JPH04327496A - 多段伸縮ブーム装置 - Google Patents

多段伸縮ブーム装置

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JPH04327496A
JPH04327496A JP3121881A JP12188191A JPH04327496A JP H04327496 A JPH04327496 A JP H04327496A JP 3121881 A JP3121881 A JP 3121881A JP 12188191 A JP12188191 A JP 12188191A JP H04327496 A JPH04327496 A JP H04327496A
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boom
extension
pulley
cable
cylinder device
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Toshihiro Nakajo
仲條 利博
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Furukawa Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多段伸縮ブーム装置、
特に、高所作業車用多段伸縮ブーム装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、高所作業車用多段伸縮ブーム装
置では、多段伸縮ブームの先端に位置する高所作業箱に
油圧ホース、電気配線等(本明細書ではケーブル等と総
称する)をブーム基端側から導く必要がある。
【0003】従来、ケーブル等を多段伸縮ブームの基端
ブームから先端ブームの先端の作業箱に導く手段として
、例えば特開昭62−205840 号公報に開示され
ているように、ケーブル等を伸縮ブームの外側面に配設
する方法および実公昭62−25513号公報に開示さ
れているように、ケーブル等を伸縮ブームの内側に通す
方法が既知である。
【0004】前者の方法は、ケーブル等が外的損傷を受
けることが多く、この結果、作業箱での高所作業が中断
されたり、不測の災害が起こり易いという実用上の問題
があった。
【0005】これに対し、後者の実公昭62−2551
3号公報に記載の、ケーブル等をブーム内側に配設する
構造では、ケーブル等が外的損傷を受ける問題はないが
、ケーブル等をブーム内に通すだけのための空間をブー
ム伸縮用シリンダ装置の上方に設け、この上方空間内に
ケーブル等を通すための案内および滑車等の手段を配設
する構造としているため、伸縮ブーム装置を3段より多
段にしようとするとブーム断面が必然的に大型化し、こ
の結果として伸縮ブーム装置の重量が増大するため、下
部走行体の車両を大型化して安定バランスを図る必要が
あり、経済的に問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ケーブル等
を伸縮ブーム内に通す形式の高所作業車用多段伸縮ブー
ム装置において、4段以上の多段とする場合にも、ブー
ム断面を大型化することを必要としない多段伸縮ブーム
装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、先端ブームを
構成する第1ブームと、この第1ブームを伸縮自在に内
挿する第2ブームと、この第2ブームを伸縮自在に内挿
する第3ブームと、第1ブームの内側壁と第2ブームの
後端部内側壁との間に連結されて第1および第2ブーム
間に介挿されたブーム伸縮用シリンダ装置と、このブー
ム伸縮用シリンダ装置の下方位置で後端部が第3ブーム
の後端部内側壁に連結されてブーム伸縮用シリンダ装置
の軸線と実質的に平行に第1,第2および第3ブーム内
に延長された連結部材と、前記ブーム伸縮用シリンダ装
置と実質的に同一軸線上でかつブーム伸縮用シリンダ装
置の後端より後方位置で第2ブームの後端部に取付けら
れたブーム伸縮用シリンダ装置の外径より大きな外径を
有する第2ブーム伸長用滑車と、第1ブームの前端部に
一端が止着され前記ブーム伸縮用シリンダ装置の一側に
沿って延長させて第2ブーム伸長用滑車の周りを経てブ
ーム伸縮用シリンダ装置の他側に沿って延長された後に
他端が前記連結部材の前端部に止着された第2ブーム伸
長索と、第2ブームの前端部に取付けられた第2ブーム
縮少用滑車と、一端が第1ブームの後端部に止着され、
第1ブームと第2ブームとの間をこれらブームに沿って
延長されて第2ブーム縮少用滑車の周りを経て他端が第
3ブームに止着された第2ブーム縮少索とを備える3段
伸縮ブーム構造を基本構成とすることを特徴とする。
【0008】本発明によれば、ブーム伸縮用シリンダ装
置および高所作業箱における油圧機器の油圧ホースおよ
び電気配線等のケーブル等を前記第1ブームの前端部か
ら、ブーム伸縮用シリンダ装置の一側に沿って延長して
第2ブーム伸長用滑車と同軸上に設けられたケーブル滑
車の周りを経てブーム伸縮用シリンダ装置の他側に沿っ
て延長し、前記連結部材の前端部のケーブル案内から第
3ブームの後端部に向け延長して設けるのがよい。
【0009】また、本発明によれば第3ブームが伸縮自
在に内挿される第4ブームを具え、第3ブームの後端部
に第3ブーム伸長用滑車を取付け、第3ブームの前端部
に第3ブーム縮少用滑車を取付け、第3ブーム伸長索を
その一端で第2ブームの後端部に止着して第3ブーム伸
長用滑車の周りを経て第3および第4ブーム間に延長し
て他端を第4ブームの前端部に止着し、第3ブーム縮少
索をその一端で第2ブームの後端部に止着して第3ブー
ム縮少用滑車の周りを経て第4ブームの前端部に他端を
止着して4段伸縮ブーム構造を構成するのが好ましい。
【0010】また、第4ブームが伸縮自在に内挿される
第5ブームを設け、第4ブームの後端部に第4ブーム伸
長用滑車を取付け、第3ブームの前端部に第4ブーム縮
少用滑車を取付け、第4ブーム伸長索をその一端で第3
ブームの後端部に止着して第4ブーム伸長用滑車の周り
を経て第4および第5ブーム間に延長して他端を第5ブ
ームの前端部に止着し、第4ブーム縮少索をその一端で
第2ブームの後端部に止着し、第3および第4ブーム間
に延長して第4ブーム縮少用滑車の周りを経て他端を第
5ブームの前端部に止着して5段伸縮ブーム構造を構成
するのが好ましい。
【0011】
【作用】本発明によれば、ブーム伸縮用シリンダ装置を
先端ブームである第1ブームと第2ブームの後端部との
間に連結して設けて第1ブームをブーム伸縮用シリンダ
装置によって伸縮させるよう構成し、第2ブーム伸長用
滑車をブーム伸縮用シリンダ装置の後端より後方位置で
第2ブームの後端部に取付け、第2ブーム伸長用滑車の
外径をブーム伸縮用シリンダ装置のシリンダの外径より
大とし、第3ブームの後端部に後端部を連結した連結部
材をブーム伸縮用シリンダ装置の下側にこれと平行に延
長して設けたことによって、第2ブーム伸長索をブーム
伸縮用シリンダ装置の上下側に通し、またケーブル等を
ブーム伸縮用シリンダ装置の上下側に第2ブーム伸長索
と平行に通す構造とし、これによって、第2ブーム伸長
索およびケーブル等を配設するために要する空間をブー
ム伸縮用シリンダ装置を配設するための空間と共用する
ことができ、したがって、ブーム断面積を小さくするこ
とができる。
【0012】また、本発明によれば、請求項1に記載の
基本構成の3段伸縮ブーム構造を2組直列に連結するこ
とによって5段伸縮ブーム装置が得られ、また、3組直
列に連結することによって7段伸縮ブーム装置が、4組
直列に連結することによって9段伸縮ブーム装置が得ら
れる。このようにして、n個の3段伸縮ブーム構造で(
2n+1)段伸縮ブーム装置を構成することができる。
【0013】さらに、請求項1に記載の基本構成の3段
伸縮ブーム構造を2組直列に連結することによって得ら
れる5段伸縮ブーム構造を有する多段伸縮ブーム装置に
おける基端側の3段伸縮ブーム構造を請求項7または8
に記載の4段伸縮ブーム構造とすることによって6段伸
縮ブーム装置を得ることができる。
【0014】さらに、請求項1に記載の基本構成の3段
伸縮ブーム構造を2組直列に連結することによって得ら
れる5段伸縮ブーム構造を有する多段伸縮ブーム装置に
おける基端側の3段伸縮ブーム構造を請求項9に記載の
5段伸縮ブーム構造とすることで7段伸縮ブーム装置を
得ることができる。
【0015】
【実施例】図1および図2は本発明による多段伸縮ブー
ム装置の基本構造となる3段伸縮ブーム装置の一実施例
を示す。図面に示すように、本発明の基本構造となる3
段伸縮ブーム装置は、先端ブームである第1ブーム1に
第2ブーム2および基端ブームとなる第3ブーム3が順
次に摺動自在に外挿され、第1ブーム1と第2ブーム2
との間にブーム伸縮用シリンダ装置6が設けられている
。このブーム伸縮用シリンダ装置6はそのシリンダ7の
基端部を基端ピン8により第2ブーム2の後端部の内側
壁に連結され、ピストンロッド9の先端部を第1ブーム
1の内側壁の適当箇所に先端ピン10により連結し、こ
れによりブーム伸縮用シリンダ装置6を伸縮作動するこ
とによって先端ブームである第1ブーム1が第2ブーム
2に対して伸縮することができる。
【0016】上述のブーム伸縮用シリンダ装置6の伸長
作動によりこれと連動して同時に第2ブーム2を第3ブ
ーム3から伸長させるため、第2ブーム伸長索12がそ
の一端12A で第1ブーム1の先端部の内側に索止め
金具13によって止着され、この索止め金具13からブ
ーム伸縮用シリンダ装置6に沿ってその上側に延長され
、ブーム伸縮用シリンダ装置6と実質的に同一軸線上で
、かつ、ブーム伸縮用シリンダ装置6の後端、すなわち
シリンダ7の後端より後方位置で第2ブーム2の後端部
の内側壁に取付けられた滑車軸14上の第2ブーム伸長
用滑車15の周りにかけ回して折り返され、ブーム伸縮
用シリンダ装置6に沿ってその下方位置に延長され、基
端ブームである第3ブーム3の後端部からブーム伸縮用
シリンダ装置6に沿ってその下方位置に延在する連結部
材16の前端部に設けた索止め金具17に索後端12B
が止着されている。
【0017】第2ブーム伸長用滑車15は、上述したよ
うにブーム伸縮用シリンダ装置6と実質的に同一軸線上
で、かつブーム伸縮用シリンダ装置6より後方位置で第
2ブーム2の後端部に取付けられ、上述したようにブー
ム伸長索12をブーム伸縮用シリンダ装置6の上方位置
から下方位置に折り返して通すためブーム伸縮用シリン
ダ装置6のシリンダ7の外径より大きな外径を有する。
【0018】連結部材16は上述したようにブーム伸縮
用シリンダ装置6の伸長作動をブーム伸長索12を介し
て第3ブーム3に伝えるためのものである。したがって
、連結部材16は、図示のようにその後端部16A が
支持ピン18により基端ブームである第3ブーム3の後
端部の内側壁に連結支持され、先端部16B には支持
摺動部材19が固着されており、これがブーム伸縮用シ
リンダ装置6のシリンダ7に摺動自在に支持され(図1
5参照) 、支持摺動部材19に索止め金具17が設け
られている。
【0019】連結部材16は、前述したように、支持ピ
ン18からブーム伸縮用シリンダ装置6のシリンダ7の
下方位置でシリンダ7と平行に延長して設けられるが、
支持ピン18を第2ブーム伸長索12の止め金具17の
横軸線方向にほぼ位置させ、これにより支持摺動部材1
9に第2ブーム伸長索12による上下方向の分力が発生
するのを抑止して支持摺動部材19の摺動抵抗を少なく
するよう構成している。
【0020】連結部材16は、これにケーブル20を敷
設し、この連結部材16の先端部に設けたケーブル案内
21を折り返したケーブル20を再び連結部16の内側
に敷設できるようにその下部を船底の形状にしている(
図14参照) 。ケーブル20は第2ブーム2の後端に
設けられた滑車15の周りに通され、第1ブーム1の先
端部に設けた案内ローラ22, 23を経てブーム伸縮
用シリンダ装置6、作業箱平衡用シリンダ装置24、そ
の他の作業箱にある油圧機器等に接続される。
【0021】25は第2ブーム縮少索で、その前端は第
1ブーム1の後端部に設けられた索止め金具26に止着
され、この索止め金具26から、第2ブーム2の前端部
に設けられた滑車軸27上の第2ブーム縮少用滑車28
の周りを経て第3ブーム3の前端部に索止め金具29に
よって止着される。
【0022】上述の構成になる3段伸縮ブーム装置は、
ブーム伸長作動時、油圧により、ブーム伸縮用シリンダ
装置6のピストンロッド9が伸長することにより、先端
ブームである第1ブーム1が第2ブーム2より伸長する
。この伸長により、第2ブーム伸長索12が引張られ、
この引張力が連結部材16を介して第3ブーム3に伝達
され、この第3ブーム3から第2ブーム2が連動伸長す
る。
【0023】上述の伸長作動は、換言すれば、ブーム伸
縮用シリンダ装置6のピストンロッド9の伸長により、
第1ブーム1から第2ブーム2の伸長、第2ブーム2か
ら第3ブーム3の伸長となる。これ等の伸長作動は第2
ブーム伸長索12の連動作動によりブーム同時伸長作動
となる。各ブームの伸長ストロークすなわち第3ブーム
3と第2ブーム2の伸長ストロークおよび第2ブーム2
と第1ブーム1の伸長ストロークは同一寸法長さとなる
。
【0024】また、ブーム縮少作動時には、油圧により
ブーム伸縮用シリンダ6のピストンロッド9が縮少する
ことにより、先端ブーム1は第2ブーム2の内側に縮少
する。この縮少により第2ブーム縮少索25が引張られ
第2ブーム2が第3ブーム3内に縮少する。
【0025】上記縮少作動は、換言すれば、ブーム伸縮
用シリンダ装置6のピストンロッド9の縮少により、第
1ブーム1の外側に第2ブーム2が縮少し、この第2ブ
ーム2の外側に第3ブーム3が縮少することとなる。な
お、縮少ストロークは各ブームとも同一寸法長さである
。
【0026】図3は、図1に示す3段伸縮ブーム装置の
変形例を示す。本例では、連結部材16の先端側端部1
6B に上下案内支持ローラ30, 31を取付けて、
第1ブーム1の上下内壁1A, 1Bに沿って転動し得
るようにし、これによって、連結部材16の先端側端部
16B を支持するうよう構成している。
【0027】図4および図5は本発明を4段伸縮ブーム
装置に実施した例を示す。図示の4段伸縮ブーム装置の
先端ブームである第1ブーム1、第2ブーム2および第
3ブーム3とこれらのブームの伸縮手段の構造は、図1
を参照して明らかなように、3段伸縮ブーム装置と基本
的に同じであり、したがって図1と同じ構成部分を図1
と同じ符号をつけて示し、その詳細な説明を省略する。
【0028】図示の例では、基端ブームを構成する第4
ブーム4の内側に第3ブーム3が摺動自在に内挿されて
いる。
【0029】第3ブーム3を第2ブーム2の伸長作動に
連動して伸長させるため第3ブーム伸長索32が設けら
れ、その先端32A が第2ブーム2の後端部に索止め
金具33により止着され、この索止め金具33から、第
3ブーム3の後端部に滑車軸34により回転自在に取付
けられた第3ブーム伸長用滑車35の周りを経て、後端
32B が索止め金具36によって第4ブーム4の前端
に止着されている。
【0030】また、第3ブーム3を第2ブーム2の縮少
作動に連動して縮少させるための第3ブーム縮少索37
が設けられ、索先端37A が第2ブーム2の後端に索
止め金具38によって止着され、索後端37B が索止
め金具38から第3ブーム3の前端に滑車軸39によっ
て回転自在に取付けられた第3ブーム縮少用滑車40の
周りを経て、第4ブーム4の前端に索止め金具41によ
って止着されている。
【0031】上述の構成になる4段伸縮ブーム装置は、
伸長作動時には、3段伸縮ブーム装置につき前述したと
同様に、図5に示すように、ブーム伸縮用シリンダ装置
6の伸長作動により先端ブームである第1ブーム1が第
2ブーム2から前方に伸長し、この結果、第2ブーム伸
長索12と連結部材16とによって、第2ブーム2が第
3ブーム3から前方に伸長し、さらに、第3ブーム3が
第3ブーム伸長索32によって、基端ブームである第4
ブーム4から引き出されて伸長する。
【0032】また、4段伸縮ブーム装置の縮少作動時に
は、ブーム伸縮用シリンダ装置6の縮少作動によって、
図5に示す伸長状態から図4に示す縮少状態に先端ブー
ムである第1ブーム1が縮少されると同時に、これと連
動して第2および第3ブーム2および3が第2および第
3ブーム縮少索25及び37によって基端ブームである
第4ブーム4内に縮少される。
【0033】図6は図4において基端ブームである第4
ブーム4内に、摺動自在に内挿される第3ブーム3の伸
縮手段を伸縮用シリンダ装置45によって構成した例を
示す。本例では、第3ブーム伸縮用シリンダ装置45を
図4に示す実施例における連結部材16の代わりに設け
ており、すなわち、シリンダ46の後端部を支持軸47
によって第3ブーム3の後端部に連結し、ピストンロッ
ド48をシリンダ46から後方に延長して基端ブームで
ある第4ブーム4の後端部に後端ピン49により連結し
ている。シリンダ46の前端部はこれに下端を固着され
た前述したと同様の支持摺動部材19によってブーム伸
縮用シリンダ装置6に支持され、支持摺動部材19に設
けた索止め金具17に第2ブーム伸長索12の後端が止
着されている。本例では、ケーブル20はシリンダ46
の側面部に支持金具50により敷設される。
【0034】図6に示すように構成することによって、
図4に示す実施例と比較して第3ブーム伸長索32, 
伸長用滑車35、縮少索37、縮少用滑車40および索
止め金具等を省略することができる。
【0035】図7および図8は本発明による多段伸縮ブ
ーム装置を5段伸縮ブーム装置に実施した例を示す。図
示の5段伸縮ブーム装置の先端ブームである第1ブーム
1、第2ブーム2、第3ブーム3および第4ブーム4と
これらのブームの伸縮手段の構造は図4を参照して明ら
かなように、4段伸縮ブーム装置と基本的に同じであり
、したがって、図4と同じ構成部分を図4と同じ符号を
つけて示し、その詳細な説明を省略する。
【0036】図示の例では、基端ブームを構成する第5
ブーム5の内側に第4ブーム4を摺動自在に内挿し、第
4ブーム4を第5ブーム5に対して伸長する手段として
第3ブーム3の後端に第4ブーム伸長索51の前端を索
止め金具52によって止着し、第4ブーム4の後端部に
設けた滑車軸53に取付けた第4ブーム伸長用滑車54
の周りに第4ブーム伸長索51を通し、この索後端を第
5ブーム5の前端の索止め金具55に止着して第3ブー
ム3が第4ブーム4から伸長する際に、この伸長作動に
第4ブーム4が連動して基端ブームである第5ブーム5
から伸長するよう構成している。
【0037】さらに、第4ブーム4を第5ブーム5に対
して縮少する手段として、第3ブーム3の後端部に第4
ブーム縮少索56の前端を索止め金具57により止着し
、第4ブーム4の前端部に支持した滑車軸58上の第4
ブーム縮少用滑車59の周りを経て基端ブームである第
5ブーム5の前端に索止め金具60により止着する。こ
れにより第3ブーム3が第4ブーム4内に縮少する際に
、この縮少作動に第4ブーム4が連動して基端ブームで
ある第5ブーム5内に縮少するよう構成している。
【0038】上述の構成になる図7に示す5段伸縮ブー
ム装置の作動を説明する。ブーム伸長時には、油圧によ
りブーム伸縮用シリンダ装置6のピストンロッド9が伸
長することにより先端ブームである第1ブーム1が第2
ブーム2より伸長する。この伸長により第2ブーム伸長
索12が引張られ、この引張力が連結部材16を介して
第3ブーム3に伝達され、第3ブーム3から第2ブーム
2が連動伸長する。この伸長により、第3ブーム伸長索
32が引張られ、第4ブーム4から第3ブーム3が連動
伸長する。さらに、この伸長により、第4ブーム伸長索
51が引張られ基端ブームである第5ブーム5から第4
ブーム4が連動伸長する。
【0039】上述したようにブーム伸長時には、ブーム
伸縮用シリンダ装置6の伸長作動により、第1ブーム1
からの第2ブーム2の伸長、第2ブーム2からの第3ブ
ーム3の伸長、第3ブーム3からの第4ブーム4の伸長
、第4ブーム4からの基端ブームである第5ブーム5の
伸長となる。これらのブームの伸長作動は各伸長索12
, 32および51の連動作動により同時に生じ、各ブ
ームの伸長ストローク、すなわち、第5ブーム5と第4
ブーム4の伸長ストローク、第4ブーム4と第3ブーム
3の伸長ストローク、第3ブーム3と第2ブーム2の伸
長ストローク、第2ブーム2と第1ブーム1の伸長スト
ロークは同一長さとなる。
【0040】次に、ブーム縮少時には、油圧によりブー
ム伸縮用シリンダ装置6のピストンロッド9が縮少する
ことにより先端ブームである第1ブーム1が第2ブーム
2の内側に縮少する。この縮少作動により第2ブーム縮
少索25が引張られ、第2ブーム2が第3ブーム3内に
縮少する。また、この縮少により第3ブーム縮少索37
が引張られ、第3ブーム3が第4ブーム4内に縮少する
。さらに、この縮少により第4ブーム縮少索56が引張
られ、第4ブーム4が基端ブームである第5ブーム5内
に縮少する。
【0041】上述したようにブーム縮少時には、ブーム
伸縮用シリンダ装置6のピストンロッド9の縮少により
第1ブーム1の外側に第2ブーム2の縮少、第2ブーム
の外側に第3ブーム3の縮少、第3ブーム3の外側に第
4ブーム4の縮少、第4ブーム4の外側に第5ブーム5
が縮少し、これらの縮少ストロークは各ブームとも同一
寸法となる。
【0042】図9は図7に示す5段伸縮ブーム装置の変
形例を示し、本例では第2,第3,第4ブーム縮少用滑
車28, 40, 59を第2,第3,第4ブーム2,
3および4の先端部内側に位置させるようブーム内壁に
植設した滑車軸27, 39, 58上にそれぞれ支承
し、これによりブーム伸長時において第2,第3,第4
ブーム縮少索25, 37, 56がブーム内側に位置
するように構成している。
【0043】図10は図8に示す実施例において、第3
ブーム3の伸縮手段を図6に示すと同様に伸縮用シリン
ダ装置45によって構成した変形例を示す。
【0044】図11および図12は、本発明の多段伸縮
ブーム装置の基本構成である図1に示す3段伸縮ブーム
装置を2組直列に連結して5段伸縮ブーム装置とした実
施例を示す。
【0045】図11において、第1,第2および第3ブ
ーム1,2および3間に設けられる先端側の3段ブーム
伸縮装置のブーム伸縮手段、すなわち、ブーム伸縮用シ
リンダ装置6、ブーム伸長索12、ブーム縮少索25お
よび連結部材16ならびにその関連部分の符号に100
 を加えて、第3,第4および第5ブーム3,4および
5間に設けられる基端側の3段ブーム伸縮装置のブーム
伸縮手段を示している。これらの2個の3段ブーム伸縮
装置を連動させるため、先端側3段ブーム伸縮装置の連
結部材16に設けた連結用フランジ120 に基端側3
段ブーム伸縮装置のブーム伸縮用シリンダ装置106 
のピストンロッド109 の先端が先端ピン110 に
よって連結されている。
【0046】上述した図11に示す実施例のように基本
となる3段伸縮ブーム装置を複数組すなわちn組直列に
連結することによって(2n+1)段の伸縮ブーム装置
を構成することができる。これがため、基本となる3段
伸縮ブーム装置を3組直列に連結して7段伸縮ブーム装
置とすることができ、4組直列に連結して9段伸縮ブー
ム装置とすることができる。
【0047】さらに、図11に示す5段伸縮ブーム装置
において、基端側の3段伸縮ブーム装置の代わりに図4
または図6のに示す4段伸縮ブーム装置を組合せること
によって、6段伸縮ブーム装置とすることができ、また
同じく、基端側の3段伸縮ブーム装置の代わりに図7ま
たは図10に示す5段伸縮ブーム装置を組合せることに
よって、7段伸縮ブーム装置とすることができる。
【0048】上述したように、本発明による多段伸縮ブ
ーム装置は基本となる図1に示す3段伸縮ブーム装置、
図4または図6に示す4段伸縮ブーム装置および図7ま
たは図10に示す5段伸縮ブーム装置を適宜組合せるこ
とによって所望の段数の多段伸縮ブーム装置を得ること
ができる。
【0049】図13はブーム伸縮用シリンダ装置6の一
例を示し、図示の例ではシリンダ7内に摺動自在のピス
トンロッド9を中空ロッドで形成し、ピストン61の伸
長側油室62に通じる中心油路63とこの外側に同心環
状に設けられてピストン61の縮少側油室64に通じる
外側環状油路65とがピストンロッド9に形成されてい
る。
【0050】図14は図7のA−A線上で断面として矢
の方向に見た断面図であり、図15は図7のB−B線上
で断面として矢の方向に見た断面図で、図示のように、
連結部材16は複数のケーブル20を案内支持するよう
樋状形状を有する。これらのケーブル20を案内するた
め、第2ブーム伸長用滑車15の滑車軸14上にケーブ
ル滑車67が回転自在に支承されている。
【0051】図16は、本発明による多段伸縮ブーム装
置を高所作業車70に適用した例を示す。図16におい
て、71は起伏シリンダ装置、72は平衡シリンダ装置
で起伏シリンダ装置による多段伸縮ブーム装置の起伏作
動によって強制的に動かされる。この平衡シリンダ装置
72は、作業箱平衡シリンダ装置24と各油室が互いに
連通されており、したがって、平衡シリンダ装置72の
動きに作業箱平衡シリンダ装置24が従動し、これによ
って作業箱73の平衡取りが行われている。なお、図中
、74はウインチ用モータ、75はマニピュレータを示
す。
【0052】図17は図9に示す5段伸縮ブーム装置を
折畳用シリンダ装置76を介して2組直列に連結した高
所作業車77を示す。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、ブーム伸縮用シリンダ
装置を先端ブームである第1ブームと第2ブームとの間
に連結して設け、ブーム伸縮用シリンダ装置が占めてい
る空間をケーブル等および第2ブーム伸長索と共用する
構成としたことによって、ケーブル等および第2ブーム
伸長索をブーム内に配設するための空間をブーム伸縮用
シリンダ装置を配設する空間と別個に必要とせず、これ
によりブーム断面積を小さくできるので、4段以上の多
段とする場合にも伸縮ブーム装置の重畳の増大さを少な
くすることができ、比較的小型の下部走行体に4段以上
の多段伸縮ブーム装置を架装することを可能とする経済
的利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による3段伸縮ブーム装置の概略縦断面
図である。
【図2】図1に示す3段伸縮ブーム装置を伸長状態で示
す概略縦断面図である。
【図3】図1に示す3段伸縮ブーム装置の変形例を示す
概略縦断面図である。
【図4】本発明による4段伸縮ブーム装置の概略縦断面
図である。
【図5】図4に示す4段伸縮ブーム装置を伸長状態で示
す概略縦断面図である。
【図6】図4に示す4段伸縮ブーム装置の変形例を伸長
状態で示す概略縦断面図である。
【図7】本発明による5段伸縮ブーム装置の概略縦断面
図である。
【図8】図7に示す5段階伸縮ブーム装置を伸長状態で
示す概略縦断面図である。
【図9】図7に示す5段伸縮ブーム装置の変形例を示す
概略縦断面図である。
【図10】図7に示す5段伸縮ブーム装置の他の変形例
を示す概略縦断面図である。
【図11】本発明による3段伸縮ブームを2組組合せて
5段伸縮ブーム装置を構成した実施例を示す概略縦断面
図である。
【図12】図11に示す5段伸縮ブーム装置を伸長状態
で示す概略縦断面図である。
【図13】図1に示すブーム伸縮用シリンダ装置の概略
縦断面図である。
【図14】図7のA−A線上の断面図である。
【図15】図7のB−B線上の断面図である。
【図16】本発明による5段伸縮ブーム装置を高所作業
車に適用した例を示す概略側面図である。
【図17】図9に示す5段伸縮ブーム装置を2組利用し
た高所作業車の例を示す概略側面図である。
【符号の説明】
1  第1ブーム 2  第2ブーム 3  第3ブーム 4  第4ブーム 5  第5ブーム 6  ブーム伸縮用シリンダ装置 7  シリンダ 8  基端ピン 9  ピストンロッド 10  先端ピン 12  第2ブーム伸長索 13  索止め金具 14  滑車軸 15  第2ブーム伸長用滑車 16  連結部材 17  索止め金具 18  支持軸 19  支持摺動部材 20  ケーブル 21  ケーブル案内 24  作業箱平衡用シリンダ装置 25  第2ブーム縮少索 26  索止め金具 27  滑車軸 28  第2ブーム縮少用滑車 29  索止め金具 30  上案内支持ローラ 31  下案内支持ローラ 32  第3ブーム伸長索 33  索止め金具 34  滑車軸 35  第3ブーム伸長用滑車 36  索止め金具 37  第3ブーム縮少索 38  索止め金具 39  滑車軸 40  第3ブーム縮少用滑車 41  索止め金具 45  第3ブーム伸縮用シリンダ装置46  シリン
ダ 47  支持軸 48  ピストンロッド 49  後端ピン 50  支持金具 51  第4ブーム伸長索 52  索止め金具 53  滑車軸 54  第4ブーム伸長用滑車 55  索止め金具 56  第4ブーム縮少索 57  索止め金具 58  滑車軸 59  第4ブーム縮少用滑車 60  索止め金具 61  ピストン 62  伸長側油室 63  中心油路 64  縮少側油室 65  外側環状油路 67  ケーブル滑車 70  高所作業車 71  起伏シリンダ装置 72  平衡シリンダ装置 73  作業箱 74  ウインチ用モータ 75  マニピュレータ 76  折畳用シリンダ装置 77  高所作業車 106   ブーム伸縮用シリンダ装置107   シ
リンダ 108   基端ピン 109   ピストンロッド 110   先端ピン 112   ブーム伸長索 113   索止め金具 114   滑車軸 115   ブーム伸長用滑車 116   連結部材 117   索止め金具 118   支持軸 119   支持摺動部材 120   連結フランジ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  先端ブームを構成する第1ブームと、
    この第1ブームを伸縮自在に内挿する第2ブームと、こ
    の第2ブームを伸縮自在に内挿する第3ブームと、第1
    ブームの内側壁と第2ブームの後端部内側壁との間に連
    結されて第1および第2ブーム間に介挿されたブーム伸
    縮用シリンダ装置と、このブーム伸縮用シリンダ装置の
    下方位置で後端部が第3ブームの後端部内側壁に連結さ
    れてブーム伸縮用シリンダ装置の軸線と実質的に平行に
    第1,第2および第3ブーム内に延長された連結部材と
    、前記ブーム伸縮用シリンダ装置と実質的に同一軸線上
    でかつブーム伸縮用シリンダ装置の後端より後方位置で
    第2ブームの後端部に取付けられたブーム伸縮用シリン
    ダ装置の外径より大きな外径を有する第2ブーム伸長用
    滑車と、第1ブームの前端部に一端が止着され前記ブー
    ム伸縮用シリンダ装置の一側に沿って延長させて第2ブ
    ーム伸長用滑車の周りを経てブーム伸縮用シリンダ装置
    の他側に沿って延長された後に他端が前記連結部材の前
    端部に止着された第2ブーム伸長索と、第2ブームの前
    端部に取付けられた第2ブーム縮少用滑車と、一端が第
    1ブームの後端部に止着され、第1ブームと第2ブーム
    との間をこれらブームに沿って延長されて第2ブーム縮
    少用滑車の周りを経て他端が第3ブームに止着された第
    2ブーム縮少索とを備える3段伸縮ブーム構造を基本構
    成とすることを特徴とする多段伸縮ブーム装置。
  2. 【請求項2】  前記第1ブームの前端部から、ブーム
    伸縮用シリンダ装置の一側に沿って延長されて第2ブー
    ム伸長用滑車と同軸上に設けられたケーブル滑車の周り
    を経てブーム伸縮用シリンダ装置の他側に沿って延長さ
    れて前記連結部材の前端部のケーブル案内から第3ブー
    ムの後端部に向け延長されたケーブル等を備える請求項
    1記載の装置。
  3. 【請求項3】  前記連結部材が樋形状を有し、複数の
    ケーブルを並列させて案内支持するようにした請求項1
    記載の装置。
  4. 【請求項4】  前記連結部材の前端部が前記クレーン
    伸縮用シリンダ装置に摺動自在に支持されている請求項
    1記載の装置。
  5. 【請求項5】  前記連結部材の前端部が第1ブームの
    内側壁上に案内支持ローラにより案内支持されている請
    求項1記載の装置。
  6. 【請求項6】  前記第3ブームが3段伸縮ブーム装置
    の基端ブームである請求項1〜5のいづれか1項記載の
    装置。
  7. 【請求項7】  前記第3ブームが伸縮自在に内挿され
    る第4ブームを具え、第3ブームの後端部に第3ブーム
    伸長用滑車が取付けられ、第3ブームの前端部に第3ブ
    ーム縮少用滑車が取付けられ、第3ブーム伸長索がその
    一端で第2ブームの後端部に止着されて第3ブーム伸長
    用滑車の周りを経て第3および第4ブーム間に延長され
    て他端が第4ブームの前端部に止着され、第3ブーム縮
    少索がその一端で第2ブームの後端部に止着されて第3
    ブーム縮少用滑車の周りを経て第4ブームの前端部に他
    端が止着されて4段伸縮ブーム構造を構成している請求
    項1〜5のいづれか一項に記載の装置。
  8. 【請求項8】  前記第3ブームが伸縮自在に内挿され
    る第4ブームを具え、前記連結部材が第3ブーム伸縮用
    シリンダ装置のシリンダで構成され、このシリンダ装置
    のピストンロッドの後端が第4ブームの後端部の内側壁
    に連結されて4段伸縮ブーム装置を構成している請求項
    1,2,4,5のいづれか一項に記載の装置。
  9. 【請求項9】  前記第4ブームが伸縮自在に内挿され
    る第5ブームを具え、第4ブームの後端部に第4ブーム
    伸長用滑車が取付けられ、第4ブームの前端部に第4ブ
    ーム縮少用滑車が取付けられ、第4ブーム伸長索がその
    一端で第3ブームの後端部に止着されて第4ブーム伸長
    用滑車の周りを経て第4および第5ブーム間に延長され
    て他端が第5ブームの前端部に止着され、第4ブーム縮
    少索がその一端で第3ブームの後端部に止着され第3お
    よび第4ブーム間に延長されて第4ブーム縮少用滑車の
    周りを経て他端が第5ブームの前端部に止着されて5段
    伸縮ブーム構造を構成している請求項7または8記載の
    装置。
  10. 【請求項10】  請求項1記載の3段伸縮ブーム構造
    、請求項7記載の4段伸縮ブーム構造、第8項記載の4
    段伸縮ブーム構造または請求項9記載の5段伸縮ブーム
    構造に請求項1記載の3段伸縮ブーム構造を組合せた多
    段伸縮ブーム装置。
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