JPH0433008Y2 - - Google Patents

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JPH0433008Y2
JPH0433008Y2 JP4182089U JP4182089U JPH0433008Y2 JP H0433008 Y2 JPH0433008 Y2 JP H0433008Y2 JP 4182089 U JP4182089 U JP 4182089U JP 4182089 U JP4182089 U JP 4182089U JP H0433008 Y2 JPH0433008 Y2 JP H0433008Y2
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JP
Japan
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obi
japanese
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insertion groove
mount
Prior art date
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JP4182089U
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JPH02132468U (ja
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  • Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、和装帯を装架した掛軸に係り、詳し
くは、掛軸本体の台紙に帯柄の主要部をなす後帯
柄が表現できるようにした和装帯を装架した掛軸
に関するものである。
〔従来の技術〕
肩から胸へと流れるふくらみを持つたやさしい
線、衿からのぞかせた首筋の女らしさ、この情景
は着物を着用した日本女性の優雅さを表現するも
のであるが、帯は更に、さまざまな帯型に結ぶこ
とによつて、女性の後姿を一層美しく飾る役目を
するものである。例えば、美しい友禅の着物の帯
型には「ふくら雀」、留袖に結ぶときは「二重太
鼓」、小紋の着物には「変り太鼓」といつた具合
に、着物の種類や外出する場所の雰囲気に合わせ
たり、あるいは着帯者の好みによつて、さまざま
な帯型に結ばれるものである。
ところが、社会環境の変化や生活様式の洋風化
傾向により、従来女性の日常衣服として着用され
てきた着物が、現在では主として儀礼用の衣装と
して着用されるようになり、これに伴い着物と一
体不可分の関係にある帯も着用する機会が少なく
なり、一般家庭では適宣帯を陰干しすることがあ
つても、通常はタンス等に収納しているのが実状
である。
そこで、上記のような実状に鑑み、近時業界並
びに需要者の間では、帯を死蔵させる不経済を解
消し、帯を着用しない場合でも、帯の有する絢
爛、荘重、優雅、重厚などの意匠美を表現する後
帯柄を有効に利用して、家庭における文化的趣味
を満足させる美術品の出現が要望されるに至つ
た。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は、上記のような業界並びに需要者の要
望に応えるべく、全く新しい構想に基づいて創案
されたものであつて、その目的とするところは、
帯の有する美的な柄、模様が掛軸の絵画のように
台紙に表面できるような掛軸を構成することによ
り、帯を着用しない場合の帯の死蔵を防止して、
掛軸を観賞する者に心の豊かさを与えて文化的趣
味を満足させることができると共に、一般家庭で
帯を陰干しする場合や業界が帯を展示する場合に
も有効に利用することができる和装帯を装架した
掛軸を提供しようとするにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するため、本考案が採用した第
1の技術手段は、上軸と下軸との間に跨設された
長尺状台紙の上軸寄りと下軸寄りの中央部に、上
記長尺状台紙と直交方向に和装帯の挿通溝を形成
し、かつ上軸の両端間に和装帯の懸架部材を背面
側に臨ませて装着すると共に、上記和装帯の後帯
側の垂れ先を下部挿通溝に挿通し、前帯側の手先
を上部挿通溝に挿通して、その余長部を懸架部材
に懸垂するように構成したことを特徴とするもの
である。また、第2の技術手段は上記懸架部材の
背面側に防虫剤を充填した有孔筒状体を支持さ
せ、該有孔筒状体に上部挿通溝に挿通した和装帯
の余長部を懸垂するように構成したことを特徴と
するものである。
〔考案の作用〕
したがつて、本考案によれば、和装帯の有する
美的な柄、模様主として後帯柄が掛軸の台紙に表
現できるので、該台紙が美的背景となつて後帯柄
を一層美的なものに引き立てることができ、従来
の掛軸に比し、極めてユニークな造形美を有する
掛軸とすることができると共に、重量物の和装帯
を台紙に表現するにあたり、後帯側垂れ先を下部
挿通溝に挿通し、前帯側の手先を上部挿通溝に挿
通しても、その余長部が上軸に装着した懸架部材
に懸垂支持されるので、台紙が損傷したり破損し
たりする惧れがなく、常に適正位置に整然と装架
することができる。
また、懸架部材に防虫剤を充填した有孔筒状体
を支持させ、該有孔筒状体に上部挿通溝に挿通し
た和装帯の余長部を懸垂すれば、高価な和装帯の
虫害を防止することができる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を添付図面を参照して詳
細に説明する。第1図において、1は袋帯であつ
て、該袋帯1は本実施例では前帯柄2、後帯柄
3、無地または柄の手4、無地の手先5、柄の垂
れ6および帯地の垂れ先7から構成されている。
第2図は袋帯1を装架するための掛軸本体8を
示すものであつて、該掛軸本体8は上軸9と下軸
10との間に跨設された長尺状台紙11と、該台
紙11の周縁に形成された飾り縁12に囲繞され
た無地中央部の上軸9寄りに位置して、台紙11
と直交方向に切欠形成された袋帯1の上部挿通溝
13と、下軸10寄りに位置して、台紙11と直
交方向に切欠形成された袋帯1の下部挿通溝14
と、上軸9の背面側に位置して、その左右両端部
間に装着された懸架部材15から構成されてい
る。なお、上記挿通溝13,14の溝巾と溝長は
袋帯1の挿通を許容するように切欠形成されてい
る。また、上記懸架部材15は、重量物である袋
帯1を懸重支持できるものであればよく、したが
つて、その形状素材は紐状体のものであつても、
杆状体のものであつてもよい。
叙上のように構成された掛軸本体8に袋帯1を
装架するには、先ず袋帯1の垂れ先7を下部挿通
溝14に挿通し、次いで手先5を上部挿通溝13
に挿通したのち、その余長部を適宣折返して懸架
部材15に懸垂支持させればよい。そして、この
ように袋帯1を掛軸本体8の台紙11に装架する
と、袋帯1の主として後帯柄3が台紙11に表現
される。このため、台紙11上に表現された後帯
柄3は、台紙11の飾り縁12の美的背景と相俟
つて、一層美的なものに引き立てられる。この場
合、袋帯1が重量物であつても、上部挿通溝13
に挿通した余長部が懸架部材15に懸垂されてい
るので、袋帯1の全重量が上軸9に支持され、台
紙11には袋帯1の重量が加わらない。このた
め、袋帯1を掛軸本体8に装架しても台紙を損傷
したり破損したりする惧れはなく、常に適正位置
に整然と装架することができる。
第4図は他の実施例を示すものであつて、この
ものは上軸9の両端に装着した懸架部材15に防
虫剤を充填した有孔筒状体16を支持させ、該有
孔筒状体16に上部挿通溝13に挿通した袋帯1
の余長部を懸垂させて、掛軸本体8に袋帯1を装
架させたものであつて、このような構成すれば、
小孔17,17……から発する防虫剤の臭気によ
り、高価な袋帯1を虫害から保護することができ
る。
この場合、有孔筒状体とした場合の径および各
筒体にした場合の厚みは、掛軸本体8を吊下する
床間の横木の厚さに合わせて形成してあるので、
有孔筒状体16が壁に密着することになり、掛軸
本体8を安定した状態で吊下することができる。
〔考案の効果〕
これを要するに本考案は、上軸と下軸との間に
跨設された長尺状台紙の上軸寄りと下軸寄りの中
央部に、上記長尺状台紙と直交方向に和装帯の挿
通溝を形成し、かつ上軸の両端間に和装帯の懸架
部材を背面側に臨ませて装着すると共に、上記和
装帯の後帯側の垂れ先を下部挿通溝に挿通し、前
帯側の手先を上部挿通溝に挿通して、その余長部
を懸架部材に懸垂するようにした第1の技術手段
と、上記懸架部材の背面側に防虫剤を充填した有
孔筒状体を支持させ、該有孔筒状体に上部挿通溝
に挿通した和装帯の余長部を懸垂するようにした
第2の技術手段とによつて、和装帯を掛軸本体に
装架するように構成したから、次のような格別顕
著な効果を奏する。
(1) 帯の有する美的な柄、模様主として後帯柄が
掛軸の絵画のように台紙に表現できるので、該
台紙が美的背景となつて後帯柄を一層美的なも
のに引き立てることができ、その結果帯を着用
しない場合の帯の死蔵を防止して、帯を美術品
としての掛軸に利用することができ、掛軸を観
賞する者に心の豊かさを与えて文化的趣味を満
足させることができる。
(2) 台紙に装架される和装帯が重量物であつて
も、上部挿通溝に挿通した余長部が懸架部材ま
たは懸架部材に支持された有孔筒状体に懸垂さ
れるため、和装帯の全重量が上軸に支持される
ことになつて、台紙には重量が加わらないから
台紙の損傷や破損を招く惧れがなく、したがつ
て、掛軸として床間に常設する場合は勿論のこ
と、家庭で帯を陰干しする場合や業界が帯を展
示する場合にも有効に利用することができる。
(3) 懸架部材に防虫剤を充填した有孔筒状体を支
持した場合には、高価な和装帯を虫害から保護
することができると共に、床間の横木に掛軸を
吊下しても、有孔筒状体が床間の壁面に密着す
るので、安定した吊下状態を保持することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る和装帯を装架した掛軸の実
施例を示すものであつて、第1図は袋帯の全体正
面図、第2図は掛軸本体の全体正面図、第3図は
袋帯を掛軸本体に装架した場合の全体側面図、第
4図は他の実施例を示す要部の斜視図である。 図中、1……袋帯、2……前帯柄、3……後帯
柄、4……無地または柄の手、5……無地の手
先、6……柄の垂れ、7……無地の垂れ先、8…
…掛軸本体、9……上軸、10……下軸、11…
…台紙、12……飾り縁、13……上部挿通溝、
14……下部挿通溝、15……懸架部材、16…
…有孔筒状体、17……小孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上軸と下軸との間に跨設された長尺状台紙の
    上軸寄りと下軸寄りの中央部に、上記長尺状台
    紙と直交方向に和装帯の挿通溝を形成し、かつ
    上軸の両端間に和装帯の懸架部材を背面側に臨
    ませて装着すると共に、上記和装帯の後帯側の
    垂れ先を下部挿通溝に挿通して、前帯側の手先
    を上部挿通溝に挿通してその余長部を懸架部材
    に懸垂するように構成したことを特徴とする和
    装帯を装架した掛軸。 (2) 上記懸架部材の背面側に防虫剤を充填した有
    孔筒状体を支持させると共に、該有孔筒状体に
    上部挿通溝に挿通した和装帯の余長部を懸垂す
    るように構成したことを特徴とする請求項1記
    載の和装帯を装架した掛軸。
JP4182089U 1989-04-10 1989-04-10 Expired JPH0433008Y2 (ja)

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JP4182089U JPH0433008Y2 (ja) 1989-04-10 1989-04-10

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JP4182089U JPH0433008Y2 (ja) 1989-04-10 1989-04-10

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JPH02132468U JPH02132468U (ja) 1990-11-02
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