JPH04336796A - 耐熱性スピーカ用振動板 - Google Patents

耐熱性スピーカ用振動板

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JPH04336796A
JPH04336796A JP13722791A JP13722791A JPH04336796A JP H04336796 A JPH04336796 A JP H04336796A JP 13722791 A JP13722791 A JP 13722791A JP 13722791 A JP13722791 A JP 13722791A JP H04336796 A JPH04336796 A JP H04336796A
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fibers
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスピーカの如き電気音響
変換器に用いられる耐熱性スピーカ用振動板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来に於いては、一般の紙市場での耐熱
紙と言えばアスベスト(石綿)紙が代表的なものであっ
たが、最近、発ガン性物質の疑いが強いことから、産業
界からの新規採用は殆どないと言われている。近年に至
り、ガラス繊維紙、炭素繊維紙が耐熱紙として上市され
ているが、繊維状結合材には殆どの場合、有機材料(ポ
リビニールアルコール)が使用されてる。その添加量も
、加熱減量(400℃+2時間)から予測すると10%
以上になる。また、その繊維紙強度は低く、引張強度で
0.5Kg/mm2 以下であり、これ以上の強度を持
つ製品は少ない。有機系物質を使用してない製品もある
が、強度はそれ自身の重量を支える程度のものである。
【0003】一方スピーカ用振動板にあって耐熱紙と言
われるものは、木材パルプに耐熱性繊維(ケブラー繊維
、ガラス繊維等)を数%添加して使用されているものも
あるが、振動板紙としての強度維持を考えると、その添
加率は5〜10%程度が限界である。これ以上の添加は
紙の強度を著しく低下させる為に実現されてない。この
様な状況から実用的な耐熱紙とは言えないものであった
。セルロース繊維より耐熱性の優れている高弾性繊維類
が、90%以上を占める繊維紙振動板は難しい存在であ
る。
【0004】無機、有機を問わず高弾性(弾性率で汎用
繊維以上)繊維類で紙状マトリックスとした場合、セル
ロース繊維より成る紙と比較すると、 1.  高弾性繊維は、その表面の化学構造は非極性で
不活性であり、芳香族ポリアミド繊維に僅かに極性の弱
いアミド基(−NHCO−)、イミド基(−N=(CO
−)2 )が存在するのみで、繊維間に水素結合を形成
して、繊維間結合強度を著しく向上させることができる
強い極性基、即ち、水酸基(−OH )は存在しない。 それ故、多くの繊維はその繊維表面は疎水性で、これら
の現象により吸水、吸湿性が少なく絶縁性が良い原因に
もなっている。 2.紙状マトリックスの強度にとって大切な繊維間接触
面積は、これら繊維類の弾性率が高く、繊維は剛直であ
り、結晶性が高い為に叩解作用も受けず、フィブリル化
しない等のことから少ない。また、セルロース繊維のよ
うに水中で膨潤して可塑化し、繊維間相互の接触面積の
拡大に伴う強度上昇効果(Campbellキャンベル
効果) は期待できない。 3.これら高弾性繊維類の大部分は繊維強度を高める為
に、繊維径を細くしているが、それでも比表面積は木材
パルプ(比表面積1.0m2/g )に比較して少なく
、繊維径、密度にもよるが約0.25m2 /g程度で
あり、繊維自体による繊維間接触面積の増大による力学
的強度の向上もない。 4.当然、繊維間相互の摩擦抵抗は少なく、強度は勿論
のこと内部損失の向上も望めない。 5.無機繊維は比表面積も小さく、繊維密度も高いので
、スラリー中での沈降速度は大きく、繊維表面が疎水性
である為、均一分散性も良くないので、均質な紙も得ら
れ難い。
【0005】6.この様に高弾性繊維は疎水性で、剛直
であり、キャンベル効果もないので、紙状繊維マトリッ
クスの含水率は低く、嵩高く密度も小さく、繊維間に水
による表面張力が働かずウエッブ(Web =繊維と水
の複合体)強度も弱い。この為、抄造中の抄造網からウ
エッブを転写或いは剥ぎ取ることもできない。高弾性繊
維はセルロース繊維に比較して水による膨潤、可塑化も
なく、剛直で、水の表面張力も働かずキャンベル効果も
期待できず、ウエッブ形成性(コンソリデエィションC
onsolidation 性)に乏しい。即ち、水と
の関わりが少ないので、セルロース繊維紙のような強度
は得難い。しかし、高弾性繊維の繊維強度は強く、高弾
性率であり、耐水性、耐湿度性、耐熱性、難燃性等の優
れた特性はセルロース繊維の性質を遙かに上回るので、
製紙上の利用技術を確立すればこれらの繊維の諸特性を
備えた有用な繊維紙振動板が期待できる。
【0006】以上の様に、高弾性無機繊維、高弾性有機
繊維等を使用し、実用的に耐える強い成紙とし、更に適
度な内部損失を持つ振動板を得る条件は、繊維自身の物
理的特性と成紙となす製紙技術の工夫、或いは後処理方
法( 二次処理) の確立が必要である。一方、耐熱性
、難燃性、または耐水性、耐湿性等を有する成紙とする
には、繊維自身の化学的条件、成紙後の処理方法等を研
究する必要がある。
【0007】しかし、これらの技術をもって成紙として
も、その強度面を考えると、木材パルプに匹敵する実用
化紙とすることは非常に難しく、当然にスピーカ用振動
板としては不可欠の繊維相互間の摩擦抵抗を利用する内
部損失の発揚も望めない。実用に耐える成紙強度とする
には、繊維状結合材或いは接着剤の添加を考えないと実
用上の振動板製造は不可能である。
【0008】紙状マトリックスの力学的強度は、物理的
には繊維素材の強度、繊維形態( 繊維長、断面形状、
繊維径)、繊維の表面状態等と、成紙の密度を高める方
法に関わり、強い紙の作用と効果は次の通りである。     作        用           
               効        果
a.繊維形態は、 1.繊維強度が強いこと:          強く脆
くない、タフネスな繊維2.繊維長が長いこと:   
         繊維切断面の減少3.繊維径が細い
こと:            比表面積の拡大による
繊維間接触面積の増大4.断面形状はリボン状であるこ
と:繊維間接触面積の増大、高密度化b.繊維の表面状
態は、 5.表面に極性基があること:      強い極性基
(−0H)が存在することにより繊維        
                        間
に水素結合が成立し乾燥強度が向上すると      
                         
 ともに、水の強い表面張力の働きでウエッブ    
                         
   強度も向上6.接着性繊維、接着剤の使用:  
   繊維間接着強度の向上7.繊維状結合材、結合剤
との接着性: 繊維間の絡み合いの増大により強度の向
上8.吸水により可塑化できる:       繊維相
互の接触面積( キャンベル効果) の増      
                         
 大による強度の向上
【0009】 c.成紙の密度は、 9.短い繊維で繊維間を詰めて密度を上げる: 短い繊
維( ミルド、フィブリル状繊           
                     維) や
微細な物質と長い繊維との組合せで繊        
                        維
間充填率を上げ、ウエッブ強度と乾燥強度      
                         
 の向上10. 比表面積の多い物質で繊維間を覆う:
 繊維間接触面積を増加させ、ウェッブ       
                         
強度と乾燥強度の向上成紙の耐熱性、難燃性、耐水性、
耐湿性等の諸性質は繊維自身の化学的性質に関わり、作
用と効果は次の通りである。 11. 分子構造の主鎖の結合エネルギーが高いこと:
高い分解温度を要するので耐            
                      熱性が
良好12. 分子中に窒素、燐、ハロゲン、金属元素を
有する:難燃性、耐熱性13. 結晶性が高い    
          :耐水性、耐湿性の向上14. 
表面極性が不活性(非極性):耐水性、耐湿性の向上1
5. 径が太い、成紙の密度を上げる:空気との接触面
積の減少による難燃化上記の条件を満たさなければ実用
的強度を持ち、前記諸性質を有する振動板はできない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、木材パルプは
上記条件のうち大半の条件は優れているが、繊維強度が
高弾性率繊維と比較して劣る。従って、高弾性繊維紙の
最大の問題は「如何にして成紙の密度を高めるか」の製
紙技術に関わる。
【0011】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、高弾性繊維を用い
て、優れた難燃性或いは耐水性、耐湿度性、高強度、高
弾性率及び高内部損失を備えた、耐熱性スピーカ用振動
板を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の耐熱性スピーカ用振動板は、高弾性無機繊維
及び高弾性有機繊維の短繊維類或いは無機粉末類等に、
繊維状結合材として比表面積が大きい超叩解木材パルプ
を添加して成紙とし、更に、耐熱性の優れた珪酸塩化合
物、有機金属高分子化合物、無機化合物、芳香族ポリア
ミド,イミド系化合物等を含浸した、優れた耐熱性、難
燃性或いは耐水性、耐湿度性と高強度、高弾性率及び高
内部損失を備えたことに特徴を有している。
【0013】
【作用】高弾性繊維のような結合力の少ない繊維で強い
紙を製造する条件は、強く、長く、細い繊維を用い、繊
維間をミルド繊維、フィブリル化繊維、微粉末で充填し
て、大きい比表面積を持つ繊維状物質や他の物質等で覆
い、高い密度を持つことが条件となる。本発明は高弾性
繊維の短繊維類(カット繊維、ミルド繊維、フィブリル
化繊維)の組合せで繊維間充填率を上げ、成紙の密度の
上昇を計り、木材パルプを超叩解し、大きい比表面積を
持つ超叩解木材パルプ(10.0m2/g以上)を繊維
状結合材として0.5〜30部添加して、繊維間結合強
度を上げ成紙とする。更に、これに接着性能を有する耐
熱性のある珪酸塩類、有機金属高分子化合物、有機ポリ
アミド,イミド化合物或いは無機化合物等の溶液を含浸
して、繊維間を覆い、高強度、高弾性率等の物性を発揚
させ、耐熱性、難燃性、耐水性、耐湿度性等の諸性質を
向上させた振動板とすることである。内部紛失は比表面
積の大きい超叩解木パルプを使用するので、繊維相互の
摩擦抵抗が向上し、高い内部損失を得ることができる。 また、超叩解木材パルプは比表面積が大きいことから分
散性が良く、凝集力も強いので、密度が高い無機繊維の
分散性には優れており、沈降速度を減らし均一なスラリ
ーとすることができる。
【0014】
【実施例】これら高弾性繊維類の状態及び種類、含浸剤
等本発明に使用した材料について記す。カット繊維は、
長繊維の繊維束(糸)を集束剤で固め、回転刃で切断し
、長さを1〜72mmにしたもので、製紙用に適するの
は1〜7mmが多い。これ以上の長さのものは不織布に
使用される。紙の強度、弾性率の向上に寄与し、有機、
無機を問わず殆どすべての繊維が使用される。下記に各
繊維の弾性率と耐熱温度を記す、何れも製造会社カタロ
グ値である。   高弾性無機繊維 (弾性率Ton/mm2/耐熱温
度℃) a.ガラス繊維(7.5/650)  繊維径
 9.6ミクロン: 日本板硝子、日東紡績b.カーボ
ン繊維(24−70/1000−1200) 繊維径7
ミクロン:東邦レイヨン、             
                         
            東レ、三菱化成c.アルミナ
繊維(15−40/1200−1600)      
    :Dupont、三井金属鉱山、      
      (Al2O3:80 %以上)     
            住友化学d.セラミックス繊
維(16−25/1200−1600)       
:イビデン、新日鉄、            (Si
O2/Al2O3 =4.0−0.1)       
     イソライトe.シリコーンカーバイトSiC
 繊維(18−20/1200):日本カーボン「ニカ
ロン」f.ボロンタングステン B/W繊維(40/1
600)    :New chemical  an
d metal   炭化珪素炭素 SiC/C繊維(
43/1600)          Japan g
.チタンシリカ繊維(20/1300)       
       :宇部興産  「チラノ」h.窒化珪素
繊維(25/1200)              
    :東燃「窒化珪素繊維」i.セメント繊維(−
/1300)                   
:日本セメント「CMF」j.珪酸カルシウム繊維(−
/1300) CaSiO3       :小野田セ
メントk.チタン酸カリウムウィスカー繊維(28/1
350):大塚製薬「ティスモ」l.金属繊維(19/
1450)                    
  :日本精線「ナスロン」
【0015】   高弾性有機繊維 a.芳香族ポリアミド繊維             
 パラ系:Dupont東レKevlar「ケブラ  
      (6.3−15.5/500)     
                 ー」、住友化学「
トワロン」        (0.8−1.8/375
)               メタ系:帝人「コー
ネックス」、                   
                         
Dupont東レ「ノーメックス」         
                         
          ユニチカ「アピエール」b.芳香
族ポリエーテルアミド繊維(7.1/500)  :帝
人「テクノーラ」c.液晶性全芳香族ポリエステル繊維
(7.6/400):クラレ「ベクトラン」  及びポ
リエチレンテレフタレート共重合繊維d.ポリベンツイ
ミダゾール(PBI)繊維        :帝人「P
BI」繊維  (0.6/560)  e.芳香族ポリエーテルイミド繊維(0.45/400
)  :帝人「PEI」f.芳香族ポリアミドイミド繊
維              :ローヌプーラン「ケ
ルメル」  (0.8−1.3/380)  g.ポリエーテルエーテル繊維(0.5−1.5/35
0)   :帝人「PEEK繊維」、        
                         
             三井東圧化学「タルパ」h
.ポリフェニレンサルフォン繊維          
  :クレハ、帝人  (0.5−1.0/280)  i.フェノール繊維(0.3−/300)      
          :日本カイノール「カイノール」
j.ポリパラフェニレンベンツビスチアゾール  :U
SA Air Force   (PBT) 繊維  
(25−28/600) k.超高分子量アクリル繊維
(2.0/140)        :旭化成「カシミ
ロン」、                     
                       三菱
レイヨンl.ポリエーテルサルフォン繊維 m.ポリオキシメチレン繊維(4.0/190)   
      :旭化成「テナック」
【0016】ミルド
繊維は、繊維長1〜7mmでカットされたカット繊維で
紙状マトリックスとすると、その成紙は密度が低くなり
、繊維間接触面積は下がり、強度は低下する。この密度
低下を防止し、繊維間接触面積を増大させる為に、カッ
ト繊維の隙間を充填する目的で短いミルド繊維や、下記
に記すフィブリル化繊維が使用される。主に高弾性繊維
の端材を粉砕機で0.5〜0.7mmに粉砕した繊維で
、繊維径も数ミクロンまで粉砕でき、比表面積は0.5
〜4m2/gに達する。一般には汎用樹脂の強化用繊維
として使用され、紙には抄紙網より剥離する時のウエッ
ブ強度保持剤に使用でき、成紙の密度を上げ強度を増加
させる働きをする。有機繊維より無機繊維が多く利用さ
れ、無機繊維紙の密度向上に使用する。
【0017】 炭素繊維                  :製紙
用  樹脂混入用  炭素繊維製造各社ガラス繊維  
              :製紙用  樹脂混入用
  各社芳香族ポリアミド繊維      :製紙用 
 樹脂混入用  ケブラーパルプDupont    
                         
                   東レKevl
ar芳香族ポリエーテル繊維    :製紙用  樹脂
混入用  テクノーラパルプ  帝人アルミナ、セラミ
ックス繊維:樹脂混入用          各社全芳
香族ポリエステル繊維  :製紙用         
     ベクトランパルプ  クラレ
【0018】フ
ィブリル化繊維は前記ミルド繊維と同様に繊維間の充填
材的働きをして、成紙の密度を上げることができるが、
ミルド繊維より比表面積が遙かに大きいので繊維間結合
の強度を向上させることもでき、ウエッブ強度、乾燥強
度の向上にも大きく寄与する。木材パルプは通常の叩解
法によって数m2 /gまで比表面積を増大させること
ができるが、高弾性繊維は一般的な叩解ではフィブリル
化せず、その比表面積を拡大することはできない。別な
機械的方法を使用して比表面積を増加させるか或いは、
また別の繊維を使用してフィブリル化させ、これを利用
するしかない。それには有機合成繊維やセルロース系繊
維を特殊な方法でサブミクロンまでフィブリル化させ、
比表面積を増加させる方法と、初めから比表面積の大き
い物を用いる方法がある。
【0019】フィブリル化繊維(フィブリット繊維)の
製造法の一つは繊維素材を有機溶剤に溶解し、これを攪
拌中の非溶剤中にジェット噴射させて、分散してフィブ
リル化させる。これにより繊維長は3〜5mmで、繊維
径はサブミクロンまでになり、比表面積は1〜10m2
 /g程度となる。このフィブリル化繊維をフィブリッ
ト繊維と称す。現在は、この方法は有機合成繊維のみが
可能であり、合繊繊維紙の密度を上昇させるには多大の
効果がある。非溶剤の種類を選択することにより比表面
積を数m2 /g〜数10m2/gまで大きくさせるこ
とも可能と言われている。この方法が可能なのは現在、
メタ系芳香族ポリアミド繊維だけである。
【0020】 帝人    :「コーネッスク  パルプ」ユニチカ:
「アピエール  パルプ IAW  IBT 」Dup
ont  :「Fibrit 102 103」
【00
21】超叩解木材パルプは、木材パルプを超フィブリル
化させる方法もあり、これはウエッブ状の木材パルプを
直径の相違するピストンとシリンダーの間隙(スリット
)に、高圧を掛けて押し込み、互いに逆回転させ、これ
を数回繰り返すことにより、繊維軸に沿ってサブミクロ
ンまで超叩解し、フィブリル化させる方法である。得ら
れた超叩解木材パルプの比表面積は10.0m2 /g
以上に達し、200m2 /gまでの超叩解が可能であ
る。比表面積が大きい繊維形状を維持した結合剤で、結
合性のない無機、有機繊維紙の紙力向上に効果的であり
、繊維間接触面積の著しい増加により繊維間摩擦抵抗が
大きくなり、内部損失が急増する。上記の木材パルプ以
外に合成繊維類や加工繊維を超叩解することにより、こ
れの繊維紙の強度等を向上させる繊維状結合材にするこ
とが可能である。
【0022】a.全芳香族ポリエステル繊維の超叩解液
晶性で熱可塑性の全芳香族ポリエステル繊維ベクトラン
(クラレ)を3mmにカットし、ややウエッブ状にして
、木材パルプと同じ方法で超叩解すると、比表面積の大
きい超叩解ベクトラン繊維が得られる。この超叩解繊維
を超叩解木材パルプと炭素繊維等の無機繊維類とで混抄
し、抄紙後、ベクトラン繊維の融点付近で熱プレスする
と、炭素繊維(無機繊維)間とが熱接着し、液晶繊維の
持つ高い内部損失を有し、高強度、高弾性で、耐熱性、
難燃性の優れた炭素繊維(無機繊維)紙を得ることがで
きる。 b.芳香族ポリアミド繊維の超叩解 芳香族ポリアミドの短繊維である、ケブラー(パラ系D
upont東レ)、コーネックス(メタ系帝人)、アピ
エール(メタ系ユニチカ)等を木材パルプと同じ方法で
超叩解することができ、比表面積の大きい超叩解芳香族
アミド繊維が得られる。この超叩解繊維を超叩解木材パ
ルプと一緒に短繊維類と混抄すると、強度があり、しか
も耐熱性、難燃性を備えた芳香族アミド繊維紙ができる
。 c.キトサンの超叩解 キトサンも上記木材パルプと同様な方法で、超叩解がで
きる。キトサン繊維との混抄により強度のあるバイオペ
ーパーが可能である。 d.リン酸化木材パルプの超叩解 木材パルプの水酸基、メチロール基をポリリン酸塩類、
リン酸等でリン酸エステル化すると、極めて優れた難燃
性パルプが得られる。このリン酸化パルプを前記の木材
パルプと同様な方法で超叩解でき、比表面積の大きい難
燃性の超叩解リン酸化パルプが得られる。この超叩解リ
ン酸化パルプと超叩解木材パルプを有機高弾性繊維、高
弾性無機繊維等の短繊維類、或いは通常の木材パルプと
混抄すると、高強度、高弾性率を有し、しかも耐熱性、
難燃性の良好な繊維紙ができる。
【0023】抄紙時のウエッブ強度は含水率によって決
まるが、高弾性繊維はセルロース繊維紙に比較して含水
率は低く、繊維間に水の表面張力が働かずウエッブ強度
は弱い。コーン抄造工程はバッチ式で移し替え工程があ
り、ある程度のウエッブ強度が必要である。その強度を
上げるウエッブ強度向上剤としても、前記の超叩解木材
パルプは有用であるが、特に耐熱性の無機繊維紙は古く
から微細な針状結晶であるセピオライト(海泡石)が使
用されている。セピオライトに10%の過酸化水素を添
加して、3%スラリーとする。これを回転速度3000
rpmの離解機で30分攪拌して、完全に分離する。こ
のスラリーを繊維サスペンションに10%添加すると抄
紙時のウエッブ紙の強度は著しく向上し、抄紙網より容
易に剥ぎ取ることができる。このようにできた、比表面
積の大きいパルプは繊維状結合材となり、結合性能の低
い高弾性繊維素材の結合剤になりうる。100%セピオ
ライト紙も耐熱紙として市販されている。
【0024】無機粉末は、紙の密度をあげる効果が最も
あり、形状により紙の物性も異なり、アスベクト比の大
きいもの程、強度、弾性率は高くなる。特にマイカはこ
れらの物性に大きな効果がある。セピオライトは単独で
も紙状になるが、比表面積が大きいのでウエッブの強度
の向上に適している。   粒  状        タルク  タンカル  
            強度  繊維状      
  アスベスト                  
  強度  燐片状        マイカ  ガラス
フレーク  黒鉛  曲げ弾性、内部損失  針  状
        セピオライト           
       ウエッブ強度
【0025】珪酸塩化合物
、有機金属高分子、無機化合物、芳香族ポリアミド,イ
ミド化合物等の含浸剤、本発明で使用検討した物質につ
いて説明する。高弾性繊維の短繊維類と、繊維状結合材
としての超叩解木材パルプだけの構成では、高い耐熱性
は期待できないのは当然であり、この超叩解木材パルプ
を包む様に珪酸塩類、有機金属化合物を含浸することに
より高強度、高弾性率を出し、更に耐熱性、難燃性を具
備させる。
【0026】珪酸塩化合物としては、珪酸ソーダ、珪酸
カリウムが知られているが、珪酸リチウムLi2SiO
3 n H20(Li20/SiO2=7.2 −7.
8) は前記2者と相違し、乾燥後は再び水溶性とはな
らないし、吸水性もなく、耐水性、耐湿度性も有り、耐
熱性は1000℃まで重量減少はない。
【0027】有機金属化合物は主金属に珪素が入り、こ
れにチタン、ボロン(ホウ素)の元素が結合された構造
をとる化合物が多い。高温になると有機的物質はなくな
り、金属成分が多く成りセラミッスク化(金属酸化物)
される。       化合物名          主鎖構造 
           耐熱性  a.有機金属高分子
化合物 ■ポリシラン            −Si−Si−
     450℃以上  シリコーンワニス各社■ポ
リカルボシラン      −Si−C−      
1000℃以上  日本カーボン「ニカロコー    
                         
       ト」■アルコキッシド化合物類 M(O
R)n M=Ti、Si、Zr、Zn  R =−Cn
H2n+1   Si−(OC2H5)4 等のRのC
の少ない物は空気中で加水分解して、非晶質のSiO2
となり、耐熱性は400℃以上になる。       
   日本合成ゴム、触媒化成、日本曹達b.有機含ホ
ウ素、珪素化合物   ボロシロキサン         −B−O−Si
−O− 800 ℃以上  昭和電線電覧「ボロシロキ
                         
           サン」c.有機含チタン  珪
素化合物   ポリチタノカルボシラン −Ti−Si−O−C−
1200℃以上  宇部興産            
                        「
チラノコート」d.有機含窒素  珪素化合物   ポリシラザン            −N=Si
    1200℃以上  東燃「ポリシラザン」e.
有機含アルミ  珪素化合物   ポリアルミノキサン      −Al−O−  
  1000℃以上  住友化学f.オルガノゾル  
アルミナゾルAl2O3   650 ℃  以上  
各社                    シリカ
ゾルSiO2  1200℃以上  各社g.有機ホス
ファゼン      −N=P(OR)2− 400℃
以上  出光石油化学大日精化 珪素塩以外の無機化合物としては、アルミナゾル、シリ
カゾル等も使用される。
【0028】プレス乾燥後の振動板を芳香族ポリアミド
、イミド系化合物の樹脂を含浸し、ポリアミック酸型を
する化合物は高温で硬化を行う。代表的な製造会社と品
名を記す。 a.芳香族ポリアミド化合物            
ユニチカ「アピエール」b.芳香族ポリイミド化合物 
           東レ「トレニーズ」、Dupo
nt「バイル」                  
                  三菱ガス化学「
BTレジン」c.芳香族ポリアミドイミド化合物   
   日立化成「HI−400」、住友電工「スミ  
                         
         サーム」アムコ「アムコAI−10
 」d.芳香族ポリエステルイミド化合物    住友
電工「スミサームF−555」大日精化       
                         
    「テレベック」e.芳香族ポリヒダトイン化合
物        住友バイエル「レジサ−ムPH−1
0 」f.芳香族ベンゾイミダゾール化合物 g.芳香族ポリベンゾチアゾール化合物h.芳香族ポリ
ピロメリット酸イミド化合物i.ポリパランバン酸  
                東燃「ソルラック」
【0029】本発明は上記の様に結合性能がないが、耐
熱性、難燃性に優れた高弾性繊維類(カット繊維、ミル
ド繊維、フィブリル化繊維)を紙状マトリックスとし実
用ならしめるために、上記したような機械的に超叩解さ
れた比表面積(10.0 m2/g以上)の大きい超叩
解木材パルプを繊維状結合材として0.5〜30%添加
することにより、その強度、弾性率が高くし、通常の叩
解機では得られない大きい比表面積で、繊維素相互間の
摩擦抵抗を著しく向上させ、内部損失を大きくし、更に
珪酸塩類、有機金属高分子化合物、無機化合物、有機ポ
リアミド、イミド化合物等の溶液で含浸し、耐熱性、難
燃性のある振動板を製造するものである。
【0030】各種試験評価法の説明 1.引張強度、引張弾性率 応力歪曲線(SS−Curve)より算出する。 2.内部損失 捻れ自由減哀型粘弾性測定器( レスカ製) より測定
し、算出する。 3.耐熱性 400℃+2時間の加熱減量率を測定する。 4.難燃性 JIS  D  1201「自動車室内用有機資材の難
燃性試験法」に沿った。詳細については実施例を挙げて
説明し、繊維紙( 振動板) 物性と耐熱性、難燃性に
ついては別表に記す。
【0031】実施例で共通する事項は、製紙用薬剤と含
浸剤である。 1.製紙用薬剤 抄造中のPHは中性とし、中性紙の製造と同じ薬剤を使
用することを原則としたが、ガラス繊維を使用する時は
、より強度の向上を考えて酸性抄紙と同じ薬剤を使用し
た。繊維のスラリー中での「浮き」を防止する為に、繊
維表面と水との濡れを良好にする目的で、ノニオン系、
アニオン系の界面活性剤を添加し、更に、繊維マトリッ
クス中の気泡を除去する為に、シリコーン系の消泡剤を
使用した。これにより均一性のある紙を得ることができ
た。微細な物質を紙状マトリックス中に充填する為に、
高分子凝集剤ポリアクリル酸ナトリウムを添加している
。マイカ粉末、チタン酸カリウムウイスカー繊維、セメ
ント繊維、珪酸カルシウム繊維等の場合には使用してい
る。
【0032】2.含浸剤 より良い耐熱性、難燃性を振動板に与える為に、珪酸塩
類、有機金属高分子化合物、無機化合物、有機ポリアミ
ド,イミド化合物等の溶液で含浸するのであるが、上記
の様に非常に種類も多いので、今回の各実施例では主に
下記の処理剤を使用し、略称で記した。     化  合  物  名           
       略称    処理条件  製造会社a.
リチウム珪酸塩                  
  Li−Si   10%溶液  試薬一級品b.有
機金属高分子ポリボロシロキサン  B−Si    
10%溶液  昭和電線電覧、           
                         
                  「ボロシロキサ
ン」c.同上        ポリチタンシロキサン 
 Ti−Si   10%溶液  宇部興産     
                         
                        「
チラノコート」d.同上          ポリカル
ボシラン    Si−C    10%溶液  日本
カーボン                     
                         
        「ニカロコート」e.金属アルコキシ
ド化合物   エチル化シリケートSi− (OC2H5)4  
 (SiO2)   10%溶液  日本合成ゴム  
ブチル化チタネートTi− (OC4H9)4   (
TiO2)   10%溶液  三菱江戸川化学f.芳
香族ポリアミド樹脂アピエール  アピエール10%溶
液  ユニチカg.芳香族ポリミイド樹脂BTレジン 
     BTレジン10%溶液  三菱ガス化学
【0
033】上記のリチウム珪酸塩、金属アルコキシド、芳
香族ポリアミド,イミド化合物等は、その溶液で含浸後
は溶剤を揮発させるだけで化合物の持つ耐熱性を十分に
発揮させることができるが、ポリボロシロキサン、ポリ
チタンシロキサン、ポリカルボシラン、ポリシラザン等
の有機金属高分子化合物は含浸後溶剤を揮発させるだけ
では化合物の持つ耐熱性を十分に発揮させたとは言えな
い。有機金属化合物は低温では有機的な性質を持つが、
400℃以上の高温で処理されるとセラミックス化され
無機的性質に変わる。このセラミックス化時に、添加さ
れている繊維状結合材である超叩解木材パルプは焼失し
て、替わりに繊維間に強固なセラミックスが形成されて
繊維紙の強度は向上する。これにより耐熱性も向上し、
繊維紙はセラミック化される。その化合物の種類によっ
て処理法は次のようになる。
【0034】ポリカルボシランの場合、日本カーボン「
ニカロコート」 ポリカルボシランの結晶をトルエン、キシレン等の有機
溶剤に30〜40%の割合で溶解させ、これにセラミッ
クス繊維紙、炭素繊維紙等の下記実施例1〜7に示す無
機繊維紙を含浸させ、常温で約1時間乾燥して有機溶剤
の大部分を揮発させて、繊維紙に50%以上含有させる
。次に250℃で30分間仮焼成し、その後徐々に60
0℃まで焼成するとシリコーンカーバイトSiCを形成
してセラミックス化され、高温時の繊維間結合強度を著
しく向上させ、繊維紙に耐熱性を与える。
【0035】ポリシラザンの場合、東燃「ポリシラザン
」 前記同様トルエン、キシレン等の有機溶剤にポリシラザ
ンを30〜40%の濃度で溶解させ、この溶液に下記実
施例1〜7に示す無機繊維紙を含浸し、同じく常温にて
溶剤を揮発乾燥させて、繊維紙に50%以上含有させる
。これを250℃で30分間仮焼成後、700〜800
℃で焼成すると95%の収率で窒化シロキサンSiON
(シリコンオキシナイトライド)を形成してセラミック
ス化される。これにより高温時の繊維間結合強度は著し
く向上され繊維紙に耐熱性を与える。
【0036】ポリチタンシロキサンの場合、宇部興産「
チラノコート」 トルエン、キシレン等の有機溶剤に30〜40%溶解し
たポリチタンシロキサンに下記実施例1〜7に示す無機
繊維紙を含浸し、常温にて溶剤を揮発させ、繊維紙に5
0%以上含有させて250℃で30分間仮焼成し、その
後700℃前後で本焼成すると96%の収率でチタンシ
ロキサンTiOSiを形成してセラミックス化される。 これにより高温時の繊維間結合強度は向上し繊維紙に耐
熱性を与える。
【0037】ポリボロシロキサンの場合、昭和電線電覧
「ボロシロキサン」 同様に下記実施例1〜7に示した無機繊維紙をポリボロ
シロキサン30〜40%で含浸し、400℃で30分間
仮焼成し、600〜700℃で本焼成すると98%の収
率でボロンカーバイトBC、ボロンシロキサンSiOB
等を繊維間に形成してセラミックス化される。これによ
り高温時の繊維間結合強度は向上し繊維紙に耐熱性を与
える。450℃の高温連続使用に耐え、600℃でも可
撓性を失わず瞬間的には1000℃にも耐える。
【0038】〔実施例1〕ブローイング方法で製造され
たセラミッスク短繊維(イビデンイビウール、電気化学
アルセン)を、分離機に掛けてショット(粒状物質)を
できる限り除去し、その含有量を15%以下にした短繊
維と、繊維径6ミクロンの極細繊維で、繊維長を3mm
〜5mmにカットしたガラス繊維(E種−Glass日
本板硝子)30〜70部添加する。繊維湿潤剤である界
面活性剤と消泡剤を各100PPMを添加し、繊維状結
合材として超叩解木材パルプを10〜15部加え、3%
スラリーとして十分に離解機(パルパー)で離解し、製
紙用薬剤を加えて、PH4.0とし通常の抄紙機で抄紙
して、プレス乾燥する。これに耐熱性、強度、弾性率の
向上と、或いは難燃性、耐水性の改善の為、珪酸塩化合
物、有機金属化合物等の溶液を含浸し、乾燥した難燃性
、高弾性率を有する耐熱性スピーカ用振動板を得ること
ができる。 a.上記の繊維素材としては次のものが用いられる。     セラミックス短繊維(ブローイング法)ショッ
ト15%以下:70部    ガラス繊維 E−Gla
ss  径6ミクロン  3mmカット品      
:30部    超叩解木材パルプ         
                         
    :10部b.製紙用薬剤としては次のものが用
いられる。     湿潤強度向上剤  エチレン尿素樹脂    
                  :1.50% 
   サイズ          ロジン      
                         
 :0.50%    PH調整        稀硫
酸                        
        :PH4.0c.含浸処理 上記の繊維紙の難燃性、耐熱性、高弾性率を向上させる
為に次の含浸処理を行う。 1.  珪酸リチウム10%溶液の含浸上記によって得
られた繊維紙を珪酸リチウム塩の10%水溶液に十分に
含浸し、60℃で乾燥し、その後形状を矯正する為に1
00℃で1分ほどプレスする。 2.  ポリカルボシラン溶液の含浸 結晶状のポリカルボシランを有機溶剤トルエンに30%
溶解させ、これに上記繊維紙を静かに含浸し、室温にて
乾燥する。有機溶剤の臭気がなくなったら、400℃で
60分間仮の焼成を行う。この状態でも300℃に耐え
られるが、必要あらば更に高温(600℃で2時間)に
してセラミックス化する。 3.  ポリシラザン溶液の含浸 ポリシラザンの30%トルエン溶液に繊維紙を十分に含
浸し、室温にて臭気がなくなるまて乾燥し、次に400
℃で1時間仮の焼成を行う。この状態でも300℃に長
時間耐えられるが、更に高温状態600℃で2時間処理
すると、セラミックス化が進行して1000℃前後まで
耐えられる繊維紙となる。
【0039】〔実施例2〕ブローイング(Blowin
g)法で得たセラミックス短繊維( ショット=非繊維
状粒子、含有率15%以下) に長繊維セラミックス繊
維を3mmにカットした繊維を30〜70部加え、3%
スラリーとし、界面活性剤と消泡剤を各100PPM加
えて湿潤性を良くする。これに繊維状結合材として超叩
解木材パルプを10〜15部添加し、十分に離解し攪拌
して均一なスラリーとする。製紙薬剤を加え、PH4.
0とし、これを通常の抄紙機で抄造し、プレス乾燥して
振動板とする。 更に、珪酸塩化合物、有機金属化合物の溶液で含浸して
、難燃性、高弾性率、高剛性を有する耐熱性スピーカ用
振動板を得ることができる。 a.上記の繊維素材としては次のものが用いられる。     セラミックス短繊維(ブローイング法)ショッ
ト15%以下:70部    セラミックス繊維6μ×
3mmカット品                  
:30部    超叩解木材パルプ         
                         
    :10部b.製紙用薬剤としては次のものが用
いられる。     湿潤強度向上剤  エチレン尿素樹脂    
                  :1.50% 
   サイズ          ロジン      
                         
 :0.50%    PH調整        稀硫
酸                        
        :PH4.0c.含浸処理 上記操作で得られた繊維紙に実施例1と同様な珪酸リチ
ウム塩、ポリカルボシラン、ポリシラザン等の処理を行
い、難燃性、耐熱性、高弾性率化を計る。
【0040】〔実施例3〕セラミックス短繊維前記60
部にガラス繊維3mmカット品25部とチタン酸カリウ
ムウイスカー繊維15部を加え、ウイスカー繊維(大塚
製薬ティスモ)を捕らえる為に高分子凝集剤(ポリアク
リル酸ナトリウム)100PPMとセピオライト10部
を加えてこれに繊維状結合材として超叩解木材パルプ1
0〜15部を添加し、十分に離解、攪拌して、所定量の
製紙用薬剤を加えて、PH4.0とし、これを通常の抄
紙機で抄造し、プレス乾燥して振動板とする。更に、珪
酸塩化合物、有機金属化合物の溶液を含浸して、難燃性
、高弾性率、高剛性を有する耐熱性スピーカ用振動板を
得ることができる。 a.上記の繊維素材としては次のものが用いられる。     セラミックス短繊維            
                        :
60部    ガラス繊維6μ×3mmカット品   
                     :25部
    チタン酸カリウムウイスカー繊維      
                  :15部   
 セピオライト                  
                        :
10部    超叩解木材パルプ          
                         
   :10部b.製紙用薬剤としては次のものが用い
られる。     湿潤強度向上剤  エチレン尿素樹脂    
                  :1.50% 
   サイズ          ロジン      
                         
 :0.50%    高分子凝集剤    ポリアク
リル酸ナトリウム              :10
0PPM    PH調整        稀硫酸  
                         
     :PH4.0c.含浸処理 上記操作で得られた繊維紙に珪酸リチウム塩の処理を行
い、難燃性、耐熱性、高弾性率化を計る。
【0041】〔実施例4〕アクリルニトリル(PAN)
系炭素繊維(東邦レイヨン、ベスファイト)7μ×3m
mにカットし、これにミルド状炭素繊維(日本板硝子ド
ナカーボ)30〜50部加えて3%スラリーとし、界面
活性剤と消泡剤を100PPM添加して湿潤性を良くし
、繊維状結合材として超叩解木材パルプを10〜15部
添加し、十分に離解、攪拌する。これを通常の抄紙機で
抄造し、プレス乾燥して振動板とする。更に、珪酸塩化
合物、有機金属化合物の溶液で含浸して、難燃性、高弾
性率、高剛性を有する耐熱性スピーカ用振動板を得るこ
とができる。 a.上記の繊維素材としては次のものが用いられる。     炭素繊維  3mmカット品        
                      :50
部    ミルド状炭素繊維            
                         
 :50部    超叩解木材パルプ        
                         
     :10部b.製紙用薬剤としては次のものが
用いられる。     浸潤強度向上剤  エポキシポリアミド樹脂 
               :1.50%    
サイズ          ダイマー酸エステル   
                 :0.50%  
  PH                     
                         
    :6.5c.含浸処理 上記操作で得られた繊維紙に実施例1と同様な珪酸リチ
ウム塩、ポリカルボシラン、ポリシラザン等の処理を行
い、難燃性、耐熱性、高弾性率化を計る。
【0042】〔実施例5−1〕PAN系炭素繊維前記7
μ×3mmカット品25部とミルド状炭素繊維、前記0
.5〜0.7mm25部に製紙用マイカ(日本マイカ)
50部を加えて3%スラリーとし、これに湿潤剤として
界面活性剤と消泡剤を各100PPM添加し、高分子凝
集剤ポリアクリル酸ナトリウム100PPMを添加して
マイカ粉末を十分に捕らえるようにした。これに繊維状
結合材である超叩解木材パルプを10〜15部加え、離
解機で十分に離解し、攪拌して均一なスラリーとする。 これに所定量の製紙用薬剤添加し、通常の抄紙機で抄造
し、プレス乾燥して振動板とする。必要あれば更に、珪
酸塩化合物、有機金属高分子化合物、無機化合物の溶液
で含浸し、難燃性、耐水性、耐湿度性等の諸特性を向上
させ、高強度、高弾性率、高内部損失を有する耐熱性ス
ピーカ用振動板を得ることができる。 a.上記の繊維素材としては次のものが用いられる。     炭素繊維7μ×3mmカット品       
                   :25部  
  ミルド状炭素繊維               
                       :2
5部    製紙用マイカ             
                         
    :50部    超叩解木材パルプ     
                         
        :10部b.製紙用薬剤としては次の
ものが用いられる。     湿潤強度向上剤  エポキシポリアミド樹脂 
               :1.50%    
サイズ          ダイマー酸エステル   
                 :0.50%  
  PH                     
                         
    :6.5c.含浸処理 上記操作で得られた繊維紙に実施例1と同様な珪酸リチ
ウム塩、ポリカルボシラン、ポリシラザン等の処理を行
い、難燃性、耐熱性、高弾性率化を計る。
【0043】〔実施例5−2〕PAN系炭素繊維前記7
μ×3mmカット品に製紙用マイカ(日本マイカ)を2
0〜50部添加し、3%スラリーとする。これに湿潤剤
として界面活性剤と消泡剤を各100PPM添加し、繊
維状結合材として超叩解木材パルプを10〜15部加え
、離解機で十分に離解し攪拌する。これに製紙用薬剤を
加え、通常の抄紙機で抄造し、プレス乾燥して振動板と
する。更に、珪酸塩化合物、有機金属高分子化合物等の
溶液で含浸し、高強度、高弾性率、高内部損失を有する
耐熱性スピーカ用振動板を得ることができる。 a.上記の繊維素材としては次のものが用いられる。     炭素繊維7μ×3mmカット品       
                   :70部  
  製紙用  マイカ               
                         
:30部    超叩解木材パルプ         
                         
    :10部b.製紙用薬剤としては次のものが用
いられる。     湿潤強度向上剤  エポキシポリアミド樹脂 
               :1.50%    
サイズ          ダイマー酸エステル   
                 :0.50%  
  PH                     
                         
    :6.5c.含浸処理 上記操作で得られた繊維紙に実施例1と同様な珪酸リチ
ウム塩、ポリカルボシラン、ポリシラザン等の処理を行
い、難燃性、耐熱性、高弾性率化を計る。
【0044】〔実施例6〕セメント繊維(日本セメント
CMF)5〜7mmカット品に高分子凝集剤(アリアク
リル酸ナトリウム)100PPMとセピオライト10部
を加えて、これに繊維状結合材として超叩解木材パルプ
10〜15部を添加し、十分に離解、攪拌して、所定量
の製紙用薬剤を加えて、通常の抄紙機で抄造し、プレス
乾燥して振動板とする。更に、珪酸塩化合物、有機金属
化合物の溶液を含浸して、難燃性、高弾性率、高剛性を
有する耐熱性スピーカ用振動板を得ることができる。 a.上記の繊維素材としては次のものが用いられる。     セメント繊維               
                         
  :100部    セピオライト        
                         
         :10部    超叩解木材パルプ
                         
             :10部b.製紙用薬剤と
しては次のものが用いられる。     湿潤強度向上剤  エポキシポリアミド樹脂 
               :1.50%    
サイズ          ダイマー酸エステル   
                 :0.50%  
  高分子凝集剤    ポリアクリル酸ナトリウム 
             :100PPM    P
H                        
                         
 :6.5c.含浸処理 今回の研究では含浸せず。
【0045】〔実施例7〕珪酸カルシウム繊維(小野田
セメント)に高分子凝集剤(ポリアクリル酸ナトリウム
)100PPMとセピオライト10%部加えて、これに
繊維状結合材として超叩解木材パルプ10〜15部を添
加し、十分に離解、攪拌して、所定量の製紙用薬剤を加
えて、通常の抄紙機で抄造し、プレス乾燥して振動板と
する。更に、珪酸塩化合物、有機金属化合物の溶液を含
浸して、難燃性、高弾性率、高剛性を有する耐熱性スピ
ーカ用振動板を得ることができる。 a.上記の繊維素材としては次のものが用いられる。     珪酸カルシウム              
                         
 :100部    セピオライト         
                         
        :10部    超叩解木材パルプ 
                         
            :10部b.製紙用薬剤とし
ては次のものが用いられる。     湿潤強度向上剤  エポキシポリアミド樹脂 
               :1.50%    
サイズ          ダイマー酸エステル   
                 :0.50%  
  高分子凝集剤    ポリアクリル酸ナトリウム 
             :100PPM    P
H                        
                         
 :6.5c.含浸処理 上記処理で得られた繊維紙に実施例1と同様な珪酸リチ
ウム塩、ポリカルボシラン、ポリシラザン等の処理を行
い、難燃性、耐熱性、高弾性率化を計る。
【0046】〔実施例8−1〕液晶性全芳香族ポリエス
テル繊維ベクトランHT5.0De×3mmカット品(
クラレ)に、PAM系炭素繊維の3mmカット品( 東
邦レーヨン) 50〜100部とミルド状の炭素繊維(
日本板硝子)50〜100部等を加え、湿潤剤として界
面活性剤と、消泡剤を各100PPM加え、3%スラリ
ーとする。これに超叩解木材パルプ10〜15部を投入
し、離解機で十分に離解し攪拌して、製紙用薬剤を添加
し、通常の抄紙機で抄造して、プレス乾燥する。次プレ
ス機で温度300〜350℃、圧力4.0Kg/cm2
 でプレスし、液晶性全芳香族ポリエステル繊維を溶融
して炭素繊維間を接着することにより、高強度、高弾性
、高内部損失を有し、難燃性の耐熱性スピーカ用振動板
とすることができる。必要あれば、珪酸塩化合物、有機
金属高分子化合物等の溶液で含浸して、更に前記諸性質
を向上させることができる。 a.上記の繊維素材としては次のものが用いられる。     ベクトランHT5.0De×3mmカット品 
           :40部    炭素繊維  
7μ×3mmカット品               
       :30部    ミルド状炭素繊維  
                         
         :30部    超叩解木材パルプ
                         
           :10部b.製紙用薬剤として
は次のものが用いられる。     湿潤強度向上剤  エポキシポリアミド樹脂 
             :1.50%    サイ
ズ          ダイマー酸エステル     
             :0.50%    PH
                         
                       :6
.5c.含浸処理 上記の繊維紙をプレス機で温度:350℃、圧力:4K
g/cm2 、時間:5分で熱プレスし、液晶性熱可塑
性全芳香族ポリエステル繊維を溶融して炭素繊維間を接
着することにより繊維間強度を上げる。更にこれにより
、この液晶性繊維の持つ大きな内部抵抗と耐熱性を繊維
紙に与えることができる。
【0047】〔実施例8−2〕炭素繊維の短繊維(東邦
レイヨン、ベスファイト)にミルド状炭素繊維(日本板
硝子ドナカーボ)を加え、これに繊維状結合材として超
叩解液晶性全芳香族ポリエステル繊維(クレラ、ベクト
ランHT101)と超叩解木材パルプを添加し、湿潤剤
として界面活性剤と消泡剤を各100PPM加えて、3
%スラリーとし、離解機で十分に離解し攪拌する。この
スラリーを通常の抄紙機で抄造し、プレス乾燥して振動
板とする。次にプレス温度を300〜350℃とし、圧
力を4Kg/cm2 以上としてプレスする。これによ
って超叩解全芳香族ポリエステル繊維を溶融させ、炭素
繊維間を接着して、繊維間強度を上げ、高強度、高弾性
、高内部損失を有し、しかも難燃性を備える耐熱性スピ
ーカ用振動板とすることができる。なお必要あれば、更
に珪酸塩、有機高分子化合物、無機化合物等の溶液で含
浸して、前記諸性質をさらに向上させることができる。 a.上記の繊維素材としては次のものが用いられる。     炭素繊維  7μ×3mmカット品     
                 :50部    
ミルド状炭素繊維  0.5〜0.7mm      
          :50部    超叩解液晶性全
芳香族ポリエステル繊維              
  :30部    超叩解木材パルプ       
                         
    :10部b.製紙用薬剤としては次のものが用
いられる。     湿潤強度向上剤  エポキシポリアミド樹脂 
             :1.50%    サイ
ズ          ダイマー酸エステル     
             :0.50%    PH
                         
                       :6
.5c.含浸処理 上記の繊維紙をプレス機で温度:350℃、圧力:4K
g/cm2 、時間:5分で熱プレスし、液晶性熱可塑
性全芳香族ポリエステル繊維を溶融して炭素繊維間を接
着することにより繊維間強度を上げる。更にこれにより
、この液晶性繊維の持つ大きな内部抵抗と耐熱性を繊維
紙に与えることができる。
【0048】〔実施例8−3〕炭素繊維(東邦レイヨン
、ベスファイト)と液晶性全芳香族ポリエステル繊維(
クレラ、ベクトランHT)の3mm短繊維に、ミルド状
炭素繊維を加え、これに繊維状結合材として超叩解液晶
性全芳香族ポリエステル繊維(クレラ、ベクトランHT
)と、超叩解木材パルプを添加し、湿潤剤として界面活
性剤及び消泡剤を各100PPM添加して3%スラリー
とする。離解機で十分に離解し箔班して均一なスラリー
とし、これを通常の抄紙機で抄造して振動板とする。 次に、プレス機で温度300〜350℃、圧力4Kg/
cm2 以上としてプレスする。これによって超叩解全
芳香族ポリエステル繊維を溶融させ、炭素繊維間を接着
して、繊維間強度を上げ、高強度、高弾性、高内部損失
を有し、しかも難燃性を備える耐熱性スピーカ用振動板
とすることができる。なお必要あれば、更に珪酸塩、有
機高分子化合物、無機化合物等の溶液で含浸して、前記
諸性質をさらに向上させることができる。 a.上記の繊維素材としては次のものが用いられる。     炭素繊維  7μ×3mmカット品     
                 :25部    
液晶性全芳香族  ポリエステル繊維3mmカット品 
     :50部    ミルド状炭素繊維  0.
5〜0.7mm                :2
5部    超叩解液晶性全芳香族ポリエステル繊維 
               :30部    超叩
解木材パルプ                   
                 :10部b.製紙
用薬剤としては次のものが用いられる。     湿潤強度向上剤  エポキシポリアミド樹脂 
             :1.50%    サイ
ズ          ダイマー酸エステル     
             :0.50%    PH
                         
                       :6
.5c.含浸処理 上記の繊維紙をプレス機で温度:350℃、圧力:4K
g/cm2 、時間:5分で熱プレスし、液晶性熱可塑
性全芳香族ポリエステル繊維を溶融して炭素繊維間を接
着することにより繊維間強度を上げる。更にこれにより
、この液晶性繊維の持つ大きな内部抵抗と耐熱性を繊維
紙に与えることができる。
【0049】〔実施例9〕パラ系芳香族ポリアミド繊維
ケブラー(Dupont東レ)149  1.5De×
3mmカット品に、パラ系芳香族ポリエーテルアミド繊
維  テクノーラ(帝人) のミルド繊維を50〜10
0部添加し、湿潤剤として界面活性剤と、消泡剤を各1
00PPM加え、3%スラリーとする。これに超叩解木
材パルプ10〜15部を投入し、離解機で十分に攪拌し
て離解し、製紙用薬剤を添加し、通常の抄紙機で抄造し
て、プレス乾燥する。更に、珪酸塩化合物、有機金属高
分子化合物等の溶液で含浸して、耐熱性、難燃性、高強
度の耐熱性スピーカ用振動板を得ることができる。 a.上記の繊維素材としては次のものが用いられる。     パラ系芳香族アミド繊維  短繊維     
 ケブラー149  1.5De×3mmカット品  
      :50部    パラ系芳香族エーテルア
ミド繊維  ミルド繊維      テクノーラ   
 パルプ                     
         :50部      超叩解木材パ
ルプ                       
           :10部b.製紙用薬剤として
は次のものが用いられる。     湿潤強度向上剤  エポキシポリアミド樹脂 
             :1.50%    サイ
ズ          ダイマー酸エステル     
             :0.50%    PH
                         
                       :6
.5c.含浸処理 上記繊維紙にビスマレイミソ繊維(三菱ガス化学、BT
レジン)10%、芳香族ポリアミド繊維(ユニチカ、ア
ピエールワニス)10%、珪酸リチウム10%溶液で含
浸し、60℃以下で乾燥して難燃性、耐熱性を与える。
【0050】〔実施例10〕パラ系芳香族ポリアミド繊
維ケブラー149  1.5De×3mmカット品にケ
ブラーのミルド繊維を50〜100部添加し、湿潤剤と
して界面活性剤と、消泡剤を各100PPM加え、3%
スラリーとする。これに超叩解木材パルプ10〜15部
を投入し、離解機で十分に攪拌して離解し、製紙用薬剤
を添加し、通常の抄紙機で抄造して、プレス乾燥する。 更に、珪酸塩化合物、有機金属高分子化合物等の溶液で
含浸して、耐熱性、難燃性、高強度の耐熱性スピーカ用
振動板を得ることができる。 a.上記の繊維素材としては次のものが用いられる。     パラ系芳香族アミド繊維  短繊維     
 ケブラー149  1.5De×3mmカット品  
      :50部    パラ系芳香族ポリアミド
繊維  ミルド繊維      ケブラーパルプ   
                         
        :50部      超叩解木材パル
プ                        
          :10部b.製紙用薬剤としては
次のものが用いられる。     湿潤強度向上剤  エポキシポアミド樹脂  
              :1.50%    サ
イズ          ダイマー酸エステル    
              :0.50%    P
H                        
                        :
6.5c.含浸処理 上記繊維紙にビスマレイミソ繊維(三菱ガス化学、BT
レジン)10%、芳香族ポリアミド繊維(ユニチカ、ア
ピエールワニス)10%、珪酸リチウム10%溶液で含
浸し、60℃以下で乾燥して難燃性、耐熱性を与える。
【0051】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、高弾性無
機繊維及び高弾性有機繊維の短繊維、或いは無機粉末に
繊維状結合材として比表面積が大きい超叩解木材パルプ
を添加して成紙とし、更に耐熱性の優れた珪酸塩化合物
、有機金属化合物、無機化合物、芳香族ポリアミド,イ
ミド系化合物等を含浸したので、優れた難燃性、或いは
耐水性、耐湿度性と高強度、高弾性率及び高内部抵抗を
備えた耐熱性スピーカ用振動板を得ることができる。
【表1】
【表2】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高弾性無機繊維及び高弾性有機繊維の短繊
    維類或いは無機粉末類等に、繊維状結合材として比表面
    積が大きい超叩解木材パルプを添加して成紙とし、更に
    、耐熱性の優れた珪酸塩化合物、有機金属高分子化合物
    、無機化合物、芳香族ポリアミド,イミド系化合物等を
    含浸した、優れた耐熱性、難燃性或いは耐水性、耐湿度
    性と高強度、高弾性率及び高内部損失を備えたことに特
    徴を有する耐熱性スピーカ用振動板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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