JPH0432784B2 - - Google Patents

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JPH0432784B2
JPH0432784B2 JP58216983A JP21698383A JPH0432784B2 JP H0432784 B2 JPH0432784 B2 JP H0432784B2 JP 58216983 A JP58216983 A JP 58216983A JP 21698383 A JP21698383 A JP 21698383A JP H0432784 B2 JPH0432784 B2 JP H0432784B2
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JP
Japan
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glass
mixed
film
colored
heat
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JP58216983A
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JPS60108347A (ja
Inventor
Kenji Nakano
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPS60108347A publication Critical patent/JPS60108347A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は防眩熱線反射ガラスに関する。
本発明の防眩熱線反射ガラスは、自動車のウイ
ンドシールドガラスや住宅の窓ガラス等に適用す
ることができる。
〔従来技術〕
従来、例えば自動車のウインドシールドガラス
においては、防眩効果を出すため、ウインドシー
ルドガラスの上部側を着色したシエードバンドガ
ラスが用いられている。
このウインドシールドガラスは、合わせガラス
中の中間フイルム、例えばポリビニルブチラール
等を青色または緑色に着色してシエードバンドガ
ラスとしている。
一方、自動車の室内の涼しさを確保する目的
で、太陽エネルギの侵入を防止すべく、ウインド
ガラスに熱線反射膜を被覆し、熱線を反射するこ
とが行われている。この熱線反射膜をウインドガ
ラスに設ける方法としては、ウインドガラスに熱
線反射フイルムを貼付する方法と、光学干渉膜を
被覆する方法があるが、後者の方が耐久性があり
熱線反射効果が優れているため、一般に後者が用
いられている。かかる光学干渉膜の場合、光学干
渉膜の特性から、ガラスを見る角度を変えると反
射光の色合いが変わり、また可視光線の反射率が
大きくギラつきが目立つため、可視光線の反射防
止膜を設ける場合が多い。このため、可視光線が
十分ガラスを透過することになり、防眩効果は全
くない。従つて、従来は車室内の涼しさの確保と
防眩効果の2つの目的を同時に達成するために
は、上記合わせガラス中の中間フイルムの着色
と、ガラス表面への光学干渉膜の被覆を組み合せ
る必要があつた。
しかしながら、かかる従来法は、上記2つのも
のを別々に作製するため、作業性が悪く、コスト
高になるという問題がある。従つて、より簡単な
構造で、安価に上記2つの目的を同時に達成する
防眩熱線反射ガラスの出現が望まれている。
〔発明の目的〕
本発明は、上記従来技術の問題を解決するため
になされたもので、車室内の涼しさの確保と防眩
効果を同時に満たすことのできる、構造が簡単で
安価な防眩熱線反射ガラスを提供することを目的
とする。
〔発明の構成〕
かかる目的は、本発明によれば、透明基板の表
面に、光学薄膜が多層に積層された光学干渉膜が
設けられている熱線反射ガラスであつて、 前記光学干渉膜を構成している光学薄膜の少な
くとも一つには、透明基板の端部から一定の距離
のところまでは有色吸収材料が混入されており、
この有色吸収材料が混入された部分を有色吸収材
料が全く含まれていない部分の間には、有色吸収
材料の混入量が、有色吸収材料が混入された部分
から混入されていない部分に向かつて漸減してい
るぼかし部が設けられていることを特徴とする防
眩熱線反射ガラスによつて達成される。
本発明において、透明基板としては、通常用い
られている透明な材料、例えばガラス、樹脂等を
用いることができる。また、ガラスとしては合わ
せガラスのみでなく、強化ガラスや部分強化ガラ
スを用いることができる。
この透明基板上には、光学薄膜が多層に積層さ
れた光学干渉膜からなる熱線反射膜が設けられて
いる。
光学薄膜とは、ガラス等の基板表面上にこの基
板表面における反射防止、反射増加等を目的とし
て形成された薄膜であり、光の干渉効果を利用す
るものである。光学薄膜は1層のみで形成される
こともあるが、高屈折率物質と低屈折率物質とを
交互に積層したいわゆる多層膜として形成される
こともある。高屈折率物質としては、酸化ジルコ
ニウム(ZrO2)、酸化チタン(TiO2)等が用いら
れ、また低屈折率物質としては、二酸化珪素
(SiO2)、弗化マグネシウム(MgF2)等が用いら
れる。
光学薄膜を多層膜として形成した場合は、反射
防止効果、反射増加効果を一層高めることができ
る。また、反射防止、反射増加を生じさせる光の
波長域を広げたり、薄膜を形成する物質の屈折率
との関係において、この物質の選択の自由度を増
すことができる。
本発明においては、熱線反射膜として、例えば
TiO2膜とSiO2膜を積層させた多層膜を用いるこ
とができる。
本発明において、熱線反射膜の各膜厚は、光学
的膜厚でλ/4(λ:反射しようとする赤外線の
波長)である。
この熱線反射膜は、真空蒸着法、スパツタリン
グ、イオンプレーテイング等の適宜な表面処理技
術により透明基板上に形成される。
有色吸収材料は、可視光線のうち特定の色の光
を吸収するものである。この有色吸収材料として
は、窒化チタン(TiN)、炭化チタン(TiC)、窒
化珪素(Si3N4)等の窒化物、酸化鉛(PbO)、
酸化銅(CuO)等の酸化物、その他の無機材料、
およびクロム(Cr)、アルミニウム(Al)、タン
グステン(W)等の金属を用いることができる。
この有色吸収材料は、熱線反射膜を真空成膜法で
形成する際、熱線反射膜を構成する光学薄膜材料
の中に混入される。有色吸収材料の混入量は、混
入する材料等にもよるが、1〜50重量%(以下、
%はすべて重量%)が適当である。例えば、酸化
チタン−二酸化珪素系の熱線反射膜を着色する場
合は、酸化チタン膜中に窒化チタンを混入する。
窒化チタンは膜が厚いときは金色の反射色を呈す
るが、極めて薄い場合には青味の吸収がある。即
ち、0.1μmの酸化チタン膜中に窒化チタンを20%
混入させると、青味を帯び、可視光線の透過率は
50%程度となる。
本発明の防眩熱線反射ガラスにおいて、有色吸
収材料を混入する位置は、使用目的、部位により
異なるが、自動車のウインドシールドガラスにお
いては、ウインドシールドガラスの上部とする。
住宅用窓ガラス等においては、上部に混入しても
よく、また周端部に混入することもできる。
本発明において、有色吸収材料の混入量は、一
端から一定の距離を経るまでは、同じ量とされ、
その後端部に向かつて徐々に混入量が減少するよ
うに構成され、最後に混入量が0となつた熱線反
射膜のみの膜が一定距離続く。これは、上述した
スパツタリング等の真空成膜法を用い、一部をマ
スキングすることにより、光学薄膜材料および有
色吸収材料の透明基板への到達量を部分的に制御
することにより得られる。
〔発明の作用〕
本発明において、有色吸収材料が混入されてい
ない熱線反射膜のみの部分では、赤外線が約60%
反射され、車室内の涼しさが確保される。この部
分は、可視光線はそのまま透過し、色はほとんど
付かない。一方、有色吸収材料が熱線反射膜を構
成する光学薄膜に混入された部分では、可視光線
の一部が吸収され、このため着色する。有色吸収
材料が徐々に減少しているぼかし部では、上記可
視光線と同じ色が、有色吸収材料が混入した部分
から混入していない部分に向かつて段々薄くなつ
て見える。
〔発明の効果〕
このため、本発明に係る有色熱線反射ガラスに
よれば、次の効果を奏する。
(イ) 本発明においては、従来別々に作成していた
熱線反射膜と可視光線の吸収膜が、一度に作製
でき、作製工程の短縮化が図れ、作業制が極め
て良くなる。
(ロ) 熱線反射膜と可視光線の吸収膜が同時に作製
できるため、コストの低減が図れる。
(ハ) 有色吸収材料が赤外線の一部を吸収するた
め、熱線遮断効果がより大きくなり、従来より
車室内を涼しくできる。
(ニ) 真空成膜法で形成された熱線反射膜は、透明
基板との密着性がよく、かつ硬いため耐久性、
耐擦過性に優れている。
(ホ) 熱線反射膜が漸減している部分では、色が
徐々に変わるため、ごく自然な感じが出現で
き、見る者に違和感を感じさせないで防眩効果
が得られる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明は防眩熱線反射ガラスを自動車
用ウインドシールドガラスに適用した実施例を示
す斜視図、第2図は第1図の−線断面図、第
3図は第2図の部分拡大図、第4図は本発明の防
眩熱線反射ガラスの作製方法の概要を示す概略構
成図であり、aは真空槽内を上から見た図、bは
真空槽内を横から見た図、第5図は本発明の実施
例に係る防眩熱線反射ガラスの透過スペクトルを
示すグラフ、第6図は本発明の実施例に係る防眩
熱線反射ガラスの可視光線透過率を示すグラフで
ある。
第1図において、ハツチングが施されている部
分に熱線反射機能付きシエードバンドガラスが設
けられている。
第2図において、1は透明基板としてのガラス
基板であり、部分強化ガラスからなる。このガラ
ス基板1の外側表面に熱線反射膜2が設けられて
おり、このガラス基板1と熱線反射膜2により本
考案の熱線反射ガラスとしてのウインドシールド
ガラス3が形成される。ウインドシールドガラス
3は、窓枠4とモール5の間に導電性接着剤6に
よつて固定されている。なお、7は導電性接着剤
6のはみ出しを防止するダムであり、8はウイン
ドシールドガラス3と窓枠4の隙間を埋め、かつ
ウインドシールガラス3の下方へのずれを防ぐス
ペーサである。
第3図にその部分拡大図が示されているよう
に、熱線反射膜2は4層の光学薄膜からなる。こ
の光学薄膜としては、高屈折率物質である酸化チ
タン(TiO2)2aとして低屈折率物質である二
酸化珪素(SiO2)2bが交互に積層されている。
第3図において、Aの範囲は熱線反射膜のみの部
分であり、Cの範囲は熱線反射膜を構成している
第1層と第3層の酸化チタン2aに窒化チタンが
20%混入された部分であり、Bの範囲は前記窒化
チタンの混入量がCからAに向かつて漸減してい
る部分である。なお、Bの範囲の幅は30mm、Cの
範囲の幅は70mmとした。
熱線反射膜の各光学薄膜の膜厚は、反射すべき
赤外線の波長を1050nmに設定すると、酸化チタ
ン2aは1050Åとなり、二酸化珪素2bは1800Å
となる。但し、最外表面の二酸化珪素2bは900
Åとした。
上記防眩熱線反射ガラスは、第4図に示す方法
で、イオンプレーテイングによりガラス上に形成
した。即ち、第4図に示す如く、真空槽9内にウ
インドシールドガラス1を設置し、蒸発源10に
酸化チタンを、蒸発源11に窒化チタンを設置し
た。そして、シヤツタ12を第4図a,bに示す
ように、ウインドシールドガラスの上部であるC
の部分に窒化チタンが当たり、かつ窒化チタンの
一部がBの部分に当たるように設けた。
この状態でウインドシールドガラスを矢印Dの
方向に送りながら、Aの部分には酸化チタン膜を
1050Å、Cの部分には酸化チタン膜1050Å中に20
%の窒化チタンが混入している膜が、そしてBの
部分には、CからAに向けて窒化チタンが20%か
ら0%へと漸減している膜を得た。引き続き、蒸
発源10,11に二酸化珪素を設置し、上記と同
様にして二酸化珪素膜を1800Å形成した。更に、
この上に、第1層と同様にして約1050Åの酸化チ
タン膜を形成し、最後に第2層と同様にして約
900Åの二酸化珪素を形成した。
この結果得られた有色熱線反射ガラスの透過ス
ペクトルを第5図に、また可視光線透過率を第6
図に示す。
第5図から明らかなように、Aの部分の透過ス
ペクトルaに対して、Cの部分の透過スペクトル
cは青味を帯びており、防眩効果が得られると共
に、太陽光の車室内への遮断性能も大幅に向上し
ていることが判る。
また、第6図から明らかなように、Aの部分で
は可視光線透過率ガラス90%であるのに対し、窒
化チタンを混入したウインドシールドガラスのC
部は可視光線透過率が30%(法規では25%以上)
であり、Bの部分はAからCにかけて可視光線透
過率が漸減しているのが判る。
また、本発明においては、防眩熱線反射ガラス
を作製する場合、従来のイオンプレーテイングに
用いる真空槽をそのまま用いることができる。従
つて、一度に防眩効果と熱線遮断効果をもつ膜を
形成でき、従来の如く、別々に作製するより効率
的である。
以上、本発明の特定の実施例について説明した
が、本発明は、この実施例に限定されるものでは
なく、特許請求の範囲の記載の範囲内で種々の実
施態様が包含されるものである。
例えば、有色吸収材料は窒化チタンでなくとも
よく、炭化チタン、酸化鉛等適宜なものを用いる
ことができる。
また、実施例では窒化チタンを炭化チタンに混
入したが、二酸化珪素に混入してもよく、また酸
化チタンと二酸化珪素の両方に混入してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の防眩熱線反射ガラスを自動車
用ウインドシールドガラスに適用した実施例を示
す斜視図、第2図は第1図の−線断面図、第
3図は第2図の部分拡大図である。第4図は本発
明の実施例に係る防眩熱線反射ガラスの作製方法
の概要を示す概略構成図であり、aは真空槽内を
上から見た図、bは真空槽内を横から見た図、第
5図は本発明の実施例に係る防眩熱線反射ガラス
の透過スペクトルを示すグラフ、第6図は本発明
の実施例に係る防眩熱線反射ガラスの可視光線透
過率を示すグラフである。 1……ガラス基板、2……光学干渉膜、2a…
…酸化チタン膜(光学薄膜)、2b……二酸化珪
素膜(光学薄膜)、3……ウインドシールドガラ
ス、4……窓枠、5……モール、6……導電性接
着剤、7……ダム、8……スペーサ、9……真空
槽、10……蒸発源、11……蒸発源、12……
シヤツタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 透明基板の表面に、光学薄膜が多層に積層さ
    れた光学干渉膜が設けられている熱線反射ガラス
    であつて、 前記光学干渉膜を構成している光学薄膜の少な
    くとも一つには、透明基板の端部から一定の距離
    のところまでは有色吸収材料が混入されており、
    この有色吸収材料が混入された部分と有色吸収材
    料が全く含まれていない部分の間には、有色吸収
    材料の混入量が、有色吸収材料が混入された部分
    から混入されていない部分に向かつて漸減してい
    るぼかし部が設けられていることを特徴とする防
    眩熱線反射ガラス。 2 特許請求の範囲第1項において、前記熱線反
    射ガラスが自動車のウインドシールドガラスであ
    つて、 このウインドシールドガラスは、前記有色吸収
    材料がウインドシールドガラスの上端から一定の
    距離まで同量混入された部分と、有色吸収材料の
    混入量が漸減している部分と、有色吸収材料の混
    入のない熱線反射膜のみの部分とからなることを
    特徴とするウインドシールドガラス。
JP21698383A 1983-11-16 1983-11-16 防眩熱線反射ガラス Granted JPS60108347A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21698383A JPS60108347A (ja) 1983-11-16 1983-11-16 防眩熱線反射ガラス

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JP21698383A JPS60108347A (ja) 1983-11-16 1983-11-16 防眩熱線反射ガラス

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Publication Number Publication Date
JPS60108347A JPS60108347A (ja) 1985-06-13
JPH0432784B2 true JPH0432784B2 (ja) 1992-06-01

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JP21698383A Granted JPS60108347A (ja) 1983-11-16 1983-11-16 防眩熱線反射ガラス

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1160273C (zh) * 1998-11-09 2004-08-04 Ppg工业俄亥俄公司 太阳光控制涂层和被涂敷的工件

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US3010850A (en) * 1952-10-29 1961-11-28 Libbey Owens Ford Glass Co Electrically conducting coated glass or ceramic article suitable for use as a lens, a window or a windshield, or the like
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JPS5322603U (ja) * 1976-08-03 1978-02-25
JPS5931147A (ja) * 1982-08-17 1984-02-20 株式会社豊田中央研究所 可視光透過性熱線しやへい膜およびその製造方法

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JPS60108347A (ja) 1985-06-13

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