JPH04337143A - 船外機及びエンジン - Google Patents

船外機及びエンジン

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JPH04337143A
JPH04337143A JP3132074A JP13207491A JPH04337143A JP H04337143 A JPH04337143 A JP H04337143A JP 3132074 A JP3132074 A JP 3132074A JP 13207491 A JP13207491 A JP 13207491A JP H04337143 A JPH04337143 A JP H04337143A
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crankshaft
engine
outboard motor
shaft
balancer
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Shinichi Miyakoshi
宮腰 信一
Hideo Shigetomi
繁冨 英夫
Hiroyuki Nakayama
中山 啓之
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/04Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
    • F02B61/045Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、略垂直方向に向けたク
ランク軸を有するエンジンを本体上部に配置して成る船
外機及びそのエンジン自体に関し、特にエンジンに対す
る上側支持部材との結合部より上方に配置するバランサ
機構の構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】クランク軸を垂直方向に向けたエンジン
において、その振動吸収のため、クランク軸とは別軸の
バランサ機構を備えたものがあり、具体的には、船外機
に適用されたものであって、その本体上部に配置したエ
ンジンの上方にバランサ機構を設けたものが、特開昭6
3−192693号公報により公知となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、エンジ
ンの上方にバランサ機構を設けたものでは、エンジンの
重心位置が上がってしまう問題がある。またバランサ機
構を設ける場合、例えば気化器、始動用モータ、フライ
ホイール等の補機を含めたエンジン構成品との干渉や、
エンジンの支持構造との干渉も考慮しなければならない
【0004】そこで本発明の目的は、エンジンの重心位
置を上げることなく、エンジン構成品及び支持構造との
干渉回避も考慮してバランサ機構を好適位置に配置して
成る船外機及びそのエンジン自体を提供することにある
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべく
本発明は、第1発明では、略垂直方向に向けたクランク
軸を有するエンジンを上部に配置して成る船外機本体と
、この船外機本体を上下の支持部材により支持して船体
の船尾に取り付ける船外機取付手段とを備え、且つ前記
エンジンには、上側の前記支持部材との結合部を設ける
とともに、この結合部より上方にバランサ機構を配置し
た船外機であって、前記バランサ機構は、前記クランク
軸と軸線を平行に配置した支軸と、この支軸に設けられ
た被動歯車及びウェイト部とから成り、且つ前記被動歯
車に噛合するバランサ駆動用歯車を、前記クランク軸に
設けられるクランクウェブに形成したことを特徴とする
【0006】更に第2発明では、前記船外機本体に、外
端にプロペラを有する略水平方向に向けたプロペラ軸を
下部に配置するとともに、このプロペラ軸に前記クラン
ク軸の回転を伝達するバーチカル軸を上下中間部に配置
して成り、且つ前記船外機取付手段は、船体の船尾に固
定されるスターンブラケット、このスターンブラケット
に水平方向に向けたチルト軸を介して揺動可能に支持さ
れるスイベルケース、このスイベルケースに回動可能に
支持される略垂直方向に向けたスイベル軸を備えて成る
ものであって、前記エンジンは、前記クランク軸の軸線
を、前記バーチカル軸の軸線より前記チルト軸とは反対
側の後方に位置するよう配置して成るとともに、前記バ
ーチカル軸の上部と前記クランク軸の下部との間に回転
伝達機構を設けて、前記バランサ機構を、前記クランク
軸に対し前記チルト軸側に配置したことを特徴とする。
【0007】また第3発明では、垂直方向に向けたクラ
ンク軸、このクランク軸の上部に設けたフライホイール
、水平方向に向けたシリンダ、このシリンダの頭上に設
けた燃焼室、この燃焼室への燃料供給手段、前記クラン
ク軸を回転駆動する始動用モータ及び前記クランク軸と
連動連結したバランサ機構を備えるエンジンにおいて、
前記バランサ機構は、前記クランク軸と軸線を平行に配
置した支軸と、この支軸に設けられた被動歯車及びウェ
イト部とから成るとともに、前記被動歯車に噛合するバ
ランサ駆動用歯車を、前記クランク軸に設けられるクラ
ンクウェブに形成する一方、前記燃料供給手段を前記エ
ンジンの一側方に配置して、前記始動用モータを前記エ
ンジンの他側方に配置し、且つ前記バランサ機構を、前
記エンジンの両側方を除く前記燃焼室と反対側に配置し
たことを特徴とする。この第3発明において、前記バラ
ンサ機構は、前記バランサ駆動用歯車に噛合する前記被
動歯車及び前記ウェイト部を設けた第1の前記支軸と、
前記被動歯車に噛合する被動歯車及びウェイト部を設け
、且つ前記クランク軸を挟んで前記第1の支軸と反対側
に配置される第2の支軸とを有して成ることも特徴とす
る。そして第4発明では、第3発明のエンジンを上部に
配置して成る船外機本体と、この船外機本体を上下の支
持部材により支持して船体の船尾に取り付ける船外機取
付手段とを備えて成る船外機を特徴とする。
【0008】
【作用】第1発明では、上側支持部材との結合部上方に
おいて、クランク軸と軸線を平行に配置した支軸と、こ
の支軸に設けられた被動歯車及びウェイト部とから成る
バランサ機構を備え、且つその被動歯車に噛合するバラ
ンサ駆動用歯車を、クランク軸に設けられるクランクウ
ェブに形成したエンジンを本体上部に配置して成る船外
機なので、クランク軸に隣接してバランサ機構が設けら
れたものとなり、従ってエンジン重心位置の上昇を抑え
ることができる。更に第2発明では、バーチカル軸の上
部とクランク軸の下部との間に回転伝達機構を設けて、
クランク軸の軸線を、バーチカル軸の軸線よりチルト軸
とは反対側の後方に位置するよう配置して成り、且つバ
ランサ機構を、クランク軸に対しチルト軸側に配置して
成るエンジンを本体上部に配置した船外機なので、取付
手段の上方でクランク軸の前方のスペースを有効に利用
してバランサ機構を設けることができる。また第3及び
第4発明では、クランク軸と軸線を平行に配置した支軸
と、この支軸に設けられた被動歯車及びウェイト部とか
ら成るバランサ機構を備え、且つその被動歯車に噛合す
るバランサ駆動用歯車を、クランク軸に設けられるクラ
ンクウェブに形成する一方、燃料供給手段を一側方に配
置して、始動用モータを他側方に配置するとともに、バ
ランサ機構を、両側方を除く燃焼室と反対側に配置して
成るエンジン、またはこのエンジンを本体上部に備えて
成る船外機なので、エンジン重心位置の上昇を抑えて、
クランク軸に隣接させつつ、燃料供給手段や始動用モー
タとの干渉を回避してバランサ機構を設けることができ
る。
【0009】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本発明を適用した第1実施例に係る船外機の縦断
側面を示す図1において、1は船外機取付手段、20は
船外機本体である。船外機取付手段1は、図示せぬ船体
の船尾に固定されるスターンブラケット2と、このスタ
ーンブラケット2に水平方向の軸線を有するチルト軸3
を介して揺動可能に支持されたスイベルケース4と、こ
のスイベルケース4に回動可能に支持された略垂直方向
の軸線を有するスイベル軸5と、このスイベル軸5の上
下に一体に設けられて船外機本体20を支持する上下の
支持部材11,16とから構成されており、その上側支
持部材11には、前方へ延びる操作用ハンドルまたはリ
モコン用ステアリングケーブルの取付部6が一体に設け
られている。そして上下の支持部材11,16は、後方
へ延びる左右二股状のアーム部12,17を備え、この
アーム部12,17により吸振ラバー13,18を介し
て船外機本体20を支持するものである。
【0010】船外機本体20は、上部に直列多気筒4サ
イクルエンジン21を配置して成るもので、このエンジ
ン21は、クランク軸22を略垂直に配置して、後方へ
略水平に延びる複数のシリンダ32…を上下方向に、実
施例では4本並べたものであり、31はシリンダブロッ
ク、38はピストン、39はコンロッド、41はクラン
クケース、51はシリンダヘッド、52は燃焼室、53
はヘッドカバー、54はカム軸、55,56は吸排気弁
用ロッカーアーム、57,58は吸排気弁、59は点火
プラグである。クランク軸22は、4本のシリンダ数に
対応して、ジャーナル部23…、クランクピン24…、
対をなすクランクウェブ25…を一体に備えて成るもの
で、シリンダブロック31及びクランクケース41の割
り面間に形成した軸受部33…,42…(図2及び図3
参照)に回転自在に支承されている。
【0011】このクランク軸22は、上方から2番目の
シリンダ32に対応する上側のクランクウェブ25aに
バランサ駆動用歯車26を形成するとともに、クランク
ケース41上方へ突出する上端部にカム軸駆動用プーリ
27及びその上方のフライホイール28を設ける一方、
クランクケース41下方へ突出する下端部には駆動用歯
車29を設けて成る。そしてエンジン21の上方におい
て、クランク軸22上端部のカム軸駆動用プーリ27と
カム軸54…上端部の被動プーリ61…とにタイミング
ベルト62が掛装されており、またクランクケース41
の側面部には、オイルフィルタ63と、始動用のスター
タモータ64(図3及び図4参照)が備えられている。 更に図3及び図4の如く、シリンダヘッド51の一側面
に開口する吸気通路35…には、吸気マニホルド65、
シリンダ対応の気化器66…及び吸気チャンバ67が接
続されており、またシリンダヘッド51の他側面に開口
する排気通路36…には、排気マニホルド69が接続さ
れている。
【0012】以上のエンジン21において、上方から3
番目のシリンダ32に対応する下側のクランクウェブ2
5bと、その下(最下位)のシリンダ32に対応する上
側のクランクウェブ25cとの間に、前記上側支持部材
11の二股状アーム部12との結合部を設ける。即ち図
2及び図3にも示すように、前記両クランクウェブ25
b,25c間のクランク軸ジャーナル23cを支承する
軸受部33,42の両側方に近づけて、シリンダブロッ
ク31及びクランクケース41の側壁部内に、略ボック
ス状をなして連続する左右一対の結合部34,43、3
4,43を一体に形成する。この結合部34,43、3
4,43は、両クランクウェブ25b,25cの回転軌
跡Rの範囲内に一部が臨んでおり、またクランクケース
41の前壁部には、結合部43,43に連続して前記二
股状アーム12を臨ませる凹部44が形成されている。 この左右の結合部34,43、34,43内において、
前記吸振ラバー13,13を夫々介装して前記上側支持
部材11の二股状をなす左右のアーム部12,12を挿
入することにより、船外機本体1をその上方のエンジン
21部分で船外機取付手段1の前記スイベル軸5上部に
支持する。
【0013】更にクランクケース41の前壁部には、上
方から2番目のシリンダ32に対応してバランサ収納部
45が形成されており、この収納部45内にバランサ機
構71が配設されている。即ちバランサ機構71は、図
2及び図4にも示すように、垂直方向の第1支軸72に
支承した第1バランサ73と、その側方に配設される垂
直方向の第2支軸77に支承した第2バランサ78とで
構成されている。第1バランサ73は、上部に前記クラ
ンクウェブ25aのバランサ駆動用歯車26と1:2の
増速比をもって噛合する被動歯車74を、ダンパーラバ
ー75を介して設けるとともに、下部にウェイト部76
を一体に備えて成る。第2バランサ78は、第1バラン
サ73の歯車74と噛合する被動歯車79を上部に一体
に備えるとともに、図示せぬ前記と同様のウェイト部を
一体に備えて成る。尚、バランサ収納部45の上面部に
は、両支軸72,77の抜け止めを行う蓋板46がボル
ト結合されている。
【0014】以上のエンジン21を上部に配置して成る
船外機本体20は、図1のように、エンジン21を覆う
アッパーカバー81及びロアーカバー82を設けるとと
もに、エンジン21の下方にはエクステンションケース
85が結合一体化されており、このエクステンションケ
ース85内にバーチカル軸91が配設されている。そし
てエクステンションケース85の両側壁部には、下側の
前記支持部材16の二股状アーム部17を、吸振ラバー
18を介して支持する結合部87が形成されている。こ
のように船外機本体20は、上方のエンジン21及びそ
の下方のエクステンションケース85による上下方向の
スパンを確保した位置で、船外機取付手段1のスイベル
軸5に対し、上下の支持部材11,16により、ラバー
13,18による吸振機能を夫々持ちながら結合支持さ
れている。尚、ロアーカバー82には前記上側支持部材
11を挿入する切り欠き部83が形成されている。また
ロアーカバー82後部下及びエクステンションケース8
5後部上間を覆うリヤカバー84が設けられており、更
にエクステンションケース85上部内で、エンジン21
下面にはオイルパン88が結合されている。
【0015】バーチカル軸91は、前記クランク軸22
の回転を、エクステンションケース85下方に連結され
る図示せぬギヤケース内において、プロペラを有するプ
ロペラ軸に傘歯車機構(何れも不図示)を介して伝達す
るもので、このバーチカル軸91は、エクステンション
ケース85内の前部に形成したガイド筒86に挿通され
ている。以上のバーチカル軸91の軸線Vに対して、前
記クランク軸22の軸線Cは後方へ平行にオフセット配
置されており、バーチカル軸91の上端部には、クラン
ク軸22下端部の前記駆動用歯車29に噛合する被動歯
車92が設けられている。従ってクランク軸22の回転
は、回転伝達機構をなす歯車29,92を介してバーチ
カル軸91に伝達される。尚、バーチカル軸91の歯車
92を含む上端部は、前記クランクケース41の下面及
び前記オイルパン88の一部に形成した収納部47,8
9内に軸受支持されている。
【0016】以上の構成による船外機によれば、特に船
外機本体20の上部に配置したエンジン21に結合する
上側支持部材11において、その左右二股状をなすアー
ム部12,12の少なくとも一部が、側面視において、
クランクウェブ25b,25cの回転平面の間に臨み、
且つ平面視において、そのクランクウェブ25b,25
cの回転軌跡Rの範囲内に臨む位置に、エンジン21の
シリンダブロック31及びクランクケース41による両
側壁に形成した結合部34,43、34,43を有する
構造のため、シリンダブロック31及びクランクケース
41によるエンジン21の外形内に上側支持部材11の
二股状アーム部12が入り込んだものとなっている。従
って例えば船体の陸揚げ時等において、チルトアップ状
態における船体内側へ入り込む船外機部分をコンパクト
にすることができるとともに、船外機全体の左右幅の増
大をも有効に抑えることができるものである。
【0017】そしてクランク軸22の軸線Cを、バーチ
カル軸91の軸線Vより後方にオフセットさせた構造の
ため、前記の如くチルトアップ状態における船体内側へ
入り込む船外機部分を更にコンパクトにすることができ
るものである。尚、このようにクランク軸22の軸線C
を、バーチカル軸91の軸線Vより後方にオフセットさ
せた構造を単独で実施することによっても、チルトアッ
プ状態における船体内側へ入り込む船外機部分のコンパ
クト化が図れる。
【0018】更にエンジン21に関しては、クランク軸
22の上方から2番目のシリンダ32に対応する上側の
クランクウェブ25aにバランサ駆動用歯車26を形成
し、この歯車26と1:2の増速比をもって噛合する被
動歯車74を垂直方向の第1支軸72の上部に備えると
ともに、下部にウェイト部76を一体に備えて成る第1
バランサ73と、その歯車74と噛合する被動歯車79
を第2支軸77の上部に備えるとともに、同様のウェイ
ト部を一体に備えて成る第2バランサ78とで構成され
たバランサ機構71を設けており、両バランサ73,7
8がクランク軸22の2倍の速度で互いに逆方向に回転
するため、クランク軸22の2次振動成分を打ち消すこ
とができるものとなっている。また第1バランサ73に
おいて、その被動歯車74をダンパーラバー75を介し
て第1支軸72に設けているので、被動歯車74と前記
クランクウェブ25aのバランサ駆動用歯車26及び第
2バランサ78の被動歯車79との噛み合い音の発生が
防止される。
【0019】しかも以上の如くコンパクトに構成したバ
ランサ機構71を、クランク軸22に隣接して設けた構
造のため、従来の如くエンジン上方にバランサ機構を設
けたものに比べて、エンジン21の重心位置の上昇を抑
えることができるものとなっている。そして以上のバラ
ンサ機構71は、クランク軸22に対し燃焼室52と反
対側でチルト軸33側に配置されているため、船外機取
付手段1の上方でクランク軸22の前方のスペースを有
効に利用してバランサ機構71を設けたものとなってお
り、またエンジン21は、吸気マニホルド65、気化器
66及び吸気チャンバ67等による燃料供給手段を一側
方に配置して、他側方に始動用のスタータモータ63を
配置してなるため、燃料供給手段(吸気マニホルド65
、気化器66及び吸気チャンバ67)やスタータモータ
64との干渉をも回避してバランサ機構71を設けたも
のとなっている。
【0020】次に第2実施例について説明する。図5は
第2実施例に係る船外機を示すもので、前記第1実施例
と同様の構成部分には同一符号を付して、その構造及び
作用効果の説明を省略する。即ち第2実施例において、
前記第1実施例と異なる点は、図示の如く側面視におい
て、クランク軸22の軸線Cを、その上部が下部よりも
前方に位置するよう前傾させることにより、船外機本体
20上部に配置したエンジン21自体が前傾姿勢となる
よう構成したことである。
【0021】このようにクランク軸22の軸線Cを、側
面視において、上部が下部より前方に位置するよう前傾
させた構造によれば、上側支持部材11により結合支持
されたエンジン21が前傾姿勢となって、スイベル軸5
を基準とするエンジン21の重心までの距離を短くでき
るため、例えば船体がジャンプした場合等において、ス
イベル軸5部分にかかるエンジン21からの重量的な負
荷を小さくすることができる。尚、以上の実施例におい
ては、直列4気筒4サイクルエンジンとしたが、気筒数
については少なくとも2気筒あれば良く、また2サイク
ルエンジンにも同様に適用可能であること勿論である。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明の船外機によれば、
上側支持部材との結合部上方において、クランク軸と軸
線を平行に配置した支軸と、この支軸に設けられた被動
歯車及びウェイト部とから成るバランサ機構を備え、且
つその被動歯車に噛合するバランサ駆動用歯車を、クラ
ンク軸に設けられるクランクウェブに形成したエンジン
を本体上部に配置して成るため、クランク軸に隣接して
バランサ機構を設けた構造にして、エンジン重心位置の
上昇を抑えることができる。更にバーチカル軸の上部と
クランク軸の下部との間に回転伝達機構を設けて、クラ
ンク軸の軸線を、バーチカル軸の軸線よりチルト軸とは
反対側の後方に位置するよう配置して成り、且つバラン
サ機構を、クランク軸に対しチルト軸側に配置して成る
エンジンとすることによって、取付手段の上方でクラン
ク軸の前方のスペースを有効に利用してバランサ機構を
設けることができる。また本発明のエンジンによれば、
クランク軸と軸線を平行に配置した支軸と、この支軸に
設けられた被動歯車及びウェイト部とから成るバランサ
機構を備え、且つその被動歯車に噛合するバランサ駆動
用歯車を、クランク軸に設けられるクランクウェブに形
成する一方、燃料供給手段を一側方に配置して、始動用
モータを他側方に配置するとともに、バランサ機構を、
両側方を除く燃焼室と反対側に配置して成るため、エン
ジン重心位置の上昇を抑えて、クランク軸に隣接させつ
つ、燃料供給手段や始動用モータとの干渉を回避してバ
ランサ機構を設けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1実施例に係る船外機を示
す縦断側面図
【図2】その上側支持部材による結合部及びバランサ機
構部を示す要部拡大図
【図3】同じく上側支持部材による結合部における横断
平面図
【図4】バランサ機構部における横断平面図
【図5】本
発明を適用した第2実施例に係る船外機を示す縦断側面
【符号の説明】
1…船外機取付手段、2…スターンブラケット、3…チ
ルト軸、4…スイベルケース、5…スイベル軸、11,
16…支持部材、20…船外機本体、21…エンジン、
22…クランク軸、25…クランクウェブ、26…バラ
ンサ駆動用歯車、28…フライホイール、29,92…
回転伝達機構(歯車)、31…シリンダブロック、32
…シリンダ、34,43…結合部、41…クランクケー
ス、51…シリンダヘッド、52…燃焼室、64…始動
用モータ、65,66,67…燃料供給手段(吸気マニ
ホルド、気化器、吸気チャンバ)、71…バランサ機構
、72,77…支軸、73,78…バランサ、74,7
9…被動歯車、75…ダンパーラバー、76…ウェイト
部、91…バーチカル軸、C…クランク軸の軸線、V…
バーチカル軸の軸線。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  略垂直方向に向けたクランク軸を有す
    るエンジンを上部に配置して成る船外機本体と、この船
    外機本体を上下の支持部材により支持して船体の船尾に
    取り付ける船外機取付手段とを備え、且つ前記エンジン
    には、上側の前記支持部材との結合部を設けるとともに
    、この結合部より上方にバランサ機構を配置した船外機
    であって、前記バランサ機構は、前記クランク軸と軸線
    を平行に配置した支軸と、この支軸に設けられた被動歯
    車及びウェイト部とから成り、且つ前記被動歯車に噛合
    するバランサ駆動用歯車を、前記クランク軸に設けられ
    るクランクウェブに形成したことを特徴とする船外機。
  2. 【請求項2】  略垂直方向に向けたクランク軸を有す
    るエンジンを上部に配置して、外端にプロペラを有する
    略水平方向に向けたプロペラ軸を下部に配置するととも
    に、このプロペラ軸に前記クランク軸の回転を伝達する
    バーチカル軸を上下中間部に配置して成る船外機本体と
    、船体の船尾に固定されるスターンブラケット、このス
    ターンブラケットに水平方向に向けたチルト軸を介して
    揺動可能に支持されるスイベルケース、このスイベルケ
    ースに回動可能に支持される略垂直方向に向けたスイベ
    ル軸及びこのスイベル軸に設けられて前記船外機本体を
    支持する上下の支持部材から成る船外機取付手段とを備
    え、且つ前記エンジンには、上側の前記支持部材との結
    合部を設けるとともに、この結合部より上方にバランサ
    機構を配置した船外機であって、前記エンジンは、前記
    クランク軸の軸線を、前記バーチカル軸の軸線より前記
    チルト軸とは反対側の後方に位置するよう配置して成る
    とともに、前記バーチカル軸の上部と前記クランク軸の
    下部との間に回転伝達機構を設ける一方、前記バランサ
    機構は、前記クランク軸と軸線を平行に配置した支軸と
    、この支軸に設けられた被動歯車及びウェイト部とから
    成るとともに、前記被動歯車に噛合するバランサ駆動用
    歯車を、前記クランク軸に設けられるクランクウェブに
    形成し、且つ前記バランサ機構を、前記クランク軸に対
    し前記チルト軸側に配置したことを特徴とする船外機。
  3. 【請求項3】  垂直方向に向けたクランク軸、このク
    ランク軸の上部に設けたフライホイール、水平方向に向
    けたシリンダ、このシリンダの頭上に設けた燃焼室、こ
    の燃焼室への燃料供給手段、前記クランク軸を回転駆動
    する始動用モータ及び前記クランク軸と連動連結したバ
    ランサ機構を備えるエンジンにおいて、前記バランサ機
    構は、前記クランク軸と軸線を平行に配置した支軸と、
    この支軸に設けられた被動歯車及びウェイト部とから成
    るとともに、前記被動歯車に噛合するバランサ駆動用歯
    車を、前記クランク軸に設けられるクランクウェブに形
    成する一方、前記燃料供給手段を前記エンジンの一側方
    に配置して、前記始動用モータを前記エンジンの他側方
    に配置し、且つ前記バランサ機構を、前記エンジンの両
    側方を除く前記燃焼室と反対側に配置したことを特徴と
    するエンジン。
  4. 【請求項4】  前記バランサ機構は、前記バランサ駆
    動用歯車に噛合する前記被動歯車及び前記ウェイト部を
    設けた第1の前記支軸と、前記被動歯車に噛合する被動
    歯車及びウェイト部を設け、且つ前記クランク軸を挟ん
    で前記第1の支軸と反対側に配置される第2の支軸とを
    有して成ることを特徴とする請求項3記載のエンジン。
  5. 【請求項5】  請求項3または4記載のエンジンを上
    部に配置して成る船外機本体と、この船外機本体を上下
    の支持部材により支持して船体の船尾に取り付ける船外
    機取付手段とを備えて成ることを特徴とする船外機。
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