JPH04334536A - 炭酸カルシウム用分散剤 - Google Patents

炭酸カルシウム用分散剤

Info

Publication number
JPH04334536A
JPH04334536A JP91133565A JP13356591A JPH04334536A JP H04334536 A JPH04334536 A JP H04334536A JP 91133565 A JP91133565 A JP 91133565A JP 13356591 A JP13356591 A JP 13356591A JP H04334536 A JPH04334536 A JP H04334536A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
parts
copolymer
maleic anhydride
calcium carbonate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP91133565A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3177616B2 (ja
Inventor
Tomoyuki Okazawa
岡澤 智之
Shoichi Tokumaru
徳丸 正一
Hideo Ohira
英夫 大平
Masao Ishii
正雄 石井
Yoshiaki Kano
加納 芳明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tosoh Corp
Original Assignee
Tosoh Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tosoh Corp filed Critical Tosoh Corp
Priority to JP13356591A priority Critical patent/JP3177616B2/ja
Priority to US07/729,756 priority patent/US5336727A/en
Priority to DE69109385T priority patent/DE69109385T2/de
Priority to EP91111838A priority patent/EP0467287B1/en
Publication of JPH04334536A publication Critical patent/JPH04334536A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3177616B2 publication Critical patent/JP3177616B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
  • Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は炭酸カルシウム用の分散
剤に関するものである。より詳しくは、高濃度の炭酸カ
ルシウム水性スラリーを製造する際、炭酸カルシウムに
分散性及び分散安定性を付与する分散剤に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】炭酸カルシウムは水に分散させた水性ス
ラリーとして、紙、塗料等の分野において利用されてい
る。炭酸カルシウムの水性スラリーは、良質の製品原料
とするために、また取り扱いの容易さの上から分散性の
良いもの、すなわち高濃度において粘度の低いものであ
ること、さらに経日安定性に優れたものであることが必
要である。例えば、白色顔料として紙などに塗工する際
、塗工後の乾燥行程での効率を上げるために、できるだ
け水分の少ない、即ち高濃度でありかつ低粘度の水性ス
ラリーであることが好ましい。さらに、塗工の作業性や
塗膜特性上の観点からも分散性及び分散安定性の優れた
水性スラリーが要求されている。また、輸送及び貯蔵面
においても、コストを安くするためには高濃度でありか
つ低粘度であり、同時に輸送及び貯槽中に沈降してハー
ドケーキを形成しない分散安定性の優れた水性スラリー
が必要とされている。そのため少量の添加で分散性及び
分散安定性の優れた高濃度水性スラリーの調製が可能な
分散剤の提供が期待されている。
【0003】また、炭酸カルシウムは大別して、例えば
生石灰に水を加えて石灰乳とし、これに炭酸ガスを反応
させて得られる粒子径の小さい(0.01〜1μ程度)
軽質炭酸カルシウムと天然の炭酸カルシウムの粉砕によ
り製造される比較的粒子径の大きい(1〜10μ程度)
重質炭酸カルシウムがある。近年、製品の良質化に伴い
粒子径の小さい炭酸カルシウムの需要が大きくなり軽質
炭酸カルシウムの使用量が増大している。しかし、粒子
径が小さいほど分散性及び分散安定性が悪くなるため、
より優れた分散剤が要求されている。
【0004】従来、この目的の分散剤には、無機系では
ピロリン酸塩、ヘキサメタリン酸塩などの縮合リン酸塩
、その他に亜鉛塩、珪酸塩などがある。一方、有機系の
分散剤ではポリアクリル酸塩やマレイン酸/イソブテン
共重合体塩(例えば特開昭60−99334号、特開昭
62−132730号公報)などのポリカルボン酸塩な
どが公知である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の分散剤のなかで無機系分散剤は得られた水性スラリー
の分散安定性に問題があり、また多量の添加を必要とす
る。その結果コストの上昇及び塗膜の性能の低下という
重大な欠点があった。また、有機系分散剤は上記の無機
系分散剤よりも比較的良好な性能を持つ。しかし、特に
平均粒径が1μ以下の軽質炭酸カルシウムの分散に用い
た場合、分散性及び分散安定性はともに、改善の余地が
ある。
【0006】そこで、本発明の目的は、少量の添加で高
濃度スラリーにおいても低粘度が得られ、かつ分散安定
性に優れた炭酸カルシウム用の分散剤を提供することで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、無水マレイン
酸、脂肪族共役ジエン及びこれらと共重合可能な不飽和
単量体の共重合体の加水分解物の塩からなる炭酸カルシ
ウム用分散剤に関するものである。
【0008】本発明の共重合体を構成する脂肪族共役ジ
エンは、例えば炭素数4〜7、好ましくは4〜5の脂肪
族共役ジエンである。具体的には1,3−ブタジエン、
1,3−ペンタジエン、イソプレン、1,3−ヘキサジ
エン、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン、2−エ
チル−1,3−ブタジエン、1,3−ペンタジエンなど
が挙げられる。特に、1,3−ブタジエン及びイソプレ
ンが、無水マレイン酸との反応性が高く、工業的に入手
が容易であり、かつ安価であることから、好ましい。ま
た、1,3−ブタジエンは、後述のナフサの熱分解物の
炭素数4の炭化水素留分であることからも好ましい。こ
れらの脂肪族共役ジエンは、1種を用いるか、または2
種以上を併用することもできる。
【0009】無水マレイン酸及び脂肪族共役ジエンと共
重合可能な不飽和単量体としては、例えばエチレン、プ
ロピレン、1−ブテン、イソブテン、1−ペンテン、1
−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、1−ヘプテン
、1−オクテン等の炭素数2〜8のα−オレフィン、ス
チレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、p−メ
チルスチレン等の芳香族不飽和炭化水素、アクリル酸、
メタクリル酸、アクリル酸エステル、メタクリル酸エス
テル、アクリルアミド、酢酸ビニル等を挙げることがで
きる。これらの単量体は、1種を用いるか、または2種
以上を併用することもできる。共重合可能な不飽和単量
体としては、無水マレイン酸との反応性が高く、工業的
に入手が容易であり、かつ安価であることから、特に、
イソブテンを用いることが好ましい。また、イソブテン
は後述のナフサの熱分解物の炭素数4の炭化水素留分で
あることからも好ましい。
【0010】特に、炭素数2〜8のα−オレフィンを用
いる場合は、脂肪族共役ジエンと炭素数2〜8のα−オ
レフィンの両方を含有するものとして、ナフサの熱分解
物のうちの炭素数4の炭化水素留分を用いることが、工
業的に入手し易く、かつ安価であることから好ましい。 ナフサの熱分解物の炭素数4の炭化水素留分には、一般
に1,3−ブタジエン、イソブテン及び1−ブテン等が
含まれる。
【0011】本発明の共重合体は、無水マレイン酸単位
の含有量を30〜90モル%、好ましくは40〜80モ
ル%、より好ましくは45〜75モル%とすることが、
優れた分散効果を得る上で適当である。尚、共重合体中
の無水マレイン酸単位の含有量は、CHN元素分析法又
はCHN元素分析法とNMR分析法とを用いて求めるこ
とができる。また、本発明の共重合体は、脂肪族共役ジ
エン単位の含有量を5〜60モル%、好ましくは10〜
50モル%とし、共重合可能な不飽和単量体単位の含有
量を5〜60モル%、好ましくは10〜50モル%とす
ることが、優れた分散効果を得る上で適当である。
【0012】さらに、共重合体の重量平均分子量は10
00〜50000、好ましくは2000〜30000で
あることが優れた分散効果を得る上で適当である。ここ
で、重量平均分子量はゲルパーミエーションクロマトグ
ラフィー(GPC)による測定により求めることができ
る。
【0013】本発明の分散剤は、上記共重合体の加水分
解物の塩である。共重合体の加水分解物は、通常完全加
水分解物であるが、場合により部分加水分解物であって
もよい。共重合体の加水分解物の塩を調製するために使
用される化合物は、加水分解物を水溶性の塩にするもの
であればよく、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属
化合物、カルシウム、バリウム等のアルカリ土類金属化
合物、アンモニア、アルキルアミン等の塩基性物質が挙
げられる。中でも水酸化ナトリウムまたはアンモニアが
好ましい。
【0014】以下、本発明の分散剤の製造方法について
説明する。本発明の分散剤に用いる共重合体は、共重合
体中における所望のモル比率にほぼ相当する比率で、無
水マレイン酸、脂肪族共役ジエン及びこれらと共重合可
能な不飽和単量体をラジカル発生剤の存在下、溶媒中で
ラジカル共重合反応させることにより得られる。
【0015】重合に際して、脂肪族共役ジエンは無水マ
レイン酸と溶媒との混合物に連続的に添加することが好
ましい。これは、脂肪族共役ジエンを無水マレイン酸及
び反応溶媒とともに予め仕込むと、昇温中あるいは重合
反応の初期においてディールス・アルダー反応が進み収
率が低下することがあるからである。脂肪族共役ジエン
を連続的に供給することで重合反応をディールス・アル
ダー反応に優先させることができる。また、共重合可能
な不飽和単量体とラジカル発生剤は、無水マレイン酸と
反応溶媒との混合物に予め添加しておいても良いし、あ
るいは脂肪族共役ジエンと同様に連続的に添加してもよ
い。
【0016】使用するラジカル発生剤は、その半減期を
考慮して決定される。例えば開始剤を連続供給する場合
においては、反応温度領域において半減期が1時間以下
のラジカル発生剤を使用することが好ましい。半減期が
長すぎると単位時間当りのラジカル発生量が少なくなり
、重合反応よりディールス・アルダー反応が優先して進
行し、収率の低下を招く恐れがある。
【0017】ラジカル発生剤としては、例えばt−ブチ
ルパーオキシ(2−エチルヘキサノエート)、t−ブチ
ルパーオキシベンゾエートなどのパーオキシエステル、
ジ−t−ブチルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイ
ドなどのジアルキルパーオキサイド、1,1−ビス(t
−ブチルパーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロ
ヘキサンなどのパーオキシケタール等を挙げることがで
きる。
【0018】ラジカル発生剤の使用量は、無水マレイン
酸に対して0.05〜15重量%、好ましくは0.5 
〜10重量%とすることが適当である。使用量が少なす
ぎると重合反応が有効に進行しないし、多すぎると分子
量が低下し過ぎたり、また安全および経済的な見地から
も好ましくない。
【0019】溶媒としてはベンゼン、トルエン、キシレ
ン、シクロヘキサン等の炭化水素類、アセトン、シクロ
ヘキサノン、メチルエチルケトン等のケトン類、酢酸エ
チル、酢酸イソプロピル等のエステル類、ジブチルエー
テル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類
、あるいはジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミ
ド、ガンマブチロラクトン等が使用できる。これらの溶
媒は無水マレイン酸は溶解するが共重合体は溶解しない
ものと、無水マレイン酸および共重合体の両者ともに溶
解するものとに分類できる。前者の種類の溶媒を用いた
場合、重合は沈澱重合もしくは適当な分散剤の存在下で
は懸濁重合として進行する。一方、後者の種類の溶媒を
用いた場合は溶液重合として進行する。アミンおよびア
ルコールなどの溶媒は、無水マレイン酸または生成した
共重合体と反応するために適当ではない。
【0020】用いる溶媒の量は特に制限されるものでは
ないが、無水マレイン酸、脂肪族共役ジエン、共重合可
能な単量体及びラジカル発生剤を溶解して均一系となる
ような量が好ましい。
【0021】反応温度は、ラジカル発生剤を連続供給す
る場合は、90℃以上とすることが好ましい。この温度
未満では、共重合体の平均分子量が所望の値より高くな
りすぎるか、あるいは3次元架橋が生じやすくなり、水
溶性の共重合体として使用できなくなるからである。一
方、反応温度の上限には特に限定はないが、ただし得ら
れる共重合体の平均分子量を所望の値とするためには1
80℃未満とすることが好ましい。共重合体の平均分子
量および反応時間を考慮すると、反応温度は100〜1
60℃の範囲であることがより好ましい。
【0022】脂肪族共役ジエン、共重合可能な単量体お
よびラジカル発生剤の添加終了後に重合反応はほぼ終了
しているため、添加終了とともに重合反応を終了しても
よいが、未反応のモノマーおよびラジカル発生剤を完全
に消費するため、さらに一定時間反応を続けることが好
ましい。
【0023】反応終了後得られた共重合体は加水分解さ
れ、アルカリ金属化合物、アルカリ土類金属化合物、ア
ンモニアまたはアルキルアミン等の塩基性物質で中和し
て水溶性塩とする。この際、沈澱または懸濁重合におい
て析出した共重合体は濾過分離または上澄み液のデカン
テーションにより回収される。必要があれば、さらに貧
溶媒で洗浄することもできる。一方、溶液重合において
は反応液を多量の貧溶媒中に添加することにより共重合
体を析出させ、濾過分離または上澄み液のデカンテーシ
ョンにより回収される。
【0024】このようにして回収された共重合体は、水
またはアルカリ金属化合物等の塩基性物質を添加した水
とともに加熱還流するか、あるいは反応終了後に水蒸気
を導入し、水蒸気蒸留により残留溶媒を留去するととも
に加水分解を行い水溶液とすることができる。さらに、
この加水分解物の水溶液はアルカリ金属化合物等の塩基
性物質により中和度を調整し、最終的に水溶性塩とする
。この際、水溶液は中性から弱アルカリ性領域となるよ
うにすることが好ましい。
【0025】本発明の分散剤の添加量は、炭酸カルシウ
ムに対して0.05〜5重量%、好ましくは0.1〜2
重量%の範囲で優れた分散効果を発揮する。
【0026】本発明の分散剤は、軽質炭酸カルシウム及
び重質炭酸カルシウムに用いることができ、特に軽質炭
酸カルシウムに対して従来の分散剤に比べて優れた分散
性及び分散安定性を付与できる。
【0027】なお、本発明の分散剤を用いて炭酸カルシ
ウムの水性スラリーを製造するに際しては、他の無機ま
たは有機顔料、ラテックス、エマルジョンを添加するこ
とができる。また場合によっては、その他の分散剤また
は界面活性剤を併用することもできる。
【0028】
【発明の効果】本発明の分散剤を用いることにより、炭
酸カルシウムに対する添加量が従来より少量で分散性に
優れた高濃度の炭酸カルシウム水性スラリーを得ること
ができる。得られた炭酸カルシウム水性スラリーは、低
粘度、高流動性であり、かつそれらの経日安定性にも優
れている。さらに本発明の分散剤を用いることにより従
来よりもより高濃度のスラリーを提供することも可能で
ある。本発明の分散剤を含有する炭酸カルシウム水性ス
ラリーは、紙、塗料等の種々の分野の用途に有効に使用
できる。
【0029】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに説明する
【0030】製造例1 無水マレイン酸20重量部とトルエン30重量部をオー
トクレーブに仕込み、窒素雰囲気で150℃まで加熱し
た。これにジ−t−ブチルパーオキサイド1重量部とト
ルエン40重量部の混合液及び1,3−ブタジエン5.
5重量部、イソブテン11.4重量部及びトルエン10
重量部の混合液をそれぞれ別々に2時間かけて添加した
。その後、150℃で1時間熟成し、反応を終了させた
。冷却後、上澄み溶媒を除去し、洗浄及び乾燥を行い共
重合体25重量部を得た。次に、水酸化ナトリウム水溶
液で加水分解を行い、pHを9に調整し、固形分濃度3
0重量%の共重合体水溶液を得た。共重合体の無水マレ
イン酸単位の含有量はCHN元素分析法により、また分
子量はGPCの測定により求めた。結果を表2に示す。
【0031】製造例2 無水マレイン酸20重量部とトルエン30重量部をオー
トクレーブに仕込み、窒素雰囲気で120℃まで加熱し
た。これに1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)−3
,3,5−トリメチルシクロヘキサン1重量部とトルエ
ン40重量部の混合液及び1,3−ブタジエン2.8重
量部、イソブテン14.3重量部及びトルエン10重量
部の混合液をそれぞれ別々に2時間かけて添加した。そ
の後、120℃で1時間熟成し、反応を終了させた。冷
却後、上澄み溶媒を除去し、洗浄及び乾燥を行い共重合
体25重量部を得た。次に、水酸化ナトリウム水溶液で
加水分解を行い、pHを9に調整し、固形分濃度30重
量%の共重合体水溶液を得た。共重合体の無水マレイン
酸単位の含有量はCHN元素分析法により、また分子量
はGPCの測定により求めた。結果を表2に示す。
【0032】製造例3 無水マレイン酸100重量部とシクロヘキサノン296
重量部をオートクレーブに仕込み、窒素雰囲気で100
℃まで加熱した。これにt−ブチルパーオシ(2−エチ
ルヘキサノエート)10重量部とシクロヘキサノン92
重量部の混合液及びイソプレン41.7重量部、イソブ
テン22.9重量部及びシクロヘキサノン12重量部の
混合液をそれぞれ別々に3時間かけて添加した。その後
、100℃で1時間熟成し、反応を終了させた。冷却後
、反応溶液を過剰のトルエン中へ注ぎ、共重合体を沈澱
させ、濾過分離した後、洗浄及び乾燥を行い共重合体1
36重量部を得た。次に、水酸化ナトリウム水溶液で加
水分解を行い、pHを9に調整し、固形分濃度30重量
%の共重合体水溶液を得た。共重合体の無水マレイン酸
単位の含有量はCHN元素分析法とNMR分析法とによ
り、また分子量はGPCの測定により求めた。結果を表
2に示す。
【0033】製造例4 無水マレイン酸2000重量部とトルエン15000重
量部をオートクレーブに仕込み、窒素雰囲気で135℃
まで加熱した。これにt−ブチルパーオキシベンゾエー
ト100重量部とトルエン3000重量部の混合液、及
び表1に示す1,3−ブタジエンを43%含有するナフ
サを分解して得た炭素数4の炭化水素留分1300重量
部及びトルエン6000重量部の混合液をそれぞれ別々
に3時間かけて添加した。その後、135℃で1時間熟
成し、反応を終了させた。冷却後、上澄み溶媒を除去し
、水蒸気を吹き込み、残留溶媒を除去すると同時に加水
分解を行い、固形分量として1890重量部の加水分解
物を得た。次に、水酸化ナトリウム水溶液でpHを9に
調整し、固形分濃度30重量%の共重合体水溶液を得た
。共重合体の無水マレイン酸単位の含有量はCHN元素
分析法により、また分子量はGPCの測定により求めた
。結果を表2に示す。尚、上記炭素数4の炭化水素留分
中のブタジエンとその他の共重合可能な単量体のモル比
は22:30である。
【0034】
【表1】
【0035】製造例5 無水マレイン酸2000重量部とトルエン15000重
量部をオートクレーブに仕込み、窒素雰囲気で135℃
まで加熱した。これにt−ブチルパーオキシベンゾエー
ト100重量部とトルエン3000重量部の混合液、及
び表1に示す1,3−ブタジエンを43%含有するナフ
サを分解して得た炭素数4の炭化水素留分1830重量
部及びトルエン6000重量部の混合液をそれぞれ別々
に3時間かけて添加した。その後、135℃で1時間熟
成し、反応を終了させた。冷却後、上澄み溶媒を除去し
、水蒸気を吹き込み、残留溶媒を除去すると同時に加水
分解を行い、固形分量として2360重量部の加水分解
物を得た。次に、水酸化ナトリウム水溶液でpHを9に
調整し、固形分濃度30重量%の共重合体水溶液を得た
。共重合体の無水マレイン酸単位の含有量はCHN元素
分析法により、また分子量はGPCの測定により求めた
。結果を表2に示す。尚、上記炭素数4の炭化水素留分
中のブタジエンとその他の共重合可能な単量体のモル比
は26:34である。
【0036】製造例6 無水マレイン酸20重量部とトルエン40重量部をオー
トクレーブに仕込み、窒素雰囲気で130℃まで加熱し
た。これにt−ブチルパーオキシベンゾエート2重量部
とトルエン23重量部の混合液、及び1,3−ブタジエ
ン6.6重量部、スチレン8.5重量部及びトルエン1
7重量部の混合液をそれぞれ別々に3時間かけて添加し
た。 その後、130℃で1時間熟成し、反応を終了させた。 冷却後、上澄み溶媒を除去し、洗浄及び乾燥を行い共重
合体26重量部を得た。次に、水酸化ナトリウム水溶液
で加水分解を行い、pHを9に調整し、固形分濃度30
重量%の共重合体水溶液を得た。共重合体の無水マレイ
ン酸単位の含有量はCHN元素分析法とNMR分析法と
により、また分子量はGPCの測定により求めた。結果
を表2に示す。
【0037】製造例7 無水マレイン酸25重量部とトルエン40重量部をオー
トクレーブに仕込み、窒素雰囲気で150℃まで加熱し
、これにジ−t−ブチルパーオキサイド0.25重量部
とトルエン33重量部の混合液及びイソブテン14.3
重量部とトルエン27重量部の混合液をそれぞれ別々に
4時間かけて添加した。その後、150℃で1時間熟成
し、反応を終了させた。冷却後、上澄み溶媒を除去し、
洗浄及び乾燥を行い共重合体38重量部を得た。次に、
水酸化ナトリウム水溶液で加水分解を行い、pHを9に
調整し、固形分濃度30重量%の共重合体水溶液を得た
。 共重合体の無水マレイン酸単位の含有量はCHN元素分
析法により、また分子量はGPCの測定により求めた。 結果を表2に示す。
【0038】製造例8 無水マレイン酸100重量部とトルエン310重量部を
オートクレーブに仕込み、窒素雰囲気で130℃まで加
熱した。これにジ−t−ブチルパーオキサイド1重量部
とトルエン83重量部の混合液及びイソブテン57.1
重量部とトルエン7重量部の混合液をそれぞれ別々に4
時間かけて添加した。その後、130℃で1時間熟成し
、反応を終了させた。冷却後、上澄み溶媒を除去し、洗
浄及び乾燥を行い共重合体155重量部を得た。次に、
水酸化ナトリウム水溶液で加水分解を行い、pHを9に
調整し、固形分濃度30重量%の共重合体水溶液を得た
。共重合体の無水マレイン酸単位の含有量はCHN元素
分析法により、また分子量はGPCの測定により求めた
。結果を表2に示す。
【0039】製造例9 無水マレイン酸100重量部とトルエン200重量部を
オートクレーブに仕込み、窒素雰囲気で140℃まで加
熱した。これにジ−t−ブチルパーオキサイド5重量部
とトルエン100重量部の混合液及びスチレン70.8
重量部とトルエン100重量部の混合液をそれぞれ別々
に3時間かけて添加した。その後、140℃で1時間熟
成し、反応を終了させた。冷却後、上澄み溶媒を除去し
、洗浄及び乾燥を行い共重合体158重量部を得た。次
に、水酸化ナトリウム水溶液で加水分解を行い、pHを
9に調整し、固形分濃度30重量%の共重合体水溶液を
得た。共重合体の無水マレイン酸単位の含有量はCHN
元素分析法により、また分子量はGPCの測定により求
めた。結果を表2に示す。
【0040】実施例1〜6 容量200mlのビーカーに軽質炭酸カルシウム(平均
粒径0.15μ)120重量部をとり、そこへ水(炭酸
カルシウムの固形分濃度が60重量%となる量)及び製
造例1〜6で得た共重合体の水溶性塩(炭酸カルシウム
に対して0.6 重量%)を加えた。次に、ホモミキサ
ー(特殊機化工業(株)製)により回転数3000rp
m で10分間攪拌し、固形分濃度60重量%の炭酸カ
ルシウム水性スラリーを調製した。このスラリーの粘度
を25℃でB型粘度計(東京計器(株)製DLV−B型
)を用いて60rpm (ローターNo. 4)で測定
した。得られた結果を表2に示す。
【0041】比較例1〜4 比較例1は製造例7で得た共重合体の水溶性塩、比較例
2は製造例8で得た共重合体の水溶性塩、比較例3は製
造例9で得た共重合体の水溶性塩、比較例4は市販ポリ
アクリル酸塩をそれぞれ分散剤として使用し、実施例1
〜6と同様にして炭酸カルシウム水性スラリーを調製し
、それらの粘度を測定した。尚、比較例1及び2で用い
た分散剤は特開昭60−99334号に記載の分散剤に
相当するものである。また、比較例3は、特開昭62−
132730号に記載の分散剤に相当するものである。 得られた結果を表2に示す。
【0042】
【表2】
【0043】表2の結果から、本願発明の分散剤は、低
粘度の軽質炭酸カルシウム高濃度スラリーを提供でき、
かつこのスラリーは1週間後にも、依然低い粘度であっ
た。一方、比較例のスラリーは、比較的低粘度ではある
が、本願発明の分散剤を用いたスラリーに比べて高い粘
度を有していた。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  無水マレイン酸、脂肪族共役ジエン及
    びこれらと共重合可能な不飽和単量体の共重合体の加水
    分解物の塩からなる炭酸カルシウム用分散剤。
  2. 【請求項2】  無水マレイン酸単位の含有量が30〜
    90モル%である請求項1記載の分散剤。
  3. 【請求項3】  無水マレイン酸及び脂肪族共役ジエン
    と共重合可能な不飽和単量体が炭素数2〜8のα−オレ
    フィン及び芳香族不飽和炭化水素からなる群から選ばれ
    る1種又は2種以上の単量体である請求項1記載の分散
    剤。
JP13356591A 1990-07-16 1991-05-09 炭酸カルシウム用分散剤 Expired - Fee Related JP3177616B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13356591A JP3177616B2 (ja) 1991-05-09 1991-05-09 炭酸カルシウム用分散剤
US07/729,756 US5336727A (en) 1990-07-16 1991-07-15 Maleic anhydride copolymer
DE69109385T DE69109385T2 (de) 1990-07-16 1991-07-16 Maleinsäure-Anhydrid-Copolymere.
EP91111838A EP0467287B1 (en) 1990-07-16 1991-07-16 Maleic anhydride copolymer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13356591A JP3177616B2 (ja) 1991-05-09 1991-05-09 炭酸カルシウム用分散剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04334536A true JPH04334536A (ja) 1992-11-20
JP3177616B2 JP3177616B2 (ja) 2001-06-18

Family

ID=15107778

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13356591A Expired - Fee Related JP3177616B2 (ja) 1990-07-16 1991-05-09 炭酸カルシウム用分散剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3177616B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007332512A (ja) * 2006-06-16 2007-12-27 Seiko Pmc Corp 填料改質剤、填料スラリー及び製紙方法
JP2017512849A (ja) * 2014-02-21 2017-05-25 オムヤ インターナショナル アーゲー 鉱物充填材生成物を調製する方法
CN116262802A (zh) * 2021-12-13 2023-06-16 中国石油化工股份有限公司 马来酸酐-共轭二烯烃共聚物微球及其制备方法与应用

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007332512A (ja) * 2006-06-16 2007-12-27 Seiko Pmc Corp 填料改質剤、填料スラリー及び製紙方法
JP2017512849A (ja) * 2014-02-21 2017-05-25 オムヤ インターナショナル アーゲー 鉱物充填材生成物を調製する方法
CN116262802A (zh) * 2021-12-13 2023-06-16 中国石油化工股份有限公司 马来酸酐-共轭二烯烃共聚物微球及其制备方法与应用

Also Published As

Publication number Publication date
JP3177616B2 (ja) 2001-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0048094B1 (en) Method of producing acrylamide homopolymers and copolymers useful as flow modifiers in aqueous multiphase systems and compositions containing them
US4174335A (en) Aqueous dispersions of olefinic resin compositions and process for preparation thereof
US2607762A (en) Dry process manufacture of watersoluble derivatives of styrenemaleic anhydride type heteropolymers
JP2701033B2 (ja) パーヒドロビスフエノール及びカルボン酸無水物をベースにした二官能性乳化剤
JPH01149805A (ja) カルボキシル基含有重合体の金属塩の製法
US3971746A (en) Synthetic polyisoprene rubber latex
NO770723L (no) Fremgangsm}te for fremstilling av en vandig emulsjon av en kopolymer
US6172149B1 (en) Rosin-fatty acid vinylic polymers as sizing compositions
NO170424B (no) Harpikspartikler av desintegrasjonstypen, deres fremstilling og beleggsmiddel inneholdende slike partikler
JPH11507981A (ja) エチレン性不飽和を含有する単量体から製造された皮膜形成性重合体の水に再分散できる粉末
JPH04334536A (ja) 炭酸カルシウム用分散剤
EP0994123B1 (en) Rosin-fatty acid vinylic polymer compositions
JPH07109359A (ja) 水性ポリオレフィン組成物及びその製造方法
JPH0570654A (ja) コロイド状封止用コンパウンド、プラスター、ペイント又は建築用接着剤
JPH04334535A (ja) 炭酸カルシウム用分散剤
JP3230256B2 (ja) アルミニウム化合物用分散剤
JPS5928217B2 (ja) ポリオレフイン水性分散液の製法
US3083189A (en) Cross-linked olefin-maleic anhydride interpolymers
JP3230255B2 (ja) アルミニウム化合物用分散剤
JPH05500678A (ja) 安定な乳化重合体及びその製法
CA2379418A1 (en) Method for producing aqueous resin dispersion composition
JPS59199702A (ja) 表面処理剤
JPH0155895B2 (ja)
JPS6012893B2 (ja) 炭酸カルシウム用分散剤
JPH051295B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees