JPH04340347A - 突極形回転電機 - Google Patents
突極形回転電機Info
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- JPH04340347A JPH04340347A JP3107876A JP10787691A JPH04340347A JP H04340347 A JPH04340347 A JP H04340347A JP 3107876 A JP3107876 A JP 3107876A JP 10787691 A JP10787691 A JP 10787691A JP H04340347 A JPH04340347 A JP H04340347A
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- air
- rotor
- chamber
- cooling
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、強制冷却通風用電動フ
ァンを備え、固定子と回転子の分離通風を行う突極形回
転電機に関するものである。
ァンを備え、固定子と回転子の分離通風を行う突極形回
転電機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、揚水発電所に設置される発電電
動機は、空気の循環によって冷却され、別置の強制冷却
通風用電動ファンによって冷却空気を循環させる通風方
式がとられている。
動機は、空気の循環によって冷却され、別置の強制冷却
通風用電動ファンによって冷却空気を循環させる通風方
式がとられている。
【0003】この通風方式の場合、機内の冷却空気は、
図3に示すように強制冷却通風用電動ファン1により固
定子枠2内に流入し、磁極3の間の空間に導かれる。ま
た、一部の冷却空気は回転子スパイダー4に設けられ通
風穴5から回転子スパイダー4内に流入し、回転子リム
6に設けられた流路7を通って同じく磁極3の間の空間
へ導かれる。冷却空気が磁極間空間を流れる間に磁極3
を形成する界磁コイル8および磁極鉄心9を冷却し、次
いで、冷却空気はエアーギャップ10を越えて固定子鉄
心13の固定子ダクト11へ入り、固定子ダクト11を
通る間に固定子コイル12および固定子鉄心13を冷却
する。次いで固定子枠2の外周に設けた空気冷却器14
を通過する間に熱が取り去られ冷却空気は再循環される
。
図3に示すように強制冷却通風用電動ファン1により固
定子枠2内に流入し、磁極3の間の空間に導かれる。ま
た、一部の冷却空気は回転子スパイダー4に設けられ通
風穴5から回転子スパイダー4内に流入し、回転子リム
6に設けられた流路7を通って同じく磁極3の間の空間
へ導かれる。冷却空気が磁極間空間を流れる間に磁極3
を形成する界磁コイル8および磁極鉄心9を冷却し、次
いで、冷却空気はエアーギャップ10を越えて固定子鉄
心13の固定子ダクト11へ入り、固定子ダクト11を
通る間に固定子コイル12および固定子鉄心13を冷却
する。次いで固定子枠2の外周に設けた空気冷却器14
を通過する間に熱が取り去られ冷却空気は再循環される
。
【0004】このように、この通風方式では固定子を冷
却する空気が最初回転子内を流れ、次いでエアーギャッ
プ10を越えるので、それが固定子に達する以前に回転
子損によって加熱されることになる。したがって、固定
子で必要な冷却作用を得るには、大量の空気流が必要で
あった。さらに大量の空気流が流れ、かつさまざまの通
風回路から冷却空気が磁極間空間に流入するため相互干
渉等による風損が大きく主機の効率が悪くなるという欠
点があった。
却する空気が最初回転子内を流れ、次いでエアーギャッ
プ10を越えるので、それが固定子に達する以前に回転
子損によって加熱されることになる。したがって、固定
子で必要な冷却作用を得るには、大量の空気流が必要で
あった。さらに大量の空気流が流れ、かつさまざまの通
風回路から冷却空気が磁極間空間に流入するため相互干
渉等による風損が大きく主機の効率が悪くなるという欠
点があった。
【0005】この結果、回転子周速が130m/sを越
えるような超高速大容量発電電動機などでは、さらに大
風量が必要となるため、所要の通風面積が確保できない
。したがって、この通風方式では所要の冷却風量を流す
ことができなくなり、回転子コイルすなわち界磁コイル
8あるいは固定子コイル12に直接冷却液を流して冷却
する方式としていた。すなわち、構造が複雑でかつ高価
な直接冷却方式を採用せざるを得ないという結果になっ
ていた。
えるような超高速大容量発電電動機などでは、さらに大
風量が必要となるため、所要の通風面積が確保できない
。したがって、この通風方式では所要の冷却風量を流す
ことができなくなり、回転子コイルすなわち界磁コイル
8あるいは固定子コイル12に直接冷却液を流して冷却
する方式としていた。すなわち、構造が複雑でかつ高価
な直接冷却方式を採用せざるを得ないという結果になっ
ていた。
【0006】そこでこの問題を解決するために固定子と
回転子との分離通風を行うことにより、直接冷却方式を
採用することなく大容量化できるようにした突極形回転
電機もある。
回転子との分離通風を行うことにより、直接冷却方式を
採用することなく大容量化できるようにした突極形回転
電機もある。
【0007】図4はそのような突極形回転電機を示す断
面図である。図に示すように固定子内径側に円筒状通風
仕切壁32を構成し、固定子鉄心13と鉄心内固定子コ
イル12と回転子の通風系から分離する。固定子枠2は
円周方向に複数の室に仕切られ、固定子枠2の外周面に
強制冷却用電動ファン1a、空気冷却器14aを仕切ら
れた室ごとに交互に配電するように構成されている。ま
た、固定子枠2の上側外周面に複数個の強制冷却用電動
ファン1b、固定子枠2の下側外周面に複数個の空気冷
却器14bを配置するように構成している。
面図である。図に示すように固定子内径側に円筒状通風
仕切壁32を構成し、固定子鉄心13と鉄心内固定子コ
イル12と回転子の通風系から分離する。固定子枠2は
円周方向に複数の室に仕切られ、固定子枠2の外周面に
強制冷却用電動ファン1a、空気冷却器14aを仕切ら
れた室ごとに交互に配電するように構成されている。ま
た、固定子枠2の上側外周面に複数個の強制冷却用電動
ファン1b、固定子枠2の下側外周面に複数個の空気冷
却器14bを配置するように構成している。
【0008】また、回転子スパイダー4には通風穴5を
設けず、回転子リム6にも流路を設けないように構成さ
れる。
設けず、回転子リム6にも流路を設けないように構成さ
れる。
【0009】この通風方式の場合、回転子を冷却するた
めの空気は、強制冷却用電動ファン1bにより固定子枠
2内へ流入し、上側固定子コイルエンド12aを冷却し
た後、磁極3の空間へ入り、この空間を軸方向上から下
へ吹き抜け、冷却空気がこの磁極間空間を流れる間に磁
極3の界磁コイル8および磁極鉄心9を冷却する。次い
で、下側固定子コイルエンド12bを冷却した冷却空気
は、空気冷却器14bを通過する間に熱を放出した後再
循環されていた。
めの空気は、強制冷却用電動ファン1bにより固定子枠
2内へ流入し、上側固定子コイルエンド12aを冷却し
た後、磁極3の空間へ入り、この空間を軸方向上から下
へ吹き抜け、冷却空気がこの磁極間空間を流れる間に磁
極3の界磁コイル8および磁極鉄心9を冷却する。次い
で、下側固定子コイルエンド12bを冷却した冷却空気
は、空気冷却器14bを通過する間に熱を放出した後再
循環されていた。
【0010】一方、固定子鉄心13および鉄心内固定子
コイル12を冷却するための空気は、図5に示すように
、強制冷却用電動ファン1aにより固定子枠内流入セク
ション22へ流入し、固定子ダクト11へはいり、半径
方向外から内へ向って流れる。この固定子ダクトを通る
間に流入セクション22内にある固定子コイル12およ
び固定子鉄心13を冷却する。次いで冷却空気は円筒状
通風仕切壁32により固定子内径側に形成された室23
へ入り、円周方向へ流れ、流出セクション24の固定子
ダクト11へ流入し、半径方向内から外へ向って流れる
。この固定子ダクト11を通る間に流出セクション内の
固定子コイル12および固定子鉄心13を冷却する。 次いで、冷却空気は固定子枠内流出セクション25へ流
出し、空気冷却器14aを通過する間に熱を放出した後
再循環される。
コイル12を冷却するための空気は、図5に示すように
、強制冷却用電動ファン1aにより固定子枠内流入セク
ション22へ流入し、固定子ダクト11へはいり、半径
方向外から内へ向って流れる。この固定子ダクトを通る
間に流入セクション22内にある固定子コイル12およ
び固定子鉄心13を冷却する。次いで冷却空気は円筒状
通風仕切壁32により固定子内径側に形成された室23
へ入り、円周方向へ流れ、流出セクション24の固定子
ダクト11へ流入し、半径方向内から外へ向って流れる
。この固定子ダクト11を通る間に流出セクション内の
固定子コイル12および固定子鉄心13を冷却する。 次いで、冷却空気は固定子枠内流出セクション25へ流
出し、空気冷却器14aを通過する間に熱を放出した後
再循環される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ここで、この突極形回
転電機は固定子は固定子が円周方向に給気チャンバーと
排気チャンバーに分かれていることを特徴としているが
、ここに重大な問題点があることが、近年の研究により
明らかになった。
転電機は固定子は固定子が円周方向に給気チャンバーと
排気チャンバーに分かれていることを特徴としているが
、ここに重大な問題点があることが、近年の研究により
明らかになった。
【0012】すなわち、固定子を円周方向あるいは軸方
向に仕切り、給気チャンバーと排気チャンバーとに分け
ると、円周方向あるいは軸方向に温度アンバランスが生
じる。特に排気チャンバー側の固定子コイル12の温度
が異常に上昇する不具合が発生するおそれがあることが
明らかになった。
向に仕切り、給気チャンバーと排気チャンバーとに分け
ると、円周方向あるいは軸方向に温度アンバランスが生
じる。特に排気チャンバー側の固定子コイル12の温度
が異常に上昇する不具合が発生するおそれがあることが
明らかになった。
【0013】本発明は温度アンバランスがないように固
定子と回転子との冷却通風系を分離した分離通風方式を
備えた突極形回転電機を提供することを目的とする。 [発明の構成]
定子と回転子との冷却通風系を分離した分離通風方式を
備えた突極形回転電機を提供することを目的とする。 [発明の構成]
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の突極形回転機は
磁極を突出して形成した回転子とその回転子の外周側に
設けられ固定子枠で支持された固定子とを有した突極形
回転機において、固定子を固定子枠とともに包囲し固定
子室を形成する固定子仕切板と、固定子枠の上側外周面
および下側周面に設けられ固定子室の空気が回転子自身
のファン作用で固定子室外に排出する際にその空気を冷
却するための空気冷却器と、固定子枠の中央部外周面に
設けられ空気冷却器により冷却された空気を固定子の鉄
心背部に強制冷却風として通風し固定子室にその冷却風
を排出する電動ファンと、回転子自身のファン作用で回
転子に導かれた空気冷却器により冷却された空気の排流
を前記固定子からの排流と衝突しないように固定子室に
導く極間仕切板とからなる。
磁極を突出して形成した回転子とその回転子の外周側に
設けられ固定子枠で支持された固定子とを有した突極形
回転機において、固定子を固定子枠とともに包囲し固定
子室を形成する固定子仕切板と、固定子枠の上側外周面
および下側周面に設けられ固定子室の空気が回転子自身
のファン作用で固定子室外に排出する際にその空気を冷
却するための空気冷却器と、固定子枠の中央部外周面に
設けられ空気冷却器により冷却された空気を固定子の鉄
心背部に強制冷却風として通風し固定子室にその冷却風
を排出する電動ファンと、回転子自身のファン作用で回
転子に導かれた空気冷却器により冷却された空気の排流
を前記固定子からの排流と衝突しないように固定子室に
導く極間仕切板とからなる。
【0015】
【作用】これにより突極形回転子を極間仕切板により円
筒状にして固定子と回転子の通風系を分離する。そして
、冷却空気をすべて外径側から内径側に向けて通風する
。冷却空気の通風源として、固定子は強制冷却用電動フ
ァンを用いるが回転子は回転子自身のファン作用を利用
する。
筒状にして固定子と回転子の通風系を分離する。そして
、冷却空気をすべて外径側から内径側に向けて通風する
。冷却空気の通風源として、固定子は強制冷却用電動フ
ァンを用いるが回転子は回転子自身のファン作用を利用
する。
【0016】したがって、固定子は円周方向あるいは軸
方向に温度アンバランスがなくなり、固定子鉄心および
固定子コイルは均一に冷却される。
方向に温度アンバランスがなくなり、固定子鉄心および
固定子コイルは均一に冷却される。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1および図2を
参照して説明する。図1は、本発明の一実施例を示す突
極形回転電機の断面図であり、図2は図1のA−A断面
図である。図に示すように、固定子枠2と固定子仕切板
36とで固定子を包囲し固定子室37を形成する。
参照して説明する。図1は、本発明の一実施例を示す突
極形回転電機の断面図であり、図2は図1のA−A断面
図である。図に示すように、固定子枠2と固定子仕切板
36とで固定子を包囲し固定子室37を形成する。
【0018】一方、突極形回転子を突極形回転子を極間
仕切板33により円筒状に構成し、固定子と回転子との
通風系を分離する。そして、図2に示すように、固定子
鉄心13の背面(以下コアバック34と呼ぶ)の固定子
枠2内にチャンバー35を設ける。
仕切板33により円筒状に構成し、固定子と回転子との
通風系を分離する。そして、図2に示すように、固定子
鉄心13の背面(以下コアバック34と呼ぶ)の固定子
枠2内にチャンバー35を設ける。
【0019】このコアバックチャンバー35部分の固定
子枠2の外周面に複数個の強制冷却用電動ファン1を配
置し、冷却空気を外からチャンバー35に送り込むよう
に構成する。従って、チャンバー35はすべて給気チャ
ンバーとなる。
子枠2の外周面に複数個の強制冷却用電動ファン1を配
置し、冷却空気を外からチャンバー35に送り込むよう
に構成する。従って、チャンバー35はすべて給気チャ
ンバーとなる。
【0020】次に固定子枠2の上側外周面に複数個の空
気冷却器14aを配置する。かつ固定枠2の下側外周面
にも複数個の空気冷却器14bを配置する。
気冷却器14aを配置する。かつ固定枠2の下側外周面
にも複数個の空気冷却器14bを配置する。
【0021】ここで、固定子の冷却空気の通風源は電動
ファン1とする。一方、回転子の冷却空気の通風源は回
転子自身のファン作用を利用する。まず、固定子の冷却
空気は、電動ファン1により固定子枠2のチャンバー3
5に流入する。
ファン1とする。一方、回転子の冷却空気の通風源は回
転子自身のファン作用を利用する。まず、固定子の冷却
空気は、電動ファン1により固定子枠2のチャンバー3
5に流入する。
【0022】次いで、固定子ダクト11へ入り、固定子
ダクト11を通る間に固定子コイル12および固定子鉄
心13を冷却する。そして、冷却空気はエアーギャップ
10へ流出し、極間仕切板33にあたって軸方向の上方
向と下方向へ別れて固定子室37のコイルエンド部分へ
入る。次いで固定子枠2の外周に設けた空気冷却器14
a,14bを通過する間に熱が取り去られ冷却空気は再
循環される。
ダクト11を通る間に固定子コイル12および固定子鉄
心13を冷却する。そして、冷却空気はエアーギャップ
10へ流出し、極間仕切板33にあたって軸方向の上方
向と下方向へ別れて固定子室37のコイルエンド部分へ
入る。次いで固定子枠2の外周に設けた空気冷却器14
a,14bを通過する間に熱が取り去られ冷却空気は再
循環される。
【0023】一方、回転子の冷却空気は、回転子スパイ
ダー4に設けた通風穴5から回転子スパイダー4内に流
入し、回転子リム6に設けられた流路7を通って磁極3
の間の空間に導かれる。
ダー4に設けた通風穴5から回転子スパイダー4内に流
入し、回転子リム6に設けられた流路7を通って磁極3
の間の空間に導かれる。
【0024】次いで、冷却空気は軸方向の上方向と下方
向へ別れて、磁極間空間を流れる間に界磁コイル8およ
び磁極鉄心9を冷却した後、極間仕切板33にあたって
固定子室37内の上下のコイルエンド部分へ入る。ここ
で、固定子の冷却空気と合流し、固定子枠2の外周に設
けた空気冷却器14a,14bを通過する間に熱が取り
去られ、冷却空気は再循環される。
向へ別れて、磁極間空間を流れる間に界磁コイル8およ
び磁極鉄心9を冷却した後、極間仕切板33にあたって
固定子室37内の上下のコイルエンド部分へ入る。ここ
で、固定子の冷却空気と合流し、固定子枠2の外周に設
けた空気冷却器14a,14bを通過する間に熱が取り
去られ、冷却空気は再循環される。
【0025】いま、空気比熱をCγ、空気比重量をγ、
従来方式の全損失をL0 、風量をQ0 、空気の温度
上昇を△t0 とすると熱量のバランスから
L0 =Q0 ・△t0 ・Cγ・γ ……………
…………………(1)という関係が成り立つ。一方、本
発明による回転子を冷却するのに必要な風量をQ1 、
この風量Q1 が受けもつ損失をL1 、その時の空気
の温度上昇を△t1 、また固定子を冷却するのに必要
な風量をQ2 、この風量Q2 が受けもつ損失をL2
、そのときの空気の温度上昇を△t2 とすると、 L1 =Q1 ・△t1 ・Cγ・γ
………………………………(2) L2 =
Q2 ・△t2 ・Cγ・γ …………………………
……(3)となる。また全損失は変らないので、 L0 =L1 +L2 ………………
………………………………(4)が成り立つ。従来方式
の空気の温度上昇△t0 は、固定子を冷却する空気が
最初回転子内を流れるため、回転子損による温度上昇と
固定子損とによる温度上昇の和であるが、本発明のよう
に固定子と回転子とを分離して通風すれば、それぞれ空
気の温度上昇を△t0 まで許せるので △t0 =△t1 =△t2 ………
………………………………(5)とすることができる。 したがって(1)〜(5)式によりQ0 =Q1 +Q
2 という関係が成り立つ。 通常L1 =0.4・L0 ,L2 =0.6・L0
なので、となり、回転子を冷却するのに必要な風量は、
従来方式に比較して40%でよいことになる。また固定
子を冷却するのに必要な風量も従来方式に比較して60
%でよいことになる。
従来方式の全損失をL0 、風量をQ0 、空気の温度
上昇を△t0 とすると熱量のバランスから
L0 =Q0 ・△t0 ・Cγ・γ ……………
…………………(1)という関係が成り立つ。一方、本
発明による回転子を冷却するのに必要な風量をQ1 、
この風量Q1 が受けもつ損失をL1 、その時の空気
の温度上昇を△t1 、また固定子を冷却するのに必要
な風量をQ2 、この風量Q2 が受けもつ損失をL2
、そのときの空気の温度上昇を△t2 とすると、 L1 =Q1 ・△t1 ・Cγ・γ
………………………………(2) L2 =
Q2 ・△t2 ・Cγ・γ …………………………
……(3)となる。また全損失は変らないので、 L0 =L1 +L2 ………………
………………………………(4)が成り立つ。従来方式
の空気の温度上昇△t0 は、固定子を冷却する空気が
最初回転子内を流れるため、回転子損による温度上昇と
固定子損とによる温度上昇の和であるが、本発明のよう
に固定子と回転子とを分離して通風すれば、それぞれ空
気の温度上昇を△t0 まで許せるので △t0 =△t1 =△t2 ………
………………………………(5)とすることができる。 したがって(1)〜(5)式によりQ0 =Q1 +Q
2 という関係が成り立つ。 通常L1 =0.4・L0 ,L2 =0.6・L0
なので、となり、回転子を冷却するのに必要な風量は、
従来方式に比較して40%でよいことになる。また固定
子を冷却するのに必要な風量も従来方式に比較して60
%でよいことになる。
【0026】図6は、従来方式および本発明による通風
特性曲線であり、曲線26は従来方式の通風抵抗、曲線
27は本発明による回転子側通風回路の通風抵抗、曲線
28は固定子側通風回路の通風抵抗である。図6に示し
たように固定子と回転子とを分離して通風した場合、そ
れぞれの通風抵抗は従来方式に比較して小さくなる。こ
のとき前記各風量Q0 ,Q1 ,Q2 を発生するの
に必要な圧力発生側PQ 特性は従来方式では曲線29
、本発明による回転子側では曲線30、固定子側では曲
線31となる。この圧力発生側PQ特性曲線と前記通風
特性曲線の交点が作動点となり各風量Q0 ,Q1 ,
Q2 に対応した圧力はそれぞれ圧力P0,P1 ,P
2となる。通常、通風抵抗は風量のほぼ2乗に比例して
増加するので、である。
特性曲線であり、曲線26は従来方式の通風抵抗、曲線
27は本発明による回転子側通風回路の通風抵抗、曲線
28は固定子側通風回路の通風抵抗である。図6に示し
たように固定子と回転子とを分離して通風した場合、そ
れぞれの通風抵抗は従来方式に比較して小さくなる。こ
のとき前記各風量Q0 ,Q1 ,Q2 を発生するの
に必要な圧力発生側PQ 特性は従来方式では曲線29
、本発明による回転子側では曲線30、固定子側では曲
線31となる。この圧力発生側PQ特性曲線と前記通風
特性曲線の交点が作動点となり各風量Q0 ,Q1 ,
Q2 に対応した圧力はそれぞれ圧力P0,P1 ,P
2となる。通常、通風抵抗は風量のほぼ2乗に比例して
増加するので、である。
【0027】図6より明らかな如く、通風抵抗曲線27
および28は従来の通風抵抗曲線26を下廻るので、所
要圧力P1 ,P2 は となる。これらの風量、圧力を発生するための動力Wは
、PとQとの積に比例するので、従来方式の動力をW0
とすれば、(6)式および(8)式より本発明による
回転側での動力W1 、固定子側での動力W2 はそれ
ぞれW1 <0.43 ・W0 W2 <0.63 ・W0 となり、両者の合計は、 W1 +W2 <0.28・W0 である。以上の解析結果より本発明の実施例において、
必要な動力は従来方式に比較して30%以下となり大幅
な動力減少をはかることができる。
および28は従来の通風抵抗曲線26を下廻るので、所
要圧力P1 ,P2 は となる。これらの風量、圧力を発生するための動力Wは
、PとQとの積に比例するので、従来方式の動力をW0
とすれば、(6)式および(8)式より本発明による
回転側での動力W1 、固定子側での動力W2 はそれ
ぞれW1 <0.43 ・W0 W2 <0.63 ・W0 となり、両者の合計は、 W1 +W2 <0.28・W0 である。以上の解析結果より本発明の実施例において、
必要な動力は従来方式に比較して30%以下となり大幅
な動力減少をはかることができる。
【0028】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように従来方式
では回転子を冷却する空気が最初回転子内を流れ固定子
に達する以前に回転子損によって加熱され、固定子で必
要な冷却作用を得るために大量の空気流が必要であった
ものが、回転子と固定子とを分離して通風することによ
り、冷たい空気が固定子内に入るので固定子を冷却する
ために要する空気量が大幅に少なくてすむように作用す
る。そのため固定子内を流れる冷却空気の流速が小さく
なり通風抵抗が小さくなるように作用する。さらに従来
方式では大動力の強制冷却用電動ファンが必要であった
ものが小動力のものですむという作用も生ずる。
では回転子を冷却する空気が最初回転子内を流れ固定子
に達する以前に回転子損によって加熱され、固定子で必
要な冷却作用を得るために大量の空気流が必要であった
ものが、回転子と固定子とを分離して通風することによ
り、冷たい空気が固定子内に入るので固定子を冷却する
ために要する空気量が大幅に少なくてすむように作用す
る。そのため固定子内を流れる冷却空気の流速が小さく
なり通風抵抗が小さくなるように作用する。さらに従来
方式では大動力の強制冷却用電動ファンが必要であった
ものが小動力のものですむという作用も生ずる。
【0029】一方、回転子も固定子から分離して通風さ
れるため、回転子を冷却するのに要する空気量が大幅に
少なくてすむように作用する。
れるため、回転子を冷却するのに要する空気量が大幅に
少なくてすむように作用する。
【0030】すなわち固定子は、円周方向あるいは軸方
向に温度アンバランスがなくなり固定子鉄心および固定
子コイルは均一に冷却される。また、固定子と回転子と
の分離通風を効果的に行ったので、それぞれに流れる冷
却風量を少なくでき、風損も減少できる。
向に温度アンバランスがなくなり固定子鉄心および固定
子コイルは均一に冷却される。また、固定子と回転子と
の分離通風を効果的に行ったので、それぞれに流れる冷
却風量を少なくでき、風損も減少できる。
【図1】本体の一実施例を示す断面図。
【図2】図1のA−A線における断面図。
【図3】従来例を示す断面図。
【図4】他の従来例を示す断面図。
【図5】図4のB−B線における断面図。
【図6】本発明および従来例における通風特性曲線図。
1 電動ファン
2 固定子枠
3 磁極
4 回転子スパイダー
5 通風穴
6 回転リム
7 流路
8 界磁コイル
9 磁極鉄心
10 エアギャップ
11 固定子ダクト
12 固定子コイル
13 固定子鉄心
14 空気冷却器
22 固定子枠内流入セクション23 固
定子内径側室 24 流入セクション 25 固定子枠内流出セクション32 通
風仕切壁 33 極間仕切板 34 コアバック 35 コアバックチャンバー 36 固定子仕切板 37 固定子室
定子内径側室 24 流入セクション 25 固定子枠内流出セクション32 通
風仕切壁 33 極間仕切板 34 コアバック 35 コアバックチャンバー 36 固定子仕切板 37 固定子室
Claims (1)
- 【請求項1】 磁極を突出して形成した回転子とその
回転子の外周側に設けられ固定子枠で支持された固定子
とを有した突極形回転機において、前記固定子を前記固
定子枠とともに包囲し固定子室を形成する固定子仕切板
と、前記固定子枠の上側外周面および下側周面に設けら
れ前記固定子室の空気が前記回転子自身のファン作用で
前記固定子室外に排出する際にその空気を冷却するため
の空気冷却器と、前記固定子枠の中央部外周面に設けら
れ前記空気冷却器により冷却された空気を前記固定子の
鉄心背部に強制冷却風として通風し前記固定子室にその
冷却風を排出する電動ファンと、前記回転子自身のファ
ン作用で前記回転子に導かれた前記空気冷却器により冷
却された空気の排流を前記固定子からの排流と衝突しな
いように前記固定子室に導く極間仕切板とからなる突極
形回転電機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3107876A JPH04340347A (ja) | 1991-05-14 | 1991-05-14 | 突極形回転電機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3107876A JPH04340347A (ja) | 1991-05-14 | 1991-05-14 | 突極形回転電機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04340347A true JPH04340347A (ja) | 1992-11-26 |
Family
ID=14470331
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3107876A Pending JPH04340347A (ja) | 1991-05-14 | 1991-05-14 | 突極形回転電機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04340347A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007147187A1 (de) * | 2006-06-22 | 2007-12-27 | Va Tech Hydro Gmbh | Verfahren und vorrichtung zur kühlung einer elektrischen maschine |
| CN110089012A (zh) * | 2016-12-21 | 2019-08-02 | 乌本产权有限公司 | 用于风能设备发电机的定子的定子承载件以及具有该定子承载件的定子、发电机和风能设备 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0357092U (ja) * | 1989-10-05 | 1991-05-31 | ||
| JPH0370994U (ja) * | 1989-11-15 | 1991-07-17 |
-
1991
- 1991-05-14 JP JP3107876A patent/JPH04340347A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0357092U (ja) * | 1989-10-05 | 1991-05-31 | ||
| JPH0370994U (ja) * | 1989-11-15 | 1991-07-17 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007147187A1 (de) * | 2006-06-22 | 2007-12-27 | Va Tech Hydro Gmbh | Verfahren und vorrichtung zur kühlung einer elektrischen maschine |
| US8035261B2 (en) | 2006-06-22 | 2011-10-11 | Va Tech Hydro Gmbh | Method and device for cooling an electric machine |
| US8288901B2 (en) | 2006-06-22 | 2012-10-16 | Va Tech Hydro Gmbh | Method and device for cooling an electric machine |
| CN110089012A (zh) * | 2016-12-21 | 2019-08-02 | 乌本产权有限公司 | 用于风能设备发电机的定子的定子承载件以及具有该定子承载件的定子、发电机和风能设备 |
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