JPH04338468A - 揮発性薬液等の放散装置 - Google Patents

揮発性薬液等の放散装置

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JPH04338468A
JPH04338468A JP3136940A JP13694091A JPH04338468A JP H04338468 A JPH04338468 A JP H04338468A JP 3136940 A JP3136940 A JP 3136940A JP 13694091 A JP13694091 A JP 13694091A JP H04338468 A JPH04338468 A JP H04338468A
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JP
Japan
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casing
cylinder
discharge port
gas discharge
housing
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Pending
Application number
JP3136940A
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English (en)
Inventor
Haruo Nishimura
西村 晴雄
Asanosuke Hattori
服部 浅之助
Hidenori Sugano
秀則 菅野
Hiroyuki Hatori
浩之 羽鳥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Chemical Industrial Co Ltd
Japan Chemical Industries Co Ltd
Original Assignee
Nippon Chemical Industrial Co Ltd
Japan Chemical Industries Co Ltd
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Publication date
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物、自動車、電車等
の室内、あるいは衣料や小物等を収納するロッカー等に
配設され、芳香剤等の揮発性薬液等を収納・保持し、香
気を伴った気体を室内、車内空間等に放散することがで
きる揮発性薬液等の放散装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の放散装置としては、密封
して販売される芳香剤等の包装袋、箱又は瓶などを、使
用時に開封、開栓したものを任意の場所に放置し、室内
や車内空間に芳香等を発散させるようにしたものが知ら
れている。また、揮発性薬液を含浸させた媒体を容器内
に設置し、その揮発を促進しかつ上方へ放散誘導するた
めに容器内に圧電振動板を取り付け、うちわ動作により
送風する方式のものもある。しかしながら、かかる放散
装置においては、通常、一端空中に放出した香気をさら
に拡散するためのものであるため、容器の放出口が大き
く開設されている。このため、芳香剤等が大量に自然放
散し、室内に香りが長時間充満したままとなり、快適で
あるべきはずの室内空間が、過度の香料放出により逆に
嫌悪感の場となってしまうことがある。また、かかる弊
害を防止する手段として、開閉装置を設け、放出口を所
定時間のみ開放する構造のものが考えられるが、開閉装
置を駆動させる駆動装置やタイマ等も別途に配設する必
要があり、構造が複雑となるという問題が考えられる。
【0003】そこで、かかる問題点に鑑み、本出願人は
先に特願平2−302656号として、シリンダと該シ
リンダ内を液体の抵抗を受けつつ移動するピストンとを
有し、該シリンダがケーシングに設けた気体放出口を開
閉する機能も兼ね備えてなるタイマ装置を配設した揮発
性薬剤の放散装置を提案している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この放散装置は、常態
においては、シリンダによりケーシングの気体放出口を
閉塞し、その内部に揮発性薬液から蒸散した芳香気体等
を充満させておき、芳香等を放散するときは、押圧部材
により、該シリンダを気体放出口から離間させ該気体放
出口を開口するものである。
【0005】しかしながら、特に高温下で使用した場合
には、芳香気体等の蒸散により、ケーシング内が高圧と
なり、押圧部材を介してシリンダを押圧しても、該シリ
ンダを気体放出口から離間させることができない場合が
ある。これでは、気体放出口が開口しないため、芳香気
体を外部へ放散することができない。
【0006】そこで、本発明は、簡単な構造により必要
とするときのみ芳香等を放散することができ、吐出停止
後は揮発性薬液の自然漏洩による放出をほぼ完全に防止
することができると共に、気体放出口の開閉操作も容易
に行なうことができる揮発性薬液等の放散装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の揮発性薬液等の放散装置は、周壁部の任意個所
に気体吐出口が形成されてなるハウジングと、該ハウジ
ング内に配設され、一端側の壁部に気体放出口が形成さ
れてなると共に他端開口の略筒状に形成されたタイマ装
置保持用ケーシングと、通気口を有すると共に該ケーシ
ングの他端開口部に装着される中蓋部材に、一端部が固
定されて配設されたピストンロッドと、該ピストンロッ
ドの他端部に固着される固定ピストンと、後端側がケー
シングの気体放出口から突出するように、かつ該固定ピ
ストンを内装して摺動可能に配設されると共に、該ケー
シングの一端側の壁部に当接・離間することにより該気
体放出口を開閉するフランジ部と該フランジ部に穿設さ
れた補助弁配設用の弁孔とを有するシリンダと、該シリ
ンダ内に密閉的に収納保持される粘性液体と、該シリン
ダのフランジ部に設けた弁孔を開閉するために配設され
、該フランジ部がケーシングの一端側の壁部から離間す
る前に開弁作動せしめられる補助弁と、を有し、該シリ
ンダのフランジ部がケーシングの一端側の壁部から離間
した後、粘性液体の抵抗により所定時間を要して遅動復
帰可能に設けたタイマ装置と、揮発性薬液等が収納され
てなり、該ケーシングの他端側に固定連結され、前記中
蓋部材に形成した通気口を通じて該ケーシング内へ芳香
気体等を蒸散するための薬液等の収納容器と、前記ハウ
ジング周面に露出すると共に、前記タイマ装置の補助弁
の一部とシリンダ後端部とに当接可能に配設され、補助
弁を開弁させた後にシリンダを押圧して前記ケーシング
の気体放出口を開放する押圧部材と、を有して構成され
ることを特徴とする。
【0008】
【作用】かかる構成では、常態においては、タイマ装置
のシリンダに形成したフランジ部により、ケーシングの
気体放出口が閉塞されているので、揮発性薬液の芳香気
体等は、ケーシング内に充満している。
【0009】一方、押圧部材を押圧すると、まず補助弁
が開弁作動せしめられ、続いてタイマ装置のシリンダが
押圧される。これにより、ケーシングの気体放出口が開
放されると同時に、シリンダが摺動する。シリンダが所
定時間を要して遅動復帰している間ハウジングの気体吐
出口から上記ケーシング内に充満していた芳香気体等が
ハウジング外方へ放散せしめられる。
【0010】一定時間経過して、シリンダが完全復帰す
ると、ケーシングの気体放出口は再び閉塞されるため、
芳香気体等の放散が停止する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の揮発性薬液等の放散装置を図
面に示した一実施例に基づきさらに詳細に説明する。図
において、1は本実施例にかかる放散装置を示し、ハウ
ジング2、タイマ装置3、タイマ装置保持用のケーシン
グ4、揮発性薬液等の収納容器5、押圧部材6等を有し
て構成される。
【0012】ハウジング2は、プラスチックや金属材料
等から構成され、かつ蓋部材21が本体部22に対して
開閉可能に形成されている。すなわち、図1、図3及び
図4に示すように、それぞれの後壁部21a,22aの
内方に突設したリブ21b,22bにねじ23が挿通さ
れていると共に、蓋部材21の前壁部21cに突設した
係合用突片21dを、本体部22の前壁部22cに形成
した凹部22dに係合可能とすることにより、開閉可能
となっている。また、このハウジング2の任意位置、本
実施例では蓋部材21上面に気体吐出口24が開設され
ている。
【0013】さらに、上記ハウジング2は、例えば、蓋
部材21の表面に露出して配設される2つの押圧部材6
を有しており、各押圧部材6の内側に形成された凹部6
1が後述するタイマ装置3のシリンダ部32の後端部に
対して当接可能であると共に、常態においては該シリン
ダ部32の後端部との間に所定間隙62を有するように
配設されている。また、この押圧部材6は、その一部6
3が後述する補助弁34のスプリング受部材34cに対
し、常態において当接しているか、あるいは上記凹部6
1とシリンダ部32の後端部との間隙62よりも小さい
間隙を有するように形成されている。すなわち、押圧部
材6を押圧したときにまず補助弁34を開弁作動させ、
しかる後、シリンダ部32を押圧する構造である。さら
に、この押圧部材6は、上記間隙62を形成するため、
常態においてハウジング2周面に露出するように付勢す
る第1のスプリン部材64により弾発支持される。第1
のスプリング部材64は、本実施例のように、押圧部材
6の凹部61とシリンダ部31の後端部との間に介在配
設してもよいが、押圧部材6をハウジング2周面へ露出
させる方向へ付勢できれば配設個所は限定されるもので
はない。例えば、押圧部材6の任意部位とケーシング4
との間に配設することができる。
【0014】タイマ装置3は、図5及び図6に示したよ
うに、通気口43aを有すると共に後述するケーシング
4の他端開口部42に装着される中蓋部材43に、固定
ねじ挿通用のタップ穴30cを介してその一端部30a
が固定されて配設されるピストンロッド30と、該ピス
トンロッド30の他端部30bに固着される固定ピスト
ン31と、後端側がケーシング4の気体放出口41aか
ら突出するように、かつ該固定ピストン31を内装して
摺動可能に配設されると共に、ケーシング4の一端側の
壁部41に当接・離間することによりケーシング4の気
体放出口41aを開閉するフランジ部32aと該フラン
ジ部32aに穿設された補助弁配設用の弁孔32bとを
有するシリンダ32と、該シリンダ32内に密閉的に収
納保持される粘性液体33と、該シリンダ32のフラン
ジ部32aに設けた弁孔32bを開閉するために配設さ
れ、該フランジ部32aがケーシング4の一端側の壁部
41から離間する前に開弁作動せしめられる補助弁34
と、を有して構成されている。
【0015】具体的には、図6に示したように、上記シ
リンダ32の内部は、ピストン31により、第1の液体
室32dと第2の液体室32eとの2室に区分されてい
ると共に、その内周壁には軸方向に沿って所定の長さの
いわゆるチョーク溝32cが形成されている。32gは
シリンダ32の底壁部32fに穿設した液体注入孔、3
2hは該注入孔32gを閉塞する止めねじ、32jはフ
ランジ部32aの適宜位置に埋設されたH形パッキンで
ある。
【0016】また、上記したピストン31には小径の液
体通過孔31aと大径の液体通過孔31bとがその軸方
向に沿って穿設されている。そして、この液体通過孔3
1a,31bのうち第2の液体室32e側に開口する端
部を開閉するため、中央にピストンロッド挿通孔を有す
る略円板状の弁部材31cが、その内周縁部を弁押え部
材31dによって押えることによりピストン31の一端
面に対して固定されている。なお、小径の液体通過孔3
1aの端部と弁部材31cとの間には僅かの隙間が生じ
るように段差部が形成されており、この隙間が液体流通
路31eとして機能するものである。31fは該ピスト
ン31に周設される断面略V字状のパッキンである。ま
た、35はピストン31と共に第2の液体室32eを仕
切形成するために、一端部35aがシリンダ32の内壁
に圧着され、他端部35bがピストンロッド30の外周
部に圧着されて配設されるベローであり、36はピスト
ンロッド30の一端部30aをシリンダ32外へ突出可
能な貫通孔36aを有すると共に、該シリンダ32の開
口部32iを閉塞する栓部材である。
【0017】補助弁34は、シリンダ32のフランジ部
32aに形成された弁孔32bに遊挿される弁棒34a
と、該弁棒34aのうちケーシング4内に臨む端部に取
付けられる弁体34bと、常態において該弁体34bが
弁孔32bを閉塞する方向へ付勢するため、フランジ部
32aと弁棒34aの他端部に取付けたスプリング受部
材34cとの間に配設される第2のスプリング部材34
dと、を備えて構成されている。
【0018】また、図5に示した37は第3のスプリン
グであり、シリンダ32に突設したフランジ部32aと
後述するケーシング4の中蓋部材43との間に配設され
、常時はシリンダ後端側がケーシング4の気体放出口4
1aから突出する方向へシリンダ32を押圧し、フラン
ジ部32aにより、該気体放出口41aを閉塞するもの
である。なお、配設位置は特に限定されるものではなく
、例えば、シリンダ32内であって、ピストン31とシ
リンダ32の底壁部32fとの間に配設するものとして
もよい。
【0019】ケーシング4は、図5に示すように、有底
筒状に形成されていると共に、一端側の壁部(底壁部)
41に上記タイマ装置3のシリンダ部32の径よりも大
きい径を有する気体放出口41aが開設されている。ま
た、他端開口部42には、通気口43aを有すると共に
、内周部に後述の収納容器5を連結するための雌ねじ部
43bが形成されてなる略筒状の中蓋部材43が嵌合固
定されている。
【0020】このケーシング4は、上記したタイマ装置
3を次のように保持する。すなわち、タイマ装置3のシ
リンダ部32後端側を気体放出口41aに挿通すると共
に、常態においては第3のスプリング部材37により、
該シリンダ部32の周壁部に突設したフランジ部32a
をケーシング4の底壁部41に圧接し、該フランジ部3
2aによって、該気体放出口41aを閉塞し得るように
保持する。なお、タイマ装置3のピストンロッド30の
一端部30aは、ボルト44をタップ穴30cに螺合す
ることにより、中蓋部材43に固定されている。
【0021】収納容器5は、図5に示すように、内部に
揮発性薬液等を充填可能であると共に、上面開口で有底
筒状の収納部51と、該収納部51の上面開口部に嵌合
される断面凹状の内蓋52と、一端部53aが該内蓋5
2を貫通してその外部へ突出していると共に、他端部5
3bが揮発性薬液等と接触せしめられて配設され、該収
納部51内の揮発性薬液等を吸い上げて内蓋52の外部
へ気体を蒸散するためのフェルト等から構成される芯部
材53と、から構成される。そして、この収納容器5は
、上記したケーシング4に固定される中蓋部材43に形
成した雌ねじ部43bに、該収納部51の上部に形成し
た雄ねじ部51aを螺合せしめ、該ケーシング4に固定
連結される。
【0022】したがって、タイマ装置3、ケーシング4
及び収納容器5は全て連結されて配設されている。また
、ケーシング4は、図4に示すように、その周壁部に突
設形成した取付け部45を介して、ボルト46により、
ハウジング2の蓋部材21に連結固定されている。 したがって、該蓋部材21の開閉に伴なって、タイマ装
置3及び収納容器5がハウジング2の本体部22内に挿
入せしめられたり、離脱せしめられたりする。
【0023】7はファンであり、モータ8及び電池9と
共に、揮発性薬液等からの蒸散気体を強制的にハウジン
グ2外へ放散せしめるための強制放散手段を構成する。 このファン7は、図1及び図3に示すように、軸部7a
と羽根部7bとからなり、ハウジング2の蓋部材21に
開設した気体吐出口24に連結される気体吐出管25a
と、気体取入れ口25bを有するファン収納部25内に
収納保持される。また、軸部7aは該ファン収納部25
の下方に配設されるモータ8の回転軸8aと連結され、
モータ8の駆動によりファン7が回転する構造である。 なお、モータ8の駆動源は外部電源を用いてもよいが、
本実施例のように、電池9により駆動する構造としても
よい。
【0024】ここで、26はハウジング2内に配設され
た仕切板であり、モータ収納部26aと電池ボックス2
6bとを有し、上記モータ8及び電池9を保持し得る構
造である。また、この仕切板26は上記ファン収納部2
5とねじ27により固着されており(図1参照)、上記
タイマ装置3等と同様、蓋部材21の開閉に伴ない、モ
ータ8及び電池9がファン7と共に、本体部22内に挿
入せしめられたり、離脱せしめられたりする構造である
。さらに、この仕切板26には、2つの挿通孔26c,
26dが穿設されており、上記ケーシング4を挿通して
支持可能となっている。
【0025】かかる構成からなる本実施例の揮発性薬液
等の放散装置1は次のように作用する。まず、ハウジン
グ2の蓋部材21を図3で示した矢印方向に開放し、芳
香剤や脱臭剤等、任意種類の揮発性薬液等が充填された
収納容器5をケーシング4の中蓋部材43に螺合連結し
て、蓋部材21を閉じる。
【0026】常態においては、ケーシング4の気体放出
口41aは、第3のスプリング部材37に弾発され、シ
リンダ32のフランジ部32aにより閉塞されているた
め、収納容器5内の揮発性薬液等は、芯部材53から蒸
散してケーシング4内に充満している(図5参照)。
【0027】一方、押圧部材6の一方を押圧すると、シ
リンダ32の外周を摺動してその一部63が、まず補助
弁34のスプリング受部材34cに当接し、弁体34b
を開弁作動させる(図2参照)。これにより、シリンダ
32のフランジ部32aに設けた弁孔32bが開口せし
められるのでケーシング4内の圧力が低下せしめられる
。さらに押圧部材6を押圧すると、押圧部材6の凹部6
1がタイマ装置3のシリンダ32の後端部に当接し、該
シリンダ32を押し下げる。このとき、本実施例によれ
ば、補助弁34が予め開弁作動せしめられ、ケーシング
4内の圧力が減圧せしめられているので、容易にシリン
ダ32を押し下げることができる。シリンダ32が押し
下げられると、フランジ部32aが図5の想像線で示す
ように気体放出口41aから離間し、充満していた芳香
気体等が、図5の実線矢印で示すようにケーシング4外
へ流出することになる。
【0028】シリンダ32が押し下げられていくと、ピ
ストン31が相対的に該シリンダ32内をシリンダ32
の底壁部32f方向へ移動する。このとき、粘性液体3
3は第1の液体室32dから第2の液体室32eへ、ピ
ストン31の弁部材31cを開弁させ、主として大径の
液体通過孔31bを通じて流入するため、小さい液体抵
抗しか働かない。したがって、押圧部材6にあまり大き
な押圧力を付与しなくても、容易にシリンダ32を摺動
させることができる。
【0029】押圧部材6を押し下げた後、押圧力を解除
すると、シリンダ32は第3のスプリング部材37によ
り復帰せしめられる。このとき、粘性液体33が第2の
液体室32eから第1の液体室32dに流入しようとす
るため、ピストン31の弁部材31cを閉弁作動させる
。これにより、大径の液体通過孔31bは該弁部材31
cが密着することによって閉塞され、粘性液体33は、
液体流通路31eと小径の液体通過孔31aを通じて第
1の液体室32dへ流入するため、シリンダ32の復帰
動作はきわめてゆっくりしたものとなる。したがって、
該シリンダ32が復帰するまでの間、ケーシング4の気
体放出口41aは開放しており、所定時間ハウジング2
内に芳香気体等が流出することになる。一方、所定時間
経過後は、タイマ装置3のシリンダ部32に設けたフラ
ンジ部32aがケーシング4の気体放出口41aを閉塞
するため、ケーシング4外への気体の放散は停止せしめ
られる。また、補助弁34も押圧部材6の押圧力が解除
されることによって第2のスプリング部材34dにより
復帰移動するので弁孔32bも閉塞される。なお、シリ
ンダ31の復帰時間は液体通過孔31aの孔径または粘
性液体の粘度を変化させること等によって自由に調整す
ることができる。
【0030】ハウジング2内に流出した芳香気体等は、
ファン収納部25の気体取入れ口25bから吸い込まれ
、ファン7により気体吐出管25aを通じて蓋部材21
の気体吐出口24からハウジング2の外方に吐出される
【0031】なお、ファン7の作動は、押圧部材6又は
該押圧部材6によって押圧されるタイマ装置3のシリン
ダ部32の動きに連動するスイッチ(図示せず)を配設
し、押圧部材6を押し下げたときにモータ8がONし、
押圧部材6の復帰によりOFFする構成とすれば、シリ
ンダ32が復帰動作を続けている間、すなわち所定時間
のみ作動させることができる。この場合、ファン7の駆
動スイッチをタイマ装置3とは連動させず、別途にスイ
ッチON・OFFする構成としてもよいことはもちろん
である。
【0032】また、上記した説明では、押圧部材6の一
方のみを押圧した態様について説明したが、2つの押圧
部材を同時に押し下げて使用してもよいことはもちろん
である。これによれば、例えば、各収納容器5に異なる
芳香を有する薬剤を充填しておくことにより、ミックス
した香りを放散させることができる。
【0033】揮発性薬液等が消費され、収納容器5内に
補充したりする場合は、上記したようにハウジング2を
開放させれば収納容器5も本体部22から離脱せしめら
れるため、容易に取り外し又は装着することができる。 電池交換等の必要が生じた場合も同様である。
【0034】なお、本発明の揮発性薬液等の放散装置は
上記した実施例に何ら限定されるものではない。例えば
、上記した実施例では、2個の収納容器5を配設し、こ
れに対応した個数のタイマ装置3、ケーシング4等を配
設したものを示したが、1個のみ配設することができる
構成としてもよいし、より他種類の収納容器を装填可能
とすることもできる。また、上記実施例では、ファン7
、モータ8及び電池9とから構成される強制放散手段を
用いた実施例を示したが、強制放散手段を設けずに、ハ
ウジング2の気体吐出口から自然放散される構成として
もよいことはもちろんである。
【0035】
【発明の効果】本発明の揮発性薬液等の放散装置によれ
ば、押圧部材を押圧するのみで揮発性薬液等の収納容器
からの芳香気体等を外部に放散することができる。しか
も、同時にタイマ装置が作動して、所定時間のみ芳香気
体等を外部に放散させることができ、かつ所定時間経過
後は芳香気体等の放散をほぼ完全に停止させることがで
きる。したがって、室内空間等に芳香が過剰放散される
ことはない。
【0036】また、タイマ装置として液体の抵抗を利用
したものを用いているため、電力消費も少なく、長期間
にわたり使用することができる。しかも、押圧部材に連
動する構成であるため、別途にタイマ装置用のスイッチ
等を設ける必要がなく、構造が簡単である。
【0037】さらに、タイマ装置保持用のケーシングに
設けた気体放出口を閉塞するシリンダのフランジ部に補
助弁を設けた構造であるため、ケーシング内が高圧にな
っていても、容易に、シリンダを開放作動させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の揮発性薬液等の放散装置の一実
施例を示した断面図である。
【図2】図2は図1A−A線断面図である。
【図3】図3は図1B−B線断面図である。
【図4】図4は図1C−C線断面図である。
【図5】図5はタイマ装置、ケーシング及び収納容器の
配設関係及び構造を示す一部断面図である。
【図6】図6はタイマ装置の構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1  揮発性薬液等の放散装置 2  ハウジング 21  蓋部材 22  本体部 24  気体吐出口 25  ファン収納部 3  タイマ装置 30  ピストンロッド 31  固定ピストン 31a  小径の液体通過孔 31b  大径の液体通過孔 31c  弁部材 31d  弁押え部材 31e  液体流通路 32  シリンダ 33  粘性液体 34  補助弁 35  ベロー 37  第3のスプリング部材 4  ケーシング 41  一端側の壁部(底壁部) 41a  気体吐出口 42  他端開口部 43  中蓋部材 5  収納容器 51  収納部 52  内蓋 53  芯部材 6  押圧部材 7  ファン 8  モータ 9  電池

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  周壁部の任意個所に気体吐出口が形成
    されてなるハウジングと、該ハウジング内に配設され、
    一端側の壁部に気体放出口が形成されてなると共に他端
    開口の略筒状に形成されたタイマ装置保持用ケーシング
    と、通気口を有すると共に該ケーシングの他端開口部に
    装着される中蓋部材に、一端部が固定されて配設された
    ピストンロッドと、該ピストンロッドの他端部に固着さ
    れる固定ピストンと、後端側がケーシングの気体放出口
    から突出するように、かつ該固定ピストンを内装して摺
    動可能に配設されると共に、該ケーシングの一端側の壁
    部に当接・離間することにより該気体放出口を開閉する
    フランジ部と該フランジ部に穿設された補助弁配設用の
    弁孔とを有するシリンダと、該シリンダ内に密閉的に収
    納保持される粘性液体と、該シリンダのフランジ部に設
    けた弁孔を開閉するために配設され、該フランジ部がケ
    ーシングの一端側の壁部から離間する前に開弁作動せし
    められる補助弁と、を有し、該シリンダのフランジ部が
    ケーシングの一端側の壁部から離間した後、粘性液体の
    抵抗により所定時間を要して遅動復帰可能に設けたタイ
    マ装置と、揮発性薬液等が収納されてなり、該ケーシン
    グの他端側に固定連結され、前記中蓋部材に形成した通
    気口を通じて該ケーシング内へ芳香気体等を蒸散するた
    めの薬液等の収納容器と、前記ハウジング周面に露出す
    ると共に、前記タイマ装置の補助弁の一部とシリンダ後
    端部とに当接可能に配設され、補助弁を開弁させた後に
    シリンダを押圧して前記ケーシングの気体放出口を開放
    する押圧部材と、を有して構成されることを特徴とする
    揮発性薬液等の放散装置。
  2. 【請求項2】  前記ハウジング内に配設されると共に
    、前記芳香気体等を気体吐出口からハウジング外方に強
    制的に吐出せしめる強制放散手段を有する請求項1記載
    の揮発性薬液等の蒸散装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007159617A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 S T Chem Co Ltd 拡散器
US7538473B2 (en) 2004-02-03 2009-05-26 S.C. Johnson & Son, Inc. Drive circuits and methods for ultrasonic piezoelectric actuators

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JP2007159617A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 S T Chem Co Ltd 拡散器

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