JPH04331868A - 車両用直結クラッチ付流体式伝動装置のスリップ制御装置 - Google Patents

車両用直結クラッチ付流体式伝動装置のスリップ制御装置

Info

Publication number
JPH04331868A
JPH04331868A JP12843791A JP12843791A JPH04331868A JP H04331868 A JPH04331868 A JP H04331868A JP 12843791 A JP12843791 A JP 12843791A JP 12843791 A JP12843791 A JP 12843791A JP H04331868 A JPH04331868 A JP H04331868A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slip
rotational speed
clutch
direct connection
revolution speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP12843791A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2576715B2 (ja
Inventor
Katsumi Kono
克己 河野
Shinya Nakamura
信也 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP3128437A priority Critical patent/JP2576715B2/ja
Publication of JPH04331868A publication Critical patent/JPH04331868A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2576715B2 publication Critical patent/JP2576715B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Fluid Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、車両用直結クラッチ付
流体式伝動装置のスリップ制御装置に関するものである
。 【0002】 【従来の技術】ロックアップクラッチ付トルクコンバー
タやロックアップクラッチ付フルードカップリングなど
のような直結クラッチを有する流体式伝動装置を備えた
車両において、たとえば車両の低速走行中におけるエン
ジンの周期的トルク変動を吸収するために、直結クラッ
チをスリップさせる制御装置が提案されている。たとえ
ば、特公昭63−13060号公報に記載された車両用
自動変速機の制御装置がそれである。このような形式の
制御装置によれば、たとえばマニホールド負圧およびエ
ンジン回転速度により表される車両の走行状態が予め記
憶されたスリップ領域にあると判定された場合には、1
0〜20r.p.m.程度に設定された目標スリップ回
転速度に一致するように、直結クラッチの実際のスリッ
プ回転速度が制御される。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の車両用直結クラッチ付流体式伝動装置のスリッ
プ制御装置では、直結クラッチが解放状態からスリップ
制御へ切り換えられると、それまで大きな値が形成され
ていた直結クラッチの入力側回転速度(通常はエンジン
回転速度)と出力側回転速度(通常は自動変速機の入力
軸回転速度)との回転速度差が、急激に低下させられる
ことから、そのエンジン回転速度の急低下によってエン
ジンの慣性力が放出されてショックが発生し、運転の違
和感が生じる不都合があった。このような不都合は、ア
クセルペダルの踏み込み量が大きい運転状態ほど顕著と
なる。 【0004】本発明は以上の事情を背景として為された
ものであり、その目的とするところは、直結クラッチが
解放状態からスリップ制御へ切り換えられることに関連
したショックが好適に解消される車両用直結クラッチ付
流体式伝動装置のスリップ制御装置を提供することにあ
る。 【0005】 【課題を解決するための手段】斯る目的を達成するため
の、本発明の要旨とするところは、図1のクレーム対応
図に示すように、車両用直結クラッチ付流体式伝動装置
において、目標スリップ回転速度と実際のスリップ回転
速度とが一致するようにその直結クラッチのスリップ量
を調節するスリップ調節手段を備えたスリップ制御装置
であって、(a)前記直結クラッチがその解放状態から
スリップ制御状態へ切り換えられたことを判定する切換
判定手段と、(b) その切換判定手段により前記直結
クラッチがその解放状態からスリップ制御状態へ切り換
えられたことが判定された場合には、その切換判定当初
におけるその直結クラッチの入力側回転速度および出力
側回転速度の差を初期値とし且つその後緩やかに減少す
る目標スリップ回転速度を発生させる目標スリップ回転
速度発生手段とを、含むことにある。 【0006】 【作用】このようにすれば、切換判定手段により前記直
結クラッチがその解放状態からスリップ制御状態へ切り
換えられたことが判定された場合には、目標スリップ回
転速度発生手段により、その切換判定当初におけるその
直結クラッチの入力側回転速度および出力側回転速度の
差を初期値とし且つその後緩やかに減少する目標スリッ
プ回転速度が発生させられる。 【0007】 【発明の効果】したがって、上記のようにスリップ制御
状態への切換判定当初における直結クラッチの入力側回
転速度および出力側回転速度の差を初期値とし且つその
後緩やかに減少する目標スリップ回転速度に、実際のス
リップ回転速度が一致させられるようにスリップ調節手
段が直結クラッチのスリップ量を調節するので、エンジ
ン回転速度が緩やかに低下させられてショックが好適に
解消され、運転の違和感が防止されるのである。 【0008】 【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図2は、本発明の一実施例が適用された
車両用動力伝達装置の骨子図である。図において、エン
ジン10の動力はロックアップクラッチ付トルクコンバ
ータ12、3組の遊星歯車ユニットなどから構成された
有段式自動変速機14、および図示しない差動歯車装置
などを経て駆動輪へ伝達されるようになっている。 【0009】上記トルクコンバータ12は、エンジン1
0のクランク軸16と連結されているポンプ翼車18と
、上記自動変速機14の入力軸20に固定され、ポンプ
翼車18からのオイルを受けて回転させられるタービン
翼車22と、一方向クラッチ24を介して非回転部材で
あるハウジング26に固定されたステータ翼車28と、
ダンパ30を介して上記入力軸20に連結されたロック
アップクラッチ32とを備えている。トルクコンバータ
12内の係合側油室35よりも解放側油室33内の油圧
が高められると、ロックアップクラッチ32が非係合状
態とされるので、トルクコンバータ12の入出力回転速
度比に応じた増幅率でトルクが伝達される。しかし、解
放側油室33よりも係合側油室35内の油圧が高められ
ると、ロックアップクラッチ32が係合状態とされるの
で、トルクコンバータ12の入出力部材、すなわちクラ
ンク軸16および入力軸20が直結状態とされる。 【0010】自動変速機14は、同軸上に配設された3
組のシングルピニオン型遊星歯車装置34,36,38
と、前記入力軸20と、遊星歯車装置38のリングギヤ
とともに回転する出力歯車39と前記差動歯車装置との
間で動力を伝達するカウンタ軸(出力軸)40とを備え
ている。それら遊星歯車装置34,36,38の構成要
素の一部は互いに一体的に連結されるだけでなく、3つ
のクラッチC0 ,C1 ,C2 によって互いに選択
的に連結されている。また、上記遊星歯車装置34,3
6,38の構成要素の一部は、4つのブレーキB0 ,
B1 ,B2 ,B3 によってハウジング26に選択
的に連結されるとともに、さらに、構成要素の一部は3
つの一方向クラッチF0 ,F1 ,F2 によってそ
の回転方向により相互に若しくはハウジング26と係合
させられるようになっている。 【0011】上記クラッチC0 ,C1 ,C2 、ブ
レーキB0 ,B1 ,B2 ,B3 は、例えば多板
式のクラッチや1本または巻付け方向が反対の2本のバ
ンドを備えたバンドブレーキ等にて構成され、それぞれ
油圧アクチュエータによって作動させられるようになっ
ており、後述の電子制御装置42によりそれ等の油圧ア
クチュエータの作動がそれぞれ制御されることにより、
図3に示されているように変速比I(=入力軸20の回
転速度/カウンタ軸40の回転速度)がそれぞれ異なる
前進4段・後進1段の変速段が得られる。かかる図3に
おいて、「1st」,「2nd」,「3rd」,「O/
D(オーバドライブ)」は、それぞれ前進側の第1速ギ
ヤ段,第2速ギヤ段,第3速ギヤ段,第4速ギヤ段を表
しており、上記変速比は第1変ギヤ段から第4速ギヤ段
に向かうに従って順次小さくなる。なお、上記トルクコ
ンバータ12および自動変速機14は、軸線に対して対
称的に構成されているため、第2図においては入力軸2
0の回転軸線の下側およびカウンタ軸40の回転軸線の
上側を省略して示してある。 【0012】そして、上記自動変速機14のギヤ段を制
御するための変速制御用油圧制御回路44と、ロックア
ップクラッチ32の係合を制御するための係合制御用油
圧制御回路46とが設けられている。変速制御用油圧制
御回路44は、よく知られているようにソレノイドNo
.1およびソレノイドNo.2によってそれぞれオンオ
フ駆動される第1電磁弁48および第2電磁弁50を備
えており、それら第1電磁弁48および第2電磁弁50
の作動の組み合わせによって図3に示すようにクラッチ
およびブレーキが選択的に作動させられて前記第1速ギ
ヤ段乃至第4速ギヤ段のうちのいずれかが成立させられ
るようになっている。 【0013】また、係合制御用油圧制御回路46は、図
2に示すように、リニアソレノイドであるソレノイドN
o.3により作動させられるリニアソレノイド弁52と
、ロックアップクラッチ32を解放状態とする解放側位
置とロックアップクラッチ32を係合状態とする係合側
位置とに切り換えられる切換弁54と、変速制御用油圧
制御回路42内の図示しないクラッチ圧調圧弁によりス
ロットル弁開度に応じて発生させられるレギュレータ圧
Pclを元圧とするスリップ制御弁56とを備えている
。上記リニアソレノイド弁52は、変速制御用油圧制御
回路42内で発生させられる一定のモジュレータ圧Pm
oduを元圧とするものであって、電子制御装置42か
らの駆動電流Isol の大きさに応じた大きさの出力
圧Plin を連続的に発生させ、この出力圧を上記切
換弁54およびスリップ制御弁56へ作用させる。 【0014】上記切換弁54は、図示しないスプール弁
子を解放側位置へ向かって付勢するスプリング58と、
前記レギュレータ圧Pclが供給される第1ポート60
と、スリップ制御弁56の出力圧が供給される第2ポー
ト62と、解放側油室35に接続された第3ポート64
と、係合側油室33に接続された第4ポート66と、ド
レンに接続された第5ポート68とを備えている。切換
弁54は、それに供給されるリニアソレノイド弁52の
出力圧Plin が予め定められた一定の値を下回ると
、そのスプール弁子がスプリング58の付勢力に従って
上記解放側位置に位置させられて、第2ポート62を閉
塞させるとともに第1ポート60と第3ポート64、お
よび第4ポート66と第5ポート68の間をそれぞれ連
通させる。このため、切換弁54のスプール弁子に作用
されるリニアソレノイド弁52の出力圧Plin が予
め定められた一定の値を下回ると、切換弁54のスプー
ル弁子がスプリング58の付勢力に従って解放側位置に
位置させられて、解放側油室35内の油圧Poff が
レギュレータ圧Pclとされると同時に係合側油室33
内の油圧Ponが大気圧とされてロックアップクラッチ
32が解放される。しかし、切換弁54のスプール弁子
に作用されるリニアソレノイド弁52の出力圧Plin
が予め定められた一定の値を超えると、切換弁54のス
プール弁子がスプリング58の付勢力に抗して係合側位
置へ切り換えられて、第5ポート68を閉塞させるとと
もに、第1ポート60と第4ポート66、および第2ポ
ート62と第3ポート64の間をそれぞれ連通させる。 このため、係合側油室33内の油圧Ponがレギュレー
タ圧Pclとされると同時に、解放側油室35内の油圧
Poff がスリップ制御弁56により圧力制御されて
ロックアップクラッチ32がスリップ制御され或いは解
放される。 【0015】上記スリップ制御弁56は、図示しないス
プール弁子を出力圧増加側へ付勢するためのスプリング
70を備えている。このスプール弁子には、出力圧増加
側へ向かう推力を発生させるために係合側油室33内の
油圧Ponが作用させられているとともに、出力圧減少
側へ向かう推力を発生させるために解放側油室35内の
油圧Poff およびリニアソレノイド弁52の出力圧
Plin がそれぞれ作用させられている。このため、
スリップ制御弁56は、数式1に示すように、スリップ
量に対応する差圧ΔP(=Pon−Poff )がリニ
アソレノイド弁52の出力圧Plin に対応した値と
なるように作動する。 ここで、数式1において、Fはスプリング70付勢力、
A1 はスプール弁子における油圧Ponの受圧面積、
A2 (但しA1 =A2 )は油圧Poff の受圧
面積、A3 は出力圧Plin の受圧面積である。 【0016】 【数1】 【0017】したがって、上記のように構成されている
係合制御用油圧制御回路46では、係合側油室33内の
油圧Ponおよび解放側油室35内の油圧Poff は
、図4に示すように、リニアソレノイド弁52の出力圧
Plin に応じて変化させられるので、リニアソレノ
イド弁52の出力圧Plin によって切換弁54の切
換制御と、その切換弁54が係合位置へ切り換えられた
後のロックアップクラッチ32のスリップ制御とがそれ
ぞれ行われ得るのである。 【0018】電子制御装置42は、CPU82、ROM
84、RAM86、図示しないインターフェースなどか
ら成る所謂マイクロコンピュータであって、それには、
エンジン10の吸気配管に設けられたスロットル弁開度
を検出するスロットルセンサ88、エンジン10の回転
速度を検出するエンジン回転速度センサ90、自動変速
機14の入力軸20の回転速度を検出する入力軸回転セ
ンサ92、自動変速機14のカウンタ軸40の回転速度
を検出するカウンタ軸回転センサ94、シフト操作レバ
ー96の操作位置、すなわちL、S、D、N、R、Pレ
ンジのいずれかを検出するための操作位置センサ98か
ら、スロットル弁開度θthを表す信号、エンジン回転
速度Ne (ポンプ翼車回転速度NP 、すなわちロッ
クアップクラッチ32の入力側回転速度Np )を表す
信号、入力軸回転速度Nin(タービン翼車回転速度N
T 、すなわちロックアップクラッチ32の出力側回転
速度)を表す信号、出力軸回転速度Nout を表す信
号、シフト操作レバー96の操作位置Ps を表す信号
がそれぞれ供給されるようになっている。上記電子制御
装置42のCPU82は、RAM86の一時記憶機能を
利用しつつ予めROM84に記憶されたプログラムに従
って入力信号を処理し、自動変速機14の変速制御およ
びロックアップクラッチ32の係合制御を実行するため
に第1電磁弁48、第2電磁弁50およびリニアソレノ
イド弁52をそれぞれ制御する。 【0019】上記変速制御では、予めROM84に記憶
された複数種類の変速線図から実際の変速ギヤ段に対応
した変速線図が選択され、その変速線図から車両の走行
状態、たとえばスロットル弁開度θthと出力軸回転速
度Nout から算出された車速とに基づいて変速ギヤ
段が決定され、その変速ギヤ段が得られるように第1電
磁弁48、第2電磁弁50が駆動されることにより、自
動変速機14のクラッチC0 ,C1 ,C2 、およ
びブレーキB0 ,B1 ,B2 ,B3 の作動が制
御されて前進4段のうちのいずれかのギヤ段が成立させ
られる。なお、図3はシフト操作レバー96の各シフト
レンジにおける変速段と、その変速段を成立させる際の
ソレノイド,クラッチ,ブレーキ,および一方向クラッ
チの作動状態を示したものであり、ソレノイドの欄の「
○」,「×」印はそれぞれ励磁状態,非励磁状態である
ことを表している。 また、クラッチおよびブレーキの欄の「○」印は係合状
態を表しており、無印は非係合状態を表している。更に
、一方向クラッチの欄の「○」印は正駆動時に係合状態
となることを表しており、無印は非係合状態を表してい
る。 【0020】以下、上記ロックアップクラッチ32の係
合制御作動を図5および図6のフローチャートを用いて
詳細に説明する。図において、ステップS1では、走行
中の車両の状態量である前記各種の入力信号が読み込ま
れるとともに、ステップS2では、ロックアップクラッ
チ32の係合条件が満足されたか否かが予めROM84
に記憶された関係から、車両の走行状態、たとえば出力
軸回転速度(車速)Nout およびスロットル弁開度
θthに基づいて判断される。この関係は、予め記憶さ
れた複数種類の関係から実際のギヤ段に応じて選択され
たものであり、たとえば図7に示すものが用いられる。 図7においては、係合領域と解放領域の境界線より解放
領域側であって低スロットル弁開度側には、運転性を損
なうことなく燃費を可及的によくするために連結効果を
維持しつつエンジン10のトルク変動を吸収するスリッ
プ制御領域が設けられている。 【0021】実際の出力軸回転速度Nout およびス
ロットル弁開度θthが図7に示す係合領域内にあるた
めに上記ステップS2における判断が肯定された場合に
は、ステップS3においてフラグXLCの内容が「0」
にクリアされる。このフラグXLCは、その内容が「1
」であるときに図7の解放領域を一旦経ていることを示
すものである。次いで、ステップS4においてリニアソ
レノイド弁52に対する駆動電流Isol が100%
、すなわち最大駆動電流(定格値)に設定された後、ス
テップS5においてその駆動電流Isol が出力され
る。これにより、図4に示すように、係合側油室33内
の油圧Ponがその最大値であるレギュレータ圧Pcl
とされると同時に、解放側油室35内油圧Poff が
その最小値、すなわち大気圧とされるので、ロックアッ
プクラッチ32が係合状態とされる。 【0022】しかし、実際の出力軸回転速度Nout 
およびスロットル弁開度θthが図7に示す係合領域内
にない場合にはステップS3における判断が否定される
ので、ステップS6においてスリップ制御条件が満足さ
れたか否かが判断される。このスリップ制御条件は、実
際の出力軸回転速度Nout およびスロットル弁開度
θthが図7に示すスリップ制御領域内にあることであ
る。上記ステップS6の判断が否定された場合には、実
際の出力軸回転速度Nout およびスロットル弁開度
θthが図7に示す解放領域内にある状態であるので、
ステップS7においてフラグXLCの内容が「1」にセ
ットされるとともに、ステップS8において実際のスリ
ップ回転速度NslipT が数式2からエンジン回転
速度Ne およびタービン回転速度NT に基づいて算
出される。 【0023】 【数2】 【0024】そして、続くステップS9においてリニア
ソレノイド弁52に対する駆動電流Isol が0%、
すなわち最小駆動電流に設定された後、ステップS5に
おいてその駆動電流Isol が出力される。これによ
り、図4に示すように、解放側油室35内の油圧Pof
f がその最大値であるレギュレータ圧Pclとされる
と同時に、係合側油室33内油圧Ponがその最小値、
すなわち大気圧とされるので、ロックアップクラッチ3
2が解放状態とされる。 【0025】上記ステップS6における判断が肯定され
た場合には、車両条件が図7に示すスリップ制御領域内
にある状態であるので、ステップS10乃至S21にお
いてロックアップクラッチ32のスリップ制御が実行さ
れる。先ず、ステップS10においては、たとえば図8
に示す関係からスロットル弁開度θthおよびタービン
回転速度NT に基づいて定常状態の目標スリップ回転
速度NslipT c が決定される。この図8に示す
関係は、定常走行時のスリップ制御領域内において連結
状態を保持しつつエンジン10のトルク変動を好適に吸
収して可及的に燃費を改善するように予め求められたも
のである。そして、上記定常状態の目標スリップ回転速
度NslipT c が決定されると、ステップS11
においてフラグXLCの内容が「1」であるか否かが判
断される。      【0026】図7の解放領域を
経ないでステップS11が実行された場合には、フラグ
XLCの内容が「1」ではなく本ステップS11の判断
が否定されるので、ステップS17においては、前記ス
テップS10で求められた定常状態の目標スリップ回転
速度NslipT c がレジスタAに一旦記憶され、
ステップS18においてそのレジスタAの内容である定
常状態の目標スリップ回転速度NslipT c が目
標スリップ回転速度NslipT として設定される。 そして、ステップS19において実際のスリップ回転速
度Nslipが数式3からエンジン回転速度Ne およ
びタービン翼車回転速度NT に基づいて算出されると
ともに、ステップS20において制御偏差ΔNが数式4
から目標スリップ回転速度NslipT および実際の
スリップ回転速度Nslipに基づいて算出される。 【0027】 【数3】 【0028】 【数4】 【0029】そして、ステップS21では、リニアソレ
ノイド弁52に対する駆動電流Isol が数式5に示
す制御式から算出され、ステップS5においてその駆動
電流Isol が出力される。この制御式は上記制御偏
差ΔNを解消するためのPIDフィードバック制御を実
行するためのものである。 【0030】 【数5】 【0031】しかし、図7の解放領域を経てからステッ
プS11が実行された場合には、フラグXLCの内容が
「1」であって本ステップS11の判断が肯定されるの
で、ステップS12において、たとえば図9に示す予め
記憶された関係から実際のスロットル弁開度θthに基
づいて、過渡時の目標スリップ回転速度NslipT 
の減少値ΔNs が算出される。この関係は、ロックア
ップクラッチ32のスリップ制御開始直前のエンジン回
転速度Ne とタービン回転速度NT との回転速度差
を初期値とする目標スリップ回転速度NslipT が
ショックによる問題を生じない範囲で過給的に速やかに
定常状態の目標スリップ回転速度NslipT c へ
復帰させるように予め実験的に求められたものである。 そして、続くステップS13では、前記ステップS8に
おいて求められた目標スリップ回転速度NslipT 
がレジスタAにセットされるとともに、ステップS14
では、そのレジスタAの内容から上記ステップS12に
おいて決定された減少値ΔNs だけ減算される。 【0032】続くステップS15では、上記レジスタA
の内容が定常状態の目標スリップ回転速度NslipT
 c 以下となったか否かが判断される。このステップ
S15が最初に実行されてから所定の期間内では未だレ
ジスタAの内容が定常状態の目標スリップ回転速度Ns
lipT c よりも大きいので上記ステップS15の
判断が否定されて、前記ステップS18以下が実行され
る。このため、上記のステップが繰り返し実行されるこ
とにより、ロックアップクラッチ32のスリップ制御開
始当初のエンジン回転速度Ne とタービン回転速度N
T との回転速度差を初期値とする目標スリップ回転速
度NslipT は図10に示すように緩やかに減少さ
せられる。 【0033】そして、レジスタAの内容、すなわち目標
スリップ回転速度NslipT が定常状態の目標スリ
ップ回転速度NslipT c に到達すると、ステッ
プS15の判断が肯定されるので、ステップS16にお
いてフラグXLCの内容が「0」にリセットされた後、
前記ステップS17以下が実行される。このため、これ
以後は、定常状態の目標スリップ回転速度NslipT
 c を内容とする目標スリップ回転速度NslipT
 と実際のスリップ回転速度ΔNとが一致するようにロ
ックアップクラッチ32のスリップ制御が実行される。 【0034】上述のように、本実施例においては、切換
判定手段に対応するステップS11によりロックアップ
クラッチ32がその解放状態からスリップ制御状態へ切
り換えられたことが判定された場合には、目標スリップ
回転速度発生手段に対応するステップS12乃至ステッ
プS18により、その切換判定当初におけるエンジン回
転速度Ne (=ロックアップクラッチ32の入力側回
転速度Np )とタービン回転速度NT (=ロックア
ップクラッチ32の出力側回転速度)との回転速度差を
初期値とし且つその後緩やかに減少する目標スリップ回
転速度NslipT が発生させられる。そして、その
目標スリップ回転速度NslipT と実際のスリップ
回転速度ΔNとが一致するようにロックアップクラッチ
32のスリップ制御が実行されるので、図10に示すよ
うに、エンジン回転速度Ne が緩やかに低下させられ
てスリップ制御への移行によるショックが好適に解消さ
れ、運転の違和感が防止されるのである。 【0035】因に、従来の制御装置では、図11に示す
ように、ロックアップクラッチ32の解放状態からスリ
ップ制御へ移行すると、スリップ制御が開始されること
により、それまで大きな値であったエンジン回転速度N
e とタービン回転速度NT との回転速度差が急速に
小さくされることから、エンジン回転速度Ne も同様
に低下させられて、ショックが発生していたのである。 【0036】また、本実施例によれば、ロックアップク
ラッチ32の解放状態からスリップ制御へ切り換えられ
たことに関連して、その切換当初のエンジン回転速度N
e とタービン回転速度NT との回転速度差を初期値
とし且つその後緩やかに減少する目標スリップ回転速度
NslipTがスリップ制御の目標値として用いられる
ため、トルクコンバータ12、油圧制御系、エンジン1
0などの特性の固体差や経時変化に拘わらず、同様な切
換感が得られる。 【0037】以上、本発明の一実施例図面に基づいて説
明したが、本発明はその他の態様においても適用される
。たとえば、前述の実施例において、ロックアップクラ
ッチ32の解放状態からスリップ制御への切り換えに際
して、目標スリップ回転速度NslipT は、その切
換当初のエンジン回転速度Ne とタービン回転速度N
T との回転速度差(=Ne−NT )がその初期値と
されていたが、たとえば0.8、0.9などの係数kが
乗算された値k(Ne −NT )が初期値とされても
よい。 【0038】また、前述の実施例の減少値ΔNs はス
ロットル弁開度θthの関数であったが、一定値であっ
ても差し支えない。 【0039】また、前述の実施例では、トルクコンバー
タ12の後段に有段の遊星歯車式自動変速機14が設け
られていたが、無段変速機であってもよいのである。 【0040】また、前述の実施例において、直結クラッ
チ付トルクコンバータ12について説明されていたが、
直結クラッチ付フルードカップリングであってもよい。 要するに、直結クラッチを有する流体式伝動装置であれ
ばよいのである。 【0041】また、前述の実施例の係合用油圧制御回路
46では、スリップ量に対応する差圧ΔP(=Pon−
Poff )がリニアソレノイド弁52の出力圧Pli
n に対応した値となるように作動するスリップ制御弁
56が用いられていたが、そのように差圧ΔPを自動的
に出力圧Plin に対応した値となるように作動しな
い通常の流量制御弁が用いられても差し支えない。 【0042】なお、上述したのはあくまでも本発明の一
実施例であり、本発明はその主旨を逸脱しない範囲にお
いて種々変更が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクレーム対応図である。
【図2】本発明の一実施例の制御装置およびそれが適用
された車両用動力伝達装置の骨子図である。
【図3】図2の流体式伝動装置に備えられた自動変速機
において、第1電磁弁および第2電磁弁の作動の組み合
わせとそれにより得られる変速段との関係を説明する図
表である。
【図4】図2の係合制御用油圧制御回路において、リニ
アソレノイド弁の出力圧Plin とロックアップクラ
ッチの係合側油室内油圧Ponおよび解放側油室内油圧
Poff との関係を説明する図である。
【図5】図2のトルクコンバータに備えられたロックア
ップクラッチの係合制御作動を説明するフローチャート
の一部である。
【図6】図2のトルクコンバータに備えられたロックア
ップクラッチの係合制御作動を説明するフローチャート
の一部である。
【図7】図5および図6のフローチャートにおいて用い
られる関係を示す図である。
【図8】図5および図6のフローチャートにおいて用い
られる関係を示す図である。
【図9】図5および図6のフローチャートにおいて用い
られる関係を示す図である。
【図10】図5および図6のフローチャートにより得ら
れる作動を説明するタイムチャートである。
【図11】従来の係合制御における作動を説明するタイ
ムチャートである。
【符号の説明】
12  トルクコンバータ(流体式伝動装置)32  
ロックアップクラッチ(直結クラッチ)46  係合制
御用油圧制御回路(スリップ調節手段)ステップS11
  切換判定手段 ステップS12乃至S18  目標スリップ回転速度発
生手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  車両用直結クラッチ付流体式伝動装置
    において、目標スリップ回転速度と実際のスリップ回転
    速度とが一致するように該直結クラッチのスリップ量を
    調節するスリップ調節手段を備えたスリップ制御装置で
    あって、前記直結クラッチがその解放状態からスリップ
    制御状態へ切り換えられたことを判定する切換判定手段
    と、該切換判定手段により前記直結クラッチがその解放
    状態からスリップ制御状態へ切り換えられたことが判定
    された場合には、その切換判定当初における該直結クラ
    ッチの入力側回転速度および出力側回転速度の差を初期
    値とし且つその後緩やかに減少する目標スリップ回転速
    度を発生させる目標スリップ回転速度発生手段とを含む
    ことを特徴とする車両用直結クラッチ付流体式伝動装置
    のスリップ制御装置。
JP3128437A 1991-04-30 1991-04-30 車両用直結クラッチ付流体式伝動装置のスリップ制御装置 Expired - Fee Related JP2576715B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3128437A JP2576715B2 (ja) 1991-04-30 1991-04-30 車両用直結クラッチ付流体式伝動装置のスリップ制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3128437A JP2576715B2 (ja) 1991-04-30 1991-04-30 車両用直結クラッチ付流体式伝動装置のスリップ制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04331868A true JPH04331868A (ja) 1992-11-19
JP2576715B2 JP2576715B2 (ja) 1997-01-29

Family

ID=14984719

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3128437A Expired - Fee Related JP2576715B2 (ja) 1991-04-30 1991-04-30 車両用直結クラッチ付流体式伝動装置のスリップ制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2576715B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0692657A3 (en) * 1994-07-13 1996-05-15 Toyota Motor Co Ltd Sliding control assembly in a clutch for carrying a motor vehicle
US5653661A (en) * 1995-03-01 1997-08-05 Nippondenso Co., Ltd. Lock-up clutch slip control for an automatic transmission
JP2001330139A (ja) * 2000-05-22 2001-11-30 Toyota Motor Corp 車両用クラッチの制御装置
DE19631236C2 (de) * 1995-08-23 2003-03-20 Luk Gs Verwaltungs Kg Getriebeeinheit und Verfahren zur Verwendung einer Getriebeeinheit

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59217056A (ja) * 1983-05-20 1984-12-07 Nissan Motor Co Ltd トルクコンバ−タのロツクアツプ制御装置
JPS60116929A (ja) * 1983-11-30 1985-06-24 Mitsubishi Motors Corp クラッチのスリップ制御装置
JPS6313060A (ja) * 1986-07-03 1988-01-20 Ricoh Co Ltd 記録装置
JPH0235266A (ja) * 1988-07-25 1990-02-05 Mazda Motor Corp 自動変速機の制御装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59217056A (ja) * 1983-05-20 1984-12-07 Nissan Motor Co Ltd トルクコンバ−タのロツクアツプ制御装置
JPS60116929A (ja) * 1983-11-30 1985-06-24 Mitsubishi Motors Corp クラッチのスリップ制御装置
JPS6313060A (ja) * 1986-07-03 1988-01-20 Ricoh Co Ltd 記録装置
JPH0235266A (ja) * 1988-07-25 1990-02-05 Mazda Motor Corp 自動変速機の制御装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0692657A3 (en) * 1994-07-13 1996-05-15 Toyota Motor Co Ltd Sliding control assembly in a clutch for carrying a motor vehicle
US5683329A (en) * 1994-07-13 1997-11-04 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Slip control apparatus for motor vehicle lock-up clutch
US5803868A (en) * 1994-07-13 1998-09-08 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Slip control apparatus for motor vehicle lock-up clutch
US5653661A (en) * 1995-03-01 1997-08-05 Nippondenso Co., Ltd. Lock-up clutch slip control for an automatic transmission
DE19631236C2 (de) * 1995-08-23 2003-03-20 Luk Gs Verwaltungs Kg Getriebeeinheit und Verfahren zur Verwendung einer Getriebeeinheit
DE19631294C2 (de) * 1995-08-23 2003-03-20 Luk Gs Verwaltungs Kg Getriebeeinheit
DE19631243C2 (de) * 1995-08-23 2003-05-15 Luk Gs Verwaltungs Kg Getriebeeinheit
JP2001330139A (ja) * 2000-05-22 2001-11-30 Toyota Motor Corp 車両用クラッチの制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2576715B2 (ja) 1997-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6773372B2 (en) Vehicle drive control apparatus and method
US6908413B2 (en) Driving control apparatus for vehicle and driving control method for vehicle
JP4655434B2 (ja) 車両用ロックアップクラッチの制御装置
KR0162008B1 (ko) 차량용 직결 클러치의 슬립 제어장치
JPH0396756A (ja) ロックアップクラッチの油圧制御装置
US8521381B2 (en) Power transfer device and control method thereof, and lock-up clutch device
JPH1137267A (ja) 車両用自動変速機の油圧制御装置
JP3860926B2 (ja) 車両用自動変速機の制御装置
JPH04331868A (ja) 車両用直結クラッチ付流体式伝動装置のスリップ制御装置
JP3152095B2 (ja) 車両用自動変速機の変速制御装置
JPH08285065A (ja) 車両用自動変速機の変速制御装置
JP3451801B2 (ja) 車両用直結クラッチのスリップ制御装置
JP3399302B2 (ja) 車両用自動変速機の油圧制御装置
JP3584555B2 (ja) 車両用自動変速機の変速制御装置
JP2924475B2 (ja) 自動変速機を備えた車両の制御装置
JP2924603B2 (ja) 車両用ロックアップクラッチの制御装置
JP2795118B2 (ja) ロックアップクラッチ付きトルクコンバータの制御装置
JP2531313B2 (ja) 直結クラッチ付流体式伝動装置を備えた車両用自動変速機の制御装置
JP3527325B2 (ja) 車両用直結クラッチの制御装置
JP3453941B2 (ja) 車両用直結クラッチのスリップ制御装置
JPH0914421A (ja) 車両用自動変速機の変速制御装置
JP2864913B2 (ja) 車両用直結クラッチのスリップ制御装置
JP2795143B2 (ja) 車両用ロックアップクラッチのソレノイド制御装置
JP3303700B2 (ja) 車両用自動変速機の変速制御装置
JP2881675B2 (ja) 車両用自動変速機の制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081107

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081107

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091107

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees