JPH04337083A - 複合多層膜およびその形成方法 - Google Patents

複合多層膜およびその形成方法

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JPH04337083A
JPH04337083A JP13339191A JP13339191A JPH04337083A JP H04337083 A JPH04337083 A JP H04337083A JP 13339191 A JP13339191 A JP 13339191A JP 13339191 A JP13339191 A JP 13339191A JP H04337083 A JPH04337083 A JP H04337083A
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JP
Japan
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film
coating
composite multilayer
composite
forming
Prior art date
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Application number
JP13339191A
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English (en)
Inventor
Shinji Ikeda
池田 信二
Hiroshi Tagawa
田川 宏
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Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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  • Chemical Vapour Deposition (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複合多層膜およびその
形成方法であり、特に装飾性に優れ、かつ耐食性、密着
性、耐摩耗性、耐光性等に優れた機能性に富む複合多層
膜およびその形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、真空蒸着、スパッタリング、イオ
ンプレーティング、CVD等の乾式メッキ法により、基
材表面に金属、無機物、有機物等の被膜を形成し、装飾
膜、機能膜として、いろいろな分野に応用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
乾式メッキ法による装飾膜、機能膜においては、装飾膜
としての色調には優れるが、耐食性や耐摩耗性に劣ると
か、機能膜としては良いが、装飾性にかけるとかの、い
まだに改善すべき問題があるのが現状である。
【0004】その中でも特に、銀、銅、アルミニウム、
酸化被膜等の変色の問題や、イオンプレーティングによ
るグレー、茶、黒等の有色膜が耐摩耗性に劣るという問
題は深刻な問題となっている。
【0005】本発明の目的は、上記問題を解決し、装飾
性に優れ、かつ耐食性、密着性、耐摩耗性、耐光性等に
優れた機能性に富む複合多層膜およびその製造方法を提
供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、基材表面に、
周期率表4a、5a、6a族の元素、シリコン、ゲルマ
ニウムの金属、窒化物、炭化物、酸化物、炭窒化物、炭
窒酸化物、および/または鉄、コバルト、ニッケル、ル
テニウム、ロジウム、パラジウム、白金、銅、銀、金、
亜鉛、アルミニウムの金属、合金の群の少なくとも1つ
よりなる第1の被膜と該第1の被膜以外の組成からなる
前記群のなかの少なくとも1つよりなる第2の被膜とが
交互に多層に形成された構造からなることを特徴とする
ものである。
【0007】そして、前記第1の被膜と第2の被膜との
間に、第1の被膜と第2の被膜の組成の混合層をもつ構
造であることが好ましい。
【0008】また、前記第1の被膜が真空蒸着、スパッ
タリング、イオンプレーティング、CVD等の乾式メッ
キ法において、強いプラズマ領域で成膜された周期率表
4a、5a、6a族の元素、酸素、窒素、炭素からなる
グレー色調を呈する被膜であり、前記第1の被膜とは特
性が違った第2の被膜が前記乾式メッキ法において、弱
いプラズマ領域で成膜された周期率表4a、5a、6a
族の元素、酸素、窒素、炭素からなる黒色調を呈する被
膜であってもよい。
【0009】また、前記第1の被膜が銀、銅、アルミニ
ウム、酸化被膜等の変色しやすい組成物であり、第2の
被膜が酸化シリコン、酸化チタン等の透明保護膜とする
こともできる。
【0010】さらに、製造方法としては、2つ以上の蒸
発原をもち、遮蔽板を介してそれぞれ違った2以上の条
件の成膜雰囲気を作ることができる乾式メッキ装置を用
いて、基材を前記違った2以上の条件の成膜雰囲気中を
繰り返し移行することにより、2以上の違った組成の被
膜を交互に多層に形成する方法がある。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述す
る。図1は実施例を示す複合多層膜の要部断面図、図2
は実施例の複合多層膜を形成する乾式メッキ装置の概略
説明図である。
【0012】実施例1  図2のような、2つ以上の蒸
発原6をもち、遮蔽板9を介してそれぞれ違った2以上
の条件の成膜雰囲気8を作ることができる乾式メッキ装
置を用いて、複合多層膜を形成した。
【0013】基材1はステンレス製のドアノブを用い、
洗浄後、乾式メッキ装置の真空槽5内の基材保持治具7
にセットする。基材保持治具7は基材1を自公転させな
がら、遮蔽板9を介してそれぞれ違った2以上の条件の
成膜雰囲気8を繰り返し移行できるものである。
【0014】つぎに、真空槽5内を1×10−5Tor
r以下の真空度に排気し、基材1表面を充分に清浄する
ために、アルゴンガスを導入し、アルゴンプラズマをカ
ソード電位に保たれた基材1に照射し、イオンボンバー
ドを行う。
【0015】その後、遮蔽板9を介してそれぞれ違った
条件の第1の成膜雰囲気8と第2の成膜雰囲気8をつく
りだす。
【0016】第1の成膜雰囲気8としては、真空槽5の
ガス導入口より、窒素とアルゴンの混合ガスを導入し、
真空槽5内の圧力を制御して5×10−3Torrの真
空度にする。この場合の真空槽5内は窒素が50容量%
以上あり、かつ0.1〜5.0容量%の酸素と0.1〜
3.0容量%の二酸化炭素を含む雰囲気とする。
【0017】その後、加速電圧10kV、電流0.3A
の電子ビームで蒸発源6の金属チタンを加熱し、アノー
ド電位である蒸発源6の金属チタンとカソード電位であ
る基材1との間に50Vの直流電圧を加え、プラズマを
発生させる。このプラズマの発生した領域の中心からは
ずれた弱いプラズマ領域の第1の成膜雰囲気8を基材1
が移行できるように、基材保持治具7や電極を調整する
【0018】第2の成膜雰囲気8としては、第1の成膜
雰囲気8と同様に条件を設定し、強いプラズマ領域であ
るプラズマの中心を基材1が移行できるように同様に調
整する。
【0019】それぞれの成膜雰囲気8単独で成膜した場
合は、第1の成膜雰囲気8では黒の色調に、第2の成膜
雰囲気8ではグレーの色調に成膜できる。
【0020】このように、第1の成膜雰囲気8中と第2
の成膜雰囲気8中を基材1が基材保持治具7により、繰
り返し移行することによって、黒の第1の被膜2とグレ
ーの第2の被膜3が交互に多層に形成し、複合多層膜が
得られた。また、第1の成膜雰囲気8中と第2の成膜雰
囲気8中を基材1が移行する時、多少オーバーラップす
る部分があるのでその時点で黒の第1の被膜2とグレー
の第2の被膜3との混合層4が得られる。
【0021】上記方法によって形成した複合多層膜の折
り曲げ試験(JIS  H−0411)とキャス試験(
JIS  H−8617)を行った。試験結果は耐食性
、密着性を充分満足するものであった。また、砂落とし
試験による結果も充分に耐摩耗性を満足するものであっ
た。
【0022】実施例2  実施例1と同様に、ステンテ
ス製の時計外装を基材1とし、第1の成膜雰囲気8はス
パッタリング法を用い、蒸発源6は銀のターゲットで銀
の被膜の第1の被膜2を形成する条件とし、第2の成膜
条件雰囲気8は蒸発源6としてシリコンターゲットを用
い酸化雰囲気で酸化シリコンの透明保護膜の第2の被膜
3を形成する条件とし、第1の成膜雰囲気8中と第2の
成膜雰囲気8中を基材1が基材保持治具7により、繰り
返し移行することによって、美しい銀色の複合多層膜が
得られた。
【0023】この銀色の複合多層膜を耐光試験、人工汗
試験を行った結果、変色はほとんど見られず、時計外装
として充分満足できるものであった。
【0024】実施例3  実施例1と実施例2をさらに
展開させ、蒸発源6が4つあり、それぞれ遮蔽板9で遮
蔽されている乾式メッキ装置を使用して複合多層膜を形
成した。
【0025】第1の成膜雰囲気8としては、真空アーク
式蒸着法で金属ハフニウムのターゲトを蒸発源6として
用い、窒素ガス雰囲気で周期率表4a族の元素の窒化物
である窒化ハフニウム被膜を形成できる条件とし、第2
の成膜雰囲気8としては、多陰極方式イオンプレーティ
ング法で同様に周期率表4a族の元素の窒化物である窒
化ジルコニウム被膜を形成できる条件とする。
【0026】さらに、第3の成膜雰囲気8としては、真
空蒸着法によって金の被膜を形成できる条件とし、第4
の成膜雰囲気8としては、スパッタリング法で酸化チタ
ン被膜を形成できる条件とし、それぞれ4つの成膜雰囲
気を作り出す。
【0027】そして、基材1をこれらの4つの成膜雰囲
気8中を繰り返し移行させることにより、それぞれ金色
の窒化ハフニウム被膜、窒化ジルコニウム被膜、金の被
膜、と透明保護膜である酸化チタン被膜とが順次交互に
多層に形成される。
【0028】なお、被膜の組成として、上記各実施例の
記載に限定されるものではなく、これに代えて周期率表
4a、5a、6a族の元素、シリコン、ゲルマニウムの
金属、窒化物、炭化物、酸化物、炭窒化物、炭窒酸化物
、および/または鉄、コバルト、ニッケル、ルテニウム
、ロジウム、パラジウム、白金、銅、銀、金、亜鉛、ア
ルミニウムの金属、合金の群の少なくとも1つよりなる
被膜でもよく、機能膜、装飾膜として応用できる。
【0029】さらに、2つ以上の違った条件の成膜雰囲
気の繰り返しであればよく、5種類、6種類、それ以上
の組成の複合多層膜も形成することもできる。
【0030】また、形成方法として上記各実施例の記載
に限定されるものではなく、これに代えて、実施例以外
の乾式メッキ法、例えば、レーザー蒸着法等のPVD法
やプラズマCVD法等のCVD法でもよく、いろいろな
組合せが可能であることはいうまでもない。
【0031】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、第1の被膜と第2の被膜とを交互に多層に形成
することによって、装飾性に優れ、かつ耐食性、密着性
、耐摩耗性、耐光性等に優れた機能性に富む複合多層膜
を提供することができる。さらに、基材を違った2以上
の条件の成膜雰囲気中を繰り返し移行し形成することに
よって、複雑な工程がなくなり、工数が大幅に削減され
、歩留りが向上するなど、コスト面にも大きな効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す複合多層膜の要部断面図
である。
【図2】本発明の実施例を示す複合多層膜を形成する乾
式メッキ装置の概略説明図である。
【符号の説明】
1  基材 2  第1の被膜 3  第2の被膜 4  混合層 5  真空槽 6  蒸発源 7  基材保持治具 8  成膜雰囲気 9  遮蔽板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  基材表面に、周期率表4a、5a、6
    a族の元素、シリコン、ゲルマニウムの金属、窒化物、
    炭化物、酸化物、炭窒化物、炭窒酸化物、および/また
    は鉄、コバルト、ニッケル、ルテニウム、ロジウム、パ
    ラジウム、白金、銅、銀、金、亜鉛、アルミニウムの金
    属、合金の群の少なくとも1つよりなる第1の被膜と該
    第1の被膜以外の組成からなる前記群のなかの少なくと
    も1つよりなる第2の被膜とが交互に多層に形成された
    構造からなることを特徴とする複合多層膜。
  2. 【請求項2】  前記第1の被膜と第2の被膜との間に
    、第1の被膜と第2の被膜の組成の混合層をもつ構造で
    あることを特徴とする請求項1記載の複合多層膜。
  3. 【請求項3】  前記第1の被膜が真空蒸着、スパッタ
    リング、イオンプレーティング、CVD等の乾式メッキ
    法において、強いプラズマ領域で成膜された周期率表4
    a、5a、6a族の元素、酸素、窒素、炭素からなるグ
    レー色調を呈する被膜であり、前記第1の被膜とは特性
    が違った第2の被膜が前記乾式メッキ法において、弱い
    プラズマ領域で成膜された周期率表4a、5a、6a族
    の元素、酸素、窒素、炭素からなる黒色調を呈する被膜
    であることを特徴とする請求項1記載の複合多層膜。
  4. 【請求項4】  前記第1の被膜が銀、銅、アルミニウ
    ム、酸化被膜等の変色しやすい組成物であり、第2の被
    膜が酸化シリコン、酸化チタン等の透明保護膜であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の複合多層膜。
  5. 【請求項5】  2つ以上の蒸発原をもち、遮蔽板を介
    してそれぞれ違った2以上の条件の成膜雰囲気を作るこ
    とができる乾式メッキ装置を用いて、基材を前記違った
    2以上の条件の成膜雰囲気中を繰り返し移行することに
    より、2以上の違った組成の被膜を交互に多層に形成す
    ることを特徴とすることを特徴とする複合多層膜の形成
    方法。
JP13339191A 1991-05-10 1991-05-10 複合多層膜およびその形成方法 Pending JPH04337083A (ja)

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JP (1) JPH04337083A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007084867A (ja) * 2005-09-21 2007-04-05 Citizen Watch Co Ltd 装飾部品
JP2013513027A (ja) * 2009-12-06 2013-04-18 イスカーリミテッド 被覆物品および被覆物品を作るための方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007084867A (ja) * 2005-09-21 2007-04-05 Citizen Watch Co Ltd 装飾部品
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