JPH04326769A - 薄膜トランジスタ及びその製造方法 - Google Patents

薄膜トランジスタ及びその製造方法

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JPH04326769A
JPH04326769A JP9758491A JP9758491A JPH04326769A JP H04326769 A JPH04326769 A JP H04326769A JP 9758491 A JP9758491 A JP 9758491A JP 9758491 A JP9758491 A JP 9758491A JP H04326769 A JPH04326769 A JP H04326769A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄膜トランジスタに係
り、特にチャネル保護膜を有する逆スタッガ型薄膜トラ
ンジスタに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、薄膜トランジスタ(TFT)をス
イッチング素子として用いたアクティブマトリックス型
液晶表示装置が注目されている。これは、安価なガラス
基板を用いることで大画面,高精細,高画質なパネルデ
ィスプレイを低コストで実現する可能性があるからであ
る。図11には従来の逆スタガ−型TFTの断面図が示
されている。
【0003】これを製造工程に従い説明すると、最初、
透光性絶縁基板1上に不透明金属薄膜を堆積し、この不
透明金属薄膜をフォトマスクを用いたフォトリソグラフ
ィによりパタ−ニングし、ゲ−ト電極3を形成する。
【0004】次にゲ−ト電極3が形成された透光性絶縁
基板1上にゲ−ト絶縁膜5となる第1の絶縁膜,活性層
7となるアモルファスシリコン(a‐Si)膜,チャネ
ル保護膜9となる第2の絶縁膜を順次成膜した後、全面
にポジ型のフォトレジストを塗布する。
【0005】次にゲ−ト電極3をマスクにして裏面露光
を行なってフォトレジストパタ−ンを形成した後、この
フォトレジストパタ−ンをマスクに用いて第2の絶縁膜
をパタ−ニングしてチャネル保護膜9を形成する。次に
全面にコンタクト層11となるn+ a‐Si膜,ソ−
ス・ドレイン電極13となる金属膜を順次堆積する。最
後に、これらの膜をパタ−ンニングしてコンタクト層1
1,ソ−ス・ドレイン電極13を形成してTFTの基本
構成が完成する。
【0006】以上述べた方法で得られたTFTでは、チ
ャネル保護膜9がゲ−ト電極3に自己整合的に形成され
るため、マスク合わせのずれに起因する素子特性の変動
が抑制される。
【0007】しかしながら、チャネル保護膜9がゲ−ト
電極3に自己整合的に形成されることが幸いし、チャネ
ル保護膜9のチャネル長方向の寸法を、ゲ−ト電極3の
チャネル長方向の寸法より短くするのが困難になるため
、素子特性に大きな影響を与えるゲ−ト電極上の活性層
7とコンタクト層11との接合部分を広くできず、大き
なオン電流や移動度を得るのが困難であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く従来のチャ
ネル保護膜を設けたTFTでは、ゲ−ト電極上の活性層
とコンタクト層との接合面が狭く、オン電流や移動度等
の素子特性の点に問題があった。
【0009】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、電気特性が良好なチャ
ネル保護膜を有するTFT及びその製造方法を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の薄膜トランジス
タの骨子は、ゲ−ト電極の端部をテ−パ状にしてゲ−ト
電極上の活性層とコンタクト層との接合面が広いTFT
の製造を容易にしたことにある。
【0011】即ち、上記の目的を達成するために、本発
明の薄膜トランジスタは、基板上に形成された活性層と
、この活性層にコンタクト層を介してコンタクトすると
共にチャネル保護膜を介して対向して配設されたソ−ス
及びドレイン電極と、前記活性層の下部にゲ−ト絶縁膜
を介して配設されたゲ−ト電極とを有する薄膜トランジ
スタにおいて、端部がテ−パ状のゲ−ト電極を備えたこ
とを特徴とする。
【0012】また、本発明の薄膜トランジスタの製造方
法の骨子は、ゲ−ト電極の端部をテ−パ状にしてより多
くの光がゲ−ト電極上のレジストに回り込むようにした
ことにある即ち、上記の目的を達成するために、本発明
の薄膜トランジスタの製造方法は、
【0013】透光性の基板上に端部がテ−パ状のゲ−ト
電極を形成する工程と、前記基板上にゲ−ト絶縁膜、活
性層及びチャネル保護膜を順次堆積する工程と、前記チ
ャネル保護膜上にレジストを塗布した後、前記基板の裏
面から光を前記レジストに照射してレジストパタ−ンを
形成する工程と、前記レジストパタ−ンをマスクに用い
て前記チャネル保護膜をパタ−ニングする工程と、前記
基板上にコンタクト層を堆積した後、このコンタクト層
と前記活性層とをパタ−ニングする工程と、前記基板上
に導電膜を堆積した後、この導電膜と前記コンタクト層
とをパタ−ニングしてソ−ス・ドレイン電極を形成する
工程とを備えたことを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明の薄膜トランジスタでは、ゲ−ト電極の
端部がテ−パ状であるため、下地依存性により、ゲ−ト
電極の端部上に堆積された活性層とコンタクト層との接
合面が傾斜を持つため、ゲ−ト電極の端部上の活性層と
コンタクト層との接合面が垂直であるときに比べて、ソ
−ス・ドレイン電極の電界の影響を大きく受ける活性層
の領域が広くなり、より多くのキャリアが生成される。 したがって、オン電流や移動度等の素子特性が改善され
る。
【0015】また、本発明の薄膜トランジスタの製造方
法では、端部がテ−パ状のゲ−ト電極をマスクに用いて
いるため、基板の裏面から出射した光は、ゲ−ト電極の
端部で回折を起こしてゲ−ト電極上のレジストに照射さ
れると共に、チャネル保護膜となる絶縁膜とゲ−ト電極
との間で反射を繰り返してゲ−ト電極上のレジストに照
射される。
【0016】その結果、ゲ−ト電極の端部が基板に平行
であるときに比べて、露光領域がよりレジストの内側に
まで広がるため、ソ−ス・ドレイン電極の電界の影響を
大きく受ける領域が広い活性層が形成され、より多くの
キャリアが生成される。したがって、オン電流や移動度
等の素子特性が改善される。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例を説明する
。図1〜図7には本発明の一実施例に係るTFTの製造
工程断面図が示されている。最初、図1に示すように、
ガラス基板等の透光性絶縁基板21上に厚さ約300n
mのMoTa合金膜23を堆積する。
【0018】次に図2に示すように、等方性エッチング
、例えば、CF4 ガス,O2 ガスを用い、マイクロ
波放電により発生した活性分子でMoTa合金膜23を
パタ−ニングし、テ−パ形状のゲ−ト電極25を形成す
る。なお、このエッチングによるテ−パ角度、即ち、透
光性絶縁基板21に対するゲ−ト電極3の端面の角度θ
は約30°であった。
【0019】次に図3に示すように、CVD法を用いて
透光性絶縁基板1上に厚さ約350nmのシリコン酸化
膜からなる第1のゲ−ト絶縁膜27,厚さ約50nmの
シリコン窒化膜からなる第2のゲ−ト絶縁膜29,活性
層となる厚さ約50nmのa‐Si膜31,チャネル保
護膜となる厚さ約200nmのシリコン窒化膜33を順
次堆積する。
【0020】次に図4に示すように、シリコン窒化膜3
3上にスピンコ−ト等を用いてポジ型のフォトレジスト
35を塗布した後、3kW超高圧水銀灯を用いて紫外線
37を透光性基板1の裏面から1分間照射してフォトレ
ジスト35を露光する。
【0021】次に図5に示すように、フォトレジスト3
5を現像してフォトレジストパタ−ン39を形成した後
、このフォトレジストパタ−ン39をマスクに用いてシ
リコン窒化膜33をパタ−ニングしてチャネル保護膜4
1を形成する。この後、フォトレジストパタ−ン39を
除去する。なお、裏面露光の後にマスク合わせで通常の
露光をする(2重露光する)ことでチャネル幅方向の寸
法を規定するとよい。
【0022】次に図6に示すように、基板全面にコンタ
クト層となる厚さ約50nm以上のn+ a‐Si膜4
3を堆積した後、第2のゲ−ト絶縁膜29,a‐Si膜
31及びn+ a‐Si膜43を一度にパタ−ニングし
て活性層45を形成する。
【0023】最後に、ゲ−ト電極を取り出すコンタクト
ホ−ルを形成後、図7に示すように、基板全面にMoと
Alとの積層膜を堆積した後、マスク合わせを行ない積
層膜及びa‐Si膜43をパタ−ニングしてコンタクト
層47,ソ−ス・ドレイン電極49を形成してTFTの
基本構成が完成する。なお、必要に応じて画素電極やシ
リコン窒化膜等を用いてパッシベ−ション膜を形成する
【0024】また、コンタクト層47はn+ a‐Si
膜を堆積して形成する代わりに、プラズマド−ピングや
イオン注入等を用いて活性層45となるa‐Si膜にn
型不純物原子を添加して形成しても良い。このとき、a
‐Si膜は傾斜しているので容易に側壁部にn型不純物
原子を添加することができるという利点がある。更にま
た、マスク合わせでソ−スドレイン電極49を形成する
代わりに、自己整合的にソ−ス・ドレイン電極49を形
成してもよい。
【0025】以上述べた製造方法で得られたTFTでは
、チャネル保護膜41のチャネル長方向の寸法が従来の
TFTのそれより短くなるため、ソ−ス・ドレイン電極
49の電界の影響を大きく受けるチャネル保護膜41の
部分が広くなり、オン電流や移動度等の素子特性が改善
される。このことを図8を用いて更に詳しく説明する。 図8は図4のゲ−ト電極25の端部における紫外線37
の光路を示す図である。
【0026】透光性絶縁基板21の裏面から出射した紫
外線37は、基本的にはゲ−ト電極25上のフォトレジ
スト35には照射されないが、ゲ−ト電極25の端部が
テ−パ状であるため、その端部で回折を起こしてゲ−ト
電極25の内側に回り込む。その結果、紫外線37は、
ゲ−ト電極25の端部上のフォトレジスト35にも照射
される。
【0027】更に、回折を起こした紫外線37の一部は
、第1のゲ−ト絶縁膜27と第2のゲ−ト絶縁膜29と
の界面,第2のゲ−ト絶縁膜29とa‐Si膜31との
界面,a‐Si膜31とシリコン窒化膜33との界面又
はシリコン窒化膜33とフォトレジスト35との界面で
反射された後、再びゲ−ト電極25で反射されてゲ−ト
電極25の端部上のフォトレジスト35に照射されたり
、又はこのような反射を繰り返してゲ−ト電極25の端
部上のフォトレジスト35に照射される。
【0028】したがって、フォトレジスト35の露光部
分Aは、従来に比べてよりゲ−ト電極25の内側まで広
がり、チャネル長方向の寸法が短いフォトレジストパタ
−ン39を形成することでき、コンタクト長ΔL、即ち
、ゲ−ト電極25の端部上の活性層45とコンタクト層
47とのチャネル長方向に沿った接合面の寸法をより長
くすることができる。
【0029】その結果、ソ−ス・ドレイン電極49の電
界の影響を大きく受ける活性層45の部分が広くなりよ
り多くのキャリアが生成されるため、オン電流や移動度
等の素子特性が改善される。特にコンタクト層47のn
+ a‐Si層,活性層45のa‐Si層,電界で誘起
されたn+ a‐Si層によるn+ a‐Si/a‐S
i/n+a‐Si接合のコンタクト抵抗が低減される効
果が大きい。
【0030】しかも、本実施例のTFTでは、a‐Si
膜31と第1のゲ−ト絶縁膜27との間に設けられた薄
い第2のゲ−ト絶縁膜29が、光学的な緩衝層として働
くので紫外光37の反射が適度に抑制され、オ−バ−露
光を防ぐことができる。
【0031】更に、本実施例のTFTの製造方法では、
再現性良くコンタクト長ΔLを0.5μm程度にするこ
とができ、またフォトレジスト35の露光時間を調整す
ることで、コンタクト長ΔLを1μmの範囲で制御でき
た。
【0032】また、このように構成されたTFTでは、
ゲ−ト電極25の端部がテ−パ状であるため、下地依存
性により活性層45とコンタクト層47との接合面も一
部テ−パ状になる。
【0033】その結果、活性層45とコンタクト層47
との接合面が一様な平面であるときに比べ、活性層45
とコンタクト層47との実効的な接合面が広くなり素子
特性が改善される。
【0034】図9はコンタクト長ΔLと移動度との関係
を示す特性図である。図中、σ1 ,σ2 は、それぞ
れ本実施例の製造方法,従来の製造方法で得られたTF
Tのコンタクト長ΔLのばらつきの範囲を示している。 この図から分かるように、移動度はコンタクト長ΔLが
一定以下ΔL0 になると急激に小さくなる。したがっ
て、従来の製造方法ではコンタクト長ΔLがΔL0 以
下になることがあるため、不良なTFTが製造され、歩
留まりが低下する。更に、従来の製造方法ではコンタク
ト長ΔLのばらつきが大きいため、このようなTFTを
液晶表示装置に用いると画質が低下するという問題が生
じる。一方、本実施例の製造方法ではコンタクト長ΔL
を確実にΔL0 より大きくすることができると共にば
らつきを小さくすることができる。
【0035】したがって、移動度が十分に大きなTFT
が確実に製造され、歩留まりが向上する。また、このよ
うなTFTを用いることで高画質な液晶表示装置を得る
ことができる。
【0036】なお、本発明は上述した実施例に限定され
るものではない。例えば、上記実施例では、ゲ−ト電極
25のテ−パ角度θを30°程度にしたが、45°以下
であれば同様な効果が得られる。また、上記実施例では
、ゲ−ト電極25を曲率がゼロのテ−パ状に形成したが
、図10に示すようにゲ−ト電極25を曲率がゼロでな
いテ−パ状に形成してもよい。この場合、ゲ−ト電極2
5の端部で回折する光が先に説明した実施例に比べて減
るが同様な効果が得られる。
【0037】また、上記実施例ではゲ−ト絶縁膜を2層
構造としたが、単層構造或いは3層以上の多層構造にし
ても良い。なお、多層構造の場合に、上記実施例とは逆
に、基板側のゲ−ト絶縁膜に誘電率が大きい絶縁膜、例
えば、金属酸化膜やゲ−ト電極の酸化(陽極酸化等)膜
を用いても良い。
【0038】更にまた、透光性絶縁基板21とゲ−ト電
極25との間にアンダ−コ−ト層を設けても良い。この
とき、第1のゲ−ト絶縁膜27とアンダコ−ト層との間
の屈折率を同程度にすると、ゲ−ト絶縁膜27とアンダ
コ−ト層との界面における紫外線37の反射を抑制でき
る。例えば、アンダコ−ト層として第1のゲ−ト絶縁膜
27と同様にシリコン酸化膜を用いることで紫外線37
の反射を低減できる。その他、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲で、種々変形して実施できる。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ソ
−ス・ドレイン電極の電界の影響を大きく受ける活性層
の部分が広くなるため、オン電流や移動度等が優れたチ
ャネル保護膜を有するTFTを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るTFTの第1の製造工
程断面図。
【図2】本発明の一実施例に係るTFTの第2の製造工
程断面図。
【図3】本発明の一実施例に係るTFTの第3の製造工
程断面図。
【図4】本発明の一実施例に係るTFTの第4の製造工
程断面図。
【図5】本発明の一実施例に係るTFTの第5の製造工
程断面図。
【図6】本発明の一実施例に係るTFTの第6の製造工
程断面図。
【図7】本発明の一実施例に係るTFTの第7の製造工
程断面図。
【図8】図4のゲ−ト電極の端部における紫外線の光路
を示す図。
【図9】移動度とソ−スコンタクト長との関係を示す図
【図10】曲率を有するテ−パ状のゲ−ト電極を示す図
【図11】従来のチャネル保護膜を有するTFTの断面
図。
【符号の説明】
21…透光性絶縁基板、23…MoTa合金膜、25…
ゲ−ト電極、27…第1のゲ−ト絶縁膜、29…第2の
ゲ−ト絶縁膜、31…a‐Si膜、33…シリコン窒化
膜、35…フォトレジスト、37…紫外線、39…フォ
トレジストパタ−ン、41…チャネル保護膜、43…n
+ a‐Si膜、45…活性層、47…コンタクト層、
49…ソ−ス・ドレイン電極。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に形成された活性層と、この活性層
    にコンタクト層を介してコンタクトすると共にチャネル
    保護膜を介して対向して配設されたソ−ス及びドレイン
    電極と、前記活性層の下部にゲ−ト絶縁膜を介して配設
    されたゲ−ト電極とを有する薄膜トランジスタにおいて
    、前記ゲ−ト電極は端部がテ−パ状であることを特徴と
    する薄膜トランジスタ。
  2. 【請求項2】透光性の基板上に端部がテ−パ状のゲ−ト
    電極を形成する工程と、前記基板上にゲ−ト絶縁膜、活
    性層及びチャネル保護膜を順次堆積する工程と、前記チ
    ャネル保護膜上にレジストを塗布した後、前記基板の裏
    面から光を前記レジストに照射してレジストパタ−ンを
    形成する工程と、前記レジストパタ−ンをマスクに用い
    て前記チャネル保護膜をパタ−ニングする工程と、前記
    基板上にコンタクト層を堆積した後、このコンタクト層
    と前記活性層とをパタ−ニングする工程と、前記基板上
    に導電膜を堆積した後、この導電膜と前記コンタクト層
    とをパタ−ニングしてソ−ス・ドレイン電極を形成する
    工程とを有することを特徴とする薄膜トランジスタの製
    造方法。
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