JPH04326095A - 中性子増倍体系の臨界監視モニタ - Google Patents
中性子増倍体系の臨界監視モニタInfo
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- JPH04326095A JPH04326095A JP3095541A JP9554191A JPH04326095A JP H04326095 A JPH04326095 A JP H04326095A JP 3095541 A JP3095541 A JP 3095541A JP 9554191 A JP9554191 A JP 9554191A JP H04326095 A JPH04326095 A JP H04326095A
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- gamma ray
- neutron multiplication
- energy
- criticality
- neutron
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】〔発明の目的〕
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば核燃料再処理施
設の核燃料溶液処理工程のような核分裂性物質を含む中
性子増倍体系において、この中性子増倍体系が臨界に達
することを未然に防止する中性子増倍体系の臨界監視モ
ニタに関する。
設の核燃料溶液処理工程のような核分裂性物質を含む中
性子増倍体系において、この中性子増倍体系が臨界に達
することを未然に防止する中性子増倍体系の臨界監視モ
ニタに関する。
【0003】
【従来の技術】原子力プラントでは、核燃料、減速材な
どからなり、中性子による核分裂連鎖反応が生じる中性
子増倍体系が存在する。核燃料サイクルのうち、核分裂
性物質を含む中性子増倍体系が臨界に達すると核分裂反
応が連続的に生じるため、この臨界に達することを未然
に防止することが必要な分野がある。この必要な分野と
しては、例えば、燃料製造工場、燃料輸送過程、原子炉
で使用後取り出された燃料の燃料貯蔵過程、使用済燃料
の輸送・貯蔵過程、再処理工場における溶解工程、清澄
工程、共除染工程、分離・精製工程、脱硝・倍燒工程、
製品貯蔵工程等が考えられる。
どからなり、中性子による核分裂連鎖反応が生じる中性
子増倍体系が存在する。核燃料サイクルのうち、核分裂
性物質を含む中性子増倍体系が臨界に達すると核分裂反
応が連続的に生じるため、この臨界に達することを未然
に防止することが必要な分野がある。この必要な分野と
しては、例えば、燃料製造工場、燃料輸送過程、原子炉
で使用後取り出された燃料の燃料貯蔵過程、使用済燃料
の輸送・貯蔵過程、再処理工場における溶解工程、清澄
工程、共除染工程、分離・精製工程、脱硝・倍燒工程、
製品貯蔵工程等が考えられる。
【0004】これらの分野のうち、炉心装荷後から共除
染工程の初期の段階までは、その中性子増倍体系の中に
核分裂生成物が含まれていて、その核分裂や捕獲反応に
より著しく強いガンマ線が放出されるとともに、キュウ
リウム(Cm)、アメリシウム(Am)、カリホルニウ
ム(Cf)などの超ウラン元素も含まれており、多量の
中性子も放出されている。しかし、これらの工程以外で
は、中性子増倍体系に核分裂生成物やCm等が殆ど含ま
れていないため、放出される放射線は、主としてその中
性子増倍体系に含まれるウランやプルトニウム等の放射
性同位体が固有に放出するガンマ線やエックス線となる
。
染工程の初期の段階までは、その中性子増倍体系の中に
核分裂生成物が含まれていて、その核分裂や捕獲反応に
より著しく強いガンマ線が放出されるとともに、キュウ
リウム(Cm)、アメリシウム(Am)、カリホルニウ
ム(Cf)などの超ウラン元素も含まれており、多量の
中性子も放出されている。しかし、これらの工程以外で
は、中性子増倍体系に核分裂生成物やCm等が殆ど含ま
れていないため、放出される放射線は、主としてその中
性子増倍体系に含まれるウランやプルトニウム等の放射
性同位体が固有に放出するガンマ線やエックス線となる
。
【0005】ところで、中性子増倍率が比較的大きくな
る恐れのある中性子増倍体系では、中性子増倍率の変化
をモニタリングして中性子増倍体系が臨界に近づく傾向
が有る場合に速やかにこれを検知して、中性子増倍体系
が臨界に達することを未然に防止するための制御を行な
うことが必要である。更に、そのようなモニタリングを
行なうための装置は、臨界安定性を確保するためのもの
であるから、信頼性の高いものであることが要求される
。
る恐れのある中性子増倍体系では、中性子増倍率の変化
をモニタリングして中性子増倍体系が臨界に近づく傾向
が有る場合に速やかにこれを検知して、中性子増倍体系
が臨界に達することを未然に防止するための制御を行な
うことが必要である。更に、そのようなモニタリングを
行なうための装置は、臨界安定性を確保するためのもの
であるから、信頼性の高いものであることが要求される
。
【0006】しかしながら、従来の一般的な再処理施設
等においては、中性子増倍体系が臨界に近づいているか
どうか、即ち中性子増倍体系の実効増倍率(keff)
を測定して工程の臨界安定性を確保することは通常行
われていなかった。
等においては、中性子増倍体系が臨界に近づいているか
どうか、即ち中性子増倍体系の実効増倍率(keff)
を測定して工程の臨界安定性を確保することは通常行
われていなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】実効増加率の測定手法
としては、例えば特開平2−80993号公報として、
ガンマ線を一つのガンマ線検出器で測定して、高エネル
ギ部分の計数率と低エネルギ部分の計数率の比率から中
性子増倍率を測定するようにしたものが提案されている
。
としては、例えば特開平2−80993号公報として、
ガンマ線を一つのガンマ線検出器で測定して、高エネル
ギ部分の計数率と低エネルギ部分の計数率の比率から中
性子増倍率を測定するようにしたものが提案されている
。
【0008】しかしながら、この測定方法においては、
通常、高エネルギ部分の計数率は低エネルギ部分の計数
率に比べて極めて小さいため、目的とする中性子増倍率
を評価するための測定精度が悪いという欠点がある。
通常、高エネルギ部分の計数率は低エネルギ部分の計数
率に比べて極めて小さいため、目的とする中性子増倍率
を評価するための測定精度が悪いという欠点がある。
【0009】このため、ガンマ線検出器の寸法やガンマ
線の入射部に低エネルギガンマ線をカットするためのフ
ィルタを付ける等の工夫により測定上好ましい条件を見
つけ出すようにすることが考えられるが、一つのガンマ
線検出器においてそれを実現するのは比較的労力を要す
る作業であり、かつ測定精度においても限界がある。こ
のため、中性子増倍率を評価して臨界安定性を確保する
場合の信頼度が低く、実用化するには問題があるものと
考えられていた。
線の入射部に低エネルギガンマ線をカットするためのフ
ィルタを付ける等の工夫により測定上好ましい条件を見
つけ出すようにすることが考えられるが、一つのガンマ
線検出器においてそれを実現するのは比較的労力を要す
る作業であり、かつ測定精度においても限界がある。こ
のため、中性子増倍率を評価して臨界安定性を確保する
場合の信頼度が低く、実用化するには問題があるものと
考えられていた。
【0010】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、中性子増倍率の変化を精度良く感知して、中性
子増倍体系が臨界に近づいて中性子増倍率がある値を超
えた時に速やかに警報ないしは警報信号を発するように
した信頼性の高い中性子増倍体系の臨界監視モニタを提
供することを目的とする。 〔発明の構成〕
もので、中性子増倍率の変化を精度良く感知して、中性
子増倍体系が臨界に近づいて中性子増倍率がある値を超
えた時に速やかに警報ないしは警報信号を発するように
した信頼性の高い中性子増倍体系の臨界監視モニタを提
供することを目的とする。 〔発明の構成〕
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明に係る中性子増倍体系の臨界監視モニタは、内
部に核分裂性核種と中性子放出核種とを含む中性子増倍
体系の側面にガンマ線エネルギによる検出感度特性の異
なる2種類以上のガンマ線検出器を配置し、この各検出
器からの信号の比率を演算回路で比較して該比率がある
レベルを超えた時、中性子増倍体系が臨界に達するのを
防止するために警報ないしは警報信号を発する警報装置
を備えたものである。
、本発明に係る中性子増倍体系の臨界監視モニタは、内
部に核分裂性核種と中性子放出核種とを含む中性子増倍
体系の側面にガンマ線エネルギによる検出感度特性の異
なる2種類以上のガンマ線検出器を配置し、この各検出
器からの信号の比率を演算回路で比較して該比率がある
レベルを超えた時、中性子増倍体系が臨界に達するのを
防止するために警報ないしは警報信号を発する警報装置
を備えたものである。
【0012】2種類以上のガンマ線検出器を配置し、こ
の各検出器からの検出信号の比率を演算回路で比較して
その計数比率があるレベルを超えた時に警報ないしは警
報信号を発する警報装置を備えたものである。
の各検出器からの検出信号の比率を演算回路で比較して
その計数比率があるレベルを超えた時に警報ないしは警
報信号を発する警報装置を備えたものである。
【0013】
【作用】上記のように構成した本発明によれば、中性子
増倍体系から放出されるガンマ線において、核分裂性物
質の核分裂や捕獲反応に伴うガンマ線は比較的エネルギ
レベルが高く、放射性同位体(RI)の崩壊による低エ
ネルギレベルのγ線との間で中性子増倍率が変化すると
高エネルギガンマ線の量と低エネルギガンマ線の量との
相対的な比率が変化するため、高エネルギガンマ線に対
する感度の高いガンマ線検出器と低エネルギガンマ線に
対する感度の高いガンマ線検出器のように検出感度特性
の異なる2種類以上のガンマ線検出器とを用いてガンマ
線を夫々に測定し、各ガンマ線検出器からの検出信号の
比率を求め、計数することにより、中性子増倍率の変化
に精度良く応答させて、中性子増倍体系が臨界に近付い
た時、警報装置により速やかに警報ないしは警報信号を
発することができる。
増倍体系から放出されるガンマ線において、核分裂性物
質の核分裂や捕獲反応に伴うガンマ線は比較的エネルギ
レベルが高く、放射性同位体(RI)の崩壊による低エ
ネルギレベルのγ線との間で中性子増倍率が変化すると
高エネルギガンマ線の量と低エネルギガンマ線の量との
相対的な比率が変化するため、高エネルギガンマ線に対
する感度の高いガンマ線検出器と低エネルギガンマ線に
対する感度の高いガンマ線検出器のように検出感度特性
の異なる2種類以上のガンマ線検出器とを用いてガンマ
線を夫々に測定し、各ガンマ線検出器からの検出信号の
比率を求め、計数することにより、中性子増倍率の変化
に精度良く応答させて、中性子増倍体系が臨界に近付い
た時、警報装置により速やかに警報ないしは警報信号を
発することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係る中性子増倍体系の臨界監
視モニタの一実施例について添付図面を参照して説明す
る。
視モニタの一実施例について添付図面を参照して説明す
る。
【0015】図1において、例えば核燃料溶液1の内部
には核分裂物質が含まれているとともに、この核燃料溶
液1の側面に強度Sの中性子源2が置かれて臨界監視の
対象となる中性子増倍体系3が構成されている。
には核分裂物質が含まれているとともに、この核燃料溶
液1の側面に強度Sの中性子源2が置かれて臨界監視の
対象となる中性子増倍体系3が構成されている。
【0016】この中性子増倍体系3の側面には、ガンマ
線エネルギによる検出感度特性の異なる例えば2つのガ
ンマ線検出器4a,4bが配置される。
線エネルギによる検出感度特性の異なる例えば2つのガ
ンマ線検出器4a,4bが配置される。
【0017】一方のガンマ線検出器4aには、遮蔽コリ
メータ5aの内部に位置してフィルタ6aおよびNaI
結晶7aが備えられている。このフィルタ6aは、低エ
ネルギガンマ線に対する感度を極力抑えるためものであ
り、また、高エネルギガンマ線に対する感度をなるべく
高くするため、遮蔽コリメータ5aとしては、その幅を
比較的広くしたものが用いられ、またNaI結晶7aと
しては、遮蔽コリメータ5aの入射軸方向の長さのなる
べく長いものが用いられている。そして、NaI結晶7
aでのガンマ線信号は,光電子増倍管(PMT)8aで
増倍され、その検出信号は、増幅器・波高弁別器9aで
波形整形・増幅されるとともに、高いエネルギのガンマ
線信号のみ計数可能とするために波高弁別されて計数率
計10aで計数されるよう構成されている。
メータ5aの内部に位置してフィルタ6aおよびNaI
結晶7aが備えられている。このフィルタ6aは、低エ
ネルギガンマ線に対する感度を極力抑えるためものであ
り、また、高エネルギガンマ線に対する感度をなるべく
高くするため、遮蔽コリメータ5aとしては、その幅を
比較的広くしたものが用いられ、またNaI結晶7aと
しては、遮蔽コリメータ5aの入射軸方向の長さのなる
べく長いものが用いられている。そして、NaI結晶7
aでのガンマ線信号は,光電子増倍管(PMT)8aで
増倍され、その検出信号は、増幅器・波高弁別器9aで
波形整形・増幅されるとともに、高いエネルギのガンマ
線信号のみ計数可能とするために波高弁別されて計数率
計10aで計数されるよう構成されている。
【0018】他方のガンマ線選出器4bには、遮蔽コリ
メータ5bの内部に位置してNaI結晶7bが備えられ
ている。このNaI結晶7bとしては、高エネルギガン
マ線よりも低エネルギガンマ線に対する感度が高くなる
ように、遮蔽コリメータ5bの入射軸方向の長さがなる
べく短いものが用いられ、また遮蔽コリメータ5bとし
ては、その幅が比較的狭いものが用いられている。また
、必要に応じてフィルタが設けられる。そして、NaI
結晶7bでのガンマ線信号は、光電子増倍管(PMT)
8bで増幅され、その検出信号は,増幅器・波高弁別器
9bで波形整形・増幅されるとともに、低いエネルギの
ガンマ線信号のみ計数可能とするために波高弁別されて
計数率計10bで計数されるよう構成されている。
メータ5bの内部に位置してNaI結晶7bが備えられ
ている。このNaI結晶7bとしては、高エネルギガン
マ線よりも低エネルギガンマ線に対する感度が高くなる
ように、遮蔽コリメータ5bの入射軸方向の長さがなる
べく短いものが用いられ、また遮蔽コリメータ5bとし
ては、その幅が比較的狭いものが用いられている。また
、必要に応じてフィルタが設けられる。そして、NaI
結晶7bでのガンマ線信号は、光電子増倍管(PMT)
8bで増幅され、その検出信号は,増幅器・波高弁別器
9bで波形整形・増幅されるとともに、低いエネルギの
ガンマ線信号のみ計数可能とするために波高弁別されて
計数率計10bで計数されるよう構成されている。
【0019】ガンマ線検出器4aでのガンマ線エネルギ
による特性は、図2にAで示すように、ガンマ線エネル
ギが低い場合に低く、ガンマ線エネルギが高い場合に比
較的高いものとなる。また、ガンマ線検出器4bの検出
特性は、図2にBで示すように、低エネルギガンマ線エ
ネルギが低い場合に高く、ガンマ線エネルギが高い場合
に極めて低いものとなるようにされている。
による特性は、図2にAで示すように、ガンマ線エネル
ギが低い場合に低く、ガンマ線エネルギが高い場合に比
較的高いものとなる。また、ガンマ線検出器4bの検出
特性は、図2にBで示すように、低エネルギガンマ線エ
ネルギが低い場合に高く、ガンマ線エネルギが高い場合
に極めて低いものとなるようにされている。
【0020】本実施例においては、ガンマ線入射方向の
長さの異なるNaIシンチレーションガンマ線検出器4
a,4bを用いることや、一方のガンマ線検出器4aに
フィルタ6aを付けることでエネルギ特性の違いを大き
くする工夫と、遮蔽コリメータ5a,5bの幅を変える
ことにより、検出効率の絶対値を調整する工夫を施した
例を示しているが、この他にも、ガンマ線エネルギによ
る検出感度の特性の異なる組み合わせの複数のガンマ線
検出器によって、臨界監視モニタを実現することも可能
である。
長さの異なるNaIシンチレーションガンマ線検出器4
a,4bを用いることや、一方のガンマ線検出器4aに
フィルタ6aを付けることでエネルギ特性の違いを大き
くする工夫と、遮蔽コリメータ5a,5bの幅を変える
ことにより、検出効率の絶対値を調整する工夫を施した
例を示しているが、この他にも、ガンマ線エネルギによ
る検出感度の特性の異なる組み合わせの複数のガンマ線
検出器によって、臨界監視モニタを実現することも可能
である。
【0021】例えば、低エネルギガンマ線に対する感度
の高い検出器として、CdTe(カドミテルル:カドミ
ウムテルライド)半導体検出器やHgI2 (沃化水銀
)検出器等の体積の小さなガンマ線検出器を、高エネル
ギガンマ線に対する感度の高い検出器として、BGO(
ビスマス、ゲルマニウム、酸素の化合物)シンチレーシ
ョン検出器等の体積の大きなガンマ線検出器等を夫々用
いることもできる。
の高い検出器として、CdTe(カドミテルル:カドミ
ウムテルライド)半導体検出器やHgI2 (沃化水銀
)検出器等の体積の小さなガンマ線検出器を、高エネル
ギガンマ線に対する感度の高い検出器として、BGO(
ビスマス、ゲルマニウム、酸素の化合物)シンチレーシ
ョン検出器等の体積の大きなガンマ線検出器等を夫々用
いることもできる。
【0022】計数率計10aで計数される計数率は、図
3に示すガンマ線信号のエネルギスペクトルにおいて、
ガンマ線エネルギが高い信号部分にあたる(C)に相当
する。また。計数率計10bで計数される計数率は,図
3に示すガンマ線信号のエネルギスペクトルにおいてガ
ンマ線エネルギが低いガンマ線および高いガンマ線のコ
ンプトン散乱成分の信号部分にあたる(D)に相当する
。
3に示すガンマ線信号のエネルギスペクトルにおいて、
ガンマ線エネルギが高い信号部分にあたる(C)に相当
する。また。計数率計10bで計数される計数率は,図
3に示すガンマ線信号のエネルギスペクトルにおいてガ
ンマ線エネルギが低いガンマ線および高いガンマ線のコ
ンプトン散乱成分の信号部分にあたる(D)に相当する
。
【0023】今、計数率計10aの計数率をCh、計数
率計10bの計数率をCl、両者の計数比をRc(Rc
=Ch/Cl)とすると、この計数比Rcにおいて、計
数率Chは高エネルギのガンマ線に比例した計数率であ
り、中性子増倍体系3内での核分裂率に対して良く応答
する。一方、計数率Clは、中性子増倍体系3の核分裂
性物質等が放出する低エネルギのガンマ線の量に比例す
る計数率となる。これには、エネルギの高い核分裂ガン
マ線によるコンプトン散乱成分も多少含まれることにな
る。
率計10bの計数率をCl、両者の計数比をRc(Rc
=Ch/Cl)とすると、この計数比Rcにおいて、計
数率Chは高エネルギのガンマ線に比例した計数率であ
り、中性子増倍体系3内での核分裂率に対して良く応答
する。一方、計数率Clは、中性子増倍体系3の核分裂
性物質等が放出する低エネルギのガンマ線の量に比例す
る計数率となる。これには、エネルギの高い核分裂ガン
マ線によるコンプトン散乱成分も多少含まれることにな
る。
【0024】ここで、前記計数比Rcからモニタする中
性子増倍体系3の実効増倍率kを測定することができる
(特開平2−80993号公報参照)。計数比Rcは、
核燃料溶液1に含まれる核分裂性物質濃度およびそれに
付随して変化する実効増倍率kによって変化するもので
ある。そして、近似的には、k=1の時に発散するよう
な応答を示すので、中性子増倍体系3が臨界に近づくほ
ど変化量の大きな応答を示すことになる。
性子増倍体系3の実効増倍率kを測定することができる
(特開平2−80993号公報参照)。計数比Rcは、
核燃料溶液1に含まれる核分裂性物質濃度およびそれに
付随して変化する実効増倍率kによって変化するもので
ある。そして、近似的には、k=1の時に発散するよう
な応答を示すので、中性子増倍体系3が臨界に近づくほ
ど変化量の大きな応答を示すことになる。
【0025】本実施例においては、濃度既知の中性子増
倍体系3の実効増倍率kの計算を行ない、その体系にお
いて実験的に計数比Rcを測定するなどの校正試験を行
なうことにより、下記のプロセス機器14に警報を発す
るべき実効増倍率kに相当する計数比Rcの値が警報レ
ベルとして予め求められている。
倍体系3の実効増倍率kの計算を行ない、その体系にお
いて実験的に計数比Rcを測定するなどの校正試験を行
なうことにより、下記のプロセス機器14に警報を発す
るべき実効増倍率kに相当する計数比Rcの値が警報レ
ベルとして予め求められている。
【0026】即ち、計数率計10a,10bの信号から
両者の比を算出するとともに、この比が上記警報レベル
を超えた際に警報装置としての警報器12に信号を送る
演算回路11が備えられている。そして、この警報器1
2は、前記演算回路11からの信号を受けて警報を発す
るとともに警報信号13を制御すべきプロセス機器14
に発信し、これによりプロセス機器14が臨界に到達す
ることを阻止するための制御を行なえるようなっている
。
両者の比を算出するとともに、この比が上記警報レベル
を超えた際に警報装置としての警報器12に信号を送る
演算回路11が備えられている。そして、この警報器1
2は、前記演算回路11からの信号を受けて警報を発す
るとともに警報信号13を制御すべきプロセス機器14
に発信し、これによりプロセス機器14が臨界に到達す
ることを阻止するための制御を行なえるようなっている
。
【0027】なお、本発明の一実施例では、検出感度の
異なるガンマ線検出器を2台独立して構成した例を示し
たが、1つの遮蔽コリメータ内に検出感度が異なるよう
にガンマ線検出器を併設してもよく、また、各ガンマ線
検出器で検出されるガンマ線信号のエネルギスペクトル
を検出し、そのスペクトル比から臨界に達するのを防ぐ
ようにしてもよい。この場合、一方のエネルギスペクト
ルに比較係数を乗じて、両エネルギスペクトルを比較で
きるようにする必要がある。
異なるガンマ線検出器を2台独立して構成した例を示し
たが、1つの遮蔽コリメータ内に検出感度が異なるよう
にガンマ線検出器を併設してもよく、また、各ガンマ線
検出器で検出されるガンマ線信号のエネルギスペクトル
を検出し、そのスペクトル比から臨界に達するのを防ぐ
ようにしてもよい。この場合、一方のエネルギスペクト
ルに比較係数を乗じて、両エネルギスペクトルを比較で
きるようにする必要がある。
【0028】
【発明の効果】本発明は上記のような構成であるので、
中性子増倍体系の実効増倍率に伴って変化する核分裂ガ
ンマ線等の高エネルギガンマ線の計数率と核分裂性核種
等が放出する低エネルギガンマ線の計数率の比をモニタ
リングし、この比が、予め決められた警報レベルを超え
た時に警報ないしは警報信号を発するようにすることに
より、中性子増倍体系が臨界に達することを未然に防止
して、臨界安全上の管理を確実に実施することができる
効果がある。
中性子増倍体系の実効増倍率に伴って変化する核分裂ガ
ンマ線等の高エネルギガンマ線の計数率と核分裂性核種
等が放出する低エネルギガンマ線の計数率の比をモニタ
リングし、この比が、予め決められた警報レベルを超え
た時に警報ないしは警報信号を発するようにすることに
より、中性子増倍体系が臨界に達することを未然に防止
して、臨界安全上の管理を確実に実施することができる
効果がある。
【図1】本発明に係る中性子増倍体系の臨界監視モニタ
の1実施例を示すブロック図。
の1実施例を示すブロック図。
【図2】2つのガンマ線検出器の検出効率のエネルギ特
性の概略図。
性の概略図。
【図3】2つの検出器のガンマ線スペクトルおよび波高
弁別されて計数対象となる部分の概略図。
弁別されて計数対象となる部分の概略図。
3 中性子増倍体系
4a,4b ガンマ線検出器
5a,5b 遮蔽コリメータ
6a フィルタ
7a,7b NaI結晶
10a,10b 計数率計
11 演算回路
12 警報器
14 プロセス機器
Claims (1)
- 【請求項1】 内部に核分裂性核種と中性子放出核種
とを含む中性子増倍体系の側面にガンマ線エネルギによ
る検出感度特性の異なる2種類以上のガンマ線検出器を
配置し、この各検出器からの信号の比率を演算回路で比
較して該比率があるレベルを超えた時、中性子増倍体系
が臨界に達するのを防止するために警報ないしは警報信
号を発する警報装置を備えたことを特徴とする中性子増
倍体系の臨界監視モニタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3095541A JPH04326095A (ja) | 1991-04-25 | 1991-04-25 | 中性子増倍体系の臨界監視モニタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3095541A JPH04326095A (ja) | 1991-04-25 | 1991-04-25 | 中性子増倍体系の臨界監視モニタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04326095A true JPH04326095A (ja) | 1992-11-16 |
Family
ID=14140430
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3095541A Pending JPH04326095A (ja) | 1991-04-25 | 1991-04-25 | 中性子増倍体系の臨界監視モニタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04326095A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2785081A1 (fr) * | 1998-10-22 | 2000-04-28 | Toshiba Kk | Equipement d'alarme de phenomene critique |
| JP2014025894A (ja) * | 2012-07-30 | 2014-02-06 | Central Research Institute Of Electric Power Industry | 管理対象物の臨界管理方法 |
| JP2017058236A (ja) * | 2015-09-16 | 2017-03-23 | 株式会社ナイス | 未臨界度を監視する方法 |
| WO2020131653A1 (en) | 2018-12-20 | 2020-06-25 | Westinghouse Electric Company Llc | Method and apparatus for real-time measurement of fissile content within chemical and material handling processes |
-
1991
- 1991-04-25 JP JP3095541A patent/JPH04326095A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2785081A1 (fr) * | 1998-10-22 | 2000-04-28 | Toshiba Kk | Equipement d'alarme de phenomene critique |
| JP2014025894A (ja) * | 2012-07-30 | 2014-02-06 | Central Research Institute Of Electric Power Industry | 管理対象物の臨界管理方法 |
| JP2017058236A (ja) * | 2015-09-16 | 2017-03-23 | 株式会社ナイス | 未臨界度を監視する方法 |
| WO2020131653A1 (en) | 2018-12-20 | 2020-06-25 | Westinghouse Electric Company Llc | Method and apparatus for real-time measurement of fissile content within chemical and material handling processes |
| EP3899510A4 (en) * | 2018-12-20 | 2022-08-31 | Westinghouse Electric Company Llc | Method and apparatus for real-time measurement of fissile content within chemical and material handling processes |
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