JPH04332464A - アルミニウム/酸化銀バッテリー・システム - Google Patents

アルミニウム/酸化銀バッテリー・システム

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JPH04332464A
JPH04332464A JP3260976A JP26097691A JPH04332464A JP H04332464 A JPH04332464 A JP H04332464A JP 3260976 A JP3260976 A JP 3260976A JP 26097691 A JP26097691 A JP 26097691A JP H04332464 A JPH04332464 A JP H04332464A
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JP
Japan
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battery system
alkaline electrolyte
battery
hydroxide
aluminum
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Withdrawn
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JP3260976A
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English (en)
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Nicholas Shuster
ニコラス シュスター
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Westinghouse Electric Corp
Original Assignee
Westinghouse Electric Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M6/00Primary cells; Manufacture thereof
    • H01M6/50Methods or arrangements for servicing or maintenance, e.g. for maintaining operating temperature
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M6/00Primary cells; Manufacture thereof
    • H01M6/04Cells with aqueous electrolyte

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Filling, Topping-Up Batteries (AREA)
  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
  • Hybrid Cells (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高クーロン効率(cou
lombic efficiency)且つ低出力密度
レベルで放電させることのできるアルミニウム/酸化銀
バッテリー・システム、特に、低出力密度レベルで効率
的に放電させることができるだけでなく、低出力密度レ
ベルの少なくとも約8倍の高出力密度レベルでも効率的
に放電させることのできるアルミニウム/酸化銀バッテ
リー・システムに係わる。
【0002】
【従来の技術】船内に搭載の電源システムは、電動式魚
雷、可動標的、可動機雷、救命用移動体、音響撹乱装置
などのような水中移動体の推進に利用される。この種の
移動体のうちには長時間に亘って異なる速度で移動する
ものがある。例えば、“索敵”モードでは1時間以上の
長時間に亘って低速移動し、“追跡”モードでは最長1
時間低速の約2倍の速度に切り換えられるように設計さ
れた新型魚雷がある。このような用途では、電源システ
ムは相手の探知を遅らせるためほとんど無音であるだけ
でなく、信頼性の点でできるだけ安全且つ構造が簡単で
なければならない。さらには、移動体の負担とならない
ようにこのシステムは軽量でなければならない。
【0003】例えば2段速魚雷のような多段速移動体を
駆動するのにボイラー及び/またはバッテリーを並列に
した独立動力源を利用する方式が提案されている。しか
し、並列システムによって実際に得られる総エネルギー
は作動条件が設計上の条件にいかに近似出きるかによっ
て決定される。例えば、設計によっては、2段速魚雷の
理論上総エネルギーが、(低速移動効用の)低出力シス
テムと(高速移動用の)高出力システムに等分されるも
のがある。しかし、低速移動または高速移動がほとんど
起こらないで条件で展開される場合、魚雷は総エネルギ
ーの約1/2以下を利用するに過ぎない。このような場
合に並列二重動力源の代りに単一動力源を採用すれば、
利用可能な総エネルギーを他のモードにおける魚雷の動
作時間を伸ばすのに利用することができる。重要な点は
、このような設計によって低出力索敵時間が著しく増加
することである。
【0004】ボイラー及びその付属装置はノイズ・レベ
ルが極めて高く、しかも安全性に問題があるから2段速
魚雷などのような移動体に採用するには不適当である。
【0005】バッテリーのアノードの電力密度が腐食電
流にも拘らず優れたアノード利用率を可能にするほど高
い場合、高エネルギー密度バッテリー・システムが魚雷
を高速で駆動するのに有用であることはすでに実証ずみ
である。高出力レベルにおいては、アルミニウム/酸化
銀バッテリー・システムが特に有用である。この電気化
学システムの理論上のemfは、発表された自由エネル
ギーフォーメーション・データによれば+2.87ボル
トである。また、理論上の比エネルギーは(水酸化ナト
リウムが使用されると仮定して)反応物の単位重量当り
約915Whr/kg(415Whr/ポンド)である
。6M水酸化ナトリウム電解液を使用し、1.6ボルト
において約600mA/cm2の電流密度で放電し(約
1.0W/cm2の有効アノード表面積)、腐食電流が
約100mA/cm2以下の高出力密度アルミニウム/
酸化銀バッテリー・システムがすでに開発されている。 しかし、このバッテリー・システムは許容限度を超える
高い腐食電流を伴なって約125mA/cm2以下で放
電するから、出力レベルが単位有効アノード表面積当り
約0.125W/cm2以下となる、魚雷を半速以下で
駆動する低電源システムとして使用しても所期の効果は
得られない。出力は速度の3乗に比例するから速度の半
減はバッテリー・システムの出力が1/8に低下するこ
とを意味する。アノード及び電解質の消耗に加えて、腐
食反応が多量の熱(−96.2kcal/grーモルA
l)を発生させるからこれを除く手段が必要となり、さ
らに水素をも発生させるからこれを逃す手段も必要とな
る。アルカリ性電解液中で下記反応が起こる。
【0006】   アノード:  2Al+8OH−→2AlO2−+
4H2O+6電子  カソード:  3AgO+3H2
O+6電子→3Ag+6OH−  全体的な電気化学反
応:           2Al+3AgO+2OH−→2
AlO2−+3Ag+H2O  腐食:  2Al+2
H2O+2OH−→2AlO2−+3H2  再生: 
 AlO2−+2H2O→Al(OH)3+OH−本発
明の目的は,低出力密度及びこれよりもはるかに高い出
力密度において効率よく作用するアルミニウム/酸化銀
バッテリー・システムを提供することにある。本発明の
他の目的はこれら2通りの出力密度において長時間効率
よく作用するバッテリー・システムを提供することにあ
る。本発明のさらに他の目的は安定した低出力密度から
これよりもはるかに高い安定出力密度へ迅速に切り換え
ることのできるバッテリー・システムを提供することに
ある。
【0007】
【当該発明が解決しようとする課題】上記の目的に鑑み
、本発明は低出力密度及びその約8倍以上の高出力密度
で効率よく放電するアルミニウム/酸化銀バッテリー・
システムを提案する。該システムは複数セルで構成され
たバッテリー・スタックから成り、各セルはアルミニウ
ムアノード及び酸化銀カソードを有し、両電極は電解質
水溶液中に配置される。電解液の水酸基濃度はシステム
が低出力密度で作用する際には約0.1M乃至1Mであ
り、システムが高出力密度で作用する際には少なくとも
3Mである。アルカリ性電解質としては、水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、水酸化リチウムのようなアルカ
リ性水酸化物が好ましい。電解液にアルカリ性電解質を
添加するため、電解液と流体通過関係にタンクを設け、
該タンクと連携する注入手段によってアルカリ性電解質
水溶液にアルカリ性電解質を注入してシステムを低出力
密度の約8倍以上の高出力密度で作用させる。本発明の
バッテリー・システムは約0.125W/cm2以下及
び約1W/cm2以上の有効アノード表面積で効率よく
作用し、50%以上の高クーロン効率が得られる。 このようなシステムのシステム比エネルギーはバッテリ
ー・システム総重量に基づき少なくとも約200Whr
/kgである。本発明の好ましい実施例は少なくとも約
1W/cm2の高出力密度及び約0.05W/cm2以
下の低出力密度で作用し、いずれの動作モードにおいて
もクーロン効率は少なくとも85%である。このような
バッテリー・システムの比エネルギーは少なくとも約3
50Whr/kgである。
【0008】添付の図面に沿って本発明の好ましい実施
例を以下に説明する。
【0009】
【実施例】図1は水上または水中移動体を種々の速度で
有効に駆動するためのバッテリー・システム10を略示
する説明図である。特に図2から明らかなように、バッ
テリー12はアルカリ性電解質水溶液16中に複数の双
極セル14から成るスタック13を内臓している。各セ
ル14は電解液16が循環する約0.05mm乃至約1
0mm(約20乃至500ミル)の狭い電極ギャップ2
3によって互いに隔てられているアルミニウムアノード
20及び酸化銀カソード22を有する。スタック13は
、1つのセル14のアノード20と隣接セル14のカソ
ード22が例えばニッケル箔のような非多孔質の導電性
双極壁24によって互いに隔てられるように構成するの
が普通である。各セル14の電極ギャップ23は小さい
スペーサー、例えば、アノード20またはカソード22
に取り付けた小ビーズ25によって保持される。セル1
4の小ビーズ25を整列させ、セル14を圧縮すること
により機械的に安定なスタック13を形成することがで
きる。アノード20は金属アルミニウムまたはアルミニ
ウム合金で形成すればよい。電解質としては、水酸化ナ
トリウム、水酸化リチウム、水酸化カリウムのようなア
ルカリ性水酸化物またはこれと等価のその他の化合物が
好ましい。バッテリー12の内部で電気化学反応及び腐
食反応が進行するのに伴なって、電解液が反応熱を吸収
し、水酸化アルミニウム濃度は上昇するが水酸化物濃度
は低下する。電解液はバッテリー12から短いライン2
6を介してセパレーター27に流入し、セパレーター2
7は腐食反応から生じた水素をライン28を介して逃す
。セパレーター27は動的セパレーターでも静的セパレ
ーターでもよい。ブリード・ライン32に配設した操作
弁30を利用してシステムから少量の電解液を排出する
ことによって電解液濃度を制御することができる。補給
水は例えばライン34においてシステム10に導入すれ
ばよく、その場合、操作弁40を有するライン38に配
設したポンプ36を利用する。多くの場合、補給水を周
囲の水域から採取し、電解液を周囲の水中に放出するの
が普通である。
【0010】アルカリ性電解液16は熱交換器44を通
過しながら熱を吸収される。その場合、周囲の水によっ
て吸熱を行うのが普通である。電解液の最高温度は約1
20℃以下である。熱交換器44からのライン52にお
ける電解液16の温度を制御するには、バイパス・ライ
ン48に配設した操作弁46などを利用すればよい。冷
却された電解液16は再びバッテリー12に流入する。 図示のように、ライン52に配設したポンプ54を利用
することによりシステム10内に電解液16を循環させ
る。低速駆動時の流量は高速駆動時の流量の約10%ま
たはそれ以下で十分である。熱を奪い、且つ反応生成物
を除去するのにポンプ54を間欠的に作動させるだけで
よい実施例も考えられる。さらに他の実施例ではポンプ
54の代りに、索敵モード時に低ノイズ・レベルで動作
するポンプと、追跡モード時に動作するポンプとの(図
示せず)2つのポンプを使用する。
【0011】ライン62から成るフロー・ループに配設
したタンク60は電解液16と連通関係にあり、注入弁
64などのような適当な注入手段を介してタンク60内
の濃縮電解液16を電解液に添加する。電解液を熱交換
器44からタンク60に通してポンプ54より手前のラ
イン52に流入させ、両電解液を十分に混合するのにポ
ンプ54を効果的に利用できるようにするのが好ましい
。或いは電解液を他の場所でシステム10に添加しても
よい。例えば、直接バッテリー12内へ添加してもよい
。また、タンク60内の電解質を(溶液ではなく)固形
とし、溶液の熱が電解液の温度を約30℃乃至約100
℃まで上昇させることによって出力密度レベルを急激に
増大させることができる。この実施態様ではタンク60
の上流側に設けた(図示せず)遮断弁を利用すればよい
【0012】展開された魚雷の“索敵”モード時におけ
るバッテリー・システム10の作用について説明すると
、電気化学反応及び腐食反応においてアルミニウムと反
応する水酸化物を補充するため連続的または周期的に電
解液16に電解質を注入するように注入弁64を調整し
た状態で1時間以上に及び長時間に亘って電解液16を
循環させることができる。電気化学反応ではカソードに
おいて、腐食反応及び水酸化物再生反応ではアノードに
おいてそれぞれ反応する反応水を補充するためには、ポ
ンプ36によって連続的または周期的に補給水を注入す
ればよい。
【0013】反応生成物濃度を許容最高レベル以下に維
持するには、必要に応じライン32を介してシステム1
0から電解液16を排出させればよい。電解液16によ
って吸収されない発生水素はセパレーター27において
電解液16から分離し、ライン28を通って外部へ逃す
。魚雷が索敵モードから追跡モードに切り換えられると
、注入弁64が開いて多量の電解質を電解液に注入する
ことにより水酸基濃度が約0.1M乃至約1M水酸化物
から約3M水酸化物以上に増大する。
【0014】最大限約600kWの出力を有する特に好
ましいアルミニウム/酸化銀バッテリーを使用すれば、
“索敵”モードでは全速の33%で、“追跡”モードで
は全速で魚雷を推進させることができる。バッテリー・
システムはそれぞれが約215個の双極セルから成って
互いに並列に配設された2組のバッテリー・スタックを
有し、各セルは約1350cm2の有効アノード表面積
を有する。アノードはRX808の名称で知られる米国
海軍の開発にかかるアルミニウム合金か、または優れた
高アルカリ性電解液用として当業者に公知の類似の合金
で形成する。
【0015】“追跡”モードにおける全速移動時には、
電解液が少なくとも約6Mの水酸化物を含有すると共に
、防食剤として好ましくは約20g/リットルまたはそ
れ以下の錫酸ナトリウムを含有する。他の実施例では、
バッテリー・スタック中に樹枝状晶が形成されるのを軽
減または防止するため、電解液が錫酸ナトリウムの代り
に、またはこれとは別に亜鉛または例えばEDTA(エ
チレン・ジアミン・テトラ酢酸)のような有機化合物を
防食剤として含有する。錫酸ナトリウム及びEDTAの
使用は限られたテストにおいて極めて有効であることが
立証された。全速移動時において、バッテリー・システ
ムの出力密度は約1W/cm2、放電電流密度は1.6
ボルトにおいて約640mA/cm2である。腐食密度
は約70mA/cm2、アルミニウムアノード利用率は
約90%である。このような高出力密度条件下で、発生
廃熱総量は約7500kcal/分である。また、(標
準温度及び標準圧において)約280リットル/分の水
素が発生する。
【0016】魚雷が“索敵”モードにおいて全速の約3
3%で移動する場合、バッテリー・システムの出力密度
は0.0324W/cm2の有効アノード表面積と低く
、総出力は約20kWに過ぎない。
【0017】低速時出力%  =  (分数)3(全速
)1/3速時出力%  =  (1/3)3(600k
W)1/3速時出力%  〜  20kW 公称電圧1ボルトにおいて、低速時でのバッテリーの低
出力電流密度は約32mA/cm2に過ぎず、これは高
出力電流密度の約5%に過ぎない。後述するテスト結果
から明らかなように、3乃至4gの錫酸ナトリウム防食
剤を含有する0.25M水酸化物溶液を電解液として使
用すれば、高いクーロン効率(47℃、4.5時間に亘
る測定値で約87%)が得られる。このような溶液を使
用した場合の負荷電流密度は(テスト結果によれば)約
31mA/cm2(1.3ボルトにおいて)、腐食電流
密度は約4.6mA/cm2となる。このような腐食電
流密度では、低出力(即ち、全速の33%)時に発生す
る水素が全速時の約6.6%に過ぎない。速度に関係な
く電解液の温度上昇が一定なら、低出力密度時の電解液
流量は高出力密度時における流量の約6%に過ぎない。
【0018】1/3速から全速への、即ち、低出力密度
から高出力密度への切り換えは電解液1リットルに対し
て約250gの水酸化ナトリウム及び約15gの錫酸ナ
トリウムを循環ループに急速添加することで効果的に行
われる。水酸化ナトリウムを無水固形物の形で添加する
と、電解液の温度が約40℃から約100℃に上昇する
【0019】2段速魚雷を駆動するのに最適のアルミニ
ウム/酸化銀バッテリー・システムは約1.5ボルトで
作動し、魚雷の移動速度に関係なく単位重量の反応物に
対して約400Wh/kg(180Wh/ポンド)以上
の出力を提供する。定エネルギー・システムの場合、バ
ッテリーは90%のクーロン効率で約1.5ボルト以上
の電圧において低出力及び/または高出力を提供するこ
とで、展開条件に関係なく、システム総重量に対して2
20Wh/kgのバッテリー・システム比エネルギーを
実現する。
【0020】以下に述べるテストから明らかなように、
本発明の実施例としてのアルミニウム/酸化銀バッテリ
ー・システムは約0.125W/cm2以下の低出力密
度及び125mA/cm2以下の電流密度で長時間に亘
り効率よく作用する。
【0021】第1のテストでは、それぞれが60cm2
の有効アノード表面積を有する25個のセルから成り、
6乃至8M水酸化物電解液を使用するアルミニウム/酸
化銀バッテリー・システムを65分間に45回に亘り、
0.013W/cm2の有効アノード表面積の低出力レ
ベルから1.85W/cm2の高出力レベルまでのパル
ス動作させた。なお、この出力密度変化の範囲内に上記
バッテリー・システムの出力密度0.0324W/cm
2乃至1.5W/cm2を含む。この実験用バッテリー
はテスト時間全体に亘って安定した、再現性の高い性能
を示した。また、出力レベル変化に伴う有害な影響は全
く見られなかった。
【0022】第2のテストでは、有効アノード表面積が
25cm2の単一セルからなるアルミニウム/酸化銀バ
ッテリー・システムを3時間に35回以上、約0.01
3W/cm2の設計上低出力レベルから1.85W/c
m2の設計上高出力レベルまでの間でパルス動作させた
。低出力密度及び高出力密度における電解液の水酸基濃
度は6乃至8モルであった。低出力密度では電解液を最
適化したり腐食を制御したりする試みは全くなされなか
った。即ち、このテストの目的は電解液モル濃度が高く
なるとほとんど瞬時的に出力レベルが切り換えられるこ
とを立証することにあったからである。
【0023】図3は、3時間テストにおけるシステムの
出力電流(アンペア)及び出力電圧をトレース70及び
72でそれぞれ示す。定電流線74は設計上の電流密度
1.85アンペア/cm2を示す。定電圧線76は各セ
ルの設計上最低電圧1ボルトを示す。図4及び5は25
番目及び27番目のパルスにそれぞれ対応する出力切り
換えを拡大して示す図である。図3、4及び5から明ら
かなように、出力レベル変化は急激であり、全く困難を
伴わずに行われる。3時間テストでは、必要に応じてパ
ルスとパルスの間で循環ポンプを停止し、高出力への切
り換え直前に作動させる。図4の点82及び84は25
番目のパルスにおけるポンプの作動及び停止時点を示し
、図5の点86及び88は27番目のパルスにおけるポ
ンプの作動及び停止時点を示す。図5の点90は26番
目のパルスに続くポンプの停止時点を示す。図4及び5
のトレース70及び72が示唆しているように、実施態
様によっては低出力時には電解液流量を著しく低下させ
てもよく、場合によっては自然な電解液循環で十分であ
る。バッテリー・システムが長時間に亘って低出力を提
供しなければならない電気的な魚雷推進手段として上記
のようなバッテリー・システムを使用すれば、低出力時
に循環ポンプをゼロに近い流量で作用させることによっ
てエネルギーを維持し、且つ探知可能なノイズを制御す
ることができる。
【0024】第3のテスト・シリーズでは有効アノード
表面積が4cm2の電極を採用した実験セルを種々の使
用条件下で約0.032W/cm2の設計低出力で放電
させることにより、想定される腐食条件下での低出力性
能を測定した。アルミニウムアノードとして、厚さが0
.2mm(8ミル)、ニッケルで裏張りしたものを使用
した。電極ギャップは10mm(375ミル)であった
。図6のトレース92は0.032W/cm2の有効ア
ノード表面積を表わす設計上の点を示す。トレース94
は0.38M水酸化ナトリウム電解液を約1時間に亘っ
て67℃に維持したテストにおけるセルの出力レベルを
示す。アルミニウムアノード利用率は測定しなかった。 トレース98は防食剤として3乃至4g/リットルの錫
酸ナトリウムを含有する0.25M水酸化ナトリウム電
解液を4時間以上に亘って47℃に維持したテストにお
けるセルの出力レベルを示す。アルミニウムアノード利
用率は初期重量に対して87%であった。アルミニウム
が消費されつくした時点で3時間テストが終了した。も
っと重く、もっと厚いアノードを使用すればテスト時間
をさらに延長することができる。なお、図6の時間目盛
りは変動的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施例としてのバッテリー・
システムを示す簡略図である。
【図2】図2は、セルから成るバッテリー・スタックを
示す拡大図である。
【図3】図3は、実験用バッテリー・スタックの経時的
な電流及び電圧トレースを示すグラフである。
【図4】図4は、図3に示したトレースの一部をそれぞ
れ拡大して示すグラフである。
【図5】図5は、図3に示したトレースの一部をそれぞ
れ拡大して示すグラフである。
【図6】図6は、他の実験用バッテリー・スタックの経
時的な出力密度トレースを示すグラフである。
【符号の説明】
13  バッテリー・スタック 16  アルカリ性電解質水溶液 20  アルミニウムアノード 22  酸化銀カソード 27  セパレーター 36,54  ポンプ 60  電解液タンク

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  低出力密度及びその約8倍以上の高出
    力密度で放電するアルミニウム/酸化銀バッテリー・シ
    ステムにおいて、それぞれが水酸化ナトリウム、水酸化
    カリウム及び水酸化リチウムから選択されたアルカリ性
    電解質水溶液中に配置されたアルミニウムアノード及び
    酸化銀カソードを有する複数のセルから成り、システム
    が低出力密度で作用する時電解液が約0.1M乃至約1
    Mの水酸基濃度を有し、システムが低出力密度の約8倍
    以上の高出力密度で作用する時少なくとも約3Mの水酸
    基濃度を有するよう構成されたバッテリー・スタックと
    ;アルカリ性電解質を内臓し、システム内のアルカリ性
    電解質水溶液と流体連通関係にあるタンクと;アルカリ
    性電解質水溶液にアルカリ性電解質を注入または固形水
    酸化物を混入するためタンクと連携させた注入弁とより
    なることを特徴とするアルミニウム/酸化銀バッテリー
    ・システム。
  2. 【請求項2】  バッテリー・システムが少なくとも約
    1W/cm2の有効アノード表面積の高出力密度で作用
    し、約0.125W/cm2以下の有効アノード表面積
    の低出力密度で作用することを特徴とする請求項1に記
    載のバッテリー・システム。
  3. 【請求項3】  バッテリー・システムが約0.05W
    /cm2以下の有効アノード表面積の低出力密度で作用
    することを特徴とする請求項2に記載のバッテリー・シ
    ステム。
  4. 【請求項4】  システムの比エネルギーが少なくとも
    約200Wh/kgであることを特徴とする請求項1に
    記載のバッテリー・システム。
  5. 【請求項5】  システムの比エネルギーが少なくとも
    約350Wh/kgであることを特徴とする請求項4に
    記載のバッテリー・システム。
  6. 【請求項6】  クーロン効率が少なくとも50%であ
    ることを特徴とする請求項1に記載のバッテリー・シス
    テム。
  7. 【請求項7】  クーロン効率が少なくとも85%であ
    ることを特徴とする請求項6に記載のバッテリー・シス
    テム。
  8. 【請求項8】  タンクがアルカリ性電解質水溶液の形
    でアルカリ性電解質を内臓していることを特徴とする請
    求項1に記載のバッテリー・システム。
  9. 【請求項9】  タンクが固形物の形でアルカリ性電解
    質を内臓していることを特徴とする請求項1に記載のバ
    ッテリー・システム。
  10. 【請求項10】  それぞれが水酸化ナトリウム、水酸
    化カリウム及び水酸化リチウムから成る群から選択され
    た約0.1M乃至約1Mのアルカリ性水酸化物、及び錫
    、亜鉛、EDTA及びこれらの混合物からなる群から選
    択された防食剤を含有するアルカリ性電解質水溶液中に
    配置されたアルミニウムアノード及び酸化銀カソードを
    有する複数セルから成るバッテリー・スタックと;アル
    カリ性水酸化物を内蔵し、システム内のアルカリ性電解
    質水溶液と流体連通関係にあるタンクと;アルカリ性電
    解質水溶液の濃度を少なくとも3Mアルカリ性水酸化物
    まで高めるのに十分な量のアルカリ性水酸化物をタンク
    からシステム内の前記アルカリ性電解質水溶液に注入す
    るためタンクと連携させた注入手段とよりなることを特
    徴とするアルミニウム/酸化銀バッテリー・システム。
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