JPH0433748Y2 - - Google Patents

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JPH0433748Y2
JPH0433748Y2 JP1986111029U JP11102986U JPH0433748Y2 JP H0433748 Y2 JPH0433748 Y2 JP H0433748Y2 JP 1986111029 U JP1986111029 U JP 1986111029U JP 11102986 U JP11102986 U JP 11102986U JP H0433748 Y2 JPH0433748 Y2 JP H0433748Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、澱粉麺製造の自動化装置の改良構成
に関する。
[従来の技術] 従来、春雨などの澱粉麺は、原料澱粉乳液をト
ンピヨウと呼ばれるナベから麺線状に流下させ、
直ちに熱水中に導いて糊化し、次いで常温水中に
導いて水洗し、さらに竿などに引つ掛けて乾燥
し、これを寸断、包装することにより製品化され
てきた。この従来法では、その加工対象が細線状
で脆弱なものであるから、その製造の自動化は困
難であると考えられ、その工程のほとんどが手作
業によつてなされてきた。
これに対し、最近、澱粉麺製造の自動機械化の
気運が高まり、その試みがなされた。その先行す
る装置例を第13図、第14図に自動製造装置3
5としてその概略で示す。
この装置35では、一定量の麺線Bが一定の向
きに揃つた状態で間歇的に供給されるホツパー部
37と、このホツパー部37と連通状に微間を有
して配されている開閉可能な底蓋36aを有する
定量箱36とを備え、供給された麺線の長手方向
に直交する方向から定量箱36とホツパー部37
との前記微間内に分離遮断板38をその尖頭形の
先頭部39向きに移動させ、定量箱36とホツパ
ー37との間に隔壁を構成できる構造をなすもの
であつた。
[考案が解決しようとする問題点] このように分断遮断板38による隔壁が構成さ
れることにより、定量箱36内に収容される麺線
B量の定量化を図り、前記した手作業による寸断
加工の際の折損などの障害を解消すると共に、麺
線の直線化、さらには包装工程の簡易化、自動化
を図るとを可能とするものであつた。
しかし乍ら、図示するように、分離遮断板38
の移動に際し、その先頭部39が前記微間に位置
する麺線B間に割り込む状態となるが、このと
き、先頭部39上に上載状態にある麺線B′の両
端部分が垂れ下がつた状態となる。このため、分
離遮断板38がさらに前動する場合、麺線B′に
ついては先頭部39を形成する曲縁との交差によ
つて切損されることになり、このような切損は屑
麺を生じさせることになり、このため、麺線を正
確に定量することもできなくなる。
そこで、本考案では、上記した先行装置に於け
る欠点を解消し、屑麺の発生をなくし、麺線量を
正確に定量化できる改良された自動製造装置の提
供を目的とした。
[問題点を解決するための手段] 本考案は上記の目的を達成するため、澱粉麺の
自動製造装置につき、次の構成を採用した。
即ち、開閉可能な底蓋を底部に有する定量箱
と、この定量箱の上部両側外位置であつて前記麺
線の長手方向に直交する向きに互いに平行に夫々
配した二の支台部と、これらの支台部の上方位置
に沿つて夫々移動する二の移動チエーンと、これ
らの移動チエーン間に跨つて支持された誘導板
と、この誘導板の下面上に夫々上下して接面する
状態で揺動自在に支持され前部が尖鋭形をなし外
方側部が直状縁と曲状縁とからなるカム曲縁形を
なしまた内方側部が突出状をなす対称形の二の分
離翼と、これらの分離翼に近接する下方位置にあ
つて前記各支台部面上に移動自在に載設され前記
誘導板の下面上に垂設された誘導ピンが嵌挿され
た長孔を前記支台部の長手方向に沿つて穿つた遮
断板と、この遮断板と前記各分離翼とが前方移動
に際し重なり合つた状態で入り込むことができる
微間を有して前記定量箱の直上方に連通して配さ
れたホツパー部と、及び前記各分離翼の外方側部
が夫々当接する前記各支台部上野位置に夫々垂設
した作用ビンとからなる構成を特徴とする。
[作用] 上記した構成特徴の澱粉麺自動製造装置に於い
て、各分離翼は移動チエーンを介する誘導板の移
動に伴つて前後方向に移動され、後方位置にあつ
てはその先頭部が尖鋭形を構成しているから、こ
の先頭部がホツパー部と定量箱との微間内に達し
た際、麺線の長手方向に対し垂直な向きから麺線
間に割り込むことができ、この割り込み状態から
各分離翼が前方に移動する過程に於いて、各分離
翼は作用ピンと接するその夫々の側縁部のカム曲
縁形に応じて麺線の長手方向に沿つて夫々揺動し
て、その割り込んだ位置の麺線をうまく分離する
ように隔壁を構成する。また遮断板は誘導ピンを
介して誘導板の前方移動に伴いその長孔の長さに
応じて前記各分離翼よりやや遅れて前方に移動し
て前記微間内に達し、さらに前記各分離翼の隔壁
構成面に密接した状態で配される。また、この状
態から誘導板が後方移動すると、長孔の長さに応
じて遮断板が固定された状態で各分離翼のみが後
退し、さらに誘導ピンを介して遅れて遮断板も後
方移動することになる。
[実施例] 本考案に係る実施例での澱粉麺自動製造装置1
を第1図及び第2図に示す。
この装置1は次のように構成される。
支台フレーム2が内支台部3,3と外支台部
4,4とを互いに平行な状態で脚部2a,2aに
より夫々支持して構成され、内支台部3,3間に
は横断面矩形状の定量箱5を配し、この定量箱5
の底部には蝶番7を介して開閉自在な底蓋6が設
けられている。この定量箱5の上部開口の直上に
は微間9を有して同形同大の底部開口のホツパー
部8が連通状に設けられている。
遮断板10はその後方寄りの面上に内支台部3
に沿つて長い長孔11,11が穿たれており、そ
の両端縁が夫々内支台部3,3上に載設支持され
て跨つた状態で水平に配設されている。この構成
により遮断板10は内支台部3,3上で移動自在
であり、それが前方移動するに際し、水平状態の
まま微間9内にまで達することができるように各
内支台部3,3の高さが調整されている。
またこの遮断板10面に近接して上部に分離翼
12,13が配設されるが、この分離翼12,1
3は沿つて上部に配された誘導板14の下面上に
揺動自在にピン15,15により夫々支持されて
いる。分離翼12は、第3図にて示すように、そ
の前部に尖鋭形の尖頭部12aが形成され、その
側縁には前方部の直状縁と後方部の変曲縁とから
なるカム側縁12bが形成され、このカム側縁1
2bの大きく変曲する至端には突状部12cが形
成され、さらにこのカム側縁12bとは反対の側
には支床部12dが突設状に形成されている。ま
た分離翼13はこの分離翼12と対称形をなす。
また誘導板14の下面上の後部寄りの位置には
誘導ピン16,16が夫々立設され、これらの誘
導ピン16,16は夫々長孔11,11内に嵌挿
されている。
また移動チエーン17,17がその上部を内支
台部3,3に沿つて上方に、またその下部を定量
箱5の底蓋6付近にまで及ばしめるように夫々ス
プロケツト18,19間に渡設されており、誘導
板14はこの移動チエーン17,17間に跨つた
状態で支承部材20,20を介して水平に支持さ
れている。また下部に位置する移動チエーン1
7,17間に跨つては支杵21が渡設され、この
支杵21の中央部には前方に及ぶように開閉杆2
2が個設されている。
また外支台部4,4上には各分離翼12,13
のカム側縁12b,13bが接する位置に作用ピ
ン23,23が立設されているが、その立設位置
は、各分離翼12,13が最前方位置にあるとき
に、突状部12c,13c上の夫々の縁部に当接
するように設定されている。
またホツパー部8の上方には送込み床板25が
蝶番26に支持されて誘導自在に配設されている
が、この送込み床板25の至端縁は閉鎖バネ27
によつて常に閉状態にあるように引張されてい
る。この送込み床板25の蝶板26からの延設部
に対しては下方位置に上動するときにはその延設
部の下面に上端が当接してそれを押し上げること
ができるように、棒状の開放杆28がその軸線方
向に沿つて上下動可能に配されている。
また定量箱5の直下方位置には、移送コンベヤ
32が支台フレーム2に沿つて移送できるように
配設され、この移送コンベヤ32によつて順次受
器33が搬送される状態にある。
次に、この装置1の機能について説明する。
先ず、糊化、水洗工程を経て得られた長寸麺線
Aの束は、第1図のように、送込みコンベヤ29
によつて送込み床板25上に流入されるが、この
麺線Aの先端がリミツトスイツチ30と接触する
と、カツター31が作動して、この長寸麺線Aを
敵宜寸断して定寸の麺線Bの束を得る。これとほ
ぼ同時に開放杆28が上動して延設部を押し上げ
ることによつて送込み床板25が閉鎖バネ27の
弾性力によつて抗して蝶番26回りに揺動され開
放される。
これによつて麺線Bの束は落下してホツパー部
8内に供給されるが、このとき、遮断板10及び
分離翼12,13は予め後方に位置して、上記麺
線Bの束は定量箱5内にまで達して各麺線Bが一
定向きに揃つて収容される。
この各分離翼12,13が最後方位置にあると
きの状態を第3図及び第4図に示す。このとき、
誘導板14上の各誘導ピン16,16は長孔1
1,11内最後部に位置している。また各分離翼
12,13は、そのカム曲縁12b,13bの前
端部位置に作用ピン23,23が接する状態にあ
り、各尖頭部12a,13bが重なつた状態で先
頭部を構成し、この先頭部は微間9の後方外に位
置している。
次に、誘導板14が移動チエーン17,17の
動作によつて前方に移動される過程に於いて、各
作用ピン23,23はカム曲縁12b,13b上
の直状縁と接する状態が継続的であり、その先頭
部は当初の尖頭形を維持する状態で微間9内に達
する。
このとき、前記したように供給された麺線Bの
束が定量箱5内に収容されていると、第5図に示
すように、その先頭部の尖頭形により微間9内位
置に在する麺線B…間にその長手方向に直交する
向きから障害なくスムーズに各分離翼12,13
を一時に侵入させることができる。
次いで、この各分離翼12,13は、その先頭
部の尖頭形をなおも維持する状態で継続的に前方
に移動するが、その先頭部端が定量箱5の前方縁
部位置に達する直前(若しくは達した直後)に、
作用ピン23,23がカム曲縁12b,13b上
の変曲縁と夫々接する状態となつて、ピン15回
りに夫々揺動し始めることになる。このときの麺
線B…間での状態を第6図に示す。
またこれと時を前後して、誘導ピン16,16
が長孔11,11の最前部に到達して遮断板10
が前方へ移動し始める。
次いで、誘導板14がさらに前方移動され最前
方位置に達すると、第7図及び第8図のように、
各分離翼12,13はピン15回りにさらに夫々
揺動される。この揺動動作は、前記侵入し接触状
態にある麺線B…に対しそれらの長手方向にほぼ
沿つた状態でなされることから、前記先頭部の侵
入の際の麺線B…の変形又は麺線B自体の歪み形
が障害となつて折損、切断等を生じさせるような
ことはなく、うまく各分離翼12,13面上に接
面させることが可能となる。
次いで、各分離翼12,13についてはそれら
の尖頭部12a,13aが微間9を突き抜けた位
置であつて側方にまで変移され、微間9内に重な
り合つた状態の各支床部12d,13dからなる
隔壁が構成される。また遮断板10もこれにやゝ
遅れて追随して特に分離翼12の下面上に接面す
る重層状態で微間9内に隔壁を構成する。
上述した各構成部の前方移動の過程に於いて、
当初、定量箱5の底蓋6は、第9図のように開閉
杆22によつて閉止された状態にあつたが、開閉
杆22が移動チエーン17,17により後方に移
動され、上記した各分離翼12,13による隔壁
構成とほぼ同時に開閉杆22の閉止作用が解除さ
れると、底蓋6は、第10図のように、収容する
麺線Bの束の重量によつて開放され落下して直下
の受器33内に収容されることになる。
この場合、定量箱5内に於いて、各分離翼1
2,13による隔壁構成によつて、麺線B…が定
量化されるため受器33内に収容される麺線Bの
束は常に一定量であり、かつ常に一方向に揃つた
状態てなされるため、変形されることもない。
そのときの状態を第11図に示すが、次に、誘
導板14が後方に移動されると、それに伴つて各
分離翼12,13も後方に移動するが、誘導ピン
16,16は長孔11,11に沿つて移動するの
みであるから、遮断板10は、第12図に示すよ
うに、そのままでその隔壁構成が維持される。こ
の状態のとき、前記同様に新たな麺線Bの束がホ
ツパー部8内に供給される。
さらに誘導板14が後方に移動すると、誘導ピ
ン16,16が長孔11,11の後部に衝突し遮
断板10を後方移動させることによつて、ホツパ
ー部8内の供給された麺線Bの束は一時に定量箱
5内に落下移動される。
このように麺線Bの束のホツパー部8から定量
箱5への移行がなされることから、定量箱5内に
於ける収容形態は、麺線B…が常に直線状で一定
方向に揃つたものとなる。
上記した一連の過程の繰り返しにより、順次一
定量のの麺線Bの束が受器33内に移行されるこ
とになる。この定量化された麺線Bは適宜その束
毎に乾燥処理され、定量化工程を特別に要するこ
となく包装封入され商品化されることになる。
[考案の効果] 上述したように、本考案によれば、屑麺の発生
を極めて少なくすると同時に、製麺の定量化精度
を高めることができる澱粉麺自動製造装置を能率
的な製造速度の構造で提供することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図……本考案に係る澱粉麺自動製造装置の
実施例での縦断面正面図、第2図……同縦断面側
面図、第3図……同部分横断面平面図、第4図…
…同部分縦断面図、第5図……同説明的縦断面
図、第6図……同説明的縦断面図、第7図……同
部分横断面平面図、第8図……同部分縦断面図、
第9図……同説明的縦断面図、第10図……同説
明的縦断面図、第11図……同説明的縦断面図、
第12図……同説明的縦断面図、第13図……従
来装置を説明する平面図、第14図……同縦断面
図。 図面符号の説明、1……澱粉麺自動製造装置、
2……支台フレーム、3……内支台部、4……外
支台部、5……定量箱、6……底蓋、8……ホツ
パー部、9……微間、10……遮断板、11……
長孔、12,13……分離翼、12a,13a…
…尖頭部、12b,13b……カム曲縁、12
d,13d……支承部、14……誘導板、16…
…誘導ピン、17……移動チエーン、23……作
用ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開閉可能な底蓋を底部に有する定量箱と、この
    定量箱の上部両側外位置であつて前記麺線の長手
    方向に直交する向きに互いに平行に夫々配した二
    の支台部と、これらの支台部の上位位置に沿つて
    夫々移動する二の移動チエーンと、これらの移動
    チエーン間に跨つて支持された誘導板と、この誘
    導板の下面上に夫々上下して接面する状態で揺動
    自在に支持され前部が尖鋭形をなし外方側部が直
    状縁と曲状縁とからなるカム曲縁形をなしまた内
    方側部が突出状をなす対称形の二の分離翼と、こ
    れらの分離翼に近接する下方位置であつて前記各
    支台部面上に移動自在に載設され前記誘導板の下
    面上に垂設された誘導ピンが嵌挿された長孔を前
    記支台部の長手方向に沿つて穿つた遮断板と、こ
    の遮断板と前記各分離翼とが前方移動に際し重な
    り合つた状態で入り込むことができる微間を有し
    て前記定量箱の直上方に連通して配されたホツパ
    ー部と、及び前記各分離翼の外方側部が夫々当接
    する前記各支台部上の位置に夫々垂設した作用ピ
    ンとからなる構成を特徴とする澱粉麺自動製造装
    置。
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