JPH04342107A - 高電圧パルス発生用磁性部品およびこれを用いた高電圧パルス発生装置 - Google Patents

高電圧パルス発生用磁性部品およびこれを用いた高電圧パルス発生装置

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JPH04342107A
JPH04342107A JP3141290A JP14129091A JPH04342107A JP H04342107 A JPH04342107 A JP H04342107A JP 3141290 A JP3141290 A JP 3141290A JP 14129091 A JP14129091 A JP 14129091A JP H04342107 A JPH04342107 A JP H04342107A
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JP
Japan
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voltage pulse
magnetic component
magnetic
pulse generation
winding
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Pending
Application number
JP3141290A
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Inventor
Susumu Nakajima
晋 中島
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Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エキシマレーザ、銅蒸
気レーザ等の放電励起レーザ、あるいは線形誘導加速器
、電子−陽電子衝突型線形加速器等の加速器を始めとす
るパルスパワー分野で使用される高電圧パルス発生用磁
性部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エキシマレーザや銅蒸気レーザ等の放電
励起レーザに用いられている高電圧パルス発生装置の主
回路構成の1例を図6に示す。図6の回路において、5
1は高電圧直流電流、52は抵抗、53はサイリスタ、
54はダイオード、55は主コンデンサ、56は昇圧用
パルス変圧器、57は昇圧用パルス変圧器56の1次巻
線、58は昇圧用パルス変圧器56の2次巻線、59,
61,63はコンデンサ、60,62は可飽和リアクト
ル、64はレーザダイオードである。
【0003】ここで、コンデンサ59,61,63及び
可飽和リアクトル60,62は2段磁気パルス圧縮回路
を構成しており、昇圧用パルス変圧器56の1次側に設
けられたサイリスタ53をオンさせることにより発生さ
せた電流パルスi0及びi1のパルス幅を圧縮し、最終
的にパルス幅100ns程度の電流パルスi3を得るこ
とができる。このような高電圧パルス発生装置の詳細に
ついては、例えば、出口ほか:“固体化電源を用いた銅
蒸気レーザ”,レーザー研究,Vol.17,No.1
0(1989)に記載されている。
【0004】この様な高電圧パルス発生装置において、
磁性部品である昇圧用パルス変圧器、56あるいは可飽
和リアクトル60,62には、低磁心損失、低銅損、低
リーケージインダクタンス、高絶縁耐圧、製作の容易さ
等が要求されている。
【0005】このうち低磁心損失化という点からは、特
開平−110707に開示される磁心を用いることによ
り対策できるが、他の要求に対しては、巻線方法が大き
く関係する。
【0006】前記磁性部品のうち、磁気パルス圧縮回路
を構成する最終段の可飽和リアクトルについては、一般
に巻数を1ターンとすることが必要なため、特開平1−
98206に開示されるような同軸構造で前記要求を満
足するようなものが得られている。
【0007】しかし、昇圧用パルス変圧器や磁気パルス
圧縮回路を構成する可飽和リアクトルのうちの最終段よ
り前段側の可飽和リアクトルでは、一般に、複数の巻数
を持った巻線を設けるため、前記要求を同時に満足する
ことが困難であった。
【0008】例えば、特開昭63−229785に開示
される図3に示すような複数本の巻線31a〜gを、磁
心6に所定の巻数だけ独立に巻回し、これら複数本の巻
線を並列接続した方式では、表皮効果の影響による銅損
増加を防止し、リーケージインダクタンスも低減するた
め、使用する巻線径を細くするとともに磁心に独立に巻
く巻線の数を増加させることが重要だが、この場合、独
立に巻く巻線の数を増加させると巻線の入出力端の縁面
距離を取ることが困難になるため絶縁特性が低下すると
ともに、巻線作業が煩雑となる問題がある。
【0009】このため図4に示すように複数の巻線32
a〜eを並列にして磁心6に巻く方法があるが、この場
合、並列巻線のうちの中心部の巻線32b,32c,3
2dは表皮効果の影響により、パルス電流は、巻線32
aや32eに比べて流れにくくなるため、銅損が増加す
る問題がある。
【0010】また、特開昭63−229786に開示さ
れ図5に示すような平板状導体41を巻線に用い磁心6
に巻き、磁心表面を被覆するように構成した磁性部品も
知られているが、この場合も同様に表皮効果の影響によ
り平板状導体の端部に比べて中央部分でパルス電流が流
れにくくなるため、銅損が増加してしまう問題がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように従
来の高電圧パルス発生装置用磁性部品では、主に巻線方
法に関係する低銅損、低リーケージインダクタンス、高
絶縁耐圧、製作の容易さの要求特性を同時に満足するこ
とができなかった。
【0012】本発明の目的は、上記のような従来技術の
問題点を解決し、可飽和リアクトルやパルス変圧器等の
高電圧パルス発生用磁性部品に要求される低銅損、低リ
ーケージインダクタンス、高絶縁耐圧、製作の容易さ等
を同時に満足する高電圧パルス発生用磁性部品及び同磁
性部品を用いた高電圧パルス発生装置を提供することで
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明の高電圧パルス発生用磁性部品は、表面に絶縁
の施された複数の導体により構成された平板状編組線を
巻線として用い、同磁性部品の磁心を被覆するようにし
て巻いたことを特徴とする高電圧パルス発生用磁性部品
である。
【0014】このような構成を取ることにより、表皮効
果の影響による銅損増加が極めて少なくなるとともに、
低リーケージインダクタンス化、高絶縁耐圧化が可能に
なり、折り曲げ等もしやすく巻線も容易に巻くことがで
きるため製作も簡単になり、従来同時に満足することが
できなかった低銅損、低リーケージインダクタンス、高
絶縁耐圧、製作の容易さの要求を満たすことができる。
【0015】磁性部品が可飽和リアクトルである場合、
低リーケージインダクタンス化により磁心飽和後のイン
ダクタンス化が低減でき、高絶縁耐圧かつ巻線も容易な
ため小形化が可能になるとともに、低銅損でもあるので
、可飽和リアクトルの損失も低減できる。
【0016】磁性部品がパルス変圧器である場合、低リ
ーケージインダンタンス化により、同パルス変圧器の巻
線を流れるパルス電流のパルス幅を短くすることが可能
になり、適応できるパルス幅の範囲もより短パルス側に
広がるとともに、高絶縁耐圧化と巻線が容易であるため
小形化も可能かつ低銅損でもあるのでパルス変圧器の損
失も小さくできる。
【0017】また、本発明による磁性部品を用いた高電
圧パルス発生装置は、従来の磁性部品を用いた高電圧パ
ルス発生装置に比べて磁性部品の小形化と低損失化が図
れるため、高電圧パルス発生装置の小形化と高効率化が
可能となる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について詳細に説明す
るが、本発明はこれら実施例に限るものではない。
【0019】(実施例1)図6に示す高電圧パルス発生
回路を用い、実際の回路を設計評価した。
【0020】図6において、主コンデンサ55の容量を
380nF、コンデンサ59,61,63の容量をいず
れも15nF、可飽和リアクトル62を100φ×50
φ×25(mm)の鉄基超微結晶質磁性合金Fe73.
5Cu1Si13.5B9Nb3よりなる最大動作磁束
密度量△Bm=2.5T、磁心の有効断面積Ae=45
0mm2の磁心を6個スタックし、特開平1−9820
6に開示される構成の同軸1ターンの巻線を施した。
【0021】この時、パルス幅100ns、波高値27
kVの電圧パルスをコンデンサ63に入力するには、コ
ンデンサ61に入力される電圧パルスのパルス幅を50
0nsとする必要があることがわかった。
【0022】このパルス幅を得るためには図6の回路で
可飽和リアクトル60には約3.4μHの飽和後のイン
ダクタンスが必要であり、可飽和リアクトル60を、1
60φ×80φ×25(mm)の鉄基超微結晶質磁性合
金Fe73.5Cu1Si13.5B9Nb3よりなる
最大動作磁束密度量△Bm=2.5T、磁心の有効断面
積Ae=700mm2の磁心を4個用い、図1の断面図
に示すように巻数5ターンとして構成した。
【0023】図1において、1は入力端もしくは出力端
、2は円筒導体、3は出力端もしくは入力端、4は油入
口、5は油出口、6は鉄基超微結晶質磁性合金薄帯を用
い層間絶縁を施した巻磁心、7は磁心6を固定すると共
に冷媒の流れを規定する為に流れを遮断する機能を有す
るリング状絶縁体、8は磁心同士が接触しないようにす
ると共に磁心の端面を均一に冷却し得るようにするため
のリング状絶縁体であり、9は入出力端の絶縁と冷媒を
シールする機能を有する絶縁体、10及び11は磁心全
体の位置決めをすると共に構成部品全体を支える機能を
有する絶縁体、12は磁心に巻き付けた平板状編組線を
用い、W.S.MELVILLE:“THE USE 
OF SAT−URABLE REACTORS AS
 DISCHARGE DEVICES FOR PU
LSE GENERATORS”,IEE(LONDO
N)Vol.98,Part3,No.53,pp18
5〜207,1951年に示されるような2本の巻線を
並列に巻いた巻線であり、同平板状編組線は導体径0.
12mmの1種UEWマグネットワイヤーを490本用
い、厚さ1.6mm、幅15mmとして構成してある。 13は巻線を入出力端と接続する部品である。また、図
中、冷媒は油入口4より図示矢印の流路順に流れ磁心端
側では周方向に流れることにより効率よく冷却し、油出
口5を出てポンプによって循環される。
【0024】図2aは、図1中のA−A断面を示す図で
ある。図中14は磁心端面を均一に冷却するための冷媒
の流路を磁心端面では周方向に流れる様に規定するため
に円筒型絶縁体の一部を切断して設けた空隙であり、冷
媒はこの空隙14を通り、磁心の一端面から他端へと流
れる。尚、本実施例では冷媒として、粘度5mm2/S
のシリコン油を用いた。
【0025】本実施例による可飽和リアクトル60によ
れば、コンデンサ59の電圧波高値28.6kVとして
、パルス電流i1のパルス幅2.5μsに対し、パルス
電流i2のパルス幅約500nsが得られ、可飽和リア
クトル62を介して前記波高値27kVの電圧パルスを
コンデンサ63にパルス幅約100nsで入力すること
ができた。
【0026】また、このときの可飽和リアクトル60の
損失は180mJであった。なお、比較のために、図1
の構成の可飽和リアクトル60において、巻線を厚さ0
.5mm、幅15mmのアルミ板を用いた図5に示した
従来例、および線径0.9mmの1種UEWマグネット
ワイヤーを10本並列とした図4に示した従来例とした
場合の損失を測定した。結果を本実施例の値とともに表
1に示しておく。
【0027】
【表1】 (実施例2)図6において、昇圧パルス変圧器56とし
ては、サイリスタの耐圧の制限から昇圧比を1:5に設
定する必要があるため、昇圧パルス変圧器56の1次巻
線57を1ターン、同2次巻線58を5ターンとし、磁
心には前記可飽和リアクトル60と全く同一の組成、寸
法及びスタック数のものを用い、1次巻線は特開平1−
98206に開示される同軸1ターンの構成とし、2次
巻線には前記図1に示す可飽和リアクトル60の巻線と
全く同一の構成のものを用いた。この場合、入力電源5
1の電圧を6.3kVとしたとき、昇圧パルス変圧器5
6の2次巻線58からコンデンサ59に流れる電流i1
のパルス幅約2.5μsが得られ、コンデンサ59の電
圧波高値を28.6kVとすることができ、昇圧パルス
変圧器56の損失は250mJであった。また主コンデ
ンサ55から最終段のピーキングコンデンサ63までの
エネルギ転送効率は可飽和リアクトル60にも本発明の
方式を用いた場合、約73%であった。
【0028】一方、昇圧パルス変圧器56の2次巻線5
8として、前記可飽和リアクトル60のときと同様の従
来例図4及び従来例図5の方式を用いた場合の昇圧パル
ス変圧器56の損失、ならびに主コンデンサ55からピ
ーキングコンデンサ63までのエネルギ転送効率を測定
した。結果を表2に示しておく。
【0029】
【表2】
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、低
銅損、低リーケージインダクタンス、高絶縁耐圧、製作
の容易さの要求特性を同時に満足した可飽和リアクトル
及びパルス変圧器等の磁性部品を得ることができるため
、これら磁性部品の小形・軽量化と高効率化が図れる。
【0031】また、本発明による磁性部品を用いること
により、小形・軽量かつ高効率の高電圧パルス発生装置
を得ることができる。
【0032】また、磁性部品の損失を低減できるため、
従来用いられなかった高繰り返し動作の必要な用途での
利用が可能となる他、磁性部品の損失が小さいため大が
かりな冷却装置を設けなくてもよい等の利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による磁性部品の一実施例であって可飽
和リアクトルへの適用を示す構成断面図である。
【図2】図1の可飽和リアクトルのA−A面断面図であ
る。
【図3】従来用いられていた磁性部品の構成を示す図で
ある。
【図4】従来用いられていた磁性部品の巻線を示す図で
ある。
【図5】従来用いられていた磁性部品の他の構成を示す
図である。
【図6】本発明の評価及び従来例との比較に用いた高電
圧パルス発生回路の主回路構成図である。
【符号の説明】 6  巻磁心 12  平板状編組線 56  昇圧パルス変圧器 60  過飽和リアクトル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  高電圧パルス発生用磁性部品において
    、表面に絶縁の施された複数の導体により構成された平
    板状編組線を巻線として用い、同磁性部品の磁心を被覆
    するようにして巻かれたことを特徴とする高電圧パルス
    発生用磁性部品。
  2. 【請求項2】  磁性部品は可飽和リアクトルである請
    求項1に記載の高電圧パルス発生用磁性部品。
  3. 【請求項3】  磁性部品はパルス変圧器である請求項
    1に記載の高電圧パルス発生用磁性部品。
  4. 【請求項4】  請求項1乃至3のいずれかに記載の高
    電圧パルス発生用磁性部品を用いたことを特徴とする高
    電圧パルス発生装置。
JP3141290A 1991-05-17 1991-05-17 高電圧パルス発生用磁性部品およびこれを用いた高電圧パルス発生装置 Pending JPH04342107A (ja)

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