JPH04327221A - コーマ機のラップ送り出し方法 - Google Patents
コーマ機のラップ送り出し方法Info
- Publication number
- JPH04327221A JPH04327221A JP9054391A JP9054391A JPH04327221A JP H04327221 A JPH04327221 A JP H04327221A JP 9054391 A JP9054391 A JP 9054391A JP 9054391 A JP9054391 A JP 9054391A JP H04327221 A JPH04327221 A JP H04327221A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nipper
- timing
- wrap
- drive lever
- detaching roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 241000347389 Serranus cabrilla Species 0.000 title description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 claims abstract description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 10
- 230000009471 action Effects 0.000 claims description 7
- 239000000835 fiber Substances 0.000 abstract description 25
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 abstract description 17
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 abstract description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 abstract description 2
- 239000002699 waste material Substances 0.000 abstract description 2
- 230000000977 initiatory effect Effects 0.000 abstract 3
- 230000001939 inductive effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000009987 spinning Methods 0.000 description 7
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 3
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 2
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 238000006748 scratching Methods 0.000 description 1
- 230000002393 scratching effect Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はニッパモーションの前進
後退運動がクランクモーション機構により行われ、ニッ
パフレーム上に、固定のクッションプレートと協働して
ラップを押圧把持するニッパナイフ及び補助ニッパが装
備されるとともに、ラップを送り出すフィードローラが
装備されたコーマ機のラップ送り出し方法に係り、特に
平均繊維長35mm前後、或いはそれ以上の原料綿を紡
出する際に好適なラップ送り出し方法に関するものであ
る。
後退運動がクランクモーション機構により行われ、ニッ
パフレーム上に、固定のクッションプレートと協働して
ラップを押圧把持するニッパナイフ及び補助ニッパが装
備されるとともに、ラップを送り出すフィードローラが
装備されたコーマ機のラップ送り出し方法に係り、特に
平均繊維長35mm前後、或いはそれ以上の原料綿を紡
出する際に好適なラップ送り出し方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】コーマは供給されたラップをニッパで把
持した状態でラップの先端をコーミングシリンダによっ
て梳り、次に梳られたフリースを前進させるとともにデ
タッチングローラが逆転して先に引き取られたフリース
を後退させ、これに新たなフリースを重ね合わせた後デ
タッチングローラが再び正転してフリースを引き取り、
この時トップコームが該フリースの後端を梳るという作
用を繰返す。そして、現在はピーシングのタイミング中
に補助ニッパによりフリースを押圧把持してラップ中の
繊維引き抜き抵抗を増し、落綿率を少くするとともに落
綿中の長繊維含有率を少くするようにしたコーマ機が多
く採用されている。
持した状態でラップの先端をコーミングシリンダによっ
て梳り、次に梳られたフリースを前進させるとともにデ
タッチングローラが逆転して先に引き取られたフリース
を後退させ、これに新たなフリースを重ね合わせた後デ
タッチングローラが再び正転してフリースを引き取り、
この時トップコームが該フリースの後端を梳るという作
用を繰返す。そして、現在はピーシングのタイミング中
に補助ニッパによりフリースを押圧把持してラップ中の
繊維引き抜き抵抗を増し、落綿率を少くするとともに落
綿中の長繊維含有率を少くするようにしたコーマ機が多
く採用されている。
【0003】ニッパフレームに補助ニッパを搭載したコ
ーマ機は、補助ニッパを搭載しないコーマ機のラップ送
り出しタイミング中に補助ニッパがラップを押さえる位
置に配置され、ラップがニッパから送り出されなくなる
。そこで、フィードローラの回転運動をニッパ後退運動
中に行い、ラップを一時ニッパナイフとフィードローラ
間に滞留させ、ニッパナイフの開口時にラップ自身の弾
性復元力でラップが一直線状になろうとする性質の利用
と補助ニッパで押えつけることとによりラップ先端をニ
ッパから送り出す方法が採用されていた。ところが、こ
の方法ではラップがクッションプレート上で曲がった状
態で滞留するので、デタッチングローラに引き抜かれる
繊維の平行度が乱れたり、先端フックの発生や、フリー
スエレメントの先端部分の繊維端分布に段斑が発生し、
このフリースエレメントを継ぎ合わせて成形される製品
スライバに太さ斑と先端フックを発生させる1つの要因
となることがあり、細番手紡績用原綿を使用した際この
現象が顕著に現われた。
ーマ機は、補助ニッパを搭載しないコーマ機のラップ送
り出しタイミング中に補助ニッパがラップを押さえる位
置に配置され、ラップがニッパから送り出されなくなる
。そこで、フィードローラの回転運動をニッパ後退運動
中に行い、ラップを一時ニッパナイフとフィードローラ
間に滞留させ、ニッパナイフの開口時にラップ自身の弾
性復元力でラップが一直線状になろうとする性質の利用
と補助ニッパで押えつけることとによりラップ先端をニ
ッパから送り出す方法が採用されていた。ところが、こ
の方法ではラップがクッションプレート上で曲がった状
態で滞留するので、デタッチングローラに引き抜かれる
繊維の平行度が乱れたり、先端フックの発生や、フリー
スエレメントの先端部分の繊維端分布に段斑が発生し、
このフリースエレメントを継ぎ合わせて成形される製品
スライバに太さ斑と先端フックを発生させる1つの要因
となることがあり、細番手紡績用原綿を使用した際この
現象が顕著に現われた。
【0004】前記の不都合を改善するラップ送り出し方
法が種々提案されている(例えば、特開昭58−529
0号公報、特開昭60−224821号公報)。しかし
、それらの方法ではニッパナイフが閉口してラップを把
持した後もフィードローラがラップを送り出したり(特
開昭58−5290号)、コーマ機の高速運転に際して
確実性が不十分である(特開昭60−224821号)
等の不都合があった。そこで、それらの不都合を解消す
るため、本願出願人は補助ニッパ及びニッパナイフが共
に開口している比較的短いタイミングでしかもラップに
対するトップコームの作用時以外の期間にフィードロー
ラの回転によりラップを積極的に送り出すことができる
コーマ機のラップ送り出し装置を先に提案した(特開平
2−169730号公報)。このラップ送り出し装置で
はニッパフレームの前進移動時又は後退移動時のいずれ
か一方の期間中のニッパナイフ及び補助ニッパが共に開
口している期間にフィードローラが回転され、ラップが
フィードローラの回転に伴い積極的に送り出される。駆
動レバーは溝カムに沿って移動するカムフォロアの作用
により所定のタイミングで確実に所定量所定方向に回動
され、フィードローラは一方クラッチを介して作動連結
された駆動レバーの回動に伴いラップ送り出し方向にの
み所定のタイミングで所定量回動される。
法が種々提案されている(例えば、特開昭58−529
0号公報、特開昭60−224821号公報)。しかし
、それらの方法ではニッパナイフが閉口してラップを把
持した後もフィードローラがラップを送り出したり(特
開昭58−5290号)、コーマ機の高速運転に際して
確実性が不十分である(特開昭60−224821号)
等の不都合があった。そこで、それらの不都合を解消す
るため、本願出願人は補助ニッパ及びニッパナイフが共
に開口している比較的短いタイミングでしかもラップに
対するトップコームの作用時以外の期間にフィードロー
ラの回転によりラップを積極的に送り出すことができる
コーマ機のラップ送り出し装置を先に提案した(特開平
2−169730号公報)。このラップ送り出し装置で
はニッパフレームの前進移動時又は後退移動時のいずれ
か一方の期間中のニッパナイフ及び補助ニッパが共に開
口している期間にフィードローラが回転され、ラップが
フィードローラの回転に伴い積極的に送り出される。駆
動レバーは溝カムに沿って移動するカムフォロアの作用
により所定のタイミングで確実に所定量所定方向に回動
され、フィードローラは一方クラッチを介して作動連結
された駆動レバーの回動に伴いラップ送り出し方向にの
み所定のタイミングで所定量回動される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記特開平2−169
730号公報に開示された装置では、従来問題になって
いたフリースエレメントの先端分布の段むらが発生し、
製品品質が不安定になるという問題点は解決できる。し
かし、平均繊維長35mm以上の原綿を使用する細番手
紡績では、本来コーミングされて短繊維と分離され製品
となるべき良好な繊維が落綿に移行、混入する問題が新
たに発生した。なぜならば、前記装置の利点生かすため
にはフィードローラの回転によるラップの送り出しを主
軸1回転の時間を40分割したインデックスタイミング
で8〜13の間に行う必要がある。そして、従来はニッ
パナイフ開口タイミングをインデックス7に設定して運
転を行っていたが、その場合ニッパナイフ先端部のクッ
ションプレートとの重なり4mm分、ニッパナイフがリ
フトするまでラップが円滑に送り出されないので有効開
口タイミングはインデックス9となる。前記ニッパナイ
フ先端部のクッションプレートとの重なり分はコーミン
グ作用に重要な条件の一つとなっており、変更すること
は難しい。従って、有効開口タイミングをインデックス
8にするためには、ニッパナイフ開口開始タイミングを
インデックス6に早める必要がある。ところが、ニッパ
ナイフ開口開始タイミングをインデックス6にするとニ
ッパナイフ閉止タイミングはインデックス31からイン
デックス32へと遅くなり、シリンダ針位相もインデッ
クス31からインデックス32へと遅くなる。そして、
従来はデタッチングローラの逆転開始タイミングが主軸
回転角度が0度の時すなわちインデックス0に設定され
ているため、デタッチングローラ側のフリース後端部が
インデックス1相当の位相遅れとなるシリンダ最後列針
に引っ掛けられて落綿に移行し、特に平均繊維長35m
m以上の原料綿の紡出でこの傾向が顕著になる。
730号公報に開示された装置では、従来問題になって
いたフリースエレメントの先端分布の段むらが発生し、
製品品質が不安定になるという問題点は解決できる。し
かし、平均繊維長35mm以上の原綿を使用する細番手
紡績では、本来コーミングされて短繊維と分離され製品
となるべき良好な繊維が落綿に移行、混入する問題が新
たに発生した。なぜならば、前記装置の利点生かすため
にはフィードローラの回転によるラップの送り出しを主
軸1回転の時間を40分割したインデックスタイミング
で8〜13の間に行う必要がある。そして、従来はニッ
パナイフ開口タイミングをインデックス7に設定して運
転を行っていたが、その場合ニッパナイフ先端部のクッ
ションプレートとの重なり4mm分、ニッパナイフがリ
フトするまでラップが円滑に送り出されないので有効開
口タイミングはインデックス9となる。前記ニッパナイ
フ先端部のクッションプレートとの重なり分はコーミン
グ作用に重要な条件の一つとなっており、変更すること
は難しい。従って、有効開口タイミングをインデックス
8にするためには、ニッパナイフ開口開始タイミングを
インデックス6に早める必要がある。ところが、ニッパ
ナイフ開口開始タイミングをインデックス6にするとニ
ッパナイフ閉止タイミングはインデックス31からイン
デックス32へと遅くなり、シリンダ針位相もインデッ
クス31からインデックス32へと遅くなる。そして、
従来はデタッチングローラの逆転開始タイミングが主軸
回転角度が0度の時すなわちインデックス0に設定され
ているため、デタッチングローラ側のフリース後端部が
インデックス1相当の位相遅れとなるシリンダ最後列針
に引っ掛けられて落綿に移行し、特に平均繊維長35m
m以上の原料綿の紡出でこの傾向が顕著になる。
【0006】この不都合を解消する手段として、コーミ
ングシリンダの最後端の針列を取り外してシリンダ針列
数を減少させ、シリンダ針の後端の通過タイミングを早
くすることが考えられる。最後端の針列を取り外すこと
により通過タイミングが約9度早くなり、製品フリース
の後端繊維が落綿に移行するのは防止される。しかし、
シリンダ針列数を減少させた場合は、紡出する製品中の
取り除くべき短繊維不純物を充分除去できない虞がある
。
ングシリンダの最後端の針列を取り外してシリンダ針列
数を減少させ、シリンダ針の後端の通過タイミングを早
くすることが考えられる。最後端の針列を取り外すこと
により通過タイミングが約9度早くなり、製品フリース
の後端繊維が落綿に移行するのは防止される。しかし、
シリンダ針列数を減少させた場合は、紡出する製品中の
取り除くべき短繊維不純物を充分除去できない虞がある
。
【0007】又、デタッチングローラの逆転開始タイミ
ングを従来のインデックス0から1だけ遅らせることに
よりコーミングされた良好な繊維が落綿に移行すること
を防止できるが、デタッチングローラが逆転から正転に
反転するタイミングが1インデックス遅れ、コーミング
フリースの接続条件が変わり、紡出製品の品質が劣化す
るという不都合が生じる。
ングを従来のインデックス0から1だけ遅らせることに
よりコーミングされた良好な繊維が落綿に移行すること
を防止できるが、デタッチングローラが逆転から正転に
反転するタイミングが1インデックス遅れ、コーミング
フリースの接続条件が変わり、紡出製品の品質が劣化す
るという不都合が生じる。
【0008】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的は補助ニッパの作用効果を十分発
揮させるため補助ニッパ及びニッパナイフが共に開口し
ている比較的短いタイミングでしかもラップに対するト
ップコームの作用時以外の期間にフィードローラの回転
によりラップを積極的に送り出すことができるラップ送
り出し装置を備えたコーマ機において、平均繊維長が3
5mm以上の原料綿を紡績する場合にも製品フリースの
品質低下を招かず、しかも短繊維の分離性能を向上して
不要な落綿を確実に防止することができるコーマ機のラ
ップ送り出し方法を提供することにある。
のであって、その目的は補助ニッパの作用効果を十分発
揮させるため補助ニッパ及びニッパナイフが共に開口し
ている比較的短いタイミングでしかもラップに対するト
ップコームの作用時以外の期間にフィードローラの回転
によりラップを積極的に送り出すことができるラップ送
り出し装置を備えたコーマ機において、平均繊維長が3
5mm以上の原料綿を紡績する場合にも製品フリースの
品質低下を招かず、しかも短繊維の分離性能を向上して
不要な落綿を確実に防止することができるコーマ機のラ
ップ送り出し方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め本発明においては、ニッパフレーム上に、固定のクッ
ションプレートと協働してラップを押圧把持するニッパ
ナイフ及び補助ニッパが装備されるとともに、ラップを
送り出すフィードローラが装備され、前記フィードロー
ラの軸部に一方クラッチを介してラップ送り出し方向に
のみ一体回動可能に駆動レバーが装着され、該駆動レバ
ーにはニッパフレームの前進、後退運動時における駆動
レバーの移動軌跡と対応する位置に沿って設けられた溝
カムの溝に嵌合するカムフォロアが取り付けられ、前記
溝カムはその溝形状が、ニッパフレームの前進又は後退
運動時のいずれか一方におけるニッパナイフ及び補助ニ
ッパが共にラップを押えていない期間中に前記カムフォ
ロアを介して前記駆動レバーをラップの送り出し方向に
1回のコーミング作用に必要なラップ量を送り出す所定
角度回動させるとともにその前後では駆動レバーのニッ
パフレームに対する角度を一定に保持する形状に形成さ
れたコーマ機において、デタッチングローラの逆転開始
タイミングを主軸回転角度で8度(インデックスでほぼ
1)以上遅らせるとともに、逆転開始タイミングから正
転に反転するタイミングまでの期間を主軸回転角度で7
0°前後とした。
め本発明においては、ニッパフレーム上に、固定のクッ
ションプレートと協働してラップを押圧把持するニッパ
ナイフ及び補助ニッパが装備されるとともに、ラップを
送り出すフィードローラが装備され、前記フィードロー
ラの軸部に一方クラッチを介してラップ送り出し方向に
のみ一体回動可能に駆動レバーが装着され、該駆動レバ
ーにはニッパフレームの前進、後退運動時における駆動
レバーの移動軌跡と対応する位置に沿って設けられた溝
カムの溝に嵌合するカムフォロアが取り付けられ、前記
溝カムはその溝形状が、ニッパフレームの前進又は後退
運動時のいずれか一方におけるニッパナイフ及び補助ニ
ッパが共にラップを押えていない期間中に前記カムフォ
ロアを介して前記駆動レバーをラップの送り出し方向に
1回のコーミング作用に必要なラップ量を送り出す所定
角度回動させるとともにその前後では駆動レバーのニッ
パフレームに対する角度を一定に保持する形状に形成さ
れたコーマ機において、デタッチングローラの逆転開始
タイミングを主軸回転角度で8度(インデックスでほぼ
1)以上遅らせるとともに、逆転開始タイミングから正
転に反転するタイミングまでの期間を主軸回転角度で7
0°前後とした。
【0010】
【作用】前記の構成により本発明のラップ送り出し方法
では、ニッパフレームの前進移動時又は後退移動時のい
ずれか一方の期間中のニッパナイフ及び補助ニッパが共
に開口している期間にフィードローラが回転され、ラッ
プがフィードローラの回転に伴い積極的に送り出される
。駆動レバーは溝カムに沿って移動するカムフォロアの
作用により所定のタイミングで確実に所定量所定方向に
回動され、フィードローラは一方クラッチを介して作動
連結された駆動レバーの回動に伴いラップ送り出し方向
にのみ所定のタイミングで所定量回動され、ラップがニ
ッパナイフと補助ニッパに干渉されることなく所定量ず
つ送り出される。そして、デタッチングローラの逆転開
始タイミングが主軸回転角度0度から開始されずに8度
以上遅れ、平均繊維長が35mm以上の原料綿の紡出で
も前回コーミングされたフリースの後端繊維がシリンダ
針の後端列で引っ掻かれることが確実に防止され、良好
な繊維が落綿に移行することが防止される。逆転から正
転に反転するタイミングは従来と同様である。そして、
デタッチングローラの逆転開始から正転に反転するまで
の期間を70度前後とすることにより、デタッチングロ
ーラの加速度があまり大きくならず、デタッチングロー
ラが正転に反転する際にフリースの後端が飛び上がる現
象や、デタッチングローラ通過後のフリースが自身の前
進後退運動で波状に立ち上がる現象も起こらず製品品質
の低下を招くことがない。
では、ニッパフレームの前進移動時又は後退移動時のい
ずれか一方の期間中のニッパナイフ及び補助ニッパが共
に開口している期間にフィードローラが回転され、ラッ
プがフィードローラの回転に伴い積極的に送り出される
。駆動レバーは溝カムに沿って移動するカムフォロアの
作用により所定のタイミングで確実に所定量所定方向に
回動され、フィードローラは一方クラッチを介して作動
連結された駆動レバーの回動に伴いラップ送り出し方向
にのみ所定のタイミングで所定量回動され、ラップがニ
ッパナイフと補助ニッパに干渉されることなく所定量ず
つ送り出される。そして、デタッチングローラの逆転開
始タイミングが主軸回転角度0度から開始されずに8度
以上遅れ、平均繊維長が35mm以上の原料綿の紡出で
も前回コーミングされたフリースの後端繊維がシリンダ
針の後端列で引っ掻かれることが確実に防止され、良好
な繊維が落綿に移行することが防止される。逆転から正
転に反転するタイミングは従来と同様である。そして、
デタッチングローラの逆転開始から正転に反転するまで
の期間を70度前後とすることにより、デタッチングロ
ーラの加速度があまり大きくならず、デタッチングロー
ラが正転に反転する際にフリースの後端が飛び上がる現
象や、デタッチングローラ通過後のフリースが自身の前
進後退運動で波状に立ち上がる現象も起こらず製品品質
の低下を招くことがない。
【0011】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面に
従って説明する。図1に示すように、主軸としてのシリ
ンダ軸1の上方に配設されたニッパフレーム2上にはそ
の先端部にクッションプレート3が固定され、クッショ
ンプレート3の後方にはボトムフィードローラ4及びト
ップフィードローラ5が配設されている。ニッパフレー
ム2の後部には支軸6が設けられ、該支軸6には先端に
ニッパナイフ7が固定されたニッパアーム8と補助ニッ
パ9とが回動可能に支持されている。又、クッションプ
レート3の前方にはトップコーム10がニッパフレーム
2と同期して所定の運動を行うように配設されている。 ニッパフレーム2は公知の駆動機構によりデタッチング
ローラ11に対して接近、離間する状態で往復運動され
るようになっている。又、ニッパアーム8及び補助ニッ
パ9も公知の駆動機構により所定のタイミングで支軸6
を中心に往復回動されるようになっている。
従って説明する。図1に示すように、主軸としてのシリ
ンダ軸1の上方に配設されたニッパフレーム2上にはそ
の先端部にクッションプレート3が固定され、クッショ
ンプレート3の後方にはボトムフィードローラ4及びト
ップフィードローラ5が配設されている。ニッパフレー
ム2の後部には支軸6が設けられ、該支軸6には先端に
ニッパナイフ7が固定されたニッパアーム8と補助ニッ
パ9とが回動可能に支持されている。又、クッションプ
レート3の前方にはトップコーム10がニッパフレーム
2と同期して所定の運動を行うように配設されている。 ニッパフレーム2は公知の駆動機構によりデタッチング
ローラ11に対して接近、離間する状態で往復運動され
るようになっている。又、ニッパアーム8及び補助ニッ
パ9も公知の駆動機構により所定のタイミングで支軸6
を中心に往復回動されるようになっている。
【0012】図2に示すように、トップフィードローラ
5の軸部5aの一端にはラチェットホイール12が嵌着
固定され、ラチェットホイール12の内側に駆動レバー
13が軸部5aに対して回動可能に装着されている。駆
動レバー13にはラチェットホイール12とともに一方
クラッチを構成するラチェットポール14がラチェット
ホイール12と噛合可能な位置にピン14aにより軸支
されるとともに、ばね15によりラチェットホイール1
2と噛合する方向に付勢されている。又、駆動レバー1
3の先端寄りには、ニッパフレーム2の前進、後退運動
時における駆動レバー13の移動軌跡と対応する位置に
沿って設けられた溝カム16の溝16aに嵌合するカム
フォロア17がピン18を介して回転自在に支持されて
いる。溝カム16はその溝形状がニッパフレーム2の前
進運動途中におけるニッパナイフ7及び補助ニッパ9が
ともにラップLを押えていない期間中に、前記カムフォ
ロア17を介して前記駆動レバー13をラップLの送り
出し方向に1回のコーミング作用に必要なラップ量を送
り出す所定角度回動させるとともに、その前後では駆動
レバーの角度を一定に保持する形状に形成されている。 前記ラップ送り出し装置は特開平2−169730号公
報に開示されたものと基本的に同じ構成である。
5の軸部5aの一端にはラチェットホイール12が嵌着
固定され、ラチェットホイール12の内側に駆動レバー
13が軸部5aに対して回動可能に装着されている。駆
動レバー13にはラチェットホイール12とともに一方
クラッチを構成するラチェットポール14がラチェット
ホイール12と噛合可能な位置にピン14aにより軸支
されるとともに、ばね15によりラチェットホイール1
2と噛合する方向に付勢されている。又、駆動レバー1
3の先端寄りには、ニッパフレーム2の前進、後退運動
時における駆動レバー13の移動軌跡と対応する位置に
沿って設けられた溝カム16の溝16aに嵌合するカム
フォロア17がピン18を介して回転自在に支持されて
いる。溝カム16はその溝形状がニッパフレーム2の前
進運動途中におけるニッパナイフ7及び補助ニッパ9が
ともにラップLを押えていない期間中に、前記カムフォ
ロア17を介して前記駆動レバー13をラップLの送り
出し方向に1回のコーミング作用に必要なラップ量を送
り出す所定角度回動させるとともに、その前後では駆動
レバーの角度を一定に保持する形状に形成されている。 前記ラップ送り出し装置は特開平2−169730号公
報に開示されたものと基本的に同じ構成である。
【0013】又、デタッチングローラ11は公知の駆動
装置、例えば溝カムを使用した装置により駆動される。 ただし、デタッチングローラの運動曲線が図3に鎖線で
示す従来のものから実線で示すものに変更されるように
、溝カムの形状が変更される。すなわち、デタッチング
ローラ11が逆転から正転に反転するタイミングは従来
と同じ(この実施例では主軸回転角度ほぼ78度)で、
その逆転開始タイミングが従来と異なり主軸回転角度ほ
ぼ9度に設定され、デタッチングローラ11の逆転期間
はほぼ69度となっている。
装置、例えば溝カムを使用した装置により駆動される。 ただし、デタッチングローラの運動曲線が図3に鎖線で
示す従来のものから実線で示すものに変更されるように
、溝カムの形状が変更される。すなわち、デタッチング
ローラ11が逆転から正転に反転するタイミングは従来
と同じ(この実施例では主軸回転角度ほぼ78度)で、
その逆転開始タイミングが従来と異なり主軸回転角度ほ
ぼ9度に設定され、デタッチングローラ11の逆転期間
はほぼ69度となっている。
【0014】次に前記のように構成された装置の作用を
説明する。ニッパフレーム2、ニッパナイフ7、補助ニ
ッパ9等は図4に示すタイミングダイヤグラムに従って
運動を行う。なお、図4の横軸は主軸1回転の時間を4
0分割したインデックスタイミングを示す。ニッパフレ
ーム2の前進運動開始タイミングからニッパナイフ7が
開口位置に配置される時点までは、駆動レバー13はニ
ッパフレーム2に対し相対角度θ1 の姿勢を保ちなが
らニッパフレーム2とともに移動し、回動せずに静止状
態に保持される。従って、この間にはフィードローラ5
は回転せずラップLは送り出されない。その位置からニ
ッパフレーム2の前進運動に伴い駆動レバー13がさら
に前進移動すると、溝16aの形状に従い駆動レバー1
3のニッパフレーム2に対する相対角度がθ1 から順
次θ2 、θ3 と変化し、補助ニッパ9が閉口位置に
配置される時点からは駆動レバー13の各相対角度がθ
3 を保持する状態で移動する。従って、ニッパナイフ
7が開口位置に配置される時点から補助ニッパ9が閉口
位置に配置される間に、駆動レバー13は(θ1 −θ
3 )で表される一定角度だけ回動される。この時ラチ
ェットポール14とラチェットホイール12とが噛み合
い状態にあるため、フィードローラ5が駆動レバー13
と一体的に図1,図2の反時計方向へ回動され、ラップ
Lがフィードローラ5の回転に伴い1回のコーミング作
用に必要な所定量積極的に送り出される。補助ニッパ9
が閉口位置に配置された後もニッパフレーム2はさらに
前進運動を継続し、駆動レバー13もニッパフレーム2
とともに前進移動する。この間駆動レバー13はニッパ
フレーム2に対し相対角度θ3 の姿勢に保持され、駆
動レバー13は回動せずに静止状態に保持される。従っ
て、ラップLの送り出しはニッパナイフ7及び補助ニッ
パ9の両者が共に開口位置に配置されている期間中にの
み行われる。
説明する。ニッパフレーム2、ニッパナイフ7、補助ニ
ッパ9等は図4に示すタイミングダイヤグラムに従って
運動を行う。なお、図4の横軸は主軸1回転の時間を4
0分割したインデックスタイミングを示す。ニッパフレ
ーム2の前進運動開始タイミングからニッパナイフ7が
開口位置に配置される時点までは、駆動レバー13はニ
ッパフレーム2に対し相対角度θ1 の姿勢を保ちなが
らニッパフレーム2とともに移動し、回動せずに静止状
態に保持される。従って、この間にはフィードローラ5
は回転せずラップLは送り出されない。その位置からニ
ッパフレーム2の前進運動に伴い駆動レバー13がさら
に前進移動すると、溝16aの形状に従い駆動レバー1
3のニッパフレーム2に対する相対角度がθ1 から順
次θ2 、θ3 と変化し、補助ニッパ9が閉口位置に
配置される時点からは駆動レバー13の各相対角度がθ
3 を保持する状態で移動する。従って、ニッパナイフ
7が開口位置に配置される時点から補助ニッパ9が閉口
位置に配置される間に、駆動レバー13は(θ1 −θ
3 )で表される一定角度だけ回動される。この時ラチ
ェットポール14とラチェットホイール12とが噛み合
い状態にあるため、フィードローラ5が駆動レバー13
と一体的に図1,図2の反時計方向へ回動され、ラップ
Lがフィードローラ5の回転に伴い1回のコーミング作
用に必要な所定量積極的に送り出される。補助ニッパ9
が閉口位置に配置された後もニッパフレーム2はさらに
前進運動を継続し、駆動レバー13もニッパフレーム2
とともに前進移動する。この間駆動レバー13はニッパ
フレーム2に対し相対角度θ3 の姿勢に保持され、駆
動レバー13は回動せずに静止状態に保持される。従っ
て、ラップLの送り出しはニッパナイフ7及び補助ニッ
パ9の両者が共に開口位置に配置されている期間中にの
み行われる。
【0015】ニッパフレーム2が後退運動する際には、
ニッパフレーム2に対する駆動レバー13の相対角度が
前記前進運動時と逆にθ3 →θ2 →θ1 と変化し
て、駆動レバー13は図2の時計方向に回動される。し
かし、このときの回転方向への回動時にはラチェットホ
イール12とラチェットポール14との噛み合いが外れ
るため、駆動レバー13が時計方向に回動されてもフィ
ードローラ5は静止状態に保持され、ラップLの送り出
しは行われない。従って、ニッパフレーム2の1回の前
進、後退運動の全タイミング中のうち、ニッパフレーム
2の前進タイミング中でニッパナイフ7及びニッパアー
ム8が共に開放位置に配置されるタイミングでのみ駆動
レバー13とともにフィードローラ5が反時計方向に回
転し、この時ラップLが図1の矢印方向に積極的に送り
出されることになる。ラップLがフィードローラ4,5
で積極的に送り出されるタイミングでは、ニッパナイフ
7及び補助ニッパ9がともにクッションプレート3から
離れており、ラップLは繊維曲りを発生させることなく
送り出される。従って、紡出される製品スライバの太さ
斑に対する品質を維持向上することができる。
ニッパフレーム2に対する駆動レバー13の相対角度が
前記前進運動時と逆にθ3 →θ2 →θ1 と変化し
て、駆動レバー13は図2の時計方向に回動される。し
かし、このときの回転方向への回動時にはラチェットホ
イール12とラチェットポール14との噛み合いが外れ
るため、駆動レバー13が時計方向に回動されてもフィ
ードローラ5は静止状態に保持され、ラップLの送り出
しは行われない。従って、ニッパフレーム2の1回の前
進、後退運動の全タイミング中のうち、ニッパフレーム
2の前進タイミング中でニッパナイフ7及びニッパアー
ム8が共に開放位置に配置されるタイミングでのみ駆動
レバー13とともにフィードローラ5が反時計方向に回
転し、この時ラップLが図1の矢印方向に積極的に送り
出されることになる。ラップLがフィードローラ4,5
で積極的に送り出されるタイミングでは、ニッパナイフ
7及び補助ニッパ9がともにクッションプレート3から
離れており、ラップLは繊維曲りを発生させることなく
送り出される。従って、紡出される製品スライバの太さ
斑に対する品質を維持向上することができる。
【0016】又、デタッチングローラ11の逆転開始タ
イミングが主軸回転角度ほぼ9度に設定されているため
、デタッチングローラの逆転により生成フリースが充分
後退する前に後端のシリンダ針列が生成フリースの後端
と係合可能な位置を通過するため、生成フリースの後端
繊維が落綿に移行するのが確実に防止される。デタッチ
ングローラの逆転開始タイミングから反転までの期間が
あまり短くなるとデタッチングローラ11の加速度が大
きくなり、デタッチングローラ11の反転時にフリース
の端部がジャンプして波打つ現象や、デタッチングロー
ラ通過後のフリースが自身の前進後退運動で波状に立ち
上がる現象が生じて製品品質が悪化する。従って、反転
タイミングを変更せずに逆転タイミングだけを大きく遅
らせた場合は、デタッチングローラの加速度が大きくな
って製品品質が悪化する虞があるが、前記の条件の場合
はデタッチングローラの加速度がほとんど大きくならず
、製品品質の悪化がなかった。
イミングが主軸回転角度ほぼ9度に設定されているため
、デタッチングローラの逆転により生成フリースが充分
後退する前に後端のシリンダ針列が生成フリースの後端
と係合可能な位置を通過するため、生成フリースの後端
繊維が落綿に移行するのが確実に防止される。デタッチ
ングローラの逆転開始タイミングから反転までの期間が
あまり短くなるとデタッチングローラ11の加速度が大
きくなり、デタッチングローラ11の反転時にフリース
の端部がジャンプして波打つ現象や、デタッチングロー
ラ通過後のフリースが自身の前進後退運動で波状に立ち
上がる現象が生じて製品品質が悪化する。従って、反転
タイミングを変更せずに逆転タイミングだけを大きく遅
らせた場合は、デタッチングローラの加速度が大きくな
って製品品質が悪化する虞があるが、前記の条件の場合
はデタッチングローラの加速度がほとんど大きくならず
、製品品質の悪化がなかった。
【0017】生成フリースの後端がシリンダ針1aの後
列に引っ掻かれるのを防止するためだけであれば、デタ
ッチングローラ11の逆転開始タイミングを遅らせると
ともに、その分正転への反転タイミングを遅らせること
も考えられる。しかし、コーマ機の運転条件を設定する
場合、デタッチングローラの逆転から正転への反転タイ
ミングはニッパからデタッチングローラにコーミングフ
リースを受渡しするタイミングに関連し、変更すること
は難しく、機種により異なるが反転タイミングは主軸回
転角度ほぼ80〜90度に設定する必要がある(ニッパ
モーションの前進後退時間がほぼ振り分け当分になって
いる場合)。そこで、デタッチングローラの反転タイミ
ングがほぼ80度及び90度の2種類のコーマ機につい
て、逆転開始タイミング、反転タイミング及び逆転開始
タイミングから反転タイミングまでの期間を変えてコー
マ機の運転を行い、製品フリースの品質、製品フリース
の落綿状態を観察した結果を次表に示す。
列に引っ掻かれるのを防止するためだけであれば、デタ
ッチングローラ11の逆転開始タイミングを遅らせると
ともに、その分正転への反転タイミングを遅らせること
も考えられる。しかし、コーマ機の運転条件を設定する
場合、デタッチングローラの逆転から正転への反転タイ
ミングはニッパからデタッチングローラにコーミングフ
リースを受渡しするタイミングに関連し、変更すること
は難しく、機種により異なるが反転タイミングは主軸回
転角度ほぼ80〜90度に設定する必要がある(ニッパ
モーションの前進後退時間がほぼ振り分け当分になって
いる場合)。そこで、デタッチングローラの反転タイミ
ングがほぼ80度及び90度の2種類のコーマ機につい
て、逆転開始タイミング、反転タイミング及び逆転開始
タイミングから反転タイミングまでの期間を変えてコー
マ機の運転を行い、製品フリースの品質、製品フリース
の落綿状態を観察した結果を次表に示す。
【0018】
【表1】
【0019】表1から明らかなように、デタッチングロ
ーラ11の逆転開始タイミングを5度遅らせた場合はま
だシリンダ針1aにより製品フリースの後端が引っ掻か
れることによる落綿への移行があるが、9度以上遅らせ
た場合は落綿への移行が確実に防止される。又、デタッ
チングローラ11の逆転期間が70度程度までは製品品
質が良好に保持され、65度になると若干低下し、60
度まで短くなると品質の悪化が目立つ。従って、デタッ
チングローラ11の逆転開始タイミングは主軸回転角度
で8度以上遅らせるとともに、逆転開始タイミングから
反転タイミングまでの期間を70度前後(65〜75度
)にすることにより、製品品質を悪化させることなく製
品フリースの落綿への移行が確実に防止されて歩留りが
向上する。
ーラ11の逆転開始タイミングを5度遅らせた場合はま
だシリンダ針1aにより製品フリースの後端が引っ掻か
れることによる落綿への移行があるが、9度以上遅らせ
た場合は落綿への移行が確実に防止される。又、デタッ
チングローラ11の逆転期間が70度程度までは製品品
質が良好に保持され、65度になると若干低下し、60
度まで短くなると品質の悪化が目立つ。従って、デタッ
チングローラ11の逆転開始タイミングは主軸回転角度
で8度以上遅らせるとともに、逆転開始タイミングから
反転タイミングまでの期間を70度前後(65〜75度
)にすることにより、製品品質を悪化させることなく製
品フリースの落綿への移行が確実に防止されて歩留りが
向上する。
【0020】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、例えば、ラップLの送り出しタイミングを
ニッパフレーム2の前進運動中に行う代わりに後退運動
中、すなわち図4に鎖線で示すタイミングでラップLの
送り出しを行うようにしてもよい。ラップLをニッパフ
レーム2の後退移動時に送り出す方式では送り出したラ
ップLの先端をシリンダ針1aでコーミングした後、デ
タッチングローラで取り出し、前進移動時に送り出す方
式では送り出したラップLの先端をシリンダ針1aでコ
ーミングする前にデタッチングローラで取り出し、先端
部の長さを縮めてからシリンダコーミングを行う。従っ
て、後退移動時に送り出す方式では前進移動時に送り出
す方式に比べ、ラップの同じ部分がシリンダコーミング
を受ける回数が増し、ラップ中のカス、ネップ等の不純
物を除去するコーマ機の効果が向上する。
のではなく、例えば、ラップLの送り出しタイミングを
ニッパフレーム2の前進運動中に行う代わりに後退運動
中、すなわち図4に鎖線で示すタイミングでラップLの
送り出しを行うようにしてもよい。ラップLをニッパフ
レーム2の後退移動時に送り出す方式では送り出したラ
ップLの先端をシリンダ針1aでコーミングした後、デ
タッチングローラで取り出し、前進移動時に送り出す方
式では送り出したラップLの先端をシリンダ針1aでコ
ーミングする前にデタッチングローラで取り出し、先端
部の長さを縮めてからシリンダコーミングを行う。従っ
て、後退移動時に送り出す方式では前進移動時に送り出
す方式に比べ、ラップの同じ部分がシリンダコーミング
を受ける回数が増し、ラップ中のカス、ネップ等の不純
物を除去するコーマ機の効果が向上する。
【0021】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、補
助ニッパ及びニッパナイフが共に開口している比較的短
いタイミングでしかもラップに対するトップコームの作
用時以外の期間に、フィードローラの回転によりラップ
が繊維曲がりを発生することなく送り出されて補助ニッ
パの作用効果を十分発揮させることができるとともに、
平均繊維長が35mm以上の原料綿を紡績する場合にも
長繊維が落綿に移行しなくなり歩留りが向上する。又、
デタッチングローラの逆転開始タイミングから正転への
反転までの間が主軸回転角度で70度前後のため、デタ
ッチングローラの加速度が従来とほとんど変わらず反転
時におけるフリースの乱れもなく製品品質が悪くなるこ
ともない。
助ニッパ及びニッパナイフが共に開口している比較的短
いタイミングでしかもラップに対するトップコームの作
用時以外の期間に、フィードローラの回転によりラップ
が繊維曲がりを発生することなく送り出されて補助ニッ
パの作用効果を十分発揮させることができるとともに、
平均繊維長が35mm以上の原料綿を紡績する場合にも
長繊維が落綿に移行しなくなり歩留りが向上する。又、
デタッチングローラの逆転開始タイミングから正転への
反転までの間が主軸回転角度で70度前後のため、デタ
ッチングローラの加速度が従来とほとんど変わらず反転
時におけるフリースの乱れもなく製品品質が悪くなるこ
ともない。
【図1】コーマ機の要部側断面図である。
【図2】フィードローラ駆動部を示す断面図である。
【図3】デタッチングローラ運動曲線タイミングダイヤ
グラムである。
グラムである。
【図4】ニッパモーション等のタイミングを示すダイヤ
グラムである。
グラムである。
1…主軸としてのシリンダ軸、2…ニッパフレーム、3
…クッションプレート、5…トップフィードローラ、5
a…軸部、7…ニッパナイフ、9…補助ニッパ、11…
デタッチングローラ、12…一方クラッチを構成するラ
チェットホイール、13…駆動レバー、16…溝カム、
16a…溝、17…カムフォロア、L…ラップ。
…クッションプレート、5…トップフィードローラ、5
a…軸部、7…ニッパナイフ、9…補助ニッパ、11…
デタッチングローラ、12…一方クラッチを構成するラ
チェットホイール、13…駆動レバー、16…溝カム、
16a…溝、17…カムフォロア、L…ラップ。
Claims (1)
- 【請求項1】 ニッパフレーム(2)上に、固定のク
ッションプレート(3)と協働してラップ(L)を押圧
把持するニッパナイフ(7)及び補助ニッパ(9)が装
備されるとともに、ラップ(L)を送り出すフィードロ
ーラ(5)が装備され、前記フィードローラ(5)の軸
部(5a)に一方クラッチを介してラップ送り出し方向
にのみ一体回動可能に駆動レバー(13)が装着され、
該駆動レバー(13)にはニッパフレーム(2)の前進
、後退運動時における駆動レバー(13)の移動軌跡と
対応する位置に沿って設けられた溝カム(16)の溝(
16a)に嵌合するカムフォロア(17)が取り付けら
れ、前記溝カム(16)はその溝(16a)形状が、ニ
ッパフレーム(2)の前進又は後退運動時のいずれか一
方におけるニッパナイフ(7)及び補助ニッパ(9)が
共にラップ(L)を押えていない期間中に前記カムフォ
ロア(17)を介して前記駆動レバー(13)をラップ
(L)の送り出し方向に1回のコーミング作用に必要な
ラップ量を送り出す所定角度回動させるとともにその前
後では駆動レバー(13)のニッパフレーム(2)に対
する角度を一定に保持する形状に形成されたコーマ機に
おいて、デタッチングローラ(11)の逆転開始タイミ
ングを主軸回転角度で8度以上遅らせるとともに逆転開
始タイミングから正転に反転するタイミングまでの期間
を主軸回転角度で70°前後としたことを特徴とするコ
ーマ機のラップ送り出し方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9054391A JPH04327221A (ja) | 1991-04-22 | 1991-04-22 | コーマ機のラップ送り出し方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9054391A JPH04327221A (ja) | 1991-04-22 | 1991-04-22 | コーマ機のラップ送り出し方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04327221A true JPH04327221A (ja) | 1992-11-16 |
Family
ID=14001332
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9054391A Pending JPH04327221A (ja) | 1991-04-22 | 1991-04-22 | コーマ機のラップ送り出し方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04327221A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012087439A (ja) * | 2010-10-22 | 2012-05-10 | Toyota Industries Corp | コーマのデタッチングローラ動作設定装置 |
-
1991
- 1991-04-22 JP JP9054391A patent/JPH04327221A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012087439A (ja) * | 2010-10-22 | 2012-05-10 | Toyota Industries Corp | コーマのデタッチングローラ動作設定装置 |
| CN102453981A (zh) * | 2010-10-22 | 2012-05-16 | 株式会社丰田自动织机 | 用于精梳机的分离罗拉的运动设定装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5290643B2 (ja) | 繊維束をコーミングのために繊維分類もしくは繊維選択する装置 | |
| US7895714B2 (en) | Apparatus for the fibre-sorting or fibre-selection of a fibre bundle comprising textile fibres, especially for combing | |
| US3479699A (en) | Combers | |
| CN101165239B (zh) | 纤维整理或纤维选择含纺织纤维的纤维条的设备 | |
| CN1683619A (zh) | 用于精梳机的驱动装置 | |
| US7921519B2 (en) | Apparatus for the fibre-sorting or fibre-selection of a fibre bundle comprising textile fibres, especially for combing | |
| EP2397585B1 (en) | Comber | |
| US5001815A (en) | Combing cylinder utilized for combing machine | |
| JPH0734332A (ja) | コーマにおけるニッパフレームの揺動方法及び装置 | |
| JPH108329A (ja) | デタチング・ピーシング装置を備えたコーミングマシン | |
| CN101495686A (zh) | 精梳机 | |
| CN117488444A (zh) | 一种柔性梳理梳棉机及其梳理方法 | |
| JPH04327221A (ja) | コーマ機のラップ送り出し方法 | |
| JP2683928B2 (ja) | コーマ機のラップ送り出し装置 | |
| US5044048A (en) | Combing machine | |
| CN2615155Y (zh) | 双刺辊开松除杂装置 | |
| US3400431A (en) | Comber nipper feed system | |
| JPH0470410B2 (ja) | ||
| JPH0615727B2 (ja) | コ−マにおけるラツプ送り出し方法 | |
| US6591458B1 (en) | Top comb | |
| JPH0231128B2 (ja) | ||
| US20040000035A1 (en) | Carding machine and carding method | |
| EP1046732A1 (en) | Nipper for cotton combers | |
| JPH0357969B2 (ja) | ||
| JPH11189928A (ja) | 梳綿機の繊維剥離装置 |