JPH04332108A - 多極着磁の方法 - Google Patents
多極着磁の方法Info
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- JPH04332108A JPH04332108A JP10125091A JP10125091A JPH04332108A JP H04332108 A JPH04332108 A JP H04332108A JP 10125091 A JP10125091 A JP 10125091A JP 10125091 A JP10125091 A JP 10125091A JP H04332108 A JPH04332108 A JP H04332108A
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Landscapes
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は等方性円筒状永久磁石の
外周面に多極着磁を行なう多極着磁の方法に関するもの
である。
外周面に多極着磁を行なう多極着磁の方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来これら円筒状永久磁石には代表的な
材質としてフェライト永久磁石、希土類永久磁石などが
あり、それらの磁石には例えばサイコロ形状にしてどち
らかの面から着磁しても同じ磁束量を得ることができる
等方性永久磁石と、特定の方向に磁気特性を向上させそ
の面方向にのみ高い磁束量を得ることを可能とした異方
性永久磁石とがある。異方性永久磁石を円筒形状に成形
して放射状に異方性を揃えたものがラジアル異方性永久
磁石と呼ばれ、その外周面に多極着磁を行いOA機器な
どに組み込まられるステッピングモータに使用される。 フェライト永久磁石は着磁、つまり磁化のされやすさを
示す保磁力が4KOe程度と低いため等方性、異方性を
問わず比較的着磁を行いやすかった。しかし希土類永久
磁石は一般的に保磁力が7KOeから15KOe程度と
高く、多極着磁ヨークの着磁能力を考慮した磁石の設計
が必要であった。また希土類永久磁石粉と結合材である
樹脂との混合物を磁場中で成形して、ラジアル異方性化
し樹脂結合型円筒状永久磁石として用いることも行われ
ている。希土類永久磁石の中でもSm−Co系の樹脂結
合型磁石はその磁気特性の高さと成形性の良さ、ラジア
ル異方性化の行いやすさなどから、特に数多く使用され
ている。ラジアル異方性の樹脂結合型円筒状永久磁石は
内周面に純鉄などの軟磁性材料よりなるバックヨークを
位置して、その外周面に位置した多極着磁ヨークにより
多極着磁される。この時の円筒状永久磁石の1磁極幅W
と肉厚Tとの関係は、T=0.5W〜0.7Wの範囲が
最も高い表面磁束密度を得ることできる。
材質としてフェライト永久磁石、希土類永久磁石などが
あり、それらの磁石には例えばサイコロ形状にしてどち
らかの面から着磁しても同じ磁束量を得ることができる
等方性永久磁石と、特定の方向に磁気特性を向上させそ
の面方向にのみ高い磁束量を得ることを可能とした異方
性永久磁石とがある。異方性永久磁石を円筒形状に成形
して放射状に異方性を揃えたものがラジアル異方性永久
磁石と呼ばれ、その外周面に多極着磁を行いOA機器な
どに組み込まられるステッピングモータに使用される。 フェライト永久磁石は着磁、つまり磁化のされやすさを
示す保磁力が4KOe程度と低いため等方性、異方性を
問わず比較的着磁を行いやすかった。しかし希土類永久
磁石は一般的に保磁力が7KOeから15KOe程度と
高く、多極着磁ヨークの着磁能力を考慮した磁石の設計
が必要であった。また希土類永久磁石粉と結合材である
樹脂との混合物を磁場中で成形して、ラジアル異方性化
し樹脂結合型円筒状永久磁石として用いることも行われ
ている。希土類永久磁石の中でもSm−Co系の樹脂結
合型磁石はその磁気特性の高さと成形性の良さ、ラジア
ル異方性化の行いやすさなどから、特に数多く使用され
ている。ラジアル異方性の樹脂結合型円筒状永久磁石は
内周面に純鉄などの軟磁性材料よりなるバックヨークを
位置して、その外周面に位置した多極着磁ヨークにより
多極着磁される。この時の円筒状永久磁石の1磁極幅W
と肉厚Tとの関係は、T=0.5W〜0.7Wの範囲が
最も高い表面磁束密度を得ることできる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記した
ようなラジアル異方性永久磁石の他に、最近ではNd系
の等方性の希土類永久磁石が用いられるようになってい
る。しかし等方性の永久磁石はその肉厚に関係なく着磁
極数を設定できるけれども、外周面から着磁した場合は
だんだんと内周面に近ずくほど着磁されて発生する磁束
に寄与する割合が小さくなるという現象を起こしていた
。つまり着磁のための磁力線は着磁ヨークの溝部に巻装
された電線から同芯円状に発生するため、その同芯円の
外側は磁石の厚さを越えているのにその谷間に当たる部
分は着磁ヨーク側に接している面から僅かに磁石内部に
入り込むだけでしかない。特に永久磁石は軟磁性材料な
どとは異なり、磁力線を吸引してその流れを引き寄せる
性質が弱いために顕著である。また希土類永久磁石粉は
フェライト磁石に比較して原料コストも高いため、磁束
の発生に寄与しない部分をそのままにしておくことは、
コストアップの要因でもある。本発明は、以上のような
従来の等方性の円筒状永久磁石の問題点を解決するもの
であり、その目的とするところは、着磁のための磁力線
を効率良く永久磁石に作用させ、希土類永久磁石を効率
良く使用することができる多極着磁の方法を提供すると
ころにある。
ようなラジアル異方性永久磁石の他に、最近ではNd系
の等方性の希土類永久磁石が用いられるようになってい
る。しかし等方性の永久磁石はその肉厚に関係なく着磁
極数を設定できるけれども、外周面から着磁した場合は
だんだんと内周面に近ずくほど着磁されて発生する磁束
に寄与する割合が小さくなるという現象を起こしていた
。つまり着磁のための磁力線は着磁ヨークの溝部に巻装
された電線から同芯円状に発生するため、その同芯円の
外側は磁石の厚さを越えているのにその谷間に当たる部
分は着磁ヨーク側に接している面から僅かに磁石内部に
入り込むだけでしかない。特に永久磁石は軟磁性材料な
どとは異なり、磁力線を吸引してその流れを引き寄せる
性質が弱いために顕著である。また希土類永久磁石粉は
フェライト磁石に比較して原料コストも高いため、磁束
の発生に寄与しない部分をそのままにしておくことは、
コストアップの要因でもある。本発明は、以上のような
従来の等方性の円筒状永久磁石の問題点を解決するもの
であり、その目的とするところは、着磁のための磁力線
を効率良く永久磁石に作用させ、希土類永久磁石を効率
良く使用することができる多極着磁の方法を提供すると
ころにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の多極着磁の方法
は、軟磁性材料よりなるパイプ状ヨークの内周面に複数
の溝加工を行ない、この溝部に電線を巻装した一般に多
極着磁ヨークと呼ばれる着磁治具の電線に、一般にパル
ス着磁電源と呼ばれる着磁電源装置からパルス状の着磁
電流を流すことにより、前記パイプ状ヨークの内周面に
位置した等方性円筒状永久磁石の外周面に多極着磁を行
なう多極着磁の方法において、該円筒状永久磁石の内周
面に軟磁性材料よりなる円筒状または円柱状のバックヨ
ークを内装、または固定し多極着磁を行う。または等方
性円筒状永久磁石の1磁極の幅W、同磁石の肉厚T、バ
ックヨークの肉厚tとした時T≦0.5W≦2tの関係
範囲内にある状態で多極着磁を行うものである。
は、軟磁性材料よりなるパイプ状ヨークの内周面に複数
の溝加工を行ない、この溝部に電線を巻装した一般に多
極着磁ヨークと呼ばれる着磁治具の電線に、一般にパル
ス着磁電源と呼ばれる着磁電源装置からパルス状の着磁
電流を流すことにより、前記パイプ状ヨークの内周面に
位置した等方性円筒状永久磁石の外周面に多極着磁を行
なう多極着磁の方法において、該円筒状永久磁石の内周
面に軟磁性材料よりなる円筒状または円柱状のバックヨ
ークを内装、または固定し多極着磁を行う。または等方
性円筒状永久磁石の1磁極の幅W、同磁石の肉厚T、バ
ックヨークの肉厚tとした時T≦0.5W≦2tの関係
範囲内にある状態で多極着磁を行うものである。
【0005】
【作用】即ち、本発明は軟磁性材料よりなるパイプ状ヨ
ークの内周面に複数の溝加工を行ない、この溝部に電線
を巻装した一般に多極着磁ヨークと呼ばれる着磁治具の
電線に、一般にパルス着磁電源と呼ばれる着磁電源装置
からパルス状の着磁電流を流すことにより、前記パイプ
状ヨークの内周面に位置した等方性円筒状永久磁石の外
周面に多極着磁を行う多極着磁の方法において、前記し
た等方性円筒状永久磁石の内周面に軟磁性材料よりなる
円筒状、または円柱状のバックヨークを内接し、前記し
た多極着磁ヨークの電線を中心に発生する着磁のための
磁力線をバックヨークで吸引し、着磁面から離れるのに
つれて着磁されない部分が発生する状態を改善するもの
である。また円筒状永久磁石の内周面にバックヨークを
固定しその時の円筒状永久磁石の1磁極幅と磁石の肉厚
、バックヨークの肉厚との関係を適切化して、希土類永
久磁石を効率良く使用することができる。
ークの内周面に複数の溝加工を行ない、この溝部に電線
を巻装した一般に多極着磁ヨークと呼ばれる着磁治具の
電線に、一般にパルス着磁電源と呼ばれる着磁電源装置
からパルス状の着磁電流を流すことにより、前記パイプ
状ヨークの内周面に位置した等方性円筒状永久磁石の外
周面に多極着磁を行う多極着磁の方法において、前記し
た等方性円筒状永久磁石の内周面に軟磁性材料よりなる
円筒状、または円柱状のバックヨークを内接し、前記し
た多極着磁ヨークの電線を中心に発生する着磁のための
磁力線をバックヨークで吸引し、着磁面から離れるのに
つれて着磁されない部分が発生する状態を改善するもの
である。また円筒状永久磁石の内周面にバックヨークを
固定しその時の円筒状永久磁石の1磁極幅と磁石の肉厚
、バックヨークの肉厚との関係を適切化して、希土類永
久磁石を効率良く使用することができる。
【0006】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。
(実施例1)Nd−Fe−B磁性粉末(60体積%)と
熱可塑性ナイロン樹脂(40体積%)よりなる混合物を
射出成形して樹脂結合型希土類永久磁石と呼ばれる外径
φ20×内径φ16×長さ10mmの等方性の円筒状永
久磁石を得た。この等方性の円筒状永久磁石の外周面に
24極着磁を行なうべく準備をした。純鉄の外径φ50
×内径φ20.01×長さ(深さ)13mmのヨークは
機械加工によりその内周側に24等分の丸溝を設けた。 その溝は永久磁石に接する側に幅1mmの開口部を設け
てある。ヨークの溝には、絶縁層で表面処理された仕上
がり外径φ1.2mm、芯線外径φ1mmの電気銅線を
巻き線しエポキシ樹脂を含浸し、絶縁処理を兼ねて固定
した。ヨークの外側に冷却のための水冷ジャケットを設
置してある。以上の様な構成をした多極着磁ヨークの口
出し線にパルス着磁電源装置を接続して多極着磁を行う
。パルス着磁電源装置はオイルコンデンサーに電荷を蓄
え、半導体スイッチにより短時間の内に多極着磁ヨーク
へのその電荷を流すタイプのものである。コンデンサー
の容量を800μF、電圧を2500Vに設定し、多極
着磁ヨークに前記した円筒状永久磁石を挿入し、更に円
筒状永久磁石の内側に純鉄製のバックヨークを内接させ
24極着磁を行った。その時のピーク電流値は1100
Aであった。従来例として前記した等方性の円筒状永久
磁石の内側には何も入れず、同様にパルス着磁電源装置
を設定して24極の多極着磁を行った。以上のようにし
て多極着磁した等方性の円筒状永久磁石単体の表面磁束
密度をそれぞれ10個ずつ市販のガウスメーターとホー
ルプローブを用いて測定し、その平均値をまとめた。 その結果を表1に示す。
熱可塑性ナイロン樹脂(40体積%)よりなる混合物を
射出成形して樹脂結合型希土類永久磁石と呼ばれる外径
φ20×内径φ16×長さ10mmの等方性の円筒状永
久磁石を得た。この等方性の円筒状永久磁石の外周面に
24極着磁を行なうべく準備をした。純鉄の外径φ50
×内径φ20.01×長さ(深さ)13mmのヨークは
機械加工によりその内周側に24等分の丸溝を設けた。 その溝は永久磁石に接する側に幅1mmの開口部を設け
てある。ヨークの溝には、絶縁層で表面処理された仕上
がり外径φ1.2mm、芯線外径φ1mmの電気銅線を
巻き線しエポキシ樹脂を含浸し、絶縁処理を兼ねて固定
した。ヨークの外側に冷却のための水冷ジャケットを設
置してある。以上の様な構成をした多極着磁ヨークの口
出し線にパルス着磁電源装置を接続して多極着磁を行う
。パルス着磁電源装置はオイルコンデンサーに電荷を蓄
え、半導体スイッチにより短時間の内に多極着磁ヨーク
へのその電荷を流すタイプのものである。コンデンサー
の容量を800μF、電圧を2500Vに設定し、多極
着磁ヨークに前記した円筒状永久磁石を挿入し、更に円
筒状永久磁石の内側に純鉄製のバックヨークを内接させ
24極着磁を行った。その時のピーク電流値は1100
Aであった。従来例として前記した等方性の円筒状永久
磁石の内側には何も入れず、同様にパルス着磁電源装置
を設定して24極の多極着磁を行った。以上のようにし
て多極着磁した等方性の円筒状永久磁石単体の表面磁束
密度をそれぞれ10個ずつ市販のガウスメーターとホー
ルプローブを用いて測定し、その平均値をまとめた。 その結果を表1に示す。
【表1】
本発明の多極着磁の方法によれば、同一の永久磁石と同
一の多極着磁ヨークを用いて、従来例の方法より高い表
面磁束密度を得ることをができるものである。 (実施例2)Nd−Fe−B磁性粉末(60体積%)と
熱可塑性ナイロン樹脂(40体積%)よりなる混合物を
射出成形して樹脂結合型希土類永久磁石と呼ばれる外径
φ20×内径φ16×長さ10mmの等方性の円筒状永
久磁石の外周面に24極着磁を行った。等方性の円筒状
永久磁石の内周面には外径φ15.95×内径φ13×
長さ10mmの純鉄製のバックヨークを接着材で固定し
た。使用した多極着磁ヨークなどは以下のとうりである
。純鉄の外径φ50×内径φ20.01×長さ(深さ)
13mmのヨークは機械加工によりその内周側に24等
分の丸溝を設けた。その溝は永久磁石に接する側に幅1
mmの開口部を設けてある。ヨークの溝には、絶縁層で
表面処理された仕上がり外径φ1.2mm、芯線外径φ
1mmの電気銅線を巻き線しエポキシ樹脂を含浸し、絶
縁処理を兼ねて固定した。ヨークの外側に冷却のための
水冷ジャケットを設置してある。以上の様な構成をした
多極着磁ヨークの口出し線にパルス着磁電源装置を接続
して多極着磁を行う。パルス着磁電源装置はオイルコン
デンサーに電荷を蓄え、半導体スイッチにより短時間の
内に多極着磁ヨークへその電荷を流すタイプのものであ
る。コンデンサーの容量を800μF、電圧を2500
Vに設定し、多極着磁ヨークに前記した円筒状永久磁石
を挿入し、更に円筒状永久磁石の内側に固定した純鉄製
のバックヨークの内側に純鉄の丸棒を内接させ24極着
磁を行った。その時のピーク電流値は1100Aであっ
た。従来例として前記した等方性の円筒状永久磁石の内
側に純鉄の丸棒を内接させ、同様にパルス着磁電源装置
を設定して24極の多極着磁を行った。以上のようにし
て多極着磁した等方性の円筒状永久磁石の表面磁束密度
をそれぞれ10個ずつ市販のガウスメーターとホールプ
ローブを用いて測定し、その平均値をまとめた。 その結果を表2に示す。
一の多極着磁ヨークを用いて、従来例の方法より高い表
面磁束密度を得ることをができるものである。 (実施例2)Nd−Fe−B磁性粉末(60体積%)と
熱可塑性ナイロン樹脂(40体積%)よりなる混合物を
射出成形して樹脂結合型希土類永久磁石と呼ばれる外径
φ20×内径φ16×長さ10mmの等方性の円筒状永
久磁石の外周面に24極着磁を行った。等方性の円筒状
永久磁石の内周面には外径φ15.95×内径φ13×
長さ10mmの純鉄製のバックヨークを接着材で固定し
た。使用した多極着磁ヨークなどは以下のとうりである
。純鉄の外径φ50×内径φ20.01×長さ(深さ)
13mmのヨークは機械加工によりその内周側に24等
分の丸溝を設けた。その溝は永久磁石に接する側に幅1
mmの開口部を設けてある。ヨークの溝には、絶縁層で
表面処理された仕上がり外径φ1.2mm、芯線外径φ
1mmの電気銅線を巻き線しエポキシ樹脂を含浸し、絶
縁処理を兼ねて固定した。ヨークの外側に冷却のための
水冷ジャケットを設置してある。以上の様な構成をした
多極着磁ヨークの口出し線にパルス着磁電源装置を接続
して多極着磁を行う。パルス着磁電源装置はオイルコン
デンサーに電荷を蓄え、半導体スイッチにより短時間の
内に多極着磁ヨークへその電荷を流すタイプのものであ
る。コンデンサーの容量を800μF、電圧を2500
Vに設定し、多極着磁ヨークに前記した円筒状永久磁石
を挿入し、更に円筒状永久磁石の内側に固定した純鉄製
のバックヨークの内側に純鉄の丸棒を内接させ24極着
磁を行った。その時のピーク電流値は1100Aであっ
た。従来例として前記した等方性の円筒状永久磁石の内
側に純鉄の丸棒を内接させ、同様にパルス着磁電源装置
を設定して24極の多極着磁を行った。以上のようにし
て多極着磁した等方性の円筒状永久磁石の表面磁束密度
をそれぞれ10個ずつ市販のガウスメーターとホールプ
ローブを用いて測定し、その平均値をまとめた。 その結果を表2に示す。
【表2】
本発明の多極着磁の方法によれば同一の永久磁石と同一
の多極着磁ヨークを用いて、従来例の方法より高い表面
磁束密度を得ることをができるものである。 (実施例3)Nd−Fe−B磁性粉末(60体積%)と
熱可塑性ナイロン樹脂(40体積%)よりなる混合物を
射出成形して樹脂結合型希土類永久磁石と呼ばれる外径
φ20、長さ10mmの等方性の円筒状永久磁石を得て
、内径寸法と磁石の肉厚をそれぞれφ17、T=1.5
、φ17.5、T=1.25、φ18、T=1mmに加
工した。肉厚を3種類に設定した等方性の円筒状永久磁
石の外周面に24極着磁を行った。それぞれの円筒状永
久磁石の内周面には外径寸法をそれぞれの円筒状永久磁
石に合わせた内径φ14mmで長さ10mmの純鉄製の
バックヨークを接着材で固定した。使用した多極着磁ヨ
ークなどは以下のとうりである。純鉄の外径φ50×内
径φ20.01×長さ(深さ)13mmのヨークは機械
加工によりその内周側に24等分の丸溝を設けた。その
溝は永久磁石に接する側に幅1mmの開口部を設けてあ
る。ヨークの溝には、絶縁層で表面処理された仕上がり
外径φ1.2mm、芯線外径φ1mmの電気銅線を巻き
線しエポキシ樹脂を含浸し、絶縁処理を兼ねて固定した
。ヨークの外側に冷却のための水冷ジャケットを設置し
てある。以上の様な構成をした多極着磁ヨークの口出し
線にパルス着磁電源装置を接続して多極着磁を行う。 パルス着磁電源装置はオイルコンデンサーに電荷を蓄え
、半導体スイッチにより短時間の内に多極着磁ヨークへ
その電荷を流すタイプのものである。コンデンサーの容
量を800μF、電圧を2500Vに設定し、多極着磁
ヨークに前記した円筒状永久磁石を挿入し、更に円筒状
永久磁石の内側に固定した純鉄製のバックヨークの内側
に純鉄の丸棒を内接させ24極着磁を行った。その時の
ピーク電流値は1100Aであった。従来例として前記
した等方性の円筒状永久磁石の内径をφ17mmにし、
その内側に純鉄の丸棒を内接させ、同様にパルス着磁電
源装置を設定して24極の多極着磁を行った。以上のよ
うにして多極着磁した等方性の円筒状永久磁石の表面磁
束密度をそれぞれ10個ずつ市販のガウスメーターとホ
ールプローブを用いて測定し、その平均値をまとめた。 その結果を表3に示す。
の多極着磁ヨークを用いて、従来例の方法より高い表面
磁束密度を得ることをができるものである。 (実施例3)Nd−Fe−B磁性粉末(60体積%)と
熱可塑性ナイロン樹脂(40体積%)よりなる混合物を
射出成形して樹脂結合型希土類永久磁石と呼ばれる外径
φ20、長さ10mmの等方性の円筒状永久磁石を得て
、内径寸法と磁石の肉厚をそれぞれφ17、T=1.5
、φ17.5、T=1.25、φ18、T=1mmに加
工した。肉厚を3種類に設定した等方性の円筒状永久磁
石の外周面に24極着磁を行った。それぞれの円筒状永
久磁石の内周面には外径寸法をそれぞれの円筒状永久磁
石に合わせた内径φ14mmで長さ10mmの純鉄製の
バックヨークを接着材で固定した。使用した多極着磁ヨ
ークなどは以下のとうりである。純鉄の外径φ50×内
径φ20.01×長さ(深さ)13mmのヨークは機械
加工によりその内周側に24等分の丸溝を設けた。その
溝は永久磁石に接する側に幅1mmの開口部を設けてあ
る。ヨークの溝には、絶縁層で表面処理された仕上がり
外径φ1.2mm、芯線外径φ1mmの電気銅線を巻き
線しエポキシ樹脂を含浸し、絶縁処理を兼ねて固定した
。ヨークの外側に冷却のための水冷ジャケットを設置し
てある。以上の様な構成をした多極着磁ヨークの口出し
線にパルス着磁電源装置を接続して多極着磁を行う。 パルス着磁電源装置はオイルコンデンサーに電荷を蓄え
、半導体スイッチにより短時間の内に多極着磁ヨークへ
その電荷を流すタイプのものである。コンデンサーの容
量を800μF、電圧を2500Vに設定し、多極着磁
ヨークに前記した円筒状永久磁石を挿入し、更に円筒状
永久磁石の内側に固定した純鉄製のバックヨークの内側
に純鉄の丸棒を内接させ24極着磁を行った。その時の
ピーク電流値は1100Aであった。従来例として前記
した等方性の円筒状永久磁石の内径をφ17mmにし、
その内側に純鉄の丸棒を内接させ、同様にパルス着磁電
源装置を設定して24極の多極着磁を行った。以上のよ
うにして多極着磁した等方性の円筒状永久磁石の表面磁
束密度をそれぞれ10個ずつ市販のガウスメーターとホ
ールプローブを用いて測定し、その平均値をまとめた。 その結果を表3に示す。
【表3】
本発明の多極着磁の方法によれば、等方性永久磁石の外
周1磁極の幅Wを2.6mmとした時、磁石の肉厚Tが
1.25mmつまりT=0.5Wの時に高い磁束密度を
得ることができる。また必要とされる表面磁束密度が、
少なくてもよい場合にはT≦0.5Wとすれば永久磁石
の使用量を少なくできるため磁石のコストも小さくなる
。次にバックヨークの厚さの適性値を実験により求めた
。等方性の円筒状永久磁石は外径φ20、内径φ17.
5mmの前記の表から一番特性の良い寸法のものを使用
した。永久磁石の内周面に固定するバックヨークはその
肉厚tをそれぞれ0.5、0.63、0.8mmとした
。前記と同様な条件で24極の多極着磁を行い、同様な
測定方法で測定した10個ずつの平均値を表4にまとめ
た。
周1磁極の幅Wを2.6mmとした時、磁石の肉厚Tが
1.25mmつまりT=0.5Wの時に高い磁束密度を
得ることができる。また必要とされる表面磁束密度が、
少なくてもよい場合にはT≦0.5Wとすれば永久磁石
の使用量を少なくできるため磁石のコストも小さくなる
。次にバックヨークの厚さの適性値を実験により求めた
。等方性の円筒状永久磁石は外径φ20、内径φ17.
5mmの前記の表から一番特性の良い寸法のものを使用
した。永久磁石の内周面に固定するバックヨークはその
肉厚tをそれぞれ0.5、0.63、0.8mmとした
。前記と同様な条件で24極の多極着磁を行い、同様な
測定方法で測定した10個ずつの平均値を表4にまとめ
た。
【表4】
バックヨークの肉厚tは、t=0.63mm以上つまり
永久磁石の肉厚T=1.25mmの半分以上T=≦2t
の関係があれば所定の表面磁束密度を得ることができる
。
永久磁石の肉厚T=1.25mmの半分以上T=≦2t
の関係があれば所定の表面磁束密度を得ることができる
。
【0007】
【発明の効果】以上述べたように本発明の多極着磁の方
法によれば、次のような効果を有するものである。 (1)等方性円筒状永久磁石の外周面に多極着磁を行う
多極着磁の方法において、該円筒状永久磁石の内周面に
軟磁性材料よりなる円筒状または円柱状のバックヨーク
を内接、または固定し多極着磁を行うことにより、着磁
のための磁力線を効率良く永久磁石に作用させることが
できるため、高い表面磁束密度を得ることができる。 (2)等方性円筒状永久磁石の1磁極の幅W、同磁石の
肉厚T、バックヨークの肉厚tとした時T≦0.5W≦
2tの関係範囲内にある状態で多極着磁を行うことによ
り、等方性円筒状永久磁石の肉厚を薄くしても所定の表
面磁束密度を確保できるため、永久磁石を効率良く使用
することができる。
法によれば、次のような効果を有するものである。 (1)等方性円筒状永久磁石の外周面に多極着磁を行う
多極着磁の方法において、該円筒状永久磁石の内周面に
軟磁性材料よりなる円筒状または円柱状のバックヨーク
を内接、または固定し多極着磁を行うことにより、着磁
のための磁力線を効率良く永久磁石に作用させることが
できるため、高い表面磁束密度を得ることができる。 (2)等方性円筒状永久磁石の1磁極の幅W、同磁石の
肉厚T、バックヨークの肉厚tとした時T≦0.5W≦
2tの関係範囲内にある状態で多極着磁を行うことによ
り、等方性円筒状永久磁石の肉厚を薄くしても所定の表
面磁束密度を確保できるため、永久磁石を効率良く使用
することができる。
Claims (3)
- 【請求項1】軟磁性材料よりなるパイプ状ヨークの内周
面に複数の溝加工を行ない、この溝部に電線を巻装した
一般に多極着磁ヨークと呼ばれる着磁治具の電線に、一
般にパルス着磁電源と呼ばれる着磁電源装置からパルス
状の着磁電流を流すことにより、前記パイプ状ヨークの
内周面に位置した等方性円筒状永久磁石の外周面に多極
着磁を行なう多極着磁の方法において、該円筒状永久磁
石の内周面に軟磁性材料よりなる円筒状または円柱状の
バックヨークを内接させ多極着磁を行うことを特徴とす
る多極着磁の方法。 - 【請求項2】上記多極着磁の方法においてパイプ状ヨー
クの内周面に位置した円筒状永久磁石が等方性であり、
かつ内周面に内接した軟磁性材料よりなる円筒状または
円柱状のバックヨークが該円筒状永久磁石の内周面に固
定されていることを特徴とする多極着磁の方法。 - 【請求項3】上記多極着磁の方法においてパイプ状ヨー
クの内周面に位置した円筒状永久磁石が等方性であり、
かつ該円筒状永久磁石の内周面に内接し、固定されてい
る軟磁性材料よりなる円筒状のバックヨークとが、前記
した円筒状永久磁石の1磁極の幅W、同磁石の肉厚T、
バックヨークの肉厚tとした時T≦0.5W≦2tの関
係範囲内にあることを特徴とする多極着磁の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10125091A JPH04332108A (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | 多極着磁の方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10125091A JPH04332108A (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | 多極着磁の方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04332108A true JPH04332108A (ja) | 1992-11-19 |
Family
ID=14295670
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10125091A Pending JPH04332108A (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | 多極着磁の方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04332108A (ja) |
-
1991
- 1991-05-07 JP JP10125091A patent/JPH04332108A/ja active Pending
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