JPH04330271A - 旋回,往復,8の字振盪自在なトリプルシェーカー - Google Patents

旋回,往復,8の字振盪自在なトリプルシェーカー

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JPH04330271A
JPH04330271A JP3100130A JP10013091A JPH04330271A JP H04330271 A JPH04330271 A JP H04330271A JP 3100130 A JP3100130 A JP 3100130A JP 10013091 A JP10013091 A JP 10013091A JP H04330271 A JPH04330271 A JP H04330271A
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shaking
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、旋回,往復,8の字振
盪自在なトリプルシェーカーに関し、更に詳しくは、振
盪台を旋回,往復,8の字何れかの振盪運動に切換えて
使用する振盪装置の改良に係わる。
【0002】
【従来の技術】例えば、培養試験等の為に、ビーカー,
フラスコ等の収納容器内に、培養液等と一緒に培養基、
つまり被試験物を収納させた後に、この被試験物を旋回
,往復叉は8の字振盪運動して撹拌させるためには、従
来からよく知られている様に、旋回,往復,8の字運動
切換え型の振盪装置が使用されている。
【0003】ここで、従来例によるこの種の旋回,往復
,8の字運動切換え型の振盪装置は、一般に旋回,8の
字の両振盪時に於いて、往復振盪と直角の方向にも振盪
台が滑動出来るように、振盪装置基板と振盪台の間に中
間台車が組み込まれており、その構造は側面からみた場
合、振盪装置基板,中間台車,振盪台の3段又は3層構
造であった。
【0004】亦、前記した3層構造故、振盪状態を切換
える際に摺動される切換板が振盪台下部に装着出来ず、
振盪台の上面に載着してあるので、被振盪物を載置する
際、更にもう一点のカバー部材を振盪台上面に被載して
使用していた。それ故、振盪運動切換えの都度、カバー
部材から被振盪物を取り除くか、そのままの載置状態に
してカバー部材ごと振盪台から取り外して切換えを行っ
ていた。しかも、往復振盪時のY方向片寄り阻止は、振
盪台に植設したベアンリング軸受と切換板の狭幅固定部
との係合規制によっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかして、前記したよ
うに、従来の旋回,往復,8の字運動切換え型の振盪装
置は、一般に旋回,8の字の両振盪時に於いて、往復振
盪と直角の方向にも振盪台が摺動出来るように、振盪装
置基板と振盪台の間に、中間台車が組み込まれており、
その構造は側面からみた場合、振盪装置基板,中間台車
,振盪台の3層構造で、あまつさえ、使用運転時には振
盪台上にさらにカバー部材が段積みされ4段又は4層構
造ともなり機械的構造が複雑であり、部品点数も多く、
亦その結果重量の点でもかさばる等使用に於いて不都合
が多い。
【0006】亦、前記した3層構造故、振盪状態を切換
える際に摺動される切換板が振盪台下面に装着出来ず、
振盪台上面に在るため、振盪台上の有効使用面積が狭く
、被振盪物を振盪台上に直接載置不能のため、その上に
もう一点のカバー部材を設置せねばならなかったり、振
盪状態切換えに於いて、その都度被振盪物そのものを他
の場所に移転するか、被振盪物を振盪台上のカバー部材
ごと他の場所に移転した後に、切換板を作動しなければ
ならなかった。
【0007】ここに於いて本発明は、従来のこの様な問
題点を解消する為になされたもので、振盪装置基板と振
盪台の間隙に中間台車を設けた3層構造でなく、振盪装
置基板と振盪台の2層構造にし、亦、前記2層構造故、
往復,旋回,8の字各振盪切換え時に摺動する切換板を
振盪台の下面に設置出来、前記従来例のように振盪状態
切換え時に被振盪物そのものや被振盪物が載置されてい
るカバー部材を移動することなく、外部からワンタッチ
で直接切換えの行えるようにした、旋回,往復,8の字
振盪自在なトリプルシェーカーを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題の解決は、本発
明が次に列挙する新規な特徴的構成手段を採用すること
により達成される。即ち、本発明の第1の特徴は、駆動
源により所定の有効回転半径で偏心回転駆動される第1
のカムフォロアと、該第1のカムフォロアに対し所定の
回転比率で同期偏心回転する第2のカムフォロアと、固
定軸上端に空転自在に取付けた第3のカムフォロアと、
往復振盪運動方向に直交して配設されるY方向ガイド手
段を有する装置基板と、往復振盪運動方向に配設される
X方向ガイド手段を有して、旋回,8の字振盪時に前記
Y方向滑動自在に前記Y方向ガイド手段に装架される振
盪台下枠と、前記有効回転半径に対応してY方向に穿設
され、前記第1のカムフォロアを嵌挿させる作動長孔を
有して、前記X方向ガイド手段によりX方向摺動自在に
装架される振盪台と、前記第1のカムフォロアを前記作
動長孔内で係合し得るようにした係合規制部と前記第2
,第3のカムフォロアを摺動位置により両方無規制解放
するか、片方選択的に係合する係合規制レールとを有し
て、前記振盪台に対してX方向摺動自在に、当該振盪台
の下面に下付けされる切換板と、当該切換板に連繋され
て、前記第1のカムフォロアと第2,第3のカムフォロ
アにそれぞれ前記係合規制部と係合規制レールを係合保
持,叉は離脱解放させるワンタッチ外部操作自在な切換
作動手段を備えてなる旋回,往復,8の字振盪自在なト
リプルシェーカーである。
【0009】本発明の第2の特徴は、駆動源により所定
の有効半径で偏心回転する第1のカムフォロアと、当該
第1のカムフォロアに対し所定の回転比率で同期偏心回
転する第2のカムフォロアと、固定軸上端に空転自在に
取付けた第3のカムフォロアと、当該第1のカムフォロ
アと第2のカムフォロアのそれぞれの中心が通過交差し
かつ少なくとも前記第3のカムフォロアの中心を通る直
線に平行する往復振盪運動方向に直交して配設されるY
方向ガイド手段を有する装置基台と、往復振盪運動方向
に配設されるX方向ガイド手段を有して、旋回,8の字
振盪時に前記Y方向滑動自在に前記Y方向ガイド手段に
装架される振盪台下枠と、前記有効半径に対応してY方
向に穿設され、前記第1のカムフォロアを嵌挿させる作
動長孔を有して、前記X方向ガイド手段によりX方向摺
動自在に装架される振盪台と、当該第1のカムフォロア
と前記第2,第3のカムフォロアを摺動位置により選択
的に係合する挟込み規制部を形成する係合規制レールを
有して、前記振盪台に対してX方向摺動自在に、当該振
盪台の下面に下付けされる切換板と、当該切換板に連繋
されて、前記第1のカムフォロアと前記第2のカムフォ
ロアと前記第3のカムフォロアに択一的に前記係合規制
レールを係合保持させるワンタッチ外部操作自在な切換
作動手段を備えて構成してなる旋回,往復,8の字振盪
自在なトリプルシェーカーである。
【0010】
【作用】従って、本発明に於いては、装置基板上のY方
向ガイド手段を介して振盪台下枠をY方向滑動自在に、
前記振盪台下枠のX方向ガイド手段を介して振盪台をX
方向滑動自在にそれぞれ装架させてあるので、前記装置
基板に対して当該振盪台をX,Yの2次元方向へ自由に
滑動させることが出来、亦、この状態で前記装置基板上
に設けられて偏心回転駆動される第1のカムフォロアを
、前記振盪台のY方向に穿孔された作動長孔に嵌挿させ
ると共に、前記振盪台下枠の内側にかつ当該振盪台の下
面にX方向で摺動自在に下付けされる切換板の係合規制
部叉は挟込み規制部により、作動長孔内で前記第1のカ
ムフォロアを係合保持,又は離脱解放させ得るようにし
たから、当該係合規制部又は挟込み規制部による当該第
1のカムフォロアの係合保持によっては、作動長孔内で
の第1のカムフォロアのY方向摺動を阻止して、前記振
盪台に旋回振盪運動を与えることが出来る。
【0011】離脱解放によっては、前記作動長孔内での
前記第1のカムフォロアのY方向摺動を許容し、かつ前
記振盪基板上に設けられた固定軸上端の第3のカムフォ
ロアと前記切換板の係合規制レールを係合保持すること
により、前記振盪台下枠のY方向滑動を絶って、前記振
盪台にX方向の往復振盪運動を与えることが出来、前記
同じ作動長孔内での前記第1のカムフォロアの離脱解放
の状態に於いて、前記係合規制レールを固定軸上端の前
記第3のカムフォロアから外し、前記第1のカムフォロ
アとは所定比率で偏心回転駆動される第2のカムフォロ
アに係合保持させると、前記係合規制レールはX方向平
行の2本のレールなので、当該第2のカムフォロアのX
方向の運動は第2のカムフォロアが当該係合規制レール
の狭間をX方向平行に摺動することで無力化し、前記振
盪台にはY方向の往復振盪運動を与えることが出来るの
で、これらのX,Yの2つの運動の合成により、8の字
振盪運動を振盪台に与えることが出来る。
【0012】
【実施例】
(第1実施例)本発明の第1実施例を図面につき詳説す
る。図1は本実施例の旋回,往復,8の字振盪自在なト
リプルシェーカーにおける旋回振盪状態時の平面図、図
2は同・往復振盪状態時の平面図、図3は同・8の字振
盪状態時の平面図、図4は第1図VI−VI線視縦断面
図、図5は第1図V−V線視縦断面図、第6図(a)は
旋回振盪状態に於ける第1,3のカムフォロアと切換板
及び振盪台の作動長孔との運動相関図、同図(b)は往
復振盪状態に於ける第1,3のカムフォロアと切換板及
び振盪台の作動長孔との運動相関図である。
【0013】図7〜14は本実施例の8の字振盪に於い
て、(a)は第1のカムフォロアと第2のカムフォロア
がそれぞれ振盪台に作用する動きとその軌跡、(b)は
前記2つの動作の合成した8の字軌跡を段階的に示した
ものである。図15は振盪台平面図、図16は同・右側
面図、図17は切換板平面図、図18は同・右側面図で
ある。
【0014】図中、1は装置基板を示し、この装置基板
1は適宜に防振座2等を配して振動吸収し得るようにし
た装置基台3上に、個々の支柱4を介して固定されてお
り、この装置基板1と前記装置基台3間に、駆動モータ
ー5を設置すると共に、前記装置基板1から突出した前
記モーター5の回転軸5aに設けられた二連式小Vベル
トプーリー6から回転を受ける二連Vベルト7を設け、
該Vベルト7は第1のカムフォロア8を回転支持軸9を
中心として偏心回転させる二連式大Vベルトプーリー1
0に受けられる。
【0015】前記大Vベルトプーリー10下方には同じ
前記回転支持軸9を中心として回転されるタイミングプ
ーリー11が設けられ、該タイミングプーリー11はタ
イミングベルト12を介して回転支持軸9′を中心とし
て回転するタイミングプーリー13と結ばれている。前
記各々のタイミングプーリー11,13の歯数は例えば
30と60,すなわち1:2に設定してあり、これによ
り前記タイミングプーリー11,13は2:1の割合で
回転する。これにより前記タイミングプーリー13上に
設けられた第2のカムフォロア14は回転支持軸9′を
中心として偏心回転する。
【0016】亦、前記装置基板1上には、前記第2のカ
ムフォロア14の偏心回転中心とする回転支持軸9′を
通り振盪台往復振盪方向(X方向)の平行線上かつ前記
大Vベルトプーリー10が干渉しない位置に固定軸上端
に空転自在に取付けた第3のカムフォロア15が相対立
設されている。第1のカムフォロア8頂端は振盪台16
の作動長孔17と切換板18の係合規制部19の挟み込
みより係合保持されるので、振盪台16下面より高く突
出しているが、第2のカムフォロア14と固定軸上端の
第3のカムフォロア15のそれぞれの頂端は切換板18
の並行状係合規制レール33,33による挟み込みだけ
により係合保持されるので振盪台16下面までは高さが
達しない。前記偏心回転する第1のカムフォロア8は振
盪台16に貫設された作動長孔17にY方向遊動自在に
挿嵌される。
【0017】一方、前記装置基板1に対しては、本実施
例の場合各振盪作用のうち、往復振盪作用の運動方向に
直交する方向(此処では、以後この往復振盪作用の運動
方向に直交する方向を[Y方向]と呼び、同様に往復振
盪作用に平行する方向を[X方向]と呼ぶ)に対応して
、その装置基板1前後両側上空に沿って並行延架し、そ
れぞれに両端部を固定駒20,20によって固定支持さ
せたY方向ガイドロッド21,21が横架されている。
【0018】亦、22は振盪台下枠を示し、この振盪台
下枠22は、前記Y方向に相当する前後両側での一組か
らなる枠板23,23と、前記X方向に相当する左右両
側での一対からなるX方向ガイドロッド21′,21′
とを有しており、これらの各X方向ガイドロッド21′
,21′が、各枠板23,23のそれぞれ両端部間にあ
って、前記X方向に対応する方向で横架されるようにし
て枠状に組み上げると共に、これらの各枠板23,23
の外側面からは、前記Y方向に対応してそれぞれに一組
づつの各ガイドローラー24,24を突出枢支させて構
成する。そして、前記振盪台下枠22については、これ
を前記各Y方向ガイドロッド21,21に対して、各枠
板23,23の各組のガイドローラー24,24を用い
て上下から挟持するようにして載架させることで、これ
らの各Y方向ガイドロッド21,21上をY方向に向け
自由に滑動し得るようにしてある。
【0019】さらに、振盪台16の板面上には、前記し
た旋回,往復,8の字運動の3種類の異なった振盪撹拌
作用を得るための、出力端としての第1のカムフォロア
8に与えられている回転直径r1よりも許容間隙として
の分(Δ1)僅かに大きい有効長径R1(=r1+Δ1
)の作動長孔17がY方向を長軸として貫設してあり、
またX軸に平行の振盪台16側面の左右両側には、一組
づつの各ガイドローラー25,25が突出枢支されてお
り、この振盪台16は、作動長孔17内に前記したよう
に第1のカムフォロア8を挿嵌させて受け入れると共に
、各組のガイドローラー25,25により前記各X方向
ガイドロッド21′,21′を上下から挟持するように
して載架させることで、これらの各X方向ガイドロッド
21′,21′上をX方向に向け自由に滑動し得るよう
にしてある。
【0020】更にまた、前記振盪台16は、図15及び
,図16に示すよう、その下面X方向全長に亙り、作動
長孔17の穿孔部分を含み、第2,第3のカムフォロア
14,15の頭部に対応してガイド凹溝26が凹設して
延在形成され、かつ一部X方向に逃げ溝27を穿設して
あり、このガイド凹構26内には、逃げ溝27の形成位
置に対応して作動軸ピン28を貫通した切換板18が、
受け板29により受止されて摺動自在に装着されている
【0021】かつまた、前記切換板18に於いては、図
17及び図18に示すよう、切換板18のX方向の終端
面片側(図では左側)より谷状に狭まるガイド斜面30
,30が設けられ、そのガイド斜面30,30終端に前
記第1のカムフォロア8を挟み込み係合する第1のカム
フォロア8の係合規制部19、次に前記第1のカムフォ
ロア8の係合規制部19より広がるガイド斜面31が設
けられ、そのガイド斜面31終端部より第1のカムフォ
ロア8の逃げ場である逃げ孔32が設けられている。 亦、前記した第1のカムフォロア8のX方向に延在した
係合,解放部分に平行して第2,第3のカムフォロア1
4,15を摺動位置により両方無規制解放するか片方選
択的に係合する並行状係合規制レール33,33が前記
第1のカムフォロア8の係合,解放部分より第2,第3
のカムフォロア14,15対向側に並設されている。前
記振盪台16下面には、支点軸ピン34によって枢支さ
れた振盪切換えレバー35が一端部を振盪台16の外側
に突出させて配設され、この切換えレバー35の他端部
に穿設された連結長孔36を前記作動軸ピン28に係合
させることで揺動操作可能にしてある。
【0022】次に図1〜3に基づき各振盪状態に於いて
の説明をする。切換えレバー35が図1の状態の時は、
図6(a)に示すよう、切換板18の第1のカムフォロ
ア8の係合規制部19が第1のカムフォロア8と係合さ
れかつ係合規制レール33,33は前記第2,第3のカ
ムフォロア14,15双方からは解放状態にあるので、
前記固定軸たる第3のカムフォロア15より振盪台16
は解放されY方向にも滑動自在になる。これにより振盪
台16の受ける力は前記第1のカムフォロア8からの偏
心回転のみとなり、振盪台16は前記第1のカムフォロ
ア8の回転半径(1/2 r1)で第1のカムフォロア
8に追随して同一に旋回振盪を行う。
【0023】切換レバー35が図2の状態の時は、図6
(b)に示すよう、第1のカムフォロア8の頭部は、切
換板18の逃げ孔32に遊動自在に解放されていて、か
つ振盪台16の作動長孔17にも挿嵌規制されている。 亦、切換板18の係合規制レール33は固定軸たる第3
のカムフォロア15に係合されているのでY方向に振盪
台16は滑動出来ない。亦、前記第1のカムフォロア8
のX方向以外の動作は、切換板18の逃げ孔32の中と
振盪台16の作動長孔17の中でのY方向をフリーに動
作することで相殺され、その結果、振盪台16は第2の
カムフォロア14からも解放されているので、振盪台1
6にはX方向のみの力が加わることとなり、振盪台16
は第1のカムフォロア8の回転直径長さ(r1)の往復
振盪運動になる。
【0024】切換レバー35が図3の状態の時は、切換
板18の係合規制レール33,33が第2のカムフォロ
ア14を係合,保持する。前記係合規制レール33,3
3はX方向には解放であるので、この結果第2のカムフ
ォロア14は、切換板18(振盪台16)に対してX方
向には摺動するだけで、Y方向のみの力を振盪台16に
作用し得る。亦、係合規制レール33,33がこの状態
の時は、切換板18のX方向の終端面片側(図では左側
)より谷状に狭まるガイド斜面30,30は第1のカム
フォロア8と接触しない位置に移動する。この結果第1
のカムフォロア8は切換板18からは全く自由である。 亦、前記第1のカムフォロア8のX方向以外の動作は、
振盪台16の作動長孔17の中でのY方向をフリーに動
作することで相殺され、この結果第1のカムフォロア8
は、振盪台16にはX方向のみの力を作用し得る。
【0025】上記したように第2のカムフォロア14は
振盪台16をY方向のみに動作せしめ、第1のカムフォ
ロア8は振盪台16をX方向にのみ動作せしめ、その各
々の周期はタイミングプーリー11,13の歯数が各々
例えば30と60,すなわち1:2に設定してあり、2
:1の割合で回転するので、それぞれX方向2往復に対
してY方向1往復である。かつ回転支持軸9から第1の
カムフォロア8までの距離と回転支持軸9′から第2の
カムフォロア14までの距離は同間隔であるので、この
第1のカムフォロア8と第2のカムフォロア14がそれ
ぞれ振盪台16に加える動作の軌跡は、図7〜14で見
るように途中で交差し、8の字軌跡となり、振盪台16
を8の字振盪せしめる。
【0026】(第2実施例)本発明の第2実施例を図面
につき説明する。図19は本実施例の旋回,往復,8の
字振盪自在なトリプルシェーカーにおける旋回,往復,
8の字各振盪状態時を同時に示す平面図、図20は第1
9図XX−XX線視縦断面図、図21は第1,第2,第
3のカムフォロアのうちの一つを選択的に係合保持する
挟込み規制部19′を形成する係合規制レール33′,
33′を有する切換板18′平面図、図22は同・右側
面図、図23は同・正面図である。なお、第1実施例と
同一部材は同一符号を付し説明が重複する場合は省略し
た。
【0027】本実施例と第1実施例の相違は、第1のカ
ムフォロア8および第2のカムフォロア14を偏心回転
するそれぞれの回転支持軸9,9′と第3のカムフォロ
ア15が配立されている位置と切換板18′の形状およ
び切換レバー35の位置で、振盪台16に作用する動作
、効果は同一である。相違する点のみ述べると、旋回振
盪時に於いて、第1実施例では第1のカムフォロア8は
振盪台16の作動長孔17と切換板18の係合規制部1
9の挟み込みにより係合保持されるのであるが、本実施
例では第1のカムフォロア8は、振盪台16の作動長孔
17と切換板18′の並行状係合規制レール33′,3
3′の挟込み規制部19′の挟込みとにより係合保持さ
れる。亦、第1実施例では第2のカムフォロア14と固
定軸上端の第3のカムフォロア15とは切換板18の並
行状係合規制レール33,33による挟込みにより係合
保持されるのであるが、本実施例では第1のカムフォロ
ア8と第2のカムフォロア14のそれぞれの中心が通過
交差しかつ往復振盪方向に平行する直線上に回転支持軸
9と固定軸を立設し、第2のカムフォロア14と第3の
カムフォロア15とは切換板18′の前記第1のカムフ
ォロア8を係合するのと同一の係合規制レール33′,
33′の挟込み規制部19′による挟込みにより係合保
持される。
【0028】前記切換板18′に於いては、第1実施例
では図17及び図18に示すよう、切換板18のX方向
の終端面片側より谷状に狭まるガイド斜面30,30が
設けられ、そのガイド斜面30,30終端に前記第1の
カムフォロア8を挟み込み係合する第1のカムフォロア
8の係合規制部19、次に前記第1のカムフォロア8の
係合規制部19より広がるガイド斜面31が設けられ、
そのガイド斜面31終端部より第1のカムフォロア8の
逃げ場である逃げ孔32が設けられていて、かつ前記第
1のカムフォロア8の係合,解放部分に平行して第2,
第3のカムフォロア14,15を係合,解放する係合規
制レール33,33が設けられているのに対し、本実施
例では図21,図22及び図23に示すよう、切換板1
8′のX方向の片側終端より谷状に狭まるガイド斜面3
0′,30′が設けられ、そのガイド斜面30′,30
′終端に前記を挟み込み係合する挟込み規制部19′、
またこの挟込み規制部19′終端から振盪状態に応じて
第1,第2のカムフォロア8,14を逃がすための逃げ
孔32′を形成するガイド斜面31′,31′が形成さ
れており、そしてこのガイド斜面30′,30′、挟込
み規制部19′、ガイド斜面31′,31′に沿ってガ
イド斜面33a′,33a′、挟込み規制部33b′,
33b′、ガイド斜面33c′,33c′を連続して相
似的平行に出張らせて振盪台16下面へ、前記振盪台1
6下面まで高さが達しない第2,3のカムフォロア14
,15を係合規制し得るよう係合規制レール33′,3
3′が並行対称に添着されている。
【0029】また本実施例では、挟込み規制部33b′
が固定軸上端の第3のカムフォロア15を係合している
時は第1のカムフォロア8が、第1のカムフォロア8を
係合している時は第2のカムフォロア14がそれぞれ切
換板18′に干渉しないよう、逃げ孔32が設けられて
いる。亦、切換板18′の前記した挟込み規制部33b
′を形成する係合規制レール33′,33′以外の箇所
と切換レバー35は往復振盪時に、固定軸の前記第3の
カムフォロア15に干渉しないように、図20,図22
及び図23に示すよう固定軸上の第3のカムフォロア1
5の頂部と振盪台16の間隙を摺動し得る薄さになって
いる。さらに、第1実施例では切換レバー35を振盪台
16左側に配し、本実施例では右側に配しているが左側
に設けることも可能である。従って、その動きは、図6
〜図14に示す第1のカムフォロア8と第2カムフォロ
ア14が第3のカムフォロア15の中心を通る直線上に
それぞれ到来した場合を想定するだけで、振盪第16の
挙動は同じであることが理解出来よう。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
駆動源により所定の有効回転半径で偏心回転駆動される
第1のカムフォロアと、第1のカムフォロアに対して2
:1の回転比率で同期偏心回転する第2のカムフォロア
と、固定軸たる第3のカムフォロアと、往復振盪運動方
向に直交して配設されるY方向ガイド手段を有する装置
基板と、往復振盪方向に配設されるX方向ガイド手段を
有して、旋回,8の字振盪時にY方向摺動自在に装架さ
れる振盪台下枠と、有効回転半径に対応してY方向に穿
設され、第1のカムフォロアを嵌挿させる作動長孔を有
して、X方向ガイド手段によりX方向摺動自在に装架さ
れる振盪台と、第1実施例においては第1のカムフォロ
アを作動長孔内で係合し得るようにした係合規制部と第
2,第3のカムフォロアを摺動位置により両方を無規制
解放するか片方を選択的に係合する係合規制レールと、
第2実施例においては全てのカムフォロアのうちで一つ
だけ選択し係合保持する挟込み規制部とを有して振盪台
に対してX方向摺動自在に、振盪台のすぐ下面に下付け
される切換板と、切換板に連繋されて、第1実施例では
第1のカムフォロアと第2,第3のカムフォロアにそれ
ぞれ係合規制部と係合規制レールを、叉第2実施例では
全てのカムフォロアに挟込み規制部を択一的に係合保持
,叉は離脱解放させる切換作動手段を備えて構成したの
で、装置基板に対して振盪台をX,Yの2次元方向へ自
由に滑動させることが出来る。
【0031】加えて、係合規制部による第1のカムフォ
ロアの係合保持によっては、作動長孔内での第1のカム
フォロアのY方向摺動を阻止して、振盪台に旋回振盪運
動を与え、亦、切換板の係合規制部による第1のカムフ
ォロアの離脱解放によっては、作動長孔内での第1のカ
ムフォロアのY方向滑動を許容し、かつ振盪台下枠のY
方向滑動を絶って、振盪台にX方向の往復振盪運動を与
え得て、同じ作動長孔内での第1のカムフォロアの離脱
解放の状態に於いて、切換板の係合規制レールを固定軸
たる第3のカムフォロアから外し、偏心回転駆動される
第2のカムフォロアに係合保持させると、振盪台に8の
字振盪運動を振盪台に与え得て、培養試験等の為に、ビ
ーカー,フラスコ等の収納容器内に収納した被試験物を
、旋回,往復叉は8の字振盪運動して撹拌させるに当た
り使用される振盪機が、従来機と比してより簡素な構造
になり、部品点数も少なく、コストも安価で、亦、重量
の点でも軽量になる。更に前記のような簡素な構造の結
果、振盪台上の有効使用面積が広く、従来例のようにそ
の上にもう一点のカバー部材を被載せずともよく、振盪
状態切り換えの時に於いても、被振盪物をそのままの状
態で、他の場所に移転することなしに、切換板を外部操
作して作動出来得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の旋回,往復,8の字振盪自在なトリプ
ルシェーカーの第1実施例における旋回振盪状態時の平
面図である。
【図2】同上、往復振盪状態時の平面図である。
【図3】同上、8の字振盪状態時の平面図である。
【図4】第1図VI−VI線視縦断面図である。
【図5】第1図V−V線視縦断面図である。
【図6】第1,3のカムフォロアと切換板の係合規制部
及び係合規制レール並びに振盪台の作動長孔との運動相
関図であって、(a)は旋回振盪状態をかつ(b)は往
復振盪状態をそれぞれ示す。
【図7】8の字振盪に於いて(a)は第1のカムフォロ
アと第2のカムフォロアがそれぞれ振盪台に作用する動
きとその軌跡、(b)は前記2つの動作の合成した8の
字軌跡であって、正午の方向を0ラジアンとして、第1
のカムフォロアが1/2 π,第2のカムフォロアが1
/4 π時計回りに移動した状態である。
【図8】同上に於いて、第1のカムフォロアがπ,第2
のカムフォロアが1/2 π時計回りに移動した状態で
ある。
【図9】同上に於いて、第1のカムフォロアが3/2 
π,第2のカムフォロアが3/4 π時計回りに移動し
た状態である。
【図10】同上に於いて、第1のカムフォロアが2 π
,第2のカムフォロアがπ時計回りに移動した状態であ
る。
【図11】同上に於いて、第1のカムフォロアが5/2
 π,第2のカムフォロアが5/4 π時計回りに移動
した状態である。
【図12】同上に於いて、第1のカムフォロアが3 π
,第2のカムフォロアが3/2 π時計回りに移動した
状態である。
【図13】同上に於いて、第1のカムフォロアが7/2
 π,第2のカムフォロアが7/4 π時計回りに移動
した状態である。
【図14】同上に於いて、第1のカムフォロアが4 π
,第2のカムフォロアが2 π時計回りに移動した状態
であって、8の字振盪の1周期を完了した状態である。
【図15】第1実施例に於ける振盪台平面図である。
【図16】同上、右側面図である。
【図17】第1実施例に於ける切換板平面図である。
【図18】同上、右側面図である。
【図19】本発明の旋回,往復,8の字振盪自在なトリ
プルシェーカーの第2実施例における旋回,往復,8の
時振盪状態時を同時に示す平面図である。
【図20】第19図VII −VII 線視縦断面図で
ある。
【図21】第2実施例に於ける切換板平面図である。
【図22】同上、右側面図である。
【図23】同上、正面図である。
【符号の説明】
1…装置基板 2…防振座 3…装置基台 4…支柱 5…モーター 6…小Vベルトプーリー 7…Vベルト 8…第1のカムフォロア 9,9′…支持軸 10…大Vベルトプーリー 11,13…タイミングプーリー 12…タイミングベルト 14…第2のカムフォロア 15…第3のカムフォロア 16…振盪台 17…作動長孔 18,18′…切換板 19…係合規制部 19′…挟込み規制部 20,20…固定駒 21,21…Y方向ガイドロッド 21′,21′…X方向ガイドロッド 22…振盪台下枠 23,23…枠板 24,24,25,25…ガイドローラー26…ガイド
凹溝 27…逃げ溝 28…作動軸ピン 29…受け板 30,30,31,31…ガイド斜面 32…逃げ孔 33,33,33′,33′…係合規制レール34…支
点軸ピン 35…切換えレバー 36…連結長孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動源により所定の有効回転半径で偏心回
    転駆動される第1のカムフォロアと、該第1のカムフォ
    ロアに対し所定の回転比率で同期偏心回転する第2のカ
    ムフォロアと、固定軸上端に空転自在に取付けた第3の
    カムフォロアと、往復振盪運動方向に直交して配設され
    るY方向ガイド手段を有する装置基板と、往復振盪運動
    方向に配設されるX方向ガイド手段を有して、旋回,8
    の字振盪時に前記Y方向滑動自在に前記Y方向ガイド手
    段に装架される振盪台下枠と、前記有効回転半径に対応
    してY方向に穿設され、前記第1のカムフォロアを嵌挿
    させる作動長孔を有して、前記X方向ガイド手段により
    X方向摺動自在に装架される振盪台と、前記第1のカム
    フォロアを前記作動長孔内で係合し得るようにした係合
    規制部と前記第2,第3のカムフォロアを摺動位置によ
    り両方無規制解放するか、片方選択的に係合する係合規
    制レールとを有して、前記振盪台に対してX方向摺動自
    在に、当該振盪台の下面に下付けされる切換板と、当該
    切換板に連繋されて、前記第1のカムフォロアと第2,
    第3のカムフォロアにそれぞれ前記係合規制部と係合規
    制レールを係合保持,叉は離脱解放させるワンタッチ外
    部操作自在な切換作動手段を備えて構成したことを特徴
    とする旋回,往復,8の字振盪自在なトリプルシェーカ
  2. 【請求項2】駆動源により所定の有効半径で偏心回転す
    る第1のカムフォロアと、当該第1のカムフォロアに対
    し所定の回転比率で同期偏心回転する第2のカムフォロ
    アと、固定軸上端に空転自在に取付けた第3のカムフォ
    ロアと、当該第1のカムフォロアと第2のカムフォロア
    のそれぞれの中心が通過交差しかつ少なくとも前記第3
    のカムフォロアの中心を通る直線に平行する往復振盪運
    動方向に直交して配設されるY方向ガイド手段を有する
    装置基台と、往復振盪運動方向に配設されるX方向ガイ
    ド手段を有して、旋回,8の字振盪時に前記Y方向滑動
    自在に前記Y方向ガイド手段に装架される振盪台下枠と
    、前記有効半径に対応してY方向に穿設され、前記第1
    のカムフォロアを嵌挿させる作動長孔を有して、前記X
    方向ガイド手段によりX方向摺動自在に装架される振盪
    台と、当該第1のカムフォロアと前記第2,第3のカム
    フォロアを摺動位置により選択的に係合する挟込み規制
    部を形成する係合規制レールを有して、前記振盪台に対
    してX方向摺動自在に、当該振盪台の下面に下付けされ
    る切換板と、当該切換板に連繋されて、前記第1のカム
    フォロアと前記第2のカムフォロアと前記第3のカムフ
    ォロアに択一的に前記係合規制レールを係合保持させる
    ワンタッチ外部操作自在な切換作動手段を備えて構成し
    たことを特徴とする旋回,往復,8の字振盪自在なトリ
    プルシェーカー
JP3100130A 1991-05-01 1991-05-01 旋回,往復,8の字振盪自在なトリプルシェーカー Expired - Lifetime JPH0681592B2 (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001024904A1 (en) * 1999-10-07 2001-04-12 Dainippon Seiki Co., Ltd. Automatic extraction apparatus, automatic concentration measuring instrument and method for extraction of component material in liquid sample
JP2002153742A (ja) * 2000-11-21 2002-05-28 Airaa Chino:Kk 振盪機
AU2005202092A1 (en) * 2005-05-17 2006-12-07 Tera Autotech Corporation Vibration mixer for simultaneous analyzer
JP2011255308A (ja) * 2010-06-09 2011-12-22 Tokyo Rika Kikai Kk 振盪機
JP7656308B1 (ja) * 2024-09-27 2025-04-03 国立研究開発法人理化学研究所 振とう装置及び培養システム

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