JPH0433843B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0433843B2 JPH0433843B2 JP7738888A JP7738888A JPH0433843B2 JP H0433843 B2 JPH0433843 B2 JP H0433843B2 JP 7738888 A JP7738888 A JP 7738888A JP 7738888 A JP7738888 A JP 7738888A JP H0433843 B2 JPH0433843 B2 JP H0433843B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- furnace
- converter
- steel
- flow velocity
- linear flow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Carbon Steel Or Casting Steel Manufacturing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は上底吹き転炉、底吹き転炉によりステ
ンレス鋼を溶製精錬する方法に関し、詳しくは鋼
中窒素の低減化を転炉の炉口開口面積を変えるこ
とで図るものである。
ンレス鋼を溶製精錬する方法に関し、詳しくは鋼
中窒素の低減化を転炉の炉口開口面積を変えるこ
とで図るものである。
一般に底吹き転炉や上底吹き転炉においては、
気泡が溶鉄中を上昇する過程でのフラツシング効
果により、脱窒速度が上吹転炉より速い。しかし
近年の極底窒素ステンレス鋼の精錬の場合、上記
フラツシング効果のみでは脱窒効果が不充分であ
る。
気泡が溶鉄中を上昇する過程でのフラツシング効
果により、脱窒速度が上吹転炉より速い。しかし
近年の極底窒素ステンレス鋼の精錬の場合、上記
フラツシング効果のみでは脱窒効果が不充分であ
る。
そこで本発明の目的は、鋼中窒素をコスト的有
利に低減させる方法を提供することにある。
利に低減させる方法を提供することにある。
上記課題を解決するための本発明は、上底吹き
転炉、底吹き転炉におけるステンレス溶製精錬に
おいて、転炉の炉口での排ガス線流速が16Nm/
min以上である炉口開口面積を有する転炉を用い
ることを特徴とするものである。
転炉、底吹き転炉におけるステンレス溶製精錬に
おいて、転炉の炉口での排ガス線流速が16Nm/
min以上である炉口開口面積を有する転炉を用い
ることを特徴とするものである。
本発明では、炉口断面積を減少させ、排ガスの
炉口線流速を上昇させるものであるから、鋼浴表
面に空気が侵入せず、したがつて炉内のPN2(窒
素分圧)を低下させることができるので、鋼中の
窒素量を低減化できる。
炉口線流速を上昇させるものであるから、鋼浴表
面に空気が侵入せず、したがつて炉内のPN2(窒
素分圧)を低下させることができるので、鋼中の
窒素量を低減化できる。
以下本発明をさらに具体的に説明する。まず本
発明完成に至る過程について説明すると、一般に
ステンレス鋼精錬においては、吸N反応(窒素を
吸収する反応)は主に鋼浴表面で起こり、脱N反
応は主に気泡表面でおこる。そこで全体としての
吸N速度は近似的に(1)式で示すことができる。
発明完成に至る過程について説明すると、一般に
ステンレス鋼精錬においては、吸N反応(窒素を
吸収する反応)は主に鋼浴表面で起こり、脱N反
応は主に気泡表面でおこる。そこで全体としての
吸N速度は近似的に(1)式で示すことができる。
dN/dt=k′(〔N〕e−〔N〕)
−A/Vk〔N〕2 ……(1)
ここで〔N〕:Nの濃度
〔N〕e:Nの平衡濃度
k′:物質移動容量係数
k:反応速度定数
A:気泡表面積
V:鋼浴体積
上記式(1)より、鋼中Nを低下させるには、〔N〕
eを低下させ、したがつて炉内PN2を低下させれ
ばよいことがわかる。
eを低下させ、したがつて炉内PN2を低下させれ
ばよいことがわかる。
ところで炉内PN2を低下させるには、侵入空気
量を減少させる必要がある。この侵入空気量は炉
口における排ガスの線流速(以下「炉口線流速」
という)との相関が大きく、一般的に第3図のよ
うな傾向を示す。第3図から、炉口線流速が増加
するにともない、侵入空気良が減少していること
がわかる。しかも炉口線流速を16Nm/min以上
とすれば、侵入空気量は約20Nm33/hrに低減で
きる。
量を減少させる必要がある。この侵入空気量は炉
口における排ガスの線流速(以下「炉口線流速」
という)との相関が大きく、一般的に第3図のよ
うな傾向を示す。第3図から、炉口線流速が増加
するにともない、侵入空気良が減少していること
がわかる。しかも炉口線流速を16Nm/min以上
とすれば、侵入空気量は約20Nm33/hrに低減で
きる。
また、前述の如く、侵入空気量が増大すれば炉
内PN2が増加することが考えられ、この点を確認
するため、炉内PN2と炉口線流速との関係を調べ
たところ、第4図の結果を得た。この図より、や
はり炉口線流速の増加に伴い、炉内PN2が低下す
るとがわかり、特に炉口線流速を16Nm/min以
上にすれば、炉内PN23.0×10-3atm程度のレベル
を十分に確保できる。
内PN2が増加することが考えられ、この点を確認
するため、炉内PN2と炉口線流速との関係を調べ
たところ、第4図の結果を得た。この図より、や
はり炉口線流速の増加に伴い、炉内PN2が低下す
るとがわかり、特に炉口線流速を16Nm/min以
上にすれば、炉内PN23.0×10-3atm程度のレベル
を十分に確保できる。
次に第5図には、炉内PN2と鋼中Nの関係の調
査結果を示すが、この図より炉内PN2を低下させ
れば鋼中Nを低減できることが確認できる。
査結果を示すが、この図より炉内PN2を低下させ
れば鋼中Nを低減できることが確認できる。
さて、以上の結果より、鋼中Nを低下させるに
は、炉内PN2を低下させればよく、この炉内PN2
を低下させるには炉口線流速を16Nm/min以上
まで上昇させればよいことが判る。ところで、炉
口線流速を上昇させるには、底吹きガス(Ar)
流量を増加させる方法、炉口断面積を減少させ
る方法の2方法が考えられる。上記の方法で
は、高価なArガス使用量が増加し、コスト上昇
につながるため、本発明ではの方法を採用する
ものである。
は、炉内PN2を低下させればよく、この炉内PN2
を低下させるには炉口線流速を16Nm/min以上
まで上昇させればよいことが判る。ところで、炉
口線流速を上昇させるには、底吹きガス(Ar)
流量を増加させる方法、炉口断面積を減少させ
る方法の2方法が考えられる。上記の方法で
は、高価なArガス使用量が増加し、コスト上昇
につながるため、本発明ではの方法を採用する
ものである。
第1図は本発明に係る底吹き転炉を示すたもの
で、図中、1は出鋼孔、2,2はトラニオン軸、
3は炉口部を示している。
で、図中、1は出鋼孔、2,2はトラニオン軸、
3は炉口部を示している。
前述のように鋼中Nを減少させるためには、こ
の炉口部3の断面積をできるだけ減少させる必要
がある。しかし他方において、炉口には、溶鋼情
報を得るためメインランス4、サブランス5を挿
入するため、また副原料投入のため、ある程度の
開口面積が必要である。そこで本発明では、操業
上の制約とならない範囲で炉口開口を狭めるた
め、円形開口に対して切欠円状の炉口開口面積調
整蓋6,6を設けるものである。この蓋6は耐火
物によつて形成される。7は底吹口である。
の炉口部3の断面積をできるだけ減少させる必要
がある。しかし他方において、炉口には、溶鋼情
報を得るためメインランス4、サブランス5を挿
入するため、また副原料投入のため、ある程度の
開口面積が必要である。そこで本発明では、操業
上の制約とならない範囲で炉口開口を狭めるた
め、円形開口に対して切欠円状の炉口開口面積調
整蓋6,6を設けるものである。この蓋6は耐火
物によつて形成される。7は底吹口である。
第1図に示す炉口断面積を減少させた転炉を用
いると、第2図に示されているように、炉口線流
速が22Nm/minに上昇し、鋼中Nが102ppmか
ら60ppmに低下した。
いると、第2図に示されているように、炉口線流
速が22Nm/minに上昇し、鋼中Nが102ppmか
ら60ppmに低下した。
なお、従来の炉口線速度は、転炉の大きさにも
よるが、一般に、12〜14Nm/minである。した
がつて従来法では本発明のような効果は期待でき
ない。
よるが、一般に、12〜14Nm/minである。した
がつて従来法では本発明のような効果は期待でき
ない。
以上の通り、本発明によれば、鋼中Nを転炉の
炉口のみ改造によつてコスト的有利に低減させる
ことができる。
炉口のみ改造によつてコスト的有利に低減させる
ことができる。
第1図は本発明に係る転炉を示したもので、a
は縦断面図、bは平面図、第2図は本発明による
鋼中Nの低減効果を示す図、第3図は侵入空気量
と炉口線流速との関係図、第4図は炉内PN2と炉
口線流速との関係図、第5図は鋼中Nと炉内PN2
との関係図である。 1……出鋼孔、2……トラニオン軸、3……炉
口部、4……メインランス、5……サブランス、
6,6……炉口開口面積調整蓋。
は縦断面図、bは平面図、第2図は本発明による
鋼中Nの低減効果を示す図、第3図は侵入空気量
と炉口線流速との関係図、第4図は炉内PN2と炉
口線流速との関係図、第5図は鋼中Nと炉内PN2
との関係図である。 1……出鋼孔、2……トラニオン軸、3……炉
口部、4……メインランス、5……サブランス、
6,6……炉口開口面積調整蓋。
Claims (1)
- 1 上底吹き転炉、底吹き転炉におけるステンレ
ス溶製精錬において、転炉の炉口での排ガス線流
速が16Nm/min以上である炉口開口面積を有す
る転炉を用いることを特徴とするステンレス鋼の
溶製精錬方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7738888A JPH01247525A (ja) | 1988-03-30 | 1988-03-30 | ステンレス鋼の溶製精錬方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7738888A JPH01247525A (ja) | 1988-03-30 | 1988-03-30 | ステンレス鋼の溶製精錬方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01247525A JPH01247525A (ja) | 1989-10-03 |
| JPH0433843B2 true JPH0433843B2 (ja) | 1992-06-04 |
Family
ID=13632509
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7738888A Granted JPH01247525A (ja) | 1988-03-30 | 1988-03-30 | ステンレス鋼の溶製精錬方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01247525A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4761938B2 (ja) * | 2005-08-17 | 2011-08-31 | 株式会社神戸製鋼所 | 転炉の吹錬方法 |
-
1988
- 1988-03-30 JP JP7738888A patent/JPH01247525A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01247525A (ja) | 1989-10-03 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3565605A (en) | Process for the continuous refining of metals | |
| GB2099021A (en) | Preventing foaming when refining pig iron by top-slawing agent and device for carrying out the process | |
| JPH0433843B2 (ja) | ||
| JPH0328484B2 (ja) | ||
| US3930843A (en) | Method for increasing metallic yield in bottom blown processes | |
| JP2767674B2 (ja) | 高純度ステンレス鋼の精錬方法 | |
| JP3214730B2 (ja) | 環流式真空脱ガス装置を用いた高純度鋼の精錬方法 | |
| JP3118606B2 (ja) | 極低炭素鋼の製造方法 | |
| JPS62235415A (ja) | 精錬容器及び精錬方法 | |
| KR100225249B1 (ko) | 슬로핑 발생 억제를 위한 잔류 슬래그량 조절방법 | |
| JP3290050B2 (ja) | 溶銑の脱硫方法 | |
| JPS58167707A (ja) | 上下吹き転炉による高炭素鋼の溶製方法 | |
| JP2819424B2 (ja) | 極低炭素鋼の製造方法 | |
| JPS6149758A (ja) | タンディッシュ内の溶鋼シール方法 | |
| JP3225747B2 (ja) | 溶鋼の真空脱ガス脱炭方法 | |
| JPS57158316A (en) | Production of al-containing steel | |
| JP3025042B2 (ja) | 極低炭素鋼の製造方法 | |
| JP3282487B2 (ja) | ホーロー用鋼の製造方法 | |
| JPS62196314A (ja) | 転炉操業方法 | |
| JP2940358B2 (ja) | 清浄鋼の溶製方法 | |
| RU1836442C (ru) | Камерна установка доводки расплавленного металла | |
| JPS5822319A (ja) | 極低水素極低硫鋼の製造方法 | |
| JPH0535842U (ja) | 転炉型冶金反応炉 | |
| JPH0433847B2 (ja) | ||
| JPS59166617A (ja) | 含クロム溶鋼の精錬方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |