JPH04330752A - 原子間力顕微鏡 - Google Patents

原子間力顕微鏡

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JPH04330752A
JPH04330752A JP5148491A JP5148491A JPH04330752A JP H04330752 A JPH04330752 A JP H04330752A JP 5148491 A JP5148491 A JP 5148491A JP 5148491 A JP5148491 A JP 5148491A JP H04330752 A JPH04330752 A JP H04330752A
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JP
Japan
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cantilever
sample
displacement
probe
specimen
Prior art date
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Pending
Application number
JP5148491A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Sugihara
和佳 杉原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、試料表面の形状を原子
レベルで測定する原子間力顕微鏡に係わり、特に探針と
試料間の走査系の改良をはかった原子間力顕微鏡に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、物質間に働く力により試料表面の
二次元的な形状を観察する原子間力顕微鏡( Atom
ic Force Microscope:AFM)が
開発されている。この顕微鏡は、走査型トンネル顕微鏡
(STM)とは異なり、電気伝導性のない材料表面や有
機分子がナノメートルスケールで観察できることから、
広範な応用が期待されている。
【0003】AFMは、先端曲率半径の小さな探針をも
つ板ばね状のカンチレバー(力−変位トランスデューサ
系)と、このカンチレバーの曲がりを測定する変位測定
系とから構成される。一般に、無極性の物質表面間には
遠距離で分散力による微弱な引力(〜10−9N;中性
原子間に働く引力の典型的な大きさ)が、近距離で斥力
が働く。カンチレバーの曲がりは作用する力に比例する
ため、この曲がりを測定することによって、探針先端と
これに数nm以内に近接する試料面間に働く微弱で局所
的な力を検出することが可能となる。
【0004】さらに、試料を走査することにより、試料
面の力の二次元的情報が得られる。STMと同様にして
、この力(即ちレバーの曲がり)を一定にするように試
料の位置を制御しながら、試料を走査することで、表面
の微視的形状もまた知ることができる。
【0005】力の検出部には、微細な金属箱(線)やS
iO2 膜,Si3 N4 膜を用いた薄膜状のカンチ
レバーが使用されている。変位の検出感度を0.1 n
mとすると、10−9Nの力を検出するためには、弾性
定数は10N/m以下の柔らかいばねでなければならな
い。また、走査系の掃引周波数と防振の点からカンチレ
バーの共振周波数を低くすることはできない。
【0006】この一見相反する条件を満足させるには、
カンチレバーを極力小さく作る必要がある。現状では、
微細加工技術を用いて、Si基板上に弾性定数=0.1
〜1N/m、共振周波数=10k〜100kHz のS
iO2 ,Si2 N4 ,Siなどで作られたV字型
のAFM用レバーが開発されている。また、変位測定系
はサブノメートルの分解能をもつ必要があり、現状では
STM、レーザ干渉法、光てこ法などが用いられている
【0007】しかしながら、この種のAFMにあっては
次のような問題があった。即ち、ウェハ上に形成された
SiO2 などの酸化膜面形状を観察する際には、装置
構成上の問題から必ずウェハから切り出された試料片が
使われ、ウェハを非破壊で観察することはできない。こ
れは、例えば6インチウェハを載置してそれを走査する
XYZ駆動系は、小試料片を走査するXYZ駆動系に比
べて質量が極めて増大してしまうため、原子レベルの測
定分解能を保証するだけの剛性(固有振動数)が確保で
きないためである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように従来、AF
Mを用いて試料の表面形状を観察するには、試料を小片
に切り出す必要があり、試料の非破壊検査は困難であっ
た。
【0009】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、試料を破壊して小さな
試料片を作る必要はなく、試料そのままを原子レベルで
表面観察することのできる原子間力顕微鏡を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の骨子は、試料を
XY方向に駆動する代わりに、カンチレバーをZ方向と
共にXY方向に駆動することにある。
【0011】即ち本発明は、先端曲率半径の小さな探針
を持つカンチレバーと、このカンチレバーに近接して設
置され該カンチレバーの変位を測定する変位測定機構と
、カンチレバーの探針を試料の表面に対して水平及び垂
直方向に変位させるXYZ駆動機構とを具備した原子間
力顕微鏡であり、試料の表面に探針を接触又は近接させ
て該探針を走査することにより、試料の表面形状を原子
レベルで測定することを特徴としている。また、本発明
の望ましい実施態様としては、次のものがあげられる。 (1) カンチレバー及び変位測定機構の最も低い固有
振動数を、XYZ駆動機構の探針走査周波数より高くす
ること。 (2) 探針と試料の接触の制御法として、探針が試料
から一定の力を受けるように制御すること。 (3) カンチレバー及び変位測定機構を、マイクロフ
ァブリケーションプロセスを用いて作製すること。
【0012】
【作用】本発明によれば、カンチレバー及び変位測定機
構を互いに各々の支持部で相対変位を生じることなく両
者を固定し、これをXYZ駆動系の一部に取付けること
により、カンチレバー及び変位測定機構は、これらの固
有振動数よりも十分低い走査周波数を持つXYZ駆動系
により駆動される。そして、試料面上でカンチレバーを
走査しても表面の微視的形状を知ることができるように
なる。
【0013】また、XYZ駆動系の剛性(固有振動数)
は、カンチレバー及び変位測定機構の大きさにより決ま
るため、試料の大きさには関係がない。従って、大きな
試料でも原子レベルの測定分解能を保証するに十分な剛
性を確保することができる。即ち、従来のように試料を
小片に切り出す必要はなく、非破壊で試料面の微視的形
状を観察することが可能となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の詳細を図示の実施例によって
説明する。
【0015】図1は本発明の第1の実施例に係わる原子
間力顕微鏡を示す概略構成図、図2はその要部構成を拡
大して示す図である。図中3は円筒型の圧電素子からな
るXYZ駆動機構であり、3方向への変位が可能になっ
ている。2は変位測定機構としてのSTM用の変位発生
素子で、その先端にSTM探針2aが取付けられている
。また、1はAFMカンチレバーで、その先端にAFM
探針1aが取付けられている。
【0016】STM用変位発生素子2とAFMカンチレ
バー1は、STM探針2aがAFM探針1aの真上に来
るようにして、その支持部が相対変位することのないよ
うに強固に固定されており、さらにこれら全体がXYZ
駆動機構3の先端で電極が設けられていない部分10に
強固に固定されている。XYZ駆動機構3の他端は、取
付板4に接着などで固定され、取付板4の一方に設けら
れたネジ5とナット6によりハウジング7に固定されて
いる。
【0017】ハウジング7の下端には足8が3個取付け
られ、これによってハウジング7が試料11上に支持さ
れる。3個の足8のうち一つは、例えば積層圧電素子か
らなる調整機構9に取付けられており、AFM探針1a
とウェハ等の試料11の表面との間隔を調整できるよう
になっている。また、試料11は、ステージ12上に載
置されている。
【0018】なお、図中13はXYZ駆動機構3に駆動
電圧を印加するための高圧アンプ、14はSTM用変位
発生素子2を駆動するためのコントローラ、15はST
Mのトンネル電流を検出する検出器、16は検出器出力
が一定となるようにXYZ駆動機構3のZ駆動電圧を制
御するフィードバックコントローラ、20はコンピュー
タ、21はA/D変換器、22,23はD/A変換器を
示している。
【0019】XYZ駆動機構3は、図3に示すように、
円筒型の圧電素子からなるもので、その外側にXYZの
3電極(3x,3y,3z)が設けられ、内側に接地電
極3gが設けられている。そして、これらの電極に電圧
を印加することによって、XY方向(水平方向)及びZ
方向(垂直方向)への変位が可能になっている。
【0020】AFMカンチレバー1及びSTM用変位発
生素子2は、XYZ駆動機構3の走査周波数よりも各々
の固有振動数が十分に高くなければならないので、半導
体素子製造プロセスを使ったいわゆる“マイクロファブ
リケーション”によって極めて小型に一体構造で作られ
る。
【0021】例えば、AFMカンチレバー1に関しては
、文献(T.R. Albrecht etal,スタ
ンフォード大レポート,August 1989 )に
あるように、SiO2 ,Si2 N4 ,Siなどを
用いてV字型に形成する。トンネル電流検出のためには
、カンチレバー1に導電性を持たせる必要があり、この
ためにはSiに不純物をドーピングしたり、導電膜を薄
く蒸着すればよい。また、カンチレバー1を導電膜で形
成してもよい。
【0022】また、STM用変位発生素子2に関しては
、例えば文献(S.Akawine etal,スタン
フォード大レポート,June 1989)にあるよう
に、図4に示すように、共通電極43を挟んで圧電板4
1,42を接着し、さらに圧電板41の表面側にストラ
イプ状に分割された3つの電極44をそれぞれ設け、同
様に圧電板42の表面側に同様に電極45を設けて構成
する。この場合、電圧を印加する電極を選択することに
より、XYZ方向の駆動が可能となる。なお、図中46
はSi基板、47はパッド、48はリード線を示してい
る。
【0023】このように小型のカンチレバー1、STM
用変位発生素子2を使用すると、これらの固有振動数は
XYZ駆動機構3の走査周波数(通常は1KHz 以下
)に比べて10KHz 以上と大幅に高くすることがで
きる。従って、XYZ駆動機構3の走査によってAFM
カンチレバー1やSTM用変位発生素子2が振動される
ことはない。
【0024】また、XYZ駆動機構3は、試料11より
も十分に小さいAFMカンチレバー1,STM用変位発
生素子2を駆動するものであることから、試料11を駆
動するものと比べてその剛性(固有振動数)を十分大き
くすることができる。即ち、本実施例のXYZ駆動機構
3は、試料11の大きさに関係なく、原子レベルの測定
分解能を保証するに十分な剛性を確保することができる
。次に、このように構成された原子間力顕微鏡の動作に
ついて説明する。
【0025】まず、ハウジング7を試料11面上に載置
する。次いで、図4に示すようなSTM用変位発生素子
2の各電極にコントローラ14を使って電圧を印加し、
探針先端の位置を制御してSTM探針2aをカンチレバ
ー裏面に近接させトンネル領域に入れる。この状態を保
持して調整機構9を使って、AFM探針1aが斥力を受
けて変形するまで試料11に近づける。カンチレバー1
の変位は検出器15によって検出される。検出器15か
らの出力信号はフィードバックコントローラ16に入り
、フィードバックコントローラ16はカンチレバー1の
変位が常に一定になる様に圧電素子3のZ方向の動きを
制御する。
【0026】この状態でコンピュータ20はXYZ駆動
機構3を駆動して、カンチレバー1をX,Y方向に走査
させる。このとき、AFM探針1aは試料11から一定
の斥力を受ける様な軌跡に沿って(要するに試料11表
面に接触しながら)動いてゆく。AFMカンチレバー1
の走査と同時にXYZ駆動機構3のZ方向電極への印加
電圧の大きさがA/D変換器21によって測定され、コ
ンピュータ20によってモニターされる。そして、この
電圧の分布をコンピュータ20によって表示することに
より、試料11表面の形状を調べることができる。
【0027】このように本実施例によれば、試料11側
をXY方向に走査するのではなく、AFMカンチレバー
1及びSTM用変位発生機構2をXYZ駆動機構3によ
りXY方向に走査しているので、試料11の大きさに関
係なしに駆動系の剛性を十分に大きくすることができる
。また、カンチレバー1及びSTM用変位発生機構2は
XYZ駆動機構3に比して十分小さいものであり、これ
らの固有振動数をXYZ駆動機構3の走査周波数よりも
十分高くすることができる。このため、XYZ駆動機構
3の走査によって、カンチレバー1やSTM用変位発生
機構2が励振されることはない。従って、試料11の表
面形状を原子レベルで測定することができ、またウェハ
等の試料11を小片に切り出す必要はなく、試料11を
非破壊で検査することができる。図5は、本発明の第2
の実施例の要部構成を示す斜視図である。なお、図3と
同一部分には同一符号を付して、その詳しいは説明は省
略する。
【0028】円筒型圧電素子からなるXYZ駆動機構3
の一端には、先の実施例と同様に、AFMカンチレバー
1が取付けられている。カンチレバー1の探針1aの裏
面真上には、2本の細い(直径約10μm)光ファイバ
ー50がその先端付近を固定板51によって固定され、
その一端がXYZ駆動機構3の電極のない部分10に強
固に、例えば接着固定されている。これによって、カン
チレバー支持部と光ファイバー端部とは相対変位が起き
ないようになっている。
【0029】XYZ駆動機構3の他の一端では、光ファ
イバー50が固定板52によって同様に固定され、固定
板52はばね状の連結体53によってXYZ駆動機構3
に固定されている。この部分が自由に動くことによって
、XYZ駆動機構3が変位してもファイバー50に無理
な力が働かないようになっている。
【0030】この方式によるカンチレバー1の変位の測
定は以下のように行われる。図6に示すように、2本の
光ファイバー50のうち1本の光ファイバー50aから
カンチレバー1に背面に光を放射する。放射された光が
カンチレバー1背面で反射すると、その一部は他の光フ
ァイバー50bに入射する。この際に入射する光の量は
、光ファイバー50の前面とカンチレバー1との間隔に
よって変化する。カンチレバー1の変位が微小であれば
光量と前記間隔は比例するため、この光量を測定するこ
とによってカンチレバー1の変位を測定することができ
る。
【0031】本実施例では、変位測定機構を極めて剛性
高く構成できるので、この測定機構の固有振動数をXY
Z駆動機構3の走査周波数に比べて十分に高くすること
ができる。従って、XYZ駆動機構3が変位しても(走
査されても)、カンチレバー1と光ファイバー50の端
部の固定板51との間で相対振動を起こさずに、カンチ
レバー1の変位を測定することができる。
【0032】なお、本発明は上述した各実施例に限定さ
れるものではない。実施例では、マイクロファブリケー
ションにより作成したカンチレバーを使用し、STMや
光ファイバーにより変位測定を行っているが、他のタイ
プのカンチレバー(力/変位変換器)、さらには他の方
式の変位測定機構を採用してもよい。即ち、カンチレバ
ーは10−8〜10−9N程度の測定分解能を持ち、し
かもその固有振動数がXYZ駆動機構の走査周波数より
も十分に高ければよい。その他、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲で、種々変形して実施することができる。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、試
料をXY方向に駆動する代わりに、XYZ駆動機構によ
りカンチレバーをZ方向と共にXY方向に駆動している
ので、試料の大きさに係わらずXYZ駆動機構の剛性を
十分大きくすることができる。従って、試料を破壊して
小さな試料片を作る必要はなく、ウェハ等の大きな試料
でも非破壊でその表面形状を測定することが可能となる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係わる原子間力顕微鏡
を示す概略構成図、
【図2】第1の実施例のSTM部及びAFM部を拡大し
て示す図、
【図3】第1の実施例のXYZ駆動機構を拡大して示す
斜視図、
【図4】第1の実施例のSTM用変位発生素子を拡大し
て示す斜視図、
【図5】本発明の第2の実施例の要部構成を示す斜視図
【図6】第2の実施例における変位測定方法を説明する
ための模式図。
【符号の説明】
1…AFMカンチレバー、 1a…AFM探針、 2…STM用変位発生機構、 2a…STM探針、 3…XYZ駆動機構、 3x,3y,3z,3g…電極、 7…ハウジング、 9…調整機構、 11…試料、 13…高圧アンプ、 14…コントローラ、 15…検出器、 16…フィードバックコントローラ、 20…コンピュータ、 50…光ファイバー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端曲率半径の小さな探針を持つカンチレ
    バーと、このカンチレバーに近接して設置され該カンチ
    レバーの変位を測定する変位測定機構と、前記カンチレ
    バーの探針を試料の表面に対して水平及び垂直方向に変
    位させるXYZ駆動機構とを具備してなり、前記試料の
    表面に探針を接触又は近接させて該探針を走査すること
    により、試料の表面形状を測定することを特徴とする原
    子間力顕微鏡。
JP5148491A 1991-03-15 1991-03-15 原子間力顕微鏡 Pending JPH04330752A (ja)

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