JPH0434020A - 炭素短繊維の紡糸装置 - Google Patents
炭素短繊維の紡糸装置Info
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- JPH0434020A JPH0434020A JP13186190A JP13186190A JPH0434020A JP H0434020 A JPH0434020 A JP H0434020A JP 13186190 A JP13186190 A JP 13186190A JP 13186190 A JP13186190 A JP 13186190A JP H0434020 A JPH0434020 A JP H0434020A
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- Japan
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- fibers
- fiber
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- carbon fiber
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- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は綿状のピッチ系炭素短繊維の紡糸装置に関する
ものである。
ものである。
(従来の技術)
炭素繊維は、PAN系とピッチ系に大別される。
現在、工業的にはアクリロニトリルを特定条件下で焼成
し製造されているPAN系炭素炭素繊維に高強度材料(
HPタイプ)として利用されている。しかし、PAN系
繊維は炭素の含有量が低いため、焼成工程において分解
ガスの発生があり、また収率が50〜60%と低く、し
かも高温における黒鉛構造が発達しにくいために、高強
度品は作りやすいが、弾性率の大きなものを作るのが困
難である。
し製造されているPAN系炭素炭素繊維に高強度材料(
HPタイプ)として利用されている。しかし、PAN系
繊維は炭素の含有量が低いため、焼成工程において分解
ガスの発生があり、また収率が50〜60%と低く、し
かも高温における黒鉛構造が発達しにくいために、高強
度品は作りやすいが、弾性率の大きなものを作るのが困
難である。
一方、ピッチ系炭素繊維は、石炭、石油などのピッチを
原料としているため、紡糸した繊維中の炭素含有量が9
5%程度と高く、また収率も80〜90%と高く、しか
も物性面では大きな弾性率の発現に優れた特徴があるた
め、急速に開発が進められて来た。
原料としているため、紡糸した繊維中の炭素含有量が9
5%程度と高く、また収率も80〜90%と高く、しか
も物性面では大きな弾性率の発現に優れた特徴があるた
め、急速に開発が進められて来た。
又ピッチ系炭素繊維でも、ピッチをそのまま溶融紡糸し
焼成すると、光学的等方性の炭素繊維が出来、いわゆる
汎用タイプ(GP品)の炭素繊維として安価で一定強度
が得られるとして構造物の補強材などに利用されている
。光学的異方性(メソフェース)をもつ炭素繊維は、全
面結晶性のピッチを紡糸することによって、紡糸時の剪
断応力場で液晶配列が繊維軸方向の配列となり、これを
炭化することによって巨大黒鉛結晶が生成され、高弾性
率をもつ(HMタイプ)炭素繊維となるものである。
焼成すると、光学的等方性の炭素繊維が出来、いわゆる
汎用タイプ(GP品)の炭素繊維として安価で一定強度
が得られるとして構造物の補強材などに利用されている
。光学的異方性(メソフェース)をもつ炭素繊維は、全
面結晶性のピッチを紡糸することによって、紡糸時の剪
断応力場で液晶配列が繊維軸方向の配列となり、これを
炭化することによって巨大黒鉛結晶が生成され、高弾性
率をもつ(HMタイプ)炭素繊維となるものである。
したがって、これらのそれぞれの特徴に適合した製品応
用が進められ、炭素繊維単体としてはフィルター、触媒
、電磁遮蔽材などに用いられ、複合体としては樹脂、金
属、炭素、セラミックスなどのマトリックスに対して補
強材料として用いられ、宇宙、航空用、レジャー、スポ
ーツ用、産業用等に広範に利用されている。
用が進められ、炭素繊維単体としてはフィルター、触媒
、電磁遮蔽材などに用いられ、複合体としては樹脂、金
属、炭素、セラミックスなどのマトリックスに対して補
強材料として用いられ、宇宙、航空用、レジャー、スポ
ーツ用、産業用等に広範に利用されている。
最近ではエンジニアリングプラスチックと複合して、電
子部品、自動車部品や構造材料にするための研究が進め
られている。
子部品、自動車部品や構造材料にするための研究が進め
られている。
(発明が解決しようとする課題)
これらの炭素繊維を複合材料として使用する場合、特に
構造物の補強材料として大量に使用するときには、安価
で強度の高い材料が必要となる。
構造物の補強材料として大量に使用するときには、安価
で強度の高い材料が必要となる。
前述の通り、ピッチ系炭素繊維では光学的等方性の炭素
繊維(GP品)は安価である理由から、セメントとの複
合化により高層建築物の壁補強材料としてアスベストに
替わるものとして、その利用が進められて来ている。
繊維(GP品)は安価である理由から、セメントとの複
合化により高層建築物の壁補強材料としてアスベストに
替わるものとして、その利用が進められて来ている。
又その他構造用補強材として幅広い応用が検討され実施
されている。しかし強度が低いという点から、構造部材
として高強度を求められるプラスチック、金属、セラミ
ックスなどとの複合材に応用するには、必ずしも満足の
いく結果が得られていない。
されている。しかし強度が低いという点から、構造部材
として高強度を求められるプラスチック、金属、セラミ
ックスなどとの複合材に応用するには、必ずしも満足の
いく結果が得られていない。
一方、光学的異方性の炭素繊維は、光学的等方性炭素繊
維と比べて、引張り強度も高く、かつ高い弾性率を得る
ことが出来るので、強度面では多少上述の欠陥を補うこ
とが出来るが、しかしそれでもさらに破壊靭性の高い材
料を必要とする電子工業、自動車工業、宇宙産業等の要
望は満足出来ない現状であり、さらに品質の安定性と量
産性、経済性という面で、汎用的に幅広(使用出来る状
態に至っていない。さて、光学的等方性炭素繊維の紡糸
方法に関して、等方性ピッチは、ロータリースピナーや
、エヤーサッカーで延伸する方法、渦流法など、溶融高
分子ならびにガラス繊維化技術が応用されており、これ
らの方法で得られる繊維は、数lO〜20μmで長さ数
十〜数百manの繊維である。そして補強材として使用
するためにはこれをさらに切断しなければならない。一
方、異方性炭素繊維は、前述の手法で製造されることも
あるが、大部分は長繊維として巻取り延伸によりロービ
ングファイバーを作り、それをチョツプドファイバーと
するため、■θ〜15mm程度あるいはさらに短(カッ
トしたものを熱可塑性プラスチックなどのマトリックス
材に混合し、補強材として用いるもので、−旦、長繊維
から切断工程を経て、一定長さに切断するという作業を
行っている。
維と比べて、引張り強度も高く、かつ高い弾性率を得る
ことが出来るので、強度面では多少上述の欠陥を補うこ
とが出来るが、しかしそれでもさらに破壊靭性の高い材
料を必要とする電子工業、自動車工業、宇宙産業等の要
望は満足出来ない現状であり、さらに品質の安定性と量
産性、経済性という面で、汎用的に幅広(使用出来る状
態に至っていない。さて、光学的等方性炭素繊維の紡糸
方法に関して、等方性ピッチは、ロータリースピナーや
、エヤーサッカーで延伸する方法、渦流法など、溶融高
分子ならびにガラス繊維化技術が応用されており、これ
らの方法で得られる繊維は、数lO〜20μmで長さ数
十〜数百manの繊維である。そして補強材として使用
するためにはこれをさらに切断しなければならない。一
方、異方性炭素繊維は、前述の手法で製造されることも
あるが、大部分は長繊維として巻取り延伸によりロービ
ングファイバーを作り、それをチョツプドファイバーと
するため、■θ〜15mm程度あるいはさらに短(カッ
トしたものを熱可塑性プラスチックなどのマトリックス
材に混合し、補強材として用いるもので、−旦、長繊維
から切断工程を経て、一定長さに切断するという作業を
行っている。
これらの炭素繊維を複合材料として使用した場合、熱可
塑性プラスチックは延性材料であり、補強繊維である炭
素繊維は、引張強さ、弾性率は大きいが、延伸性が低い
ため、脆性材料としての挙動を示すので、クラックが一
旦発生すると、そのまま最終破壊まで進んで大きな事故
につながりやす(、危険なため、破壊靭性をいかに高め
るかが大きな問題となっている。そして、これらの炭素
繊維強化プラスチックが破壊する要因は、マトリックス
の破壊、マトリックスと繊維の剥離、繊維の破断、繊維
の引き抜は等があげられ、実際の破壊ではこれらの組み
合わせによるものと考えられる。しかし、中でも炭素繊
維とプラスチックの間の剥離と繊維の引き抜けが大きな
要因をしめている。
塑性プラスチックは延性材料であり、補強繊維である炭
素繊維は、引張強さ、弾性率は大きいが、延伸性が低い
ため、脆性材料としての挙動を示すので、クラックが一
旦発生すると、そのまま最終破壊まで進んで大きな事故
につながりやす(、危険なため、破壊靭性をいかに高め
るかが大きな問題となっている。そして、これらの炭素
繊維強化プラスチックが破壊する要因は、マトリックス
の破壊、マトリックスと繊維の剥離、繊維の破断、繊維
の引き抜は等があげられ、実際の破壊ではこれらの組み
合わせによるものと考えられる。しかし、中でも炭素繊
維とプラスチックの間の剥離と繊維の引き抜けが大きな
要因をしめている。
その理由は、炭素繊維が直線性の高い材料であること、
表面がなめらかで界面での接合性に問題があることなど
が考えられる。
表面がなめらかで界面での接合性に問題があることなど
が考えられる。
又、炭素繊維を単体で使用する場合、フィルタ、触媒な
ど一定体積内に、より多くの表面積と、より多くの空間
部を設ける必要があり、網として織るか、マット状につ
み上げて、空間部を作るためのバインダーを用いて成形
していた。網は平面的に織られたものを重ね合わせても
空間部を一定に保つことがむずかしく、立体構造で一定
のすきまを設けた構造体にすることは大変困難であった
。
ど一定体積内に、より多くの表面積と、より多くの空間
部を設ける必要があり、網として織るか、マット状につ
み上げて、空間部を作るためのバインダーを用いて成形
していた。網は平面的に織られたものを重ね合わせても
空間部を一定に保つことがむずかしく、立体構造で一定
のすきまを設けた構造体にすることは大変困難であった
。
まして、弾力構造を必要とする用途においては全く利用
することが出来なかった。
することが出来なかった。
そこで、本発明は、従来の技術では解決出来なかった光
学的等方性炭素繊維、光学的異方性炭素繊維又はそれら
の複合繊維の強度を飛躍的に向上させると同時に、ねじ
れ、カールを生ぜしめ、さらに綿状とし、かつ、チョツ
プドファイバーの寸法に直接紡糸出来て、切断工程のい
らないマトリックス材料との適合性のすぐれたピッチ系
炭素短繊維製造の紡糸装置を提供するものである。
学的等方性炭素繊維、光学的異方性炭素繊維又はそれら
の複合繊維の強度を飛躍的に向上させると同時に、ねじ
れ、カールを生ぜしめ、さらに綿状とし、かつ、チョツ
プドファイバーの寸法に直接紡糸出来て、切断工程のい
らないマトリックス材料との適合性のすぐれたピッチ系
炭素短繊維製造の紡糸装置を提供するものである。
(課題を解決するための手段)
上記課題を解決するための本発明の炭素短繊維の紡糸装
置は、ピッチ系光学的等方性炭素繊維又はピッチ系光学
的異方性炭素繊維、若しくはそれらの複合繊維からなる
綿状の炭素短繊維を紡糸するために光学的等方性のピッ
チ、光学的異方性のピッチ又は両ピッチを紡糸装置に供
給して、ピッチ吐出孔周囲よりガスの圧力によって紡出
するために、ピッチ吐出孔を凸起状にしその周囲に一定
間隔のガス流路の出口面より、ピッチ吐出孔の出口面が
内側に設けることによって綿状炭素短繊維を紡糸するこ
とを特徴とする紡糸装置である。
置は、ピッチ系光学的等方性炭素繊維又はピッチ系光学
的異方性炭素繊維、若しくはそれらの複合繊維からなる
綿状の炭素短繊維を紡糸するために光学的等方性のピッ
チ、光学的異方性のピッチ又は両ピッチを紡糸装置に供
給して、ピッチ吐出孔周囲よりガスの圧力によって紡出
するために、ピッチ吐出孔を凸起状にしその周囲に一定
間隔のガス流路の出口面より、ピッチ吐出孔の出口面が
内側に設けることによって綿状炭素短繊維を紡糸するこ
とを特徴とする紡糸装置である。
また光学的等方性のピッチと、光学的異方性のピッチを
吐出孔に供給して両ピッチを複合吐出するための仕切板
を吐出孔内に設けたことを特徴とする綿状短繊維の紡糸
装置である。
吐出孔に供給して両ピッチを複合吐出するための仕切板
を吐出孔内に設けたことを特徴とする綿状短繊維の紡糸
装置である。
(作用)
従来、このような綿状の炭素短繊維を得るには、−旦、
長繊維として紡糸した繊維をチョツプドストランドにす
るために、切断工程を入れて、この寸法に仕上げていた
ものを、本発明の紡糸装置によれば直接最終形状にする
ことが出来ることで著しい生産性の向上が可能になった
。
長繊維として紡糸した繊維をチョツプドストランドにす
るために、切断工程を入れて、この寸法に仕上げていた
ものを、本発明の紡糸装置によれば直接最終形状にする
ことが出来ることで著しい生産性の向上が可能になった
。
さらに、本発明の紡糸装置によって得られた繊維強度は
、従来の紡糸法で得られているものに比較して光学的等
方性炭素繊維の場合も、光学的異方性炭素繊維も、それ
ぞれ従来の強度と比べて約1.4〜約2.5倍の強度が
得られているから、複合材料にしたときの破壊靭性を高
めることが出来る。
、従来の紡糸法で得られているものに比較して光学的等
方性炭素繊維の場合も、光学的異方性炭素繊維も、それ
ぞれ従来の強度と比べて約1.4〜約2.5倍の強度が
得られているから、複合材料にしたときの破壊靭性を高
めることが出来る。
(実施例)
以下本発明の具体的な実施例について説明する。
紡糸用ピッチとして、軟化点が230℃の光学的等方性
ピッチと軟化点が267℃の光学的異方性相を98%含
有するメソフェースピッチの2種類を用いた。紡糸装置
は第1図に示した構造のものを用いた。ここで、ピッチ
吐出孔Iの内径は0.2mmであり、ガス流路用ノズル
2の孔径は0.5mmとした。
ピッチと軟化点が267℃の光学的異方性相を98%含
有するメソフェースピッチの2種類を用いた。紡糸装置
は第1図に示した構造のものを用いた。ここで、ピッチ
吐出孔Iの内径は0.2mmであり、ガス流路用ノズル
2の孔径は0.5mmとした。
上記の光学的等方性ピッチ3又は光学的異方性ピッチ4
のいずれかをピッチ溜部5に入れ、内部を窒素ガスで置
換した後、ヒーター6で加熱、溶融した。ピッチの温度
が所定温度に達した後、ピッチ溜部5の上部とガス導入
パイプ7から、同一圧力の窒素ガスを導入した。そして
、紡糸装置の下部から吐出する繊維状ピッチを採取した
。採取した繊維状ピッチを空気中、毎分2℃の昇温速度
で320℃まで加熱し、30分間保持して不融化処理し
た。次いで、窒素ガス気流中、1000℃で炭素化し、
更に、アルゴンガス気流中、2600℃で黒鉛化処理し
た。
のいずれかをピッチ溜部5に入れ、内部を窒素ガスで置
換した後、ヒーター6で加熱、溶融した。ピッチの温度
が所定温度に達した後、ピッチ溜部5の上部とガス導入
パイプ7から、同一圧力の窒素ガスを導入した。そして
、紡糸装置の下部から吐出する繊維状ピッチを採取した
。採取した繊維状ピッチを空気中、毎分2℃の昇温速度
で320℃まで加熱し、30分間保持して不融化処理し
た。次いで、窒素ガス気流中、1000℃で炭素化し、
更に、アルゴンガス気流中、2600℃で黒鉛化処理し
た。
このようにして得られた炭素繊維1本を繊維の長さが5
mmになるように台紙に貼りつけ、J I 5R76
01に規定する単繊維法に準拠して引張り強度を測定し
た。なお、繊維の外径は同規定のレーザー回折法によっ
て測定した。
mmになるように台紙に貼りつけ、J I 5R76
01に規定する単繊維法に準拠して引張り強度を測定し
た。なお、繊維の外径は同規定のレーザー回折法によっ
て測定した。
ピッチの種類、紡糸条件を変えて得た炭素繊維の物性を
下記の表にまとめて示す。
下記の表にまとめて示す。
(以下余白)
上記の表に見られるように、ピッチの温度、ガス圧力が
高(なると、繊維径が細(なると共に、その長さも短(
なる。繊維の長さは同一ロット内においても長短あり、
−概に表すことが出来ないが、実施番号1−1で最長約
50mmである。
高(なると、繊維径が細(なると共に、その長さも短(
なる。繊維の長さは同一ロット内においても長短あり、
−概に表すことが出来ないが、実施番号1−1で最長約
50mmである。
第3図は上記表実施番号2−2の炭素短繊維の形状を走
査型電子顕微鏡で観察した写真(倍率500倍)である
。繊維径は大小あり、一定ではない。
査型電子顕微鏡で観察した写真(倍率500倍)である
。繊維径は大小あり、一定ではない。
しかも大部分向がっており、直線ではない。繊維が曲が
っていることは他の実施番号の場合も同様である。更に
、この実施番号の繊維の形状を調べるために倍率400
0倍で観察した写真が第4図である。この図に見られる
ように、繊維の断面形状は円形ではなく、偏平な楕円体
である。楕円体あるいは偏平な楕円体であることが、繊
維に曲がりを生じさせている理由であると考えられる。
っていることは他の実施番号の場合も同様である。更に
、この実施番号の繊維の形状を調べるために倍率400
0倍で観察した写真が第4図である。この図に見られる
ように、繊維の断面形状は円形ではなく、偏平な楕円体
である。楕円体あるいは偏平な楕円体であることが、繊
維に曲がりを生じさせている理由であると考えられる。
繊維最大幅が10μm以下のものは長さが短く、かつ、
曲がりがあるため塊状になりやすが、その感触は柔らか
く弾力性があり綿状である。しかし、解繊性は良好で、
水中では容易に単繊維で分散する。
曲がりがあるため塊状になりやすが、その感触は柔らか
く弾力性があり綿状である。しかし、解繊性は良好で、
水中では容易に単繊維で分散する。
又、この繊維の形状は偏平状でかつねじれ、カールとラ
ンダムになっており、綿状でかさ高さがあって、一定容
器に入れると、マット状にしなくても、繊維の弾力性で
固定されるため濾過用フィルターなどにそのままの状態
でも使用出来ることが確認出来た。又弾力性のあるプラ
スチック材料との複合体を作ることによって、従来不可
能であったゴム状の炭素繊維複合体が出来、耐摩耗性が
強く弾力性のあるパツキン等が製作出来た。
ンダムになっており、綿状でかさ高さがあって、一定容
器に入れると、マット状にしなくても、繊維の弾力性で
固定されるため濾過用フィルターなどにそのままの状態
でも使用出来ることが確認出来た。又弾力性のあるプラ
スチック材料との複合体を作ることによって、従来不可
能であったゴム状の炭素繊維複合体が出来、耐摩耗性が
強く弾力性のあるパツキン等が製作出来た。
そして本発明の炭素短繊維の紡糸装置において、紡糸装
置の紡糸孔の先端及び吐出孔の断面形状を種々変えたも
のを用いて、ピッチ系炭素短繊維を製造することによっ
て、偏平断面以外に複雑な断面形状を得ることが出来る
。
置の紡糸孔の先端及び吐出孔の断面形状を種々変えたも
のを用いて、ピッチ系炭素短繊維を製造することによっ
て、偏平断面以外に複雑な断面形状を得ることが出来る
。
尚、光学的等方性炭素繊維と、光学的異方性炭素繊維を
組み合わせて複合した複合炭素短繊維も第2図に示す如
く仕切り板8を設けた紡糸装置により製造することが出
来る。
組み合わせて複合した複合炭素短繊維も第2図に示す如
く仕切り板8を設けた紡糸装置により製造することが出
来る。
(発明の効果)
以上の説明で判るように本発明の炭素短繊維の製造装置
は、従来ならチョツプドストランドにする為、切断工程
を入れていたものを、全く必要としな(なったことで、
生産性の向上により、大きな経済効果を上げることが出
来るものである。
は、従来ならチョツプドストランドにする為、切断工程
を入れていたものを、全く必要としな(なったことで、
生産性の向上により、大きな経済効果を上げることが出
来るものである。
従来、光学的等方性炭素繊維は汎用品(GP)しか作る
ことが出来ないと考えられていたが、本発明の炭素短繊
維の紡糸装置によればピッチ系光学的等方性炭素繊維で
強度がピッチ系光学的異方性炭素繊維と同等又はとそれ
以上の強度が得られることから、ピッチ原料の調整など
の製造コストが大幅に削減出来るものである。又、光学
的異方性の炭素繊維では強度が従来の紡糸法で得られた
繊維と比較して同等かそれ以上のものが得られることか
ら、高強度複合材料として電子工業、自動車工業、宇宙
産業等の用途向けに金属、カーボン、セラミックスなど
の高強度、精密度の高い構造部品として極めて有用な材
料として利用出来る。
ことが出来ないと考えられていたが、本発明の炭素短繊
維の紡糸装置によればピッチ系光学的等方性炭素繊維で
強度がピッチ系光学的異方性炭素繊維と同等又はとそれ
以上の強度が得られることから、ピッチ原料の調整など
の製造コストが大幅に削減出来るものである。又、光学
的異方性の炭素繊維では強度が従来の紡糸法で得られた
繊維と比較して同等かそれ以上のものが得られることか
ら、高強度複合材料として電子工業、自動車工業、宇宙
産業等の用途向けに金属、カーボン、セラミックスなど
の高強度、精密度の高い構造部品として極めて有用な材
料として利用出来る。
又、繊維断面形状が、偏平でかつ、ねじれ、カール状に
出来ることからそのままで綿状のかさ高さがあること及
び弾力性、伸縮性を備えていることから、複合材の製作
に用いた際、柔軟なマトリックス材との適合性が良いの
で、ピッチ系炭素繊維とマトリックス材との剥離が起き
にくいものである。従って、伸縮性電導材、弾力性パツ
キン及びエンジニアリングプラスチックなどの複合材と
して応用することで従来にない高強度複合材料を作るこ
とが出来る。
出来ることからそのままで綿状のかさ高さがあること及
び弾力性、伸縮性を備えていることから、複合材の製作
に用いた際、柔軟なマトリックス材との適合性が良いの
で、ピッチ系炭素繊維とマトリックス材との剥離が起き
にくいものである。従って、伸縮性電導材、弾力性パツ
キン及びエンジニアリングプラスチックなどの複合材と
して応用することで従来にない高強度複合材料を作るこ
とが出来る。
また本発明の炭素繊維の紡糸装置によれば、上記の優れ
た効果を有するピッチ系炭素短繊維を容易に、しかも−
度に大量に製造することが出来、しかも紡糸装置の紡糸
孔先端の紡糸口金断面形状を種々変えたものを用いて紡
糸することにより、繊維断面形状が種々変えたものを適
宜紡糸出来る。
た効果を有するピッチ系炭素短繊維を容易に、しかも−
度に大量に製造することが出来、しかも紡糸装置の紡糸
孔先端の紡糸口金断面形状を種々変えたものを用いて紡
糸することにより、繊維断面形状が種々変えたものを適
宜紡糸出来る。
第1図は本発明の紡糸装置の一実施例を示す図、第2図
は本発明の紡糸装置の他の実施例を示す図、第3図は本
発明の炭素短繊維の形状を走査型電子顕微鏡で撮影した
500倍の写真、第4図は第3図の繊維を更に拡大した
4000倍の写真である。 ■・・・ピッチ吐出孔、2・・・ガス流路用ノズル、3
・・・光学的等方性ピッチ、4・・・光学的異方性ピッ
チ、5・・・ピッチ溜部、6・・・ヒーター 7・・・
ガス導入パイプ、8・・・仕切板。 出願人 田中貴金属工業株式会社 第 1 図 宅″i3′r3 [η 第 、1 図 第 2 図
は本発明の紡糸装置の他の実施例を示す図、第3図は本
発明の炭素短繊維の形状を走査型電子顕微鏡で撮影した
500倍の写真、第4図は第3図の繊維を更に拡大した
4000倍の写真である。 ■・・・ピッチ吐出孔、2・・・ガス流路用ノズル、3
・・・光学的等方性ピッチ、4・・・光学的異方性ピッ
チ、5・・・ピッチ溜部、6・・・ヒーター 7・・・
ガス導入パイプ、8・・・仕切板。 出願人 田中貴金属工業株式会社 第 1 図 宅″i3′r3 [η 第 、1 図 第 2 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)ピッチ系炭素繊維の溶融紡糸工程において、溶融し
たピッチを吐出孔周囲よりガス圧で吹き出すために吐出
孔を突起状にし、その周囲に一定間隔のガス流路を設け
、流路の出口面より、ピッチ吐出孔の出口面が内側に設
けられていることを特徴とする綿状炭素短繊維の紡糸装
置。 2)前記ピッチ吐出孔が光学的等方性ピッチと、光学的
異方性ピッチを複合吐出するための仕切板を吐出孔内に
有することを特徴とする炭素短繊維の紡糸装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13186190A JP2786519B2 (ja) | 1990-05-22 | 1990-05-22 | 炭素短繊維の紡糸装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13186190A JP2786519B2 (ja) | 1990-05-22 | 1990-05-22 | 炭素短繊維の紡糸装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0434020A true JPH0434020A (ja) | 1992-02-05 |
| JP2786519B2 JP2786519B2 (ja) | 1998-08-13 |
Family
ID=15067839
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13186190A Expired - Fee Related JP2786519B2 (ja) | 1990-05-22 | 1990-05-22 | 炭素短繊維の紡糸装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2786519B2 (ja) |
-
1990
- 1990-05-22 JP JP13186190A patent/JP2786519B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2786519B2 (ja) | 1998-08-13 |
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