JPH0432282Y2 - - Google Patents

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JPH0432282Y2
JPH0432282Y2 JP1985069756U JP6975685U JPH0432282Y2 JP H0432282 Y2 JPH0432282 Y2 JP H0432282Y2 JP 1985069756 U JP1985069756 U JP 1985069756U JP 6975685 U JP6975685 U JP 6975685U JP H0432282 Y2 JPH0432282 Y2 JP H0432282Y2
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ink
orifice
ventilation chamber
groove
air
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はインク噴射ノズルの目詰り防止機能を
備えたインクジエツトプリンタに関するものであ
る。
〔従来技術〕
一般にこの種インクジエツトプリンタにあつて
はインク溜りから印写紙に向けて噴射したインク
滴を空気流によつて印写紙に吹き付けるようにし
たエアフロー型が広く採用されている。ところで
この種エアフロー型場合、オリフイスは空気中に
開口するため、インク噴射ヘツドの非使用時にオ
リフイスを通じてインク溜り内のインク水分が蒸
発し、インク成分がオリフイス周縁に乾燥固着し
てオリフイスを閉塞することがある外、インク水
分の蒸発によつてインク体積が減少すると空気が
インク溜り内に吸込まれ、インクの噴射駆動用の
振動板からインクに対する圧力波の伝播不良を起
こし、インク滴噴射が不調になるなどの欠点があ
つた。
このような欠点を解消する手段として、従来第
3図イ,ロに示す如き目詰り防止方法が提案され
ている(特開昭58−7357号)。第3図イはインク
ジエツトプリンタの使用時の、また第3図ロは同
じく非使用時の各状態を示す模式的断面図であ
り、図中50はインク噴射ヘツド、60は回転ド
ラム、61は回転ドラム60に巻着した印写紙を
示している。インク噴射ヘツド50は厚肉円盤状
をなすヘツド主体51に、後面側は振動板52a
にて閉鎖され、前面側はダイヤフラム板52cに
て閉鎖された圧力室52と、この圧力室52の外
周及び前方にわたつて形成され、前面側がオリフ
イス53aを備えた前面板53bにて閉鎖された
インク溜り53と、このインク溜り53の外周及
び前方にわたつて形成され、前面側がオリフイス
53aと対向する位置に噴気口54aを備えた覆
板54bにて閉鎖された通気室54とを備えて構
成されている。圧力室52内にはインクが満たさ
れ、またインク溜り53はインクチユーブ53d
を介して図示しないインクカートリツジに連結さ
れており、このインクカートリツジから供給され
るインクによつて満たされ、更に通気室54はエ
アチユーブ54dを介して図示しないエアポンプ
に連結されている。
而していま振動板52aに電気信号を与えると
振動板52aの振動が圧力室52内のインクを圧
力伝播媒体としてダイヤフラム板52cに伝播さ
れ、ダイヤフラム板52cの振動はインク溜り5
3内のインクに圧力波として伝播され、このイン
クをインク滴としてオリフイス53aから噴射せ
しめ、通気室54から噴気口54aを経て噴出さ
れる空気流と共に印写紙61に吹き付けられ記録
が行なわれる。
そして非使用時には第3図ロに示す如くパツド
57を噴気口54aに当接させてこれを閉鎖する
一方通気室54を大気中に開放した状態で振動板
52aを作動し、オリフイス53aからインクを
通気室54に供給し、通気室54内に少なくとも
オリフイス53aが没する高さ以上にインクを充
填しておく。
而して、この状態ではオリフイス53aがイン
ク中に没しているからオリフイス53aが乾燥し
て目詰りするようなことがなく、また機械的な衝
撃が作用してもオリフイス53aを通じてインク
溜り53内に空気が吸引されるなどの不都合が解
消されることとなる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで上述した如き従来品にあつては第4図
に示す如く通気室54内にインクを充填する際、
通気室54内に気泡Aが残留し、プリント再開の
ため通気室54内のインクを排出する際、オリフ
イス53aにおける内、外の圧力バランスが崩れ
てインク溜り53内に空気が侵入し、空気の体積
収縮性のために振動伝播機能が低下し、インク噴
射を正確に行い得ないという問題があつた。
第4図イに示す如く、通気室54内への気泡A
の残留原因は種々考えられるが、その一つは次の
ような理由による。即ち、オリフイス53aから
通気室54内にインクが噴射されると、先ずイン
ク滴は前面板53bと覆板54bとの間を条状に
つたつて外方に流れ、通気室54の最外周部に形
成されている溝状部にインクが溜り始め、その後
は当初形成された条状部の通路aをつたつて溝状
部に供給され、全体に充填される。これによつて
溝状部と連なるエアチユーブ54dがインクによ
つて略塞がれた状態となる。従つてこの後、その
溝状部内側の上記条状の通路a間に閉じ込められ
た部分b内をインクで埋め合わせようとしても、
その部分の周囲はインクで囲まれて空気の排出を
妨げた状態となつているためインクが充填され
ず、オリフイス53aから供給されたインクはエ
アホース54d内を単に逆流してゆくこととな
る。
このように、溝状部内側の条状の通路aに挟み
込まれた部分bに存在する空気の排出路は全くな
くなる結果、その部分に存在する空気はインク噴
射ヘツド外に排出されずに、前面板53bと覆板
54bとの間に滞留したままとなつてしまうこと
となる。
またこの外にダイヤフラム板52cの操作ミス
等によつてインクがオリフイス53aから条状に
前面板53bに沿つて通気室54内に垂れ出した
ような場合も同様な結果を招くことが知られてお
り、特に前面板53bが撥水性の大きい場合等に
発生率が高い。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案はかかる事情に鑑みなされたものであつ
て、その目的とするところはインク溜りからイン
ク滴を噴射するオリフイスの周辺近傍であつて、
通気室と対向する部分に凹所を形成し、通気室へ
のインク充填時に凹所の内側にインクが溜りオリ
フイスをインク中に位置せしめて少ないインクで
効果的にオリフイスを含むその周辺をインク中に
没した状態に維持できて目詰りを防止出来ると共
に、気泡の残留を確実に防止し得るようにしたイ
ンク噴射ヘツドを備えるインクジエツトプリンタ
を提供するにある。
本考案に係るインクジエツトプリンタは、ダイ
ヤフラムの振動によつてインク溜りのインクをオ
リフイスを通じて通気室内にインク滴として噴射
し、通気室内の風と共に噴気口から外部に噴射す
る一方、非使用時には通気室内に前記インク溜り
からインクを充填せしめるようにしたインクジエ
ツトプリンタにおいて、前記通気室に面して開口
するオリフイスの通気室側壁面のオリフイス周囲
近傍に、前記通気室内に前記インクを平面的に拡
充させるための粗面、又は凹部を形成したことを
特徴とする。
〔実施例〕
以下本考案をその実施例を示す図面に基づく具
体的に説明する。第1図は本考案に係るインクジ
エツトプリンタ(以下本案品という)の模式的断
面図、第2図イ,ロはインク噴射ヘツドの使用時
の拡大断面図、第2図ハは非使用時の拡大断面図
であり、図中1はインク噴射ヘツド、10は回転
ドラム、11は回転ドラム10に巻着した印写紙
を示している。インク噴射ヘツド1は厚肉円盤状
をなすヘツド主体51に、後面側は振動板2aに
て閉鎖され、前面側は調圧用の微小孔を備えたダ
イヤフラム板2cにて閉鎖された圧力室2と、こ
の圧力室2の外周及び前方にわたつて形成され、
前面側はオリフイス3aおよび該オリフイス3a
の周りに円環状の凹溝3fを備えた前面板3bに
て閉鎖されたインク溜り3と、このインク溜り3
の外周及び前方にわたつて形成され、前面側がオ
リフイス3aと対向する位置に噴気口4aを備え
た覆板4bにて閉鎖された通気室4とを備えて構
成されている。前面板3bの前面に形成した凹溝
3fは通気室4内にインクを注入したとき、イン
クがこの凹溝3f内に溜り易いような深さに設定
されており、この機能を備えている場合はその断
面形状の如何を問わない。圧力室2内にはインク
が満たされ、またインク溜り3は連通路3c、イ
ンクチユーブ3d及び図示しないフイルタを介し
てインクカートリツジ5にけるインクを収容した
袋体5aに連結されており、この袋体5aから供
給されるインクによつて満たされ、更に通気室4
はエアチユーブ4d及びその途中に介装した切換
弁4eを介してエアポンプ6に連結されており、
エアポンプ6からの圧気を導入するようにしてあ
る。なおエアポンプ6は別にエアチユーブ4dを
介してインクカートリツジ5の袋体5aを収容し
た筺体5bに連結されており、エアポンプ6から
圧気を筺体5b内に導入し、袋体5aのインクに
袋体5aとオリフイス3aとの水頭に相当する圧
力を付与するようにしてある。而していま振動板
2aに電気信号を与えると振動板2aの振動が圧
力室2内のインクを圧力伝播媒体としてダイヤフ
ラム板2cに伝播され、ダイヤフラム板2cの振
動はインク溜り3内のインクに圧力波として伝播
され、このインクを第2図イに示す如くインク滴
としてオリフイス3aから噴射せしめ、通気室4
から噴気口4aを経て噴射される空気流と共に印
写紙11に吹き付けられ記録が行われる。一方記
録によつて消費されたインクはインク溜り3のオ
リフイス3aに作用する表面張力によつて袋体5
aからインク溜り3に供給されるようにしてあ
る。
なおこの状態では前面板3b前面の凹溝3f内
にはインクが第2図イに示す如く溜らない状態、
或いは第2図ロに示す如く一部が溜つた状態のい
ずれかになるが、いずれの状態であつても凹溝3
fが他に何らの影響も与えることはない。
一方非使用時には第2図ハに示す如くパツドを
噴気口4aに当接させてこれを閉鎖する一方、制
御弁4e閉位置に設定し、通気室4を大気中に開
放すると共にエアポンプ6を作動して圧気を筺体
5b内に導入し、袋体5a内のインクをインク溜
り3に導入しつつ振動板2aを作動し、第2図ハ
に示す如くオリフイス3aからインクを通気室4
に供給する。従つて凹溝3fを上述の位置に設け
ることによつて、オリフイス3aから噴射された
インクは第2図ニに示す如く狭い前面板3bと覆
板4bとの間を条状につたつて外方に流れて凹溝
3fに達し、その凹溝3fを満たしながら、その
凹溝3f内を周方向にも条状につたつて拡がり、
凹溝3f内がインクで満たされるとこの凹溝3f
で囲われた内側に向けてインクが溜り始める。
このとき、オリフイス3aから噴射されたイン
クが、狭い前面板3d、覆板4b間を条状につた
つて凹溝3fに達したとしても、オリフイス3a
を含む凹溝3f内、並びにこの凹溝3fで囲まれ
た内側がインクで満たされる際に、凹溝3fで囲
まれた内側の空気は、エアチユーブ4dと連なつ
ている凹溝3fの外側の領域に追い出され、気泡
が閉じ込められることがない。
そして、オリフイス3aを含む凹溝3fで囲ま
れた内側が完全にインクで満たされれば、オリフ
イス3aからのインクの噴射を停止することによ
つて、第2図ハの状態となる。
上述の実施例はオリフイス3aの周辺であつ
て、前面板3bの前面にオリフイス3aを中心と
するリング状に凹溝3fを形成する構成につき説
明したが、その断面形状、凹溝3f自体の平面形
状については特に限定するものではなく例えば部
分的な凹部をリング状に多数並べて形成してもよ
い。また凹溝3fに代えてオリフイス3aの周辺
における前面板3b表面をインクが滞留し易い粗
面に形成してもよい。
而して、この状態ではオリフイス3aがインク
中に没しているからオリフイス3aが乾燥して目
詰りするようなことがなく、また機械的な衝撃が
作用してもオリフイス3aを通じてインク溜り3
内に空気が吸引されるなどの不都合が解消される
こととなる。またプリント再開に際してエアチユ
ーブ4dから空気を供給すると、凹溝3fの周囲
から均一な圧力が作用し噴気口4aを通じてイン
クが外部に排出される。なおインクの一部は第2
図ロに示す如く凹溝3f内に残留することもある
が、何ら支障を生じることはない。
〔効果〕
以上の如く本考案にあつてはオリフイスの周り
であつて通気室に面する部分に凹部を形成したか
ら非使用時に通気室内にインクを充填したとき、
インクは凹部内に溜つてオリフイス周辺の通気室
内をインクで確実に満たすことが出来て少量のイ
ンクで済み、しかも気泡を封じ込めることがな
く、インク溜り内への気泡の侵入等を確実に防止
し得て正確なインク噴射機能を維持し得るなど本
考案は優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案品の模式的断面図、第2図イ,
ロ,ハは非使用時及び使用時の態様を示す拡大断
面図、第2図ニは第2図ハのニ−ニ線による平面
図、第3図イ,ロは従来品の拡大断面図、第4図
は従来品における気泡を封じ込めた状態の説明図
である。 1……インク噴射ヘツド、2……圧力室、3…
…インク溜り、3f……凹溝、4……通気室、5
……インクカートリツジ、5a……袋体、6……
エアポンプ、10……ドラム、11……印写紙。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ダイヤフラムの振動によつてインク溜りのイン
    クをオリフイスを通じて通気室内にインク滴とし
    て噴射し、通気室内の風と共に噴気口から外部に
    噴射する一方、非使用時には通気室内に前記イン
    ク溜りからインクを充填せしめるようにしたイン
    クジエツトプリンタにおいて、 前記通気室に面して開口するオリフイスの通気
    室側壁面のオリフイス周囲近傍に、前記通気室内
    に前記インクを平面的に拡充させるための粗面、
    又は凹部を形成したことを特徴とするインクジエ
    ツトプリンタ。
JP1985069756U 1985-05-10 1985-05-10 Expired JPH0432282Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985069756U JPH0432282Y2 (ja) 1985-05-10 1985-05-10

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985069756U JPH0432282Y2 (ja) 1985-05-10 1985-05-10

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Publication Number Publication Date
JPS61186440U JPS61186440U (ja) 1986-11-20
JPH0432282Y2 true JPH0432282Y2 (ja) 1992-08-03

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ID=30605731

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JP1985069756U Expired JPH0432282Y2 (ja) 1985-05-10 1985-05-10

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58122877A (ja) * 1982-01-14 1983-07-21 Sanyo Electric Co Ltd インク滴噴射装置に於ける目詰まり防止液排出方法

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JPS61186440U (ja) 1986-11-20

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