JPH0432275Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0432275Y2 JPH0432275Y2 JP1985044033U JP4403385U JPH0432275Y2 JP H0432275 Y2 JPH0432275 Y2 JP H0432275Y2 JP 1985044033 U JP1985044033 U JP 1985044033U JP 4403385 U JP4403385 U JP 4403385U JP H0432275 Y2 JPH0432275 Y2 JP H0432275Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- dampening
- water supply
- dampening water
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案はオフセツト印刷機の湿し水供給機構に
関し、一層詳細には湿し水を貯留する水舟内に、
複数の孔部を有する管体を水出しローラと並列し
て配置し、夫々の孔部を介して湿し水を水舟内に
供給することにより、前記水舟内における湿し水
の温度を前記水出しローラの軸線方向に対して同
一温度に確保し、版胴上に転移する水膜の厚さを
均一にして印刷品質の優れた製品を得ることを可
能にしたオフセツト印刷機の湿し水供給機構に関
する。
関し、一層詳細には湿し水を貯留する水舟内に、
複数の孔部を有する管体を水出しローラと並列し
て配置し、夫々の孔部を介して湿し水を水舟内に
供給することにより、前記水舟内における湿し水
の温度を前記水出しローラの軸線方向に対して同
一温度に確保し、版胴上に転移する水膜の厚さを
均一にして印刷品質の優れた製品を得ることを可
能にしたオフセツト印刷機の湿し水供給機構に関
する。
一般的に、オフセツト輪転印刷機は、インキと
水との反撥現象を利用して印刷を行う方法であ
り、従つて、版胴部に前記インキを供給する着肉
装置と前記版胴部に湿し水を供給する湿し水装置
とを有している。このように、特に、油分を含む
インキと水との反撥現象により鮮明な印刷物を得
るためのものであるから、湿し水の量は多分に印
刷の良否に影響を及ぼすことになり、このため、
版面に供給される湿し水は全体に均一且つ所定の
厚さをもつた水膜であることが望ましい。
水との反撥現象を利用して印刷を行う方法であ
り、従つて、版胴部に前記インキを供給する着肉
装置と前記版胴部に湿し水を供給する湿し水装置
とを有している。このように、特に、油分を含む
インキと水との反撥現象により鮮明な印刷物を得
るためのものであるから、湿し水の量は多分に印
刷の良否に影響を及ぼすことになり、このため、
版面に供給される湿し水は全体に均一且つ所定の
厚さをもつた水膜であることが望ましい。
従来技術に係る湿し水装置の基本的な構成を第
1図に示す。すなわち、湿し水装置を構成する水
舟2の底部には給水管4と排水管6とが設けられ
ている。前記給水管4からは常時湿し水が水舟2
に供給されており、一方、前記水舟2内の余剰な
水は水舟2内にその端部を突出する排水管6を介
して外部に導出されている。
1図に示す。すなわち、湿し水装置を構成する水
舟2の底部には給水管4と排水管6とが設けられ
ている。前記給水管4からは常時湿し水が水舟2
に供給されており、一方、前記水舟2内の余剰な
水は水舟2内にその端部を突出する排水管6を介
して外部に導出されている。
このような構成においては、先ず、水舟2に周
面の一部を浸漬した水出しローラ8を回転させ、
その表面に水膜を付着させる。次いで、水移しロ
ーラ10a,10bに前記水膜を転移させて後、
水着ローラ12を介して版胴14の版面16に湿
し水を供給している。
面の一部を浸漬した水出しローラ8を回転させ、
その表面に水膜を付着させる。次いで、水移しロ
ーラ10a,10bに前記水膜を転移させて後、
水着ローラ12を介して版胴14の版面16に湿
し水を供給している。
ところで、このような湿し水装置において、水
舟2内に貯留された水の温度は給水管4側と排水
管6側とでかなりの差が生ずる。すなわち、給水
管4から排水管6に移送される水はその途上にお
いて工場内の雰囲気温度に影響されて、必然的に
その水温が上昇する。一方、給水管4からは、常
時、新たな水が水舟2内に供給されるため、特
に、前記給水管4近傍の水温と排水管6近傍の水
温との間にはかなりの温度差が惹起する。例え
ば、第2図に示すように水舟2が約1000mmの長さ
がある時、給水管4と排水管6との間では著しい
場合、水温が約5℃相違することがある。
舟2内に貯留された水の温度は給水管4側と排水
管6側とでかなりの差が生ずる。すなわち、給水
管4から排水管6に移送される水はその途上にお
いて工場内の雰囲気温度に影響されて、必然的に
その水温が上昇する。一方、給水管4からは、常
時、新たな水が水舟2内に供給されるため、特
に、前記給水管4近傍の水温と排水管6近傍の水
温との間にはかなりの温度差が惹起する。例え
ば、第2図に示すように水舟2が約1000mmの長さ
がある時、給水管4と排水管6との間では著しい
場合、水温が約5℃相違することがある。
このようにして、水舟2内に貯留する水の温度
が場所により異なれば、この水の粘度も同様にし
て差が生ずる。従つて、水出しローラ8上に付着
する湿し水は、特に、その両端部において粘度が
大きく異なるため、版面16に移送された際に前
記版面16上の水膜厚さは印刷物の幅方向につい
て均一となり、結果的に、印刷された印刷物の品
質がその幅方向で不揃いとなる場合が多い。この
ような印刷状態の不均一は印刷品質の劣化を意味
し、実際上、製品として出荷に耐えないという不
都合が生ずる。さらにまた、湿し水にアルコール
を混合して使用する装置では、水温の差は前記ア
ルコールの蒸発量の差として表れるため、水舟内
の水温が水出しローラの軸線方向に対して不均一
な場合には、同様にして印刷品質が低下してしま
う欠点を露呈する。なお、この場合、水舟2に供
給する水の温度を予め調整することも当然に考え
られるが装置の構造自体が複雑化し、しかも製造
価格も上昇するために給水管4側と排水管6側と
の水温を同一にすることは実際上、極めて困難で
ある。
が場所により異なれば、この水の粘度も同様にし
て差が生ずる。従つて、水出しローラ8上に付着
する湿し水は、特に、その両端部において粘度が
大きく異なるため、版面16に移送された際に前
記版面16上の水膜厚さは印刷物の幅方向につい
て均一となり、結果的に、印刷された印刷物の品
質がその幅方向で不揃いとなる場合が多い。この
ような印刷状態の不均一は印刷品質の劣化を意味
し、実際上、製品として出荷に耐えないという不
都合が生ずる。さらにまた、湿し水にアルコール
を混合して使用する装置では、水温の差は前記ア
ルコールの蒸発量の差として表れるため、水舟内
の水温が水出しローラの軸線方向に対して不均一
な場合には、同様にして印刷品質が低下してしま
う欠点を露呈する。なお、この場合、水舟2に供
給する水の温度を予め調整することも当然に考え
られるが装置の構造自体が複雑化し、しかも製造
価格も上昇するために給水管4側と排水管6側と
の水温を同一にすることは実際上、極めて困難で
ある。
そこで、このような欠点を回避するため第3図
に示す水舟が使用されるに至つている。すなわ
ち、水舟2aの略中央部に給水管4aを配置し、
前記水舟2aの両端縁部に排水管6a,6bを設
ける構造のものである。
に示す水舟が使用されるに至つている。すなわ
ち、水舟2aの略中央部に給水管4aを配置し、
前記水舟2aの両端縁部に排水管6a,6bを設
ける構造のものである。
このような構成において、給水管4aから湿し
水を供給すれば、この湿し水は、図中、矢印に示
すように水舟2a内で分岐し夫々の排水管6a,
6bを介して外部に導出される。
水を供給すれば、この湿し水は、図中、矢印に示
すように水舟2a内で分岐し夫々の排水管6a,
6bを介して外部に導出される。
然しながら、この場合も同様にして、給水管4
a近傍には常に新たな湿し水が供給されてその水
温を略一定に確保しているが、前記湿し水が前記
給水管4aから夫々の排水管6a,6bに移送さ
れる間に外気によりその水温が上昇する。結果的
に、湿し水が排水管6a,6b近傍に到達した際
に、給水管4a近傍の湿し水との間にかなりの温
度差が生じてしまう。従つて、水出しローラ上に
付着する湿し水は前記ローラ中央部と両端部との
間では夫々の粘度に相違が生じ、最終的に図示し
ない版面に移送された際に前記版面上の水膜の厚
さが不均一となる。このため、印刷品質が低下す
るに至ることは容易に諒解されよう。
a近傍には常に新たな湿し水が供給されてその水
温を略一定に確保しているが、前記湿し水が前記
給水管4aから夫々の排水管6a,6bに移送さ
れる間に外気によりその水温が上昇する。結果的
に、湿し水が排水管6a,6b近傍に到達した際
に、給水管4a近傍の湿し水との間にかなりの温
度差が生じてしまう。従つて、水出しローラ上に
付着する湿し水は前記ローラ中央部と両端部との
間では夫々の粘度に相違が生じ、最終的に図示し
ない版面に移送された際に前記版面上の水膜の厚
さが不均一となる。このため、印刷品質が低下す
るに至ることは容易に諒解されよう。
本考案は前記の不都合を克服するためになされ
たものであつて、水舟内において水出しローラに
平行に複数の孔部を設けた管体を用意し、前記管
体の一端部に接続する給水管を介して通路に供給
される湿し水を前記複数の孔部から水舟内に導出
することにより、前記水舟内の水温を水出しロー
ラの軸線方向に対して均一になるようにし、これ
によつて極めて製品品質の高いオフセツト印刷を
可能とし、しかも構造が簡単なため廉価に製造出
来るオフセツト印刷機の湿し水供給機構を提供す
ることを目的とする。
たものであつて、水舟内において水出しローラに
平行に複数の孔部を設けた管体を用意し、前記管
体の一端部に接続する給水管を介して通路に供給
される湿し水を前記複数の孔部から水舟内に導出
することにより、前記水舟内の水温を水出しロー
ラの軸線方向に対して均一になるようにし、これ
によつて極めて製品品質の高いオフセツト印刷を
可能とし、しかも構造が簡単なため廉価に製造出
来るオフセツト印刷機の湿し水供給機構を提供す
ることを目的とする。
前記の目的を達成するために、本考案はオフセ
ツト印刷機の版胴に湿し水を転移する湿し水供給
機構であつて、前記湿し水を貯留する水舟内に水
出しローラと平行して管体を配設し、前記管体に
は軸線方向に所定間隔離間して複数の孔部を穿設
すると共に、該管体の少なくとも一端縁部を上方
に所定高さ突出形成してその一端部を前記水舟に
設けた給水管に継手を介して取り外し自在に接続
し、一方、前記管体の他端部を閉塞し、さらに管
体の残余の部分を前記水舟の底面に当接して管体
の位置決めを行うことを特徴とする。
ツト印刷機の版胴に湿し水を転移する湿し水供給
機構であつて、前記湿し水を貯留する水舟内に水
出しローラと平行して管体を配設し、前記管体に
は軸線方向に所定間隔離間して複数の孔部を穿設
すると共に、該管体の少なくとも一端縁部を上方
に所定高さ突出形成してその一端部を前記水舟に
設けた給水管に継手を介して取り外し自在に接続
し、一方、前記管体の他端部を閉塞し、さらに管
体の残余の部分を前記水舟の底面に当接して管体
の位置決めを行うことを特徴とする。
次に、本考案に係るオフセツト印刷機の湿し水
供給機構について好適な実施例を挙げ、添付の図
面を参照しながら以下詳細に説明する。
供給機構について好適な実施例を挙げ、添付の図
面を参照しながら以下詳細に説明する。
第4図において、参照符号20は水舟を示す。
前記水舟20は長方形の筐体からなり、その長手
両端縁部に給水口22と排水口24とを設けてお
り、前記給水口22に給水管26を嵌合固着し、
一方、前記排水口24には排水管28を嵌合固着
してその先端部を水舟20内に所定量突出させ
る。ここで、水舟20内には後述する水出しロー
ラと平行して管体30が配設される。
前記水舟20は長方形の筐体からなり、その長手
両端縁部に給水口22と排水口24とを設けてお
り、前記給水口22に給水管26を嵌合固着し、
一方、前記排水口24には排水管28を嵌合固着
してその先端部を水舟20内に所定量突出させ
る。ここで、水舟20内には後述する水出しロー
ラと平行して管体30が配設される。
前記管体30は、例えば、銅材で形成され、そ
の両端部を所定量上方に突出すると共に、管体3
0の中央部には軸線方向に所定の孔径を有する通
路34が画成される。この場合、通路34内にご
み等の不要物が残存し難いように前記通路34の
孔径をやや大きく選択すると好適である。一方、
管体30には軸線方向に互いに所定間隔離間して
通路34に連通する孔部36a乃至36nを穿設
する。この場合、夫々の孔部36a乃至36nの
間隔並びに数は、管体30の長さ、あるいは、孔
径等により任意に選択可能であり、且つ孔部36
a乃至36nからの流量が均一になるように管体
30内の圧力損失を零にするように構成してお
く。そこで、管体30の一端部に接続用の継手3
8を装着し、前記継手38に閉塞用の栓38aを
螺着する。一方、前記管体30の他端部にL字型
状を有する管状継手40を装着する。なお、前記
継手40の他端部は給水管26に接続される。
の両端部を所定量上方に突出すると共に、管体3
0の中央部には軸線方向に所定の孔径を有する通
路34が画成される。この場合、通路34内にご
み等の不要物が残存し難いように前記通路34の
孔径をやや大きく選択すると好適である。一方、
管体30には軸線方向に互いに所定間隔離間して
通路34に連通する孔部36a乃至36nを穿設
する。この場合、夫々の孔部36a乃至36nの
間隔並びに数は、管体30の長さ、あるいは、孔
径等により任意に選択可能であり、且つ孔部36
a乃至36nからの流量が均一になるように管体
30内の圧力損失を零にするように構成してお
く。そこで、管体30の一端部に接続用の継手3
8を装着し、前記継手38に閉塞用の栓38aを
螺着する。一方、前記管体30の他端部にL字型
状を有する管状継手40を装着する。なお、前記
継手40の他端部は給水管26に接続される。
本考案に係る湿し水供給機構は基本的には以上
のように構成されるものであり、次にその作用並
びに効果について説明する。
のように構成されるものであり、次にその作用並
びに効果について説明する。
先ず、図示しないタンク等から給水管26に湿
し水を供給すれば、この湿し水は継手40内を通
過して管体30に流入する。さらに、湿し水は管
体30に穿設された孔部36a乃至36nを介し
て水舟20内に導出される。この場合、給水管2
6から供給される湿し水は孔部36a乃至36n
から均一の流量で前記水舟20内に導出されるた
め、水温において殆ど差を生ずることがない。結
果的に、水舟20内に貯留される湿し水はこの水
舟20の長手方向、すなわち、水出しローラ42
の軸線方向に対して均一の水温を確保する。
し水を供給すれば、この湿し水は継手40内を通
過して管体30に流入する。さらに、湿し水は管
体30に穿設された孔部36a乃至36nを介し
て水舟20内に導出される。この場合、給水管2
6から供給される湿し水は孔部36a乃至36n
から均一の流量で前記水舟20内に導出されるた
め、水温において殆ど差を生ずることがない。結
果的に、水舟20内に貯留される湿し水はこの水
舟20の長手方向、すなわち、水出しローラ42
の軸線方向に対して均一の水温を確保する。
この際、水舟20内の不要な湿し水は、排水管
28を介して外部に導出されるものであるが、前
記排水管28はその先端部を水舟20内に突出さ
せているためにオーバーフローパイプとしての役
割を果たし、この水舟20内における湿し水の水
深を好適に調整する。
28を介して外部に導出されるものであるが、前
記排水管28はその先端部を水舟20内に突出さ
せているためにオーバーフローパイプとしての役
割を果たし、この水舟20内における湿し水の水
深を好適に調整する。
そこで、水出しローラ42を回転させてこの水
出しローラ42の表面に水膜を付着させ、さらに
前記水膜を水移しローラ44に転移させる。次い
で、複数の図示しない水移しローラを介して図示
しない版胴部に前記水膜を転移させれば、この図
示しない版胴面には幅方向に均一の水温の湿し水
が供給される。すなわち、均一の水温の湿し水か
らは均一の厚さを有する水膜が得られ、品質の良
好な印刷が可能となる。本考案を利用した湿し水
供給機構では、例えば、管体30が約1mである
時、第5図に示すように給水管26と排水管28
との間の水温は約11℃であり、また、その間に温
度差は認められなかつた。
出しローラ42の表面に水膜を付着させ、さらに
前記水膜を水移しローラ44に転移させる。次い
で、複数の図示しない水移しローラを介して図示
しない版胴部に前記水膜を転移させれば、この図
示しない版胴面には幅方向に均一の水温の湿し水
が供給される。すなわち、均一の水温の湿し水か
らは均一の厚さを有する水膜が得られ、品質の良
好な印刷が可能となる。本考案を利用した湿し水
供給機構では、例えば、管体30が約1mである
時、第5図に示すように給水管26と排水管28
との間の水温は約11℃であり、また、その間に温
度差は認められなかつた。
ところで、このようにして管体30に湿し水の
供給を継続すれば、前記管体30内には不純物等
が堆積して前記水の流れが妨げられる場合があ
る。その際には、管体30を水舟20から取り外
し、その一端部に設けた継手38から栓38aを
取り外してこの継手38に洗浄用の配管等を接続
して洗浄すれば、極めて容易にこの管体30内の
洗浄が可能となる。これにより、管体30内に供
給される湿し水は、この管体30内を円滑に流れ
るため、各孔部36a乃至36nから水舟20内
に供給される湿し水の流量を均一に確保すること
が出来、この水舟20内の湿し水温を水出しロー
ラ42の軸線方向に対して均一に維持することが
可能になるという効果が得られる。また、管体3
0の両端縁部を上方に突出形成しているため、継
手38および40を接続した状態で、前記管体3
0を水舟20内に当接位置決めすることが出来
る。しかも、給水管26に接続される管体30の
端縁部が上方に所定高さ突出しているため、この
給水管26から供給される湿し水は、一旦高所で
ある管体30の端縁部に送られた後に低所である
管体30の残余の部分に流動する。これにより、
給水管26から供給される湿し水の流量の変動に
影響されることがなく、比較的安定した層流を得
ることが可能になり、平均化した流量を維持して
各孔部36a乃至36nから水舟20内に一定量
の湿し水を供給することができる。なお、管体3
0の一端部に継手38を介することなく、直接、
栓38aを螺着することも可能である。
供給を継続すれば、前記管体30内には不純物等
が堆積して前記水の流れが妨げられる場合があ
る。その際には、管体30を水舟20から取り外
し、その一端部に設けた継手38から栓38aを
取り外してこの継手38に洗浄用の配管等を接続
して洗浄すれば、極めて容易にこの管体30内の
洗浄が可能となる。これにより、管体30内に供
給される湿し水は、この管体30内を円滑に流れ
るため、各孔部36a乃至36nから水舟20内
に供給される湿し水の流量を均一に確保すること
が出来、この水舟20内の湿し水温を水出しロー
ラ42の軸線方向に対して均一に維持することが
可能になるという効果が得られる。また、管体3
0の両端縁部を上方に突出形成しているため、継
手38および40を接続した状態で、前記管体3
0を水舟20内に当接位置決めすることが出来
る。しかも、給水管26に接続される管体30の
端縁部が上方に所定高さ突出しているため、この
給水管26から供給される湿し水は、一旦高所で
ある管体30の端縁部に送られた後に低所である
管体30の残余の部分に流動する。これにより、
給水管26から供給される湿し水の流量の変動に
影響されることがなく、比較的安定した層流を得
ることが可能になり、平均化した流量を維持して
各孔部36a乃至36nから水舟20内に一定量
の湿し水を供給することができる。なお、管体3
0の一端部に継手38を介することなく、直接、
栓38aを螺着することも可能である。
以上のように本考案によれば、水舟内の湿し水
の水温を水出しローラの軸線方向に対して均一に
確保して、版胴部に供給される湿し水の水膜厚さ
を均一にすることが可能となる。従つて、印刷品
質の不揃いを防止して印刷精度に優れ且つ品質の
高い印刷物が得られる。さらに、構造が極めて簡
単なため廉価に製造出来ると共に、特に、従来か
ら存在する種々の湿し水装置に付設し得るという
利点がある。
の水温を水出しローラの軸線方向に対して均一に
確保して、版胴部に供給される湿し水の水膜厚さ
を均一にすることが可能となる。従つて、印刷品
質の不揃いを防止して印刷精度に優れ且つ品質の
高い印刷物が得られる。さらに、構造が極めて簡
単なため廉価に製造出来ると共に、特に、従来か
ら存在する種々の湿し水装置に付設し得るという
利点がある。
以上、本考案について好適な実施例を挙げて説
明したが、本考案はこの実施例に限定されるもの
ではなく、例えば、当該実施例では管体の両端縁
部を上方に突出形成しているが、真直な管体を用
い、その一端部に給水管を接続し他端部に栓を螺
着して使用することも可能である等、本考案の要
旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設
計の変更が可能なことは勿論である。
明したが、本考案はこの実施例に限定されるもの
ではなく、例えば、当該実施例では管体の両端縁
部を上方に突出形成しているが、真直な管体を用
い、その一端部に給水管を接続し他端部に栓を螺
着して使用することも可能である等、本考案の要
旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設
計の変更が可能なことは勿論である。
第1図は従来の湿し水装置の概略説明図、第2
図は従来の湿し水装置における湿し水の温度分布
を示す説明図、第3図は従来の他の湿し水装置を
構成する水舟の一部省略斜視図、第4図は本考案
に係る湿し水供給機構の一部省略斜視図、第5図
は本考案に係る湿し水供給機構における湿し水の
温度分布を示す説明図である。 20……水舟、22……給水口、24……排水
口、26……給水管、28……排水管、30……
管体、34……通路、36a〜36n……孔部、
38……継手、38a……栓、40……継手。
図は従来の湿し水装置における湿し水の温度分布
を示す説明図、第3図は従来の他の湿し水装置を
構成する水舟の一部省略斜視図、第4図は本考案
に係る湿し水供給機構の一部省略斜視図、第5図
は本考案に係る湿し水供給機構における湿し水の
温度分布を示す説明図である。 20……水舟、22……給水口、24……排水
口、26……給水管、28……排水管、30……
管体、34……通路、36a〜36n……孔部、
38……継手、38a……栓、40……継手。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) オフセツト印刷機の版胴に湿し水を転移する
湿し水供給機構であつて、前記湿し水を貯留す
る水舟内に水出しローラと平行して管体を配設
し、前記管体には軸線方向に所定間隔離間して
複数の孔部を穿設すると共に、該管体の少なく
とも一端縁部を上方に所定高さ突出形成してそ
の一端部を前記水舟に設けた給水管に継手を介
して取り外し自在に接続し、一方、前記管体の
他端部を閉塞し、さらに管体の残余の部分を前
記水舟の底面に当接して管体の位置決めを行う
ことを特徴とするオフセツト印刷機の湿し水供
給機構。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項記載の湿し水
供給機構において、管体の他端部にこの管体内
部を洗浄するための配管部材を接続する継手を
装着し、前記継手に栓を嵌合して閉塞すること
を特徴とするオフセツト印刷機の湿し水供給機
構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985044033U JPH0432275Y2 (ja) | 1985-03-27 | 1985-03-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985044033U JPH0432275Y2 (ja) | 1985-03-27 | 1985-03-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61160932U JPS61160932U (ja) | 1986-10-06 |
| JPH0432275Y2 true JPH0432275Y2 (ja) | 1992-08-03 |
Family
ID=30556246
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985044033U Expired JPH0432275Y2 (ja) | 1985-03-27 | 1985-03-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0432275Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006043981A (ja) * | 2004-08-03 | 2006-02-16 | Komori Corp | 印刷機の給水装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5178414A (ja) * | 1974-12-28 | 1976-07-08 | Jun Kushishitamachi | Insatsukinohandonitaisuru shimeshimizunojidotekireikyaku chosei narabini kyokyusochi |
| JPS5933146A (ja) * | 1982-08-18 | 1984-02-22 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 湿し装置 |
-
1985
- 1985-03-27 JP JP1985044033U patent/JPH0432275Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61160932U (ja) | 1986-10-06 |
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