JPH04323345A - プレス成形性と焼付硬化性に優れる冷延鋼板 - Google Patents
プレス成形性と焼付硬化性に優れる冷延鋼板Info
- Publication number
- JPH04323345A JPH04323345A JP9060491A JP9060491A JPH04323345A JP H04323345 A JPH04323345 A JP H04323345A JP 9060491 A JP9060491 A JP 9060491A JP 9060491 A JP9060491 A JP 9060491A JP H04323345 A JPH04323345 A JP H04323345A
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- JP
- Japan
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- steel
- press formability
- steel sheet
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- cold rolled
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプレス成形性と焼付硬化
性に優れる冷延鋼板に関する。
性に優れる冷延鋼板に関する。
【0002】
【従来の技術】薄鋼板の製造メーカーでは、高いプレス
成形性を得るため、極低炭素鋼にNbやTi等の炭窒化
物形成元素を単独または複合して添加した所謂IF鋼が
多く製造されている。そして、自動車の車体軽量化のた
め、強度が高い鋼板をとの自動車メーカーのニューズに
合わせ、IF鋼にSi,Mn,P等を適量添加した高強
度鋼板が製造されている。また、鋼板の強度が高くなる
とプレス成形の際にしわや面歪が発生し易くなるため、
プレス成形の際には軟質で、その後の塗装焼付の際に硬
化する所謂焼付硬化性を有する鋼板も種々の強度レベル
のIF鋼を用いて製造されている。
成形性を得るため、極低炭素鋼にNbやTi等の炭窒化
物形成元素を単独または複合して添加した所謂IF鋼が
多く製造されている。そして、自動車の車体軽量化のた
め、強度が高い鋼板をとの自動車メーカーのニューズに
合わせ、IF鋼にSi,Mn,P等を適量添加した高強
度鋼板が製造されている。また、鋼板の強度が高くなる
とプレス成形の際にしわや面歪が発生し易くなるため、
プレス成形の際には軟質で、その後の塗装焼付の際に硬
化する所謂焼付硬化性を有する鋼板も種々の強度レベル
のIF鋼を用いて製造されている。
【0003】焼付硬化性を有するIF鋼は、1)IF鋼
を高い温度に加熱して炭化物の一部を溶解させ、固溶C
を生成させ、その後室温まで急速に冷却する方法(特開
昭63−4899号公報)、2)C,Nの濃度に合わせ
、これらとの原子比で等量以下の炭窒化物形成元素を制
御して添加し、固溶Cを鋼中に残留させる方法(特開昭
59−38337号公報)、の2つの方法で製造されて
いる。しかしながら、これらの方法では高い焼付硬化性
を有する鋼板が製造できないという欠点を有する。鋼中
の固溶Cを上記1)また2)の方法で多くすれば、焼付
硬化性は増大するが、同時にプレス成形の際に硬質にな
り、かつストレッチャーストレインと呼ばれる表面の凹
凸を生じるようになり、プレス成形に不適の鋼板になる
という欠点を有していた。
を高い温度に加熱して炭化物の一部を溶解させ、固溶C
を生成させ、その後室温まで急速に冷却する方法(特開
昭63−4899号公報)、2)C,Nの濃度に合わせ
、これらとの原子比で等量以下の炭窒化物形成元素を制
御して添加し、固溶Cを鋼中に残留させる方法(特開昭
59−38337号公報)、の2つの方法で製造されて
いる。しかしながら、これらの方法では高い焼付硬化性
を有する鋼板が製造できないという欠点を有する。鋼中
の固溶Cを上記1)また2)の方法で多くすれば、焼付
硬化性は増大するが、同時にプレス成形の際に硬質にな
り、かつストレッチャーストレインと呼ばれる表面の凹
凸を生じるようになり、プレス成形に不適の鋼板になる
という欠点を有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】本発明はプレス成形
性に優れるIF鋼をベースとした高い焼付硬化性を有す
る冷延鋼板を提供するもので、プレス成形性、特にプレ
ス成形におけるストレッチャーストレインの発生の抑制
と高い焼付硬化性を両立させるのは困難であるとする従
来の問題点を有利に解決するものである。
性に優れるIF鋼をベースとした高い焼付硬化性を有す
る冷延鋼板を提供するもので、プレス成形性、特にプレ
ス成形におけるストレッチャーストレインの発生の抑制
と高い焼付硬化性を両立させるのは困難であるとする従
来の問題点を有利に解決するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は下記のと
おりである。 (1) 重量%で、 C:0.002〜0.008%、 Mn:0.1〜2.0%、 Si:0.001〜0.8%、 P:0.002〜0.03%、 S:0.004〜0.020%、 酸可溶性Al:0.01〜0.07%、N:0.000
5〜0.004%、 Pb:0.01〜0.4% およびNb,Tiを1種以上添加し、その合計添加量が
0.01〜0.04%であり、残部がFeと不可避的不
純物よりなるプレス成形性と焼付硬化性に優れる冷延鋼
板。
おりである。 (1) 重量%で、 C:0.002〜0.008%、 Mn:0.1〜2.0%、 Si:0.001〜0.8%、 P:0.002〜0.03%、 S:0.004〜0.020%、 酸可溶性Al:0.01〜0.07%、N:0.000
5〜0.004%、 Pb:0.01〜0.4% およびNb,Tiを1種以上添加し、その合計添加量が
0.01〜0.04%であり、残部がFeと不可避的不
純物よりなるプレス成形性と焼付硬化性に優れる冷延鋼
板。
【0006】(2) 重量%で、
C:0.002〜0.008%、
Mn:0.1〜2.0%、
Si:0.001〜0.8%、
P:0.002〜0.10%、
S:0.004〜0.020%、
酸可溶性Al:0.01〜0.07%、N:0.000
5〜0.004%、 Pb:0.01〜0.4%、 B:0.0002〜0.002% およびNb,Tiを1種以上添加し、その合計添加量が
0.01〜0.04%であり、残部がFeと不可避的不
純物よりなるプレス成形性と焼付硬化性に優れる冷延鋼
板。
5〜0.004%、 Pb:0.01〜0.4%、 B:0.0002〜0.002% およびNb,Tiを1種以上添加し、その合計添加量が
0.01〜0.04%であり、残部がFeと不可避的不
純物よりなるプレス成形性と焼付硬化性に優れる冷延鋼
板。
【0007】すなわち、本発明はプレス成形性に優れる
極低炭素鋼にNb,Tiを適量添加した所謂IF鋼にP
bを適量添加すると、高い焼付硬化性を示すとともにプ
レス成形の際にストレッチャーストレインが生じ難くな
るという新規知見に基づいてなされたものであり、その
特徴とするところは高焼付硬化性と高いプレス成形性を
示すPbを含有したIF鋼にある。
極低炭素鋼にNb,Tiを適量添加した所謂IF鋼にP
bを適量添加すると、高い焼付硬化性を示すとともにプ
レス成形の際にストレッチャーストレインが生じ難くな
るという新規知見に基づいてなされたものであり、その
特徴とするところは高焼付硬化性と高いプレス成形性を
示すPbを含有したIF鋼にある。
【0008】
【作用】以下に本発明を具体的に説明する。Cは高いプ
レス成形性を得るには少ないほうがよいので、その上限
を0.008%とした。一方、焼付硬化性を付与するた
めにCは0.002%以上必要である。
レス成形性を得るには少ないほうがよいので、その上限
を0.008%とした。一方、焼付硬化性を付与するた
めにCは0.002%以上必要である。
【0009】Siは高強度鋼板を製造する場合には添加
するが、あまりに多いと熱間圧延の際にスケールが鋼表
面から除去し難くなり表面疵が生じやすくなるので0.
8%以下とした。0.001%以上は不純物元素として
含まれる。MnもSiと同様に必要とする引張強度に応
じて添加量を調節するがあまりに多いと添加コストが大
きくなるので上限を2.0%とした。また、Mnは少な
いほどプレス成形性は向上するが、脱Mnによるコスト
アップとなるので下限を0.1%とした。
するが、あまりに多いと熱間圧延の際にスケールが鋼表
面から除去し難くなり表面疵が生じやすくなるので0.
8%以下とした。0.001%以上は不純物元素として
含まれる。MnもSiと同様に必要とする引張強度に応
じて添加量を調節するがあまりに多いと添加コストが大
きくなるので上限を2.0%とした。また、Mnは少な
いほどプレス成形性は向上するが、脱Mnによるコスト
アップとなるので下限を0.1%とした。
【0010】Pは少ない添加量で強度を著しく高めるこ
とができるため、MnやSiと同様、高強度鋼板を製造
する場合には添加する。高強度鋼板を製造する場合、P
の添加量があまりに多いと低温での脆性割れが生じ易く
なるので、その上限を0.10%とする。軟鋼を製造す
る場合には、Pは不純物元素であり、少ないほどよいが
、一般に不純物として0.03%は含まれることがある
ので、Pの上限は0.03%とする。
とができるため、MnやSiと同様、高強度鋼板を製造
する場合には添加する。高強度鋼板を製造する場合、P
の添加量があまりに多いと低温での脆性割れが生じ易く
なるので、その上限を0.10%とする。軟鋼を製造す
る場合には、Pは不純物元素であり、少ないほどよいが
、一般に不純物として0.03%は含まれることがある
ので、Pの上限は0.03%とする。
【0011】高強度鋼板を製造する場合でもPによらず
、MnやSiで強度を高める場合がある。その際、Pを
著しく低減することで伸びが向上する。かかるP低減に
よる伸びの向上効果は軟鋼においても同様である。しか
しながら、Pを著しく低めると製鋼での脱Pコストが大
きくなるため、その下限を0.002%とする。Sは不
純物元素として鋼に存在する。脱Sもできるが0.00
4%未満になると連続鋳造の際にキズを生じ易い。 0.02%超は通常、鋼に含まれない。
、MnやSiで強度を高める場合がある。その際、Pを
著しく低減することで伸びが向上する。かかるP低減に
よる伸びの向上効果は軟鋼においても同様である。しか
しながら、Pを著しく低めると製鋼での脱Pコストが大
きくなるため、その下限を0.002%とする。Sは不
純物元素として鋼に存在する。脱Sもできるが0.00
4%未満になると連続鋳造の際にキズを生じ易い。 0.02%超は通常、鋼に含まれない。
【0012】酸可溶性Alは鋳造前に脱酸のために添加
するAlによりもたらされる。酸可溶性Alが0.01
%以上ないと連続鋳造をうまく行うことが出来ない。T
iを添加しない場合にはNを鋼中でAlNとして析出さ
せるために添加する。この場合Alが多いほどプレス成
形性は向上するが、あまりに多いと逆に悪化する。最多
で0.07%とした。
するAlによりもたらされる。酸可溶性Alが0.01
%以上ないと連続鋳造をうまく行うことが出来ない。T
iを添加しない場合にはNを鋼中でAlNとして析出さ
せるために添加する。この場合Alが多いほどプレス成
形性は向上するが、あまりに多いと逆に悪化する。最多
で0.07%とした。
【0013】Nは不純物元素であり、少ないほうがプレ
ス成形性は向上するので、上限を0.004%とした。 0.0005%未満は現状の製鋼での脱N技術では不可
能である。Pbは、■焼付硬化性を高め、■プレス成形
の際のストレッチャーストレインを発生し難くするため
に添加する。Pbは鋼中にほとんど固溶せず粒状に鋼中
に分散し、室温では固体、焼鈍温度では液体として存在
し、鋼に比べ熱膨脹係数が大きいのが特徴である。この
ため、焼鈍後の冷却でPb粒子の周りの鋼には引張の応
力場が形成され、ここに鋼中の固溶状態のC原子が集ま
った状態となると考えられる。これを自動車の塗装焼付
温度まで加熱するとPb粒子が膨脹することと、プレス
成形の際に導入された転位が存在するため、Pb粒子の
周りから固溶状態のC原子が放出され、このC原子が転
位を固着するため高い焼付硬化性を示すと考えられる。 一方、Pbは室温では鋼に比べ著しく軟質であるため、
鋼中にPb粒子が存在すると、プレス成形の際にはPb
粒子の周りから変形がはじまるため、降伏点伸びを発生
させ難くすると考えられる。上記した■及び■の効果は
Pbを0.01%以上添加しないと現れない。多いほど
■,■の効果は大きくなるが、0.4%を越えて添加す
るとプレス成形に必要な伸び特性を急激に劣化させるこ
とが分かったので、上限を0.4%とした。
ス成形性は向上するので、上限を0.004%とした。 0.0005%未満は現状の製鋼での脱N技術では不可
能である。Pbは、■焼付硬化性を高め、■プレス成形
の際のストレッチャーストレインを発生し難くするため
に添加する。Pbは鋼中にほとんど固溶せず粒状に鋼中
に分散し、室温では固体、焼鈍温度では液体として存在
し、鋼に比べ熱膨脹係数が大きいのが特徴である。この
ため、焼鈍後の冷却でPb粒子の周りの鋼には引張の応
力場が形成され、ここに鋼中の固溶状態のC原子が集ま
った状態となると考えられる。これを自動車の塗装焼付
温度まで加熱するとPb粒子が膨脹することと、プレス
成形の際に導入された転位が存在するため、Pb粒子の
周りから固溶状態のC原子が放出され、このC原子が転
位を固着するため高い焼付硬化性を示すと考えられる。 一方、Pbは室温では鋼に比べ著しく軟質であるため、
鋼中にPb粒子が存在すると、プレス成形の際にはPb
粒子の周りから変形がはじまるため、降伏点伸びを発生
させ難くすると考えられる。上記した■及び■の効果は
Pbを0.01%以上添加しないと現れない。多いほど
■,■の効果は大きくなるが、0.4%を越えて添加す
るとプレス成形に必要な伸び特性を急激に劣化させるこ
とが分かったので、上限を0.4%とした。
【0014】Nb及びTiは炭窒化物を形成させるため
、一種以上添加する。添加しないとプレス成形性は低く
なる。その添加量としては、添加量の合計で0.01%
以上必要である。添加量が多くなると固溶Cが少なくな
り、焼付硬化量が低下する。上限を添加量の合計で0.
04%とした。Bは低温脆性をよくする必要がある場合
には添加する。特に、高強度鋼板と成すためPを多く添
加する場合は必ず添加する。その際、0.0002%以
上添加しないと効果がない。添加量が0.002%を越
えるとプレス成形性を著しく劣化させる。
、一種以上添加する。添加しないとプレス成形性は低く
なる。その添加量としては、添加量の合計で0.01%
以上必要である。添加量が多くなると固溶Cが少なくな
り、焼付硬化量が低下する。上限を添加量の合計で0.
04%とした。Bは低温脆性をよくする必要がある場合
には添加する。特に、高強度鋼板と成すためPを多く添
加する場合は必ず添加する。その際、0.0002%以
上添加しないと効果がない。添加量が0.002%を越
えるとプレス成形性を著しく劣化させる。
【0015】本発明鋼はその用途から冷間圧延の後焼鈍
を行って製造するのがよい。いずれも常法でよいが、N
b,Tiを多く添加した場合は焼鈍温度は750℃以上
とするのがよい。この場合Ac3 点を越えて焼鈍する
と焼付硬化量は増大するがプレス成形性は低下する。焼
鈍の後の冷却速度は特に限定するものではないが、速い
ほうが■,■の効果が大きくなり好ましい。冷却速度は
5℃/sec以上がよく、特に100℃/sec超の冷
却速度で冷却すると非常によい。溶融亜鉛鍍金鋼板とな
すため、焼鈍中、冷却中に鍍金を行ってもよい。また鍍
金後亜鉛鍍金層を合金化するための熱処理を常法に従っ
て行ってもよい。亜鉛−鉄組成の合金鍍金を行っても勿
論よい。
を行って製造するのがよい。いずれも常法でよいが、N
b,Tiを多く添加した場合は焼鈍温度は750℃以上
とするのがよい。この場合Ac3 点を越えて焼鈍する
と焼付硬化量は増大するがプレス成形性は低下する。焼
鈍の後の冷却速度は特に限定するものではないが、速い
ほうが■,■の効果が大きくなり好ましい。冷却速度は
5℃/sec以上がよく、特に100℃/sec超の冷
却速度で冷却すると非常によい。溶融亜鉛鍍金鋼板とな
すため、焼鈍中、冷却中に鍍金を行ってもよい。また鍍
金後亜鉛鍍金層を合金化するための熱処理を常法に従っ
て行ってもよい。亜鉛−鉄組成の合金鍍金を行っても勿
論よい。
【0016】特に限定するものではないが、連続鋳造で
スラブとなし、熱間圧延を冷間圧延前に行って製造する
のがよい。何れもIF鋼製造の常法でよい。連続鋳造さ
れたスラブを一度室温まで冷却することなく熱間圧延の
加熱炉に装入してもよい。また連続鋳造されたスラブを
加熱炉に装入することなくそのまま熱間圧延を行っても
よい。
スラブとなし、熱間圧延を冷間圧延前に行って製造する
のがよい。何れもIF鋼製造の常法でよい。連続鋳造さ
れたスラブを一度室温まで冷却することなく熱間圧延の
加熱炉に装入してもよい。また連続鋳造されたスラブを
加熱炉に装入することなくそのまま熱間圧延を行っても
よい。
【0017】先にも記したが、合金化溶融亜鉛鍍金鋼板
、合金化しない鉄亜鉛組成の鍍金層を持つ溶融鍍金鋼板
、電気的に亜鉛または鉄またはクロムを主成分とする鍍
金層を析出させた電気鍍金鋼板としてもよい。また、製
造後の形状矯正用の調質圧延は常法でよい。防錆油,プ
レス用潤滑油を塗布したり、固体潤滑皮膜を付けてもよ
い。クロメート処理などの所謂表面処理を行ってもよい
。
、合金化しない鉄亜鉛組成の鍍金層を持つ溶融鍍金鋼板
、電気的に亜鉛または鉄またはクロムを主成分とする鍍
金層を析出させた電気鍍金鋼板としてもよい。また、製
造後の形状矯正用の調質圧延は常法でよい。防錆油,プ
レス用潤滑油を塗布したり、固体潤滑皮膜を付けてもよ
い。クロメート処理などの所謂表面処理を行ってもよい
。
【0018】
【実施例】真空脱ガス設備を用い種々の化学組成を有す
る鋼を製造し、厚さ245mmに連続鋳造した。スラブ
を1050℃の温度に再加熱し、Ar3 変態温度以上
で熱間圧延を終了し3.2mm厚となし、熱間圧延後0
.8secから1sec間150℃/secで冷却を行
い、730℃で巻取った。その後塩酸酸洗でスケールを
鋼表面から除去した。その後冷間圧延で板厚0.75m
mとした。その後表1に示した温度で40sec連続焼
鈍を行った。焼鈍の加熱速度は10℃/sec、冷却は
150℃/secで40℃まで冷却した。
る鋼を製造し、厚さ245mmに連続鋳造した。スラブ
を1050℃の温度に再加熱し、Ar3 変態温度以上
で熱間圧延を終了し3.2mm厚となし、熱間圧延後0
.8secから1sec間150℃/secで冷却を行
い、730℃で巻取った。その後塩酸酸洗でスケールを
鋼表面から除去した。その後冷間圧延で板厚0.75m
mとした。その後表1に示した温度で40sec連続焼
鈍を行った。焼鈍の加熱速度は10℃/sec、冷却は
150℃/secで40℃まで冷却した。
【0019】一部の材料はゼンジマータイプの連続溶融
鍍金を行い、鍍金目付け量60g/m2 の合金化溶融
鍍金鋼板とした。その際の浴Alは0.15%とし、5
00℃で液層がなくなるまで合金化処理を行った(化学
組成により異なるが10〜20sec程度)。この際の
焼鈍の加熱速度は10℃/secで鋼板の最高到達温度
は840℃、冷却は鍍金前までは5℃/sec,合金化
後は20℃/secで40℃まで行った。
鍍金を行い、鍍金目付け量60g/m2 の合金化溶融
鍍金鋼板とした。その際の浴Alは0.15%とし、5
00℃で液層がなくなるまで合金化処理を行った(化学
組成により異なるが10〜20sec程度)。この際の
焼鈍の加熱速度は10℃/secで鋼板の最高到達温度
は840℃、冷却は鍍金前までは5℃/sec,合金化
後は20℃/secで40℃まで行った。
【0020】これらの鋼板に0.4%の調質圧延を行い
、引き続き防錆を主目的とする油を塗布した。塗油後に
分析した鋼板の化学組成を表1に示す。かかる鋼板から
JIS5号引張試験片を圧延方向を長手方向として切り
出し、引張試験に供した。引張試験は10mm/min
で行った。鋼板の強度レベルとして引張強さを、プレス
成形性の尺度として降伏点伸びと伸びを測定した。特に
降伏点伸びはプレス成形の際のストレッチャーストレイ
ンの発生と密接な関係があり、降伏点伸びが小さいほう
がストレッチャーストレインが生じ難い。降伏点伸び、
伸びは評点間距離50mmでのものである。実用におい
ては出荷されてから使用されるまで時間がかかるので、
引張試験も調質圧延を行ってから30日室温に放置して
から行った。
、引き続き防錆を主目的とする油を塗布した。塗油後に
分析した鋼板の化学組成を表1に示す。かかる鋼板から
JIS5号引張試験片を圧延方向を長手方向として切り
出し、引張試験に供した。引張試験は10mm/min
で行った。鋼板の強度レベルとして引張強さを、プレス
成形性の尺度として降伏点伸びと伸びを測定した。特に
降伏点伸びはプレス成形の際のストレッチャーストレイ
ンの発生と密接な関係があり、降伏点伸びが小さいほう
がストレッチャーストレインが生じ難い。降伏点伸び、
伸びは評点間距離50mmでのものである。実用におい
ては出荷されてから使用されるまで時間がかかるので、
引張試験も調質圧延を行ってから30日室温に放置して
から行った。
【0021】焼付硬化性は、まず評点間50mmで2%
の引張予歪を加え、2%の引張予歪での■フローストレ
スを測定した。その後170℃にしたシリコンオイル浴
中に、それらの引張試験片を投入し、20min経過後
取り出して水冷し、再度引張試験を行い、■上降伏点を
測定した。■の上降伏点から■のフローストレスを引い
て焼付硬化量を求めた。
の引張予歪を加え、2%の引張予歪での■フローストレ
スを測定した。その後170℃にしたシリコンオイル浴
中に、それらの引張試験片を投入し、20min経過後
取り出して水冷し、再度引張試験を行い、■上降伏点を
測定した。■の上降伏点から■のフローストレスを引い
て焼付硬化量を求めた。
【0022】本発明鋼は伸びが大きく、比較鋼に比べ降
伏点伸びが小さい割に焼付硬化量が大きい。
伏点伸びが小さい割に焼付硬化量が大きい。
【0023】
【表1】
【0024】
【発明の効果】本発明により、プレス成形性に優れた高
い焼付硬化性を有する鋼板が得られ、自動車をはじめと
する産業界に寄与するところ極めて大である。
い焼付硬化性を有する鋼板が得られ、自動車をはじめと
する産業界に寄与するところ極めて大である。
Claims (2)
- 【請求項1】 重量%で、 C:0.002〜0.008%、 Mn:0.1〜2.0%、 Si:0.001〜0.8%、 P:0.002〜0.03%、 S:0.004〜0.020%、 酸可溶性Al:0.01〜0.07%、N:0.000
5〜0.004%、 Pb:0.01〜0.4% およびNb,Tiを1種以上添加し、その合計添加量が
0.01〜0.04%であり、残部がFeと不可避的不
純物よりなるプレス成形性と焼付硬化性に優れる冷延鋼
板。 - 【請求項2】 重量%で、 C:0.002〜0.008%、 Mn:0.1〜2.0%、 Si:0.001〜0.8%、 P:0.002〜0.10%、 S:0.004〜0.020%、 酸可溶性Al:0.01〜0.07%、N:0.000
5〜0.004%、 Pb:0.01〜0.4%、 B:0.0002〜0.002% およびNb,Tiを1種以上添加し、その合計添加量が
0.01〜0.04%であり、残部がFeと不可避的不
純物よりなるプレス成形性と焼付硬化性に優れる冷延鋼
板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9060491A JPH04323345A (ja) | 1991-04-22 | 1991-04-22 | プレス成形性と焼付硬化性に優れる冷延鋼板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9060491A JPH04323345A (ja) | 1991-04-22 | 1991-04-22 | プレス成形性と焼付硬化性に優れる冷延鋼板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04323345A true JPH04323345A (ja) | 1992-11-12 |
Family
ID=14003080
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9060491A Withdrawn JPH04323345A (ja) | 1991-04-22 | 1991-04-22 | プレス成形性と焼付硬化性に優れる冷延鋼板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04323345A (ja) |
-
1991
- 1991-04-22 JP JP9060491A patent/JPH04323345A/ja not_active Withdrawn
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