JPH04336455A - 高強度リードフレーム材 - Google Patents
高強度リードフレーム材Info
- Publication number
- JPH04336455A JPH04336455A JP3137239A JP13723991A JPH04336455A JP H04336455 A JPH04336455 A JP H04336455A JP 3137239 A JP3137239 A JP 3137239A JP 13723991 A JP13723991 A JP 13723991A JP H04336455 A JPH04336455 A JP H04336455A
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- JP
- Japan
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- lead frame
- strength
- frame material
- alloy
- work hardening
- Prior art date
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- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はIC(集積回路)などの
リードフレームとして用いられるリードフレーム材の改
良に関するものである。
リードフレームとして用いられるリードフレーム材の改
良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ICなどのリードフレーム材は、一般に
熱膨張係数の小さいFe−Ni合金、例えばFe−42
Ni合金などのインバーが用いられているが、ICの小
型化、高集積化などに伴い、リードフレーム材の板厚を
薄くしたりリードフレーム材を打ち抜いたリードの幅を
狭くしたりすることが望まれている。例えば、リードフ
レーム材の板厚については、従来0.25mmであった
ものを0.1〜0.15mm程度まで薄くするのである
。
熱膨張係数の小さいFe−Ni合金、例えばFe−42
Ni合金などのインバーが用いられているが、ICの小
型化、高集積化などに伴い、リードフレーム材の板厚を
薄くしたりリードフレーム材を打ち抜いたリードの幅を
狭くしたりすることが望まれている。例えば、リードフ
レーム材の板厚については、従来0.25mmであった
ものを0.1〜0.15mm程度まで薄くするのである
。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにリードフレーム材を薄くしたりリードの幅を狭くし
たりすると十分な強度が得られなくなるという問題があ
った。なお、従来から冷間圧延などにより加工硬化させ
て高強度化することが行われているが、例えばビッカー
ス硬さで250以上、引張強さで90(kgf/mm2
)以上を実現しようとすると、圧延率を著しく大きく
する必要があり、異方性が生じてその後の打抜き加工や
曲げ加工などに支障を来すのである。
うにリードフレーム材を薄くしたりリードの幅を狭くし
たりすると十分な強度が得られなくなるという問題があ
った。なお、従来から冷間圧延などにより加工硬化させ
て高強度化することが行われているが、例えばビッカー
ス硬さで250以上、引張強さで90(kgf/mm2
)以上を実現しようとすると、圧延率を著しく大きく
する必要があり、異方性が生じてその後の打抜き加工や
曲げ加工などに支障を来すのである。
【0004】本発明は以上の事情を背景として為された
もので、その目的とするところは、加工硬化のための圧
延率等をそれ程大きくすることなく実用上十分な強度が
得られるようにすることにある。
もので、その目的とするところは、加工硬化のための圧
延率等をそれ程大きくすることなく実用上十分な強度が
得られるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、熱膨張係数が小さいFe−Ni合金を
加工硬化させて高強度化するリードフレーム材において
、前記Fe−Ni合金にNb,Zr,Mo,Taのうち
少なくとも一つを固溶強化元素として添加したことを特
徴とする。
めに、本発明は、熱膨張係数が小さいFe−Ni合金を
加工硬化させて高強度化するリードフレーム材において
、前記Fe−Ni合金にNb,Zr,Mo,Taのうち
少なくとも一つを固溶強化元素として添加したことを特
徴とする。
【0006】
【作用および発明の効果】すなわち、Fe−Ni合金に
Nb,Zr,Mo,またはTaを添加すると、それ等の
元素の固溶強化によって硬さや引張強さなどが向上し、
加工硬化のための圧延率等をそれ程大きくすることなく
リードフレーム材として実用上十分な強度が得られるよ
うになるのであり、これにより、リードフレーム材の板
厚を薄くしたりリードの幅を狭くしたりして高密度化を
図ることが可能となる。また、加工硬化のための圧延率
等をそれ程大きくする必要がないことから、異方性など
による加工性の低下を招く恐れがなく、リードフレーム
として用いる際の打抜き加工や曲げ加工が良好に行われ
る利点がある。
Nb,Zr,Mo,またはTaを添加すると、それ等の
元素の固溶強化によって硬さや引張強さなどが向上し、
加工硬化のための圧延率等をそれ程大きくすることなく
リードフレーム材として実用上十分な強度が得られるよ
うになるのであり、これにより、リードフレーム材の板
厚を薄くしたりリードの幅を狭くしたりして高密度化を
図ることが可能となる。また、加工硬化のための圧延率
等をそれ程大きくする必要がないことから、異方性など
による加工性の低下を招く恐れがなく、リードフレーム
として用いる際の打抜き加工や曲げ加工が良好に行われ
る利点がある。
【0007】ここで、上記Fe−Ni合金としては、従
来から多用されているFe−42Ni合金やFe−36
Ni合金など、Niを40wt%前後含むものが好適に
用いられる。また、Nb,Zr,Mo,およびTaの添
加量は、Fe−Ni合金の種類によっても異なるが、N
bおよびZrについては1.5(wt%)程度以上、M
oおよびTaについては2.0(wt%)程度以上が望
ましく、加工硬化のための圧延率40%程度でビッカー
ス硬さ250以上、引張強さ90(kgf/mm2 )
以上を実現できる。なお、これ等の固溶強化元素を複数
種類添加することも可能で、その場合には各元素の添加
量は上記数値より少なくて良く、例えばNbおよびZr
を添加する場合にはその合計が1.5(wt%)程度以
上、MoおよびTaを添加する場合にはその合計が2.
0(wt%)程度以上であれば良い。
来から多用されているFe−42Ni合金やFe−36
Ni合金など、Niを40wt%前後含むものが好適に
用いられる。また、Nb,Zr,Mo,およびTaの添
加量は、Fe−Ni合金の種類によっても異なるが、N
bおよびZrについては1.5(wt%)程度以上、M
oおよびTaについては2.0(wt%)程度以上が望
ましく、加工硬化のための圧延率40%程度でビッカー
ス硬さ250以上、引張強さ90(kgf/mm2 )
以上を実現できる。なお、これ等の固溶強化元素を複数
種類添加することも可能で、その場合には各元素の添加
量は上記数値より少なくて良く、例えばNbおよびZr
を添加する場合にはその合計が1.5(wt%)程度以
上、MoおよびTaを添加する場合にはその合計が2.
0(wt%)程度以上であれば良い。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
【0009】図1〜図3は、Fe−42NiにNb,Z
r,Mo,Taをそれぞれ1.0(wt%),2.0(
wt%) ,3.0(wt%)添加して試作したリード
フレーム材のビッカース硬さ,引張強さ,0.2%耐力
を示す図である。かかるリードフレーム材は、図4に従
って製造され、先ず、上記所定の組成となるように用意
した原料を溶解してインゴットを作り、これを1000
〜1200℃程度で熱間圧延して厚さ3〜5mm程度の
板材とする。その後、冷間圧延および真空焼鈍を3回繰
り返して板厚を0.25mmまで薄くした。真空焼鈍は
、冷間圧延によって発生した異方性や内部応力の除去等
を目的として行うもので、1000℃に2分間保持して
徐冷した。そして、最後に圧延前の板厚をT1 、圧延
後の板厚をT2 とした場合の圧延率{(T1 −T2
)/T1 }×100が40%の冷間圧延を施して加
工硬化させるとともに、目的とする板厚0.15mmの
リードフレーム材を得た。
r,Mo,Taをそれぞれ1.0(wt%),2.0(
wt%) ,3.0(wt%)添加して試作したリード
フレーム材のビッカース硬さ,引張強さ,0.2%耐力
を示す図である。かかるリードフレーム材は、図4に従
って製造され、先ず、上記所定の組成となるように用意
した原料を溶解してインゴットを作り、これを1000
〜1200℃程度で熱間圧延して厚さ3〜5mm程度の
板材とする。その後、冷間圧延および真空焼鈍を3回繰
り返して板厚を0.25mmまで薄くした。真空焼鈍は
、冷間圧延によって発生した異方性や内部応力の除去等
を目的として行うもので、1000℃に2分間保持して
徐冷した。そして、最後に圧延前の板厚をT1 、圧延
後の板厚をT2 とした場合の圧延率{(T1 −T2
)/T1 }×100が40%の冷間圧延を施して加
工硬化させるとともに、目的とする板厚0.15mmの
リードフレーム材を得た。
【0010】図1〜図3において、「×」印は上記添加
元素を含まないFe−42Niから上記と同様にしてリ
ードフレーム材を製造した場合の値であり、Nb,Zr
,Mo,またはTaを添加して製造したリードフレーム
材は、それ等の元素による固溶強化によってビッカース
硬さ,引張強さ,0.2%耐力の何れについてもFe−
42Niに比べて高い値が得られることが判る。特に、
NbおよびZrについては1.5(wt%)程度以上、
MoおよびTaについては2.0(wt%)程度以上添
加すれば、ビッカース硬さは約250以上になるととも
に引張強さは約90(kgf/mm2 )以上となり、
板厚0.15mmでもリードフレーム材として実用上十
分な強度が得られる。
元素を含まないFe−42Niから上記と同様にしてリ
ードフレーム材を製造した場合の値であり、Nb,Zr
,Mo,またはTaを添加して製造したリードフレーム
材は、それ等の元素による固溶強化によってビッカース
硬さ,引張強さ,0.2%耐力の何れについてもFe−
42Niに比べて高い値が得られることが判る。特に、
NbおよびZrについては1.5(wt%)程度以上、
MoおよびTaについては2.0(wt%)程度以上添
加すれば、ビッカース硬さは約250以上になるととも
に引張強さは約90(kgf/mm2 )以上となり、
板厚0.15mmでもリードフレーム材として実用上十
分な強度が得られる。
【0011】また、加工硬化のための圧延率は40%で
それ程大きくないため、異方性などによる加工性の低下
を招く恐れがなく、リードフレームとして用いる際の打
抜き加工や曲げ加工が良好に行われる。
それ程大きくないため、異方性などによる加工性の低下
を招く恐れがなく、リードフレームとして用いる際の打
抜き加工や曲げ加工が良好に行われる。
【0012】なお、上例では固溶強化元素としてNb,
Zr,Mo,Taをそれぞれ1.0(wt%),2.0
(wt%) ,3.0(wt%)添加した場合について
説明したが、これ等の添加量を適宜変更できることは勿
論である。但し、Fe−42Niの基本特性を損なわな
いように、それ等の添加量は約5(wt%)以下に止め
ることが望ましい。
Zr,Mo,Taをそれぞれ1.0(wt%),2.0
(wt%) ,3.0(wt%)添加した場合について
説明したが、これ等の添加量を適宜変更できることは勿
論である。但し、Fe−42Niの基本特性を損なわな
いように、それ等の添加量は約5(wt%)以下に止め
ることが望ましい。
【0013】また、上例では加工硬化のための圧延率が
40%であったが、異方性等による加工性の低下を招か
ない範囲で圧延率を変更することは差支えない。最終的
なリードフレーム材の板厚も0.15mmに限定される
ものではない。
40%であったが、異方性等による加工性の低下を招か
ない範囲で圧延率を変更することは差支えない。最終的
なリードフレーム材の板厚も0.15mmに限定される
ものではない。
【0014】また、上記固溶強化元素に加えて析出硬化
型の元素等を添加することによりリードフレーム材を更
に高強度化することもできる。
型の元素等を添加することによりリードフレーム材を更
に高強度化することもできる。
【0015】その他一々例示はしないが、本発明は当業
者の知識に基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実
施することができる。
者の知識に基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実
施することができる。
【図1】本発明に係る複数種類のリードフレーム材のビ
ッカース硬さを示す図である。
ッカース硬さを示す図である。
【図2】本発明に係る複数種類のリードフレーム材の引
張強さを示す図である。
張強さを示す図である。
【図3】本発明に係る複数種類のリードフレーム材の0
.2%耐力を示す図である。
.2%耐力を示す図である。
【図4】図1乃至図3のリードフレーム材の製造手順を
示す図である。
示す図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 熱膨張係数が小さいFe−Ni合金を
加工硬化させて高強度化するリードフレーム材において
、前記Fe−Ni合金にNb,Zr,Mo,Taのうち
少なくとも一つを固溶強化元素として添加したことを特
徴とする高強度リードフレーム材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3137239A JP2907240B2 (ja) | 1991-05-13 | 1991-05-13 | 高強度リードフレーム材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3137239A JP2907240B2 (ja) | 1991-05-13 | 1991-05-13 | 高強度リードフレーム材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04336455A true JPH04336455A (ja) | 1992-11-24 |
| JP2907240B2 JP2907240B2 (ja) | 1999-06-21 |
Family
ID=15194029
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3137239A Expired - Lifetime JP2907240B2 (ja) | 1991-05-13 | 1991-05-13 | 高強度リードフレーム材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2907240B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022087003A (ja) * | 2020-11-30 | 2022-06-09 | 株式会社デンソー | スパークプラグ |
-
1991
- 1991-05-13 JP JP3137239A patent/JP2907240B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022087003A (ja) * | 2020-11-30 | 2022-06-09 | 株式会社デンソー | スパークプラグ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2907240B2 (ja) | 1999-06-21 |
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