JPH0433468Y2 - - Google Patents

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JPH0433468Y2
JPH0433468Y2 JP1986119622U JP11962286U JPH0433468Y2 JP H0433468 Y2 JPH0433468 Y2 JP H0433468Y2 JP 1986119622 U JP1986119622 U JP 1986119622U JP 11962286 U JP11962286 U JP 11962286U JP H0433468 Y2 JPH0433468 Y2 JP H0433468Y2
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JP
Japan
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temperature
torque transmission
coupling device
case
drive disk
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JP1986119622U
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JPS6325835U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、一般に自動車における機関冷却用の
フアン回転を制御して、絶えず走行状態に応じた
冷却送風量を機関に供給する温度感応型流体式フ
アン・カツプリング装置の構造の改良に関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来、この種のフアン・カツプリング装置とし
ては、第3図にその一部を断面に例示するよう
に、内部を仕切板24によつて油溜り室25と駆
動デイスク22を内装するトルク伝達室26とに
区劃された密封器匣23のケース部材23″とカ
バー部材23′とを、いずれもアルミニウム材に
よる鋳造品によつて構成せしめ、且つトルク伝達
室26側より油溜り室25側に通ずる循環流通路
27を密封器匣23の壁肉内部に連通して形成し
ていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕 しかしながら、このような前記従来のフアン・
カツプリング装置にあつては、前記鋳造品による
密封器匣23の構造によつて、複雑な鋳造作業を
必要とすることは勿論のこと、巣の発生が不可欠
となつて、その後の切削加工に際して製品の歩留
りを悪くし、また、外部衝撃に対して脆く、しば
しば破損を招くこととなつた。更に循環流通路2
7を密封器匣23の壁肉内部に連通して形成され
るため、該流通路での流れの過程にあつて外部と
の熱交換機能に乏しく、長時間の走行時に内部流
体の温度上昇により、流体に粘性の低下を招き、
フアン回転の制御特性に狂いを生ずる問題を有す
るものであつた。本考案はこのような前記問題を
極めて効果的に解決したものであつて、極めて簡
易に密封器匣を製作することができると共に、巣
の発生の憂いをなくして製品の歩留りを良好と
し、且つ外部衝撃に対する剛性を増して破損等の
恐れをなくし、更に循環流通路での流れにあつて
充分に外部との熱交換機能を発揮せしめ、長時間
に亘る走行に際しても内部流体の粘性に殆んど影
響を及ぼすことなしに安定したフアン回転の制御
特性を得ることのできるフアン・カツプリング装
置を提案することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、先端に駆動デイスクを固着した回転
軸体上に支承され、且つ外周に冷却フアン部材を
取付けた円形皿状のカバー部材とケース部材とか
らなる被駆動側の密封器匣の内部を、内部流体の
流出調製孔を有する支切板によつて油溜り室と前
記駆動デイスクを内装するトルク伝達室とに区劃
し、更に回転時の油の集溜する駆動デイスクの外
周壁附近に対向する密封器匣側の内周壁面の一部
に、前記トルク伝達室側より油溜り室側に通じる
循環流通路を形成すると共に、外部周囲の温度が
設定値を越えると前記仕切板の流出調整孔を開放
し、設定値以下では閉鎖する弁部板を、前記密封
器匣の前面に設けた感温体の温度変化に伴う変形
に追従するように連桿を介して内部に備え、内装
した駆動デイスクと前記密封器匣との間のトルク
伝達間際での油の有効接触面積を増減せしめて、
駆動側の回転軸体から被駆動側の密封器匣へのト
ルク伝達を制御するフアン・カツプリング装置に
おいて、前記ケース部材とカバー部材とを、いず
れも金属板材により形成すると共に、相互の外周
壁部を溶接して密封器匣を構成し、且つ前記循環
流通路を回転時の油の集溜するトルク伝達室に通
ずるケース部材の外周壁部と、他方油溜り室に通
ずるカバー部材とに亘り、外部に半径方向に露出
して配設する少くとも1つの連通管によつて形成
した温度感応型流体式フアン・カツプリング装置
を要旨とし、更に、連通管を銅管もしくは真鍮管
によつて構成するものである。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
すれば、第1図は本考案の温度感応型流体式フア
ン・カツプリング装置の正面図、第2図は第1図
A−A線の一部切欠きによる断面図であり、1は
先端に円盤状からなる駆動デイスク2を固着し、
且つ後端部に取付けフランジ壁1′を有する回転
軸体であつて、該軸体上に軸受によつて鋼板材に
よるプレス成型品からなる円形皿状のケース部材
3″を支承し、且つ該ケース部材の前面に同じく
鋼板材によるプレス成型品の円形皿状のカバー部
材3′を相互の外周壁部をシーム溶接等して被駆
動側としての密封器匣3を構成するものであり、
該密封器匣の外周に冷却フアン(図示せず)を取
付けてなるものである。4は密封器匣3の内部を
油溜り室5と前記駆動デイスク2を内装するトル
ク伝達室6とに区劃した支切板であり、該支切板
に油溜り室5からトルク伝達室6への流出調製孔
4′を設けてある。尚6′はトルク伝達室6にあつ
て駆動デイスク2と密封器匣3及び支切板4との
対向面にケース部材されるトルク伝達間隙であ
る。8は流出調製孔4′を開閉する弁部材であつ
て、油溜り室5側の支切板4の表面にその一端が
鋲着され、他端を流出調製孔4′部に位置して設
けられてあり、前記カバー部材3′の前面に固定
したブラツケツト7にその両端部を係支した板状
バイメタルからなる感温体10の外部周囲の温度
変化に伴つて変形することに追従する連桿11に
より開閉作動するものである。9は駆動デイスク
2の外周壁附近に対向する油の集溜するトルク伝
達室6に通じるケース部材3″の外周壁部と、他
方油溜り室5に通ずるカバー部材3′とに亘つて
外部に露出して配設する連通管であり、必要に応
じてその複数を配設するものであり、また、好ま
しくは熱伝導の良好な銅管もしくは真鍮管等によ
つて構成されるものである。12,13及び14
は密封器匣3の外側表面に鑞付け等により固着さ
れた鋼板品による断面L字状の複数個からなる冷
却フアン部材である。尚所望に応じては前記密封
器匣3を構成するカバー部材3′やケース部材
3″を鋼板に代えて例えばアルミニウム等の軽金
属や他の金属とすることもできるし、又その外側
面に鍍金等による耐食性処理を施してもよい。
〔作用〕
本考案はこのように構成されているため、鋼板
材によるプレス成型品からなる密封器匣3の構造
により、殆どその後の切削加工を不要として該密
封器匣を簡易に製作することができ、また、鋼板
材を用いた構成によつて連通管9の両端部でのケ
ース部材3″とカバー部材3′とに亘る配設連結を
鋼材等の鑞熔着手段によつて可能とする結果とな
り、更に循環流通路を外部に半径方向に露出した
連通管9により構成すれば、該流通路での流れに
あつて車速に伴うラヂエーター通過後の冷却風を
直接受けることとなるため、充分に熱交換機能を
発揮する結果となる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案による温度感応型
流体式フアン・カツプリング装置は、密封器匣3
としてのケース部材3″とカバー部材3′とを、い
ずれも金属板材によるプレス成型品によつて構成
したため、又循環流通路を回転時の油の集溜する
トルク伝達室6の通ずるケース部材3″の外周壁
部と、他方油溜り室5に通ずるカバー部材3′と
に亘つて外部に露出して配設する連通管9によつ
て構成するため、複雑な鋳造作業並びにその後の
切削加工を不要として極めて簡易に密封器匣3を
製作することができると共に、巣の発生の憂いを
一切なくして製品の歩留りを良好とし、且つ外部
衝撃に対する剛性を増して破損の恐れがなく、更
に連通管9による前記配設構造に伴う該連通管で
の充分な熱交換機能によつて、長時間の走行にあ
つても内部流体の粘性を略一定に保持して安定し
たフアン回転の制御特性を得ることのできた極め
て有用なフアン・カツプリング装置である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す温度感応型流
体式フアン・カツプリング装置の正面図、第2図
は第1図A−A線の一部切欠きによる断面図、第
3図は従来例を示す循環流通路附近での一部切欠
き断面図である。 3……密封器匣、3′……カバー部材、3″……
ケース部材、5……油溜り室、6……トルク伝達
室、9……連通管。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 先端に駆動デイスクを固着した回転軸体上に
    支承され、且つ外周に冷却フアン部材を取付け
    た円形皿状のカバー部材とケース部材とからな
    る被駆動側の密封器匣の内部を、内部流体の流
    出調製孔を有する仕切板によつて油溜り室と前
    記駆動デイスクを内装するトルク伝達室とに区
    劃し、更に回転時の油の集溜する駆動デイスク
    の外周壁附近に対向する密封器匣側の内周壁面
    の一部に、前記トルク伝達室側より油溜り室側
    に通ずる循環流通路を形成すると共に、外部周
    囲の温度が設定値を越えると前記仕切板の流出
    調製孔を開放し、設定値以下では閉鎖する弁部
    材を、前記密封器匣の前面に設けた感温体の温
    度変化に伴う変形に追従するように連桿を介し
    て内部に備え、内装した駆動デイスクと前記密
    封器匣との間のトルク伝達間隙での油の有効接
    触面積を増減せしめて駆動側の回転軸体から被
    駆動側の密封器匣へのトルク伝達を制御するフ
    アン・カツプリング装置において、前記ケース
    部材3″とカバー部材3′とを、いずれも金属板
    材により形成すると共に、相互の外周壁部を溶
    接して密封器匣3を構成し、且つ前記循環流通
    路を、回転時の油の集溜するトルク伝達室6に
    通ずるケース部材3″の外周壁部と、他方油溜
    り室5に通ずるカバー部材3′とに亘り、外部
    に半径方向に露出して配設する少くとも1つの
    連通管9によつて形成したことを特徴とする温
    度感応型流体式フアン・カツプリング装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項記載におい
    て、前記連通管9を銅管もしくは真鍮管によつ
    て構成したことを特徴とする温度感応型流体式
    フアン・カツプリング装置。
JP1986119622U 1986-08-04 1986-08-04 Expired JPH0433468Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986119622U JPH0433468Y2 (ja) 1986-08-04 1986-08-04

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JP1986119622U JPH0433468Y2 (ja) 1986-08-04 1986-08-04

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Publication Number Publication Date
JPS6325835U JPS6325835U (ja) 1988-02-20
JPH0433468Y2 true JPH0433468Y2 (ja) 1992-08-11

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ID=31007163

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JP1986119622U Expired JPH0433468Y2 (ja) 1986-08-04 1986-08-04

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5520716U (ja) * 1978-07-28 1980-02-09

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JPS6325835U (ja) 1988-02-20

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