JPH04326932A - ポリエステル多孔質フィルム - Google Patents
ポリエステル多孔質フィルムInfo
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- JPH04326932A JPH04326932A JP12273991A JP12273991A JPH04326932A JP H04326932 A JPH04326932 A JP H04326932A JP 12273991 A JP12273991 A JP 12273991A JP 12273991 A JP12273991 A JP 12273991A JP H04326932 A JPH04326932 A JP H04326932A
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- Japan
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- porous film
- film
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- porous
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、3−ヒドロキシブチレ
ート単位(以下3HB成分と記す)と4−ヒドロキシブ
チレート単位を(以下4HB成分と記す)を有するポリ
エステル共重合体の多孔質フィルムに関するものである
。
ート単位(以下3HB成分と記す)と4−ヒドロキシブ
チレート単位を(以下4HB成分と記す)を有するポリ
エステル共重合体の多孔質フィルムに関するものである
。
【0002】
【従来の技術】近年、高分子材料による多孔質膜の研究
開発が活発に行なわれ、平膜及び中空繊維膜などの形態
に成形された多孔質膜は、透析、ろ過、ガス交換等に広
く応用されている。特に、医療分野では、人工臓器、人
工肝臓、血漿交換法、人工肺および創傷被覆材等として
その利用は急速に拡大しつつあり、これらの医療用途に
関して要求される膜の代表的性能として、生体適合性が
ある。従って、現在、生体適合性がある素材を使っての
多孔質膜の探索が急務とされている。
開発が活発に行なわれ、平膜及び中空繊維膜などの形態
に成形された多孔質膜は、透析、ろ過、ガス交換等に広
く応用されている。特に、医療分野では、人工臓器、人
工肝臓、血漿交換法、人工肺および創傷被覆材等として
その利用は急速に拡大しつつあり、これらの医療用途に
関して要求される膜の代表的性能として、生体適合性が
ある。従って、現在、生体適合性がある素材を使っての
多孔質膜の探索が急務とされている。
【0003】一方、微生物が作るバイオポリエステルが
優れた生体適合性材料として着目されており、近時、代
表的なバイオポリエステルであるポリ−3−ヒドロキシ
ブチレート(以下、PHBと記す)の多孔質膜の研究開
発がなされ、例えば、特開昭60−137402号公報
及び特開昭61−8107号公報にそれぞれ記載されて
いる。
優れた生体適合性材料として着目されており、近時、代
表的なバイオポリエステルであるポリ−3−ヒドロキシ
ブチレート(以下、PHBと記す)の多孔質膜の研究開
発がなされ、例えば、特開昭60−137402号公報
及び特開昭61−8107号公報にそれぞれ記載されて
いる。
【0004】これらの公報の多孔質膜の製造方法は、各
種有機ポリマー、オリゴマー及び粒径均一の無機塩等の
添加物を成形後溶出させたり、加熱溶融後延伸開孔し、
PHBの多孔質膜を製造するものである。
種有機ポリマー、オリゴマー及び粒径均一の無機塩等の
添加物を成形後溶出させたり、加熱溶融後延伸開孔し、
PHBの多孔質膜を製造するものである。
【0005】しかしながら、これらの添加物溶出法およ
び加熱溶解延伸開孔法では、膜に孔を均一に配置させ、
また孔の大きさおよび形状を均一にする事は不可能であ
る。また、添加物の混在および加熱時でのポリマー変成
等の医療材料として好ましくない問題点が生じる。
び加熱溶解延伸開孔法では、膜に孔を均一に配置させ、
また孔の大きさおよび形状を均一にする事は不可能であ
る。また、添加物の混在および加熱時でのポリマー変成
等の医療材料として好ましくない問題点が生じる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のような観点から
、本発明者らは、生体適合性に優れた微生物のつくるバ
イオポリエステルの多孔質膜を製造すべく鋭意研究を重
ねた結果、3HB成分および4HB成分を有するポリエ
ステル共重合体が、流延フィルム作製時の溶媒飛散速度
を調節することにより容易に多孔質膜が製造出来るとい
う全く新しい事実を見出し、この知見に基ずいて本発明
を完成するに至った。
、本発明者らは、生体適合性に優れた微生物のつくるバ
イオポリエステルの多孔質膜を製造すべく鋭意研究を重
ねた結果、3HB成分および4HB成分を有するポリエ
ステル共重合体が、流延フィルム作製時の溶媒飛散速度
を調節することにより容易に多孔質膜が製造出来るとい
う全く新しい事実を見出し、この知見に基ずいて本発明
を完成するに至った。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、3
−ヒドロキシブチレート単位と4−ヒドロキシブチレー
ト単位を有するポリエステル共重合体(以下、3HB−
4HB共重合体と記す)の溶液を流延し溶媒の飛散速度
を調整して製造される水蒸気透過性が0.5kg/m2
/24hr以上のポリエステル多孔質フィルムに関する
ものである。
−ヒドロキシブチレート単位と4−ヒドロキシブチレー
ト単位を有するポリエステル共重合体(以下、3HB−
4HB共重合体と記す)の溶液を流延し溶媒の飛散速度
を調整して製造される水蒸気透過性が0.5kg/m2
/24hr以上のポリエステル多孔質フィルムに関する
ものである。
【0008】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
多孔質膜の素材である3HB−4HB共重合体は、特に
制限されないが主には微生物を利用して製造される。使
用される微生物は、PHB生産能を有する微生物であれ
ば特に制限はないが、実用上は、例えば、アルカリゲネ
ス フェカリス( Alcaligenesfae
calis)、アルカリゲネス ルーランデイ(Al
caligenes ruhlandii)、アルカ
リゲネス レイタス(Alcaligenes l
atus)、アルカリゲネス ユートロファス(Al
caligeneseutrophus)等のアルカリ
ゲネス属微生物などがある。
多孔質膜の素材である3HB−4HB共重合体は、特に
制限されないが主には微生物を利用して製造される。使
用される微生物は、PHB生産能を有する微生物であれ
ば特に制限はないが、実用上は、例えば、アルカリゲネ
ス フェカリス( Alcaligenesfae
calis)、アルカリゲネス ルーランデイ(Al
caligenes ruhlandii)、アルカ
リゲネス レイタス(Alcaligenes l
atus)、アルカリゲネス ユートロファス(Al
caligeneseutrophus)等のアルカリ
ゲネス属微生物などがある。
【0009】これらの微生物は、従来の方法と同様に、
主として菌体を増殖させる前段の培養と、窒素および/
もしくはリンを制御して菌体内に共重合体を生成蓄積さ
せる後段の培養の2段で培養され、本発明に使用される
共重合体が製造される。
主として菌体を増殖させる前段の培養と、窒素および/
もしくはリンを制御して菌体内に共重合体を生成蓄積さ
せる後段の培養の2段で培養され、本発明に使用される
共重合体が製造される。
【0010】前段の培養は、微生物を培養させる為の通
常の培養法を適用する事ができる。すなわち、使用する
微生物が増殖し得る培地および培養条件を採用すればよ
い。
常の培養法を適用する事ができる。すなわち、使用する
微生物が増殖し得る培地および培養条件を採用すればよ
い。
【0011】培地成分は、使用する微生物が資化し得る
物質であれば特に制限はないが、実用上は、炭素源とし
ては、例えば、メタノール、エタノールおよび酢酸など
の合成炭素源、二酸化炭素などの無機炭素源、酵母エキ
ス、糖蜜、ペプトン及び肉エキスなどの天然物、アラビ
ノース、グルコース、マンノース、フラクトース、およ
びガラクトースなどの糖類ならびにソルビトール、マン
ニトールおよびイノシトールなど、窒素源としては、た
とえば、アンモニア、アンモニウム塩、硝酸塩などの無
機窒素化合物、または、尿素、コーンスチープリカー、
カゼイン、ペプトン、酵母エキス、肉エキス等の有機窒
素含有物ならびに無機成分としては、たとえば、カルシ
ウム塩、マグネシウム塩、カリウム塩、ナトリウム塩、
リン酸塩、マンガン塩、亜鉛塩、鉄塩、銅塩、モリブデ
ン塩、コバルト塩、ニッケル塩、クロム塩、ホウ素化合
物およびヨウ素化合物などからそれぞれ選択される。ま
た、必要に応じて、ビタミン類等も使用されることがで
きる。
物質であれば特に制限はないが、実用上は、炭素源とし
ては、例えば、メタノール、エタノールおよび酢酸など
の合成炭素源、二酸化炭素などの無機炭素源、酵母エキ
ス、糖蜜、ペプトン及び肉エキスなどの天然物、アラビ
ノース、グルコース、マンノース、フラクトース、およ
びガラクトースなどの糖類ならびにソルビトール、マン
ニトールおよびイノシトールなど、窒素源としては、た
とえば、アンモニア、アンモニウム塩、硝酸塩などの無
機窒素化合物、または、尿素、コーンスチープリカー、
カゼイン、ペプトン、酵母エキス、肉エキス等の有機窒
素含有物ならびに無機成分としては、たとえば、カルシ
ウム塩、マグネシウム塩、カリウム塩、ナトリウム塩、
リン酸塩、マンガン塩、亜鉛塩、鉄塩、銅塩、モリブデ
ン塩、コバルト塩、ニッケル塩、クロム塩、ホウ素化合
物およびヨウ素化合物などからそれぞれ選択される。ま
た、必要に応じて、ビタミン類等も使用されることがで
きる。
【0012】培養条件としては、温度は、例えば、20
〜40℃程度、好ましくは25〜35℃程度とされ、ま
た、pHは、たとえば、6〜10程度、好ましくは6.
5〜9.5程度とされる。このような条件で好気的に培
養する。これらの条件をはずして培養した場合には、微
生物の増殖は比較的悪くなるが、特に限定されるもので
はない。培養方法は、回分培養または連続培養のいずれ
でもよい。
〜40℃程度、好ましくは25〜35℃程度とされ、ま
た、pHは、たとえば、6〜10程度、好ましくは6.
5〜9.5程度とされる。このような条件で好気的に培
養する。これらの条件をはずして培養した場合には、微
生物の増殖は比較的悪くなるが、特に限定されるもので
はない。培養方法は、回分培養または連続培養のいずれ
でもよい。
【0013】前段の培養によって得られた培養液から微
生物の菌体を、ろ過および遠心分離のような通常の固液
分離手段により分離回収し、この菌体を後段の培養に付
するか、または、前段の培養において、窒素及び/また
はリンを実質的に枯渇させて、菌体を分離回収する事な
く、この培養液を後段の培養に移行させることによって
も出来る。
生物の菌体を、ろ過および遠心分離のような通常の固液
分離手段により分離回収し、この菌体を後段の培養に付
するか、または、前段の培養において、窒素及び/また
はリンを実質的に枯渇させて、菌体を分離回収する事な
く、この培養液を後段の培養に移行させることによって
も出来る。
【0014】この後段の培養においては培地または培養
液に窒素および/またはリンを実質的に含有させず、ポ
リエステルの基質となる炭素源を含有させる。基質とし
て、4−ヒドロキシ酪酸、4−クロロ酪酸、4−ブロモ
酪酸等の酪酸誘導体及びそれぞれのナトリウム塩、カリ
ウム塩、マグネシウム塩、カルシウム塩、アルミニウム
塩などと、および、γ−ブチロラクトンおよび、一般式
HO(CH2)nOH(n=2、4、6、8、10、1
2) のジオール等を用い培養すると、本発明のポリエステル
多孔質フィルムの材料となる−OCH(CH3)CH2
CO−単位(3HB)と−OCH2CH2CH2CO−
単位(4HB)を有するポリエステル共重合体が得ら
れる。
液に窒素および/またはリンを実質的に含有させず、ポ
リエステルの基質となる炭素源を含有させる。基質とし
て、4−ヒドロキシ酪酸、4−クロロ酪酸、4−ブロモ
酪酸等の酪酸誘導体及びそれぞれのナトリウム塩、カリ
ウム塩、マグネシウム塩、カルシウム塩、アルミニウム
塩などと、および、γ−ブチロラクトンおよび、一般式
HO(CH2)nOH(n=2、4、6、8、10、1
2) のジオール等を用い培養すると、本発明のポリエステル
多孔質フィルムの材料となる−OCH(CH3)CH2
CO−単位(3HB)と−OCH2CH2CH2CO−
単位(4HB)を有するポリエステル共重合体が得ら
れる。
【0015】後段の培養条件としては、pHは6〜10
、好ましくは7〜8であり、また溶存酸素濃度は0.5
〜40ppm、好ましくは5〜20ppmである。これ
らの条件をはずして培養した場合には、乾燥菌体内に生
成蓄積するポリエステル含有量が極めて低くなり、工業
的に製造する場合には効果的でない。培養温度は、20
〜40℃程度、好ましくは25〜35℃程度である。
、好ましくは7〜8であり、また溶存酸素濃度は0.5
〜40ppm、好ましくは5〜20ppmである。これ
らの条件をはずして培養した場合には、乾燥菌体内に生
成蓄積するポリエステル含有量が極めて低くなり、工業
的に製造する場合には効果的でない。培養温度は、20
〜40℃程度、好ましくは25〜35℃程度である。
【0016】一方、培養基質をグルコース、フルクトー
ス等の糖類及び酢酸、酪酸などの偶数カルボン酸を用い
るとPHBが得られ、培養基質をプロピオン酸、吉草酸
等の奇数カルボン酸を使用すると3HB単位と3−ヒド
ロキシバリレ−ト(3HV)とから成る共重合体(以下
、3HB−3HV共重合体と記す)が生成する。
ス等の糖類及び酢酸、酪酸などの偶数カルボン酸を用い
るとPHBが得られ、培養基質をプロピオン酸、吉草酸
等の奇数カルボン酸を使用すると3HB単位と3−ヒド
ロキシバリレ−ト(3HV)とから成る共重合体(以下
、3HB−3HV共重合体と記す)が生成する。
【0017】しかしながら、ポリマー構造が類似なこの
ような重合体の流延フィルムを製造する過程において溶
剤の飛散速度を調整しても、本発明のような多孔質フィ
ルムを得ることは出来ない。
ような重合体の流延フィルムを製造する過程において溶
剤の飛散速度を調整しても、本発明のような多孔質フィ
ルムを得ることは出来ない。
【0018】すなわち、本発明は、多孔質フィルムの材
料である3HB−4HBポリエステル共重合体と、流延
フィルムを製造する過程における溶剤の飛散速度の調整
という組合せの相乗的効果によって初めて得られる画期
的な多孔質フィルムである。用いる共重合体は、4HB
成分含量が3〜90%、好ましくは、5〜60%、さら
に好ましくは、7〜40%のものである。
料である3HB−4HBポリエステル共重合体と、流延
フィルムを製造する過程における溶剤の飛散速度の調整
という組合せの相乗的効果によって初めて得られる画期
的な多孔質フィルムである。用いる共重合体は、4HB
成分含量が3〜90%、好ましくは、5〜60%、さら
に好ましくは、7〜40%のものである。
【0019】上記のようにして培養した微生物を遠心分
離等で培養液から分離し、洗浄乾燥し、クロロホルムや
アセトン等で抽出し、抽出液をn−ヘキサン等の貧溶媒
中に注ぐことによって、本発明に使用する共重合体が白
色沈殿物として得られる。
離等で培養液から分離し、洗浄乾燥し、クロロホルムや
アセトン等で抽出し、抽出液をn−ヘキサン等の貧溶媒
中に注ぐことによって、本発明に使用する共重合体が白
色沈殿物として得られる。
【0020】このようにして得られた共重合体を溶剤に
溶かし均一な流延フィルムを製造する。流延フィルムの
製造においては任意の方法をとることが出来るが、簡単
な方法としては共重合体が溶解した溶液をガラスシャー
レなどに流し、溶剤の飛散速度を任意の方法で調節しな
がら自然乾燥する方法がある。
溶かし均一な流延フィルムを製造する。流延フィルムの
製造においては任意の方法をとることが出来るが、簡単
な方法としては共重合体が溶解した溶液をガラスシャー
レなどに流し、溶剤の飛散速度を任意の方法で調節しな
がら自然乾燥する方法がある。
【0021】溶剤の飛散速度の調整は、本発明の水蒸気
透過性が0.5kg/m2/24hr以上、好ましくは
、1.0kg/m2/24hr、更に好ましくは、3.
0kg/m2/24hr以上のポリエステル多孔質フィ
ルムが製造出来る任意の方法をとることが出来るが、簡
単な方法としては、上記の共重合体溶液を流したシャー
レに蓋をのせて調整することが出来る。特に、ポリエス
テルが析出し始める直前以降の溶媒飛散速度が早い場合
には、孔のないフィルムが出来てしまうが、遅い場合に
は、多孔質フィルムが得られ、該速度が遅いほど水蒸気
透過性の高い多孔質フィルムを得ることができる。ポリ
エステルが析出し始める直前とは、条件により異なるが
、例えば、ポリエステル濃度が約60%、好ましくは、
70%以上の状態をいう。
透過性が0.5kg/m2/24hr以上、好ましくは
、1.0kg/m2/24hr、更に好ましくは、3.
0kg/m2/24hr以上のポリエステル多孔質フィ
ルムが製造出来る任意の方法をとることが出来るが、簡
単な方法としては、上記の共重合体溶液を流したシャー
レに蓋をのせて調整することが出来る。特に、ポリエス
テルが析出し始める直前以降の溶媒飛散速度が早い場合
には、孔のないフィルムが出来てしまうが、遅い場合に
は、多孔質フィルムが得られ、該速度が遅いほど水蒸気
透過性の高い多孔質フィルムを得ることができる。ポリ
エステルが析出し始める直前とは、条件により異なるが
、例えば、ポリエステル濃度が約60%、好ましくは、
70%以上の状態をいう。
【0022】例えば、クロロホルム等の有機溶媒に溶解
させた3〜5W/V%の3HB−4HB共重合体溶液を
入れた直径9cm程度のシャーレに蓋をして、室温で二
日以上かけて、溶媒を飛散させる。飛散時間は外温によ
って調整され、また、大スケールで行なうときは、所望
の多孔質フィルムを得るためには、予備実験が必要とな
る。
させた3〜5W/V%の3HB−4HB共重合体溶液を
入れた直径9cm程度のシャーレに蓋をして、室温で二
日以上かけて、溶媒を飛散させる。飛散時間は外温によ
って調整され、また、大スケールで行なうときは、所望
の多孔質フィルムを得るためには、予備実験が必要とな
る。
【0023】本発明のポリエステル多孔質フィルムの製
造に用いられる溶媒は、クロロホルム、ジクロロメタン
、アセトンなどの有機溶媒が使用されるが、該ポリエス
テルを溶解するものなら、特に制限されない。溶剤の回
収などの観点から、単独溶媒が望ましいが、混合溶媒で
あっても良い。
造に用いられる溶媒は、クロロホルム、ジクロロメタン
、アセトンなどの有機溶媒が使用されるが、該ポリエス
テルを溶解するものなら、特に制限されない。溶剤の回
収などの観点から、単独溶媒が望ましいが、混合溶媒で
あっても良い。
【0024】このようにして3HB−4HB共重合体溶
液の飛散速度を調節することで多孔質構造を有した膜に
なること、これらの孔径が溶剤の飛散速度によって調整
出来ること及びこれらの特性を有する多孔質膜が極めて
再現性よく製造できることは、本発明によってはじめて
得られた知見である。
液の飛散速度を調節することで多孔質構造を有した膜に
なること、これらの孔径が溶剤の飛散速度によって調整
出来ること及びこれらの特性を有する多孔質膜が極めて
再現性よく製造できることは、本発明によってはじめて
得られた知見である。
【0025】従来全く知られていない製法によって得ら
れる本発明の多孔質フィルムは、添加物の混入及び加熱
によるポリマー材料の変成のない医療材料に適した有用
な材料である。
れる本発明の多孔質フィルムは、添加物の混入及び加熱
によるポリマー材料の変成のない医療材料に適した有用
な材料である。
【0026】
【実施例】本発明を、実施例によりさらに具体的に説明
するが、本発明はこれに限定されるものではない。
するが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0027】多孔質フィルム材料の3HB−4HB共重
合体の製造まず、本発明に使用する 3HB−4HB共
重合体を、菌体にアルカリゲネスユウトロファス(AT
CC17699)を使用して製造した。最初に菌体を増
殖させるための培養(前段培養)を行なうため、菌体を
次の組成を有する培地200mlを2リットルの坂口フ
ラスコに入れ、28℃で24時間培養し、遠心分離(8
000r.p.m.15分)により菌体を分離した。
合体の製造まず、本発明に使用する 3HB−4HB共
重合体を、菌体にアルカリゲネスユウトロファス(AT
CC17699)を使用して製造した。最初に菌体を増
殖させるための培養(前段培養)を行なうため、菌体を
次の組成を有する培地200mlを2リットルの坂口フ
ラスコに入れ、28℃で24時間培養し、遠心分離(8
000r.p.m.15分)により菌体を分離した。
【0028】前段培養用培地組成(1リットル中)酵母
エキス 10g ポリペプトン 10g
肉エキス 5g (NH4)2SO4 5g これらを脱イオン水1リットルに溶解し、pH7.0に
調整する。
エキス 10g ポリペプトン 10g
肉エキス 5g (NH4)2SO4 5g これらを脱イオン水1リットルに溶解し、pH7.0に
調整する。
【0029】上記の前段培養で得られた菌体を、以下の
組成を有する共重合体製造培地に、1リットルあたり4
gの割合で懸濁させた。この懸濁液の所定量を2リット
ルまたは500ml坂口フラスコに入れ、28℃で48
時間培養し、得られた培養液から遠心分離により、菌体
を得た。
組成を有する共重合体製造培地に、1リットルあたり4
gの割合で懸濁させた。この懸濁液の所定量を2リット
ルまたは500ml坂口フラスコに入れ、28℃で48
時間培養し、得られた培養液から遠心分離により、菌体
を得た。
【0030】共重合体製造培地の組成(1リットル中)
Na2HPO4 4.4g KH2PO4 1.2g MgSO4 0.2g 4−ヒドロキシ酪酸ナトリウム 15.0gクエン酸
ナトリウムは、表1で示した量(単位g/l)を使用し
、以上の成分を脱イオン水1リットルに溶解し、pH7
.0に調整する。
Na2HPO4 4.4g KH2PO4 1.2g MgSO4 0.2g 4−ヒドロキシ酪酸ナトリウム 15.0gクエン酸
ナトリウムは、表1で示した量(単位g/l)を使用し
、以上の成分を脱イオン水1リットルに溶解し、pH7
.0に調整する。
【0031】次いで菌体処理として、得られた菌体を、
蒸留水で洗浄し、これを減圧乾燥して乾燥菌体を得た。 このようにして得られた乾燥菌体から熱クロロホルムで
共重合体を抽出し、この抽出液を濃縮後大量のヘキサン
に滴下沈殿させ、この沈殿をろ取、乾燥して共重合体を
分離した。上記で得られた本発明で使用する3HB−4
HB共重合体を表1に示す。
蒸留水で洗浄し、これを減圧乾燥して乾燥菌体を得た。 このようにして得られた乾燥菌体から熱クロロホルムで
共重合体を抽出し、この抽出液を濃縮後大量のヘキサン
に滴下沈殿させ、この沈殿をろ取、乾燥して共重合体を
分離した。上記で得られた本発明で使用する3HB−4
HB共重合体を表1に示す。
【0032】
【表1】
共重合体 クエン酸Na 培地量
ポリマー収量 組成比(モル%) 番号
(g/l) (ml)
(g/l) 3HB:4HB−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−− 1 0
500 1.53
90:10−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 2
0 400
1.41 77:23
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−− 3
0 50
1.21 54:46−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−− 4 5
50 1.10
19:81−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 共重合体1
および2は、2000mlの坂口フラスコ、共重合体番
号3及び4は、500mlの坂口フラスコを使用した。
ポリマー収量 組成比(モル%) 番号
(g/l) (ml)
(g/l) 3HB:4HB−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−− 1 0
500 1.53
90:10−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 2
0 400
1.41 77:23
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−− 3
0 50
1.21 54:46−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−− 4 5
50 1.10
19:81−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 共重合体1
および2は、2000mlの坂口フラスコ、共重合体番
号3及び4は、500mlの坂口フラスコを使用した。
【0033】また、比較例で使用するPHBは、基質に
n−酪酸を使用し、クエン酸Naを添加しない培地で、
上記と同様にして得た。3HB−3HV共重合体は、ア
ルドリッチ社製の3HV含量20モル%の共重合体を比
較例に使用した。
n−酪酸を使用し、クエン酸Naを添加しない培地で、
上記と同様にして得た。3HB−3HV共重合体は、ア
ルドリッチ社製の3HV含量20モル%の共重合体を比
較例に使用した。
【0034】多孔質フィルムの作製および水蒸気透過率
の測定上述のポリマーをクロロホルムに溶解させ、直径
9cmのガラスシャーレに流し、溶媒の飛散速度(風乾
速度)を温度およびガラスシャーレの蓋の密閉度で調整
して風乾した。作製したフィルムをシャーレより剥離さ
せ、室温で24時間真空乾燥した後、適当な大きさに切
断して水蒸気透過性の測定に使用する試験片とした。
の測定上述のポリマーをクロロホルムに溶解させ、直径
9cmのガラスシャーレに流し、溶媒の飛散速度(風乾
速度)を温度およびガラスシャーレの蓋の密閉度で調整
して風乾した。作製したフィルムをシャーレより剥離さ
せ、室温で24時間真空乾燥した後、適当な大きさに切
断して水蒸気透過性の測定に使用する試験片とした。
【0035】水蒸気透過性は、測定サンプルビンの水蒸
気透過部の直径が12cmのサンプルビンを用い、40
℃、湿度75%の恒温恒湿槽内で、ASTM E96
−80procedure Aの方法により測定した
。具体的な測定手順は、以下の通りでる。 ■試験フィルムを径20〓に打抜く。 ■水蒸気透過性測定用サンプルビン(径12〓)に塩化
カルシウムを約10g入れ、試験サンプルを創面側にな
る方を上にしてセットする。 ■小数点2桁まで秤量する(W0 g)。 ■40℃、75%のインキュベーター中に入れる。 ■24時間後、再秤量し(W24 g)、下式に従っ
て水蒸気透過性を求める。水蒸気透過性(Kg/m2/
24hr)=(W24−W0)×1000/(62×π
)
気透過部の直径が12cmのサンプルビンを用い、40
℃、湿度75%の恒温恒湿槽内で、ASTM E96
−80procedure Aの方法により測定した
。具体的な測定手順は、以下の通りでる。 ■試験フィルムを径20〓に打抜く。 ■水蒸気透過性測定用サンプルビン(径12〓)に塩化
カルシウムを約10g入れ、試験サンプルを創面側にな
る方を上にしてセットする。 ■小数点2桁まで秤量する(W0 g)。 ■40℃、75%のインキュベーター中に入れる。 ■24時間後、再秤量し(W24 g)、下式に従っ
て水蒸気透過性を求める。水蒸気透過性(Kg/m2/
24hr)=(W24−W0)×1000/(62×π
)
【0036】以上の結果を表2、表3、表4、表5に
示す。
示す。
【0037】
【表2】
実施例 ポリマー濃度 注入量 風乾日数 フ
ィルム厚 水蒸気透過性
W/V% ml day
μm Kg/m2/24hr −−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−− 1 3
45 3 280
2.50 −−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−− 2 3 45
4 352
3.49 −−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
3 3 45
5 390
3.67 −−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 4
3 45
6 438 3.8
1 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−− 5
3 45 12
440 3.92
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−比較例 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−− 1 3
45 1
170 0.18 −−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−− 2 3
45 3 218
0.05 −−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−− 3 3 45
6 220
0.04 −−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
4 3 45
3 188
0.04 −−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 5
3 45
6 190 0.0
3−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−実施例1〜5及び比較例1は
表1の共重合体2を使用し、比較例2、3のフィルムは
PHB、比較例4、5のフィルムは3HB−3HV共重
合体で作製したフィルムである。
ィルム厚 水蒸気透過性
W/V% ml day
μm Kg/m2/24hr −−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−− 1 3
45 3 280
2.50 −−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−− 2 3 45
4 352
3.49 −−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
3 3 45
5 390
3.67 −−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 4
3 45
6 438 3.8
1 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−− 5
3 45 12
440 3.92
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−比較例 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−− 1 3
45 1
170 0.18 −−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−− 2 3
45 3 218
0.05 −−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−− 3 3 45
6 220
0.04 −−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
4 3 45
3 188
0.04 −−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 5
3 45
6 190 0.0
3−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−実施例1〜5及び比較例1は
表1の共重合体2を使用し、比較例2、3のフィルムは
PHB、比較例4、5のフィルムは3HB−3HV共重
合体で作製したフィルムである。
【0038】
【表3】
実施例 ポリマー濃度 注入量 風乾日数 フ
ィルム厚 水蒸気透過性比較例 W/
V% ml day
μm Kg/m2/24hr−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−実施例 6 3 45
4 330
3.05 比較例 6 3 45
1 183
0.22 −−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−表1の共
重合体1を使用してフィルムを作製した。
ィルム厚 水蒸気透過性比較例 W/
V% ml day
μm Kg/m2/24hr−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−実施例 6 3 45
4 330
3.05 比較例 6 3 45
1 183
0.22 −−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−表1の共
重合体1を使用してフィルムを作製した。
【0039】
【表4】
実施例 ポリマー濃度 注入量 風乾日数 フ
ィルム厚 水蒸気透過性比較例 W/
V% ml day
μm Kg/m2/24hr−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−実施例 7 3 13
7 56
1.01比較例 7 3 13
1 45
0.07 −−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−表1の
共重合体3を使用してフィルムを作製した。
ィルム厚 水蒸気透過性比較例 W/
V% ml day
μm Kg/m2/24hr−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−実施例 7 3 13
7 56
1.01比較例 7 3 13
1 45
0.07 −−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−表1の
共重合体3を使用してフィルムを作製した。
【0040】
【表5】
実施例 ポリマー濃度 注入量 風乾日数 フ
ィルム厚 水蒸気透過性比較例 W/
V% ml day
μm Kg/m2/24hr−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−実施例 8 2 20
8 63
0.70 比較例 8 2 20
1 51
0.03 −−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−表1の共重
合体4を使用してフィルムを作製した。
ィルム厚 水蒸気透過性比較例 W/
V% ml day
μm Kg/m2/24hr−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−実施例 8 2 20
8 63
0.70 比較例 8 2 20
1 51
0.03 −−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−表1の共重
合体4を使用してフィルムを作製した。
【0041】以上の実施例と比較例により以下のことが
分かる。表2に示される実施例と比較例の結果により、
溶剤の飛散速度が同等であっても、3HB−4HB共重
合体を使用して作製したフィルムのみが本発明の多孔質
フィルムとなり、その他のポリマーを用いたフィルムは
、本発明と同等の水蒸気透過性を有する多孔質フィルム
とならないことが理解できる。
分かる。表2に示される実施例と比較例の結果により、
溶剤の飛散速度が同等であっても、3HB−4HB共重
合体を使用して作製したフィルムのみが本発明の多孔質
フィルムとなり、その他のポリマーを用いたフィルムは
、本発明と同等の水蒸気透過性を有する多孔質フィルム
とならないことが理解できる。
【0042】表3、4、5に示される実施例と比較例の
結果により、3HB−4HB共重合体を使用して作製し
たフィルムであっても風乾日数が1日の場合は本発明の
多孔質フィルムとなり得ず、風乾日数が2日以上の場合
に本発明の多孔質フィルムが得られることが理解できる
。
結果により、3HB−4HB共重合体を使用して作製し
たフィルムであっても風乾日数が1日の場合は本発明の
多孔質フィルムとなり得ず、風乾日数が2日以上の場合
に本発明の多孔質フィルムが得られることが理解できる
。
【0043】また、3HB−4HB共重合体の共重合組
成や、溶液濃度、風乾日数で表わされる溶剤の飛散条件
を変えることにより、多孔質フィルムの水蒸気透過性を
制御することができ、所定の水蒸気透過性を有する多孔
性フィルムを得ることが出来る。
成や、溶液濃度、風乾日数で表わされる溶剤の飛散条件
を変えることにより、多孔質フィルムの水蒸気透過性を
制御することができ、所定の水蒸気透過性を有する多孔
性フィルムを得ることが出来る。
【0044】なお、本発明の多孔質フィルムの断面を電
子顕微鏡写真により観察すると、多孔質の様子を極めて
よく表わしているのが分かる。
子顕微鏡写真により観察すると、多孔質の様子を極めて
よく表わしているのが分かる。
【0045】
【発明の効果】このように3HB−4HB共重合体溶液
の飛散速度を調節することで得られる多孔質構造を有す
るフィルムは、本発明者らの鋭意研究の結果によっても
たらされた従来全く知られていない知見によって得られ
る新規な多孔質フィルムであり、添加物の混入及び加熱
によるポリマー材料の変成のない医療材料に適した有用
な材料である。
の飛散速度を調節することで得られる多孔質構造を有す
るフィルムは、本発明者らの鋭意研究の結果によっても
たらされた従来全く知られていない知見によって得られ
る新規な多孔質フィルムであり、添加物の混入及び加熱
によるポリマー材料の変成のない医療材料に適した有用
な材料である。
【図1】実施例3の多孔質フィルム断面の電子顕微鏡写
真(500倍)による多孔質の状態を表わした組織構造
写真図である。
真(500倍)による多孔質の状態を表わした組織構造
写真図である。
【図2】実施例3の多孔質フィルム断面の電子顕微鏡写
真(2000倍)による多孔質の状態を表わした組織構
造写真図である。
真(2000倍)による多孔質の状態を表わした組織構
造写真図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 3−ヒドロキシブチレート単位と4−
ヒドロキシブチレート単位を有するポリエステル共重合
体の溶液を流延し溶媒の飛散速度を調整して製造される
水蒸気透過性が0.5kg/m2/24hr以上のポリ
エステル多孔質フィルム
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12273991A JPH04326932A (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | ポリエステル多孔質フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12273991A JPH04326932A (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | ポリエステル多孔質フィルム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04326932A true JPH04326932A (ja) | 1992-11-16 |
Family
ID=14843397
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12273991A Pending JPH04326932A (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | ポリエステル多孔質フィルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04326932A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999032536A1 (en) * | 1997-12-22 | 1999-07-01 | Metabolix, Inc. | Polyhydroxyalkanoate compositions having controlled degradation rates |
| US6514515B1 (en) | 1999-03-04 | 2003-02-04 | Tepha, Inc. | Bioabsorbable, biocompatible polymers for tissue engineering |
| US6610764B1 (en) | 1997-05-12 | 2003-08-26 | Metabolix, Inc. | Polyhydroxyalkanoate compositions having controlled degradation rates |
| US6828357B1 (en) | 1997-07-31 | 2004-12-07 | Metabolix, Inc. | Polyhydroxyalkanoate compositions having controlled degradation rates |
| US6841603B1 (en) * | 1997-10-31 | 2005-01-11 | Metabolix, Inc. | Polymer blends containing polyhydroxyalkanoates and compositions with good retention of elongation |
| US6867248B1 (en) | 1997-05-12 | 2005-03-15 | Metabolix, Inc. | Polyhydroxyalkanoate compositions having controlled degradation rates |
| US7553923B2 (en) | 1999-03-25 | 2009-06-30 | Metabolix, Inc. | Medical devices and applications of polyhydroxyalkanoate polymers |
| US7641825B2 (en) | 2004-08-03 | 2010-01-05 | Tepha, Inc. | Method of making a polyhydroxyalkanoate filament |
| US9555155B2 (en) | 2014-12-11 | 2017-01-31 | Tepha, Inc. | Methods of orienting multifilament yarn and monofilaments of poly-4-hydroxybutyrate and copolymers thereof |
| US10111738B2 (en) | 2003-05-08 | 2018-10-30 | Tepha, Inc. | Polyhydroxyalkanoate medical textiles and fibers |
| US10500303B2 (en) | 2014-08-15 | 2019-12-10 | Tepha, Inc. | Self-retaining sutures of poly-4-hydroxybutyrate and copolymers thereof |
| US10626521B2 (en) | 2014-12-11 | 2020-04-21 | Tepha, Inc. | Methods of manufacturing mesh sutures from poly-4-hydroxybutyrate and copolymers thereof |
-
1991
- 1991-04-24 JP JP12273991A patent/JPH04326932A/ja active Pending
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| EP1659142A1 (en) * | 1997-12-22 | 2006-05-24 | Metabolix, Inc. | Polyhydroxyalkanoate compositions having controlled degradation rates |
| EP2196484A1 (en) * | 1997-12-22 | 2010-06-16 | Metalbolix Inc. | Polyhydroxyalkanoate compositions having controlled degradation rates |
| WO1999032536A1 (en) * | 1997-12-22 | 1999-07-01 | Metabolix, Inc. | Polyhydroxyalkanoate compositions having controlled degradation rates |
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| US6746685B2 (en) | 1999-03-04 | 2004-06-08 | Tepha, Inc. | Bioabsorbable, biocompatible polymers for tissue engineering |
| US7553923B2 (en) | 1999-03-25 | 2009-06-30 | Metabolix, Inc. | Medical devices and applications of polyhydroxyalkanoate polymers |
| US10136982B2 (en) | 2003-05-08 | 2018-11-27 | Tepha, Inc. | Polyhydroxyalkanoate medical textiles and fibers |
| US10314683B2 (en) | 2003-05-08 | 2019-06-11 | Tepha, Inc. | Polyhydroxyalkanoate medical textiles and fibers |
| US10111738B2 (en) | 2003-05-08 | 2018-10-30 | Tepha, Inc. | Polyhydroxyalkanoate medical textiles and fibers |
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| US11944709B2 (en) | 2014-08-15 | 2024-04-02 | Tepha, Inc. | Self-retaining sutures of poly-4-hydroxybutyrate and copolymers thereof |
| US10227713B2 (en) | 2014-12-11 | 2019-03-12 | Tepha, Inc. | Methods of orienting multifilament yarn and monofilaments of poly-4-hydroxybutyrate and copolymers thereof |
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