JPH04337744A - 電子写真の画像定着方法および電子写真装置 - Google Patents
電子写真の画像定着方法および電子写真装置Info
- Publication number
- JPH04337744A JPH04337744A JP3110143A JP11014391A JPH04337744A JP H04337744 A JPH04337744 A JP H04337744A JP 3110143 A JP3110143 A JP 3110143A JP 11014391 A JP11014391 A JP 11014391A JP H04337744 A JPH04337744 A JP H04337744A
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- JP
- Japan
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- toner
- heating
- fixing method
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- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真の画像定着方
法並びに該定着方法を用いた電子写真装置に関する。
法並びに該定着方法を用いた電子写真装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真におけるトナー像を支持
体上に定着する際は熱圧ロール、例えば、シリコーンエ
ラストマー,フッ素系樹脂等の離型性のよい樹脂を被覆
したロールが使用されている。
体上に定着する際は熱圧ロール、例えば、シリコーンエ
ラストマー,フッ素系樹脂等の離型性のよい樹脂を被覆
したロールが使用されている。
【0003】一方、トナー中には紙等の転写支持体への
バインダとして樹脂が配合されている。バインダ樹脂は
α,β−不飽和エチレン系単量体を重合した樹脂,部分
架橋樹脂,ポリエステル樹脂,エポキシ樹脂等が提案さ
れている(特公昭55−6895号,特開昭50−44
836号,特公昭46−12860号,特開昭51−1
47325号公報)。
バインダとして樹脂が配合されている。バインダ樹脂は
α,β−不飽和エチレン系単量体を重合した樹脂,部分
架橋樹脂,ポリエステル樹脂,エポキシ樹脂等が提案さ
れている(特公昭55−6895号,特開昭50−44
836号,特公昭46−12860号,特開昭51−1
47325号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これら従来の定着方法
とトナーを用いて画像を形成する場合、定着温度が低い
場合にはトナーの溶融が不十分であり、画像表面が平滑
にならず、十分な光沢性が得られない。また、定着温度
が高い場合にはトナーの内部凝集力が弱く、ホットオフ
セットが発生し、良好な画像を得ることが出来なかった
。
とトナーを用いて画像を形成する場合、定着温度が低い
場合にはトナーの溶融が不十分であり、画像表面が平滑
にならず、十分な光沢性が得られない。また、定着温度
が高い場合にはトナーの内部凝集力が弱く、ホットオフ
セットが発生し、良好な画像を得ることが出来なかった
。
【0005】更に、封筒や厚紙等を支持体とした場合、
定着時の加圧加熱によって、しわやそりが発生すると云
う問題があった。
定着時の加圧加熱によって、しわやそりが発生すると云
う問題があった。
【0006】トナーあるいはトナーのバインダ樹脂の貯
蔵弾性率,損失弾性率および損失正接と、トナーの定着
性,画像品質との関係について提案(特開昭63−25
9575号,特開昭63−296065号,特開昭63
−300254号,特開平1−204066号公報)さ
れているが、これらからは支持体のしわ,そりを防ぎ、
同時に、光沢性の高い画像を得ることが出来なかった。
蔵弾性率,損失弾性率および損失正接と、トナーの定着
性,画像品質との関係について提案(特開昭63−25
9575号,特開昭63−296065号,特開昭63
−300254号,特開平1−204066号公報)さ
れているが、これらからは支持体のしわ,そりを防ぎ、
同時に、光沢性の高い画像を得ることが出来なかった。
【0007】本発明の目的は、電子写真において、封筒
,厚紙等の支持体の定着時のしわ,そりの発生を防ぎ、
かつ、光沢性の高い画像を得るための画像定着方法、並
びに電子写真装置を提供することにある。
,厚紙等の支持体の定着時のしわ,そりの発生を防ぎ、
かつ、光沢性の高い画像を得るための画像定着方法、並
びに電子写真装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明の要旨は次のとおりである。
明の要旨は次のとおりである。
【0009】(1)加熱部を支持体上のトナー付着面に
接触圧着して定着する電子写真の画像定着方法において
、前記トナーの加熱温度における損失正接tanδ の
値が5〜50の範囲のものを用い、前記加熱部とトナー
付着面の接触圧力がトナー支持体を変形させない圧力以
下で定着することを特徴とする電子写真の画像定着方法
。
接触圧着して定着する電子写真の画像定着方法において
、前記トナーの加熱温度における損失正接tanδ の
値が5〜50の範囲のものを用い、前記加熱部とトナー
付着面の接触圧力がトナー支持体を変形させない圧力以
下で定着することを特徴とする電子写真の画像定着方法
。
【0010】(2)前記加熱部とトナー付着面の接触圧
力が0.3〜1kg/cm2で定着することを特徴とす
る電子写真の画像定着方法。
力が0.3〜1kg/cm2で定着することを特徴とす
る電子写真の画像定着方法。
【0011】(3)光導電体からなる感光体と、前記感
光体を帯電させる帯電手段と、帯電した感光体表面に静
電潜像を形成する潜像形成手段と、前記静電潜像をトナ
ー現像する現像手段と、前記トナー像を支持体上に転写
する転写手段と、前記トナー像が転写された支持体を加
圧加熱する定着手段を備えた電子写真装置において、前
記トナーが、その定着時の加熱温度における損失正接t
anδ の値が5〜50であり、かつ、前記定着手段の
加熱部と前記トナー像が転写された支持体との接触圧力
が0.3〜1kg/cm2であることを特徴とする電子
写真装置。
光体を帯電させる帯電手段と、帯電した感光体表面に静
電潜像を形成する潜像形成手段と、前記静電潜像をトナ
ー現像する現像手段と、前記トナー像を支持体上に転写
する転写手段と、前記トナー像が転写された支持体を加
圧加熱する定着手段を備えた電子写真装置において、前
記トナーが、その定着時の加熱温度における損失正接t
anδ の値が5〜50であり、かつ、前記定着手段の
加熱部と前記トナー像が転写された支持体との接触圧力
が0.3〜1kg/cm2であることを特徴とする電子
写真装置。
【0012】本発明者らは検討によって、封筒,厚紙等
をトナー画像の支持体とした場合の支持体自体のしわ,
そりの発生を防ぐには、定着時の加熱部、例えば、加熱
ロールのトナー付着面の接触圧力を、従来の画像定着方
法における接触圧力よりもかなり低い、例えば0.3〜
1kg/cm2にすることにより達成できることを見出
した。なお、定着圧力が0.3kg/cm2よりも低い
と、トナーの定着力が弱くなるので好ましくない。
をトナー画像の支持体とした場合の支持体自体のしわ,
そりの発生を防ぐには、定着時の加熱部、例えば、加熱
ロールのトナー付着面の接触圧力を、従来の画像定着方
法における接触圧力よりもかなり低い、例えば0.3〜
1kg/cm2にすることにより達成できることを見出
した。なお、定着圧力が0.3kg/cm2よりも低い
と、トナーの定着力が弱くなるので好ましくない。
【0013】本発明者らは、本発明の定着方法によって
光沢性の高い画像を得ることができる機構を検討し、下
記のように考えた。すなわち、未定着トナー画像を形成
した支持体は、加熱ロールと接触し、熱によりトナー中
のバインダ樹脂は固体→ガラス状態→ゴム状態と変化し
、粘弾性体としての挙動を示すと同時に加熱部材の圧力
により塑性変形が始まる。そして、加熱部材の圧力から
開放されると、トナーが元の状態に回復しようとする応
力が働く。弾性体に近いトナーではこの元の状態に回復
しようとする応力が強く、表面が粗面化し、粘性体に近
いトナーはこの応力が弱く、表面が平滑になる。また、
粘弾性特性のうち、損失正接tanδ はばね的性質(
弾性)を示す貯蔵弾性率G′とダッシュポット的性質(
粘性)を示す損失弾性率G″との比で表され、一般的に
は、tanδ が大きいほど粘性体に近く、小さいほど
弾性体に近いと考えられる。
光沢性の高い画像を得ることができる機構を検討し、下
記のように考えた。すなわち、未定着トナー画像を形成
した支持体は、加熱ロールと接触し、熱によりトナー中
のバインダ樹脂は固体→ガラス状態→ゴム状態と変化し
、粘弾性体としての挙動を示すと同時に加熱部材の圧力
により塑性変形が始まる。そして、加熱部材の圧力から
開放されると、トナーが元の状態に回復しようとする応
力が働く。弾性体に近いトナーではこの元の状態に回復
しようとする応力が強く、表面が粗面化し、粘性体に近
いトナーはこの応力が弱く、表面が平滑になる。また、
粘弾性特性のうち、損失正接tanδ はばね的性質(
弾性)を示す貯蔵弾性率G′とダッシュポット的性質(
粘性)を示す損失弾性率G″との比で表され、一般的に
は、tanδ が大きいほど粘性体に近く、小さいほど
弾性体に近いと考えられる。
【0014】従って、tanδ が大きいほど画像表面
は平滑になり、光沢性が向上すると考えられる。しかし
、tanδ が大きすぎると溶融トナーの内部凝集力が
弱くなり、ホットオフセットが発生し、画像表面が粗面
化し、光沢性は低下する。トナーと加熱ロールとの接着
力の方が大きい場合にコールドオフセットが発生する。 このことから、加熱部材を圧着する定着方式において、
加熱温度におけるトナーの損失正接tanδ の値を適
正な範囲とすることにより、画像の光沢性を高め、かつ
、ホットオフセットを防止できることを見出した。
は平滑になり、光沢性が向上すると考えられる。しかし
、tanδ が大きすぎると溶融トナーの内部凝集力が
弱くなり、ホットオフセットが発生し、画像表面が粗面
化し、光沢性は低下する。トナーと加熱ロールとの接着
力の方が大きい場合にコールドオフセットが発生する。 このことから、加熱部材を圧着する定着方式において、
加熱温度におけるトナーの損失正接tanδ の値を適
正な範囲とすることにより、画像の光沢性を高め、かつ
、ホットオフセットを防止できることを見出した。
【0015】本発明者らの検討によれば、トナーの損失
正接tanδ の値が、加熱温度において5〜50であ
れば、ホットオフセットが発生せず、光沢性の高い画像
を得ることができる。
正接tanδ の値が、加熱温度において5〜50であ
れば、ホットオフセットが発生せず、光沢性の高い画像
を得ることができる。
【0016】なお、損失正接tanδ は、こうしたレ
オロジー的性質を測定するレオメータ(レオペキシアナ
ライザーRPX−705型:岩本製作所製)により測定
した。測定条件は、周波数0.1Hz ,歪角3度とし
、半径15mm,頂角87度のコーンプレートで温度依
存特性を測定した。
オロジー的性質を測定するレオメータ(レオペキシアナ
ライザーRPX−705型:岩本製作所製)により測定
した。測定条件は、周波数0.1Hz ,歪角3度とし
、半径15mm,頂角87度のコーンプレートで温度依
存特性を測定した。
【0017】本発明で使用したトナーバインダの種類は
、一般の電子写真で使用されているトナー用樹脂であれ
ば特に制限しない。但し、バインダの粘弾性特性がトナ
ーの粘弾性特性に強く影響を与えるため、バインダ自身
の粘弾性を考慮して選択すべきである。
、一般の電子写真で使用されているトナー用樹脂であれ
ば特に制限しない。但し、バインダの粘弾性特性がトナ
ーの粘弾性特性に強く影響を与えるため、バインダ自身
の粘弾性を考慮して選択すべきである。
【0018】バインダは、例えば、ポリスチレン,ポリ
−p−クロルスチレン,ポリビニルトルエンなどのスチ
レンおよびその置換体の単重合体,スチレン−p−クロ
ルスチレン共重合体,スチレン−プロピレン共重合体,
スチレン−ビニルトルエン共重合体,スチレン−ビニル
ナフタレン共重合体,スチレン−アクリル酸メチル共重
合体,スチレン−アクリル酸エチル共重合体,スチレン
−アクリル酸ブチル共重合体,スチレン−メタアクリル
酸メチル共重合体,スチレン−メタアクリル酸エチル共
重合体,スチレン−メタアクリル酸ブチル共重合体,ス
チレン−α−クロロメタアクリル酸メチル共重合体,ス
チレン−アクリロニトリル共重合体,スチレン−ビニル
メチルエーテル共重合体,スチレン−ビニルメチルケト
ン共重合体,スチレン−ブタジエン共重合体,スチレン
−イソプレン共重合体,スチレン−アクリロニトリル−
インデン共重合体などのスチレン系共重合体,ポリ塩化
ビニル,ポリ酢酸ビニル,ポリエチレン,ポリプロピレ
ン,シリコーン樹脂,ポリエステル樹脂,ポリウレタン
樹脂,ポリアミド樹脂,エポキシ樹脂,ポリビニルブチ
ラール,ロジン変性レジン,テルペン樹脂,フェノール
樹脂,キシレン樹脂,脂肪族又は脂環族炭化水素樹脂,
芳香族系石油樹脂,塩素化パラフィン,パラフィンワッ
クスの一種以上が用いられる。
−p−クロルスチレン,ポリビニルトルエンなどのスチ
レンおよびその置換体の単重合体,スチレン−p−クロ
ルスチレン共重合体,スチレン−プロピレン共重合体,
スチレン−ビニルトルエン共重合体,スチレン−ビニル
ナフタレン共重合体,スチレン−アクリル酸メチル共重
合体,スチレン−アクリル酸エチル共重合体,スチレン
−アクリル酸ブチル共重合体,スチレン−メタアクリル
酸メチル共重合体,スチレン−メタアクリル酸エチル共
重合体,スチレン−メタアクリル酸ブチル共重合体,ス
チレン−α−クロロメタアクリル酸メチル共重合体,ス
チレン−アクリロニトリル共重合体,スチレン−ビニル
メチルエーテル共重合体,スチレン−ビニルメチルケト
ン共重合体,スチレン−ブタジエン共重合体,スチレン
−イソプレン共重合体,スチレン−アクリロニトリル−
インデン共重合体などのスチレン系共重合体,ポリ塩化
ビニル,ポリ酢酸ビニル,ポリエチレン,ポリプロピレ
ン,シリコーン樹脂,ポリエステル樹脂,ポリウレタン
樹脂,ポリアミド樹脂,エポキシ樹脂,ポリビニルブチ
ラール,ロジン変性レジン,テルペン樹脂,フェノール
樹脂,キシレン樹脂,脂肪族又は脂環族炭化水素樹脂,
芳香族系石油樹脂,塩素化パラフィン,パラフィンワッ
クスの一種以上が用いられる。
【0019】また、上述のように、封筒,厚紙(はがき
程度の厚さ以上)等をトナー支持体とした場合、支持体
のしわ、そりの発生を防ぐには、定着圧力は0.3 〜
1kg/cm2 とすることが重要である。従って、バ
インダとしては融点が低く、紙等に対する濡れ性の良い
ポリエステル樹脂が特に好ましい。
程度の厚さ以上)等をトナー支持体とした場合、支持体
のしわ、そりの発生を防ぐには、定着圧力は0.3 〜
1kg/cm2 とすることが重要である。従って、バ
インダとしては融点が低く、紙等に対する濡れ性の良い
ポリエステル樹脂が特に好ましい。
【0020】なお、バインダの粘弾性特性がトナーの粘
弾性特性に影響を与えるため、樹脂自身の損失正接ta
nδ の値も5〜50のものを選択するのがよい。
弾性特性に影響を与えるため、樹脂自身の損失正接ta
nδ の値も5〜50のものを選択するのがよい。
【0021】ホットオフセットの防止には、高温でもト
ナーが弾性をもっていることが好ましい。そのためには
バインダ樹脂は1〜50重量%の架橋成分を含むものが
好ましい。
ナーが弾性をもっていることが好ましい。そのためには
バインダ樹脂は1〜50重量%の架橋成分を含むものが
好ましい。
【0022】本発明のトナーの着色剤は、カーボンブラ
ック,ニグロシン染料,ベンジジンイエロー(例えばC
.I.ピグメントイエロ−12),ニトロフェニルアミ
ンスルフォンアミド(例えばColor Index:
ディスパーズイエロー33),モノアゾ染料(C.I.
:ソルベントイエロー16),キナクリドン(C.I.
:ピグメントレッド122),アントラキノン染料,ジ
アゾ染料(例えばC.I.:ソルベントレッド19),
銅フタロシアニン(例えばC.I.:ピグメントブルー
15),インダンスレンブルーなど公知の染料,顔料を
用いることができる。なお、その際は、トナーの損失正
接tanδ の値が5〜50の範囲内となるように配合
することが重要である。
ック,ニグロシン染料,ベンジジンイエロー(例えばC
.I.ピグメントイエロ−12),ニトロフェニルアミ
ンスルフォンアミド(例えばColor Index:
ディスパーズイエロー33),モノアゾ染料(C.I.
:ソルベントイエロー16),キナクリドン(C.I.
:ピグメントレッド122),アントラキノン染料,ジ
アゾ染料(例えばC.I.:ソルベントレッド19),
銅フタロシアニン(例えばC.I.:ピグメントブルー
15),インダンスレンブルーなど公知の染料,顔料を
用いることができる。なお、その際は、トナーの損失正
接tanδ の値が5〜50の範囲内となるように配合
することが重要である。
【0023】本発明のトナーは公知のキャリアと混合し
た二成分現像剤、または一成分現像剤としても使用する
ことができる。二成分現像剤のキャリアは、例えば鉄粉
,フェライトのような磁性粉体,ガラスビーズおよびこ
れらの表面を樹脂で処理したものが用いられる。
た二成分現像剤、または一成分現像剤としても使用する
ことができる。二成分現像剤のキャリアは、例えば鉄粉
,フェライトのような磁性粉体,ガラスビーズおよびこ
れらの表面を樹脂で処理したものが用いられる。
【0024】本発明における定着装置は、圧着加熱定着
装置が使用でき、トナーの離型性をよくするため、表面
がフッ素系樹脂でコーティングされているものが好まし
い。例えば、アルミニウム,ステンレス,鉄,銅等の金
属製ロールの外周面に10〜100μmの厚さの四フッ
化エチレン樹脂層を設けた加熱ロールと、金属製ロール
の外周面にシリコンゴム,フッ素ゴム,フロロシリコン
ゴム等の弾性体層を比較的厚く設けた加圧ロールとを重
ね、そのロール間にトナー画像を形成した紙等の支持体
を通すことにより加圧加熱して定着するものである。
装置が使用でき、トナーの離型性をよくするため、表面
がフッ素系樹脂でコーティングされているものが好まし
い。例えば、アルミニウム,ステンレス,鉄,銅等の金
属製ロールの外周面に10〜100μmの厚さの四フッ
化エチレン樹脂層を設けた加熱ロールと、金属製ロール
の外周面にシリコンゴム,フッ素ゴム,フロロシリコン
ゴム等の弾性体層を比較的厚く設けた加圧ロールとを重
ね、そのロール間にトナー画像を形成した紙等の支持体
を通すことにより加圧加熱して定着するものである。
【0025】なお、ロールの加熱方法は、ロールに中空
部を設けてそこにシーズヒータ,温度センサを配置して
温度制御する公知の加熱手段で行うことができる。また
、必要に応じて加圧ロールにも同様な加熱手段を設けて
加熱してもよい。
部を設けてそこにシーズヒータ,温度センサを配置して
温度制御する公知の加熱手段で行うことができる。また
、必要に応じて加圧ロールにも同様な加熱手段を設けて
加熱してもよい。
【0026】更に、定着装置の加熱部の離型性を高める
ため、トナー接触面にシリコーンオイルなどの離型剤を
塗布することも有効である。
ため、トナー接触面にシリコーンオイルなどの離型剤を
塗布することも有効である。
【0027】本発明の定着装置は、ロールを用いたもの
に限らない。例えば、加圧できる二枚の板状の定着板に
加熱手段を設けたもので行なってもよい。
に限らない。例えば、加圧できる二枚の板状の定着板に
加熱手段を設けたもので行なってもよい。
【0028】
【作用】本発明の電子写真の画像定着方法において、光
沢性の高い画像を得ることができるのは、前述のとおり
、トナーとして加熱温度における損失正接tanδ の
値が5〜50の範囲となるような材料を選択したことに
より、定着時におけるトナーの溶融が十分に進み、かつ
、トナー層の内部凝集力が加熱部材とトナーとの接着力
よりも大きいためである。
沢性の高い画像を得ることができるのは、前述のとおり
、トナーとして加熱温度における損失正接tanδ の
値が5〜50の範囲となるような材料を選択したことに
より、定着時におけるトナーの溶融が十分に進み、かつ
、トナー層の内部凝集力が加熱部材とトナーとの接着力
よりも大きいためである。
【0029】
【実施例】本発明を実施例により説明する。なお、実施
例に記載の各成分の配合量は全て重量部である。
例に記載の各成分の配合量は全て重量部である。
【0030】〈実施例1〉
トナー組成
樹脂:ポリエステル樹脂(軟化点:117.4)
………………………100部 着色剤:カーボンブ
ラック ………………………………
………10部これをロールミルで加熱混練し、放冷後、
カッティングミルで粗粉砕し、さらに超音速ジェットミ
ルで微粉砕したものをジグザグ分級機で分級し、平均粒
径11μmのトナーを得た。
………………………100部 着色剤:カーボンブ
ラック ………………………………
………10部これをロールミルで加熱混練し、放冷後、
カッティングミルで粗粉砕し、さらに超音速ジェットミ
ルで微粉砕したものをジグザグ分級機で分級し、平均粒
径11μmのトナーを得た。
【0031】このトナー3部とフェライトキャリア(日
本鉄粉製 F−150:平均粒径80μm)100部
を混合し現像剤を得た。
本鉄粉製 F−150:平均粒径80μm)100部
を混合し現像剤を得た。
【0032】この現像剤を用いた未定着画像の出力には
、レーザビームプリンタ(SL−100:日立製)を用
いた。このプリンタの部分を図1に示した。
、レーザビームプリンタ(SL−100:日立製)を用
いた。このプリンタの部分を図1に示した。
【0033】また、未定着画像の定着には、加熱ロール
と加圧ロールを備えた下記の仕様の定着装置を用いた。
と加圧ロールを備えた下記の仕様の定着装置を用いた。
【0034】アルミ製中空筒の外周面に四フッ化エチレ
ン樹脂を約10μmの厚さにコーティングした加熱ロー
ル(直径32mm)と、アルミ製中空筒の外周面にシリ
コーンゴムを約13mmの厚さに形成した加圧ロール(
直径40mm)とをもち、加熱ロールの表面に離型補助
剤のシリコーンオイルがうすく塗布できるように構成し
た。定着装置の定着条件は、定着温度180℃,定着ス
ピード50mm/秒,ニップ幅(加熱ロールと加圧ロー
ルとの接触面の幅)4mmとし、圧力を0.6kg/c
m2,1kg/cm2,1.5kg/cm2,4.0k
g/cm2 と変えて行った。
ン樹脂を約10μmの厚さにコーティングした加熱ロー
ル(直径32mm)と、アルミ製中空筒の外周面にシリ
コーンゴムを約13mmの厚さに形成した加圧ロール(
直径40mm)とをもち、加熱ロールの表面に離型補助
剤のシリコーンオイルがうすく塗布できるように構成し
た。定着装置の定着条件は、定着温度180℃,定着ス
ピード50mm/秒,ニップ幅(加熱ロールと加圧ロー
ルとの接触面の幅)4mmとし、圧力を0.6kg/c
m2,1kg/cm2,1.5kg/cm2,4.0k
g/cm2 と変えて行った。
【0035】また、得られた画像の光沢度の測定には、
日本電色製変角光度計VG−1B型を用いた。
日本電色製変角光度計VG−1B型を用いた。
【0036】以下に示す実施例2,3及び比較例1〜3
はトナー組成以外は実施例1と同じ条件でトナー試料を
作成し、同じ条件で評価した。
はトナー組成以外は実施例1と同じ条件でトナー試料を
作成し、同じ条件で評価した。
【0037】
〈実施例2〉
樹脂:ポリエステル樹脂(軟化点:119.1)…
………………………100部 着色剤:カーボンブラ
ック …………………………………
……10部〈実施例3〉 樹脂:ポリエステル樹脂(軟化点:119.8)…
………………………100部 着色剤:カーボンブラ
ック …………………………………
……10部〈比較例1〉 樹脂:ポリエステル樹脂(軟化点:130.5)…
………………………100部 着色剤:カーボンブラ
ック …………………………………
……10部〈比較例2〉 樹脂:スチレン−アクリル樹脂(軟化点:139.
4)…………………100部 着色剤:カーボンブラ
ック …………………………………
……10部〈比較例3〉 樹脂:ポリエステル樹脂(軟化点:105.4)…
………………………100部 着色剤:カーボンブラ
ック …………………………………
……10部以上実施例1〜3及び比較例1〜3について
、その光沢度,オフセット発生状況、そしてそれらの実
施例に用いたトナーの180℃における損失正接tan
δ および定着圧力が0.6kg/cm2,1kg/c
m2,1.5kg/cm2,4.0kg/cm2 の場
合の封筒,厚紙(はがき)のしわ,そりの発生を目視評
価した。これらの結果を表1に示す。
………………………100部 着色剤:カーボンブラ
ック …………………………………
……10部〈実施例3〉 樹脂:ポリエステル樹脂(軟化点:119.8)…
………………………100部 着色剤:カーボンブラ
ック …………………………………
……10部〈比較例1〉 樹脂:ポリエステル樹脂(軟化点:130.5)…
………………………100部 着色剤:カーボンブラ
ック …………………………………
……10部〈比較例2〉 樹脂:スチレン−アクリル樹脂(軟化点:139.
4)…………………100部 着色剤:カーボンブラ
ック …………………………………
……10部〈比較例3〉 樹脂:ポリエステル樹脂(軟化点:105.4)…
………………………100部 着色剤:カーボンブラ
ック …………………………………
……10部以上実施例1〜3及び比較例1〜3について
、その光沢度,オフセット発生状況、そしてそれらの実
施例に用いたトナーの180℃における損失正接tan
δ および定着圧力が0.6kg/cm2,1kg/c
m2,1.5kg/cm2,4.0kg/cm2 の場
合の封筒,厚紙(はがき)のしわ,そりの発生を目視評
価した。これらの結果を表1に示す。
【0038】
【表1】
【0039】上記の結果から分かるように、いずれの実
施例にも定着圧力が1kg/cm2 を超える場合には
封筒,厚紙にしわ,そりが発生し、180℃におけるト
ナーの損失正接tanδ の値が50以上ではホットオ
フセットが発生し、さらに、5以下では光沢度が30%
以下となり、良好な画像は得られなかった。
施例にも定着圧力が1kg/cm2 を超える場合には
封筒,厚紙にしわ,そりが発生し、180℃におけるト
ナーの損失正接tanδ の値が50以上ではホットオ
フセットが発生し、さらに、5以下では光沢度が30%
以下となり、良好な画像は得られなかった。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、トナー付着面を加圧加
熱して定着する本発明の電子写真の定着法は、用いるト
ナーの損失正接tanδ の値が定着時の加熱温度範囲
で5〜50のものを選択することにより、得られた画像
の光沢度が高く、かつ、トナーのオフセットが防止され
、定着圧力1kg/cm2以下で定着することができる
。
熱して定着する本発明の電子写真の定着法は、用いるト
ナーの損失正接tanδ の値が定着時の加熱温度範囲
で5〜50のものを選択することにより、得られた画像
の光沢度が高く、かつ、トナーのオフセットが防止され
、定着圧力1kg/cm2以下で定着することができる
。
【0041】また、定着圧力が1kg/cm2 以下と
小さいためにトナー支持体のしわ,そりを防止すること
ができる。
小さいためにトナー支持体のしわ,そりを防止すること
ができる。
【図1】レーザビームプリンタの部分説明図。
1…光導電体、2…現像剤、3…トナー、4…現像器、
5…レーザ光、6…帯電器、7…ブラシ、8…転写器、
9…支持体、10…定着器、11…加熱ロール、12…
加圧ロール。
5…レーザ光、6…帯電器、7…ブラシ、8…転写器、
9…支持体、10…定着器、11…加熱ロール、12…
加圧ロール。
Claims (7)
- 【請求項1】加熱部を支持体上のトナー付着面に接触圧
着して定着する電子写真の画像定着方法において、前記
トナーの加熱温度における損失正接の値が5〜50の範
囲のものを用い、前記加熱部と前記トナー付着面の接触
圧力がトナー支持体を変形させない圧力以下で定着する
ことを特徴とする電子写真の画像定着方法。 - 【請求項2】加熱部を支持体上のトナー付着面に接触圧
着して定着する電子写真の画像定着方法において、前記
トナーの加熱温度における損失正接の値が5〜50の範
囲のものを用い、前記加熱部と前記トナー付着面の接触
圧力が0.3〜1kg/cm2で定着することを特徴と
する電子写真の画像定着方法。 - 【請求項3】請求項1または2において、前記加熱部の
表面がフッ素系樹脂層からなる電子写真の画像定着方法
。 - 【請求項4】請求項1,2または3において、前記加熱
部が加熱ロールと加圧ロールで構成されている電子写真
の画像定着方法。 - 【請求項5】請求項1,2,3または4において、トナ
ーバインダの主成分がポリエステル樹脂であるトナーを
用いた電子写真の画像定着方法。 - 【請求項6】請求項1,2,3または4において、トナ
ーバインダが1〜50重量%の架橋成分を含むポリエス
テル樹脂であるトナーを用いた電子写真の画像定着方法
。 - 【請求項7】光導電体からなる感光体と、前記感光体を
帯電させる帯電手段と、帯電した感光体表面に静電潜像
を形成する潜像形成手段と、前記静電潜像をトナー現像
する現像手段と、前記トナー像を支持体上に転写する転
写手段と、前記トナー像が転写された支持体を加圧加熱
する定着手段を備えた電子写真装置において、前記トナ
ーが、その定着時の加熱温度における損失正接の値が5
〜50であり、かつ、前記定着手段の加熱部と前記トナ
ー像が転写された支持体との接触圧力が0.3〜1kg
/cm2 であることを特徴とする電子写真装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3110143A JPH04337744A (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | 電子写真の画像定着方法および電子写真装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3110143A JPH04337744A (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | 電子写真の画像定着方法および電子写真装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04337744A true JPH04337744A (ja) | 1992-11-25 |
Family
ID=14528130
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3110143A Pending JPH04337744A (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | 電子写真の画像定着方法および電子写真装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04337744A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004059396A1 (ja) * | 2002-12-25 | 2004-07-15 | Toyo Ink Manufacturing Co., Ltd. | トナー用ポリエステル樹脂、静電荷像現像用トナーおよび画像形成方法 |
-
1991
- 1991-05-15 JP JP3110143A patent/JPH04337744A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004059396A1 (ja) * | 2002-12-25 | 2004-07-15 | Toyo Ink Manufacturing Co., Ltd. | トナー用ポリエステル樹脂、静電荷像現像用トナーおよび画像形成方法 |
| CN100346234C (zh) * | 2002-12-25 | 2007-10-31 | 东洋油墨制造株式会社 | 调色剂用聚酯树脂、静电荷像显影用调色剂及影像形成方法 |
| US7569320B2 (en) | 2002-12-25 | 2009-08-04 | Toyo Ink Mfg. Co., Ltd | Polyester resin for toner, toner for developing electrostatic charge image and method for forming image |
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