JPH04335281A - デイスクカートリツジ - Google Patents
デイスクカートリツジInfo
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- JPH04335281A JPH04335281A JP13218191A JP13218191A JPH04335281A JP H04335281 A JPH04335281 A JP H04335281A JP 13218191 A JP13218191 A JP 13218191A JP 13218191 A JP13218191 A JP 13218191A JP H04335281 A JPH04335281 A JP H04335281A
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- Japan
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- cartridge
- cleaning sheet
- case
- polypropylene
- cartridge case
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば磁気デイスクカ
ートリツジ、光デイスクカートリツジ、あるいは光−磁
気デイスクカートリツジなどのデイスクカートリツジに
係り、特にそれのカートリツジケースの材質に関するも
のである。
ートリツジ、光デイスクカートリツジ、あるいは光−磁
気デイスクカートリツジなどのデイスクカートリツジに
係り、特にそれのカートリツジケースの材質に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】例えば硬質合成樹脂からなるカートリツ
ジケースを用いた磁気デイスクカートリツジは、磁気ヘ
ツド挿入口ならびに回転駆動用開口などを有するカート
リツジケースと、そのカートリツジケース内に回転可能
に収納されたフレキシブルな磁気デイスクと、前記カー
トリツジケースの内面に貼着されたクリーニングシート
とから主に構成されている。
ジケースを用いた磁気デイスクカートリツジは、磁気ヘ
ツド挿入口ならびに回転駆動用開口などを有するカート
リツジケースと、そのカートリツジケース内に回転可能
に収納されたフレキシブルな磁気デイスクと、前記カー
トリツジケースの内面に貼着されたクリーニングシート
とから主に構成されている。
【0003】そして前記カートリツジケースの材料とし
て、例えばABS樹脂、スチレン樹脂、アクリル樹脂な
どの合成樹脂が用いられていた。
て、例えばABS樹脂、スチレン樹脂、アクリル樹脂な
どの合成樹脂が用いられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのようなデ
イスクカートリツジに使用されるカートリツジケースは
最大肉厚が1.5mm程度と肉薄成形品であるため、前
述した従来の材料でカートリツジケースを成形する場合
、金型内での溶融樹脂の流れが悪い。そのため成形不良
が生じたり、また部分的に所望の機械的強度が得られな
い所が出たりする可能性がある。
イスクカートリツジに使用されるカートリツジケースは
最大肉厚が1.5mm程度と肉薄成形品であるため、前
述した従来の材料でカートリツジケースを成形する場合
、金型内での溶融樹脂の流れが悪い。そのため成形不良
が生じたり、また部分的に所望の機械的強度が得られな
い所が出たりする可能性がある。
【0005】また、前述の材料は耐熱性が必ずしも良好
でなく、高温下で放置しておくとカートリツジケースが
熱変形する問題がある。このカートリツジケースの変形
は外観だけの問題ではなく、記録、再生特性に直接悪影
響をおよぼすことになる。
でなく、高温下で放置しておくとカートリツジケースが
熱変形する問題がある。このカートリツジケースの変形
は外観だけの問題ではなく、記録、再生特性に直接悪影
響をおよぼすことになる。
【0006】すなわち、磁気デイスクカートリツジの場
合は、磁気デイスクの損耗が激しく、それに伴う記録、
再生特性の低下がある。このことについて詳細に説明す
ると、周知のように磁気デイスクカートリツジの場合は
、使用時に磁気デイスクが磁気ヘツド−磁気ヘツドある
いは磁気ヘツド−パツドにより所定の圧力をもつて狭持
され、その状態で磁気デイスクが高速回転する仕組にな
つている。
合は、磁気デイスクの損耗が激しく、それに伴う記録、
再生特性の低下がある。このことについて詳細に説明す
ると、周知のように磁気デイスクカートリツジの場合は
、使用時に磁気デイスクが磁気ヘツド−磁気ヘツドある
いは磁気ヘツド−パツドにより所定の圧力をもつて狭持
され、その状態で磁気デイスクが高速回転する仕組にな
つている。
【0007】一方、磁気デイスクカートリツジを記録、
再生装置に装着した場合、装置内に設けられている基準
位置規制部材にカートリツジケースの一部が当接するこ
とにより、装置内での磁気デイスクカートリツジの上下
方向の位置決めがなされる。また、前記基準位置規制部
材と磁気ヘツド(パツド)の上下の間隔は、機械的な結
合によつて一定に保持されている。
再生装置に装着した場合、装置内に設けられている基準
位置規制部材にカートリツジケースの一部が当接するこ
とにより、装置内での磁気デイスクカートリツジの上下
方向の位置決めがなされる。また、前記基準位置規制部
材と磁気ヘツド(パツド)の上下の間隔は、機械的な結
合によつて一定に保持されている。
【0008】そのため、前述のようにカートリツジケー
スが変形(特に基準位置規制部材と当接する個所が凸状
あるいは凹状に変形)した磁気デイスクカートリツジを
記録、再生装置内に装着して位置決めがなされると、カ
ートリツジケースの変形量だけフレキシブルな磁気デイ
スクが狭持された状態で上方向あるいは下方向に湾曲さ
れてしまう。そしてこの湾曲した状態で高速回転するた
め、磁気デイスクの一部が磁気ヘツドあるいはパツドの
角部と接触して局部的に磨耗してしまう。また、この磨
耗によつて発生した磨耗粉が磁気ヘツドに付着して、記
録、再生特性を低下する原因となる。
スが変形(特に基準位置規制部材と当接する個所が凸状
あるいは凹状に変形)した磁気デイスクカートリツジを
記録、再生装置内に装着して位置決めがなされると、カ
ートリツジケースの変形量だけフレキシブルな磁気デイ
スクが狭持された状態で上方向あるいは下方向に湾曲さ
れてしまう。そしてこの湾曲した状態で高速回転するた
め、磁気デイスクの一部が磁気ヘツドあるいはパツドの
角部と接触して局部的に磨耗してしまう。また、この磨
耗によつて発生した磨耗粉が磁気ヘツドに付着して、記
録、再生特性を低下する原因となる。
【0009】一方、光デイスクカートリツジの場合、そ
れを記録、再生装置に挿入すると、装置内に設けられて
いる基準位置規制部材にカートリツジケースの一部が当
接して、装置内においてデイスクカートリツジの上下方
向の位置決めがなされる。また、この基準位置規制部材
と光ヘツド(光ヘツドによつて形成されるビームスポツ
ト)との上下方向の間隔は、機械的な結合によつて一定
に保持されている。
れを記録、再生装置に挿入すると、装置内に設けられて
いる基準位置規制部材にカートリツジケースの一部が当
接して、装置内においてデイスクカートリツジの上下方
向の位置決めがなされる。また、この基準位置規制部材
と光ヘツド(光ヘツドによつて形成されるビームスポツ
ト)との上下方向の間隔は、機械的な結合によつて一定
に保持されている。
【0010】そのため、変形(特に基準位置規制部材に
当接する個所が凸状あるいは凹状に変形)したカートリ
ツジケースを用いた光デイスクカートリツジを記録、再
生装置に挿入して位置決めを行なうと、光デイスクの記
録膜に対するビームスポツトの位置がその変形量分だけ
上下方向にずれてしまう。信号の記録時にこのようなず
れを生じると、記録膜に与えられる記録パワーが不足し
て、所望の記録ピツトが形成されない。
当接する個所が凸状あるいは凹状に変形)したカートリ
ツジケースを用いた光デイスクカートリツジを記録、再
生装置に挿入して位置決めを行なうと、光デイスクの記
録膜に対するビームスポツトの位置がその変形量分だけ
上下方向にずれてしまう。信号の記録時にこのようなず
れを生じると、記録膜に与えられる記録パワーが不足し
て、所望の記録ピツトが形成されない。
【0011】また、信号の再生時に前述のようなずれを
生じると、記録膜に与えられる再生パワーが不足し、そ
のためにSN比が低下するばかりでなく、ずれ量が大の
場合はクロストークの問題を生じ信頼性が低下する。特
に光デイスクの高密度記録化を実現するためには必然的
にトラツク間隔が今以上に狭くなることから、記録膜に
対するビームスポツトの位置ずれは大きな重要な問題と
なる。
生じると、記録膜に与えられる再生パワーが不足し、そ
のためにSN比が低下するばかりでなく、ずれ量が大の
場合はクロストークの問題を生じ信頼性が低下する。特
に光デイスクの高密度記録化を実現するためには必然的
にトラツク間隔が今以上に狭くなることから、記録膜に
対するビームスポツトの位置ずれは大きな重要な問題と
なる。
【0012】このような欠点を解決するため、カートリ
ツジケースの材料として、ポリプロピレンを使用するこ
とが検討されている。このポリプロピレンは、前述の材
料に比較して耐熱性に優れ、安価で、しかも成形金型内
での樹脂の流れが良いなどの利点を有しているが、難点
がない訳ではない。
ツジケースの材料として、ポリプロピレンを使用するこ
とが検討されている。このポリプロピレンは、前述の材
料に比較して耐熱性に優れ、安価で、しかも成形金型内
での樹脂の流れが良いなどの利点を有しているが、難点
がない訳ではない。
【0013】すなわち、ポリプロピレンは吸音効果があ
り振動損失係数が大であるため、クリーニングシートを
カートリツジケースに超音波溶着する場合に、十分に溶
着されず溶着強度が弱という問題がある。磁気デイスク
カートリツジ、光デイスクカートリツジならびに光−磁
気デイスクカートリツジのいずれの場合も、クリーニン
グシートは高速回転しいてるデイスクと面接してクリー
ニング機能を発揮する。そのためクリーニングシートに
はデイスクの回転摩擦力が作用するから、しつかりとク
リーニングシートをカートリツジケースに固定する必要
がある。
り振動損失係数が大であるため、クリーニングシートを
カートリツジケースに超音波溶着する場合に、十分に溶
着されず溶着強度が弱という問題がある。磁気デイスク
カートリツジ、光デイスクカートリツジならびに光−磁
気デイスクカートリツジのいずれの場合も、クリーニン
グシートは高速回転しいてるデイスクと面接してクリー
ニング機能を発揮する。そのためクリーニングシートに
はデイスクの回転摩擦力が作用するから、しつかりとク
リーニングシートをカートリツジケースに固定する必要
がある。
【0014】また一般的にクリーニングシートは不繊布
から構成されているため、デイスクが摺接することによ
りクリーニングシートから繊維が脱落することがある。 そして脱落した繊維がデイスク表面あるいは磁気ヘツド
に付着し、記録、再生特性を低下する原因になる。前述
のようにポリプロピレン製のカートリツジケースは超音
波溶着しにくいことから、カートリツジケースからのク
リーニングシートの剥離ならびにクリーニングシートか
らの繊維の脱落が、他の材料で成形した場合よりも発生
しやすく、前述のような欠点が生じる。
から構成されているため、デイスクが摺接することによ
りクリーニングシートから繊維が脱落することがある。 そして脱落した繊維がデイスク表面あるいは磁気ヘツド
に付着し、記録、再生特性を低下する原因になる。前述
のようにポリプロピレン製のカートリツジケースは超音
波溶着しにくいことから、カートリツジケースからのク
リーニングシートの剥離ならびにクリーニングシートか
らの繊維の脱落が、他の材料で成形した場合よりも発生
しやすく、前述のような欠点が生じる。
【0015】本発明の目的は、このような従来技術の欠
点を解消し、耐熱性に優れ、しかもクリーニングシート
の溶着が確実な信頼性の高いデイスクカートリツジを提
供するにある。
点を解消し、耐熱性に優れ、しかもクリーニングシート
の溶着が確実な信頼性の高いデイスクカートリツジを提
供するにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
め、本発明は、例えば硬質合成樹脂の薄肉成形体などか
らなるカートリツジケースと、そのカートリツジケース
内に回転可能に収納された例えば磁気デイスクや光デイ
スクあるいは光−磁気デイスクなどの記録デイスクと、
前記カートリツジケースの内面に溶着によつて貼着され
た例えばレイヨン繊維を含む不繊布からなるクリーニン
グシートとを備えた例えば磁気デイスクカートリツジ、
光デイスクカートリツジあるいは光−磁気デイスクカー
トリツジなどのデイスクカートリツジを対象とするもの
である。
め、本発明は、例えば硬質合成樹脂の薄肉成形体などか
らなるカートリツジケースと、そのカートリツジケース
内に回転可能に収納された例えば磁気デイスクや光デイ
スクあるいは光−磁気デイスクなどの記録デイスクと、
前記カートリツジケースの内面に溶着によつて貼着され
た例えばレイヨン繊維を含む不繊布からなるクリーニン
グシートとを備えた例えば磁気デイスクカートリツジ、
光デイスクカートリツジあるいは光−磁気デイスクカー
トリツジなどのデイスクカートリツジを対象とするもの
である。
【0017】そして本発明では、前記カートリツジケー
スが、ポリプロピレン系重合体組成物(例えばポリプロ
ピレン−エチレン共重合体と、不飽和カルボン酸によつ
て酸処理されたポリプロピレンとからなる)と、無機質
あるいは有機質の繊維物質とからなることを特徴とする
ものである。
スが、ポリプロピレン系重合体組成物(例えばポリプロ
ピレン−エチレン共重合体と、不飽和カルボン酸によつ
て酸処理されたポリプロピレンとからなる)と、無機質
あるいは有機質の繊維物質とからなることを特徴とする
ものである。
【0018】
【作用】本発明は前述したように、耐熱性ならびに耐衝
撃性などの機械的性質に優れ、成形時に樹脂の流れ性が
良いポリプロピレン系重合体を用い、しかもそのポリプ
ロピレン系重合体が有している溶着性が悪いという問題
点を、繊維物質を添加、分散せしめることにより有効に
解消することができる。
撃性などの機械的性質に優れ、成形時に樹脂の流れ性が
良いポリプロピレン系重合体を用い、しかもそのポリプ
ロピレン系重合体が有している溶着性が悪いという問題
点を、繊維物質を添加、分散せしめることにより有効に
解消することができる。
【0019】
【発明の実施例】次に本発明の実施例について説明する
。本発明において使用されるカートリツジケースは、繊
維物質を均一に混合、分散したポリプロピレン系重合体
組成物によつて所定の形状に射出成形されている。
。本発明において使用されるカートリツジケースは、繊
維物質を均一に混合、分散したポリプロピレン系重合体
組成物によつて所定の形状に射出成形されている。
【0020】前記ポリプロピレン系重合体組成物は、ポ
リプロピレン系重合体を主体とし、それに適量の酸処理
されたオレフイン系重合体が添加されている。
リプロピレン系重合体を主体とし、それに適量の酸処理
されたオレフイン系重合体が添加されている。
【0021】前記ポリプロピレン系重合体としては、例
えば ■.ポリプロピレン単独重合体、 ■.プロピレンとエチレンとの共重合体、■.プロピレ
ンと炭素数が8個までの他のα−オレフインとの共重合
体が使用される。
えば ■.ポリプロピレン単独重合体、 ■.プロピレンとエチレンとの共重合体、■.プロピレ
ンと炭素数が8個までの他のα−オレフインとの共重合
体が使用される。
【0022】なお、前記共重合体中におけるエチレンま
たはα−オレフインの含有率はせいぜい20重量%まで
である。また、共重合体はランダム重合体であつてもブ
ロツク重合体であつてもよい。
たはα−オレフインの含有率はせいぜい20重量%まで
である。また、共重合体はランダム重合体であつてもブ
ロツク重合体であつてもよい。
【0023】プロピレン系重合体の分子構造は、規則的
に配列されたイソタクチツクポリマーで結晶性が良いが
、いくらかの非結晶性のプロピレン系重合体を含んでい
る場合もある。このプロピレン系重合体のメルト・フロ
ー・インデツクス(JISK 6758)は、0.5
〜50g/10分、比重は0.88〜0.92である。
に配列されたイソタクチツクポリマーで結晶性が良いが
、いくらかの非結晶性のプロピレン系重合体を含んでい
る場合もある。このプロピレン系重合体のメルト・フロ
ー・インデツクス(JISK 6758)は、0.5
〜50g/10分、比重は0.88〜0.92である。
【0024】前記オレフイン系重合体の酸処理物を製造
するために用いられるオレフイン系重合体としては、例
えば下記のものがある。 ■.エチレン単独重合体、 ■.プロピレン単独重合体、 ■.エチレンとプロピレンとの共重合体(共重合体中に
おけるエチレンの含有率は、30重量%以下)、■.エ
チレンと炭素数が8個以下の他のα−オレフインとの共
重合体(共重合体中におけるα−オレフインの含有率は
、20重量%以下)、 ■.プロピレンと炭素数が8個以下の他のα−オレフイ
ンとの共重合体(共重合体中におけるα−オレフインの
含有率は、20重量%以下)、 ■.エチレンとプロピレンと他のα−オレフインとの共
重合体(共重合体中におけるエチレンの含有率は30重
量%以下で、α−オレフインの含有率は20重量%以下
)、 ■.エチレンと酢酸ビニル、アクリル酸エステル、メタ
アクリル酸エステルの如きビニル化合物との共重合体(
共重合体中におけるビニル化合物の含有率は、50モル
%以下)。
するために用いられるオレフイン系重合体としては、例
えば下記のものがある。 ■.エチレン単独重合体、 ■.プロピレン単独重合体、 ■.エチレンとプロピレンとの共重合体(共重合体中に
おけるエチレンの含有率は、30重量%以下)、■.エ
チレンと炭素数が8個以下の他のα−オレフインとの共
重合体(共重合体中におけるα−オレフインの含有率は
、20重量%以下)、 ■.プロピレンと炭素数が8個以下の他のα−オレフイ
ンとの共重合体(共重合体中におけるα−オレフインの
含有率は、20重量%以下)、 ■.エチレンとプロピレンと他のα−オレフインとの共
重合体(共重合体中におけるエチレンの含有率は30重
量%以下で、α−オレフインの含有率は20重量%以下
)、 ■.エチレンと酢酸ビニル、アクリル酸エステル、メタ
アクリル酸エステルの如きビニル化合物との共重合体(
共重合体中におけるビニル化合物の含有率は、50モル
%以下)。
【0025】これらオレフイン系重合体のうち、特にエ
チレン単独重合体、プロピレン単独重合体、エチレン−
プロピレン共重合体が好適である。
チレン単独重合体、プロピレン単独重合体、エチレン−
プロピレン共重合体が好適である。
【0026】オレフイン系重合体の酸処理物は、有機過
酸化物の存在下で前記オレフイン系重合体を不飽和カル
ボン酸および/またはその酸無水物で処理することによ
つて得られる。
酸化物の存在下で前記オレフイン系重合体を不飽和カル
ボン酸および/またはその酸無水物で処理することによ
つて得られる。
【0027】前記不飽和カルボン酸は、分子構造中に少
なくとも1個の二重結合を有する一塩基酸または二塩基
酸のカルボン酸である。この一塩基カルボン酸としては
、例えばアクリル酸またはメタクリル酸がある。また二
塩基カルボン酸としては、マレイン酸がある。前記不飽
和カルボン酸の無水物としては、例えば無水マレイン酸
または無水ハイミツク酸が用いられる。
なくとも1個の二重結合を有する一塩基酸または二塩基
酸のカルボン酸である。この一塩基カルボン酸としては
、例えばアクリル酸またはメタクリル酸がある。また二
塩基カルボン酸としては、マレイン酸がある。前記不飽
和カルボン酸の無水物としては、例えば無水マレイン酸
または無水ハイミツク酸が用いられる。
【0028】前記有機過酸化物としては、例えば下記の
有機化合物を使用することができる。 ■.ベンゾイルパーオキサイド、 ■.ラウリルパーオキサイド、 ■.アゾビスイソブチルニトリル、 ■.2,5−ジメチルヘキサン−2,5−ヒドロキシパ
ーオキサイド、 ■.クメンパーオキサイド、 ■.ジクミルパーオキサイド、 ■.第三級−ブチルヒドロパーオキサイド、■.α,α
′−ビス(第三級−ブチルパーオキシジイソプロピル)
ベンゼン、 ■.ジ−第三級−ブチルパーオキサイド。 オレフイン系重合体の酸処理物中における不飽和カルボ
ン酸またはその無水物の含有率は、0.000001〜
0.01モル/gである。
有機化合物を使用することができる。 ■.ベンゾイルパーオキサイド、 ■.ラウリルパーオキサイド、 ■.アゾビスイソブチルニトリル、 ■.2,5−ジメチルヘキサン−2,5−ヒドロキシパ
ーオキサイド、 ■.クメンパーオキサイド、 ■.ジクミルパーオキサイド、 ■.第三級−ブチルヒドロパーオキサイド、■.α,α
′−ビス(第三級−ブチルパーオキシジイソプロピル)
ベンゼン、 ■.ジ−第三級−ブチルパーオキサイド。 オレフイン系重合体の酸処理物中における不飽和カルボ
ン酸またはその無水物の含有率は、0.000001〜
0.01モル/gである。
【0029】前記無機質の繊維物質としては、例えば炭
酸カルシウム、タルク、酸化ケイ素、酸化アルミニウム
、カーボンブラツク、クレー、石こう、無水硫酸カルシ
ウム、ベントナイト、酸化鉄、チタン白などの繊維状の
ものが用いられ、特に炭酸カルシウム、タルク、酸化ケ
イ素が好適である。
酸カルシウム、タルク、酸化ケイ素、酸化アルミニウム
、カーボンブラツク、クレー、石こう、無水硫酸カルシ
ウム、ベントナイト、酸化鉄、チタン白などの繊維状の
ものが用いられ、特に炭酸カルシウム、タルク、酸化ケ
イ素が好適である。
【0030】また有機質の繊維物質としては、例えばポ
リアミド系、ポリエステル系、アクリロニトリル系、ポ
リ塩化ビニル系、ポリ塩化ビニリデン系、ポリビニルア
ルコール系、ポリオレフイン系、ポリウレタン系、レイ
ヨン系などがある。あるいは炭素繊維、ガラス繊維も使
用可能である。
リアミド系、ポリエステル系、アクリロニトリル系、ポ
リ塩化ビニル系、ポリ塩化ビニリデン系、ポリビニルア
ルコール系、ポリオレフイン系、ポリウレタン系、レイ
ヨン系などがある。あるいは炭素繊維、ガラス繊維も使
用可能である。
【0031】これら繊維物質はエポキシ樹脂によつて表
面処理されて、繊維表面に非常に薄いエポキシ樹脂の硬
化膜が形成される。そのため、この処理には、例えばア
ミン系硬化剤あるいは酸無水系硬化剤などのエポキシ樹
脂の硬化剤が適量添加される。
面処理されて、繊維表面に非常に薄いエポキシ樹脂の硬
化膜が形成される。そのため、この処理には、例えばア
ミン系硬化剤あるいは酸無水系硬化剤などのエポキシ樹
脂の硬化剤が適量添加される。
【0032】なお、この実施例ではエポキシ樹脂で処理
したが、その他に例えばカルボン酸などの有機酸あるい
はシランカツプリング剤などで処理することもできる。
したが、その他に例えばカルボン酸などの有機酸あるい
はシランカツプリング剤などで処理することもできる。
【0033】前記ポリプロピレン系重合体100重量部
に対する前記酸処理オレフイン系重合体の配合割合は、
2〜40重量部、好ましくは3〜30重量部である。ポ
リプロピレン系重合体100重量部に対する酸処理オレ
フイン系重合体の配合割合が20重量部未満であると、
耐衝撃性ならびに高温下での耐老化性が十分に改善され
ない。一方、ポリプロピレン系重合体100重量部に対
する酸処理オレフイン系重合体の配合割合が40重量部
を超えてもさほど物性上の改善は期待できず、かえつて
付着性が増して取扱いが不便になるため好ましくない。
に対する前記酸処理オレフイン系重合体の配合割合は、
2〜40重量部、好ましくは3〜30重量部である。ポ
リプロピレン系重合体100重量部に対する酸処理オレ
フイン系重合体の配合割合が20重量部未満であると、
耐衝撃性ならびに高温下での耐老化性が十分に改善され
ない。一方、ポリプロピレン系重合体100重量部に対
する酸処理オレフイン系重合体の配合割合が40重量部
を超えてもさほど物性上の改善は期待できず、かえつて
付着性が増して取扱いが不便になるため好ましくない。
【0034】前記繊維物質の含有率は、5〜40重量%
、好ましくは20〜55重量%である。繊維物質の含有
率が5重量%未満であれば、繊維物質の添加効果が十分
でなく、超音波溶着時における振動損失係数がまだ大き
く、上ケースと下ケース、ならびに(あるいは)カート
リツジケースに対するクリーニングシートの溶着強度が
不十分である。また、剛性も十分に高めることができず
、さらに高温下での老化性ならびに熱変形性などの改善
も不十分である。一方、繊維物質の含有率が40重量%
を超すと、金型内での成形材料の流れが悪く、そのため
に成形品の表面に縞模様(フローマーク)が発生し、外
観上好ましくない。
、好ましくは20〜55重量%である。繊維物質の含有
率が5重量%未満であれば、繊維物質の添加効果が十分
でなく、超音波溶着時における振動損失係数がまだ大き
く、上ケースと下ケース、ならびに(あるいは)カート
リツジケースに対するクリーニングシートの溶着強度が
不十分である。また、剛性も十分に高めることができず
、さらに高温下での老化性ならびに熱変形性などの改善
も不十分である。一方、繊維物質の含有率が40重量%
を超すと、金型内での成形材料の流れが悪く、そのため
に成形品の表面に縞模様(フローマーク)が発生し、外
観上好ましくない。
【0035】成形材料の組成例を示せば次の通りである
。 (組成例1) ■.エチレン−プロピレンブロツク共重合体100重量
部 ■.アクリル酸で酸処理したポリプロピレン29重量部
■.エポキシ樹脂によつて表面処理したポリプロピレン
繊維57重量部
。 (組成例1) ■.エチレン−プロピレンブロツク共重合体100重量
部 ■.アクリル酸で酸処理したポリプロピレン29重量部
■.エポキシ樹脂によつて表面処理したポリプロピレン
繊維57重量部
【0036】図1ないし図6は本発明の実施例に係る磁
気デイスクカートリツジを説明するためのもので、図1
はそのデイスクカートリツジの分解斜視図、図2は上ケ
ースにクリーニングシートを貼着した状態を示す底面図
、図3は下ケースにクリーニングシートを貼着した状態
を示す平面図、図4はこの磁気デイスクカートリツジの
使用状態を示す磁気ヘツド挿入口付近の拡大断面図、図
5はこの磁気デイスクカートリツジの弾性片付近の拡大
断面図、図6はクリーニングシートの拡大断面図である
。
気デイスクカートリツジを説明するためのもので、図1
はそのデイスクカートリツジの分解斜視図、図2は上ケ
ースにクリーニングシートを貼着した状態を示す底面図
、図3は下ケースにクリーニングシートを貼着した状態
を示す平面図、図4はこの磁気デイスクカートリツジの
使用状態を示す磁気ヘツド挿入口付近の拡大断面図、図
5はこの磁気デイスクカートリツジの弾性片付近の拡大
断面図、図6はクリーニングシートの拡大断面図である
。
【0037】磁気デイスクカートリツジは、カートリツ
ジケース1と、その中に回転自在に収納された磁気デイ
スク2と、カートリツジケース1に摺動可能に支持され
たシヤツタ3とから主に構成されている。カートリツジ
ケース1は上ケース1aと下ケース1bとから構成され
、これらは前述のようにポリプロピレン系重合体と、酸
処理されたオレフイン系重合体と、エポキシ樹脂によつ
て表面処理された繊維物質の混合組成物で射出成形され
ている。
ジケース1と、その中に回転自在に収納された磁気デイ
スク2と、カートリツジケース1に摺動可能に支持され
たシヤツタ3とから主に構成されている。カートリツジ
ケース1は上ケース1aと下ケース1bとから構成され
、これらは前述のようにポリプロピレン系重合体と、酸
処理されたオレフイン系重合体と、エポキシ樹脂によつ
て表面処理された繊維物質の混合組成物で射出成形され
ている。
【0038】下ケース1bのほぼ中央には回転駆動軸挿
入用の開口4が形成され、それの近くに長方形のヘツド
挿入口5が設けられ、上ケース1aにも同様にヘツド挿
入口5が設けられている。上ケース1aならびに下ケー
ス1bの前面付近には、図1に示すように、前記シヤツ
タ3の摺動範囲を規制するために若干低くなつた凹部6
がそれぞれ形成され、この凹部6の中間位置に前記磁気
ヘツド挿入口5が開設されている。
入用の開口4が形成され、それの近くに長方形のヘツド
挿入口5が設けられ、上ケース1aにも同様にヘツド挿
入口5が設けられている。上ケース1aならびに下ケー
ス1bの前面付近には、図1に示すように、前記シヤツ
タ3の摺動範囲を規制するために若干低くなつた凹部6
がそれぞれ形成され、この凹部6の中間位置に前記磁気
ヘツド挿入口5が開設されている。
【0039】図3に示すように、上ケース1aの内面で
かつ磁気ヘツド挿入口5の左右両側には、座ぐり状の凹
部7,7がそれぞれ形成されている。この凹部7の縦幅
W1は磁気ヘツド挿入口5の長手方向の幅(縦幅)W2
とほぼ等しく、凹部7の横幅W3は磁気ヘツド挿入口5
の長手方向と直交する方向の幅(横幅)W4の0.3倍
以上、好ましくは0.5倍ないし1.5倍の範囲に規制
されている。
かつ磁気ヘツド挿入口5の左右両側には、座ぐり状の凹
部7,7がそれぞれ形成されている。この凹部7の縦幅
W1は磁気ヘツド挿入口5の長手方向の幅(縦幅)W2
とほぼ等しく、凹部7の横幅W3は磁気ヘツド挿入口5
の長手方向と直交する方向の幅(横幅)W4の0.3倍
以上、好ましくは0.5倍ないし1.5倍の範囲に規制
されている。
【0040】上ケース1aにおける磁気ヘツド挿入口5
のデイスク回転方向上流側には、多数本の直線上に延び
た突起8が設けられ、そのうち両側2本はその内側の突
起8よりも若干高くなつている。
のデイスク回転方向上流側には、多数本の直線上に延び
た突起8が設けられ、そのうち両側2本はその内側の突
起8よりも若干高くなつている。
【0041】上ケース1aの内面には磁気デイスク2の
収納位置を規制する弧状の規制リブ9が突設され、それ
の一部は前記凹部7の端部を通り、規制リブ9が凹部7
周辺の補強体としても役立つている。
収納位置を規制する弧状の規制リブ9が突設され、それ
の一部は前記凹部7の端部を通り、規制リブ9が凹部7
周辺の補強体としても役立つている。
【0042】この規制リブ9の内側には、ほぼC字形の
クリーニングシート10が挿入される。クリーニングシ
ート10の磁気ヘツド挿入口5と対応する位置に設けら
れた開口11の横幅W5は、磁気ヘツド挿入口5の横幅
W4よりも若干大きく設計されている。クリーニングシ
ート10を上ケース1aの内面に載置することにより、
前記凹部7ならびに突起8も覆われ、クリーニングシー
ト10の周辺部が上ケース1aに超音波溶着される。前
述のように上ケース1aの凹部7は十分な広さを有して
いるから、第4図に示す如くクリーニングシート10に
おける開口11の端縁が凹部7内において超音波溶着1
2することができる。
クリーニングシート10が挿入される。クリーニングシ
ート10の磁気ヘツド挿入口5と対応する位置に設けら
れた開口11の横幅W5は、磁気ヘツド挿入口5の横幅
W4よりも若干大きく設計されている。クリーニングシ
ート10を上ケース1aの内面に載置することにより、
前記凹部7ならびに突起8も覆われ、クリーニングシー
ト10の周辺部が上ケース1aに超音波溶着される。前
述のように上ケース1aの凹部7は十分な広さを有して
いるから、第4図に示す如くクリーニングシート10に
おける開口11の端縁が凹部7内において超音波溶着1
2することができる。
【0043】図3ならびに図5に示すように、下ケース
1bの内面でかつ上ケース1aの突起8とほぼ対向する
位置に突条の支え部13と、張り付き防止用凸条14が
設けられている。図3ならびに図5に示すように、プラ
スチツクシートを折り曲げて形成した弾性片15の基部
16が下ケース1bの内面でかつ支え部13の近傍に接
着あるいは熱融着などの適宜な手段で固着される。弾性
片15の自由端17は、支え部13に支えられてそれの
傾斜状態が保持される。
1bの内面でかつ上ケース1aの突起8とほぼ対向する
位置に突条の支え部13と、張り付き防止用凸条14が
設けられている。図3ならびに図5に示すように、プラ
スチツクシートを折り曲げて形成した弾性片15の基部
16が下ケース1bの内面でかつ支え部13の近傍に接
着あるいは熱融着などの適宜な手段で固着される。弾性
片15の自由端17は、支え部13に支えられてそれの
傾斜状態が保持される。
【0044】下ケース1bの内面にも規制リブ9が突設
され、それの内側にクリーニングシート10が配置され
る。このクリーニングシート10の磁気ヘツド挿入口5
と対応する位置に設けられた開口11の横幅W5は、磁
気ヘツド挿入口5の横幅W4よりも若干大きく設計され
ている。第3図に示すようにクリーニングシート10を
下ケース1bの内側に載置することにより、前記弾性片
15が覆われ、クリーニングシート10の周辺部が下ケ
ース1bに超音波溶着12されるが、弾性片15の付近
は超音波溶着12が省略されている。
され、それの内側にクリーニングシート10が配置され
る。このクリーニングシート10の磁気ヘツド挿入口5
と対応する位置に設けられた開口11の横幅W5は、磁
気ヘツド挿入口5の横幅W4よりも若干大きく設計され
ている。第3図に示すようにクリーニングシート10を
下ケース1bの内側に載置することにより、前記弾性片
15が覆われ、クリーニングシート10の周辺部が下ケ
ース1bに超音波溶着12されるが、弾性片15の付近
は超音波溶着12が省略されている。
【0045】上ケース1aと下ケース1bとを組み合わ
せて磁気デイスクカートリツジを組み立てた場合、図5
に示すように弾性片15によつて下ケース1bからクリ
ーニングシート10が部分的に持上げられるとともに、
上ケース1aに設けられた突起8によつてその持上げが
若干押し下げられて、磁気デイスク2が上、下のクリー
ニングシート10、10によつて弾性的に狭持される。 そして磁気デイスク2の回転にともない、クリーニング
シート10によりデイスク表面が清掃される。
せて磁気デイスクカートリツジを組み立てた場合、図5
に示すように弾性片15によつて下ケース1bからクリ
ーニングシート10が部分的に持上げられるとともに、
上ケース1aに設けられた突起8によつてその持上げが
若干押し下げられて、磁気デイスク2が上、下のクリー
ニングシート10、10によつて弾性的に狭持される。 そして磁気デイスク2の回転にともない、クリーニング
シート10によりデイスク表面が清掃される。
【0046】図4は磁気デイスクカートリツジの使用状
態を示す図であり、図中の18は磁気ヘツドである。前
記クリーニングシート10は、図6に示すように3層構
造になつている。すなわち、磁気デイスク2と対向する
デイスク側不繊布層19と、カートリツジケース1と対
向するケース側不繊布層20と、そのデイスク側不繊布
層19とケース側不繊布層20とを連結するための中間
不繊布層21を備えている。
態を示す図であり、図中の18は磁気ヘツドである。前
記クリーニングシート10は、図6に示すように3層構
造になつている。すなわち、磁気デイスク2と対向する
デイスク側不繊布層19と、カートリツジケース1と対
向するケース側不繊布層20と、そのデイスク側不繊布
層19とケース側不繊布層20とを連結するための中間
不繊布層21を備えている。
【0047】前記デイスク側不繊布層19ならびにケー
ス側不繊布層20は、ともにレイヨン繊維単独で構成さ
れており、表、裏の区別がないようにできている。レイ
ヨン繊維としては、ビスコースレイヨン、銅アンモニア
レイヨンならびにアセテートレイヨンなどが用いられる
。レイヨン繊維(ステーブル)の引張強さは約2.5〜
3.1g/D、伸び率は約16〜22%、伸長弾性率(
3%伸長時)は約55〜80%、比重は約1.50〜1
.52である。
ス側不繊布層20は、ともにレイヨン繊維単独で構成さ
れており、表、裏の区別がないようにできている。レイ
ヨン繊維としては、ビスコースレイヨン、銅アンモニア
レイヨンならびにアセテートレイヨンなどが用いられる
。レイヨン繊維(ステーブル)の引張強さは約2.5〜
3.1g/D、伸び率は約16〜22%、伸長弾性率(
3%伸長時)は約55〜80%、比重は約1.50〜1
.52である。
【0048】前記中間不繊布層21はレイヨン繊維とポ
リアミド繊維の混合繊維層から構成されている。レイヨ
ン繊維とポリアミド繊維の混合比率(レイヨン/ポリア
ミド)は約1/9〜9/1の範囲において適宜に選択さ
れ、特に3/7〜7/3の範囲が好適である。
リアミド繊維の混合繊維層から構成されている。レイヨ
ン繊維とポリアミド繊維の混合比率(レイヨン/ポリア
ミド)は約1/9〜9/1の範囲において適宜に選択さ
れ、特に3/7〜7/3の範囲が好適である。
【0049】ポリアミド繊維は、アジピン酸とヘキサメ
チレンジアミンとの重縮合物を原料モノマーとした繊維
である。ポリアミド繊維の引張強さは約4.5〜7.5
、伸び率は約25〜60%、伸長弾性率(3%伸長時)
は約95〜100%、比重は約1.14である。
チレンジアミンとの重縮合物を原料モノマーとした繊維
である。ポリアミド繊維の引張強さは約4.5〜7.5
、伸び率は約25〜60%、伸長弾性率(3%伸長時)
は約95〜100%、比重は約1.14である。
【0050】クリーニングシート10はレイヨン繊維単
独で構成することもできるが、本実施例のように前記デ
イスク側不繊布層19とケース側不繊布層20との間に
熱可塑性繊維を含む不繊布からなる中間不繊布層21を
設けることにより、カートリツジケース1と良好に熱融
着することができる。
独で構成することもできるが、本実施例のように前記デ
イスク側不繊布層19とケース側不繊布層20との間に
熱可塑性繊維を含む不繊布からなる中間不繊布層21を
設けることにより、カートリツジケース1と良好に熱融
着することができる。
【0051】前記中間不繊布層21は、前述のようにレ
イヨン繊維とポリアミド繊維の混合物の他に、例えばポ
リエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、アクリル樹脂な
ど各種の熱可塑性繊維が好適に使用し得る。特に前述の
ようにデイスク側不繊布層19とケース側不繊布層20
にレイヨン繊維を用いていることから、これら両層19
,20とのなじみを考慮して、中間不繊布層21をレイ
ヨン繊維を含有した混合繊維層で構成すると良い。
イヨン繊維とポリアミド繊維の混合物の他に、例えばポ
リエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、アクリル樹脂な
ど各種の熱可塑性繊維が好適に使用し得る。特に前述の
ようにデイスク側不繊布層19とケース側不繊布層20
にレイヨン繊維を用いていることから、これら両層19
,20とのなじみを考慮して、中間不繊布層21をレイ
ヨン繊維を含有した混合繊維層で構成すると良い。
【0052】このクリーニングシート10の目付量は、
特には限定されるものではないが約20〜50g/m2
が適当である。なおここでいう目付量とは、50×5
0cmの試料5枚の重量をそれぞれ測定し、それらの平
均値をとつた値である。クリーニングシート10の厚さ
は、150〜300μmが適当である。実施例に係るク
リーニングシート10の具体的な物性を示せば次の通り
である。
特には限定されるものではないが約20〜50g/m2
が適当である。なおここでいう目付量とは、50×5
0cmの試料5枚の重量をそれぞれ測定し、それらの平
均値をとつた値である。クリーニングシート10の厚さ
は、150〜300μmが適当である。実施例に係るク
リーニングシート10の具体的な物性を示せば次の通り
である。
【0053】
【0054】前述のようにクリーニングシート10を3
層構造にしたが、実際にこのクリーニングシート10を
用いて磁気デイスクカートリツジを組み立てると、磁気
デイスク2と摺接する繊維の全部がレイヨン繊維でない
場合があり、中間不繊布層21中の熱可塑性繊維(ポリ
アミド繊維)の極く一部分が繊維どうしの絡み合いによ
つてクリーニングシート10の表面側に出て磁気デイス
ク2と接触することがある。しかし、そのような場合に
おいても熱可塑性繊維が磁気デイスク2と摺接する割合
は約10%以下であり、実質的には磁気デイスク2と接
触する繊維のほぼ100%がレイヨン繊維である。
層構造にしたが、実際にこのクリーニングシート10を
用いて磁気デイスクカートリツジを組み立てると、磁気
デイスク2と摺接する繊維の全部がレイヨン繊維でない
場合があり、中間不繊布層21中の熱可塑性繊維(ポリ
アミド繊維)の極く一部分が繊維どうしの絡み合いによ
つてクリーニングシート10の表面側に出て磁気デイス
ク2と接触することがある。しかし、そのような場合に
おいても熱可塑性繊維が磁気デイスク2と摺接する割合
は約10%以下であり、実質的には磁気デイスク2と接
触する繊維のほぼ100%がレイヨン繊維である。
【0055】この実施例では3層構造のクリーニングシ
ートの場合について説明したが、この他、例えばレイヨ
ン繊維単独からなる不繊布、レイヨン繊維と他の繊維(
例えばポリエチレンテレフタレート繊維、アクリル繊維
、ポリプロピレン繊維、ポリアミド繊維など)との混抄
紙などを用いることもできる。
ートの場合について説明したが、この他、例えばレイヨ
ン繊維単独からなる不繊布、レイヨン繊維と他の繊維(
例えばポリエチレンテレフタレート繊維、アクリル繊維
、ポリプロピレン繊維、ポリアミド繊維など)との混抄
紙などを用いることもできる。
【0056】図7は、本発明の他の実施例に係る光デイ
スクカートリツジの平面図である。同図に示すように光
デイスクカートリツジは、カートリツジケース31と、
そのカートリツジケース31内に回転可能に収納された
光デイスク32と、カートリツジケース31のほぼ中央
部に形成されたヘツドアクセス口33を開閉する金属製
のシヤツター34と、カートリツジケース31の内面に
超音波溶着によつて貼着されたクリーニングシート(図
示せず)とから主に構成されている。なお、図中の35
はハブ、36はシヤツター押えプレート、37,38は
誤消去防止用のプロテクターである。
スクカートリツジの平面図である。同図に示すように光
デイスクカートリツジは、カートリツジケース31と、
そのカートリツジケース31内に回転可能に収納された
光デイスク32と、カートリツジケース31のほぼ中央
部に形成されたヘツドアクセス口33を開閉する金属製
のシヤツター34と、カートリツジケース31の内面に
超音波溶着によつて貼着されたクリーニングシート(図
示せず)とから主に構成されている。なお、図中の35
はハブ、36はシヤツター押えプレート、37,38は
誤消去防止用のプロテクターである。
【0057】前記カートリツジケース31は、前述した
磁気デイスクカートリツジの場合と同様に、ポリプロピ
レン系重合体と、酸処理されたオレフイン系重合体と、
エポキシ樹脂によつて表面処理された繊維物質とを適量
混合したもので成形されている。
磁気デイスクカートリツジの場合と同様に、ポリプロピ
レン系重合体と、酸処理されたオレフイン系重合体と、
エポキシ樹脂によつて表面処理された繊維物質とを適量
混合したもので成形されている。
【0058】前記光デイスク32は、エアサンドイツチ
型のものでも、密着貼合せ型のものでもよい。また、両
面記録が可能なものでも、片面記録が可能なものでもよ
い。
型のものでも、密着貼合せ型のものでもよい。また、両
面記録が可能なものでも、片面記録が可能なものでもよ
い。
【0059】クリーニングシートは前記磁気デイスクカ
ートリツジの場合と同様にレイヨン繊維を含んだ不繊布
から構成され、所定の溶着パターンをもつてカートリツ
ジケースの内面に溶着されている。なお、前記磁気デイ
スクカートリツジの場合に説明したように、デイスクの
全面と対向するような広い円形のものでなくても、光デ
イスク32の径方向に延びた長方形のもので、光デイス
ク32の回転によつてそれの記録領域がクリーニングさ
れるようになつていればよい。
ートリツジの場合と同様にレイヨン繊維を含んだ不繊布
から構成され、所定の溶着パターンをもつてカートリツ
ジケースの内面に溶着されている。なお、前記磁気デイ
スクカートリツジの場合に説明したように、デイスクの
全面と対向するような広い円形のものでなくても、光デ
イスク32の径方向に延びた長方形のもので、光デイス
ク32の回転によつてそれの記録領域がクリーニングさ
れるようになつていればよい。
【0060】
【発明の効果】本発明は前述したように、耐熱性ならび
に耐衝撃性などの機械的性質に優れ、成形時に樹脂の流
れ性が良く、安価なポリプロピレン系重合体を用い、し
かもそのポリプロピレン系重合体が有している溶着性が
悪いという問題点を、繊維物質を添加、分散せしめるこ
とにより有効に解消することができる。
に耐衝撃性などの機械的性質に優れ、成形時に樹脂の流
れ性が良く、安価なポリプロピレン系重合体を用い、し
かもそのポリプロピレン系重合体が有している溶着性が
悪いという問題点を、繊維物質を添加、分散せしめるこ
とにより有効に解消することができる。
【0061】そのためにカートリツジケースに対するク
リーニングシートの保持が確実となり、ポリプロピレン
系重合体で成形したカートリツジケースの場合に問題と
なつていた、クリーニングシートの剥離、あるいはクリ
ーニングシートを構成している繊維の脱落が有効に解消
される。
リーニングシートの保持が確実となり、ポリプロピレン
系重合体で成形したカートリツジケースの場合に問題と
なつていた、クリーニングシートの剥離、あるいはクリ
ーニングシートを構成している繊維の脱落が有効に解消
される。
【0062】実施例で述べたようにレイヨン繊維などの
非熱可塑性繊維は、クリーニングシートを溶着する際に
、軟化した状態にあるカートリツジケースの内面側に個
々の繊維が軟化、溶融しないまま繊維の状態で埋め込ま
れるから、カートリツジケースとクリーニングシートと
の係合力が非常に高い。
非熱可塑性繊維は、クリーニングシートを溶着する際に
、軟化した状態にあるカートリツジケースの内面側に個
々の繊維が軟化、溶融しないまま繊維の状態で埋め込ま
れるから、カートリツジケースとクリーニングシートと
の係合力が非常に高い。
【0063】このような理由から実施例では、少なくと
もカートリツジケースと溶着する表面層が非熱可塑性繊
維で構成されたクリーニングシートを使用している。そ
して前述のような構成のカートリツジケースを使用する
ことにより、カートリツジケース側の方の溶着性が改善
されるから、前記クリーニングシートを使用した特徴が
十分に発揮される。
もカートリツジケースと溶着する表面層が非熱可塑性繊
維で構成されたクリーニングシートを使用している。そ
して前述のような構成のカートリツジケースを使用する
ことにより、カートリツジケース側の方の溶着性が改善
されるから、前記クリーニングシートを使用した特徴が
十分に発揮される。
【0064】また前記実施例のように酸処理されたオレ
フイン系重合体を適量混合することにより、無機質フイ
ラーの分散性ならびにフイラーとポリプロピレン系重合
体との接着性を高め、カートリツジケースの耐衝撃性な
らびに高温下での耐老化性を改善することができる。
フイン系重合体を適量混合することにより、無機質フイ
ラーの分散性ならびにフイラーとポリプロピレン系重合
体との接着性を高め、カートリツジケースの耐衝撃性な
らびに高温下での耐老化性を改善することができる。
【0065】さらに前記実施例のように表面処理された
繊維物質を用いることにより、繊維物質の分散性ならび
にポリプロピレン系重合体との接着性がさらに改善され
、他のポリプロピレン系重合体高含率フイラーに比較し
て、高剛性で、成形金型内での流動性が良く、しかも耐
熱性をさらに高めることができる。
繊維物質を用いることにより、繊維物質の分散性ならび
にポリプロピレン系重合体との接着性がさらに改善され
、他のポリプロピレン系重合体高含率フイラーに比較し
て、高剛性で、成形金型内での流動性が良く、しかも耐
熱性をさらに高めることができる。
【図1】実施例に係磁気デイスクカートリツジの分解斜
視図、
視図、
【図2】上ケースにクリーニングシートを貼着した状態
を示す底面図、
を示す底面図、
【図3】下ケースにクリーニングシートを貼着した状態
を示す平面図、
を示す平面図、
【図4】この磁気デイスクカートリツジの使用状態を示
す磁気ヘツド挿入口付近の拡大断面図、
す磁気ヘツド挿入口付近の拡大断面図、
【図5】この磁
気デイスクカートリツジの弾性片付近の拡大断面図、
気デイスクカートリツジの弾性片付近の拡大断面図、
【図6】クリーニングシートの拡大断面図、
【図7】他
の実施例に係る光デイスクカートリツジの平面図である
。
の実施例に係る光デイスクカートリツジの平面図である
。
1 カートリツジケース、
1a 上ケース、
1b 下ケース、
2 磁気デイスク
10 クリーニングシート、
12 超音波溶着、
19 デイスク側不繊布、
20 ケース側不繊布、
21 中間不繊布、
31 カートリツジケース、
32 光デイスク。
Claims (6)
- 【請求項1】 カートリツジケースと、そのカートリ
ツジケース内に回転可能に収納された記録デイスクと、
前記カートリツジケースの内面に支持されたクリーニン
グシートとを備えたデイスクカートリツジにおいて、前
記カートリツジケースが、ポリプロピレン系重合体を主
成分とするポリプロピレン系重合体組成物と、それに対
して所定含有、分散した繊維物質とを有していることを
特徴とするデイスクカートリツジ。 - 【請求項2】 請求項1記載において、前記ポリプロ
ピレン系重合体が、プロピレンを主体とするエチレンと
プロピレンとの共重合体であることを特徴とするデイス
クカートリツジ。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2記載において
、前記ポリプロピレン系重合体組成物が、酸処理された
オレフイン系重合体を含有していることを特徴とするデ
イスクカートリツジ。 - 【請求項4】 請求項3記載において、前記オレフイ
ン系重合体が、ポリエチレン単独重合体、ポリプロピレ
ン単独重合体、エチレンとプロピレンとの共重合体なら
びにエチレンとプロピレンと他のα−オレフインとの共
重合体のグループから選択された重合体であることを特
徴とするデイスクカートリツジ。 - 【請求項5】 請求項3記載において、前記酸が、不
飽和カルボン酸またはその酸無水物であることを特徴と
するデイスクカートリツジ。 - 【請求項6】 請求項3記載において、前記オレフイ
ン系重合体の配合割合が、ポリプロピレン系重合体10
0重量部に対して2〜40重量部の範囲に規制されてい
ることを特徴とするデイスクカートリツジ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13218191A JPH04335281A (ja) | 1991-05-09 | 1991-05-09 | デイスクカートリツジ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13218191A JPH04335281A (ja) | 1991-05-09 | 1991-05-09 | デイスクカートリツジ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04335281A true JPH04335281A (ja) | 1992-11-24 |
Family
ID=15075280
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13218191A Pending JPH04335281A (ja) | 1991-05-09 | 1991-05-09 | デイスクカートリツジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04335281A (ja) |
-
1991
- 1991-05-09 JP JP13218191A patent/JPH04335281A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000530 |