JPH04331272A - 水性インキ - Google Patents
水性インキInfo
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- JPH04331272A JPH04331272A JP3155279A JP15527991A JPH04331272A JP H04331272 A JPH04331272 A JP H04331272A JP 3155279 A JP3155279 A JP 3155279A JP 15527991 A JP15527991 A JP 15527991A JP H04331272 A JPH04331272 A JP H04331272A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水性インキに関し、更に
詳細には、筆記具に用いてペン先の耐乾燥性に優れた特
性を有する水性インキに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、水性インキのペン先耐乾燥性を向
上するために、グリコール系溶剤、グリコールエーテル
系溶剤、グリコールエーテルエステル系溶剤、アミン系
溶剤などの吸湿性の水溶性有機溶剤を用いることが提案
されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記吸
湿性の水溶性有機溶剤を添加して水性インキのペン先耐
乾燥性を向上した場合、筆跡の乾燥性が悪くなるという
問題が発生してしまい、ペン先の耐乾燥性と筆跡の乾燥
性とを共に良好にする添加剤は知られていない。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、着色材と、水
と、キトサン及び/又はN−カルボキシアルキルキトサ
ンとより少なくともなる水性インキを要旨とするもので
ある。 【0005】以下、本発明について詳述する。着色材は
、水溶性染料及び顔料が使用できる。水溶性染料は、直
接染料、酸性染料、食用染料、塩基性染料のいずれも用
いることができる。 【0006】直接染料の一例を以下に記載する。C.I
.ダイレクトブラック17、同19、同22、同32、
同38、同51、同71、C.I.ダイレクトエロー4
、同26、同44、同50、C.I.ダイレクトレッド
1、同4、同23、同31、同37、同39、同75、
同80、同81、同83、同225、同226、同22
7、C.I.ダイレクトブルー1、同15、同71、同
86、同106、同199等が挙げられる。 【0007】酸性染料の一例を以下に記載する。C.I
.アシッドブラック1、同2、同24、同26、同31
、同52、同107、同109、同110、同119、
同154、C.I.アシッドエロー7:1、同17、同
19、同23、同25、同29、同38、同42、同4
9、同61、同72、同78、同110、同141、同
127、同135、同142、C.I.アシッドレッド
8、同9、同14、同18、同26、同27、同35、
同37、同51、同52、同57、同82、同87、同
92、同94、同111、同129、同131、同13
8、同186、同249、同254、同265、同27
6、C.I.アシッドバイオレット15、同17、C.
I.アシッドブルー1、同7、同9、同15、同22、
同23、同25、同40、同41、同43、同62、同
78、同83、同90、同93、同103、同112、
同113、同158、C.I.アシッドグリーン3、同
9、同16、同25、同27等が挙げられる。 【0008】食用染料は、その大部分が直接染料又は酸
性染料に含まれるが、含まれないものの一例としては、
C.I.フードエロー3が挙げられる。 【0009】塩基性染料の一例を以下に記載する。C.
I.ベーシックイエロー1、同2、同21、C.I.ベ
ーシックオレンジ2、同14、同32、C.I.ベーシ
ックレッド1、同2、同9、同14、C.I.ベーシッ
クバイオレット1、同3、同7、C.I.ベーシックブ
ルー3、同26、C.I.ベーシックグリーン4、C.
I.ベーシックブラウン12、C.I.ベーシックブラ
ック2、同8等が挙げられる。 【0010】これらの染料は、単独或いは複数混合して
使用できる。その使用量は水性インキ全量に対して2〜
20重量%添加することが好ましい。 【0011】顔料としては、黄土、バリウム黄、紺青、
カドミウムレッド、酸化チタン、ベンガラ、鉄黒、カー
ボンブラック等の無機顔料や、アゾ系顔料、フタロシア
ニン系顔料、ニトロソ系顔料、ニトロ系顔料、塩基性染
料レーキ顔料、酸性染料レーキ顔料などの有機顔料とい
った顔料が挙げられる。 【0012】これらの顔料は、単独あるいは複数混合し
て使用できる。その使用量は水性インキ全量に対して2
〜20重量%添加することが好ましい。 【0013】着色材として顔料を用いる場合、分散性、
経時安定性、作業性の面から分散剤を用いることが必要
となる。分散剤としては、樹脂系分散剤、ノニオン系界
面活性剤、アニオン系界面活性剤が使用できる。 【0014】樹脂系分散剤の一例を以下に記載する。ス
チレン−アクリル酸共重合体の塩、スチレン−アクリル
酸アルキルエステルを主成分とした共重合体の塩、スチ
レン−マレイン酸共重合体の塩、スチレン−マレイン酸
アルキルエステルを主成分とした共重合体の塩などが挙
げられる。 【0015】ノニオン系界面活性剤の一例を以下に記載
する。グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪
酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ペ
ンタエリスリトール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレ
ンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソル
ビット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン
脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレンメチルエーテル、ポリオキシエ
チレンフィトステロール、ポリオキシエチレンポリオキ
シプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンア
ルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンヒマシ油
、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレ
ンラノリン、ポリオキシエチレンラノリンアルコール、
ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオキシエチレ
ン脂肪酸アミド、ポリオキシエチレンアルキルフェニル
ホルムアルデヒド縮合物などが挙げられる。 【0016】アニオン系界面活性剤の一例を以下に記載
する。アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエ
ーテル硫酸塩、N−アシルアミノ酸塩、N−アシルアル
キルタウリン塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル
酢酸塩、アルキルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテルリン酸塩などが挙げられる。 【0017】これらの分散剤は、単独あるいは複数混合
して使用できる。その使用量は水性インキ全量に対して
0.01〜5.0重量%添加することが好ましい。 【0018】水は主溶剤として用いるものであり、その
使用量は水性インキ全量に対して30〜80重量%が好
ましい。 【0019】キトサン及び/又はN−カルボキシアルキ
ルキトサンは、ペン先の耐乾燥性を向上するために用い
るものである。N−カルボキシアルキルキトサンのアル
キル基としては、メチル、エチル、Nープロピル、イソ
プロピル、Nーブチル、、イソブチル、t−ブチルの様
な炭素数1〜4のものが挙げられる。具体例としては、
キトサンとしてキミツキトサンF2P、同LLWP(以
上、君津化学工業(株)社製)、Nーカルボキシメチル
キトサンとしてチトグリカン(伊国、Chito−Bi
os社製)、N−カルボキシイソブチルキトサンとして
エバルサン(伊国、Chito−Bios社製)等が挙
げられる。その使用量は水性インキ全量に対して0.0
1〜10重量%が好ましい。 【0020】尚、以上に示した成分以外に必要に応じて
、保湿及び/又は凍結防止などの為に水溶性有機溶剤を
用いてもよい。その一例としては、メタノール、エタノ
ール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール、
イソブタノール等のアルコール類、エチレングリコール
、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プ
ロピレングリコール、1,3ブチレングリコール、チオ
ジグリコール等のグリコール類、エチレングリコールモ
ノアルキルエーテル、エチレングリコールモノエチルエ
ーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチ
レングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジエチ
レングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコ
ールモノエチルエーテル、N−メチル−2−ピロリドン
、ソルビット、ソルビタン、アセチン、グリセリン等が
挙げられる。これらの水溶性有機溶剤は、単独あるいは
複数混合して使用できる。その使用量は水性インキ全量
に対し1〜50重量%が好ましい。 【0021】更に、防腐防黴剤や尿素、チオ尿素、エチ
レン尿素及びそれらの誘導体などの保湿助剤や金属部品
の腐食防止のための防錆剤や界面活性剤、消泡剤など種
々の添加剤を適宜選択して使用することもできる。 【0022】本水性インキの調製は、着色材として染料
を用いた場合、従来公知の撹拌機を用いて混合撹拌する
ことによって容易に得られ、顔料を用いた場合、従来公
知の分散機を用いて分散混合することによって容易に得
られる。 【0023】 【作用】キトサン及び/又はN−カルボキシアルキルキ
トサンは、その分子中に多くの水酸基を有しているため
、インキ中の溶剤(特に水)の蒸発を抑制し、インキの
ペン先耐乾燥性を向上する。また、キトサン及び/又は
N−カルボキシアルキルキトサンは、従来使用されてい
る吸湿性の水溶性有機溶剤と異なり、吸湿性は有してお
らず、その使用量も少量で良いので筆跡の乾燥性も良好
であると推察される。 【0024】 【実施例】以下、本発明を実施例により更に詳細に説明
するが、実施例中単に「部」とあるのは「重量部」を示
すものである。 【0025】実施例1 C.I.ベーシックブラック2
8.0部 エチレングリコ−ル
20.0部 キミツキトサンF2
P(キトサン)
1.0部 水
71.0部上記各成分を40〜50℃に加温し、2
時間撹拌することによって水性黒色インキを得た。 【0026】実施例2 C.I.アシッドレッド87
3.0部 グリセリン
5.0部 キミツ
キトサンLLWP(キトサン)
1.0部 プロ
クセルGXL(防腐剤、英国、CIC社製)
0.2部 水
90.8部上記各成分を実施例1と同様になして
水性赤色インキを得た。 【0027】実施例3 C.I.ベーシックブルー26
7.0部 プロピレングリコール
7.0部 チオジグリコール
5.0部
キミツキトサンF2P
5.0部 ベンゾトリアゾール(防錆剤)
0.2部 水
7
5.8部上記各成分を実施例1と同様になして水性青色
インキを得た。 【0028】実施例4 C.I.アシッドブラック2
8.0部 エチレングリコ−ル
20.0部 キトサンLLWP
1.0部
水
71.0部上記各成分を実施例
1と同様になして水性黒色インキを得た。 【0029】実施例5 C.I.ベーシックレッド14
2.0部 グリセリン
5.0部 キミツキ
トサンF2P
5.
0部 プロクセルGXL
0.2部 水
87
.8部上記各成分を実施例1と同様になして水性赤色イ
ンキを得た。 【0030】実施例6 C.I.ダイレクトブラック19
7.0部 グリセリン
20.0部 チトグリカン
(N−カルボキシメチルキトサン)
2.0部 水
7
1.0部上記各成分を実施例1と同様になして水性黒色
インキを得た。 【0031】実施例7 C.I.アシッドレッド92
3.0部 エチレングリコール
23.0部 チトグリカン
4.
0部 プロクセルGXL
0.2部 水
69
.8部上記各成分を実施例1と同様になして水性赤色イ
ンキを得た。 【0032】実施例8 C.I.アシッドブルー9
5.0部 プロピレングリコール
7.0部 チオジグリコー
ル
5.0
部 チトグリカン
5.0部 ベンゾトリアゾール
0.2部 水
77.8部上記各成分を実施例1と同
様になして水性青色インキを得た。 【0033】実施例9 C.I.ベーシックブラック2
8.0部 エチレングリコ−ル
20.0部 チトグリカン
0.5
部 水
71.5部上記各成分を実施
例1と同様になして水性黒色インキを得た。 【0034】実施例10 カーボンブラック
8.0部 スチレン−アクリル酸共重合
体のアンモニウム塩
2.0部 グリセリン
5.0部 チトグリ
カン
8.0部 プロクセルGXL
0.2部 水
76.8部上記各成分をサンドミルにて2時間分散
することによって水性黒色インキを得た。 【0035】実施例11 C.I.アシッドブラック2
8.0部 プロピレングリコ−ル
20.0部 エバルサン(N−カ
ルボキシイソブチルキトサン)
0.3部 水
71.7部
上記各成分を実施例1と同様になして水性黒色インキを
得た。 【0036】実施例12 カーボンブラック
7.0部 スチレン−アクリル酸共重合
体のアンモニウム塩
3.0部 グリセリン
5.0部 エバルサ
ン
2.5部 プロクセルGXL
0.7部 水
81.8部上記各成分を実施例10と同様になし
て水性黒色インキを得た。 【0037】比較例1 C.I.アシッドブラック2
8.0部 エチレングリコ−ル
20.0部 水
72.0部上記各成分を実施例1と同様になして水性
黒色インキを得た。 【0038】比較例2 C.I.ベーシックブルー3
8.0部 エチレングリコ−ル
20.0部 グリセリン
20.
0部 水
71.0部上記各成分を実
施例10と同様になして水性青色インキを得た。 【0039】比較例3 実施例6からチトグリカンを除き、同量の水を加えた他
は、実施例6と同様になして水性黒色インキを得た。 【0040】比較例4 実施例10からチトグリカンを除き、同量のグリセリン
を加えた他は、実施例10と同様になして水性黒色イン
キを得た。 【0041】比較例5 実施例11からエバルサンを除き、同量のプロピレング
リコールを加えた他は、実施例11と同様になして水性
黒色インキを得た。 【0042】 【発明の効果】実施例1〜12、比較例1〜5により得
られた水性インキを、市販のボールペン(CFL−6、
ぺんてる(株)製)に1.0g充填し、試験を行なった
。結果を表1に示す。 【0043】ペン先耐乾燥性試験:温度50℃、湿度2
5%の条件下にて、筆記具を放置し、上質紙に手書き筆
記を行ない、筆跡にカスレが生じる迄の時間(単位:日
)を測定した。 【0044】筆跡乾燥性試験:上質紙に手書き筆記を行
ない、筆跡の上に500g荷重をかけた上質紙を重ね、
インキの転写が発生しなくなるまでの時間(単位:秒)
を測定した。 【0045】 【表1】 【0046】以上のように、本発明はペン
先耐乾燥性及び筆跡乾燥性に優れた水性インキであり、
筆記具用は勿論のこと、記録計用、スタンプ用、インキ
ジェット記録用などのインキとしても使用可能なもので
ある。
詳細には、筆記具に用いてペン先の耐乾燥性に優れた特
性を有する水性インキに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、水性インキのペン先耐乾燥性を向
上するために、グリコール系溶剤、グリコールエーテル
系溶剤、グリコールエーテルエステル系溶剤、アミン系
溶剤などの吸湿性の水溶性有機溶剤を用いることが提案
されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記吸
湿性の水溶性有機溶剤を添加して水性インキのペン先耐
乾燥性を向上した場合、筆跡の乾燥性が悪くなるという
問題が発生してしまい、ペン先の耐乾燥性と筆跡の乾燥
性とを共に良好にする添加剤は知られていない。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、着色材と、水
と、キトサン及び/又はN−カルボキシアルキルキトサ
ンとより少なくともなる水性インキを要旨とするもので
ある。 【0005】以下、本発明について詳述する。着色材は
、水溶性染料及び顔料が使用できる。水溶性染料は、直
接染料、酸性染料、食用染料、塩基性染料のいずれも用
いることができる。 【0006】直接染料の一例を以下に記載する。C.I
.ダイレクトブラック17、同19、同22、同32、
同38、同51、同71、C.I.ダイレクトエロー4
、同26、同44、同50、C.I.ダイレクトレッド
1、同4、同23、同31、同37、同39、同75、
同80、同81、同83、同225、同226、同22
7、C.I.ダイレクトブルー1、同15、同71、同
86、同106、同199等が挙げられる。 【0007】酸性染料の一例を以下に記載する。C.I
.アシッドブラック1、同2、同24、同26、同31
、同52、同107、同109、同110、同119、
同154、C.I.アシッドエロー7:1、同17、同
19、同23、同25、同29、同38、同42、同4
9、同61、同72、同78、同110、同141、同
127、同135、同142、C.I.アシッドレッド
8、同9、同14、同18、同26、同27、同35、
同37、同51、同52、同57、同82、同87、同
92、同94、同111、同129、同131、同13
8、同186、同249、同254、同265、同27
6、C.I.アシッドバイオレット15、同17、C.
I.アシッドブルー1、同7、同9、同15、同22、
同23、同25、同40、同41、同43、同62、同
78、同83、同90、同93、同103、同112、
同113、同158、C.I.アシッドグリーン3、同
9、同16、同25、同27等が挙げられる。 【0008】食用染料は、その大部分が直接染料又は酸
性染料に含まれるが、含まれないものの一例としては、
C.I.フードエロー3が挙げられる。 【0009】塩基性染料の一例を以下に記載する。C.
I.ベーシックイエロー1、同2、同21、C.I.ベ
ーシックオレンジ2、同14、同32、C.I.ベーシ
ックレッド1、同2、同9、同14、C.I.ベーシッ
クバイオレット1、同3、同7、C.I.ベーシックブ
ルー3、同26、C.I.ベーシックグリーン4、C.
I.ベーシックブラウン12、C.I.ベーシックブラ
ック2、同8等が挙げられる。 【0010】これらの染料は、単独或いは複数混合して
使用できる。その使用量は水性インキ全量に対して2〜
20重量%添加することが好ましい。 【0011】顔料としては、黄土、バリウム黄、紺青、
カドミウムレッド、酸化チタン、ベンガラ、鉄黒、カー
ボンブラック等の無機顔料や、アゾ系顔料、フタロシア
ニン系顔料、ニトロソ系顔料、ニトロ系顔料、塩基性染
料レーキ顔料、酸性染料レーキ顔料などの有機顔料とい
った顔料が挙げられる。 【0012】これらの顔料は、単独あるいは複数混合し
て使用できる。その使用量は水性インキ全量に対して2
〜20重量%添加することが好ましい。 【0013】着色材として顔料を用いる場合、分散性、
経時安定性、作業性の面から分散剤を用いることが必要
となる。分散剤としては、樹脂系分散剤、ノニオン系界
面活性剤、アニオン系界面活性剤が使用できる。 【0014】樹脂系分散剤の一例を以下に記載する。ス
チレン−アクリル酸共重合体の塩、スチレン−アクリル
酸アルキルエステルを主成分とした共重合体の塩、スチ
レン−マレイン酸共重合体の塩、スチレン−マレイン酸
アルキルエステルを主成分とした共重合体の塩などが挙
げられる。 【0015】ノニオン系界面活性剤の一例を以下に記載
する。グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪
酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ペ
ンタエリスリトール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレ
ンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソル
ビット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン
脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレンメチルエーテル、ポリオキシエ
チレンフィトステロール、ポリオキシエチレンポリオキ
シプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンア
ルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンヒマシ油
、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレ
ンラノリン、ポリオキシエチレンラノリンアルコール、
ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオキシエチレ
ン脂肪酸アミド、ポリオキシエチレンアルキルフェニル
ホルムアルデヒド縮合物などが挙げられる。 【0016】アニオン系界面活性剤の一例を以下に記載
する。アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエ
ーテル硫酸塩、N−アシルアミノ酸塩、N−アシルアル
キルタウリン塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル
酢酸塩、アルキルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテルリン酸塩などが挙げられる。 【0017】これらの分散剤は、単独あるいは複数混合
して使用できる。その使用量は水性インキ全量に対して
0.01〜5.0重量%添加することが好ましい。 【0018】水は主溶剤として用いるものであり、その
使用量は水性インキ全量に対して30〜80重量%が好
ましい。 【0019】キトサン及び/又はN−カルボキシアルキ
ルキトサンは、ペン先の耐乾燥性を向上するために用い
るものである。N−カルボキシアルキルキトサンのアル
キル基としては、メチル、エチル、Nープロピル、イソ
プロピル、Nーブチル、、イソブチル、t−ブチルの様
な炭素数1〜4のものが挙げられる。具体例としては、
キトサンとしてキミツキトサンF2P、同LLWP(以
上、君津化学工業(株)社製)、Nーカルボキシメチル
キトサンとしてチトグリカン(伊国、Chito−Bi
os社製)、N−カルボキシイソブチルキトサンとして
エバルサン(伊国、Chito−Bios社製)等が挙
げられる。その使用量は水性インキ全量に対して0.0
1〜10重量%が好ましい。 【0020】尚、以上に示した成分以外に必要に応じて
、保湿及び/又は凍結防止などの為に水溶性有機溶剤を
用いてもよい。その一例としては、メタノール、エタノ
ール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール、
イソブタノール等のアルコール類、エチレングリコール
、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プ
ロピレングリコール、1,3ブチレングリコール、チオ
ジグリコール等のグリコール類、エチレングリコールモ
ノアルキルエーテル、エチレングリコールモノエチルエ
ーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチ
レングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジエチ
レングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコ
ールモノエチルエーテル、N−メチル−2−ピロリドン
、ソルビット、ソルビタン、アセチン、グリセリン等が
挙げられる。これらの水溶性有機溶剤は、単独あるいは
複数混合して使用できる。その使用量は水性インキ全量
に対し1〜50重量%が好ましい。 【0021】更に、防腐防黴剤や尿素、チオ尿素、エチ
レン尿素及びそれらの誘導体などの保湿助剤や金属部品
の腐食防止のための防錆剤や界面活性剤、消泡剤など種
々の添加剤を適宜選択して使用することもできる。 【0022】本水性インキの調製は、着色材として染料
を用いた場合、従来公知の撹拌機を用いて混合撹拌する
ことによって容易に得られ、顔料を用いた場合、従来公
知の分散機を用いて分散混合することによって容易に得
られる。 【0023】 【作用】キトサン及び/又はN−カルボキシアルキルキ
トサンは、その分子中に多くの水酸基を有しているため
、インキ中の溶剤(特に水)の蒸発を抑制し、インキの
ペン先耐乾燥性を向上する。また、キトサン及び/又は
N−カルボキシアルキルキトサンは、従来使用されてい
る吸湿性の水溶性有機溶剤と異なり、吸湿性は有してお
らず、その使用量も少量で良いので筆跡の乾燥性も良好
であると推察される。 【0024】 【実施例】以下、本発明を実施例により更に詳細に説明
するが、実施例中単に「部」とあるのは「重量部」を示
すものである。 【0025】実施例1 C.I.ベーシックブラック2
8.0部 エチレングリコ−ル
20.0部 キミツキトサンF2
P(キトサン)
1.0部 水
71.0部上記各成分を40〜50℃に加温し、2
時間撹拌することによって水性黒色インキを得た。 【0026】実施例2 C.I.アシッドレッド87
3.0部 グリセリン
5.0部 キミツ
キトサンLLWP(キトサン)
1.0部 プロ
クセルGXL(防腐剤、英国、CIC社製)
0.2部 水
90.8部上記各成分を実施例1と同様になして
水性赤色インキを得た。 【0027】実施例3 C.I.ベーシックブルー26
7.0部 プロピレングリコール
7.0部 チオジグリコール
5.0部
キミツキトサンF2P
5.0部 ベンゾトリアゾール(防錆剤)
0.2部 水
7
5.8部上記各成分を実施例1と同様になして水性青色
インキを得た。 【0028】実施例4 C.I.アシッドブラック2
8.0部 エチレングリコ−ル
20.0部 キトサンLLWP
1.0部
水
71.0部上記各成分を実施例
1と同様になして水性黒色インキを得た。 【0029】実施例5 C.I.ベーシックレッド14
2.0部 グリセリン
5.0部 キミツキ
トサンF2P
5.
0部 プロクセルGXL
0.2部 水
87
.8部上記各成分を実施例1と同様になして水性赤色イ
ンキを得た。 【0030】実施例6 C.I.ダイレクトブラック19
7.0部 グリセリン
20.0部 チトグリカン
(N−カルボキシメチルキトサン)
2.0部 水
7
1.0部上記各成分を実施例1と同様になして水性黒色
インキを得た。 【0031】実施例7 C.I.アシッドレッド92
3.0部 エチレングリコール
23.0部 チトグリカン
4.
0部 プロクセルGXL
0.2部 水
69
.8部上記各成分を実施例1と同様になして水性赤色イ
ンキを得た。 【0032】実施例8 C.I.アシッドブルー9
5.0部 プロピレングリコール
7.0部 チオジグリコー
ル
5.0
部 チトグリカン
5.0部 ベンゾトリアゾール
0.2部 水
77.8部上記各成分を実施例1と同
様になして水性青色インキを得た。 【0033】実施例9 C.I.ベーシックブラック2
8.0部 エチレングリコ−ル
20.0部 チトグリカン
0.5
部 水
71.5部上記各成分を実施
例1と同様になして水性黒色インキを得た。 【0034】実施例10 カーボンブラック
8.0部 スチレン−アクリル酸共重合
体のアンモニウム塩
2.0部 グリセリン
5.0部 チトグリ
カン
8.0部 プロクセルGXL
0.2部 水
76.8部上記各成分をサンドミルにて2時間分散
することによって水性黒色インキを得た。 【0035】実施例11 C.I.アシッドブラック2
8.0部 プロピレングリコ−ル
20.0部 エバルサン(N−カ
ルボキシイソブチルキトサン)
0.3部 水
71.7部
上記各成分を実施例1と同様になして水性黒色インキを
得た。 【0036】実施例12 カーボンブラック
7.0部 スチレン−アクリル酸共重合
体のアンモニウム塩
3.0部 グリセリン
5.0部 エバルサ
ン
2.5部 プロクセルGXL
0.7部 水
81.8部上記各成分を実施例10と同様になし
て水性黒色インキを得た。 【0037】比較例1 C.I.アシッドブラック2
8.0部 エチレングリコ−ル
20.0部 水
72.0部上記各成分を実施例1と同様になして水性
黒色インキを得た。 【0038】比較例2 C.I.ベーシックブルー3
8.0部 エチレングリコ−ル
20.0部 グリセリン
20.
0部 水
71.0部上記各成分を実
施例10と同様になして水性青色インキを得た。 【0039】比較例3 実施例6からチトグリカンを除き、同量の水を加えた他
は、実施例6と同様になして水性黒色インキを得た。 【0040】比較例4 実施例10からチトグリカンを除き、同量のグリセリン
を加えた他は、実施例10と同様になして水性黒色イン
キを得た。 【0041】比較例5 実施例11からエバルサンを除き、同量のプロピレング
リコールを加えた他は、実施例11と同様になして水性
黒色インキを得た。 【0042】 【発明の効果】実施例1〜12、比較例1〜5により得
られた水性インキを、市販のボールペン(CFL−6、
ぺんてる(株)製)に1.0g充填し、試験を行なった
。結果を表1に示す。 【0043】ペン先耐乾燥性試験:温度50℃、湿度2
5%の条件下にて、筆記具を放置し、上質紙に手書き筆
記を行ない、筆跡にカスレが生じる迄の時間(単位:日
)を測定した。 【0044】筆跡乾燥性試験:上質紙に手書き筆記を行
ない、筆跡の上に500g荷重をかけた上質紙を重ね、
インキの転写が発生しなくなるまでの時間(単位:秒)
を測定した。 【0045】 【表1】 【0046】以上のように、本発明はペン
先耐乾燥性及び筆跡乾燥性に優れた水性インキであり、
筆記具用は勿論のこと、記録計用、スタンプ用、インキ
ジェット記録用などのインキとしても使用可能なもので
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】 着色材と、水と、キトサン及び/又は
N−カルボキシアルキルキトサンとより少なくともなる
水性インキ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3155279A JPH04331272A (ja) | 1990-07-31 | 1991-05-31 | 水性インキ |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2-202667 | 1990-07-31 | ||
| JP20266790 | 1990-07-31 | ||
| JP41666790 | 1990-12-27 | ||
| JP2-416667 | 1990-12-27 | ||
| JP3155279A JPH04331272A (ja) | 1990-07-31 | 1991-05-31 | 水性インキ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04331272A true JPH04331272A (ja) | 1992-11-19 |
Family
ID=27320805
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3155279A Pending JPH04331272A (ja) | 1990-07-31 | 1991-05-31 | 水性インキ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04331272A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0613927A3 (en) * | 1993-03-02 | 1995-05-24 | Canon Kk | Recorder and ink containing a biodegradable compound. |
| US5651814A (en) * | 1995-09-29 | 1997-07-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink, and ink-jet recording method and instruments using the same |
| JP2011178968A (ja) * | 2010-03-04 | 2011-09-15 | Pilot Ink Co Ltd | ボールペン用水性インキ組成物及びそれを用いたボールペンレフィル、ボールペン |
-
1991
- 1991-05-31 JP JP3155279A patent/JPH04331272A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0613927A3 (en) * | 1993-03-02 | 1995-05-24 | Canon Kk | Recorder and ink containing a biodegradable compound. |
| US5713991A (en) * | 1993-03-02 | 1998-02-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Recording apparatus and ink employing biodegradable substance |
| US5651814A (en) * | 1995-09-29 | 1997-07-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink, and ink-jet recording method and instruments using the same |
| EP0765920A3 (en) * | 1995-09-29 | 1997-10-01 | Canon Kk | Ink, ink-jet recording method, and instruments using the same |
| JP2011178968A (ja) * | 2010-03-04 | 2011-09-15 | Pilot Ink Co Ltd | ボールペン用水性インキ組成物及びそれを用いたボールペンレフィル、ボールペン |
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