JPH043327Y2 - - Google Patents

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JPH043327Y2
JPH043327Y2 JP943186U JP943186U JPH043327Y2 JP H043327 Y2 JPH043327 Y2 JP H043327Y2 JP 943186 U JP943186 U JP 943186U JP 943186 U JP943186 U JP 943186U JP H043327 Y2 JPH043327 Y2 JP H043327Y2
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anesthesia
conductive member
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dental
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、歯科実習生が伝達麻酔の実習をする
ための教材に関するものである。
従来技術 歯科における伝達麻酔は、適格な伝達麻酔孔に
麻酔薬を注射して実施しなければならないが、伝
達麻酔孔は非常に小さく、局部的なものであり、
正しい角度で、そこに注射するには熟練を要する
ものであつた。そこで、歯科実習生の伝達麻酔の
実習は必須であるが、耐久性よく確実に利用でき
る実習教材は存在しない。
実公昭60−32694号公報には、歯科用マネキン
として伝達麻酔実習用のマネキンが開示される
が、ここでは感圧導電エラストマを含むセンサに
注射針を押圧または刺入して通電させ、信号を発
するようにしたものであり、その信号によつて、
注射針で伝達麻酔孔をとらえたか否かを判断する
ものである。このマネキンは、実習教材としてか
なり有用なものであるが、感圧導体エラストマは
注射針の押圧または刺入によつて傷つき易く、耐
久性に乏しく、また、注射針がセンサに一定の範
囲で当たりさえすれば信号を発するため、注射針
の刺入角度を正しく習得することは困難であり、
更なる改良が必要とされるものである。
考案の目的 本考案は、上述の如き従来品の欠点を改良し、
注射針が、局部的な伝達麻酔孔に正しい角度で刺
入されたか否かを、正しく判断できる耐久性のあ
る歯科伝達麻酔実習用教材を提供することを目的
とする。
考案の構成 本考案の教材は、人の上顎及び/又は下顎部分
を含む模型において、伝達麻酔孔に相当する位置
に、硬質の通電性部材が、注射針を正しい角度で
通電性部材の開口部に刺入すると通電し、信号を
発するように配置されているものであつて、通電
性部材の開口部がゴム状物質で覆われているこ
と、及び当該通電性部材が筒状部材とその中央に
同心的に配置された先端が円錐形状をなす芯部材
からなり、筒状部材の先端部内壁が逆円錐台形状
に先端が広く形成され、筒状部材の内壁と芯部材
の外壁が共に導電性材料からなつており、先端部
の間隙t1と内部の間隙t2が、注射針の太さdに対
して、t1>d>t2の関係にあり、注射針が筒状部
材と芯部材の間に入り、筒状部材の内壁と芯部材
の外壁に共に接すると、通電するようになつてい
る。
即ち、本考案では通電性部材が伝達麻酔孔に相
当する位置にゴム状物質で覆われて配置されてい
るため、実際の歯科治療同様に伝達麻酔孔(通電
性部材の開口部)を目で直接確かめることができ
ない状態で伝達麻酔の実習ができるものである。
また、通電性部材は硬質物質からなるため、繰り
返し実習しても(注射針を何度も刺入したり、誤
つて側面に当てたりしても)傷つくことなく、耐
久性よく使用でき、しかも注射針は通電性部材に
至る前にその表面を覆うゴム状物質を貫通するこ
ととなるので、実際の歯科治療において歯肉など
に注射をする感触をも味わうことができる。
更に、本考案の教材では、開口部に一定角度で
注射針が刺入された時にだけ信号が発するように
設置されているため、注射の正確な角度をも、速
やかに習得できることとなる。これは、通電性部
材が注射針が貫通できない硬質物質から形成され
ていること、及び前述の如き特定形状に通電性部
材が形成されることにより、はじめて確実にされ
るものである。
本考案の模型は、歯科における伝達麻酔孔、例
えば眼窩下孔、上顎結節、大口蓋孔、切歯孔、下
顎孔、オトガイ孔及び筋突起孔の一個以上を含む
ものであればよく、上顎及び/又は下顎部分だけ
の模型であつても、頭部全体の模型であつてもよ
い。
また、本考案の通電性部材は、注射針で容易に
傷つかない硬質物質であれば、どのような材質で
形成されてもよい。ただし、注射針の開口部への
刺入で通電可能なように、少なくとも筒状部材の
内壁と芯部材の外壁は通電性材料から構成されて
いなければならない。一般に、全体を金属で形成
するのが好ましい。
芯部材は先端が頂角20〜40゜の円錐形状に形成
されるのが好ましく、筒状部材は先端部内壁が頂
角20〜40゜の逆円錐台形状となるように形成され
るのが好ましい。
芯部材内壁と筒状部材外壁が注射針などの導体
で接続されると通電し、音、光などの信号を発す
るようにする手段としては、通常の電気的手段が
使用できるものであり、信号手段としては一般に
ライト、ブザー及び音声の少なくとも一種が使用
される。
信号手段として、ライト及びブザーを共に設置
し、スイツチの切り換えで、ライトのみに通電可
能とするのが好ましく、この場合、学生が個人的
に実習する際には、ブザーで正しい伝達麻酔がで
きたかどうかを確認でき、試験時などスイツチを
切り換えて、ブザーに通電しないようにして、実
習する本人は正しい伝達麻酔ができたかどうかを
直接確認できないが、教官など第三者がライトで
それを確認できるようにすることができるので、
実習効果が高まり効果的である。
模型への通電性部材の配置は、例えば、通電性
部材の開口部を伝達麻酔孔に相当する位置に合致
させ、正しい注射角度に通電性部材の中心軸が位
置するように、ゴム製の歯肉部に埋め込んだり、
或いは、通電性部材の開口部を伝達麻酔孔に相当
する位置に合致させ、正しい注射角度に通電性部
材の中心軸が位置するように、硬質部材に埋め込
み、その上にゴム製の歯肉部を被せるなどして実
施することができる。即ち、通電性部材は全体に
ゴム状物質に埋め込まれても、表面だけをゴム状
部材で覆うようにしてもよい。
次に、本考案の実施例を図面に従つて説明す
る。この例では、硬質エポキシ樹脂からなる下顎
本体11の下顎孔に金属製の通電性部材2が埋め
込まれており(第1図参照)、その後、義歯13
を取りつけた下顎本体11の上にシリコンゴム製
の歯肉12を被せた模型1が使用されており(第
2図参照)、通電性部材2の開口部8はシリコン
ゴム製の歯肉12で覆われ、外から見えないよう
になつている。
また、通電性部材2は筒状部材4とその中央に
同心的に配置された芯部材3からなるが、芯部材
3と筒状部材4の間には両者が直接接触しないよ
うに絶縁部材14が存在する(第3図参照)。芯
部材3の先端は頂角α1=30゜の円錐形状をなし、
筒状部材4の先端部内壁5は頂角30゜の逆円錐台
形状をなす―即ち、筒状部材4の壁の厚さが先端
角度α2=15゜となるように内壁5が先広がりに削
られている―ものである。
筒状部材4と芯部材3の間の開口部8は、両者
の先端部の間隙t1と内部の間隙t2が、注射針7の
太さdに対して、t1>d>t2の関係に形成されて
いるため、注射針7が、開口部8に一定の範囲の
角度で刺入されると、筒状部材4の内壁5と芯部
材3の外壁6に共に接し、通電してライト9が点
灯するようになつている。
また、通電性部材2は、第4図の例と同様に、
中心軸が、咬合面A及び正中線Bに対して正しい
注射角度α3,α4を保つように、先端を上方前方に
向けて傾斜して配置されている。
なお、第4図の例は、信号手段としてライト9
とブザー10が使用されており、スイツチ15の
切り換えで、ライト9のみに通電可能となつてい
るものである。
考案の効果 本考案の教材は、通電性部材2が直接見えない
状態で、ゴム状物質に覆われて、伝達麻酔孔に相
当する位置に正しく配置されているため、現実と
同じ視覚条件及び感触で、伝達麻酔実習を実施で
きる。また、通電性部材2が特定形状の硬質物質
を用いて、注射針7の開口部8への一定角度での
刺入によつてのみ電気信号を発するように設計さ
れているため、耐久性よく、適当な角度で正確な
位置に注射できたか否かを、電気信号で常に正し
く知ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一例の模型における通電性部
材の取りつけ状態を示す斜視図、第2図は第1図
の模型の完成状態を示す斜視図、第3図は第1図
の例で使用する通電性部材の断面図、第4図は本
考案の一例における通電性部材の配置角度を示す
説明図である。 1……模型、2……通電性部材、3……芯部
材、4……筒状部材、5……内壁、6……外壁、
7……注射針、8……開口部、9……ライト、1
0……ブザー、11……下顎本体、12……歯
肉、13……義歯、14……絶縁部材、15……
スイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 人の上顎及び/又は下顎部分を含む模型1に
    おいて、伝達麻酔孔に相当する位置に、硬質の
    通電性部材2が、注射針7を正しい角度で通電
    性部材2の開口部8に刺入すると通電し、信号
    を発するように配置されているものであつて、
    通電性部材2の開口部8がゴム状物質で覆われ
    ていること、及び当該通電性部材2が筒状部材
    4とその中央に同心的に配置された先端が円錐
    形状をなす芯部材3からなり、筒状部材の先端
    部内壁が逆円錐台形状に先端が広く形成され、
    筒状部材4の内壁5と芯部材3の外壁6が共に
    導電性材料からなつており、先端部の間隙t1
    内部の間隙t2が、注射針7の太さdに対して、
    t1>d>t2の関係にあり、注射針7が筒状部材
    4と芯部材3の間に入り、筒状部材4の内壁5
    と芯部材3の外壁6に共に接すると、通電する
    ようになつていることを特徴とする歯科伝達麻
    酔実習用教材。 (2) 通電性部材2が金属製であることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の歯科伝
    達麻酔実習用教材。 (3) 芯部材3の先端が頂角20〜40゜の円錐形状に
    形成されており、筒状部材4の先端部内壁5が
    頂角20〜40゜の逆円錐台形状に形成されている
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項又は第2項記載の歯科伝達麻酔実習用教材。 (4) 信号手段としてライト、ブザー及び音声の少
    なくとも一種が用いられていること特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項〜第3項いずれ
    か1項記載の歯科伝達麻酔実習用教材。 (5) 信号手段として、ライト及びブザーを共に備
    えたものであつて、スイツチの切り換えで、ラ
    イトのみに通電可能となしうることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第4項記載の歯科伝
    達麻酔実習用教材。 (6) 通電性部材2が開口部8を伝達麻酔孔に相当
    する位置に合致させ、正しい注射角度に通電性
    部材2の中心軸が位置するように、ゴム製の歯
    肉部に埋め込まれていることを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項〜第5項いずれか1
    項記載の歯科伝達麻酔実習用教材。 (7) 通電性部材2が開口部8を伝達麻酔孔に相当
    する位置に合致させ、正しい注射角度に通電性
    部材2の中心軸が位置するように、硬質部材に
    埋め込まれ、その上にゴム製の歯肉部が被せら
    れていることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項〜第5項いずれか1項記載の歯科伝
    達麻酔実習用教材。
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