JPH04333779A - クラック補修方法 - Google Patents

クラック補修方法

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JPH04333779A
JPH04333779A JP13193791A JP13193791A JPH04333779A JP H04333779 A JPH04333779 A JP H04333779A JP 13193791 A JP13193791 A JP 13193791A JP 13193791 A JP13193791 A JP 13193791A JP H04333779 A JPH04333779 A JP H04333779A
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Japan
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agent
curing agent
crack
cylinder
injection
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JP13193791A
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Yoshihiko Kosuge
小菅 良彦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は構造物に発生したクラッ
クに合成樹脂系の注入材を充填することにより補修を行
なう方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンクリート、レンガ、石材などの塑造
材料で作られた構造物に振動、浸食などによりクラック
が発生したとき、注入材を充填してクラックを塞ぐとと
もに、注入材の接着力を利用してクラックが拡がらない
ようにする補修技術は広く知られている。
【0003】このような注入材の充填による補修を必要
とするクラックは、防水性の面からは約0,2mm以上
の幅、耐久性の面からは約0,4mm以上の幅になった
ときとされており、いずれにしてもきわめて狭い隙間に
注入材を充填することとなり、そのために高圧高速で充
填する方法と低圧低速で充填する方法のいずれかを採用
しているが、高圧高速の充填方法は作業能率にすぐれる
反面、クラックを拡げたりクラック以外の隙間に入って
構造物表面を浮き上らせたりする危険がある。
【0004】これに対して、低圧低速の充填方法は作業
能率が若干劣っても前記の危険がなく実用的にすぐれて
いる。即ち、具体的には特公昭59−10641号公報
、特公昭61−56378号公報に開示されているよう
に、注入材にゴムの弾性力を作用させて隙間内部の抵抗
が大きいときは注入速度を低下させ抵抗が小さいときは
注入速度を上昇させるように自動調節し、クラックを拡
げるような強大な高圧を加えることなく充填するもので
ある。
【0005】一方、注入材の多くは合成樹脂系であり、
エポキシ樹脂などの熱可塑性樹脂を主剤としこれに硬化
剤を混合してクラック内で硬化させるものであるが、実
際の作業にあたっては一個の注入器により充填する一回
当りの注入量を予め設定して主剤と硬化剤とを混合し、
この混合物である注入材を注入器に全量または少量ずつ
装填してゴムの弾性力でクラックに圧入充填するように
している。
【0006】従って、このような補修作業では現場でク
ラックを点検して注入器の設置間隔を設定するとともに
各注入器により充填する注入材の量を設定し、現場で所
定量の主剤と硬化剤とをそれぞれ計量してこれらを混合
し注入器に装填しなければならないので、実際の充填作
業のための準備がきわめて面倒である。また、実際の充
填量を正確に予測することはきわめて困難であって、前
記の手順で調製した注入材が不足し或いは残ることが多
い。不足した場合は追加の注入材を至急に調製して注入
器に補充するか、または注入材を装填した予備の注入器
を準備してこれと交換しなければならず、作業が更に面
倒なものとなる。反対に、残った場合は経時的に硬化し
てしまうので廃業しなければならず不経済である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、クラックの補修にあたって注入材の充填量
を現場で設定し所定量の主剤と硬化剤とを計量し混合し
て注入材を調製して注入器に装填しているためきわめて
面倒であるばかりか、実際の充填量を常に正確に予測す
ることができないため不足したときは追加しなければな
らず作業を更に面倒なものとし、残ったときは廃業しな
ければならず不経済である、という点である。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段として、本発明は注入材の主剤と硬化剤とを各別
のシリンダ容器に装填してこれらを所定割合で同時に押
出し、順次混合してクラックに圧入することを最大の特
徴とし、これによって予め所定量の注入材を調製して注
入器に装填するという手間がなくなるとともに充填量に
過不足を生じる心配がなくなり、従来よりも簡単な作業
で材料に無駄を生じることなくクラックを補修するとい
う目的が達成される。
【0009】このような本発明を実施するために準備さ
れる注入器は、二種のシリンダ容器と、それらの先端か
ら主剤および硬化剤を同時に押出す押出し機構と、二種
のシリンダ容器の先端に配置される混合器と、混合器の
先端に配置されて構造物の表面に液密に固定される注入
座盤とによって構成され、これらは互いに分解可能に連
結され各部品の点検、残留注入材の除去、補修個所への
取付けおよび撤去、運搬および保管に便利であるように
なっている。
【0010】シリンダ容器は互いにほぼ隣接して平行に
配置させる場合と、一方のシリンダ容器をもう一方に同
心的に内蔵させる場合とがあり、押出し機構はそれらに
嵌装して手動力または前述の特公昭61−56378号
公報に開示されているような弾性部材の引張り力によっ
て先端方向へ駆動されるピストンまたはプランジャを具
えている。
【0011】実際の作業はクラックに沿って適当間隔で
多数の注入器を設置し、同時にまたはいくつかずつを順
次操作して注入材を充填するので手動力は作業者の人数
および能率の点で不利であり、流体圧または弾性力によ
ってピストンを駆動するのが有利であるが、作動流体は
配管および圧力発生装置が必要であるとともに画一的な
圧力を各注入器に作用させるので、クラックを拡げる心
配のある場所では流体圧の使用は推奨されない。
【0012】次に、合成樹脂系の注入材にあっては主剤
である合成樹脂とその硬化剤とをほぼ2対1の割合で混
合するのが普通である。このような所定の配合割合でこ
れらを同時に押出すためには、それぞれを装填するシリ
ンダ容器の断面積比を配合割合と同一としそれらのピス
トンを同一速度で駆動するのがよい。もっとも、二種の
シリンダ容器の断面積を同一としビストンの速度比を配
合割合と同一にすることもできるが、速度比を一定にす
る手段が複雑であるので一般の使用には推奨されないが
、同一断面積のシリンダ容器の配合割合に対応した数ず
つに主剤と硬化剤とを装填し、同一速度で同時に押出す
ようにすれば実施容易である。
【0013】また、混合器は無動力であって主剤と硬化
剤とが移動しながら混合するものが好ましく、そのため
に例えば米国特許第3,286,992号明細書に開示
されているようにねじれ板部材を順次位相をずらして管
に一列に内蔵した構成の混合器が最適である。この混合
器の入口から供給された主剤と硬化剤とはねじれ板部材
を通過する毎に二分されて次第に均一な混合状態となる
【0014】尚、二種のシリンダ容器は一回の補修作業
に必要と予測される注入材の最大量を調製するよりも更
に大量の主剤と硬化剤とを装填することができる容積の
ものを用い、予想以上の大量の注入材が充填される万一
の場合に対応できるようにするのが好ましい。
【0015】前述のように本発明が最大の特徴とする主
剤と硬化剤とを混合して注入材を調製しながらクラック
に圧入充填する、という手段を実施するための準備作業
および充填後の後処理作業は従来と同じである。即ち、
構造物のクラック発生状況を点検して補修の必要を認め
たとき、構造物表面をクラックに沿ってワイヤブラシな
どで研磨し汚れなどを除去して健全な面を露出させ、ク
ラックの状況に応じて注入個所を決定し注入座盤をクラ
ックに中心を合致させて接着固定した後に合成樹脂系の
シール材を先に下地処理した面に塗布してクラック表面
を塞ぎその硬化を待つ。
【0016】以上の準備作業が終ったとき、注入座盤に
混合器、シリンダ容器を順に連結し、押出し機構により
シリンダ容器の主剤と硬化剤とを所定割合で同時に且つ
連続的に押出して混合器に導入し、後続の主剤および硬
化剤が順次押して移動させながら混合し注入座盤からク
ラックに圧入する。
【0017】注入材がクラックに充填されたとき、注入
座盤を構造物表面に残留して押出し機構、シリンダ容器
、混合器を取外し、クラック内の注入材の硬化を待って
注入座盤を取外しシール材を除去する後処理作業を行な
い補修を完了する。
【0018】尚、シリンダ容器は透明で且つ注入量を表
示する目盛を有するものが好ましく、また押出し機構の
動力源としてゴムまたはばねのような弾性部材を用いる
ときはクラックの状態および注入材の圧入状況に応じて
最適の圧力で圧入できるように弾性力が異なるものをい
くつか準備して選択使用するのがよい。
【0019】
【作用】注入材の主剤と硬化剤とを各別に装填したシリ
ンダ容器からこれらを所定割合で同時に押出して順次混
合しながらクラックに圧入充填するものであり、主剤と
硬化剤とを予め計量して混合し注入器に装填して圧入す
るという手間を要することなく、必要量の注入材が調整
されながら順次圧入されることとなる。
【0020】
【実施例】図面を参照して本発明に使用する注入器の実
施例を説明する。
【0021】図1および4、図2および5、図3および
6はそれぞれ異なる実施例を示しており、1はシリンダ
容器体、21は押出し機構、41は混合器、51は注入
座盤である。
【0022】図1および4に示した注入器のシリンダ容
器体1は断面積比が2対1の二個のシリンダ容器2、3
を互いに隣接させて平行に配置し一体化したものであっ
て、断面積が大きい方の第一のシリンダ容器2の外側周
面に注入量を表示する目盛4が設けてあり、このシリン
ダ容器2に主剤である液状の合成樹脂が装填され、断面
積が小さい方の第二のシリンダ容器3に硬化剤が主剤と
同一レベルに装填される。
【0023】押出し機構21は二つのシリンダ容器2、
3に嵌装したピストン22、24と、それらに突設して
上端である基端面から上方へ突出したピストン杆23、
25と、ピストン杆23、25の基端を固結した板状の
押圧体26と、シリンダ容器体1の先端に液密に取付け
たカバー体61のフランジ62と押圧体26とに両端を
係合して二つのシリンダ容器2、3の外側方にこれらと
ほぼ平行に配置した引張コイルばねからなる二つの弾性
部材27とによって構成され、弾性部材27の引張り力
によってピストン22、24が同一速度で同時に先端方
向へ駆動され、主剤と硬化剤とをシリンダ容器2、3の
断面積比に等しい流量比で先端から押出す。尚、ピスト
ン杆23、25には所定間隔で通孔28、29が設けて
あり、これらに棒を挿通してシリンダ容器体1の基端面
に接してピストン22、24を停止させるものである。
【0024】カバー体61は二つのシリンダ容器2、3
の先端面に開口した誘導孔63、64とこれらを合流さ
せて先端に開口した導入孔65とを有し、主剤と硬化剤
とはそれぞれの誘導孔63、64を通って導入孔65に
達する。
【0025】混合器41は多数のねじれ板部材42を順
次位相を90度ずらして端縁を互いに接触させながら一
列に並べ、管43に内接させて内蔵した無動力で混合を
行なう構成であって、その詳細は米国特許第3,286
,992号明細書に示されている。この混合器41の基
端はカバー体61にねじ接続されており、導入孔65か
ら導入された主剤と硬化剤とはねじれ板部材62を通過
する毎に二分されてその都度混合され、最終的にほぼ均
一な混合状態となって注入材が調製されるものであり、
ピストン22、24で押された後続の主剤と硬化剤とが
連続的に混合器61に導入されるため、先行する主剤と
硬化剤とはその押圧作用によって混合器41を移動し次
第に混合する。
【0026】注入座盤51は混合器41の先端にねじ接
続され、管43に連通する注入口52およびその周囲の
フランジ53を有している。フランジ53は構造物81
の表面に例えば接着剤83で液密に固定され、注入口5
2はクラック82に連通させられている。このため、混
合器41から押出された注入材は注入口52を経てクラ
ック82に圧入充填されることとなるのである。
【0027】図2および5に示した注入器のシリンダ容
器体1は二つの筒体5、6を同心に配置してこれらに囲
まれた環状の部分を主剤が装填される第一のシリンダ容
器7、内側の筒体6の内部を硬化剤が充填される第二の
シリンダ容器8としたものであって、これらの断面積比
は2対1とされ、また外側の筒体5に注入量を表示する
目盛9が設けられている。
【0028】押出し機構21は二つのシリンダ容器7、
8に嵌装したピストン30、32と、それらに突設して
基端を押圧体26に固結したピストン杆31、33と、
カバー体61のフランジ62と押圧体26とに両端を係
合した引張コイルばねからなる弾性部材27とによって
構成されている。尚、ピストン30は環状であり、均等
に弾性力を作用させるため三本のピストン杆31が円周
方向等間隔で配置されているとともに、弾性部材27も
円周方向等間隔で三個配置されている。
【0029】尚、この実施例のカバー体61は第一のシ
リンダ容器7に円周方向等間隔で連通する複数の誘導孔
66および第二のシリンダ容器8に連通する一個の誘導
孔67とこれらを合流させて先端に開口した導入孔68
とを有しているほかは図1、4の実施例と同じであり、
また混合器41、注入座盤51は図1、4の実施例と全
く同じであって、弾性部材27の引張り力によってシリ
ンダ容器7、8からそれらの断面積比に等しい流量比で
押出された主剤と硬化剤とはカバー体61で合流し、混
合器41で混合して注入座盤51から構造物81のクラ
ック82に圧入充填される。
【0030】図3および6に示した注入器のシリンダ容
器体1は同一断面積の三個のシリンダ容器10、11、
12を互いに隣接させて平行に配置し一体化したもので
あって、両側の二個を主剤が装填される第一のシリンダ
容器10、11、中央の一個を硬化剤が装填される第二
のシリンダ容器12とするとともに、第二のシリンダ容
器12の外側周面に注入量を表示する目盛13が設けら
れている。
【0031】押出し機構21は各シリンダ容器10、1
1、12に嵌装したピストン34、36、38と、それ
らに突設して基端を押圧体26に固結したピストン杆3
5、37、39と、カバー体61のフランジ62と押圧
体26とに掛け渡した無端のゴム帯からなる弾性部材4
0とによって構成されている。
【0032】カバー体61は各シリンダ容器10、11
、12に連通する誘導孔69、70、71とこれらを合
流させて先端に開口した導入孔72とを有しているほか
は図1、2の実施例と同じであり、また混合器41、注
入座盤51は図1、4の実施例と全く同じであって、弾
性部材40の引張り力によってシリンダ容器10、11
、12から同量ずつ押出された主剤と硬化剤とはそれら
のシリンダ容器10、11、12の個数比に等しい流量
比でカバー体61で合流し、混合器41で混合して注入
座盤51から構造物81のクラック82に圧入充填され
る。
【0033】
【発明の効果】本発明によると、現場で主剤と硬化剤と
をそれぞれ計量して予定量の注入材を調製しこれを注入
器によりクラックに圧入充填するという面倒な準備作業
が不要となり、主剤および硬化剤を各別に装填したシリ
ンダ容器の断面積比や個数比などに対応した配合割合で
注入材を調製しながら過不足を生じる心配を伴わずにク
ラックを補修できるものである。
【0034】また、注入材を予め調製する手間や途中で
不足分を補う手間がなくなるため、低圧低速で充填して
も結果的に作業時間を短縮できるばかりか、残った主剤
と硬化剤とは未混合であるためそのまま次の作業に使用
でき且つ混合器や注入座盤に残留する注入材を廃業する
だけでよいので無駄が少なく経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】注入器の実施例を示す縦断面図である。
【図2】注入器の異なる実施例を示す一部切截した正面
図である。
【図3】注入器の更に異なる実施例を示す一部切截した
正面図である。
【図4】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図5】図2のB−B線に沿う断面図である。
【図6】図3のC−C線に沿う断面図である。
【符号の説明】
2、3、7、8、10、11、12    シリンダ容
器21    押出し機構 22、24、30、32、34、36、38    ピ
ストン 27、40    弾性部材 41  混合器 51  注入座盤

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  注入材の主剤およびその硬化剤を各別
    のシリンダ容器に装填してこれらを所定割合で同時に押
    出して混合器に導入し、順次混合して注入材を調製しな
    がらクラックに圧入充填することを特徴とするクラック
    補修方法。
  2. 【請求項2】  主剤のシリンダ容器と硬化剤のシリン
    ダ容器とがそれらの配合割合と等しい断面積比を有し、
    これらに装填された主剤と硬化剤とを同一速度で同時に
    押すことによって所定割合で押出す請求項1記載のクラ
    ック補修方法。
  3. 【請求項3】  断面積が等しいシリンダ容器を用い、
    主剤と硬化剤をそれらの配合割合に対応した数のシリン
    ダ容器に装填してこれらを同一速度で同時に押出す請求
    項1記載のクラック補修方法。
  4. 【請求項4】  主剤と硬化剤とを混合器で後続の主剤
    と硬化剤で順次押して移動させながら無動力で混合する
    請求項1記載のクラック補修方法。
  5. 【請求項5】  主剤のシリンダ容器および硬化剤のシ
    リンダ容器として一回の補修作業に予測される注入材の
    最大量を調製するよりも大量の主剤および硬化剤が装填
    可能な容積のものを用いる請求項1記載のクラック補修
    方法。
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