0 を中心に搬送波の周波数を変化さ
せることができる。
【0073】ステップD7では、ループカウンタへ「−
2」を設定する。次いで、ステップD8では記憶手段4
2からのN0 からループカウンタの値を減算し、この
値をI/OポートP−N5〜P−N0から出力する。ス
テップD9では、T01時間の間、P−GをHiで出力
する。このことにより、設定された周波数のクロックが
、ゲートGを介して送信用超音波センサ駆動用のトラン
ジスタTrをスイッチングする。そして、リモコン送信
器50へ向けて超音波信号が出力される。
【0074】また、ステップD10にて、μCOM37
内部にある時間測定手段であるタイマ0のカウントを開
始する。このタイマ0により、ステップD9で出力した
超音波信号をリモコン送信側が検出して、赤外LED5
0aによる信号をリモコン受信器側へ返送するまでの時
間を測定する。
【0075】ステップD11では、サブルーチン“Rレ
リーズ検出”によりリモコン送信器50からの信号を検
出する。そして、ステップD12に於いて、R1Rフラ
グの状態を判断する。ここで、フラグがセットされてい
ない場合はステップD13へ、セットされている場合は
ステップD20へ進む。
【0076】上記ステップD13では、タイマ0のカウ
ント値がTMAX 以上になったかどうか判断する。T
MAX に達していないときは、リモコン送信器50か
らの信号を検出するため、ステップD11へ移行する。 一方、TMAX 以上にカウンタの値が達成すると、ス
テップD14へ進む。上記TMAX へは、音波が届く
ことができるリモコン送信器50までの最大距離を、音
波が到達するために必要とする時間を設定すればよい。 音波がリモコン送信器50に届かないため、リモコン送
信器50からの信号を受けることができない場合は、ス
テップD14へ進むことになる。
【0077】ステップD14では、タイマ0のカウント
動作を停止する。次いで、ステップD16ではループカ
ウンタの値が「2」であるか判断する。「2」でないと
きは、ステップD15にてループカウンタの値をカウン
トアップ(+1)する。その後、ステップD8へ戻る。
【0078】以上のステップD8〜D16の処理により
、f−2→f−1→f0 →f1 →f2 の順番で搬
送波の周波数を変化させて、リモコン送信器50へ向け
て超音波の信号を出力する。この動作により、超音波セ
ンサに適合する周波数になると信号はリモコン送信器ま
で到達する。すると、R1Rフラグがセットされること
になり、ステップD20以降の処理へ移行する。
【0079】ステップD20では、タイマ0のカウント
動作を停止する。ステップD21では、タイマ0のカウ
ント値から、リモコン送信器50からの信号検出に必要
とした時間(2・T11+3・T01)を減算して、D
Tへ記憶する。ステップD22では、温度検知回路43
より現在の気温のデータを入力してDCへ記憶する。次
いで、ステップD23にて、温度データDCに基いて現
在の気温に於ける音速を算出してDVへ記憶する。音速
は空気の温度だけでなく気圧によっても変化するが、特
殊な環境でカメラを使用しない限り問題ないので、ここ
では気圧に対する考慮はしないものとする。
【0080】そして、ステップD24では、DT及びD
Vからリモコン送信器50までの距離が算出されて、D
Lへ記憶される。こうして、距離測定ができたので、ス
テップD25に於いて、NGフラグをリセット(←0)
する。
【0081】ところで、リモコン送信器50までの距離
が遠すぎて、送信器からの信号検出ができないと、ステ
ップD16に於いて、ループカウンタの値が“2”にな
る。すると、ステップD18に進んでNGフラグをセッ
トする。このステップD18では、次回の動作の便宜を
考えてR0Rフラグをリセットする。次いで、ステップ
D19にて、ストロボモードの場合は、充電スタートの
信号をストロボ制御回路12へ出力する。そしてリター
ンする。
【0082】次に、図16を参照して、サブルーチン“
レリース検出”について説明する。該サブルーチンに於
いては、図19のリモコン送信器のタイムチャートに示
される3種類の信号(S0 ,S1 ,S2 )を検出
する。この信号とは、連続した3つの赤外LEDの出力
信号のことである。この信号は、インターバル時間の違
いにより3種類の信号に分離できるようになっている。 各赤外LEDの出力信号は、搬送波によるバースト信号
である。このバースト信号は、受信回路により波形成形
されてμCOM37のI/OポートであるP−IRED
に入力されている。
【0083】先ず、ステップF1では、P−IREDの
状態を判断する。ここで、ローレベル(Lo)の場合は
信号が来ていないことになるので、“リモコン受信”へ
リターンする。ハイレベル(Hi)の場合は、ステップ
F2へ進む。このステップF2では、μCOM37の内
部にある時間測定機能であるタイマ1のカウントを開始
する。次いで、ステップF3でP−IREDがLoにな
るまで待機する。そして、LoになるとステップF4に
於いてタイマ1のカウントを停止する。
【0084】ステップF5では、タイマ1のカウント値
が0.8・T01〜1.2・T01の範囲内であるか判
断する。上記T01は、赤外LED50aのバースト信
号が出力されている時間を示している。受信回路は、リ
モコン送信器50からの赤外信号だけではなく、蛍光灯
等によるノイズもμCOM37へ入力することがある。 そこで、ステップF5の処理により、信号成分のみを分
離する必要がある。ここで記述してある許容値は、説明
のために便宜上設定したものであって、実際には受信回
路の特性やμCOMの処理能力等を考慮して決定する必
要がある。
【0085】そして、上記ステップF5に於いて、入力
した信号が許容値に収まらない場合は、リターンする。 許容値に入っている場合は、ステップF6へ進み、タイ
マ1のカウント値をゼロに戻した後に再度カウントを開
始する。
【0086】ステップF7では、P−IREDがHiに
なるまで待機する。HiになるとステップF8へ進んで
タイマ1のカウントを停止する。ステップF9では、こ
こで得られたカウント値をD1として記憶する。尚、ス
テップF6〜F8に於ける処理では、連続した3つの赤
外LEDの出力信号のインターバル時間を測定している
ことになる。このインターバル時間には、リモコン送信
器50の動作状態により3種類の時間(T00,T11
,T22)がある。この時間の差異により、後述するス
テップF22〜F27の処理に於いて3種類の信号の分
離を行う。
【0087】ステップF10〜F13の処理は、上記し
たステップF2〜F5と同じ処理である。ここで得られ
るタイマ1のカウント値は、2番目のバースト信号の出
力時間を示している。ステップF13にて、カウント値
が許容値に収まらない場合は、リターンする。許容値に
入っている場合は、ステップF14へ進む。ステップF
14〜F16の処理は、ステップF6〜F8と同じ処理
である。ここで得られた2番目のインターバル時間は、
ステップF17にてD2として記憶する。
【0088】更に、ステップF18〜F21の処理は、
ステップF2〜F5の処理と同じものである。こうして
得られるタイマ1のカウント値は、3番目のバースト信
号の出力信号の出力時間を示している。上記ステップF
21に於いて、カウント値が許容値に収まらない場合は
リターンする。許容値に入っている場合は、ステップF
22へ進む。
【0089】このステップF22では、D1、D2に記
憶されているインターバル時間の平均値が、0.8・T
00〜1.2・T00の許容値に入っているか判断する
。入っているときは、ステップF23へ移行してR0R
フラグをセット(←1)し、リターンする。許容値に入
っていないときは、ステップF24へ移行して、インタ
ーバル時間が、0.8・T11〜1.2・T11の許容
値にあるか判断する。そして、このステップF24にて
、上記許容値に入っているときは、ステップF25に於
いてR1Rフラグをセットしてリターンする。許容値に
入っていないときは、ステップF26に進む。
【0090】このステップF26に於いて、インターバ
ル時間が0.8・T22〜1.2・T22の許容値にあ
るか判断し、入っているときはステップF27にてR2
Rフラグをセットしてリターンする。どの許容値も入ら
ないときは、何もせずリターンする。ここで設定した3
種類の許容値は、3つのインターバル時間の差を考慮し
て設定する。尚、フロー上の値は仮の値である。
【0091】次に、図17を参照して、サブルーチン“
露光”について説明する。
【0092】先ず、ステップE1では、ミラー制御手段
33を通じてクイックリターンミラー25をミラーアッ
プする。次いで、ステップE2では、既に算出されたA
v値に基いて、絞り制御手段24を介して絞り22を設
定する。ステップE3では、バルブ撮影であるかどうか
の判断をする。このステップE3に於いて、バルブ撮影
の場合はステップE16へ、そうでない場合はステップ
E4へ進む。
【0093】ステップE4では、既に算出されたTv値
に基き、秒時再生のためにμCOM37の内部のタイマ
をスタートする。また、ステップE5では、シャッタ制
御手段35を介してフォーカルプレーンシャッタ31の
先幕をスタートさせる。そして、ステップE6にて、シ
ャッタ秒時がシンクロ可能な最高のシャッタスピードで
ある1/100(秒)より長いか短いかを判断する。こ
こで、シャッタ秒時が1/100(秒)より短ければ、
ストロボは使用できないので、ステップE9へ分岐して
タイマが終了したか否かを判断する。そして、タイマが
終了していなければ上記ステップE6へ移行し、タイマ
が終了していればステップE10へ進んで後幕をスター
トさせる。
【0094】上記ステップE6に於いて、1/100(
秒)よりTvが長いと判断されたならば、次のステップ
E7でXスイッチの読み込みを行う。このXスイッチは
、シャッタに内蔵されたスイッチであり、ストロボの発
光タイミングとシャッタが全開になるタイミングを合わ
せるためのスイッチである。Xスイッチがオンならば、
ステップE8へ進む。このステップE8では、ストロボ
のメインコンデンサが充電完了していれば、ストロボ制
御回路12へ発光信号を送出してストロボ発光させる。
【0095】ステップE11及びE12では、ミラー2
5をダウンすると共に絞り22を開放に戻す。そして、
ステップE13にて、シャッタ制御手段35により次回
の撮影のためにシャッタチャージする。更に、ステップ
E14では、フィルム制御手段34を介して、1駒分の
フィルムが巻き上げられる。更に、ステップE15では
、フィルムカウンタをカウントアップして表示回路38
により表示すると共に、記憶手段42にこのカウント値
を記憶させる。その後リターンする。
【0096】上記ステップE3からステップE16へ移
行すると、このステップE16にて上記ステップE5と
同様に先幕をスタートさせる。次いで、ステップE17
では、リモコンモード設定スイッチ40がオンして、リ
モコンモードになっていないか判断する。リモコンモー
ドでない場合はステップE18へ、リモコンモードの場
合はステップE19へ移行する。
【0097】ステップE18では、レリーズスイッチ3
9の状態よりユーザがレリーズスイッチ39から手を放
したかどうか判断する。ユーザが手を放して1RSWが
オフすると、後幕をスタートして露出を終了するために
ステップE10へ移行する。
【0098】上記ステップE17からステップE19へ
移行すると、TB 時間の間、ステップE21の“リモ
コン受信”によるリモコン送信器側のレリーズスイッチ
の読み込みを禁止する。その理由は、ステップE19の
待機時間の間に、一度リモコン送信器のレリーズスイッ
チからユーザが手を放すことができるからである。TB
 時間の待機がないと、ステップE21〜E23の処理
により、直ちにステップE10へ処理が移行して、後幕
がスタートしてしまう。したがって、バルブとしては使
用できない。リモコン送信器のレリーズスイッチのオン
信号のみで露光開始及び終了を制御しているため、この
ような処理が必要となる。上記TB は実用性を考えた
値を設定する。
【0099】尚、ステップE20では、ステップE21
〜E23の処理に先立ってR1RフラグとR2Rフラグ
をリセット(→0)する。2つのフラグの機能は上述し
た通りである。
【0100】次に、図18のフローチャート及び図19
のタイムチャートを参照して、リモコンマイクロコンピ
ュータ(RμCOM)51の動作を説明する。
【0101】ユーザがRレリーズスイッチRSWを操作
すると、連動しているパワースイッチがオンしてRμC
OM51は動作を開始する。そして、ステップG1に於
いて、RμCOM51はI/Oポートの初期設定を行う
。ステップG2では、RレリーズスイッチRSWの1段
目がオンしているか、I/OポートP−R1Rより読み
込む。ここで、オフの場合はオンするまでステップG2
で待機する。そして、オンするとステップG3へ進む。
【0102】このステップG3では、T0 の間、I/
OポートP−LEDをHiにして、表示LEDを点灯す
る。このことにより、ユーザへリモコン送信器50が動
作していることを告知する。ステップG4では、ループ
カウンタの値をゼロに設定する。次いで、ステップG5
では、T01の間、I/OポートのP−GをHiにする
ことで、発振器の出力する搬送波で赤外LED50aを
駆動する。ステップG6では、T00の間待機して、次
のステップG7までのインターバルを作成する。以下、
同様にステップG7、G8、G9の処理を行う。
【0103】上記ステップG5〜G9の処理により、タ
イムチャート上のS0 部の信号が、リモコン受信器6
0側へ向けて出力されることになる。この信号(S0 
)がカメラ本体5のμCOM37へ入力されると、リモ
コンモード開始信号として判断される。そして、この信
号を検出すると直ちにμCOM37は、リモコン送信器
50へ向けて超音波信号を出力する。
【0104】ステップG10では、RμCOM51の内
部にある時間測定手段であるタイマのカウントをスター
トする。そして、ステップG11では、I/OポートP
−VREFにより、コンパレータの基準電圧としてVr
ef1を設定する。Vref1は、後述するステップG
14で設定するVref2より大きい値になっている。 次いで、ステップG12に於いて、P−USの状態判断
をする。カメラ側のリモコン受信器60が出力した超音
波が、受信回路に到達するとP−USはHiになる。H
iのときは後述するステップG22へ、Loのときはス
テップG13へ、それぞれ処理を進める。
【0105】上記ステップG13では、タイマカウンタ
の値がTvref以上であるか判断する。Tvrefに
達していないときは、P−USをみるためにステップG
12へ移行する。Tvref以上になると、ステップG
14へ進んで、P−VREF2によりコンパレータの基
準電圧としてVref2を設定する。ステップG11及
びG14の処理により、超音波受信回路52の感度を切
り換えることができる。このような処理をする理由は、
必要以上に感度が高いと信号以外の音響ノイズをひろう
可能性があるからである。しかし、リモコン送信器50
とカメラの距離がはなれている場合は、音響信号のレベ
ルは低いのでノイズの問題はあるにせよ感度を高めなけ
れば、信号を検出することはできない。このような理由
により、ここでは、リモコンモード開始信号を出力して
から所定の時間(Tvref)経過しても信号を検知で
きないときは、距離が遠く離れているものと判断して、
コンパレータの判定電圧を下げて、受信回路の感度を高
めている。
【0106】ステップG15では、ステップG12と同
様に、P−USの状態を判断する。P−USがHiなら
ばステップG22へ、LoならばステップG16へ移行
する。そして、ステップG16では、タイマカウンタの
値がTMAX以上であるか判断する。TMAX へ達っ
していないときは、ステップG15へ戻り、達っしてい
るときはステップG17へ進んでタイマのカウント動作
を停止する。TMAX は、上述したように、リモコン
受信器が複数の搬送波で超音波信号を出力するときのイ
ンターバル時間である。
【0107】ステップG18では、ループカウンタの値
がLMAX であるか判断する。LMAX でないとき
は、ステップG19へ移行してループカウンタをインク
リメント(+1)する。そして、再度超音波信号を検出
するためにステップG10へ移行する。上記ステップG
18で、ループカウンタがLMAX になってしまった
ときは、ステップG20及びG21の処理により、表示
LEDを点滅させてユーザに対してリモコン操作が不可
能なことを告知する。
【0108】ここで、LMAX の値は、リモコン受信
器60の出力する超音波用搬送波の周波数が、既に説明
したように5種類あるので「5」が望ましい。つまり、
搬送波の種類の数と同じにすればよい。リモコン送信器
50とカメラ側の受信器60の距離が大きい場合は、カ
ウント値がLMAX に達っしても超音波信号を検出で
きないことにある。
【0109】上記ステップG12またはステップG15
に於いて、P−USがHiになるとステップG22へ移
行する。このステップG22では、タイマのカウント動
作を停止し、カウンタ値をリセットする。そして、ステ
ップG23にて、時間測定のために再度タイマのカウン
トを開始する。次いで、ステップG24、G25の処理
により、P−USの信号の範囲が0.8・T01以上で
あるか判断する。
【0110】ステップG25に於いて、0.8・T01
以下の場合は、ステップG26でタイマを停止した後、
表示LEDによる警告表示を行うためにステップG20
へ移行する。一方、ステップG25に於いて、0.8・
T01以上の場合は、ステップG27へ移行してタイマ
を停止する。そして、ステップG28〜G32の処理に
より、タイムチャート上S1 の信号を出力する。カメ
ラ本体側のμCOM37は、この信号(S1 )を検出
するとリモコン送信器50のレリーズスイッチの1段目
がオンしていると判断すると共に、リモコン送信器50
までの距離を算出する。
【0111】次いで、ステップG33では、Rレリーズ
スイッチの2段目がオンしているかをI/OポートP−
R2Rより読み込む。オフの場合は、オンするまでステ
ップG33にて待機する。オンすると、ステップG34
〜G38の処理により、タイムチャートS2 の信号を
出力する。カメラのμCOM37は、この信号(S2 
)を検出すると、送信器のレリーズスイッチが2段目ま
でオンしていると判断する。
【0112】こうして、算出した距離データにより焦点
調整が完了しているならば、カメラは撮影を行う。ステ
ップG39では、次の信号を出力するまでのインターバ
ル時間T02を作成する。尚、T02は、短かすぎると
赤外LED50aの駆動により降下した電圧が復帰する
余裕がないので、バッテリの能力を考慮して設定する。
【0113】上述した第1の実施例に於いては、リモコ
ン受信器より音波をリモコン送信器へ向けて出力し、リ
モコン送信器は、この音波の受信に同期して光による信
号をリモコン受信器へ向けて出力していた。そして、リ
モコン受信器は、音波を出力してからこの信号が戻って
くるまでの時間から距離を算出していた。
【0114】ところで、この音波と光の送受信関係は、
逆に設定してもよいものである。すなわち、リモコン受
信器より赤外光をリモコン送信器へ向けて出力し、リモ
コン送信器は、この赤外光の受信に同期して、超音波に
よる信号をリモコン受信器へ向けて出力する。リモコン
受信器は赤外光を出力してからこの信号が戻ってくるま
での時間を測定して、距離を算出するようにする。
【0115】したがって、この変更に伴ない、第1の実
施例に於けるリモコン送信器(図4)は、図20に示さ
れるように回路構成を置き換える。すなわち、超音波受
信回路52は超音波送信回路54に、赤外光送信回路5
3は赤外光受信回路55へ、そして受信用超音波センサ
50b及び赤外LED50aは送信用超音波センサ50
a及び受光素子50dに、それぞれ置き換えればよい。
【0116】同様に、第1の実施例に於けるリモコン受
信回路(図6)は、図21に示される回路構成に置き換
える。すなわち、超音波送信回路61は超音波受信回路
68へ、赤外光受信回路は赤外光送信回路69へ、そし
て送信用音波センサ60b及び受光素子60aは受信用
音波センサ60c及び赤外LED60dに、それぞれ置
き換えればよい。μCOM37及びRμCOM51の動
作は、基本的に第1の実施例とかわらないので説明は省
略する。
【0117】また、リモコン送信器へ赤外光を出力する
赤外LEDを、アクティブ方式の測定装置の赤外LED
と共用することが考えられる。図22は、これらを共用
した例を示したものである。
【0118】通常の動作状態に於いては、赤外LED6
0dを被写体までの測距用に使用する。すなわち、赤外
LED60dとレンズ2(72)により光ビームを被写
体へ向けて投射し、この反射光を基線長S隔てた位置に
あるレンズ1(71)を通してPSD(Positio
n  Sensitive  Device)により受
光する。このときのPSD上の受光位置trは、その出
力電流I1、I2 の比から求めることができる。イン
ターフェイス回路70は、電流比によりtrを検出して
、μCOM37へ出力する。
【0119】μCOM37は、基線長S、位置Tr及び
レンズ1(71)とPSDの間隔fより、被写体までの
距離を算出する。そして、求めた距離に基いて、撮影レ
ンズの焦点調整を行う。リモコンモードに於いては、こ
の赤外LED60dをリモコン送信器へ赤外光を出力す
るための手段として使用する。
【0120】ところで、この赤外LED60dの出力す
る赤外光は、フォーカスエリアに対応した範囲へ投光さ
れている。したがって、フォーカスエリア内にリモコン
送信器が存在するときしか通信ができないことになる。 この問題に対処するため、レンズがリモコンモード時に
後退するように構成されている。レンズ2(72)が破
線部へ後退すると、赤外LED60dの光は、撮影範囲
に略一致した範囲へ投光され、リモコン送信器との通信
はフォーカスエリアに関係なく可能になる。レンズ2(
72)の後退は、操作部材を押し込むことにより実施さ
れる。そして、この動作に連動して、リモコンモード設
定スイッチがオンする。このスイッチの状態より、μC
OM37は通常の動作状態からリモコンモードになる。
【0121】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、フォー
カスエリア中に主要被写体が存在しなくても、リモコン
送信器とカメラの距離を測定することのできる距離測定
装置を提供することができるので、必ずピントが合った
写真を撮ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の距離測定装置の概念を説明するブロ
ック図である。
【図2】距離測定の原理を説明する図である。
【図3】この発明の第1実施例を示すリモコンカメラの
ブロック構成図である。
【図4】リモコン送信器の回路構成図である。
【図5】(a)〜(d)は図4のアンプ1入力、アンプ
1出力、コンパレータ1の+入力、コンパレータ1の出
力の各波形を示すタイミングチャートである。
【図6】リモコン受信器の回路構成図である。
【図7】図6の送信用超音波センサ及びその等価回路を
示した図である。
【図8】図6の送信用超音波センサのインピーダンスの
周波数特性図である。
【図9】リモコン受信器の他の回路構成図である。
【図10】図3の補助光駆動回路の構成を示した図であ
る。
【図11】この発明の動作を説明するフローチャートで
ある。
【図12】送信用超音波センサの駆動状態を説明するタ
イミングチャートである。
【図13】リモコン測距の動作を説明するサブルーチン
である。
【図14】リモコン受信の動作を説明するサブルーチン
である。
【図15】N分周カウンタのNの数値と搬送波の周波数
との関係を示した図である。
【図16】レリース検出の動作を説明するサブルーチン
である。
【図17】露光の動作を説明するサブルーチンである。
【図18】リモコンマイクロコンピュータ(RμCOM
)の動作を説明するフローチャートである。
【図19】リモコンマイクロコンピュータ(RμCOM
)の動作を説明するタイミングチャートである。
【図20】この発明の第2の実施例を示すリモコンカメ
ラのリモコン送信器の回路構成図である。
【図21】この発明の第2の実施例を示すリモコンカメ
ラのリモコン受信器の回路構成図である。
【図22】リモコン送信器へ赤外光を出力する赤外LE
Dをアクティブ方式の測定装置の赤外LEDと共用した
例を示した回路構成図である。
【符号の説明】
1…リモコン送信部、2…送信制御部、3…光発信部、
4…音波検知部、5…カメラ本体、6…光検知部、7…
受信制御部、8…音波発信部、9…撮影条件設定部、1
0…露出部、37…ボディマイクロコンピュータ(μC
OM)、44…補助光駆動回路、50…リモートコント
ロール(リモコン)送信器、50a…赤外LED、50
b…受信用超音波センサ、51…リモートコントロール
マイクロコンピュータ(RμCOM)、52…超音波受
信回路、53…赤外光送信回路、60…リモートコント
ロール(リモコン)受信器、60a…受光素子、60b
…送信用超音波センサ、61…超音波送信回路、62…
赤外光受信回路、63…発信機、64…N分周カウンタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  リモコン装置からの送信命令信号に対
    して音響信号を送信する音響信号出力手段と、この音響
    信号に応答して上記リモコン装置から出力される電磁波
    信号を受信する受信手段と、上記音響信号の出力から上
    記電磁波信号を受信するまでの時間差を検出する時間差
    検出手段と、上記時間差に基いて上記リモコン装置まで
    の距離を演算する距離演算手段とを具備することを特徴
    とする距離測定装置。
JP3117991A 1991-04-22 1991-04-22 距離測定装置 Withdrawn JPH04322210A (ja)

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JP3117991A JPH04322210A (ja) 1991-04-22 1991-04-22 距離測定装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019506604A (ja) * 2016-01-20 2019-03-07 ゼロキー インコーポレイテッド 距離測定および物体測位システムならびにその使用方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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