JPH04339257A - 標準色試験体およびその製造方法 - Google Patents
標準色試験体およびその製造方法Info
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- JPH04339257A JPH04339257A JP5374691A JP5374691A JPH04339257A JP H04339257 A JPH04339257 A JP H04339257A JP 5374691 A JP5374691 A JP 5374691A JP 5374691 A JP5374691 A JP 5374691A JP H04339257 A JPH04339257 A JP H04339257A
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Landscapes
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
- Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、標準色試験体およびそ
の調製方法に関する。詳細には、尿検査や血液検査等の
病理検査で使用される呈色試験片や呈色試験紙等の呈色
試験具の呈色結果を比較判定する際に使用されている標
準色試験体の改良に関する。
の調製方法に関する。詳細には、尿検査や血液検査等の
病理検査で使用される呈色試験片や呈色試験紙等の呈色
試験具の呈色結果を比較判定する際に使用されている標
準色試験体の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】尿中の潜血、ブドウ糖、蛋白等の有無や
濃度を調べることによって、特定の疾病の有無や疾病状
態の軽重を判定することが可能である。そのために、尿
中の潜血、ブドウ糖、蛋白等の有無やその濃度に応じて
、特定の色に発色または色変化する呈色試験片、それを
接合した呈色試験紙等の呈色試験具が、その簡便さや比
較的正確な結果を与える点から各種医療機関や健康診断
等において広く使用されている。そして、呈色試験具を
使用する病理検査では、濃度既知の検体または疑似検体
によって呈色試験具を呈色させた標準色試験体、または
該標準色試験体と同じ色になるように安定な色素を用い
て調製した標準色試験体を予め別に準備しておき、検査
の結果得られた呈色試験具の呈色状態をそれらの標準色
試験体の色と目視により対比することによって、尿中の
潜血、ブドウ糖、蛋白等の有無や濃度の判定が行われて
きた。
濃度を調べることによって、特定の疾病の有無や疾病状
態の軽重を判定することが可能である。そのために、尿
中の潜血、ブドウ糖、蛋白等の有無やその濃度に応じて
、特定の色に発色または色変化する呈色試験片、それを
接合した呈色試験紙等の呈色試験具が、その簡便さや比
較的正確な結果を与える点から各種医療機関や健康診断
等において広く使用されている。そして、呈色試験具を
使用する病理検査では、濃度既知の検体または疑似検体
によって呈色試験具を呈色させた標準色試験体、または
該標準色試験体と同じ色になるように安定な色素を用い
て調製した標準色試験体を予め別に準備しておき、検査
の結果得られた呈色試験具の呈色状態をそれらの標準色
試験体の色と目視により対比することによって、尿中の
潜血、ブドウ糖、蛋白等の有無や濃度の判定が行われて
きた。
【0003】ところで、近年になって、病理検査を短時
間に多数、正確に行うことが必要になり、そのために種
々の検査機械が使用されるようになっている。このこと
は呈色試験具を用いる病理検査においても例外ではなく
、呈色試験具の呈色状態を読取るための光学読取り機が
種々開発され使用されるようになっている。そして、呈
色試験具の呈色状態を光学読取り機を使用して検査する
場合にも、読取り機の動作確認および調整のために、濃
度既知の検体または疑似検体によって呈色試験具を呈色
させた標準色試験体、または該標準色試験体と同じ色に
なるように安定な色素を用いて着色した標準色試験体が
用いられている。
間に多数、正確に行うことが必要になり、そのために種
々の検査機械が使用されるようになっている。このこと
は呈色試験具を用いる病理検査においても例外ではなく
、呈色試験具の呈色状態を読取るための光学読取り機が
種々開発され使用されるようになっている。そして、呈
色試験具の呈色状態を光学読取り機を使用して検査する
場合にも、読取り機の動作確認および調整のために、濃
度既知の検体または疑似検体によって呈色試験具を呈色
させた標準色試験体、または該標準色試験体と同じ色に
なるように安定な色素を用いて着色した標準色試験体が
用いられている。
【0004】しかしながら、濃度既知の検体または疑似
検体によって呈色試験具を呈色させた標準色試験体は、
呈色状態が比較的不安定であって短期間のうちに初めの
呈色状態と異なった色に変化してしまうために検査のた
びごとに標準色試験体をつくる必要があり繁雑であった
。また、濃度既知の検体または疑似検体によって呈色さ
せた呈色試験具の色と同じ色になるように安定な色素を
用いて調製された標準色試験体の場合は、特定の光学読
取り機に適するように作成されているために、他の読取
り機に対しては使用できない場合が多く互換性がなく、
しかも目視による判定結果と一致しない等の問題があっ
た。
検体によって呈色試験具を呈色させた標準色試験体は、
呈色状態が比較的不安定であって短期間のうちに初めの
呈色状態と異なった色に変化してしまうために検査のた
びごとに標準色試験体をつくる必要があり繁雑であった
。また、濃度既知の検体または疑似検体によって呈色さ
せた呈色試験具の色と同じ色になるように安定な色素を
用いて調製された標準色試験体の場合は、特定の光学読
取り機に適するように作成されているために、他の読取
り機に対しては使用できない場合が多く互換性がなく、
しかも目視による判定結果と一致しない等の問題があっ
た。
【0005】
【発明の内容】上記の点から、本発明者は、種々の光学
読取り機に対して互換性があってそれらの動作確認およ
び調整のために有効に且つ共通して使用できると共に、
目視による標準色試験体としても使用でき、光学読取り
機による場合と目視による場合とで正確で且つ同じ判定
結果を得ることができる標準色試験体を開発することを
目的として研究を行ってきた。その結果、安定な色素や
その他の特定の波長領域に光吸収特性を有する物質を用
いて、標準色試験体の光吸収特性を、個々の病理検査に
用いられているのと同じ呈色試験具を使用して濃度既知
の実試料(実際の検体)または疑似検体により呈色させ
た場合の光吸収特性と同じかまたは近似したものになる
ようにすると、上記の目的を達成できることを見出して
本発明を完成した。
読取り機に対して互換性があってそれらの動作確認およ
び調整のために有効に且つ共通して使用できると共に、
目視による標準色試験体としても使用でき、光学読取り
機による場合と目視による場合とで正確で且つ同じ判定
結果を得ることができる標準色試験体を開発することを
目的として研究を行ってきた。その結果、安定な色素や
その他の特定の波長領域に光吸収特性を有する物質を用
いて、標準色試験体の光吸収特性を、個々の病理検査に
用いられているのと同じ呈色試験具を使用して濃度既知
の実試料(実際の検体)または疑似検体により呈色させ
た場合の光吸収特性と同じかまたは近似したものになる
ようにすると、上記の目的を達成できることを見出して
本発明を完成した。
【0006】したがって、本発明は、濃度既知の実検体
または疑似検体により呈色させた呈色試験具の光吸収特
性と同じかまたは近似した光吸収特性を有するように色
素および/またはその他の特定の波長領域に光吸収特性
を有する物質を担持させてなることを特徴とする標準色
試験体である。更に、本発明は、濃度既知の実検体また
は疑似検体により呈色させた呈色試験具の光吸収特性を
測定し、この光吸収特性と同じかまたは近似した光吸収
特性になるように、色素および/またはその他の特定の
波長領域に光吸収特性を有する物質を調合し、この調合
物を使用して上記の濃度既知の実検体または疑似検体に
より呈色させた呈色試験具の光吸収特性と同じまたは近
似した光吸収特性を有する標準色試験体を製造する方法
である。
または疑似検体により呈色させた呈色試験具の光吸収特
性と同じかまたは近似した光吸収特性を有するように色
素および/またはその他の特定の波長領域に光吸収特性
を有する物質を担持させてなることを特徴とする標準色
試験体である。更に、本発明は、濃度既知の実検体また
は疑似検体により呈色させた呈色試験具の光吸収特性を
測定し、この光吸収特性と同じかまたは近似した光吸収
特性になるように、色素および/またはその他の特定の
波長領域に光吸収特性を有する物質を調合し、この調合
物を使用して上記の濃度既知の実検体または疑似検体に
より呈色させた呈色試験具の光吸収特性と同じまたは近
似した光吸収特性を有する標準色試験体を製造する方法
である。
【0007】ここで、本発明でいう「濃度既知の実検体
または疑似検体により呈色させた呈色試験具の光吸収特
性と同じかまたは近似した光吸収特性を有する」とは、
標準色試験体の光吸収特性が、可視光線領域、可視光線
領域−赤外線領域、可視光線領域−紫外線領域、または
可視光線領域−赤外線領域−紫外線領域において、光学
読取り機で使用される測定波長に応じて、呈色試験具の
それらの領域における光吸収特性と同じかまたは近似し
ていることを意味する。
または疑似検体により呈色させた呈色試験具の光吸収特
性と同じかまたは近似した光吸収特性を有する」とは、
標準色試験体の光吸収特性が、可視光線領域、可視光線
領域−赤外線領域、可視光線領域−紫外線領域、または
可視光線領域−赤外線領域−紫外線領域において、光学
読取り機で使用される測定波長に応じて、呈色試験具の
それらの領域における光吸収特性と同じかまたは近似し
ていることを意味する。
【0008】上記の点を例を挙げて以下にわかり易く説
明する。例えば、ヘモグロビン偽ペルオキシダーゼ活性
法によって尿中の潜血の有無を検査するのに使用される
呈色試験具である潜血試験片、およびグルコースオキシ
ダーゼ法によって尿中のブドウ糖の有無を検査する呈色
試験具であるブドウ糖試験片では、いずれも呈色剤とし
てオルト−トリジンの酸化物が一般に用いられている。 この潜血試験片またはブドウ糖試験片は、尿中に潜血ま
たはブドウ糖が存在すると、オルト−トリジン酸化物の
働きによって青色に呈色する。そのため、この潜血試験
片またはブドウ糖試験片と組み合わせて使用される標準
色試験片としては、潜血試験片やブドウ糖試験片の呈色
時の青色と目視した場合に同色になるように、青色色素
[例えばアミドブラック10B(MERCK社製;CI
20470)等]を用いて着色させた青色標準色試験
紙(例えば、PANTONE社製360U等)が用いら
れている。
明する。例えば、ヘモグロビン偽ペルオキシダーゼ活性
法によって尿中の潜血の有無を検査するのに使用される
呈色試験具である潜血試験片、およびグルコースオキシ
ダーゼ法によって尿中のブドウ糖の有無を検査する呈色
試験具であるブドウ糖試験片では、いずれも呈色剤とし
てオルト−トリジンの酸化物が一般に用いられている。 この潜血試験片またはブドウ糖試験片は、尿中に潜血ま
たはブドウ糖が存在すると、オルト−トリジン酸化物の
働きによって青色に呈色する。そのため、この潜血試験
片またはブドウ糖試験片と組み合わせて使用される標準
色試験片としては、潜血試験片やブドウ糖試験片の呈色
時の青色と目視した場合に同色になるように、青色色素
[例えばアミドブラック10B(MERCK社製;CI
20470)等]を用いて着色させた青色標準色試験
紙(例えば、PANTONE社製360U等)が用いら
れている。
【0009】そして、目視による従来の潜血試験または
ブドウ糖試験では、標準色試験片の青色と同じような色
に潜血試験片またはブドウ糖試験片が呈色したか否かを
見ることによって、尿中の潜血の有無を判定することが
できる。一方、測定波長領域が例えば400nm〜90
0nmの黄色領域〜赤外線領域にある光学読取り機を用
いて上記潜血試験片またはブドウ糖試験片の呈色状態を
検査する場合は、上記の青色色素であるアミドブラック
10Bにより着色した標準色試験紙またはPANTON
E社製360Uによってまず装置の動作確認および調整
を行った後、潜血試験片またはブドウ糖試験片の呈色状
態を光学的に測定し、標準色試験片の青色と対比して潜
血またはブドウ糖の有無を自動的に判定する。
ブドウ糖試験では、標準色試験片の青色と同じような色
に潜血試験片またはブドウ糖試験片が呈色したか否かを
見ることによって、尿中の潜血の有無を判定することが
できる。一方、測定波長領域が例えば400nm〜90
0nmの黄色領域〜赤外線領域にある光学読取り機を用
いて上記潜血試験片またはブドウ糖試験片の呈色状態を
検査する場合は、上記の青色色素であるアミドブラック
10Bにより着色した標準色試験紙またはPANTON
E社製360Uによってまず装置の動作確認および調整
を行った後、潜血試験片またはブドウ糖試験片の呈色状
態を光学的に測定し、標準色試験片の青色と対比して潜
血またはブドウ糖の有無を自動的に判定する。
【0010】そして、尿中の潜血またはブドウ糖により
青色に呈色した上記の潜血試験片またはブドウ糖試験片
は、上記光学読取り機を使用して測定した場合に、図1
および図2に示すように、400nm〜900nmの波
長領域、すなわち可視光線領域〜赤外線領域にわたって
吸収領域を有している。それに対して、アミドブラック
10Bにより着色した標準色試験紙は、図3に示すよう
に、400nm〜720nmに吸収領域を有し赤外線領
域には吸収をもたない。またPANTONE社製360
Uは、図4に示すように、その光吸収領域はほぼ400
nm〜800nmであり800nm〜900nmには吸
収をもたず、しかもその吸収曲線の形状は図1および図
2で示される潜血試験片およびブドウ糖試験片の吸収曲
線の形状と大きく相違している。
青色に呈色した上記の潜血試験片またはブドウ糖試験片
は、上記光学読取り機を使用して測定した場合に、図1
および図2に示すように、400nm〜900nmの波
長領域、すなわち可視光線領域〜赤外線領域にわたって
吸収領域を有している。それに対して、アミドブラック
10Bにより着色した標準色試験紙は、図3に示すよう
に、400nm〜720nmに吸収領域を有し赤外線領
域には吸収をもたない。またPANTONE社製360
Uは、図4に示すように、その光吸収領域はほぼ400
nm〜800nmであり800nm〜900nmには吸
収をもたず、しかもその吸収曲線の形状は図1および図
2で示される潜血試験片およびブドウ糖試験片の吸収曲
線の形状と大きく相違している。
【0011】したがって目視による場合には、潜血試験
片およびブドウ糖試験片の青色と、アミドブラック10
Bにより着色された標準色試験片またはPANTONE
社製360Uは、いずれも同じ青色を呈し、尿中の潜血
またはブドウ糖の有無の判定が可能であるのに対して、
光学読取り機による場合には、標準色試験片と潜血試験
片またはブドウ糖試験片とで光吸収特性が大きく異なっ
ており、正確な判定ができないという結果を生ずる。そ
れに対して、本発明の標準色試験体においては、標準色
試験体の光吸収特性を、可視光線領域のみでなく、ヒト
の目には見えない赤外線領域および/または紫外線領域
においても実検体または疑似検体を用いて呈色させた呈
色試験具の光吸収特性と同じかまたは近似したものにな
るように調整するので、目視による場合は勿論、光学読
取り機を使用した場合にも正確な判定が可能になる。例
えば、図3で示す光吸収特性を有するアミドブラック1
0Bを使用して着色した標準色試験片の場合には、赤外
線領域に吸収を有する物質であるAldrich社製I
R−140をアミドブラック10Bと混合使用すること
によって、標準色試験片の光吸収特性を潜血試験片およ
びブドウ糖試験片の光吸収特性と近似したものにするこ
とができる。
片およびブドウ糖試験片の青色と、アミドブラック10
Bにより着色された標準色試験片またはPANTONE
社製360Uは、いずれも同じ青色を呈し、尿中の潜血
またはブドウ糖の有無の判定が可能であるのに対して、
光学読取り機による場合には、標準色試験片と潜血試験
片またはブドウ糖試験片とで光吸収特性が大きく異なっ
ており、正確な判定ができないという結果を生ずる。そ
れに対して、本発明の標準色試験体においては、標準色
試験体の光吸収特性を、可視光線領域のみでなく、ヒト
の目には見えない赤外線領域および/または紫外線領域
においても実検体または疑似検体を用いて呈色させた呈
色試験具の光吸収特性と同じかまたは近似したものにな
るように調整するので、目視による場合は勿論、光学読
取り機を使用した場合にも正確な判定が可能になる。例
えば、図3で示す光吸収特性を有するアミドブラック1
0Bを使用して着色した標準色試験片の場合には、赤外
線領域に吸収を有する物質であるAldrich社製I
R−140をアミドブラック10Bと混合使用すること
によって、標準色試験片の光吸収特性を潜血試験片およ
びブドウ糖試験片の光吸収特性と近似したものにするこ
とができる。
【0012】上記では可視光線領域および赤外線領域に
吸収を有する潜血試験片およびブドウ糖試験片並びにそ
のための標準色試験体について説明したが、例えば可視
光線領域のみ、可視光線領域と紫外線領域、可視光線領
域と赤外線領域と紫外線領域に吸収を有する呈色試験具
並びにそのための標準色試験体においても、標準色試験
体の光吸収特性を呈色試験具の光吸収特性と同じかまた
は近似したものにすることによって、目視および光学読
取り機による判定の両方に対して共通して使用でき、種
々の光学読取り機に対して互換性を有し、しかも目視に
よる場合と光学読取り機との両方において正確で且つ同
じ結果が得られるようにすることができる。
吸収を有する潜血試験片およびブドウ糖試験片並びにそ
のための標準色試験体について説明したが、例えば可視
光線領域のみ、可視光線領域と紫外線領域、可視光線領
域と赤外線領域と紫外線領域に吸収を有する呈色試験具
並びにそのための標準色試験体においても、標準色試験
体の光吸収特性を呈色試験具の光吸収特性と同じかまた
は近似したものにすることによって、目視および光学読
取り機による判定の両方に対して共通して使用でき、種
々の光学読取り機に対して互換性を有し、しかも目視に
よる場合と光学読取り機との両方において正確で且つ同
じ結果が得られるようにすることができる。
【0013】上記では尿中の潜血およびブドウ糖を例に
挙げて説明してきたが、本発明でいう呈色試験具は、尿
中の潜血またはブドウ糖の検査に使用される呈色試験具
に限定されない。すなわち、本発明でいう呈色試験具に
は、ヒトや動物の尿、血液、骨髄液、汗、涙、唾液等の
被検査液体を、浸漬、滴下、注入、散布、塗布等の任意
の手段によって呈色試験具に施した場合に、例えば潜血
、ブドウ糖、蛋白質、ウロブリノーゲン、ケトン体、ビ
サルビン、pH、亜硝酸塩等の被検査液体中に含まれる
特定の物質の存在や濃度に応じて、発色または色変化し
て、それらの物質の有無や濃度を知ることができる試験
具のいずれもが包含される。呈色試験具は、通常、各被
検査物質に対応して反応する特定の試薬や酵素等を濾紙
等に含浸または担持させた試験片あるいは試験片をプラ
スチックテープ等のベース材料に取り付けた形態で用い
らることが多いが、本発明でいう呈色試験具は、その素
材や形態、形状、寸法等はどのようなものであってもよ
く特に限定されない。例えば、呈色試験具は、試験片ま
たは試験紙の他に、任意の形状および寸法の繊維、布帛
、スポンジ、発泡体、多孔質膜、焼結体等の多孔質体;
粉末、顆粒、ペレット、錠剤等であっても、あるいはそ
れらのものを支持テープ等の特定のベースに取り付けた
もの、容器やチューブ等に充填したもの等のいずれでも
よい。
挙げて説明してきたが、本発明でいう呈色試験具は、尿
中の潜血またはブドウ糖の検査に使用される呈色試験具
に限定されない。すなわち、本発明でいう呈色試験具に
は、ヒトや動物の尿、血液、骨髄液、汗、涙、唾液等の
被検査液体を、浸漬、滴下、注入、散布、塗布等の任意
の手段によって呈色試験具に施した場合に、例えば潜血
、ブドウ糖、蛋白質、ウロブリノーゲン、ケトン体、ビ
サルビン、pH、亜硝酸塩等の被検査液体中に含まれる
特定の物質の存在や濃度に応じて、発色または色変化し
て、それらの物質の有無や濃度を知ることができる試験
具のいずれもが包含される。呈色試験具は、通常、各被
検査物質に対応して反応する特定の試薬や酵素等を濾紙
等に含浸または担持させた試験片あるいは試験片をプラ
スチックテープ等のベース材料に取り付けた形態で用い
らることが多いが、本発明でいう呈色試験具は、その素
材や形態、形状、寸法等はどのようなものであってもよ
く特に限定されない。例えば、呈色試験具は、試験片ま
たは試験紙の他に、任意の形状および寸法の繊維、布帛
、スポンジ、発泡体、多孔質膜、焼結体等の多孔質体;
粉末、顆粒、ペレット、錠剤等であっても、あるいはそ
れらのものを支持テープ等の特定のベースに取り付けた
もの、容器やチューブ等に充填したもの等のいずれでも
よい。
【0014】そして、判定作業、特に光学読取り機械に
よる判定作業を容易にし、且つ目視および光学読取り機
械の両方で正確で且つ同じ判定結果を得るためには、本
発明の標準色試験体は、呈色試験具と同じかまたは類似
した素材、形状、構造、形態とするのがよい。しかしな
がら、それには限定されず、呈色試験具と素材、形状、
構造、形態等が異なっていてもよい。本発明の標準色試
験体の調製に当たっては、濃度既知の実検体または疑似
検体により呈色させた呈色試験具の光吸収特性を光学装
置を使用して測定し、測定された呈色試験具の光吸収特
性と同じかまたは近似した光吸収特性になるように色素
およびその他の光吸収性物質を選択し、必要に応じてそ
れらの複数を組み合わせて着色用材料を調合する。この
調合された着色用材料を、濾紙、繊維、布帛、スポンジ
、発泡体、多孔質膜、焼結体等の多孔質体や粉末、顆粒
、ペレット、錠剤等の任意の材料に混合、浸漬、滴下、
注入、散布、塗布等の任意の手段を使用して施し、必要
に応じて乾燥処理等を行って標準色試験体を形成する。
よる判定作業を容易にし、且つ目視および光学読取り機
械の両方で正確で且つ同じ判定結果を得るためには、本
発明の標準色試験体は、呈色試験具と同じかまたは類似
した素材、形状、構造、形態とするのがよい。しかしな
がら、それには限定されず、呈色試験具と素材、形状、
構造、形態等が異なっていてもよい。本発明の標準色試
験体の調製に当たっては、濃度既知の実検体または疑似
検体により呈色させた呈色試験具の光吸収特性を光学装
置を使用して測定し、測定された呈色試験具の光吸収特
性と同じかまたは近似した光吸収特性になるように色素
およびその他の光吸収性物質を選択し、必要に応じてそ
れらの複数を組み合わせて着色用材料を調合する。この
調合された着色用材料を、濾紙、繊維、布帛、スポンジ
、発泡体、多孔質膜、焼結体等の多孔質体や粉末、顆粒
、ペレット、錠剤等の任意の材料に混合、浸漬、滴下、
注入、散布、塗布等の任意の手段を使用して施し、必要
に応じて乾燥処理等を行って標準色試験体を形成する。
【0015】標準色試験体を調製するのに使用される色
素およびその他の光吸収性物質としては、安定なものを
使用することが必要であり、それによって標準色試験体
の色や光吸収特性を長期に亙って変化することなく安定
に保つことができる。色素およびその他の光吸収性物質
としては、呈色試験具の呈する色に合わせて、従来この
種の標準色試験体において用いられてきた種々の色素、
赤外線領域に吸収特性を有する物質(赤外線吸収剤等)
、紫外線領域に吸収特性を有する物質(紫外線吸収剤等
)を、各々の標準色試験体に応じて、単独でまたは組み
合わせて使用するのがよい。
素およびその他の光吸収性物質としては、安定なものを
使用することが必要であり、それによって標準色試験体
の色や光吸収特性を長期に亙って変化することなく安定
に保つことができる。色素およびその他の光吸収性物質
としては、呈色試験具の呈する色に合わせて、従来この
種の標準色試験体において用いられてきた種々の色素、
赤外線領域に吸収特性を有する物質(赤外線吸収剤等)
、紫外線領域に吸収特性を有する物質(紫外線吸収剤等
)を、各々の標準色試験体に応じて、単独でまたは組み
合わせて使用するのがよい。
【0016】本発明における標準色試験体の例としては
、上記した潜血試験片およびブドウ糖試験片用の標準色
試験具の他に、蛋白質試験片、ウロビリノーゲン試験片
、ケトン体試験片、ビリルビン試験片、pH試験片、亜
硝酸試験片等を挙げることができる。
、上記した潜血試験片およびブドウ糖試験片用の標準色
試験具の他に、蛋白質試験片、ウロビリノーゲン試験片
、ケトン体試験片、ビリルビン試験片、pH試験片、亜
硝酸試験片等を挙げることができる。
【0017】
実施例 1
現在市販されている潜血検査用の潜血試験片[テルモ(
株)製ウリエースMN]およびブドウ糖検査用のブドウ
糖試験片[テルモ(株)製ウリエ−スMN]の各々を、
潜血濃度0.75mg/dl、ブドウ糖濃度500mg
/dlに予め調整した濃度既知の尿中に浸漬して青色に
呈色させた。そして、それらの光吸収特性を大塚電子製
の光学読取り機MCPD−200を使用して測定したと
ころ、潜血試験片の光吸収特性は図1に示すとおりであ
り、またブドウ糖試験片の光吸収特性は図2に示すとお
りであった。
株)製ウリエースMN]およびブドウ糖検査用のブドウ
糖試験片[テルモ(株)製ウリエ−スMN]の各々を、
潜血濃度0.75mg/dl、ブドウ糖濃度500mg
/dlに予め調整した濃度既知の尿中に浸漬して青色に
呈色させた。そして、それらの光吸収特性を大塚電子製
の光学読取り機MCPD−200を使用して測定したと
ころ、潜血試験片の光吸収特性は図1に示すとおりであ
り、またブドウ糖試験片の光吸収特性は図2に示すとお
りであった。
【0018】また、これらの試験片に対する目視用の標
準色試験片の製造に際して常用されている、アミドブラ
ック10Bの0.01%水溶液を濾紙に含浸し乾燥して
上記潜血試験片およびブドウ糖試験片と同じ青色を呈す
る標準色試験体を製造した。この標準色試験体の光吸収
特性を上記した光学読取り機MCPD−200を使用し
て測定したところ、図3に示すとおりであった。図3で
は、400nm〜700nmの可視光線領域では、上記
潜血試験片およびブドウ糖試験片との光吸収特性と近似
しているものの、700nm〜900nmの波長領域に
は吸収がなかった。この標準色試験体を用いて光学読取
り機MCPD−200の動作確認および調整を行った後
に、同じ光学読取り機によって実検体に対して使用した
潜血用呈色試験片およびブドウ糖用呈色試験片の呈色状
態を検査したところ、目視による場合と異なる結果にな
り、潜血およびブドウ糖の有無を明確に判定できなかっ
た。
準色試験片の製造に際して常用されている、アミドブラ
ック10Bの0.01%水溶液を濾紙に含浸し乾燥して
上記潜血試験片およびブドウ糖試験片と同じ青色を呈す
る標準色試験体を製造した。この標準色試験体の光吸収
特性を上記した光学読取り機MCPD−200を使用し
て測定したところ、図3に示すとおりであった。図3で
は、400nm〜700nmの可視光線領域では、上記
潜血試験片およびブドウ糖試験片との光吸収特性と近似
しているものの、700nm〜900nmの波長領域に
は吸収がなかった。この標準色試験体を用いて光学読取
り機MCPD−200の動作確認および調整を行った後
に、同じ光学読取り機によって実検体に対して使用した
潜血用呈色試験片およびブドウ糖用呈色試験片の呈色状
態を検査したところ、目視による場合と異なる結果にな
り、潜血およびブドウ糖の有無を明確に判定できなかっ
た。
【0019】これに対して、アミドブラック10Bを0
.01%含有し、更に赤外線吸収剤であるAldric
h社製のIR−140を0.2%含有する水溶液を濾紙
に含浸させ、乾燥して本発明の標準色試験体を製造した
。この本発明の標準色試験体の光吸収特性を上記した光
学読取り機MCPD−200を使用して測定したところ
、図5に示すとおりであった。この図5では、400n
m〜900nmのすべての波長領域において上記潜血試
験片およびブドウ糖試験片と極めて近似した光吸収特性
を有していた。この標準色試験体を用いて光学読取り機
MCPD−200の動作確認および調整を行った後に、
同じ光学読取り機によって実検体に対して使用した潜血
用呈色試験片およびブドウ糖用呈色試験片の呈色状態を
検査したところ、目視による場合と同じ結果になり、潜
血およびブドウ糖の有無を明確に判定できた。
.01%含有し、更に赤外線吸収剤であるAldric
h社製のIR−140を0.2%含有する水溶液を濾紙
に含浸させ、乾燥して本発明の標準色試験体を製造した
。この本発明の標準色試験体の光吸収特性を上記した光
学読取り機MCPD−200を使用して測定したところ
、図5に示すとおりであった。この図5では、400n
m〜900nmのすべての波長領域において上記潜血試
験片およびブドウ糖試験片と極めて近似した光吸収特性
を有していた。この標準色試験体を用いて光学読取り機
MCPD−200の動作確認および調整を行った後に、
同じ光学読取り機によって実検体に対して使用した潜血
用呈色試験片およびブドウ糖用呈色試験片の呈色状態を
検査したところ、目視による場合と同じ結果になり、潜
血およびブドウ糖の有無を明確に判定できた。
【0020】
【発明の効果】本発明の標準色試験体は、種々の光学読
取り機に対して互換性があり、それらの動作確認および
調整のために有効に使用できる。更に、本発明の標準色
試験体は、目視による標準色試験体としても使用でき、
光学読取り機による場合と目視による場合とで正確で且
つ同じ判定結果を得ることができる。また、本発明の標
準色試験体は、その呈色状態および光吸収特性が安定に
維持され変化しないために、長期間に亙って使用できる
。
取り機に対して互換性があり、それらの動作確認および
調整のために有効に使用できる。更に、本発明の標準色
試験体は、目視による標準色試験体としても使用でき、
光学読取り機による場合と目視による場合とで正確で且
つ同じ判定結果を得ることができる。また、本発明の標
準色試験体は、その呈色状態および光吸収特性が安定に
維持され変化しないために、長期間に亙って使用できる
。
【図1】市販の潜血検査用の試験片を潜血濃度既知の尿
中に浸漬して青色に呈色させたものの光吸収特性を示す
図である。
中に浸漬して青色に呈色させたものの光吸収特性を示す
図である。
【図2】市販のブドウ糖検査用の試験片をブドウ糖濃度
既知の尿中に浸漬して青色に呈色させたものの光吸収特
性を示す図である。
既知の尿中に浸漬して青色に呈色させたものの光吸収特
性を示す図である。
【図3】図1および図2の光吸収特性を有する潜血試験
片およびブドウ糖試験片に対して用いられているアミド
ブラック10B色素を使用して得られた目視用の標準色
試験体の光吸収特性を示す図である。
片およびブドウ糖試験片に対して用いられているアミド
ブラック10B色素を使用して得られた目視用の標準色
試験体の光吸収特性を示す図である。
【図4】図1および図2の光吸収特性を有する潜血試験
片およびブドウ糖試験片に対して用いられているPAN
TONE社製の360U色素を使用して得られた目視用
の標準色試験体の光吸収特性を示す図である。
片およびブドウ糖試験片に対して用いられているPAN
TONE社製の360U色素を使用して得られた目視用
の標準色試験体の光吸収特性を示す図である。
【図5】図1および図2の光吸収特性を有する潜血試験
片およびブドウ糖試験片と近似した光吸収特性を有する
ように調製された本発明の標準色試験体の光吸収特性を
示す図である。
片およびブドウ糖試験片と近似した光吸収特性を有する
ように調製された本発明の標準色試験体の光吸収特性を
示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 濃度既知の実検体または疑似検体によ
り呈色させた呈色試験具の光吸収特性と同じかまたは近
似した光吸収特性を有するように色素および/またはそ
の他の特定の波長領域に光吸収特性を有する物質を担持
させてなることを特徴とする標準色試験体。 - 【請求項2】 濃度既知の実検体または疑似検体によ
り呈色させた呈色試験具の光吸収特性を測定し、この光
吸収特性と同じかまたは近似した光吸収特性になるよう
に色素および/またはその他の特定の波長領域に光吸収
特性を有する物質を調合し、この調合物を使用して請求
項1の標準色試験体を製造する方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5374691A JPH04339257A (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | 標準色試験体およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5374691A JPH04339257A (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | 標準色試験体およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04339257A true JPH04339257A (ja) | 1992-11-26 |
Family
ID=12951381
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5374691A Pending JPH04339257A (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | 標準色試験体およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04339257A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001194368A (ja) * | 1999-12-17 | 2001-07-19 | Bayer Corp | 液体試料中の分析対象物の検定のための改良された試験片 |
| US6958039B2 (en) | 2003-05-02 | 2005-10-25 | Oculir, Inc. | Method and instruments for non-invasive analyte measurement |
| US6968222B2 (en) | 2003-05-02 | 2005-11-22 | Oculir, Inc. | Methods and device for non-invasive analyte measurement |
| US6975892B2 (en) | 2003-10-21 | 2005-12-13 | Oculir, Inc. | Methods for non-invasive analyte measurement from the conjunctiva |
-
1991
- 1991-02-27 JP JP5374691A patent/JPH04339257A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001194368A (ja) * | 1999-12-17 | 2001-07-19 | Bayer Corp | 液体試料中の分析対象物の検定のための改良された試験片 |
| JP2010160164A (ja) * | 1999-12-17 | 2010-07-22 | Bayer Corp | 液体試料中の分析対象物の検定のための改良された試験片 |
| US6958039B2 (en) | 2003-05-02 | 2005-10-25 | Oculir, Inc. | Method and instruments for non-invasive analyte measurement |
| US6968222B2 (en) | 2003-05-02 | 2005-11-22 | Oculir, Inc. | Methods and device for non-invasive analyte measurement |
| US6975892B2 (en) | 2003-10-21 | 2005-12-13 | Oculir, Inc. | Methods for non-invasive analyte measurement from the conjunctiva |
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