JPH04334521A - 高純度ガスの製造方法 - Google Patents
高純度ガスの製造方法Info
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- JPH04334521A JPH04334521A JP3135525A JP13552591A JPH04334521A JP H04334521 A JPH04334521 A JP H04334521A JP 3135525 A JP3135525 A JP 3135525A JP 13552591 A JP13552591 A JP 13552591A JP H04334521 A JPH04334521 A JP H04334521A
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Landscapes
- Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小規模の簡単な装置を
使用して高純度のガスを製造する方法に関する。特に本
発明は、小規模の簡単な装置を使用して空気から窒素ガ
スを分離して高純度の窒素ガスを製造する方法に関する
。
使用して高純度のガスを製造する方法に関する。特に本
発明は、小規模の簡単な装置を使用して空気から窒素ガ
スを分離して高純度の窒素ガスを製造する方法に関する
。
【0002】
【従来の技術】青果物、生鮮食料品などをその鮮度を長
期間維持しながら貯蔵する方法として、CA(Cont
rolled Atmosphere) 貯蔵法が知ら
れている。CA貯蔵法は、貯蔵庫(通常、冷凍機を備え
ている)に適度の水分を含んだ不活性ガス(通常、窒素
ガス)供給することによて、生鮮食料品の鮮度の低下を
抑制する方法である。近年、CA貯蔵法に使用するため
に、95%程度以上の純度を有する不活性ガス(残部は
主として水、炭酸ガスで、少量の酸素を含む)の需要が
増加しつつある。
期間維持しながら貯蔵する方法として、CA(Cont
rolled Atmosphere) 貯蔵法が知ら
れている。CA貯蔵法は、貯蔵庫(通常、冷凍機を備え
ている)に適度の水分を含んだ不活性ガス(通常、窒素
ガス)供給することによて、生鮮食料品の鮮度の低下を
抑制する方法である。近年、CA貯蔵法に使用するため
に、95%程度以上の純度を有する不活性ガス(残部は
主として水、炭酸ガスで、少量の酸素を含む)の需要が
増加しつつある。
【0003】また、電子部品の加工、ファインセラミッ
クス、バイオ関連物質の取扱い及び貯蔵、実験室での使
用などに、窒素ガス、特に99%程度以上の純度の極め
て高純度の窒素ガスの小口規模での需要が増大している
。
クス、バイオ関連物質の取扱い及び貯蔵、実験室での使
用などに、窒素ガス、特に99%程度以上の純度の極め
て高純度の窒素ガスの小口規模での需要が増大している
。
【0004】従来、空気から高純度の窒素の製造方法と
して、蒸留法(深冷分離法)が知られている。しかしな
がら、深冷分離法によって高純度窒素ガスを製造するた
めには、原理的に、また経済性の面から大規模の装置を
使用し、連続的に大量生産しなくてはならず、従って、
小口規模で使用するためには、工場で製造した窒素ガス
をボンベのような小型加圧容器に充填し、使用場所に運
搬して使用に供している。窒素ガスを充填するための小
型容器は非常に重く、その運搬や交換の際に非常に手間
がかかり、またその取扱いに際して安全面からも問題が
ある。
して、蒸留法(深冷分離法)が知られている。しかしな
がら、深冷分離法によって高純度窒素ガスを製造するた
めには、原理的に、また経済性の面から大規模の装置を
使用し、連続的に大量生産しなくてはならず、従って、
小口規模で使用するためには、工場で製造した窒素ガス
をボンベのような小型加圧容器に充填し、使用場所に運
搬して使用に供している。窒素ガスを充填するための小
型容器は非常に重く、その運搬や交換の際に非常に手間
がかかり、またその取扱いに際して安全面からも問題が
ある。
【0005】小規模の窒素ガスの製造方法としては、吸
着分離法や膜分離法が知られているが、従来の方法では
高純度の窒素ガスを製造することが極めて困難であり、
高純度の窒素が得られたとしても製造効率が非常に低く
実用的に十分満足できるものではなかった。
着分離法や膜分離法が知られているが、従来の方法では
高純度の窒素ガスを製造することが極めて困難であり、
高純度の窒素が得られたとしても製造効率が非常に低く
実用的に十分満足できるものではなかった。
【0006】例えば、吸着分離法としてPSA法(Pr
essure Swing Adsorption P
rocess :圧力変動吸着法または圧力スイング吸
着法)が知られている。
essure Swing Adsorption P
rocess :圧力変動吸着法または圧力スイング吸
着法)が知られている。
【0007】添付する図10は、PSA法により窒素ガ
スを製造するための公知の装置のシステム図である。図
10で窒素ガス製造装置400は、2個の吸着塔401
及び402と、複数個の弁とから構成されている。吸着
塔401及び402には、酸素ガスを選択的に吸着する
吸着剤(例えば、CMS(Carbon Molecu
lar Sieves)が充填されている。
スを製造するための公知の装置のシステム図である。図
10で窒素ガス製造装置400は、2個の吸着塔401
及び402と、複数個の弁とから構成されている。吸着
塔401及び402には、酸素ガスを選択的に吸着する
吸着剤(例えば、CMS(Carbon Molecu
lar Sieves)が充填されている。
【0008】図10の装置を使用して空気から窒素ガス
を分離する方法の概略を説明する。加圧した空気を、空
気導入口403から送入し、弁404を開け(弁、40
5、406、407および409を閉じておく)、吸着
塔401に送入する。吸着塔401に送入された空気が
上方へ移動する間に、空気中の酸素が吸着剤に吸着され
、吸着されなかった窒素ガスは弁410を経て窒素ガス
出口412から取り出され製品窒素ガスとなる。吸着塔
401内の吸着剤への酸素の吸着が飽和に達すると、弁
404及び410を閉じ、弁406、409を開け、減
圧(又は真空)再生過程の終りにある吸着塔402と圧
力平衡(均等)化(均圧、以下同じ)を行う。弁407
を開けて吸着塔401内の加圧ガスを排気口413から
大気中に放出する。その際に吸着塔401内の吸着剤に
吸着されていた酸素ガスが大気中に放出される。場合に
よっては、排気口413から真空ポンプで吸引して、吸
着塔401内の圧力を大気圧以下にまで減圧させてもよ
い。このようにして、吸着塔401内の吸着剤への酸素
吸着操作及び吸着剤からの酸素脱着操作を行なうことに
より、窒素ガス分離の一サイクルを行なう。
を分離する方法の概略を説明する。加圧した空気を、空
気導入口403から送入し、弁404を開け(弁、40
5、406、407および409を閉じておく)、吸着
塔401に送入する。吸着塔401に送入された空気が
上方へ移動する間に、空気中の酸素が吸着剤に吸着され
、吸着されなかった窒素ガスは弁410を経て窒素ガス
出口412から取り出され製品窒素ガスとなる。吸着塔
401内の吸着剤への酸素の吸着が飽和に達すると、弁
404及び410を閉じ、弁406、409を開け、減
圧(又は真空)再生過程の終りにある吸着塔402と圧
力平衡(均等)化(均圧、以下同じ)を行う。弁407
を開けて吸着塔401内の加圧ガスを排気口413から
大気中に放出する。その際に吸着塔401内の吸着剤に
吸着されていた酸素ガスが大気中に放出される。場合に
よっては、排気口413から真空ポンプで吸引して、吸
着塔401内の圧力を大気圧以下にまで減圧させてもよ
い。このようにして、吸着塔401内の吸着剤への酸素
吸着操作及び吸着剤からの酸素脱着操作を行なうことに
より、窒素ガス分離の一サイクルを行なう。
【0009】吸着塔401について酸素脱着操作を行な
っている間に、弁405を開け(弁404、406、4
08、及び409を閉じたまま)、空気導入口403か
らの加圧空気を吸着塔402に送入する。吸着塔402
に送入された空気が上方へ移動する間に、空気中の酸素
が吸着剤に吸着され、吸着されなかった窒素ガスは弁4
11を経て窒素ガス出口412から取り出され、製品窒
素ガスとなる。吸着塔402内の吸着剤への酸素の吸着
が飽和に達すると、弁405と411を閉じ、弁406
、409を開け、吸着塔402と吸着塔401の均圧を
行う。弁408を開けて吸着塔402内の加圧ガスを排
気口413から大気中に放出する。その際に吸着塔40
2内の吸着剤に吸着されていた酸素ガスが大気中に放出
される。場合によっては、吸着塔401の場合と同様に
して、吸着塔402内の圧力を大気圧以下にまで減圧さ
せてもよい。このようにして、吸着塔402内の吸着剤
への酸素吸着操作及び吸着剤からの酸素脱着操作を行な
うことにより、窒素ガス分離の一サイクルを行なう。
っている間に、弁405を開け(弁404、406、4
08、及び409を閉じたまま)、空気導入口403か
らの加圧空気を吸着塔402に送入する。吸着塔402
に送入された空気が上方へ移動する間に、空気中の酸素
が吸着剤に吸着され、吸着されなかった窒素ガスは弁4
11を経て窒素ガス出口412から取り出され、製品窒
素ガスとなる。吸着塔402内の吸着剤への酸素の吸着
が飽和に達すると、弁405と411を閉じ、弁406
、409を開け、吸着塔402と吸着塔401の均圧を
行う。弁408を開けて吸着塔402内の加圧ガスを排
気口413から大気中に放出する。その際に吸着塔40
2内の吸着剤に吸着されていた酸素ガスが大気中に放出
される。場合によっては、吸着塔401の場合と同様に
して、吸着塔402内の圧力を大気圧以下にまで減圧さ
せてもよい。このようにして、吸着塔402内の吸着剤
への酸素吸着操作及び吸着剤からの酸素脱着操作を行な
うことにより、窒素ガス分離の一サイクルを行なう。
【0010】吸着塔401について酸素吸着操作を行な
っている間に吸着塔402について酸素脱着操作を行な
い、吸着塔401について酸素脱着操作を行なっている
間に吸着塔402について酸素吸着操作を行なうように
、上記サイクル操作を行なうことにより、効率的に空気
から窒素ガスの分離を行なうことができる。
っている間に吸着塔402について酸素脱着操作を行な
い、吸着塔401について酸素脱着操作を行なっている
間に吸着塔402について酸素吸着操作を行なうように
、上記サイクル操作を行なうことにより、効率的に空気
から窒素ガスの分離を行なうことができる。
【0011】吸着塔401及び402内の酸素を選択的
に吸着する吸着剤の層の下側に、水分、臭気、塵埃等を
吸着、吸収する水分等吸着(吸収)剤の層を設けると、
水分等を含まない清浄な製品窒素ガスを製造することが
でき、吸着(吸収)された水分等は酸素脱着操作で酸素
ガスと共に大気中へ排出される。
に吸着する吸着剤の層の下側に、水分、臭気、塵埃等を
吸着、吸収する水分等吸着(吸収)剤の層を設けると、
水分等を含まない清浄な製品窒素ガスを製造することが
でき、吸着(吸収)された水分等は酸素脱着操作で酸素
ガスと共に大気中へ排出される。
【0012】図10に示す装置は比較的小規模の装置で
あるが、通常の操作では、純度が高々95%である低純
度の窒素ガスしか得られないという問題点がある。図1
0について説明したような方法で高純度の窒素ガスを製
造しようとすると、酸素吸着操作で非常に高い圧力にし
、且つ酸素脱着操作で極めて高真空にまで減圧しなくて
はならず、このような高圧及び高真空を達成するために
、大型の高圧コンプレッサー及び真空ポンプを必要とし
、装置のコンパクト化や軽量化の特長が失われる。
あるが、通常の操作では、純度が高々95%である低純
度の窒素ガスしか得られないという問題点がある。図1
0について説明したような方法で高純度の窒素ガスを製
造しようとすると、酸素吸着操作で非常に高い圧力にし
、且つ酸素脱着操作で極めて高真空にまで減圧しなくて
はならず、このような高圧及び高真空を達成するために
、大型の高圧コンプレッサー及び真空ポンプを必要とし
、装置のコンパクト化や軽量化の特長が失われる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本願出願人は、特願平
2−208991号の明細書に、PSA法を利用した小
型、軽量の窒素ガス分離装置について記載している。こ
の装置のシステム図を添付する図11に示す。この図1
1において、窒素ガス製造装置500は、吸着塔501
、ポンプ502、リザーバ503及び複数個の弁から構
成されている。吸着塔501には、窒素ガスを選択的に
吸着する吸着剤[例えばモレキュラーシーブ5A(MS
−5A)、MS−4A、MS−13X等]が充填されて
いる。
2−208991号の明細書に、PSA法を利用した小
型、軽量の窒素ガス分離装置について記載している。こ
の装置のシステム図を添付する図11に示す。この図1
1において、窒素ガス製造装置500は、吸着塔501
、ポンプ502、リザーバ503及び複数個の弁から構
成されている。吸着塔501には、窒素ガスを選択的に
吸着する吸着剤[例えばモレキュラーシーブ5A(MS
−5A)、MS−4A、MS−13X等]が充填されて
いる。
【0014】図11に示す装置を使用して空気から窒素
ガスを分離する方法の概略を説明する。空気を空気導入
口504から送入し、弁505を通してポンプ502に
送りポンプ502で加圧し、弁507を通して、吸着塔
501の下部に送入する(弁506、508、509及
び511を閉じておく)。吸着塔501に送入された空
気により吸着塔501内の圧力が次第に上昇する間に、
空気中の窒素ガスが吸着剤に吸着される。吸着塔501
内の圧力が所定の値に達すると、弁511を開け、弁5
12により吸着塔501からの排ガスの流量を調節しな
がら、吸着塔501内の吸着されなかったガスを排ガス
出口513から大気中へ排出させる。排ガス出口513
から排出されるガスは、初めは酸素に富んでいるが、次
第に酸素が減少し窒素が増加してくるので、酸素含有量
が少なくなった時点で弁507及び弁511を閉じ、吸
着塔501への空気の送入及び上記排ガスの排出を停止
する。次に、弁506及び508を開け、ポンプ502
により真空引きして、吸着塔501内の圧力を大気圧以
下にし、吸着塔501内の吸着剤に吸着されていた窒素
を脱着させ、リザーバ503に送って製品窒素ガスとす
る。このようにして窒素ガス分離の一サイクルを行なう
。このサイクルを繰り返すことにより、空気から窒素ガ
スを分離することができる。
ガスを分離する方法の概略を説明する。空気を空気導入
口504から送入し、弁505を通してポンプ502に
送りポンプ502で加圧し、弁507を通して、吸着塔
501の下部に送入する(弁506、508、509及
び511を閉じておく)。吸着塔501に送入された空
気により吸着塔501内の圧力が次第に上昇する間に、
空気中の窒素ガスが吸着剤に吸着される。吸着塔501
内の圧力が所定の値に達すると、弁511を開け、弁5
12により吸着塔501からの排ガスの流量を調節しな
がら、吸着塔501内の吸着されなかったガスを排ガス
出口513から大気中へ排出させる。排ガス出口513
から排出されるガスは、初めは酸素に富んでいるが、次
第に酸素が減少し窒素が増加してくるので、酸素含有量
が少なくなった時点で弁507及び弁511を閉じ、吸
着塔501への空気の送入及び上記排ガスの排出を停止
する。次に、弁506及び508を開け、ポンプ502
により真空引きして、吸着塔501内の圧力を大気圧以
下にし、吸着塔501内の吸着剤に吸着されていた窒素
を脱着させ、リザーバ503に送って製品窒素ガスとす
る。このようにして窒素ガス分離の一サイクルを行なう
。このサイクルを繰り返すことにより、空気から窒素ガ
スを分離することができる。
【0015】図11の装置による窒素分離方法は、図1
0に示す装置に比較して、構成が簡単で小型化が可能で
あり、高い操作圧力及び高真空度を必要とせず、高い生
産性で95%以上の純度の窒素を製造することができる
方法であるが、製品取得率を増大させることが望まれる
。
0に示す装置に比較して、構成が簡単で小型化が可能で
あり、高い操作圧力及び高真空度を必要とせず、高い生
産性で95%以上の純度の窒素を製造することができる
方法であるが、製品取得率を増大させることが望まれる
。
【0016】また、本願出願人は、特願平3−4248
8号として、目的ガス(例えば、窒素ガス)を選択的に
吸着する吸着剤が充填された吸着塔の入口から、目的ガ
スを含有するガス混合物を加圧下に送入し、目的ガスを
該吸着剤に吸着させる工程(A);工程(A)の進行時
又は工程(A)の終了後に、該吸着塔の該入口とは反対
側の出口から、吸着されていないガスを排出する工程(
B);工程(A)の終了後、又は工程(B)の終了後、
予め製造し、リザーバに貯蔵してあった目的ガスと同一
のガスを、該入口から加圧下に該吸着塔に送入し、該吸
着塔内の未吸着ガスを該出口から排出する工程(C);
及び、工程(C)の終了後、吸着されていた目的ガスを
含む吸着塔内の目的ガスを該吸着塔の入口から取り出す
ことを特徴とする高純度ガスの製造方法の発明について
特許出願している。この方法により、低いエネルギー消
費量で99%以上の極めて高純度のガスを製造すること
ができる。
8号として、目的ガス(例えば、窒素ガス)を選択的に
吸着する吸着剤が充填された吸着塔の入口から、目的ガ
スを含有するガス混合物を加圧下に送入し、目的ガスを
該吸着剤に吸着させる工程(A);工程(A)の進行時
又は工程(A)の終了後に、該吸着塔の該入口とは反対
側の出口から、吸着されていないガスを排出する工程(
B);工程(A)の終了後、又は工程(B)の終了後、
予め製造し、リザーバに貯蔵してあった目的ガスと同一
のガスを、該入口から加圧下に該吸着塔に送入し、該吸
着塔内の未吸着ガスを該出口から排出する工程(C);
及び、工程(C)の終了後、吸着されていた目的ガスを
含む吸着塔内の目的ガスを該吸着塔の入口から取り出す
ことを特徴とする高純度ガスの製造方法の発明について
特許出願している。この方法により、低いエネルギー消
費量で99%以上の極めて高純度のガスを製造すること
ができる。
【0017】本発明は、PSA法を原理とする、より一
層小規模、コンパクトな装置を使用して、高純度の窒素
ガスのような高純度ガスを高い生産効率で製造すること
ができる高純度ガスの製造方法を提供することを目的と
する。
層小規模、コンパクトな装置を使用して、高純度の窒素
ガスのような高純度ガスを高い生産効率で製造すること
ができる高純度ガスの製造方法を提供することを目的と
する。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、目的のガスを
選択的に吸着する吸着剤が充填され、一端部に入口を有
し反対側端部に出口を有する第一吸着塔、並びに、第一
吸着塔と同様の上記吸着剤が充填され入口及び出口を有
する第二吸着塔が設けられた高純度ガス製造装置の、第
一吸着塔の入口から、目的ガスを含有するガス混合物を
加圧下に送入し、目的ガスを第一吸着塔の吸着剤に吸着
させる工程(A);工程(A)の進行時又は工程(A)
の終了後に、第一吸着塔の出口から、吸着されていない
ガスを系外に排出する工程(B);工程(B)の終了後
、第一吸着塔の出口からの加圧ガスを、後記工程(I)
が終了した第二吸着塔の出口から第二吸着塔に送入する
工程(C);工程(C)の終了後、吸着剤に吸着されて
いた目的ガスを含む第一吸着塔内の目的ガスを第一吸着
塔の入口から減圧下に取り出す工程(D);工程(D)
の終了後、後記工程(G)が終了した第二吸着塔の出口
からの加圧ガスを、第一吸着塔の出口から第一吸着塔に
送入し、第一吸着塔内の目的ガス以外のガスを第一吸着
塔の入口から系外に排出する工程(E);工程(C)と
工程(D)との間、又は工程(D)と工程(E)との間
に、第二吸着塔の入口から、目的ガスを含有するガス混
合物を加圧下に送入し、目的ガスを第二吸着塔の吸着剤
に吸着させる工程(F);工程(F)の進行時又は工程
(F)の終了後に、第二吸着塔の出口から、吸着されて
いないガスを系外に排出する工程(G);工程(G)の
終了後、第二吸着塔の出口からの加圧ガスを、第一吸着
塔の出口から第一吸着塔に送入し、工程(E)を行なう
工程(H);工程(H)の終了後、吸着剤に吸着されて
いた目的ガスを含む第二吸着塔内の目的ガスを第二吸着
塔の入口から減圧下に取り出す工程(I);及び、工程
(I)の終了後、工程(C)により、第二吸着塔内の目
的ガス以外のガスを第二吸着塔の入口から系外に排出す
る工程(J)からなることを特徴とする高純度ガスの製
造方法である。以下、この発明を第一発明と言う。
選択的に吸着する吸着剤が充填され、一端部に入口を有
し反対側端部に出口を有する第一吸着塔、並びに、第一
吸着塔と同様の上記吸着剤が充填され入口及び出口を有
する第二吸着塔が設けられた高純度ガス製造装置の、第
一吸着塔の入口から、目的ガスを含有するガス混合物を
加圧下に送入し、目的ガスを第一吸着塔の吸着剤に吸着
させる工程(A);工程(A)の進行時又は工程(A)
の終了後に、第一吸着塔の出口から、吸着されていない
ガスを系外に排出する工程(B);工程(B)の終了後
、第一吸着塔の出口からの加圧ガスを、後記工程(I)
が終了した第二吸着塔の出口から第二吸着塔に送入する
工程(C);工程(C)の終了後、吸着剤に吸着されて
いた目的ガスを含む第一吸着塔内の目的ガスを第一吸着
塔の入口から減圧下に取り出す工程(D);工程(D)
の終了後、後記工程(G)が終了した第二吸着塔の出口
からの加圧ガスを、第一吸着塔の出口から第一吸着塔に
送入し、第一吸着塔内の目的ガス以外のガスを第一吸着
塔の入口から系外に排出する工程(E);工程(C)と
工程(D)との間、又は工程(D)と工程(E)との間
に、第二吸着塔の入口から、目的ガスを含有するガス混
合物を加圧下に送入し、目的ガスを第二吸着塔の吸着剤
に吸着させる工程(F);工程(F)の進行時又は工程
(F)の終了後に、第二吸着塔の出口から、吸着されて
いないガスを系外に排出する工程(G);工程(G)の
終了後、第二吸着塔の出口からの加圧ガスを、第一吸着
塔の出口から第一吸着塔に送入し、工程(E)を行なう
工程(H);工程(H)の終了後、吸着剤に吸着されて
いた目的ガスを含む第二吸着塔内の目的ガスを第二吸着
塔の入口から減圧下に取り出す工程(I);及び、工程
(I)の終了後、工程(C)により、第二吸着塔内の目
的ガス以外のガスを第二吸着塔の入口から系外に排出す
る工程(J)からなることを特徴とする高純度ガスの製
造方法である。以下、この発明を第一発明と言う。
【0019】上記の第一発明の高純度ガスの製造方法を
利用して、高純度窒素ガスを製造する場合には、例えば
、下記のような工程からなる方法が利用される。
利用して、高純度窒素ガスを製造する場合には、例えば
、下記のような工程からなる方法が利用される。
【0020】窒素ガスを選択的に吸着する吸着剤が充填
され、一端部に入口を有し反対側端部に出口を有する第
一吸着塔、並びに、第一吸着塔と同様の上記吸着剤が充
填され入口及び出口を有する第二吸着塔が設けられた高
純度窒素ガス製造装置の、第一吸着塔の入口から空気を
加圧下に送入し、窒素ガスを第一吸着塔の吸着剤に吸着
させる工程(A);工程(A)の進行時又は工程(A)
の終了後に、第一吸着塔の出口から、吸着されていない
ガスを系外に排出する工程(B);工程(B)の終了後
、第一吸着塔の出口からの加圧ガスを、第二吸着塔の出
口から第二吸着塔に送入する工程(C);工程(C)の
終了後、吸着剤に吸着されていた窒素ガスを含む高純度
の窒素ガスを第一吸着塔の入口から減圧下に取り出す工
程(D);工程(D)の終了後、第二吸着塔の出口から
の加圧ガスを、第一吸着塔の出口から第一吸着塔に送入
し、第一吸着塔内の窒素ガス以外のガスを第一吸着塔の
入口から系外に排出する工程(E);工程(C)と工程
(D)との間、又は工程(D)と工程(E)との間に、
第二吸着塔の入口から、空気を加圧下に送入し、窒素ガ
スを第二吸着塔の吸着剤に吸着させる工程(F);工程
(F)の進行時又は工程(F)の終了後に、第二吸着塔
の出口から、吸着されていないガスを系外に排出する工
程(G);工程(G)の終了後、第二吸着塔の出口から
の加圧ガスを、第一吸着塔の出口から第一吸着塔に送入
し、工程(E)を行なう工程(H);工程(H)の終了
後、吸着剤に吸着されていた窒素ガスを含む高純度の窒
素ガスを第二吸着塔の入口から減圧下に取り出す工程(
I);及び、工程(I)の終了後、工程(C)により、
第二吸着塔内の窒素ガス以外のガスを第二吸着塔の入口
から系外に排出する工程(J)からなる、一サイクルの
操作を繰り返すことからなる高純度窒素ガスの製造方法
。
され、一端部に入口を有し反対側端部に出口を有する第
一吸着塔、並びに、第一吸着塔と同様の上記吸着剤が充
填され入口及び出口を有する第二吸着塔が設けられた高
純度窒素ガス製造装置の、第一吸着塔の入口から空気を
加圧下に送入し、窒素ガスを第一吸着塔の吸着剤に吸着
させる工程(A);工程(A)の進行時又は工程(A)
の終了後に、第一吸着塔の出口から、吸着されていない
ガスを系外に排出する工程(B);工程(B)の終了後
、第一吸着塔の出口からの加圧ガスを、第二吸着塔の出
口から第二吸着塔に送入する工程(C);工程(C)の
終了後、吸着剤に吸着されていた窒素ガスを含む高純度
の窒素ガスを第一吸着塔の入口から減圧下に取り出す工
程(D);工程(D)の終了後、第二吸着塔の出口から
の加圧ガスを、第一吸着塔の出口から第一吸着塔に送入
し、第一吸着塔内の窒素ガス以外のガスを第一吸着塔の
入口から系外に排出する工程(E);工程(C)と工程
(D)との間、又は工程(D)と工程(E)との間に、
第二吸着塔の入口から、空気を加圧下に送入し、窒素ガ
スを第二吸着塔の吸着剤に吸着させる工程(F);工程
(F)の進行時又は工程(F)の終了後に、第二吸着塔
の出口から、吸着されていないガスを系外に排出する工
程(G);工程(G)の終了後、第二吸着塔の出口から
の加圧ガスを、第一吸着塔の出口から第一吸着塔に送入
し、工程(E)を行なう工程(H);工程(H)の終了
後、吸着剤に吸着されていた窒素ガスを含む高純度の窒
素ガスを第二吸着塔の入口から減圧下に取り出す工程(
I);及び、工程(I)の終了後、工程(C)により、
第二吸着塔内の窒素ガス以外のガスを第二吸着塔の入口
から系外に排出する工程(J)からなる、一サイクルの
操作を繰り返すことからなる高純度窒素ガスの製造方法
。
【0021】他の本発明は、目的のガスを選択的に吸着
する吸着剤が充填され、一端部に入口を有し反対側端部
に出口を有する第一吸着塔、並びに、第一吸着塔と同様
の上記吸着剤が充填され入口及び出口を有する第二吸着
塔が設けられた高純度ガス製造装置の、第一吸着塔の入
口から、目的ガスを含有するガス混合物を加圧下に送入
し、目的ガスを第一吸着塔の吸着剤に吸着させる工程(
a);工程(a)の進行時又は工程(a)の終了後に、
第一吸着塔の出口から、吸着されていないガスを系外に
排出する工程(b);工程(b)の終了後、予め製造し
、リザーバに貯蔵してあった目的ガスを、第一吸着塔の
入口から加圧下に第一吸着塔に送入する工程(c);工
程(c)の終了後、吸着剤に吸着されていた目的ガスを
含む第一吸着塔内の目的ガスを第一吸着塔の入口から減
圧下に取り出しリザーバに貯蔵する工程(d);工程(
d)の前に、第二吸着塔の入口から、目的ガスを含有す
るガス混合物を加圧下に送入し、目的ガスを第二吸着塔
の吸着剤に吸着させる工程(e);工程(e)の進行時
又は工程(e)の終了後に、第二吸着塔の出口から、吸
着されていないガスを系外に排出する工程(f);工程
(f)の終了後、予め製造し、リザーバに貯蔵してあっ
た目的ガスを、第二吸着塔の入口から加圧下に第二吸着
塔に送入する工程(g);及び、工程(g)の終了後、
吸着剤に吸着されていた目的ガスを含む第二吸着塔内の
目的ガスを第二吸着塔の入口から減圧下に取り出しリザ
ーバに貯蔵する工程(h);からなることを特徴とする
高純度ガスの製造方法。以下、この発明を第二発明と言
う。
する吸着剤が充填され、一端部に入口を有し反対側端部
に出口を有する第一吸着塔、並びに、第一吸着塔と同様
の上記吸着剤が充填され入口及び出口を有する第二吸着
塔が設けられた高純度ガス製造装置の、第一吸着塔の入
口から、目的ガスを含有するガス混合物を加圧下に送入
し、目的ガスを第一吸着塔の吸着剤に吸着させる工程(
a);工程(a)の進行時又は工程(a)の終了後に、
第一吸着塔の出口から、吸着されていないガスを系外に
排出する工程(b);工程(b)の終了後、予め製造し
、リザーバに貯蔵してあった目的ガスを、第一吸着塔の
入口から加圧下に第一吸着塔に送入する工程(c);工
程(c)の終了後、吸着剤に吸着されていた目的ガスを
含む第一吸着塔内の目的ガスを第一吸着塔の入口から減
圧下に取り出しリザーバに貯蔵する工程(d);工程(
d)の前に、第二吸着塔の入口から、目的ガスを含有す
るガス混合物を加圧下に送入し、目的ガスを第二吸着塔
の吸着剤に吸着させる工程(e);工程(e)の進行時
又は工程(e)の終了後に、第二吸着塔の出口から、吸
着されていないガスを系外に排出する工程(f);工程
(f)の終了後、予め製造し、リザーバに貯蔵してあっ
た目的ガスを、第二吸着塔の入口から加圧下に第二吸着
塔に送入する工程(g);及び、工程(g)の終了後、
吸着剤に吸着されていた目的ガスを含む第二吸着塔内の
目的ガスを第二吸着塔の入口から減圧下に取り出しリザ
ーバに貯蔵する工程(h);からなることを特徴とする
高純度ガスの製造方法。以下、この発明を第二発明と言
う。
【0022】上記の第二発明の高純度ガスの製造方法を
利用して、高純度窒素ガスを製造する場合には、例えば
、下記のような工程からなる方法が利用される。
利用して、高純度窒素ガスを製造する場合には、例えば
、下記のような工程からなる方法が利用される。
【0023】窒素ガスを選択的に吸着する吸着剤が充填
され、一端部に入口を有し反対側端部に出口を有する第
一吸着塔、並びに、第一吸着塔と同様の上記吸着剤が充
填され入口及び出口を有する第二吸着塔が設けられた高
純度窒素ガス製造装置の、第一吸着塔の入口から、空気
を加圧下に送入し、窒素ガスを第一吸着塔の吸着剤に吸
着させる工程(a);工程(a)の進行時又は工程(a
)の終了後に、第一吸着塔の出口から、吸着されていな
いガスを系外に排出する工程(b);工程(b)の終了
後、予め製造し、リザーバに貯蔵してあった窒素ガスを
、第一吸着塔の入口から加圧下に第一吸着塔に送入する
工程(c);工程(c)の終了後、吸着剤に吸着されて
いた窒素ガスを含む第一吸着塔内の高純度の窒素ガスを
第一吸着塔の入口から減圧下に取り出しリザーバに貯蔵
する工程(d);工程(d)の前に、第二吸着塔の入口
から、空気を加圧下に送入し、窒素ガスを第二吸着塔の
吸着剤に吸着させる工程(e);工程(e)の進行時又
は工程(e)の終了後に、第二吸着塔の出口から、吸着
されていないガスを系外に排出する工程(f);工程(
f)の終了後、予め製造し、リザーバに貯蔵してあった
高純度の窒素ガスを、第二吸着塔の入口から加圧下に第
二吸着塔に送入する工程(g);及び、工程(g)の終
了後、吸着剤に吸着されていた窒素ガスを含む第二吸着
塔内の高純度の窒素ガスを第二吸着塔の入口から減圧下
に取り出しリザーバに貯蔵する工程(h)からなること
を特徴とする高純度窒素ガスの製造方法。
され、一端部に入口を有し反対側端部に出口を有する第
一吸着塔、並びに、第一吸着塔と同様の上記吸着剤が充
填され入口及び出口を有する第二吸着塔が設けられた高
純度窒素ガス製造装置の、第一吸着塔の入口から、空気
を加圧下に送入し、窒素ガスを第一吸着塔の吸着剤に吸
着させる工程(a);工程(a)の進行時又は工程(a
)の終了後に、第一吸着塔の出口から、吸着されていな
いガスを系外に排出する工程(b);工程(b)の終了
後、予め製造し、リザーバに貯蔵してあった窒素ガスを
、第一吸着塔の入口から加圧下に第一吸着塔に送入する
工程(c);工程(c)の終了後、吸着剤に吸着されて
いた窒素ガスを含む第一吸着塔内の高純度の窒素ガスを
第一吸着塔の入口から減圧下に取り出しリザーバに貯蔵
する工程(d);工程(d)の前に、第二吸着塔の入口
から、空気を加圧下に送入し、窒素ガスを第二吸着塔の
吸着剤に吸着させる工程(e);工程(e)の進行時又
は工程(e)の終了後に、第二吸着塔の出口から、吸着
されていないガスを系外に排出する工程(f);工程(
f)の終了後、予め製造し、リザーバに貯蔵してあった
高純度の窒素ガスを、第二吸着塔の入口から加圧下に第
二吸着塔に送入する工程(g);及び、工程(g)の終
了後、吸着剤に吸着されていた窒素ガスを含む第二吸着
塔内の高純度の窒素ガスを第二吸着塔の入口から減圧下
に取り出しリザーバに貯蔵する工程(h)からなること
を特徴とする高純度窒素ガスの製造方法。
【0024】なお、本発明の高純度ガスの製造方法の適
用対象は窒素ガスのみではなく、吸着剤を適宜選択する
ことにより、気体混合物から種々の気体を高純度で分離
して高純度ガスとする目的で利用できることは勿論であ
る。
用対象は窒素ガスのみではなく、吸着剤を適宜選択する
ことにより、気体混合物から種々の気体を高純度で分離
して高純度ガスとする目的で利用できることは勿論であ
る。
【0025】本発明の好適な態様は下記の通りである。
(1)上記吸着塔の入口側部分に、水分、臭気、エチレ
ン、塵埃等を吸着、吸収させるための水分等吸着(吸収
)剤層を設けることを特徴とする上記の高純度窒素ガス
の製造方法。
ン、塵埃等を吸着、吸収させるための水分等吸着(吸収
)剤層を設けることを特徴とする上記の高純度窒素ガス
の製造方法。
【0026】(2)工程(D)、工程(I)、工程(d
)及び工程(h)において、第一吸着塔又は第二吸着塔
から目的ガスを取り出す際、初期の一部のガスを系外に
排出することにより、水分、臭気、塵埃等をガスに同伴
させて系外に排出することを特徴とする上記の高純度ガ
スの製造方法。
)及び工程(h)において、第一吸着塔又は第二吸着塔
から目的ガスを取り出す際、初期の一部のガスを系外に
排出することにより、水分、臭気、塵埃等をガスに同伴
させて系外に排出することを特徴とする上記の高純度ガ
スの製造方法。
【0027】(3)工程(B)及び工程(b)の第一吸
着塔内の圧力、並びに、工程(G)及び工程(f)の第
二吸着塔内の圧力を0.5〜2.0気圧(ゲージ)にす
ることを特徴とする上記の高純度窒素ガスの製造方法。
着塔内の圧力、並びに、工程(G)及び工程(f)の第
二吸着塔内の圧力を0.5〜2.0気圧(ゲージ)にす
ることを特徴とする上記の高純度窒素ガスの製造方法。
【0028】(4)第二発明において、更に、工程(c
)の間に、第一吸着塔の出口から排出させた目的ガスを
含むガスを、工程(f)と工程(g)との間で第二吸着
塔の出口から第二吸着塔に送入し、第二吸着塔の入口か
ら吸着されていないガスを系外に排出する工程(i)を
行い、工程(g)の間に、第二吸着塔の出口から排出さ
せた目的ガスを含むガスを、工程(b)と工程(c)と
の間で第一吸着塔の出口から第一吸着塔に送入し、第一
吸着塔の入口から吸着されていないガスを系外に排出す
る工程(j)を行うことを特徴とする上記の高純度窒素
ガスの製造方法。
)の間に、第一吸着塔の出口から排出させた目的ガスを
含むガスを、工程(f)と工程(g)との間で第二吸着
塔の出口から第二吸着塔に送入し、第二吸着塔の入口か
ら吸着されていないガスを系外に排出する工程(i)を
行い、工程(g)の間に、第二吸着塔の出口から排出さ
せた目的ガスを含むガスを、工程(b)と工程(c)と
の間で第一吸着塔の出口から第一吸着塔に送入し、第一
吸着塔の入口から吸着されていないガスを系外に排出す
る工程(j)を行うことを特徴とする上記の高純度窒素
ガスの製造方法。
【0029】(5)第二発明において、更に、工程(c
)の終了後、第一吸着塔の出口から目的ガスを含むガス
を、工程(h)が終了した第二吸着塔に送入する工程(
k)を行い、工程(g)の終了後、第二吸着塔の出口か
ら排出させた目的ガスを含むガスを、工程(d)が終了
した第一吸着塔に送入する工程(l)を行うことを特徴
とする上記の高純度窒素ガスの製造方法。
)の終了後、第一吸着塔の出口から目的ガスを含むガス
を、工程(h)が終了した第二吸着塔に送入する工程(
k)を行い、工程(g)の終了後、第二吸着塔の出口か
ら排出させた目的ガスを含むガスを、工程(d)が終了
した第一吸着塔に送入する工程(l)を行うことを特徴
とする上記の高純度窒素ガスの製造方法。
【0030】(6)工程(C)、工程(H)、工程(c
)、工程(g)、工程(i)及び工程(j)において、
第一吸着塔と第二吸着塔との間で窒素ガスを断続的に送
る操作を含むことを特徴とする上記の高純度窒素ガスの
製造方法。
)、工程(g)、工程(i)及び工程(j)において、
第一吸着塔と第二吸着塔との間で窒素ガスを断続的に送
る操作を含むことを特徴とする上記の高純度窒素ガスの
製造方法。
【0031】本発明を、空気から高純度の窒素ガスを製
造する方法を例として、添付する図面を参照して詳細に
説明する。
造する方法を例として、添付する図面を参照して詳細に
説明する。
【0032】図1は、第一発明の高純度ガスの製造方法
の一態様を実施するための装置の一例のシステム図であ
る。図1において、高純度ガス製造装置100は、第一
吸着塔101、第二吸着塔102、ポンプ103、リザ
ーバ104、複数個の弁110〜121、及び排ガス出
口123、124から構成されている。
の一態様を実施するための装置の一例のシステム図であ
る。図1において、高純度ガス製造装置100は、第一
吸着塔101、第二吸着塔102、ポンプ103、リザ
ーバ104、複数個の弁110〜121、及び排ガス出
口123、124から構成されている。
【0033】第一吸着塔101は、一般にガスの吸着、
吸収のために使用されている円筒形の耐圧充填塔であり
、第一吸着塔101には、窒素ガスを選択的に吸着する
吸着剤105[例えば、モレキュラーシーブ5A(MS
−5A)、MS−4A、MS−13X]が充填されてい
る。また、吸着剤105の充填層の下側に、水分、臭気
、エチレン、塵埃等を吸着する水分等吸着剤106(例
えば、活性アルミナ、活性炭、シリカゲルなど)が充填
されている(水分等吸着剤106は必ずしも必要ではな
いが、上記のような不純物を含む空気を使用するときに
は、充填することが望ましい。特に後述するように本発
明の方法を実施する装置を冷蔵庫等に付設して使用する
場合には、庫内の青果物等から発生したエチレンを吸着
する吸着剤を充填することが好ましい。)
吸収のために使用されている円筒形の耐圧充填塔であり
、第一吸着塔101には、窒素ガスを選択的に吸着する
吸着剤105[例えば、モレキュラーシーブ5A(MS
−5A)、MS−4A、MS−13X]が充填されてい
る。また、吸着剤105の充填層の下側に、水分、臭気
、エチレン、塵埃等を吸着する水分等吸着剤106(例
えば、活性アルミナ、活性炭、シリカゲルなど)が充填
されている(水分等吸着剤106は必ずしも必要ではな
いが、上記のような不純物を含む空気を使用するときに
は、充填することが望ましい。特に後述するように本発
明の方法を実施する装置を冷蔵庫等に付設して使用する
場合には、庫内の青果物等から発生したエチレンを吸着
する吸着剤を充填することが好ましい。)
【0034】
第二吸着塔102は、第一吸着塔101と同様の耐圧充
填塔であり、吸着剤105と同様の吸着剤107及び水
分等吸着剤106と同様の水分等吸着剤108が充填さ
れている。
第二吸着塔102は、第一吸着塔101と同様の耐圧充
填塔であり、吸着剤105と同様の吸着剤107及び水
分等吸着剤106と同様の水分等吸着剤108が充填さ
れている。
【0035】ポンプ103は、ガスを圧縮することがで
き且つ真空引きすることができる圧縮・真空引き兼用型
のポンプ(例えば、ダイヤフラムポンプ、ピストンポン
プ、回転ポンプなど)である。
き且つ真空引きすることができる圧縮・真空引き兼用型
のポンプ(例えば、ダイヤフラムポンプ、ピストンポン
プ、回転ポンプなど)である。
【0036】リザーバ104は、製造された製品窒素ガ
スを常圧又は加圧下に捕集するための容器であって、通
常のガス容器の何れであってもよいが、、捕集されたガ
ス量に応じて伸縮自在な可撓性のガス容器であることが
好ましい。
スを常圧又は加圧下に捕集するための容器であって、通
常のガス容器の何れであってもよいが、、捕集されたガ
ス量に応じて伸縮自在な可撓性のガス容器であることが
好ましい。
【0037】弁110〜120は、一般に電気信号によ
り電気力を制御して開閉する電磁弁等又は電気信号を空
気圧に変換して空気圧により弁を開閉する空気圧作動弁
等の公知の高速自動弁である。弁121は、流量調節が
可能な弁であり、例えば、ニードル弁、ダイヤフラム式
弁などである。
り電気力を制御して開閉する電磁弁等又は電気信号を空
気圧に変換して空気圧により弁を開閉する空気圧作動弁
等の公知の高速自動弁である。弁121は、流量調節が
可能な弁であり、例えば、ニードル弁、ダイヤフラム式
弁などである。
【0038】図1に示す装置を使用して空気から窒素ガ
スを分離する方法を説明する。なお、図1〜図3につい
ての説明に於いて、吸着塔内のガスが吸着塔の下部入口
から上方に流れる方向を「並流方向」と呼び、ガスが吸
着塔の上部出口から下方に流れる方向を「向流方向」と
呼ぶ。
スを分離する方法を説明する。なお、図1〜図3につい
ての説明に於いて、吸着塔内のガスが吸着塔の下部入口
から上方に流れる方向を「並流方向」と呼び、ガスが吸
着塔の上部出口から下方に流れる方向を「向流方向」と
呼ぶ。
【0039】先ず、空気を空気導入管109から送入し
、弁110を通してポンプ103に送り、ポンプ103
で加圧し、弁113を通して第一吸着塔101の下部入
口に送入することによって工程(A)を行なう(このと
き、弁111、112、114、115、117、11
8及び119を閉じておく)。第一吸着塔101に送入
された空気により第一吸着塔101内の圧力が次第に上
昇するが、その間に、水分等吸着剤106が充填されて
いる場合は、それに空気中の水分等が吸着され、空気中
の窒素ガスが吸着剤105に吸着される。普通窒素ガス
は吸着剤105の層の下端から吸着され、窒素吸着帯域
が次第に上昇する。第一吸着塔101の上部のガスは酸
素含有量が増加してくる。
、弁110を通してポンプ103に送り、ポンプ103
で加圧し、弁113を通して第一吸着塔101の下部入
口に送入することによって工程(A)を行なう(このと
き、弁111、112、114、115、117、11
8及び119を閉じておく)。第一吸着塔101に送入
された空気により第一吸着塔101内の圧力が次第に上
昇するが、その間に、水分等吸着剤106が充填されて
いる場合は、それに空気中の水分等が吸着され、空気中
の窒素ガスが吸着剤105に吸着される。普通窒素ガス
は吸着剤105の層の下端から吸着され、窒素吸着帯域
が次第に上昇する。第一吸着塔101の上部のガスは酸
素含有量が増加してくる。
【0040】次に、第一吸着塔101内の圧力が、0.
5〜2.0気圧(ゲージ)の範囲内の所定の値に達する
と、弁119を開け、弁121により第一吸着塔101
の上部出口からの排ガスの流量を調節しながら、第一吸
着塔101内の吸着されなかったガスを排ガス出口12
4から大気中へ排出させる工程(B)を行なう。排ガス
出口124から排出されるガスは、初めは酸素に富んで
いるが次第に酸素が減少し、窒素が増加してくるので、
酸素含有量が少なくなった時点(たとえば、排出ガス中
の酸素含有量が空気中の酸素含有量に接近した場合、あ
るいはその間の適宜の時点)で弁119及び弁113を
閉じ、第一吸着塔101への空気の送入及び上記排ガス
の排出を停止する。
5〜2.0気圧(ゲージ)の範囲内の所定の値に達する
と、弁119を開け、弁121により第一吸着塔101
の上部出口からの排ガスの流量を調節しながら、第一吸
着塔101内の吸着されなかったガスを排ガス出口12
4から大気中へ排出させる工程(B)を行なう。排ガス
出口124から排出されるガスは、初めは酸素に富んで
いるが次第に酸素が減少し、窒素が増加してくるので、
酸素含有量が少なくなった時点(たとえば、排出ガス中
の酸素含有量が空気中の酸素含有量に接近した場合、あ
るいはその間の適宜の時点)で弁119及び弁113を
閉じ、第一吸着塔101への空気の送入及び上記排ガス
の排出を停止する。
【0041】次に、弁118を開ける。この時点では、
後述する工程(I)が終了しており、第二吸着塔102
内は製品窒素ガスが取り出されて減圧状態になっている
。弁118を開けることにより(弁120は閉じている
)、第一吸着塔101内の加圧ガスを第二吸着塔102
の出口から第二吸着塔102内に向流方向で送入する工
程(C)を行なう。弁116及び弁111を開けて第二
吸着塔102内の残留水分等を含むガスを排ガス出口1
23から大気中に排出する。
後述する工程(I)が終了しており、第二吸着塔102
内は製品窒素ガスが取り出されて減圧状態になっている
。弁118を開けることにより(弁120は閉じている
)、第一吸着塔101内の加圧ガスを第二吸着塔102
の出口から第二吸着塔102内に向流方向で送入する工
程(C)を行なう。弁116及び弁111を開けて第二
吸着塔102内の残留水分等を含むガスを排ガス出口1
23から大気中に排出する。
【0042】工程(C)に於いて、弁118を断続的に
開閉する(パルス操作する)ことにより第一吸着塔10
1の加圧ガスを断続的に送入することが好ましい。一回
のパルス操作は、弁開放時間0.05〜2.0秒、弁閉
止時間0.5〜3.0秒で行なうことが好ましい。また
、弁122を設け、工程(C)に於いて、弁118の操
作と同時に弁122をパルス操作して、第二吸着塔10
2内を上下両方向から均圧(圧力平衡化)操作すると、
製品窒素ガスの収率が増大するので好ましい。
開閉する(パルス操作する)ことにより第一吸着塔10
1の加圧ガスを断続的に送入することが好ましい。一回
のパルス操作は、弁開放時間0.05〜2.0秒、弁閉
止時間0.5〜3.0秒で行なうことが好ましい。また
、弁122を設け、工程(C)に於いて、弁118の操
作と同時に弁122をパルス操作して、第二吸着塔10
2内を上下両方向から均圧(圧力平衡化)操作すると、
製品窒素ガスの収率が増大するので好ましい。
【0043】次に、弁118及び弁116(設けられて
いる場合は弁122も)を閉じ、弁115及び弁112
を開け、ポンプ103により真空引きして第一吸着塔1
01内の圧力を大気圧以下にし、第一吸着塔101内の
吸着剤105に吸着されていた窒素を脱着させ、第一吸
着塔101の入口から取り出しリザーバ104に送って
捕集し製品窒素ガスとする工程(D)を行なう。この際
、第一吸着塔101内の圧力は、380mmHg(絶対
圧)程度以下にすれば十分である。この圧力をできるだ
け低くすることが望ましいけれども、そのためにはポン
プ103によって加圧と真空引きとを兼用させることが
困難になり、別に真空ポンプを必要とするので、装置の
小型化及び経済性の点から好ましくない。
いる場合は弁122も)を閉じ、弁115及び弁112
を開け、ポンプ103により真空引きして第一吸着塔1
01内の圧力を大気圧以下にし、第一吸着塔101内の
吸着剤105に吸着されていた窒素を脱着させ、第一吸
着塔101の入口から取り出しリザーバ104に送って
捕集し製品窒素ガスとする工程(D)を行なう。この際
、第一吸着塔101内の圧力は、380mmHg(絶対
圧)程度以下にすれば十分である。この圧力をできるだ
け低くすることが望ましいけれども、そのためにはポン
プ103によって加圧と真空引きとを兼用させることが
困難になり、別に真空ポンプを必要とするので、装置の
小型化及び経済性の点から好ましくない。
【0044】工程(D)の初期段階で、弁115及び弁
111を短時間開け(弁112は閉じたまま)て、第一
吸着塔101内のガスの一部を排ガス出口123から大
気中に排出することが好ましい。この操作を行なうこと
により、第一吸着塔101内の吸着剤粒子の間隙に残留
している空気、及び、第一吸着塔101の入口付近に付
着、吸着している水分、臭気成分、塵埃その他の不要成
分を系外に排出し、製品窒素ガスの純度の低下を防ぐこ
とができる。
111を短時間開け(弁112は閉じたまま)て、第一
吸着塔101内のガスの一部を排ガス出口123から大
気中に排出することが好ましい。この操作を行なうこと
により、第一吸着塔101内の吸着剤粒子の間隙に残留
している空気、及び、第一吸着塔101の入口付近に付
着、吸着している水分、臭気成分、塵埃その他の不要成
分を系外に排出し、製品窒素ガスの純度の低下を防ぐこ
とができる。
【0045】リザーバ104においては、製品窒素ガス
を常圧下に収容してもよく、また加圧下に収容してもよ
い。また、リザーバ104から製品窒素ガスを使用する
場所へ窒素ガスを送るための配管をリザーバ104に直
結させてもよく、リザーバ104の後に圧縮ポンプを介
して加圧リザーバを設け、加圧リザーバから製品窒素ガ
スをその使用場所へ送るようにしてもよい。
を常圧下に収容してもよく、また加圧下に収容してもよ
い。また、リザーバ104から製品窒素ガスを使用する
場所へ窒素ガスを送るための配管をリザーバ104に直
結させてもよく、リザーバ104の後に圧縮ポンプを介
して加圧リザーバを設け、加圧リザーバから製品窒素ガ
スをその使用場所へ送るようにしてもよい。
【0046】次に、弁112を閉じ、弁117を開けて
、この時点では、後述する工程(G)が終了している第
二吸着塔102内の加圧された窒素を含むガスを第一吸
着塔101の出口から第一吸着塔101内に向流方向で
送入する工程(E)を行なう。弁111を開けて第一吸
着塔101内の残留水分等を含むガスを排ガス出口12
3から大気中に排出する。工程(E)に於いて、弁11
7をパルス操作することにより第二吸着塔102の加圧
ガスを断続的に送入することが好ましい。
、この時点では、後述する工程(G)が終了している第
二吸着塔102内の加圧された窒素を含むガスを第一吸
着塔101の出口から第一吸着塔101内に向流方向で
送入する工程(E)を行なう。弁111を開けて第一吸
着塔101内の残留水分等を含むガスを排ガス出口12
3から大気中に排出する。工程(E)に於いて、弁11
7をパルス操作することにより第二吸着塔102の加圧
ガスを断続的に送入することが好ましい。
【0047】工程(C)と工程(D)との間に、空気を
空気導入管109から送入し、弁110を通してポンプ
103に送り、ポンプ103で加圧し、弁114を通し
て第二吸着塔102の下部入口に送入することによって
工程(F)を行なう(このとき、弁111、112、1
13、116、117、118及び120を閉じておく
)。第二吸着塔102に送入された空気により第二吸着
塔102内の圧力が次第に上昇するが、その間に、水分
等吸着剤108が充填されている場合は、それに空気中
の水分等が吸着され、空気中の窒素ガスが吸着剤107
に吸着される。普通窒素ガスは吸着剤107の層の下端
から吸着され、窒素吸着帯域が次第に上昇する。第二吸
着塔102の上部のガスは酸素含有量が増加してくる。
空気導入管109から送入し、弁110を通してポンプ
103に送り、ポンプ103で加圧し、弁114を通し
て第二吸着塔102の下部入口に送入することによって
工程(F)を行なう(このとき、弁111、112、1
13、116、117、118及び120を閉じておく
)。第二吸着塔102に送入された空気により第二吸着
塔102内の圧力が次第に上昇するが、その間に、水分
等吸着剤108が充填されている場合は、それに空気中
の水分等が吸着され、空気中の窒素ガスが吸着剤107
に吸着される。普通窒素ガスは吸着剤107の層の下端
から吸着され、窒素吸着帯域が次第に上昇する。第二吸
着塔102の上部のガスは酸素含有量が増加してくる。
【0048】次に、第二吸着塔102内の圧力が、0.
5〜2.0気圧(ゲージ)の範囲内の所定の値に達する
と、弁120を開け、弁121により第二吸着塔102
の上部出口からの排ガスの流量を調節しながら、第二吸
着塔102内の吸着されなかったガスを排ガス出口12
4から大気中へ排出させる工程(G)を行なう。排ガス
出口124から排出されるガスは、初めは酸素に富んで
いるが次第に酸素が減少し、窒素が増加してくるので、
酸素含有量が少なくなった時点(たとえば、排出ガス中
の酸素含有量が空気中の酸素含有量に接近した場合、あ
るいはその間の適宜の時点)で弁120及び弁114を
閉じ、第二吸着塔102への空気の送入及び上記排ガス
の排出を停止する。
5〜2.0気圧(ゲージ)の範囲内の所定の値に達する
と、弁120を開け、弁121により第二吸着塔102
の上部出口からの排ガスの流量を調節しながら、第二吸
着塔102内の吸着されなかったガスを排ガス出口12
4から大気中へ排出させる工程(G)を行なう。排ガス
出口124から排出されるガスは、初めは酸素に富んで
いるが次第に酸素が減少し、窒素が増加してくるので、
酸素含有量が少なくなった時点(たとえば、排出ガス中
の酸素含有量が空気中の酸素含有量に接近した場合、あ
るいはその間の適宜の時点)で弁120及び弁114を
閉じ、第二吸着塔102への空気の送入及び上記排ガス
の排出を停止する。
【0049】次に、弁117を開ける。この時点では、
前記の工程(D)が終了しており、第一吸着塔101内
は製品窒素ガスが取り出されて減圧状態になっている。 弁117を開けることにより(弁119は閉じている)
、第二吸着塔102内の加圧ガスを第一吸着塔101の
出口から第一吸着塔101内に向流方向で送入する工程
(H)を行なう。工程(H)は前記工程(E)と同じで
ある。弁115及び弁111を開けて第一吸着塔101
内の残留水分等を含むガスを排ガス出口123から大気
中に排出する。
前記の工程(D)が終了しており、第一吸着塔101内
は製品窒素ガスが取り出されて減圧状態になっている。 弁117を開けることにより(弁119は閉じている)
、第二吸着塔102内の加圧ガスを第一吸着塔101の
出口から第一吸着塔101内に向流方向で送入する工程
(H)を行なう。工程(H)は前記工程(E)と同じで
ある。弁115及び弁111を開けて第一吸着塔101
内の残留水分等を含むガスを排ガス出口123から大気
中に排出する。
【0050】また、弁122を設け、工程(H)に於い
て、弁117の操作と同時に弁122をパルス操作して
、第一吸着塔101内を上下両方向から均圧(圧力平衡
化)操作すると、製品窒素ガスの収率が増大するので好
ましい。
て、弁117の操作と同時に弁122をパルス操作して
、第一吸着塔101内を上下両方向から均圧(圧力平衡
化)操作すると、製品窒素ガスの収率が増大するので好
ましい。
【0051】次に、弁117及び弁115(設けられて
いる場合は弁122も)を閉じ、弁116及び弁112
を開け、ポンプ103により真空引きして第二吸着塔1
02内の圧力を大気圧以下にし、第二吸着塔102内の
吸着剤107に吸着されていた窒素を脱着させ、第二吸
着塔102の入口から取り出しリザーバ104に送って
捕集し製品窒素ガスとする工程(I)を行なう。この際
、第二吸着塔102内の圧力は、380mmHg(絶対
圧)程度以下にすれば十分である。この圧力をできるだ
け低くすることが望ましいけれども、そのためにはポン
プ103によって加圧と真空引きとを兼用させることが
困難になり、別に真空ポンプを必要とするので、装置の
小型化及び経済性の点から好ましくない。
いる場合は弁122も)を閉じ、弁116及び弁112
を開け、ポンプ103により真空引きして第二吸着塔1
02内の圧力を大気圧以下にし、第二吸着塔102内の
吸着剤107に吸着されていた窒素を脱着させ、第二吸
着塔102の入口から取り出しリザーバ104に送って
捕集し製品窒素ガスとする工程(I)を行なう。この際
、第二吸着塔102内の圧力は、380mmHg(絶対
圧)程度以下にすれば十分である。この圧力をできるだ
け低くすることが望ましいけれども、そのためにはポン
プ103によって加圧と真空引きとを兼用させることが
困難になり、別に真空ポンプを必要とするので、装置の
小型化及び経済性の点から好ましくない。
【0052】工程(I)の初期段階で、弁116及び弁
111を短時間開け(弁112は閉じたまま)て、第二
吸着塔102内のガスの一部を排ガス出口123から大
気中に排出することが好ましい。この操作を行なうこと
により、第二吸着塔102内の吸着剤粒子の間隙に残留
している空気、及び、第二吸着塔102の入口付近に付
着、吸着している水分、臭気成分、塵埃その他の不要成
分を系外に排出し、製品窒素ガスの純度の低下を防ぐこ
とができる。
111を短時間開け(弁112は閉じたまま)て、第二
吸着塔102内のガスの一部を排ガス出口123から大
気中に排出することが好ましい。この操作を行なうこと
により、第二吸着塔102内の吸着剤粒子の間隙に残留
している空気、及び、第二吸着塔102の入口付近に付
着、吸着している水分、臭気成分、塵埃その他の不要成
分を系外に排出し、製品窒素ガスの純度の低下を防ぐこ
とができる。
【0053】次に、弁112を閉じ、弁118及び弁1
11を開けて、前記の工程(C)により、第二吸着塔1
02内の残留水分等を含むガスを排ガス出口123から
大気中に排出する工程(J)を行なう。
11を開けて、前記の工程(C)により、第二吸着塔1
02内の残留水分等を含むガスを排ガス出口123から
大気中に排出する工程(J)を行なう。
【0054】図1に示す高純度ガスの製造装置100に
おいて、第一吸着塔101及び第二吸着塔102の出口
付近の配管を図2に示すように変更することもできる。
おいて、第一吸着塔101及び第二吸着塔102の出口
付近の配管を図2に示すように変更することもできる。
【0055】図2は、図1に示すシステム図の一部を変
更した態様の例を示すシステム図であり、図2に於ける
参照番号は、図1に於ける参照番号と同じものを示す。 図2(1)は、弁117と第一吸着塔101の出口との
間に、流量調節が可能な弁125を設け、弁118と第
二吸着塔102の出口との間に、流量調節が可能な弁1
26を設けた態様を示す。図2(2)は、弁117と第
一吸着塔101の出口との間に、固定オリフィス127
を設け、弁118と第二吸着塔102の出口との間に、
固定オリフィス128を設けた態様を示す。図2(3)
は、弁117からのガスを管129により第一吸着塔1
01の入口に導き、弁118からのガスを管130によ
り第二吸着塔102の入口に導く態様を示す。
更した態様の例を示すシステム図であり、図2に於ける
参照番号は、図1に於ける参照番号と同じものを示す。 図2(1)は、弁117と第一吸着塔101の出口との
間に、流量調節が可能な弁125を設け、弁118と第
二吸着塔102の出口との間に、流量調節が可能な弁1
26を設けた態様を示す。図2(2)は、弁117と第
一吸着塔101の出口との間に、固定オリフィス127
を設け、弁118と第二吸着塔102の出口との間に、
固定オリフィス128を設けた態様を示す。図2(3)
は、弁117からのガスを管129により第一吸着塔1
01の入口に導き、弁118からのガスを管130によ
り第二吸着塔102の入口に導く態様を示す。
【0056】上記の各工程(A)〜工程(J)における
各弁の開閉状態の一例の概略を図4に示す。図4におい
て、斜線部分は弁が開放されている時間を表わす。図4
から分かるように、第一吸着塔101については工程(
A)〜工程(E)が行なわれ、第二吸着塔102につい
ては工程(F)〜工程(J)が行なわれ、工程(C)と
工程(J)とは同じものであり、そして、工程(E)と
工程(H)とは同じものであり、これらの工程で第一吸
着塔101における操作と第二吸着塔102における操
作とが連携している。
各弁の開閉状態の一例の概略を図4に示す。図4におい
て、斜線部分は弁が開放されている時間を表わす。図4
から分かるように、第一吸着塔101については工程(
A)〜工程(E)が行なわれ、第二吸着塔102につい
ては工程(F)〜工程(J)が行なわれ、工程(C)と
工程(J)とは同じものであり、そして、工程(E)と
工程(H)とは同じものであり、これらの工程で第一吸
着塔101における操作と第二吸着塔102における操
作とが連携している。
【0057】第一発明は、工程(A)〜工程(J)を一
サイクルの操作として、このサイクル操作を繰り返すこ
とによって高純度の窒素ガスを製造する方法である。一
サイクルの操作に要する時間は、装置の規模(製品窒素
ガスの生産量)、使用する吸着剤の種類、運転条件など
により異なるが、一般的に20〜120秒である。
サイクルの操作として、このサイクル操作を繰り返すこ
とによって高純度の窒素ガスを製造する方法である。一
サイクルの操作に要する時間は、装置の規模(製品窒素
ガスの生産量)、使用する吸着剤の種類、運転条件など
により異なるが、一般的に20〜120秒である。
【0058】上記の各工程(A)〜工程(J)における
各弁の開閉状態の他の例の概略を図5に示す。図5にお
いて、斜線部分は弁が開放されている時間を表わす。図
5に示す操作においては、工程(B)を工程(A)の進
行中に行ない、工程(F)を工程(D)と工程(E)と
の間に行なう他は、図4に示す操作と同様である。
各弁の開閉状態の他の例の概略を図5に示す。図5にお
いて、斜線部分は弁が開放されている時間を表わす。図
5に示す操作においては、工程(B)を工程(A)の進
行中に行ない、工程(F)を工程(D)と工程(E)と
の間に行なう他は、図4に示す操作と同様である。
【0059】上記の各工程(A)〜工程(J)における
各弁の開閉状態の他の例の概略を図6に示す。図6にお
いて、斜線部分は弁が開放されている時間を表わし、弁
119及び弁120の点線の斜線部分は、開放されてい
てもよく開放されていなくてもよいことを示す。図6に
示す操作においては、工程(D)及び工程(I)の初期
段階で、一方の吸着塔内の空気等を排ガス出口123か
ら系外に排出する代わりに他方の吸着塔に送入する(こ
のとき、送入される吸着塔の出口からガスを流出させて
もよい)他は、図5に示す操作と同様である。
各弁の開閉状態の他の例の概略を図6に示す。図6にお
いて、斜線部分は弁が開放されている時間を表わし、弁
119及び弁120の点線の斜線部分は、開放されてい
てもよく開放されていなくてもよいことを示す。図6に
示す操作においては、工程(D)及び工程(I)の初期
段階で、一方の吸着塔内の空気等を排ガス出口123か
ら系外に排出する代わりに他方の吸着塔に送入する(こ
のとき、送入される吸着塔の出口からガスを流出させて
もよい)他は、図5に示す操作と同様である。
【0060】上記の各工程(A)〜工程(J)における
各弁の開閉状態の他の例の概略を図7に示す。図7にお
いて、斜線部分は弁が開放されている時間を表わす。図
7に示す操作においては、工程(C)[工程(J)]に
おいて弁118と同時に弁122を開けて、減圧状態に
ある第二吸着塔102の入口及び出口の両方からガスを
送入することによって、圧力平衡化操作を行ない、工程
(E)[工程(H)]において弁117と同時に弁12
2を開けて、減圧状態にある第一吸着塔101の入口及
び出口の両方からガスを送入することによって、圧力平
衡化操作を行なうことの他は、図5に示す操作と同様で
ある。
各弁の開閉状態の他の例の概略を図7に示す。図7にお
いて、斜線部分は弁が開放されている時間を表わす。図
7に示す操作においては、工程(C)[工程(J)]に
おいて弁118と同時に弁122を開けて、減圧状態に
ある第二吸着塔102の入口及び出口の両方からガスを
送入することによって、圧力平衡化操作を行ない、工程
(E)[工程(H)]において弁117と同時に弁12
2を開けて、減圧状態にある第一吸着塔101の入口及
び出口の両方からガスを送入することによって、圧力平
衡化操作を行なうことの他は、図5に示す操作と同様で
ある。
【0061】また、圧力平衡化操作の別の態様として、
図2(3)に示す弁117及び弁118を使用して、第
二吸着塔102から第一吸着塔101へ、又は第一吸着
塔101から第二吸着塔102へ、並流方向でガスを送
入して圧力平衡化操作を行ってもよい。
図2(3)に示す弁117及び弁118を使用して、第
二吸着塔102から第一吸着塔101へ、又は第一吸着
塔101から第二吸着塔102へ、並流方向でガスを送
入して圧力平衡化操作を行ってもよい。
【0062】第一発明において、各工程における各弁の
開閉状態は、図4〜図7に示したものに限定されるもの
ではなく、その他の態様を取ることができる。
開閉状態は、図4〜図7に示したものに限定されるもの
ではなく、その他の態様を取ることができる。
【0063】上記に詳細に説明した第一発明により、純
度が95%以上の高純度の窒素ガスを製造することがで
きる。
度が95%以上の高純度の窒素ガスを製造することがで
きる。
【0064】図3は、第二発明の高純度ガスの製造方法
の一態様を実施するための装置の一例のシステム図であ
る。図3において、高純度ガス製造装置200は、第一
吸着塔201、第二吸着塔202、ポンプ203、リザ
ーバ204、複数個の弁210〜224、及び排ガス出
口225〜227から構成されている。
の一態様を実施するための装置の一例のシステム図であ
る。図3において、高純度ガス製造装置200は、第一
吸着塔201、第二吸着塔202、ポンプ203、リザ
ーバ204、複数個の弁210〜224、及び排ガス出
口225〜227から構成されている。
【0065】第一吸着塔201は、一般にガスの吸着、
吸収のために使用されている円筒形の耐圧充填塔であり
、第一吸着塔201に充填されている吸着剤205及び
水分等吸着剤206は、図1に於ける吸着剤105及び
水分等吸着剤106と同様のものである。
吸収のために使用されている円筒形の耐圧充填塔であり
、第一吸着塔201に充填されている吸着剤205及び
水分等吸着剤206は、図1に於ける吸着剤105及び
水分等吸着剤106と同様のものである。
【0066】第二吸着塔202は、第一吸着塔201と
同様の耐圧充填塔であり、吸着剤205と同様の吸着剤
207及び水分等吸着剤206と同様の水分等吸着剤2
08が充填されている。
同様の耐圧充填塔であり、吸着剤205と同様の吸着剤
207及び水分等吸着剤206と同様の水分等吸着剤2
08が充填されている。
【0067】ポンプ203は、リザーバ204、弁21
0〜223、弁224は、それぞれ、図1におけるポン
プ103は、リザーバ104、弁110〜120、弁1
21と同様のものである。
0〜223、弁224は、それぞれ、図1におけるポン
プ103は、リザーバ104、弁110〜120、弁1
21と同様のものである。
【0068】図3に示す装置を使用して空気から窒素ガ
スを分離する方法を説明する。
スを分離する方法を説明する。
【0069】先ず、空気を空気導入管209から送入し
、弁210を通してポンプ203に送り、ポンプ203
で加圧し、弁214を通して第一吸着塔201の下部入
口に送入することによって工程(a)を行なう(このと
き、弁211、212、215、216、218、22
0、221及び222を閉じておく)。第一吸着塔20
1に送入された空気により第一吸着塔201内の圧力が
次第に上昇するが、その間に、水分等吸着剤206が充
填されている場合は、それに空気中の水分等が吸着され
、空気中の窒素ガスが吸着剤205に吸着される。普通
窒素ガスは吸着剤205の層の下端から吸着され、窒素
吸着帯域が次第に上昇する。第一吸着塔201の上部の
ガスは酸素含有量が増加してくる。
、弁210を通してポンプ203に送り、ポンプ203
で加圧し、弁214を通して第一吸着塔201の下部入
口に送入することによって工程(a)を行なう(このと
き、弁211、212、215、216、218、22
0、221及び222を閉じておく)。第一吸着塔20
1に送入された空気により第一吸着塔201内の圧力が
次第に上昇するが、その間に、水分等吸着剤206が充
填されている場合は、それに空気中の水分等が吸着され
、空気中の窒素ガスが吸着剤205に吸着される。普通
窒素ガスは吸着剤205の層の下端から吸着され、窒素
吸着帯域が次第に上昇する。第一吸着塔201の上部の
ガスは酸素含有量が増加してくる。
【0070】なお、工程(a)を行なう前は、前回のサ
イクル操作で第一吸着塔201内は減圧になっているの
で、工程(a)を行なう前に弁218を開け排ガス出口
226から空気を第一吸着塔201内に自然送入させて
もよい。
イクル操作で第一吸着塔201内は減圧になっているの
で、工程(a)を行なう前に弁218を開け排ガス出口
226から空気を第一吸着塔201内に自然送入させて
もよい。
【0071】次に、第一吸着塔201内の圧力が、0.
5〜2.0気圧(ゲージ)の範囲内の所定の値に達する
と、弁222を開け、弁224により第一吸着塔201
の上部出口からの排ガスの流量を調節しながら、第一吸
着塔201内の吸着されなかったガスを排ガス出口22
7から大気中へ排出させる工程(b)を行なう。排ガス
出口227から排出されるガスは、初めは酸素に富んで
いるが次第に酸素が減少し、窒素が増加してくるので、
酸素含有量が少なくなった時点(たとえば、排出ガス中
の酸素含有量が空気中の酸素含有量に接近した場合、あ
るいはその間の適宜の時点)で弁222及び弁214を
閉じ、第一吸着塔201への空気の送入及び上記排ガス
の排出を停止する。
5〜2.0気圧(ゲージ)の範囲内の所定の値に達する
と、弁222を開け、弁224により第一吸着塔201
の上部出口からの排ガスの流量を調節しながら、第一吸
着塔201内の吸着されなかったガスを排ガス出口22
7から大気中へ排出させる工程(b)を行なう。排ガス
出口227から排出されるガスは、初めは酸素に富んで
いるが次第に酸素が減少し、窒素が増加してくるので、
酸素含有量が少なくなった時点(たとえば、排出ガス中
の酸素含有量が空気中の酸素含有量に接近した場合、あ
るいはその間の適宜の時点)で弁222及び弁214を
閉じ、第一吸着塔201への空気の送入及び上記排ガス
の排出を停止する。
【0072】次に、弁220及び弁218を開ける。こ
の時点では、後述する工程(g)でリザーバ204内の
、前のサイクル操作で製造され貯蔵されていた製品窒素
ガスを弁213、ポンプ203、弁215を経由して第
二吸着塔202内に加圧下に送入しており、第二吸着塔
202内の窒素ガスを弁220を経て第一吸着塔201
の出口から第一吸着塔201内に送入し、向流方向に流
す間に窒素ガスを吸着剤205に吸着させ、吸着されな
かったガスを弁218を経て排ガス出口226から系外
に排出する工程(j)を行なう。
の時点では、後述する工程(g)でリザーバ204内の
、前のサイクル操作で製造され貯蔵されていた製品窒素
ガスを弁213、ポンプ203、弁215を経由して第
二吸着塔202内に加圧下に送入しており、第二吸着塔
202内の窒素ガスを弁220を経て第一吸着塔201
の出口から第一吸着塔201内に送入し、向流方向に流
す間に窒素ガスを吸着剤205に吸着させ、吸着されな
かったガスを弁218を経て排ガス出口226から系外
に排出する工程(j)を行なう。
【0073】工程(j)に於いて、弁220を断続的に
開閉する(パルス操作する)ことにより第一吸着塔20
1に加圧ガスを断続的に送入することが好ましい。一回
のパルス操作は、弁開放時間0.05〜2.0秒、弁閉
止時間0.5〜3.0秒で行なうことが好ましい。
開閉する(パルス操作する)ことにより第一吸着塔20
1に加圧ガスを断続的に送入することが好ましい。一回
のパルス操作は、弁開放時間0.05〜2.0秒、弁閉
止時間0.5〜3.0秒で行なうことが好ましい。
【0074】工程(j)が終了した後弁215、弁21
8及び弁220を閉じ、次の工程(c)を開始するまで
の間に、後記の工程(h)、工程(e)及び工程(f)
を行なう。
8及び弁220を閉じ、次の工程(c)を開始するまで
の間に、後記の工程(h)、工程(e)及び工程(f)
を行なう。
【0075】次に、弁214を開けて、リザーバ204
内の製品窒素ガスを弁213、ポンプ203、弁214
を経由して第一吸着塔201内に加圧下に送入する。弁
221及び弁219を開け、第一吸着塔201内の窒素
ガスを弁221を経て第二吸着塔202の出口から第二
吸着塔202内に送入し、向流方向に流す間に窒素ガス
を吸着剤207に吸着させ、吸着されなかったガスを弁
219を経て排ガス出口226から系外に排出する工程
(c)を行なう。この際、弁221をパルス操作するこ
とが好ましい。
内の製品窒素ガスを弁213、ポンプ203、弁214
を経由して第一吸着塔201内に加圧下に送入する。弁
221及び弁219を開け、第一吸着塔201内の窒素
ガスを弁221を経て第二吸着塔202の出口から第二
吸着塔202内に送入し、向流方向に流す間に窒素ガス
を吸着剤207に吸着させ、吸着されなかったガスを弁
219を経て排ガス出口226から系外に排出する工程
(c)を行なう。この際、弁221をパルス操作するこ
とが好ましい。
【0076】次に、弁214、弁221及び弁213を
閉じ、弁216及び弁212を開け、ポンプ203によ
り真空引きして第一吸着塔201内の圧力を大気圧以下
にし、第一吸着塔201内の吸着剤205に吸着されて
いた窒素を脱着させ、第一吸着塔201の入口から取り
出しリザーバ204に送って捕集し製品窒素ガスとする
工程(d)を行なう。この際、第一吸着塔201内の圧
力は、380mmHg(絶対圧)程度以下にすれば十分
である。この圧力をできるだけ低くすることが望ましい
けれども、そのためにはポンプ203によって加圧と真
空引きとを兼用させることが困難になり、別に真空ポン
プを必要とするので、装置の小型化及び経済性の点から
好ましくない。
閉じ、弁216及び弁212を開け、ポンプ203によ
り真空引きして第一吸着塔201内の圧力を大気圧以下
にし、第一吸着塔201内の吸着剤205に吸着されて
いた窒素を脱着させ、第一吸着塔201の入口から取り
出しリザーバ204に送って捕集し製品窒素ガスとする
工程(d)を行なう。この際、第一吸着塔201内の圧
力は、380mmHg(絶対圧)程度以下にすれば十分
である。この圧力をできるだけ低くすることが望ましい
けれども、そのためにはポンプ203によって加圧と真
空引きとを兼用させることが困難になり、別に真空ポン
プを必要とするので、装置の小型化及び経済性の点から
好ましくない。
【0077】リザーバ204においては、製品窒素ガス
を常圧下に収容してもよく、また加圧下に収容してもよ
い。また、リザーバ204から製品窒素ガスを使用する
場所へ窒素ガスを送るための配管をリザーバ204に直
結させてもよく、リザーバ204の後に圧縮ポンプを介
して加圧リザーバを設け、加圧リザーバから製品窒素ガ
スをその使用場所へ送るようにしてもよい。
を常圧下に収容してもよく、また加圧下に収容してもよ
い。また、リザーバ204から製品窒素ガスを使用する
場所へ窒素ガスを送るための配管をリザーバ204に直
結させてもよく、リザーバ204の後に圧縮ポンプを介
して加圧リザーバを設け、加圧リザーバから製品窒素ガ
スをその使用場所へ送るようにしてもよい。
【0078】工程(c)の前に、空気を空気導入管20
9から送入し、弁210を通してポンプ203に送り、
ポンプ203で加圧し、弁215を通して第二吸着塔2
02の下部入口に送入することによって工程(e)を行
なう(このとき、弁211、212、214、217、
219、220、221及び223を閉じておく)。第
二吸着塔202に送入された空気により第二吸着塔20
2内の圧力が次第に上昇するが、その間に、水分等吸着
剤208が充填されている場合は、それに空気中の水分
等が吸着され、空気中の窒素ガスが吸着剤207に吸着
される。普通窒素ガスは吸着剤207の層の下端から吸
着され、窒素吸着帯域が次第に上昇する。第二吸着塔2
02の上部のガスは酸素含有量が増加してくる。
9から送入し、弁210を通してポンプ203に送り、
ポンプ203で加圧し、弁215を通して第二吸着塔2
02の下部入口に送入することによって工程(e)を行
なう(このとき、弁211、212、214、217、
219、220、221及び223を閉じておく)。第
二吸着塔202に送入された空気により第二吸着塔20
2内の圧力が次第に上昇するが、その間に、水分等吸着
剤208が充填されている場合は、それに空気中の水分
等が吸着され、空気中の窒素ガスが吸着剤207に吸着
される。普通窒素ガスは吸着剤207の層の下端から吸
着され、窒素吸着帯域が次第に上昇する。第二吸着塔2
02の上部のガスは酸素含有量が増加してくる。
【0079】なお、工程(e)を行なう前は、前回のサ
イクル操作で第二吸着塔202内は減圧になっているの
で、工程(e)を行なう前に弁219を開け排ガス出口
226から空気を第二吸着塔202内に自然送入させて
もよい。
イクル操作で第二吸着塔202内は減圧になっているの
で、工程(e)を行なう前に弁219を開け排ガス出口
226から空気を第二吸着塔202内に自然送入させて
もよい。
【0080】次に、第二吸着塔202内の圧力が、0.
5〜2.0気圧(ゲージ)の範囲内の所定の値に達する
と、弁223を開け、弁224により第二吸着塔202
の上部出口からの排ガスの流量を調節しながら、第二吸
着塔202内の吸着されなかったガスを排ガス出口22
7から大気中へ排出させる工程(f)を行なう。排ガス
出口227から排出されるガスは、初めは酸素に富んで
いるが次第に酸素が減少し、窒素が増加してくるので、
酸素含有量が少なくなった時点(たとえば、排出ガス中
の酸素含有量が空気中の酸素含有量に接近した場合、あ
るいはその間の適宜の時点)で弁223及び弁215を
閉じ、第二吸着塔202への空気の送入及び上記排ガス
の排出を停止する。
5〜2.0気圧(ゲージ)の範囲内の所定の値に達する
と、弁223を開け、弁224により第二吸着塔202
の上部出口からの排ガスの流量を調節しながら、第二吸
着塔202内の吸着されなかったガスを排ガス出口22
7から大気中へ排出させる工程(f)を行なう。排ガス
出口227から排出されるガスは、初めは酸素に富んで
いるが次第に酸素が減少し、窒素が増加してくるので、
酸素含有量が少なくなった時点(たとえば、排出ガス中
の酸素含有量が空気中の酸素含有量に接近した場合、あ
るいはその間の適宜の時点)で弁223及び弁215を
閉じ、第二吸着塔202への空気の送入及び上記排ガス
の排出を停止する。
【0081】次に、前記工程(c)を行なう間に、第一
吸着塔201内の窒素ガスを弁221を経て第二吸着塔
202の出口から第二吸着塔202内に送入し、向流方
向に流す間に窒素ガスを吸着剤207に吸着させ、吸着
されなかったガスを弁219を経て排ガス出口226か
ら系外に排出する工程(i)を行なう。即ち、工程(c
)について説明したことから明らかなように、第一吸着
塔201について工程(c)を行なうとき同時に第二吸
着塔202について工程(i)が行なわれる。
吸着塔201内の窒素ガスを弁221を経て第二吸着塔
202の出口から第二吸着塔202内に送入し、向流方
向に流す間に窒素ガスを吸着剤207に吸着させ、吸着
されなかったガスを弁219を経て排ガス出口226か
ら系外に排出する工程(i)を行なう。即ち、工程(c
)について説明したことから明らかなように、第一吸着
塔201について工程(c)を行なうとき同時に第二吸
着塔202について工程(i)が行なわれる。
【0082】工程(i)が終了した後、弁214、弁2
19及び弁221を閉じ、次の工程(g)を開始するま
での間に、前記の工程(d)、工程(a)及び工程(b
)を行なう。
19及び弁221を閉じ、次の工程(g)を開始するま
での間に、前記の工程(d)、工程(a)及び工程(b
)を行なう。
【0083】次に、弁215を開けて、リザーバ204
内の製品窒素ガスを弁213、ポンプ203、弁215
を経由して第二吸着塔202内に加圧下に送入する。弁
220及び弁218を開け、第二吸着塔202内の窒素
ガスを弁220を経て第一吸着塔201の出口から第一
吸着塔201内に送入し、向流方向に流す間に窒素ガス
を吸着剤205に吸着させ、吸着されなかったガスを弁
218を経て排ガス出口226から系外に排出する工程
(g)を行なう。この際、弁220をパルス操作するこ
とが好ましい。即ち、工程(g)を行う間に前記工程(
j)が行われる。
内の製品窒素ガスを弁213、ポンプ203、弁215
を経由して第二吸着塔202内に加圧下に送入する。弁
220及び弁218を開け、第二吸着塔202内の窒素
ガスを弁220を経て第一吸着塔201の出口から第一
吸着塔201内に送入し、向流方向に流す間に窒素ガス
を吸着剤205に吸着させ、吸着されなかったガスを弁
218を経て排ガス出口226から系外に排出する工程
(g)を行なう。この際、弁220をパルス操作するこ
とが好ましい。即ち、工程(g)を行う間に前記工程(
j)が行われる。
【0084】次に、弁215、弁220及び弁213を
閉じ、弁217及び弁212を開け、ポンプ203によ
り真空引きして第二吸着塔202内の圧力を大気圧以下
にし、第二吸着塔202内の吸着剤207に吸着されて
いた窒素を脱着させ、第二吸着塔202の入口から取り
出しリザーバ204に送って捕集し製品窒素ガスとする
工程(h)を行なう。この際、第二吸着塔202内の圧
力は、380mmHg(絶対圧)程度以下にすれば十分
である。この圧力をできるだけ低くすることが望ましい
けれども、そのためにはポンプ203によって加圧と真
空引きとを兼用させることが困難になり、別に真空ポン
プを必要とするので、装置の小型化及び経済性の点から
好ましくない。
閉じ、弁217及び弁212を開け、ポンプ203によ
り真空引きして第二吸着塔202内の圧力を大気圧以下
にし、第二吸着塔202内の吸着剤207に吸着されて
いた窒素を脱着させ、第二吸着塔202の入口から取り
出しリザーバ204に送って捕集し製品窒素ガスとする
工程(h)を行なう。この際、第二吸着塔202内の圧
力は、380mmHg(絶対圧)程度以下にすれば十分
である。この圧力をできるだけ低くすることが望ましい
けれども、そのためにはポンプ203によって加圧と真
空引きとを兼用させることが困難になり、別に真空ポン
プを必要とするので、装置の小型化及び経済性の点から
好ましくない。
【0085】上記の各工程(a)〜工程(j)における
各弁の開閉状態の概略を図8に示す。図8において、斜
線部分は弁が開放されている時間を表わす。図8から分
かるように、第一吸着塔201については工程(a)、
(b)、(j)、(c)及び(d)が行なわれ、第二吸
着塔202については工程(e)、(f)、(i)、(
g)及び(h)が行なわれ、工程(c)の間に工程(i
)が行われ、工程(g)の間に工程(j)が行われる。
各弁の開閉状態の概略を図8に示す。図8において、斜
線部分は弁が開放されている時間を表わす。図8から分
かるように、第一吸着塔201については工程(a)、
(b)、(j)、(c)及び(d)が行なわれ、第二吸
着塔202については工程(e)、(f)、(i)、(
g)及び(h)が行なわれ、工程(c)の間に工程(i
)が行われ、工程(g)の間に工程(j)が行われる。
【0086】図3に示すシステムの装置において、二本
の吸着塔の出口付近の配管を、図2(3)に示すものと
同様にした場合には、工程(j)において第二吸着塔2
02の出口からのガスを第一吸着塔201の入口に送入
し、第一吸着塔201の出口からのガスを系外に排出し
、工程(i)において第一吸着塔201の出口からのガ
スを第二吸着塔202の入口に送入し、第二吸着塔20
2の出口からのガスを系外に排出する。この場合には、
弁218及び弁219は必ずしも必要ではない。
の吸着塔の出口付近の配管を、図2(3)に示すものと
同様にした場合には、工程(j)において第二吸着塔2
02の出口からのガスを第一吸着塔201の入口に送入
し、第一吸着塔201の出口からのガスを系外に排出し
、工程(i)において第一吸着塔201の出口からのガ
スを第二吸着塔202の入口に送入し、第二吸着塔20
2の出口からのガスを系外に排出する。この場合には、
弁218及び弁219は必ずしも必要ではない。
【0087】図3に示す装置を使用して空気から窒素ガ
スを分離する方法の他の態様は、上記の態様において、
工程(i)及び工程(j)を行うことなく、工程(c)
の終了後、第一吸着塔201の出口からの窒素ガスを含
むガスを、工程(h)が終了した(即ち、工程(e)の
前の)第二吸着塔202に送入する工程(k)を行い、
工程(g)の終了後、第二吸着塔202の出口からの窒
素ガスを含むガスを、工程(d)が終了した(即ち、工
程(a)の前の)第一吸着塔201に送入する工程(l
)を行う方法である。
スを分離する方法の他の態様は、上記の態様において、
工程(i)及び工程(j)を行うことなく、工程(c)
の終了後、第一吸着塔201の出口からの窒素ガスを含
むガスを、工程(h)が終了した(即ち、工程(e)の
前の)第二吸着塔202に送入する工程(k)を行い、
工程(g)の終了後、第二吸着塔202の出口からの窒
素ガスを含むガスを、工程(d)が終了した(即ち、工
程(a)の前の)第一吸着塔201に送入する工程(l
)を行う方法である。
【0088】上記の態様の各工程(a)〜(h)、(k
)及び(l)における各弁の開閉状態の概略を図9に示
す。図9において、斜線部分は弁が開放されている時間
を表わす。図9に示す態様においては、吸着塔から製品
窒素ガスを取り出した後、吸着塔に空気を送入する前に
、他の吸着塔内の窒素純度の比較的高いガス(製品窒素
ガスの純度ほど高くないので排出される)を送入するの
で、吸着剤の窒素吸着効率を向上させることができ、空
気から分離した窒素の利用効率を向上させることができ
る。
)及び(l)における各弁の開閉状態の概略を図9に示
す。図9において、斜線部分は弁が開放されている時間
を表わす。図9に示す態様においては、吸着塔から製品
窒素ガスを取り出した後、吸着塔に空気を送入する前に
、他の吸着塔内の窒素純度の比較的高いガス(製品窒素
ガスの純度ほど高くないので排出される)を送入するの
で、吸着剤の窒素吸着効率を向上させることができ、空
気から分離した窒素の利用効率を向上させることができ
る。
【0089】第二発明は、任意に工程(i)、(j)、
(k)及び(l)を含む、工程(a)〜工程(j)を一
サイクルの操作として、このサイクル操作を繰り返すこ
とによって高純度の窒素ガスを製造する方法である。第
二発明において、各工程における各弁の開閉状態は、図
8及び図9に示したものに限定されるものではなく、そ
の他の態様を取ることができる。一サイクルの操作に要
する時間は、装置の規模(製品窒素ガスの生産量)、使
用する吸着剤の種類、運転条件などにより異なるが、一
般的に20〜120秒である。
(k)及び(l)を含む、工程(a)〜工程(j)を一
サイクルの操作として、このサイクル操作を繰り返すこ
とによって高純度の窒素ガスを製造する方法である。第
二発明において、各工程における各弁の開閉状態は、図
8及び図9に示したものに限定されるものではなく、そ
の他の態様を取ることができる。一サイクルの操作に要
する時間は、装置の規模(製品窒素ガスの生産量)、使
用する吸着剤の種類、運転条件などにより異なるが、一
般的に20〜120秒である。
【0090】上記に詳細に説明した第二発明により、純
度が98%以上の極めて高純度の窒素ガスを製造するこ
とができる。
度が98%以上の極めて高純度の窒素ガスを製造するこ
とができる。
【0091】
[実施例1]図1に示したシステムの装置を使用して、
図4に示す各弁の開閉状態の例により、空気から高純度
の窒素ガスを製造した。第一吸着塔101及び第二吸着
塔102は、ステンレス製で内径35mm、長さ230
mmの円筒形のものを使用した。第一吸着塔101の下
層には、水分等吸着剤106として活性アルミナ34g
を充填し、その上に吸着剤105としてMS−5Aを1
20g充填した。第二吸着塔102の下層には、水分等
吸着剤108として活性アルミナ36gを充填し、その
上に吸着剤107としてMS−5Aを120g充填した
。ポンプ3としては、ピストン式圧縮・真空引兼用型の
ポンプ(34W)を使用した。リザーバ4としては、可
撓性のガス容器を使用した。弁110〜120は自動電
磁弁を使用し、弁121はニードル弁を使用した。
図4に示す各弁の開閉状態の例により、空気から高純度
の窒素ガスを製造した。第一吸着塔101及び第二吸着
塔102は、ステンレス製で内径35mm、長さ230
mmの円筒形のものを使用した。第一吸着塔101の下
層には、水分等吸着剤106として活性アルミナ34g
を充填し、その上に吸着剤105としてMS−5Aを1
20g充填した。第二吸着塔102の下層には、水分等
吸着剤108として活性アルミナ36gを充填し、その
上に吸着剤107としてMS−5Aを120g充填した
。ポンプ3としては、ピストン式圧縮・真空引兼用型の
ポンプ(34W)を使用した。リザーバ4としては、可
撓性のガス容器を使用した。弁110〜120は自動電
磁弁を使用し、弁121はニードル弁を使用した。
【0092】窒素分離に先立って、吸着剤105及び1
07を350℃で8時間活性化した。次に、空気導入管
109から空気を送り、下記第1表に示す弁シーケンス
(一サイクル:60秒)により各弁の開閉操作を行なっ
て、窒素ガス分離操作を行なった。工程(B)及び工程
(G)での所定圧力を1.65気圧(ゲージ)とし、工
程(D)及び工程(I)での真空所定圧力を115mm
Hgとして行なった。
07を350℃で8時間活性化した。次に、空気導入管
109から空気を送り、下記第1表に示す弁シーケンス
(一サイクル:60秒)により各弁の開閉操作を行なっ
て、窒素ガス分離操作を行なった。工程(B)及び工程
(G)での所定圧力を1.65気圧(ゲージ)とし、工
程(D)及び工程(I)での真空所定圧力を115mm
Hgとして行なった。
【0093】
【表1】
【0094】その結果、純度95%の窒素ガスが毎分8
00ml得られた。
00ml得られた。
【0095】[実施例2]実施例1で使用した装置と同
じ装置を使用して、図6に示す各弁の開閉状態の例によ
り、空気から高純度の窒素ガスを製造した。但し、水分
等吸着剤106として活性アルミナ40gを充填し、そ
の上に吸着剤105としてMS−5Aを116g充填し
、水分等吸着剤108として活性アルミナ43gを充填
し、その上に吸着剤107としてMS−5Aを117g
充填した。
じ装置を使用して、図6に示す各弁の開閉状態の例によ
り、空気から高純度の窒素ガスを製造した。但し、水分
等吸着剤106として活性アルミナ40gを充填し、そ
の上に吸着剤105としてMS−5Aを116g充填し
、水分等吸着剤108として活性アルミナ43gを充填
し、その上に吸着剤107としてMS−5Aを117g
充填した。
【0096】空気導入管109から空気を送り、下記第
2表に示す弁シーケンス(一サイクル:60秒)により
各弁の開閉操作を行なって、窒素ガス分離操作を行なっ
た。各工程における圧力は実施例1におけると同じにし
た。
2表に示す弁シーケンス(一サイクル:60秒)により
各弁の開閉操作を行なって、窒素ガス分離操作を行なっ
た。各工程における圧力は実施例1におけると同じにし
た。
【0097】
【表2】
【0098】その結果、純度95%の窒素ガスが毎分9
40ml得られた。
40ml得られた。
【0099】[比較例1]図10に示したシステムの装
置を使用して、空気から窒素ガスを製造した。吸着塔5
01、ポンプ502、リザーバ503、吸着剤及び水分
等吸着剤は、それぞれ実施例1における吸着塔101、
ポンプ103、リザーバ104、吸着剤105及び水分
等吸着剤106と同じものを使用した。
置を使用して、空気から窒素ガスを製造した。吸着塔5
01、ポンプ502、リザーバ503、吸着剤及び水分
等吸着剤は、それぞれ実施例1における吸着塔101、
ポンプ103、リザーバ104、吸着剤105及び水分
等吸着剤106と同じものを使用した。
【0100】空気導入管504から空気を送り、下記第
3表に示す弁シーケンス(一サイクル:90秒)により
各弁の開閉操作を行なって、窒素ガス分離操作を行なっ
た。
3表に示す弁シーケンス(一サイクル:90秒)により
各弁の開閉操作を行なって、窒素ガス分離操作を行なっ
た。
【0101】
【表3】
【0102】その結果、純度95%の窒素ガスが毎分5
80mlで得られた。
80mlで得られた。
【0103】[実施例3]図2に示したシステムの装置
を使用して、図8に示す各弁の開閉状態の例により、空
気から高純度の窒素ガスを製造した。第一吸着塔201
及び第二吸着塔202は、ステンレス製で内径53mm
、長さ370mmの円筒形のものを使用した。第一吸着
塔201の下層には、水分等吸着剤206として活性ア
ルミナ87gを充填し、その上に吸着剤205としてM
S−5Aを478g充填した。第二吸着塔202の下層
には、水分等吸着剤208として活性アルミナ84gを
充填し、その上に吸着剤207としてMS−5Aを48
0g充填した。ポンプ203としては、ダイヤフラム式
圧縮・真空引兼用型のポンプ(200W)を使用した。 リザーバ4としては、可撓性のガス容器を使用した。弁
210〜223は自動電磁弁を使用し、弁224はニー
ドル弁を使用した。
を使用して、図8に示す各弁の開閉状態の例により、空
気から高純度の窒素ガスを製造した。第一吸着塔201
及び第二吸着塔202は、ステンレス製で内径53mm
、長さ370mmの円筒形のものを使用した。第一吸着
塔201の下層には、水分等吸着剤206として活性ア
ルミナ87gを充填し、その上に吸着剤205としてM
S−5Aを478g充填した。第二吸着塔202の下層
には、水分等吸着剤208として活性アルミナ84gを
充填し、その上に吸着剤207としてMS−5Aを48
0g充填した。ポンプ203としては、ダイヤフラム式
圧縮・真空引兼用型のポンプ(200W)を使用した。 リザーバ4としては、可撓性のガス容器を使用した。弁
210〜223は自動電磁弁を使用し、弁224はニー
ドル弁を使用した。
【0104】窒素分離に先立って、吸着剤205及び2
07を350℃で8時間活性化した。次に、空気導入管
209から空気を送り、下記第4表に示す弁シーケンス
(一サイクル:60秒)により各弁の開閉操作を行なっ
て、窒素ガス分離操作を行なった。工程(b)及び工程
(f)での所定圧力を0.8気圧(ゲージ)とし、工程
(d)及び工程(h)での真空所定圧力を200mmH
gとして行なった。
07を350℃で8時間活性化した。次に、空気導入管
209から空気を送り、下記第4表に示す弁シーケンス
(一サイクル:60秒)により各弁の開閉操作を行なっ
て、窒素ガス分離操作を行なった。工程(b)及び工程
(f)での所定圧力を0.8気圧(ゲージ)とし、工程
(d)及び工程(h)での真空所定圧力を200mmH
gとして行なった。
【0105】
【表4】
【0106】その結果、純度98%の窒素ガスが毎分2
300ml得られた。
300ml得られた。
【0107】
【発明の効果】本発明の高純度ガスの製造方法を用いる
ことにより、従来公知のガスの製造方法に比較して、高
い圧力や高真空度を必要としない小規模、コンパクトで
簡単な装置を使用して、高純度の窒素ガスなどの高純度
ガスを容易に製造できるという優れた効果が得られる。
ことにより、従来公知のガスの製造方法に比較して、高
い圧力や高真空度を必要としない小規模、コンパクトで
簡単な装置を使用して、高純度の窒素ガスなどの高純度
ガスを容易に製造できるという優れた効果が得られる。
【0108】従って、本発明の方法は、例えば、前記の
CA貯蔵法、電子部品の加工や貯蔵、バイオ関連物質の
取扱いや貯蔵、実験室での使用など、比較的高純度の窒
素ガスを小口規模で使用する際に特に効果的に使用でき
る方法である。また、冷蔵庫や冷凍庫に本発明の方法を
実施するための装置を付設し、空気導入管及び製品窒素
ガスリザーバからの管を冷蔵庫や冷凍庫に直結して庫内
のガスを循環させることによって、庫内の雰囲気を常に
高純度の窒素ガスにすることも可能である。その際、庫
内の雰囲気中に臭気ガス、エチレン(青果物を貯蔵した
場合に発生する)等が含まれないようにすることもでき
る。
CA貯蔵法、電子部品の加工や貯蔵、バイオ関連物質の
取扱いや貯蔵、実験室での使用など、比較的高純度の窒
素ガスを小口規模で使用する際に特に効果的に使用でき
る方法である。また、冷蔵庫や冷凍庫に本発明の方法を
実施するための装置を付設し、空気導入管及び製品窒素
ガスリザーバからの管を冷蔵庫や冷凍庫に直結して庫内
のガスを循環させることによって、庫内の雰囲気を常に
高純度の窒素ガスにすることも可能である。その際、庫
内の雰囲気中に臭気ガス、エチレン(青果物を貯蔵した
場合に発生する)等が含まれないようにすることもでき
る。
【0109】更に、本発明の方法は、低いエネルギー消
費量で極めて高純度のガスを製造できるという顕著な効
果を奏する方法である。
費量で極めて高純度のガスを製造できるという顕著な効
果を奏する方法である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本願第一発明の高純度ガスの製造方法
の一態様を実施するための装置の一例のシステム図であ
る。
の一態様を実施するための装置の一例のシステム図であ
る。
【図2】図2は、図1に示すシステム図の一部を変更し
た態様の例を示すシステム図である。
た態様の例を示すシステム図である。
【図3】図3は、本願第二発明の高純度窒素ガスの製造
方法の他の態様を実施するための装置の一例のシステム
図である。
方法の他の態様を実施するための装置の一例のシステム
図である。
【図4】図4は、図1に示すシステムの一サイクルの操
作における各弁の開閉状態の一例の概略を示す図である
。
作における各弁の開閉状態の一例の概略を示す図である
。
【図5】図5は、図1に示すシステムの一サイクルの操
作における各弁の開閉状態の他の例の概略を示す図であ
る。
作における各弁の開閉状態の他の例の概略を示す図であ
る。
【図6】図6は、図1に示すシステムの一サイクルの操
作における各弁の開閉状態の他の例の概略を示す図であ
る。
作における各弁の開閉状態の他の例の概略を示す図であ
る。
【図7】図7は、図1に示すシステムの一サイクルの操
作における各弁の開閉状態の他の例の概略を示す図であ
る。
作における各弁の開閉状態の他の例の概略を示す図であ
る。
【図8】図8は、図3に示すシステムの一サイクルの操
作における各弁の開閉状態の一例の概略を示す図である
。
作における各弁の開閉状態の一例の概略を示す図である
。
【図9】図9は、図3に示すシステムの一サイクルの操
作における各弁の開閉状態の他の例の概略を示す図であ
る。
作における各弁の開閉状態の他の例の概略を示す図であ
る。
【図10】図10は、PSA法により窒素ガスを製造す
るための公知の装置のシステム図である。
るための公知の装置のシステム図である。
【図11】図11は、PSA法により窒素ガスを製造す
るための小型の装置のシステム図である。
るための小型の装置のシステム図である。
100 、200 、400 、500 窒素ガス
製造装置101 、201 第一吸着塔 102 、202 第二吸着塔 401 、501 吸着塔
製造装置101 、201 第一吸着塔 102 、202 第二吸着塔 401 、501 吸着塔
Claims (3)
- 【請求項1】 目的のガスを選択的に吸着する吸着剤
が充填され、一端部に入口を有し反対側端部に出口を有
する第一吸着塔、並びに、第一吸着塔と同様の上記吸着
剤が充填され入口及び出口を有する第二吸着塔が設けら
れた高純度ガス製造装置の、第一吸着塔の入口から、目
的ガスを含有するガス混合物を加圧下に送入し、目的ガ
スを第一吸着塔の吸着剤に吸着させる工程(A);工程
(A)の進行時又は工程(A)の終了後に、第一吸着塔
の出口から、吸着されていないガスを系外に排出する工
程(B);工程(B)の終了後、第一吸着塔の出口から
の加圧ガスを、後記工程(I)が終了した第二吸着塔の
出口から第二吸着塔に送入する工程(C);工程(C)
の終了後、吸着剤に吸着されていた目的ガスを含む第一
吸着塔内の目的ガスを第一吸着塔の入口から減圧下に取
り出す工程(D);工程(D)の終了後、後記工程(G
)が終了した第二吸着塔の出口からの加圧ガスを、第一
吸着塔の出口から第一吸着塔に送入し、第一吸着塔内の
目的ガス以外のガスを第一吸着塔の入口から系外に排出
する工程(E);工程(C)と工程(D)との間、又は
工程(D)と工程(E)との間に、第二吸着塔の入口か
ら、目的ガスを含有するガス混合物を加圧下に送入し、
目的ガスを第二吸着塔の吸着剤に吸着させる工程(F)
;工程(F)の進行時又は工程(F)の終了後に、第二
吸着塔の出口から、吸着されていないガスを系外に排出
する工程(G);工程(G)の終了後、第二吸着塔の出
口からの加圧ガスを、第一吸着塔の出口から第一吸着塔
に送入し、工程(E)を行なう工程(H);工程(H)
の終了後、吸着剤に吸着されていた目的ガスを含む第二
吸着塔内の目的ガスを第二吸着塔の入口から減圧下に取
り出す工程(I);及び、工程(I)の終了後、工程(
C)により、第二吸着塔内の目的ガス以外のガスを第二
吸着塔の入口から系外に排出する工程(J)からなるこ
とを特徴とする高純度ガスの製造方法。 - 【請求項2】 目的のガスを選択的に吸着する吸着剤
が充填され、一端部に入口を有し反対側端部に出口を有
する第一吸着塔、並びに、第一吸着塔と同様の上記吸着
剤が充填され入口及び出口を有する第二吸着塔が設けら
れた高純度ガス製造装置の、第一吸着塔の入口から、目
的ガスを含有するガス混合物を加圧下に送入し、目的ガ
スを第一吸着塔の吸着剤に吸着させる工程(a);工程
(a)の進行時又は工程(a)の終了後に、第一吸着塔
の出口から、吸着されていないガスを系外に排出する工
程(b);工程(b)の終了後、予め製造し、リザーバ
に貯蔵してあった目的ガスを、第一吸着塔の入口から加
圧下に第一吸着塔に送入する工程(c);工程(c)の
終了後、吸着剤に吸着されていた目的ガスを含む第一吸
着塔内の目的ガスを第一吸着塔の入口から減圧下に取り
出しリザーバに貯蔵する工程(d);工程(d)の前に
、第二吸着塔の入口から、目的ガスを含有するガス混合
物を加圧下に送入し、目的ガスを第二吸着塔の吸着剤に
吸着させる工程(e);工程(e)の進行時又は工程(
e)の終了後に、第二吸着塔の出口から、吸着されてい
ないガスを系外に排出する工程(f);工程(f)の終
了後、予め製造し、リザーバに貯蔵してあった目的ガス
を、第二吸着塔の入口から加圧下に第二吸着塔に送入す
る工程(g);及び、工程(g)の終了後、吸着剤に吸
着されていた目的ガスを含む第二吸着塔内の目的ガスを
第二吸着塔の入口から減圧下に取り出しリザーバに貯蔵
する工程(h);からなることを特徴とする高純度ガス
の製造方法。 - 【請求項3】 目的ガスが窒素ガスであり、ガス混合
物が空気であることを特徴とする、請求項1又は2に記
載の高純度ガスの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3135525A JPH04334521A (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | 高純度ガスの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3135525A JPH04334521A (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | 高純度ガスの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04334521A true JPH04334521A (ja) | 1992-11-20 |
Family
ID=15153813
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3135525A Withdrawn JPH04334521A (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | 高純度ガスの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04334521A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07265635A (ja) * | 1994-02-03 | 1995-10-17 | Air Prod And Chem Inc | 比較的吸着力の強い成分を供給材料ガス混合物の比較的吸着力の弱い成分から選択的に分離する方法 |
| JP2006526501A (ja) * | 2003-06-04 | 2006-11-24 | エイチ2ジーイーエヌ・イノベーションズ・インコーポレイテッド | 圧力スイング吸着システムにおける流動制御 |
-
1991
- 1991-05-10 JP JP3135525A patent/JPH04334521A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07265635A (ja) * | 1994-02-03 | 1995-10-17 | Air Prod And Chem Inc | 比較的吸着力の強い成分を供給材料ガス混合物の比較的吸着力の弱い成分から選択的に分離する方法 |
| JP2006526501A (ja) * | 2003-06-04 | 2006-11-24 | エイチ2ジーイーエヌ・イノベーションズ・インコーポレイテッド | 圧力スイング吸着システムにおける流動制御 |
| JP4855927B2 (ja) * | 2003-06-04 | 2012-01-18 | ランマス・テクノロジー・インコーポレイテッド | 圧力スイング吸着システムにおける流動制御 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980806 |