JPH04333685A - パルプ洗浄及び精選工程における液粘度の減少方法 - Google Patents
パルプ洗浄及び精選工程における液粘度の減少方法Info
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- JPH04333685A JPH04333685A JP13021691A JP13021691A JPH04333685A JP H04333685 A JPH04333685 A JP H04333685A JP 13021691 A JP13021691 A JP 13021691A JP 13021691 A JP13021691 A JP 13021691A JP H04333685 A JPH04333685 A JP H04333685A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クラフトパルプの洗浄
及び精選工程において液粘度を減少させる方法に関する
。
及び精選工程において液粘度を減少させる方法に関する
。
【0002】
【従来の技術】木材チップをクラフト白液で蒸解すると
蒸解済み液(黒液と呼称される)とパルプが得られ、黒
液には木材から溶出した有機物と使用済み薬品が含有さ
れているのでこれを回収して、有機物は熱エネルギーと
して、薬品は蒸解液に再生して利用されている。
蒸解済み液(黒液と呼称される)とパルプが得られ、黒
液には木材から溶出した有機物と使用済み薬品が含有さ
れているのでこれを回収して、有機物は熱エネルギーと
して、薬品は蒸解液に再生して利用されている。
【0003】パルプは、黒液と分離された後、更にパル
プに随伴される黒液を可能なかぎり回収するためパルプ
と向流に流れる液により順次洗浄され、最後には温水で
洗浄されている。
プに随伴される黒液を可能なかぎり回収するためパルプ
と向流に流れる液により順次洗浄され、最後には温水で
洗浄されている。
【0004】パルプの洗浄は、連続蒸解釜を用いた場合
釜内の蒸解終了部から釜の排出部まででまず洗浄され、
ついで加圧下においてディフュージョンウォッシャーに
より拡散洗浄され、パルプが大気圧下に開放された後に
はディフュージョンウォッシャーによる拡散洗浄及びド
ラム型フイルターによる希釈洗浄がそれぞれ単独で或い
は組合せにより行なわれている。一方、バッチ釜を用い
た場合、パルプは大気圧下に開放された後、ドラム型ウ
ォッシャーで3〜4段による希釈洗浄が行なわれる。
釜内の蒸解終了部から釜の排出部まででまず洗浄され、
ついで加圧下においてディフュージョンウォッシャーに
より拡散洗浄され、パルプが大気圧下に開放された後に
はディフュージョンウォッシャーによる拡散洗浄及びド
ラム型フイルターによる希釈洗浄がそれぞれ単独で或い
は組合せにより行なわれている。一方、バッチ釜を用い
た場合、パルプは大気圧下に開放された後、ドラム型ウ
ォッシャーで3〜4段による希釈洗浄が行なわれる。
【0005】ディフュージョンウォッシャーでは、密閉
下、パルプ濃度約10%において洗浄液とパルプ随伴液
との置換洗浄が行なわれ、温度も加圧型では95〜11
0 ℃、開放型では80〜95℃の如く比較的高いので
、希薄黒液の粘度上昇による処理量の低下及び洗浄不良
という問題は顕在化していない。
下、パルプ濃度約10%において洗浄液とパルプ随伴液
との置換洗浄が行なわれ、温度も加圧型では95〜11
0 ℃、開放型では80〜95℃の如く比較的高いので
、希薄黒液の粘度上昇による処理量の低下及び洗浄不良
という問題は顕在化していない。
【0006】これに対し、ドラム型ウォッシャーでは、
ブロータンクに大気開放されたパルプは10%程度の濃
度で貯蔵されているが、回転するドラムフイルターへは
向流で戻される洗浄液で1〜 1.5%に希釈して供給
され、フイルターにおいて10〜15%の濃度に濃縮さ
れるという繰り返しでパルプの洗浄が行なわれる。従っ
て、この方式の洗浄ではパルプ液は空気と接触する機会
が多く、蒸気圧の関係で最適な温度は、60〜75℃の
如く比較的低いから、発泡が生じ、液粘度も増加するの
で真空度が不十分となる。これに伴う脱液不足による洗
浄不良を補うためパルプマットの形成時の厚みを小さく
してドラムの回転数を大きくしても、これにも限度があ
るので処理量の低下と洗浄不良というトラブルの発生は
免れない。
ブロータンクに大気開放されたパルプは10%程度の濃
度で貯蔵されているが、回転するドラムフイルターへは
向流で戻される洗浄液で1〜 1.5%に希釈して供給
され、フイルターにおいて10〜15%の濃度に濃縮さ
れるという繰り返しでパルプの洗浄が行なわれる。従っ
て、この方式の洗浄ではパルプ液は空気と接触する機会
が多く、蒸気圧の関係で最適な温度は、60〜75℃の
如く比較的低いから、発泡が生じ、液粘度も増加するの
で真空度が不十分となる。これに伴う脱液不足による洗
浄不良を補うためパルプマットの形成時の厚みを小さく
してドラムの回転数を大きくしても、これにも限度があ
るので処理量の低下と洗浄不良というトラブルの発生は
免れない。
【0007】一方、最新式のパルプ製造設備では、連続
蒸解釜で蒸解を終了した木材は、前記したごとく釜内洗
浄に続き加圧下並びに大気開放下でのディフュージョン
ウォッシャーによる洗浄が行なわれた後、パルプは、パ
ルプ中に混入しているプラスチック片、金属片、石ころ
などの粗大異物、未蒸解ノット、結束繊維、砂及びピッ
チなどの微細異物を除去するノッター、フラットスクリ
ーン、遠心型スクリーン、過流型スクリーン及び各種脱
水機で構成される精選工程に送られ処理される。
蒸解釜で蒸解を終了した木材は、前記したごとく釜内洗
浄に続き加圧下並びに大気開放下でのディフュージョン
ウォッシャーによる洗浄が行なわれた後、パルプは、パ
ルプ中に混入しているプラスチック片、金属片、石ころ
などの粗大異物、未蒸解ノット、結束繊維、砂及びピッ
チなどの微細異物を除去するノッター、フラットスクリ
ーン、遠心型スクリーン、過流型スクリーン及び各種脱
水機で構成される精選工程に送られ処理される。
【0008】この精選工程は、クローズド(密閉)系に
保たれ、系外へは排水を出さないで汚濁負荷は向流によ
って系内へ回収するので、クローズド化を進めれば進め
るほど循環液中の希薄黒液濃度の水準は高くなり、発泡
もさることながら温度の低下も手伝って液の粘度が上昇
し、パルプ液のスクリーンでの通過に抵抗が発生して(
即ちスクリーン差圧が高くなり)、精選効率の減少或い
は処理量を大幅に低下させる必要があるという問題が発
生する。
保たれ、系外へは排水を出さないで汚濁負荷は向流によ
って系内へ回収するので、クローズド化を進めれば進め
るほど循環液中の希薄黒液濃度の水準は高くなり、発泡
もさることながら温度の低下も手伝って液の粘度が上昇
し、パルプ液のスクリーンでの通過に抵抗が発生して(
即ちスクリーン差圧が高くなり)、精選効率の減少或い
は処理量を大幅に低下させる必要があるという問題が発
生する。
【0009】更に、精選処理の終了したパルプ液をドラ
ム型ウォッシャー一段で処理して洗浄・脱液し、最終的
に約10%濃度のパルプとする際にも希薄黒液の粘度上
昇に起因する洗浄不良という問題がある。
ム型ウォッシャー一段で処理して洗浄・脱液し、最終的
に約10%濃度のパルプとする際にも希薄黒液の粘度上
昇に起因する洗浄不良という問題がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、かかる
現状に鑑み希薄黒液の粘度低下について鋭意研究した結
果、ビスアマイド型ワックスを分散溶解させた鉱油と水
を乳化剤を用いてウォーター−オイル(W/O)エマル
ジョン型に乳化した組成物が希薄黒液の粘度低下に極め
て効果があることを見いだし本発明を完成させるに到っ
た。
現状に鑑み希薄黒液の粘度低下について鋭意研究した結
果、ビスアマイド型ワックスを分散溶解させた鉱油と水
を乳化剤を用いてウォーター−オイル(W/O)エマル
ジョン型に乳化した組成物が希薄黒液の粘度低下に極め
て効果があることを見いだし本発明を完成させるに到っ
た。
【0011】従って、本発明の目的は、前記した組成物
の特定量をパルプ液或いは希薄黒液に添加することによ
り液の粘度を低下させ、パルプからの脱液性を改善でき
る方法を提供することにある。
の特定量をパルプ液或いは希薄黒液に添加することによ
り液の粘度を低下させ、パルプからの脱液性を改善でき
る方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、木材チップを
クラフト白液を用いて蒸解し、続いてクラフトパルプの
洗浄及び精選を行なう方法において、パルプの洗浄及び
精選工程でアマイドワックス、鉱物油、乳化剤及び水か
ら構成されるウォーター−オイル(W/O)エマルジョ
ン型の組成物を液に対し1〜50ppm添加することを
特徴とする液粘度の減少方法である。
クラフト白液を用いて蒸解し、続いてクラフトパルプの
洗浄及び精選を行なう方法において、パルプの洗浄及び
精選工程でアマイドワックス、鉱物油、乳化剤及び水か
ら構成されるウォーター−オイル(W/O)エマルジョ
ン型の組成物を液に対し1〜50ppm添加することを
特徴とする液粘度の減少方法である。
【0013】本発明のエマルジョン型の組成物を構成す
るアマイドワックスとしては、メチレンビス高級脂肪酸
アミド、エチレンビス高級脂肪酸アミド、ヘキサメチレ
ンビス高級脂肪酸アミドなどの合成ワックスを挙げるこ
とができ、配合は、これらのいずれかの一種が適宜選択
されて組成物の重量当り1〜4%の範囲で用いられる。 割合が1%未満では、黒液に添加した際のパルプの凝集
性が不十分であり、4%を越えるとウォーター−オイル
(W/O)エマルジョン型の組成物の粘度が増大して、
黒液に添加した場合の黒液に対する組成物の拡散性が不
十分となる。
るアマイドワックスとしては、メチレンビス高級脂肪酸
アミド、エチレンビス高級脂肪酸アミド、ヘキサメチレ
ンビス高級脂肪酸アミドなどの合成ワックスを挙げるこ
とができ、配合は、これらのいずれかの一種が適宜選択
されて組成物の重量当り1〜4%の範囲で用いられる。 割合が1%未満では、黒液に添加した際のパルプの凝集
性が不十分であり、4%を越えるとウォーター−オイル
(W/O)エマルジョン型の組成物の粘度が増大して、
黒液に添加した場合の黒液に対する組成物の拡散性が不
十分となる。
【0014】本発明の組成物を構成する鉱物油としては
,流動パラフィン及び各種スピンドル油を挙げることが
でき、配合は、これらのいずれかの一種が適宜選択され
て組成物の重量当たり60〜90%の範囲で用いられ、
合成ワックスの配合率に比例して増減される。割合が6
0%未満であると組成物の乳化安定性が不十分となり、
90%を越えると効果は頭打ちとなる。
,流動パラフィン及び各種スピンドル油を挙げることが
でき、配合は、これらのいずれかの一種が適宜選択され
て組成物の重量当たり60〜90%の範囲で用いられ、
合成ワックスの配合率に比例して増減される。割合が6
0%未満であると組成物の乳化安定性が不十分となり、
90%を越えると効果は頭打ちとなる。
【0015】本発明の組成物を構成する乳化剤としての
界面活性剤は、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、
ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビ
タン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルフェ
ノールエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェノー
ルエーテルフォルマリン縮合物などが挙げられ、合成ワ
ックスを分散溶解した鉱油と水を安定に乳化させる役目
を有し、これらのいずれかの一種が適宜選択されて組成
物の重量当たり0.5 〜10%の範囲で用いられ配合
が0.5 %未満では乳化が不十分となり10%を越え
ると効果は頭打ちとなる。
界面活性剤は、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、
ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビ
タン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルフェ
ノールエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェノー
ルエーテルフォルマリン縮合物などが挙げられ、合成ワ
ックスを分散溶解した鉱油と水を安定に乳化させる役目
を有し、これらのいずれかの一種が適宜選択されて組成
物の重量当たり0.5 〜10%の範囲で用いられ配合
が0.5 %未満では乳化が不十分となり10%を越え
ると効果は頭打ちとなる。
【0016】本発明の組成物における水の配合率は全体
で100 %となるように調整され、5〜30%の範囲
で用いられる。
で100 %となるように調整され、5〜30%の範囲
で用いられる。
【0017】本発明の組成物は、希薄黒液の温度が低く
なるほど多く添加され、パルプに随伴される黒液の濃度
が低いほど少なくて済むが、蒸解釜に近い方が黒液の濃
度と温度が高いので希薄黒液の性状並びに温度に合わせ
て希薄黒液当たり1 〜50ppmの範囲で適宜選択さ
れて添加される。
なるほど多く添加され、パルプに随伴される黒液の濃度
が低いほど少なくて済むが、蒸解釜に近い方が黒液の濃
度と温度が高いので希薄黒液の性状並びに温度に合わせ
て希薄黒液当たり1 〜50ppmの範囲で適宜選択さ
れて添加される。
【0018】本発明法では、該組成物は、各洗浄機の入
口(連続する二以上の洗浄機の場合前の洗浄機の出口)
、スクリーンの入口或いはノッターのアクセプトにおい
て添加される。
口(連続する二以上の洗浄機の場合前の洗浄機の出口)
、スクリーンの入口或いはノッターのアクセプトにおい
て添加される。
【0019】本発明法は、組成物の一部を構成する鉱油
に溶解分散したビスアマイド型の合成ワックス中の窒素
原子の不対電子により該ワックスがパルプ表面に選択的
に吸着されてパルプを粗く凝集させ通水性を良好にする
とともに、乳化剤として用いられしいる非イオン性界面
活性剤が希薄黒液の表面張力を低下させるのでこれらの
相乗効果により液置換を容易にならしめ洗浄効果を顕著
にするものと考えられる。
に溶解分散したビスアマイド型の合成ワックス中の窒素
原子の不対電子により該ワックスがパルプ表面に選択的
に吸着されてパルプを粗く凝集させ通水性を良好にする
とともに、乳化剤として用いられしいる非イオン性界面
活性剤が希薄黒液の表面張力を低下させるのでこれらの
相乗効果により液置換を容易にならしめ洗浄効果を顕著
にするものと考えられる。
【0020】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に
説明するが、勿論本発明は、これによって限定されるも
のではない。尚、以下において%とあるのは、すべて重
量%を示す。
説明するが、勿論本発明は、これによって限定されるも
のではない。尚、以下において%とあるのは、すべて重
量%を示す。
【0021】実施例1
針葉樹クラフト蒸解工程において蒸解済み未晒パルプを
プレッシャーディフュージョンウォッシャー、ディフュ
ージョンウォッシャー及びスクリーン処理した後にドラ
ム型フイルターを用いて洗浄脱水することを想定して、
ドラム型フイルターに流入するパルプ液(比重:9Be
’ 、パルプ濃度1.2 %)を1000mlのビーカ
ーに 500ml採取し、以下に示す本願発明の組成物
A、B及びCをそれぞれ希薄黒液当たり5ppm添加し
て、ハンドミキサーで5分間、500 rpmで攪拌後
5Aのろ紙を用いて吸引ろ過し、ろ過後の希薄黒液の粘
度を温度30℃においてキャノンフェンスケ粘度計を用
いてJIS K 2283に従い測定した。
プレッシャーディフュージョンウォッシャー、ディフュ
ージョンウォッシャー及びスクリーン処理した後にドラ
ム型フイルターを用いて洗浄脱水することを想定して、
ドラム型フイルターに流入するパルプ液(比重:9Be
’ 、パルプ濃度1.2 %)を1000mlのビーカ
ーに 500ml採取し、以下に示す本願発明の組成物
A、B及びCをそれぞれ希薄黒液当たり5ppm添加し
て、ハンドミキサーで5分間、500 rpmで攪拌後
5Aのろ紙を用いて吸引ろ過し、ろ過後の希薄黒液の粘
度を温度30℃においてキャノンフェンスケ粘度計を用
いてJIS K 2283に従い測定した。
【0022】
組成物A
メチレンビス高級脂肪酸アミド
1 % 流動パラフィ
ン
64 % ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル 5 %
水
30 %
組成物B エチレンビス高級脂肪酸アミド
2 % 1号スピンド
ル油
78 % ポリオキシエチレンソル
ビタン脂肪酸エステル 2 % 水
18 % 組成物
C ヘキサメチレンビス高級脂肪酸アミド
4 % 2号スピンドル油
88 % ポリオキシエチレンアルキルフ
ェノールエーテル 0. 6 % 水
7. 4 %
1 % 流動パラフィ
ン
64 % ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル 5 %
水
30 %
組成物B エチレンビス高級脂肪酸アミド
2 % 1号スピンド
ル油
78 % ポリオキシエチレンソル
ビタン脂肪酸エステル 2 % 水
18 % 組成物
C ヘキサメチレンビス高級脂肪酸アミド
4 % 2号スピンドル油
88 % ポリオキシエチレンアルキルフ
ェノールエーテル 0. 6 % 水
7. 4 %
【0
023】実施例2 本願発明の組成物A、B及びCをそれぞれ希薄黒液当り
10ppm添加したこと以外は実施例1と同じにしてろ
過後の希薄黒液の粘度を測定した。
023】実施例2 本願発明の組成物A、B及びCをそれぞれ希薄黒液当り
10ppm添加したこと以外は実施例1と同じにしてろ
過後の希薄黒液の粘度を測定した。
【0024】実施例3
以下に示す本願発明の組成物D及びEをそれぞれ希薄黒
液当り20ppm添加したこと以外は実施例1と同じに
してろ過後の希薄黒液の粘度を測定した。
液当り20ppm添加したこと以外は実施例1と同じに
してろ過後の希薄黒液の粘度を測定した。
【0025】
組成物D
ヘキサメチレンビス高級脂肪酸アミド
3 % 1号スピンドル油
35 % 流動パラフイン
47
% ポリオキシエチレンアルキルフェノール
エーテル 2 % フォルマリン縮合物 ソルビタン脂肪酸エステル
5 % 水
8 % 組成物
E エチレンビス高級脂肪酸アミド
0. 5 % メチレ
ンビス高級脂肪酸アミド
1 % 2号スピンドル油
70
% ポリオキシエチレンアルキルフェノール
エーテル 9. 5 % 水
19 %
3 % 1号スピンドル油
35 % 流動パラフイン
47
% ポリオキシエチレンアルキルフェノール
エーテル 2 % フォルマリン縮合物 ソルビタン脂肪酸エステル
5 % 水
8 % 組成物
E エチレンビス高級脂肪酸アミド
0. 5 % メチレ
ンビス高級脂肪酸アミド
1 % 2号スピンドル油
70
% ポリオキシエチレンアルキルフェノール
エーテル 9. 5 % 水
19 %
【0026】実施例4
本願発明の組成物D及びEをそれぞれ希薄黒液当り40
ppm添加したこと以外は実施例1と同じにしてろ過後
の希薄黒液の粘度を測定した。
ppm添加したこと以外は実施例1と同じにしてろ過後
の希薄黒液の粘度を測定した。
【0027】比較例1
本願発明の組成物A、B、C、D及びEを添加しないこ
と以外は実施例1と同じにしてろ過後の希薄黒液の粘度
を測定した。
と以外は実施例1と同じにしてろ過後の希薄黒液の粘度
を測定した。
【0028】実施例1、2、3、4及び比較例1で得ら
れた結果を表1に示す。
れた結果を表1に示す。
【0029】
【表1】
【0030】表1から明らかなように、本願発明の組成
物を構成する化合物を組合せて用いることにより希薄黒
液の粘度を低下させることができる。特に、本願発明の
組成物を構成する化合物のうちワックスの含有の増加及
び/或いは組成物の添加量の増加により希薄黒液の粘度
は顕著に減少することが分かる。
物を構成する化合物を組合せて用いることにより希薄黒
液の粘度を低下させることができる。特に、本願発明の
組成物を構成する化合物のうちワックスの含有の増加及
び/或いは組成物の添加量の増加により希薄黒液の粘度
は顕著に減少することが分かる。
【0031】実施例5
図1に示される試験装置において、1は、1500ml
容器の上部が開放されている鉄製円筒容器であり、その
低部には、2インチ直径の鉄製パイプ2が接続されてお
り、別の1500ml容量の密閉されている鉄製円筒容
器11の頂部につなぎ込まれている。パイプ2には10
メッシュ金網3がフランジで液漏れしないように固定さ
れ(図示されず)、その後にはバルブ4が設けられてい
る。鉄製容器11の上部には、吸気のためのパイプ5及
びバルブ6が設けられており、更に該容器11の上部に
は真空度計9付き真空ポンプ10により脱気するために
接続されているバルブ8付きパイプ7及び該容器11の
下部には液を排出するためのバルブ13付きパイプ12
が設けられている。
容器の上部が開放されている鉄製円筒容器であり、その
低部には、2インチ直径の鉄製パイプ2が接続されてお
り、別の1500ml容量の密閉されている鉄製円筒容
器11の頂部につなぎ込まれている。パイプ2には10
メッシュ金網3がフランジで液漏れしないように固定さ
れ(図示されず)、その後にはバルブ4が設けられてい
る。鉄製容器11の上部には、吸気のためのパイプ5及
びバルブ6が設けられており、更に該容器11の上部に
は真空度計9付き真空ポンプ10により脱気するために
接続されているバルブ8付きパイプ7及び該容器11の
下部には液を排出するためのバルブ13付きパイプ12
が設けられている。
【0032】図1のバルブ4を閉とした空の容器1の中
に実施例1と同じ30℃のパルプ液(パルプ濃度1.2
%)を1000ml採取し、組成物Aを希薄黒液当り
5ppm添加して、ハンドミキサーを用いて500 r
pmで5分間攪拌した。次いで、バルブ6及び13を閉
としバルブ8を開とし真空ポンプ10により真空度計9
で50mmHg(ゲージ圧)とした後バルブ8を閉とし
バルブ4を開として、容器1内のパルプ液をパイプ2及
び金網3を経て空の密閉容器11内に導入した。30秒
後にバルブ4を閉とし、この間に流出した希薄黒液の容
量をバルブ6及び13を開として液を取出し測定した。 組成物Aの代わりにCを用いて前記と同じ方法を繰り返
し、同様に液の容量を測定した。
に実施例1と同じ30℃のパルプ液(パルプ濃度1.2
%)を1000ml採取し、組成物Aを希薄黒液当り
5ppm添加して、ハンドミキサーを用いて500 r
pmで5分間攪拌した。次いで、バルブ6及び13を閉
としバルブ8を開とし真空ポンプ10により真空度計9
で50mmHg(ゲージ圧)とした後バルブ8を閉とし
バルブ4を開として、容器1内のパルプ液をパイプ2及
び金網3を経て空の密閉容器11内に導入した。30秒
後にバルブ4を閉とし、この間に流出した希薄黒液の容
量をバルブ6及び13を開として液を取出し測定した。 組成物Aの代わりにCを用いて前記と同じ方法を繰り返
し、同様に液の容量を測定した。
【0033】実施例6
組成物A及びCの添加率をそれぞれ希薄黒液当たり10
ppmとした以外は、実施例5と同じにして30秒間に
容器1から容器11へ流出した液の容量を測定した。
ppmとした以外は、実施例5と同じにして30秒間に
容器1から容器11へ流出した液の容量を測定した。
【0034】実施例7
組成物D及びEの添加率をそれぞれ希薄黒液当たり20
ppmとした以外は、実施例5と同じにして30秒間に
容器1から容器11へ流出した液の容量を測定した。
ppmとした以外は、実施例5と同じにして30秒間に
容器1から容器11へ流出した液の容量を測定した。
【0035】実施例8
組成物D及びEの添加率をそれぞれ希薄黒液当たり40
ppmとした以外は、実施例5と同じにして30秒間に
容器1から容器11へ流出した液の容量を測定した。
ppmとした以外は、実施例5と同じにして30秒間に
容器1から容器11へ流出した液の容量を測定した。
【0036】比較例2
組成物を添加しないこと以外は実施例5と同じにして3
0秒間に容器1から容器11へ流出した液の容量を測定
した。
0秒間に容器1から容器11へ流出した液の容量を測定
した。
【0037】実施例5、6、7、8及び比較例2で得ら
れた測定結果を表2に示す。
れた測定結果を表2に示す。
【0038】
【表2】
【0039】表2から明らかなように、本発明法ではパ
ルプ液の通液性を顕著に向上させることができ、添加率
を高くする方が効果的である。
ルプ液の通液性を顕著に向上させることができ、添加率
を高くする方が効果的である。
【0040】実施例9
実施例1で用いたパルプ液が流入しているドラム型フイ
ルター(生産量NUKP800 T/D)のインレット
側に組成物Bを希薄黒液当たり1 ppm添加し、30
℃におけるろ液の粘度、ドラムの回転数及びろ過面の差
圧を測定した。
ルター(生産量NUKP800 T/D)のインレット
側に組成物Bを希薄黒液当たり1 ppm添加し、30
℃におけるろ液の粘度、ドラムの回転数及びろ過面の差
圧を測定した。
【0041】実施例10
組成物Bを希薄黒液当たり2 ppm添加したこと以外
は、実施例9と同じにして30℃におけるろ液の粘度、
ドラムの回転数及びろ過面の差圧を測定した。
は、実施例9と同じにして30℃におけるろ液の粘度、
ドラムの回転数及びろ過面の差圧を測定した。
【0042】実施例11
組成物Bを希薄黒液当たり6 ppm添加したこと以外
は、実施例9と同じにして30℃におけるろ液の粘度、
ドラムの回転数及びろ過面の差圧を測定した。
は、実施例9と同じにして30℃におけるろ液の粘度、
ドラムの回転数及びろ過面の差圧を測定した。
【0043】比較例3
組成物Bを希薄黒液に添加しないこと以外は実施例9と
同じにして30℃におけるろ液の粘度、ドラムの回転数
及びろ過面の差圧を測定した。
同じにして30℃におけるろ液の粘度、ドラムの回転数
及びろ過面の差圧を測定した。
【0044】実施例9、10、11及び比較例3で得ら
れた測定結果並びに比較例3の結果にする実施例9、1
0及び11の結果の減少率或いは低下率を表3に示す。
れた測定結果並びに比較例3の結果にする実施例9、1
0及び11の結果の減少率或いは低下率を表3に示す。
【0045】
【表3】
【0046】表3から明らかなように、本発明法により
希薄黒液の粘度が減少し、ろ過面の差圧が低下し、脱液
性が著しく向上してフイルターの適正な回転数が確保で
きるので洗浄効率の大幅な向上が期待できる。
希薄黒液の粘度が減少し、ろ過面の差圧が低下し、脱液
性が著しく向上してフイルターの適正な回転数が確保で
きるので洗浄効率の大幅な向上が期待できる。
【0047】
【発明の効果】本発明法では前記したエマルジョン型の
組成物をパルプの洗浄及び精選工程に用いることにより
パルプに随伴する黒液の粘度を低下させて洗浄液との置
換性を改善させ、さらには脱液性を向上させるので、パ
ルプの洗浄効率、除塵効率及び生産効率を高めるという
効果を奏する。
組成物をパルプの洗浄及び精選工程に用いることにより
パルプに随伴する黒液の粘度を低下させて洗浄液との置
換性を改善させ、さらには脱液性を向上させるので、パ
ルプの洗浄効率、除塵効率及び生産効率を高めるという
効果を奏する。
【図1】本発明の実施例における液粘度の測定試験装置
の構成説明図である。
の構成説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 木材チップをクラフト白液を用いて蒸
解し、続いてクラフトパルプの洗浄及び精選を行う方法
において、パルプの洗浄及び精選工程でアマイド系ワッ
クス、鉱物油、乳化剤及び水から構成されるウオーター
−オイル(W/O)エマルジョン型の組成物を液に対し
1〜50ppm添加することを特徴とする液粘度の減少
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13021691A JPH04333685A (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | パルプ洗浄及び精選工程における液粘度の減少方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13021691A JPH04333685A (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | パルプ洗浄及び精選工程における液粘度の減少方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04333685A true JPH04333685A (ja) | 1992-11-20 |
Family
ID=15028868
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13021691A Pending JPH04333685A (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | パルプ洗浄及び精選工程における液粘度の減少方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04333685A (ja) |
-
1991
- 1991-05-07 JP JP13021691A patent/JPH04333685A/ja active Pending
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