JPH04331246A - ガスバリヤー性材料及び該材料を用いた容器用基材 - Google Patents
ガスバリヤー性材料及び該材料を用いた容器用基材Info
- Publication number
- JPH04331246A JPH04331246A JP3106692A JP10669291A JPH04331246A JP H04331246 A JPH04331246 A JP H04331246A JP 3106692 A JP3106692 A JP 3106692A JP 10669291 A JP10669291 A JP 10669291A JP H04331246 A JPH04331246 A JP H04331246A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas barrier
- moisture
- polymer
- barrier material
- barrier properties
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高度のガスバリヤー性
、特に高度の酸素ガスバリヤー性を有するガスバリヤー
性材料および該材料を用いた容器用基材に関するもので
ある。
、特に高度の酸素ガスバリヤー性を有するガスバリヤー
性材料および該材料を用いた容器用基材に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】今日、牛乳、ジュース類などの液体食品
容器として、紙と合成樹脂とを組み合わせたいわゆる“
カートン”が多用されているが、特に長期間の保存を必
要とする商品や酸化変質しやすい商品では、高酸素ガス
バリヤー性を有するカートンが必要とされるため、アル
ミニウム箔が酸素ガスバリヤー材料として使用されてい
る。また、冷凍食品やインスタント食品等の容器におい
ても、風味を保持するためにアルミニウム箔が一般に使
用されている。
容器として、紙と合成樹脂とを組み合わせたいわゆる“
カートン”が多用されているが、特に長期間の保存を必
要とする商品や酸化変質しやすい商品では、高酸素ガス
バリヤー性を有するカートンが必要とされるため、アル
ミニウム箔が酸素ガスバリヤー材料として使用されてい
る。また、冷凍食品やインスタント食品等の容器におい
ても、風味を保持するためにアルミニウム箔が一般に使
用されている。
【0003】しかし乍ら、近年、使用後の焼却時にアル
ミニウム箔が焼却炉に残渣として残ることが問題視され
てきた。また、アルミニウム箔は製造時に多大の電力を
必要とするため、省エネルギーの観点からも問題を含ん
でいる。そこで、アルミニウム箔を使用せずに、高酸素
ガスバリヤー性を達成するために種々の提案がなされて
いる。
ミニウム箔が焼却炉に残渣として残ることが問題視され
てきた。また、アルミニウム箔は製造時に多大の電力を
必要とするため、省エネルギーの観点からも問題を含ん
でいる。そこで、アルミニウム箔を使用せずに、高酸素
ガスバリヤー性を達成するために種々の提案がなされて
いる。
【0004】例えば、エチレン−ビニルアルコール共重
合体系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂な
どの高分子系酸素ガスバリヤー材を使用することは勿論
であるが、これらを変性したり、カートンの構成要素の
一つとして防湿層を設け、これらの酸素ガスバリヤー材
のバリヤー効果の低下を防止したり、またバリヤー効果
を更に高めるために、脱酸素剤、酸素吸収剤の配合を行
う、などである。
合体系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂な
どの高分子系酸素ガスバリヤー材を使用することは勿論
であるが、これらを変性したり、カートンの構成要素の
一つとして防湿層を設け、これらの酸素ガスバリヤー材
のバリヤー効果の低下を防止したり、またバリヤー効果
を更に高めるために、脱酸素剤、酸素吸収剤の配合を行
う、などである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これまで実用化あるい
は提案されている高酸素ガスバリヤー性液体容器用基材
は多層複合材料の形をとり、バリヤー層は熱溶融押出(
共押出を含む)の形で形成されるか、一度フィルム化さ
れた後に貼合わせの工程を経るものが一般的である。
は提案されている高酸素ガスバリヤー性液体容器用基材
は多層複合材料の形をとり、バリヤー層は熱溶融押出(
共押出を含む)の形で形成されるか、一度フィルム化さ
れた後に貼合わせの工程を経るものが一般的である。
【0006】バリヤー層が熱溶融押出で形成される場合
は、熱可塑性樹脂に種々の配合物(脱酸素剤、酸素吸収
剤など)を混合して熱溶融押出した時の熱履歴が問題と
なるため、配合物は耐熱性が必要となり、配合物の種類
はおのずから限定されることになる。
は、熱可塑性樹脂に種々の配合物(脱酸素剤、酸素吸収
剤など)を混合して熱溶融押出した時の熱履歴が問題と
なるため、配合物は耐熱性が必要となり、配合物の種類
はおのずから限定されることになる。
【0007】また、バリヤー材を一度フィルム化した後
貼合わせる場合には、フィルムに傷が付いたり、ピンホ
ールができないように注意する必要があり、フィルムの
加工上および取り扱い上の問題がある。
貼合わせる場合には、フィルムに傷が付いたり、ピンホ
ールができないように注意する必要があり、フィルムの
加工上および取り扱い上の問題がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らはかかる実情
に鑑み上記問題点を解決するべく鋭意研究の結果、本発
明を完成した。即ち、本発明の第1は、ガスバリヤー性
を有する高分子物質を防湿性プラスチックフィルムに塗
工したことを特徴とするガスバリヤー性材料を、本発明
の第2は、上記のガスバリヤー性材料を用いたことを特
徴とする容器用基材をそれぞれ内容とするものである。
に鑑み上記問題点を解決するべく鋭意研究の結果、本発
明を完成した。即ち、本発明の第1は、ガスバリヤー性
を有する高分子物質を防湿性プラスチックフィルムに塗
工したことを特徴とするガスバリヤー性材料を、本発明
の第2は、上記のガスバリヤー性材料を用いたことを特
徴とする容器用基材をそれぞれ内容とするものである。
【0009】本発明に用いられるガスバリヤー性を有す
る高分子物質とは、水又は溶剤に溶解し、塗工できるも
のを指し、例えば、ポリビニルアルコール系樹脂、エチ
レン−ビニルアルコール共重合体系樹脂、多糖類などが
好ましく、これらは単独又は2種以上組み合わせて用い
られる。
る高分子物質とは、水又は溶剤に溶解し、塗工できるも
のを指し、例えば、ポリビニルアルコール系樹脂、エチ
レン−ビニルアルコール共重合体系樹脂、多糖類などが
好ましく、これらは単独又は2種以上組み合わせて用い
られる。
【0010】ポリビニルアルコール系樹脂としては、鹸
化度95%以上で重合度が200〜3,000の範囲の
ものが好適であり、特に高い耐水・耐湿性を要求される
場合にはメチロール基変性の架橋タイプのポリビニルア
ルコール樹脂が好適である。
化度95%以上で重合度が200〜3,000の範囲の
ものが好適であり、特に高い耐水・耐湿性を要求される
場合にはメチロール基変性の架橋タイプのポリビニルア
ルコール樹脂が好適である。
【0011】エチレン−ビニルアルコール系樹脂として
は、エチレン含量が20〜40重量%、鹸化度85%以
上のものが好適である。
は、エチレン含量が20〜40重量%、鹸化度85%以
上のものが好適である。
【0012】多糖類としては、でんぷん、グリコーゲン
、セロファン、マンナン、グルコマンナン、ペクチン、
ガラクタン、アラビアゴム、イヌリン、デキストリン、
アルギン酸、カラギーナンなどが使用できる。
、セロファン、マンナン、グルコマンナン、ペクチン、
ガラクタン、アラビアゴム、イヌリン、デキストリン、
アルギン酸、カラギーナンなどが使用できる。
【0013】本発明において、特に酸素ガスバリヤー性
を目的とする場合は還元剤を併用することが好ましい。 本発明に用いられる還元剤としては、無機、有機の還元
剤、脱酸素剤、酸素吸収剤、酸化防止剤、抗酸化物があ
り、具体的には、鉄粉、第一鉄塩、トコフェロール類、
コエンザイムQ、没食子酸、フェノール系酸化防止剤(
BHT、BHAなど)、高分子型フェノール系酸化防止
剤(イルガノックス1010など)、アスコルビン酸及
びその塩、グルコース、ソルビトール、マンニトール、
メチオニン、タンニン酸、尿酸、クエン酸、フラボノイ
ド(カテキンなど)、多価フェノール系ポリマーなどが
挙げられる。
を目的とする場合は還元剤を併用することが好ましい。 本発明に用いられる還元剤としては、無機、有機の還元
剤、脱酸素剤、酸素吸収剤、酸化防止剤、抗酸化物があ
り、具体的には、鉄粉、第一鉄塩、トコフェロール類、
コエンザイムQ、没食子酸、フェノール系酸化防止剤(
BHT、BHAなど)、高分子型フェノール系酸化防止
剤(イルガノックス1010など)、アスコルビン酸及
びその塩、グルコース、ソルビトール、マンニトール、
メチオニン、タンニン酸、尿酸、クエン酸、フラボノイ
ド(カテキンなど)、多価フェノール系ポリマーなどが
挙げられる。
【0014】これらは1種又は2種以上併用して、更に
鉄、コバルト、ニッケル、銅などの遷移金属の無機或い
は有機酸塩と組み合わせて、より有効に用いられる。
鉄、コバルト、ニッケル、銅などの遷移金属の無機或い
は有機酸塩と組み合わせて、より有効に用いられる。
【0015】本発明に用いられる防湿性プラスチックフ
ィルムとしては、優れた防湿性とヒートシール性を有す
るポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、
変性ポリオレフィン、ポリエステル等のフィルムが好適
である。
ィルムとしては、優れた防湿性とヒートシール性を有す
るポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、
変性ポリオレフィン、ポリエステル等のフィルムが好適
である。
【0016】ガスバリヤー性材料の作製は、ガスバリヤ
ー性を有する高分子物質を溶液状に調整し、防湿性プラ
スチックフィルムに塗工した後溶媒を乾燥することによ
って達成される。塗工はロールコーター、バーコーター
などを用いて行われ、またディッピングによる含浸塗工
も用いることができる。尚、塗工に先立って、防湿性プ
ラスチックフィルムの塗工されるべき面に、必要に応じ
てアンカーコート剤処理等の接着増強のための表面処理
を行っても差支えない。また、塗工は単層のみでなく複
層も含み、例えば還元剤を配合したガスバリヤー層と還
元剤を含まないガスバリヤー層とを2層に形成しても差
し支えない。
ー性を有する高分子物質を溶液状に調整し、防湿性プラ
スチックフィルムに塗工した後溶媒を乾燥することによ
って達成される。塗工はロールコーター、バーコーター
などを用いて行われ、またディッピングによる含浸塗工
も用いることができる。尚、塗工に先立って、防湿性プ
ラスチックフィルムの塗工されるべき面に、必要に応じ
てアンカーコート剤処理等の接着増強のための表面処理
を行っても差支えない。また、塗工は単層のみでなく複
層も含み、例えば還元剤を配合したガスバリヤー層と還
元剤を含まないガスバリヤー層とを2層に形成しても差
し支えない。
【0017】上記の如くして得られたガスバリヤー性材
料は液体容器、冷凍食品容器等のガスバリヤー、特に酸
素ガスバリヤー性を要求される各種容器基材に広く用い
られる。
料は液体容器、冷凍食品容器等のガスバリヤー、特に酸
素ガスバリヤー性を要求される各種容器基材に広く用い
られる。
【0018】本発明のガスバリヤー性材料を用いた液体
容器用基材の基体態様の一例を図1に示す。図1におい
て、ガスバリヤー性を有する高分子物質塗工層1と防湿
性プラスチックフィルム2とからなるガスバリヤー性材
料Aは、液体容器基紙3とは接着層4により一体化され
、防湿性プラスチックフィルム2は接液面側樹脂層を形
成している。5は外面側樹脂層であり、防湿性及びヒー
トシール性に優れた樹脂が用いられる。
容器用基材の基体態様の一例を図1に示す。図1におい
て、ガスバリヤー性を有する高分子物質塗工層1と防湿
性プラスチックフィルム2とからなるガスバリヤー性材
料Aは、液体容器基紙3とは接着層4により一体化され
、防湿性プラスチックフィルム2は接液面側樹脂層を形
成している。5は外面側樹脂層であり、防湿性及びヒー
トシール性に優れた樹脂が用いられる。
【0019】ガスバリヤー性材料Aと液体容器基紙3と
の貼り合わせについては、図1に示すごとく液体容器基
紙3に接着層4を介して、ガスバリヤー性性材料Aを貼
り合わせる方法が好ましい。
の貼り合わせについては、図1に示すごとく液体容器基
紙3に接着層4を介して、ガスバリヤー性性材料Aを貼
り合わせる方法が好ましい。
【0020】また、貼り合わせ加工法はドライラミネー
ト、ウエットラミネート、押出ラミネートなどが適用で
きるが、特に押出ラミネートが残溶剤や残水分などを考
慮する必要がないので好適である。この時、バリヤー性
材料との接着力を向上させるために、バリヤー性材料側
に必要に応じてアンカーコート剤処理を行っても差し支
えない。
ト、ウエットラミネート、押出ラミネートなどが適用で
きるが、特に押出ラミネートが残溶剤や残水分などを考
慮する必要がないので好適である。この時、バリヤー性
材料との接着力を向上させるために、バリヤー性材料側
に必要に応じてアンカーコート剤処理を行っても差し支
えない。
【0021】接着層の材料としては、押出ラミネート方
法の場合は押出ラミネート可能な樹脂であれば特に制限
なく、例えばポリエチレン系樹脂,ポリプロピレン系樹
脂,ポリエステル系樹脂,ポリアミド系樹脂などが挙げ
られ、これらは単独又は2種以上組み合わせて用いられ
る。
法の場合は押出ラミネート可能な樹脂であれば特に制限
なく、例えばポリエチレン系樹脂,ポリプロピレン系樹
脂,ポリエステル系樹脂,ポリアミド系樹脂などが挙げ
られ、これらは単独又は2種以上組み合わせて用いられ
る。
【0022】
【実施例】以下、本発明を実施例および比較例を挙げて
更に詳細に説明するが、これらは本発明を限定するもの
ではない。
更に詳細に説明するが、これらは本発明を限定するもの
ではない。
【0023】実施例1
酸素ガスバリヤー性を有する高分子物質として、市販の
こんにゃく粉“精粉”(主成分:グルコマンナン)を用
い、固形分2重量%ののり状の水溶液を調整した。一方
、防湿性プラスチックフィルムとして、市販ポリエチレ
ンフィルム(厚さ:40μm)を用意し、予めエチレン
−酢酸ビニル系アンカーコート剤「セイカダイン570
B)(大日精化工業株式会社製)を0.1g/m2(固
形分)塗工した後、前記水溶液を28g/m2(固形分
)塗工、乾燥した。次いで、この層の上にポリエチレン
イミン系アンカーコート剤「トヨバイン210K」(東
ソー株式会社製)を0.2g/m2(固形分)塗工した
。
こんにゃく粉“精粉”(主成分:グルコマンナン)を用
い、固形分2重量%ののり状の水溶液を調整した。一方
、防湿性プラスチックフィルムとして、市販ポリエチレ
ンフィルム(厚さ:40μm)を用意し、予めエチレン
−酢酸ビニル系アンカーコート剤「セイカダイン570
B)(大日精化工業株式会社製)を0.1g/m2(固
形分)塗工した後、前記水溶液を28g/m2(固形分
)塗工、乾燥した。次いで、この層の上にポリエチレン
イミン系アンカーコート剤「トヨバイン210K」(東
ソー株式会社製)を0.2g/m2(固形分)塗工した
。
【0024】このようにして作製したバリヤー性材料の
ポリエチレンイミン系アンカーコート剤の塗工面と、液
体容器基紙としてのミルクカートン原紙(坪量:340
g/m2;ウェアーハウザーペーパーカンパニー製)と
を押出ラミネート法で、接着層用樹脂として低密度ポリ
エチレン樹脂「ミラソン−16P」(密度:0.923
g/cm3 、MI:3.7g/10分;三井石油化学
工業株式会社製)を用いて、常法により、樹脂温度31
5℃、厚さ20μmの条件でポリサンドラミネートして
貼り合わせた。
ポリエチレンイミン系アンカーコート剤の塗工面と、液
体容器基紙としてのミルクカートン原紙(坪量:340
g/m2;ウェアーハウザーペーパーカンパニー製)と
を押出ラミネート法で、接着層用樹脂として低密度ポリ
エチレン樹脂「ミラソン−16P」(密度:0.923
g/cm3 、MI:3.7g/10分;三井石油化学
工業株式会社製)を用いて、常法により、樹脂温度31
5℃、厚さ20μmの条件でポリサンドラミネートして
貼り合わせた。
【0025】次に、貼り合わせた上記材料の原紙面側に
前記「ミラソン16P」を冷却ミラーロールを用いて同
条件で厚さ20μmの押出ラミネートを行って、液体容
器用基材を作製した。
前記「ミラソン16P」を冷却ミラーロールを用いて同
条件で厚さ20μmの押出ラミネートを行って、液体容
器用基材を作製した。
【0026】実施例2
酸素ガスバリヤー性を有する高分子物質として、グルコ
マンナン市販のこんにゃく粉“精粉”(主成分:グルコ
マンナン)を用い、固形分2重量%ののり状の水溶液(
A)を調整した。一方、酸素ガスバリヤー性を有する高
分子物質として、ポリビニルアルコール樹脂「ゴーセノ
ールAH−17(重合度:1700、鹸化度:90.0
〜98.5%、日本合成化学工業株式会社製)と、還元
剤として市販のグルコースとを重量比で85:15の割
合で混ぜ、合計固形分20重量%の水溶液(B)を調整
した。水溶液(A)と水溶液(B)を重量比で1:3の
割合で混合し、グルコマンナン0.5重量%、(ポリビ
ニルアルコール+グルコース)15重量%の水溶液(C
)を調整した。
マンナン市販のこんにゃく粉“精粉”(主成分:グルコ
マンナン)を用い、固形分2重量%ののり状の水溶液(
A)を調整した。一方、酸素ガスバリヤー性を有する高
分子物質として、ポリビニルアルコール樹脂「ゴーセノ
ールAH−17(重合度:1700、鹸化度:90.0
〜98.5%、日本合成化学工業株式会社製)と、還元
剤として市販のグルコースとを重量比で85:15の割
合で混ぜ、合計固形分20重量%の水溶液(B)を調整
した。水溶液(A)と水溶液(B)を重量比で1:3の
割合で混合し、グルコマンナン0.5重量%、(ポリビ
ニルアルコール+グルコース)15重量%の水溶液(C
)を調整した。
【0027】他方、防湿性プラスチックフィルムとして
、市販のポリエチレンフィルム(厚さ:40μm)を用
意し、予めエチレン−酢酸ビニル系アンカーコート剤「
セイカダイン570B」(大日精化工業株式会社製)を
0.1g/m2(固形分)塗工した後、前記水溶液(C
)を塗工(合計固形分:28g /m2 )、乾燥した
。次いで、この層の上にポリエチレンイミン系アンカー
コート剤「トヨバイン210K」(東ソー株式会社製)
を0.2g/m2(固形分)塗工した。
、市販のポリエチレンフィルム(厚さ:40μm)を用
意し、予めエチレン−酢酸ビニル系アンカーコート剤「
セイカダイン570B」(大日精化工業株式会社製)を
0.1g/m2(固形分)塗工した後、前記水溶液(C
)を塗工(合計固形分:28g /m2 )、乾燥した
。次いで、この層の上にポリエチレンイミン系アンカー
コート剤「トヨバイン210K」(東ソー株式会社製)
を0.2g/m2(固形分)塗工した。
【0028】このようにして作製したバリヤー性材料の
ポリエチレンイミン系アンカーコート剤の塗工面と、液
体容器基紙としてのミルクカートン原紙(坪量:340
g/m2;ウェアーハウザーペーパーカンパニー製)と
を押出ラミネート法で、接着層用樹脂として低密度ポリ
エチレン樹脂「ミラソン−16SP」(密度:0.92
3g/cm3 、MI:4.5g/10分;三井石油化
学工業株式会社製)を用いて、常法により、樹脂温度3
15℃、厚さ20μmの条件でポリサンドラミネートし
て貼り合わせた。
ポリエチレンイミン系アンカーコート剤の塗工面と、液
体容器基紙としてのミルクカートン原紙(坪量:340
g/m2;ウェアーハウザーペーパーカンパニー製)と
を押出ラミネート法で、接着層用樹脂として低密度ポリ
エチレン樹脂「ミラソン−16SP」(密度:0.92
3g/cm3 、MI:4.5g/10分;三井石油化
学工業株式会社製)を用いて、常法により、樹脂温度3
15℃、厚さ20μmの条件でポリサンドラミネートし
て貼り合わせた。
【0029】次に、貼り合わせた上記材料の原紙面側に
、外面側樹脂として前記「ミラソン−16SP」を冷却
ミラーロールを用いて同条件で厚さ20μmの押出ラミ
ネートを行って、液体容器用基材を作製した。
、外面側樹脂として前記「ミラソン−16SP」を冷却
ミラーロールを用いて同条件で厚さ20μmの押出ラミ
ネートを行って、液体容器用基材を作製した。
【0030】比較例1
実施例1において、酸素ガスバリヤー性を有する高分子
物質を用いなかった他は、実施例1と同様にして液体容
器用基材を作製した。
物質を用いなかった他は、実施例1と同様にして液体容
器用基材を作製した。
【0031】上記実施例1、2及び比較例1で作製した
液体容器用基材の酸素ガス透過度を、株式会社東洋精機
製作所製のガス透過度測定機を使用し、ASTM−D−
1434M−CIに準拠して測定した結果は下記の通り
である。 酸素ガス透過度(cc/m2 ・24hrs ・atm
)実施例1 1.
5実施例2 0.
9比較例1 43
0
液体容器用基材の酸素ガス透過度を、株式会社東洋精機
製作所製のガス透過度測定機を使用し、ASTM−D−
1434M−CIに準拠して測定した結果は下記の通り
である。 酸素ガス透過度(cc/m2 ・24hrs ・atm
)実施例1 1.
5実施例2 0.
9比較例1 43
0
【0032】次に、液体容器用基材のヒートシール性
を容器外面側と接液面側および接液面側同士で調べたが
、良好であり、液体容器製缶上全く問題ないことが確認
された。
を容器外面側と接液面側および接液面側同士で調べたが
、良好であり、液体容器製缶上全く問題ないことが確認
された。
【0033】
【発明の効果】本発明のガスバリヤー性材料は、熱溶融
成形によってではなく、単にガスバリヤー性を有する高
分子物質を防湿性プラスチックフィルムに塗工してなる
ため、ガスバリヤー材および配合物(還元剤など)の耐
熱性は全く問題とならない。
成形によってではなく、単にガスバリヤー性を有する高
分子物質を防湿性プラスチックフィルムに塗工してなる
ため、ガスバリヤー材および配合物(還元剤など)の耐
熱性は全く問題とならない。
【0034】さらに、本発明においては防湿性プラスチ
ックフィルムが補強材となるので、通常フィルム化不可
能又は困難な、或いはフィルム化できても取り扱いや使
用が困難なガスバリヤー性物質でも使用可能となる。
ックフィルムが補強材となるので、通常フィルム化不可
能又は困難な、或いはフィルム化できても取り扱いや使
用が困難なガスバリヤー性物質でも使用可能となる。
【0035】尚、本発明はガスバリヤー、特に酸素ガス
バリヤー性を中心に説明したが、該材料を用いた容器用
基材は水分のバリヤーの他、食品の水分、呈味成分、香
味成分などの容器外への逃散を防止し風味の保持などに
も有効であることは勿論である。
バリヤー性を中心に説明したが、該材料を用いた容器用
基材は水分のバリヤーの他、食品の水分、呈味成分、香
味成分などの容器外への逃散を防止し風味の保持などに
も有効であることは勿論である。
【図1】本発明のガスバリヤー性材料を用いた容器用基
材の実施例を示す概略断面図である。
材の実施例を示す概略断面図である。
1 ガスバリヤー性を有する高分子物質の塗工層2
防湿性プラスチックフィルム 3 液体容器基紙 4 接着層 5 外面側樹脂層
防湿性プラスチックフィルム 3 液体容器基紙 4 接着層 5 外面側樹脂層
Claims (4)
- 【請求項1】 ガスバリヤー性を有する高分子物質を
防湿性プラスチックフィルムに塗工したことを特徴とす
るガスバリヤー性材料。 - 【請求項2】 ガスバリヤー性を有する高分子物質が
、ポリビニルアルコール系樹脂、エチレン−ビニルアル
コール共重合体系樹脂、および多糖類から選ばれる少な
くとも1種からなる請求項1記載のガスバリヤー性材料
。 - 【請求項3】 ガスバリヤー性を有する高分子物質が
還元剤を含有してなる請求項1記載のガスバリヤー性材
料。 - 【請求項4】 請求項1〜3記載のガスバリヤー性材
料を用いたことを特徴とする容器用基材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3106692A JPH04331246A (ja) | 1991-04-10 | 1991-04-10 | ガスバリヤー性材料及び該材料を用いた容器用基材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3106692A JPH04331246A (ja) | 1991-04-10 | 1991-04-10 | ガスバリヤー性材料及び該材料を用いた容器用基材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04331246A true JPH04331246A (ja) | 1992-11-19 |
Family
ID=14440093
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3106692A Withdrawn JPH04331246A (ja) | 1991-04-10 | 1991-04-10 | ガスバリヤー性材料及び該材料を用いた容器用基材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04331246A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000005306A1 (en) * | 1998-07-22 | 2000-02-03 | Goyo Paper Working Co., Ltd. | Water-dispersible hot-melt composition, moistureproof paper made using the same, and process for producing the same |
| US6303199B1 (en) | 1998-06-03 | 2001-10-16 | Kuraray Co., Ltd. | Coating agent for film, laminate and method for producing it |
| JP2001334600A (ja) * | 2000-03-23 | 2001-12-04 | Toppan Printing Co Ltd | ガスバリア材 |
| JP2001341249A (ja) * | 2000-03-27 | 2001-12-11 | Japan Polyolefins Co Ltd | クリーンな押出積層体およびその製造方法ならびに該押出積層体を用いた容器 |
| WO2004083286A1 (en) * | 2003-03-21 | 2004-09-30 | Xylophane Ab | Polymeric film or coating comprising hemicellulose |
| JP2010503565A (ja) * | 2006-09-15 | 2010-02-04 | ザ・コカ−コーラ・カンパニー | ガスバリア性を向上させた多層容器 |
-
1991
- 1991-04-10 JP JP3106692A patent/JPH04331246A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6303199B1 (en) | 1998-06-03 | 2001-10-16 | Kuraray Co., Ltd. | Coating agent for film, laminate and method for producing it |
| WO2000005306A1 (en) * | 1998-07-22 | 2000-02-03 | Goyo Paper Working Co., Ltd. | Water-dispersible hot-melt composition, moistureproof paper made using the same, and process for producing the same |
| JP2001334600A (ja) * | 2000-03-23 | 2001-12-04 | Toppan Printing Co Ltd | ガスバリア材 |
| JP2001341249A (ja) * | 2000-03-27 | 2001-12-11 | Japan Polyolefins Co Ltd | クリーンな押出積層体およびその製造方法ならびに該押出積層体を用いた容器 |
| WO2004083286A1 (en) * | 2003-03-21 | 2004-09-30 | Xylophane Ab | Polymeric film or coating comprising hemicellulose |
| US7427643B2 (en) | 2003-03-21 | 2008-09-23 | Xylophane Aktiebolag | Polymeric film or coating comprising hemicellulose |
| JP2010503565A (ja) * | 2006-09-15 | 2010-02-04 | ザ・コカ−コーラ・カンパニー | ガスバリア性を向上させた多層容器 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR950012792B1 (ko) | 쥬스 포장용의 개량된 비-포일 조성물 구조물 | |
| CN100506526C (zh) | 自排气聚合物薄膜及其制造方法 | |
| ES2210302T3 (es) | Estructuras de pelicula con efecto barrera. | |
| FI89146C (fi) | Laminatfoerpackning foer eteriska oljor och eller smakaemnen innehaollande vaetskor innefattande papper- och polykarbonatskikten | |
| JP2023535540A (ja) | 耐熱性リサイクル可能レトルト包装 | |
| JP2003502180A (ja) | 少なくとも1つのポリマー/ナノクレイ複合層を含む多層樹脂/紙ラミネート構造体およびそれによって製造されたパッケージング材料 | |
| CA2069842C (en) | Process for producing liquid-container material | |
| JP3089045B2 (ja) | ガスバリヤー性材料を用いた容器用基材 | |
| US6117538A (en) | Deoxidizing multilayered body and method or manufacturing the same | |
| JPH04331246A (ja) | ガスバリヤー性材料及び該材料を用いた容器用基材 | |
| JP4534658B2 (ja) | ガスバリアフィルム積層体 | |
| JPS62119038A (ja) | 内部バリヤ−層を有する容器 | |
| JP7847474B2 (ja) | 耐アルコール性包材用ラミネートフィルム及びその製造方法、耐アルコール性包装体 | |
| US20050158530A1 (en) | Composite material for light-, gas- and liquid-tight heat-sealing packagings | |
| JP6648806B2 (ja) | 吸湿性易剥離性包装体 | |
| FI85121B (fi) | Laminerat behaollare av fluoriderad polyeten. | |
| JPH10305504A (ja) | 殺菌パウチ用積層体 | |
| JP2022125979A (ja) | 低吸着、且つ耐内容物性積層体、およびその製造方法 | |
| JP2011046006A (ja) | 積層体 | |
| JP2955226B2 (ja) | 食品用アルミパウチの製造方法 | |
| JP3594687B2 (ja) | ジッパー付き包装袋およびジッパー付き包装袋の製造方法 | |
| JP3385663B2 (ja) | 液体包装用ラミネートフィルム及びその製造方法 | |
| JP3563742B2 (ja) | 紫外線透過防止性を備えた透明な包装用材 | |
| JP5428190B2 (ja) | 包装用フィルムおよび包装体 | |
| JP2016159916A (ja) | 包装容器用シーリングテープ及び包装容器 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980711 |