JPH0434260A - 樹脂製プーリ - Google Patents

樹脂製プーリ

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JPH0434260A
JPH0434260A JP13889290A JP13889290A JPH0434260A JP H0434260 A JPH0434260 A JP H0434260A JP 13889290 A JP13889290 A JP 13889290A JP 13889290 A JP13889290 A JP 13889290A JP H0434260 A JPH0434260 A JP H0434260A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、軸心側に転がり軸受を一体に設けた樹脂製プ
ーリに関する。
〈従来の技術〉 ベルト案内用には広く、転がり軸受付きの樹脂製プーリ
が使用されている。
第8図および第9図に、従来のこの種の樹脂製プーリの
構造を示す。
両図に示すように、樹脂製プーリは、軸心側の転がり軸
受10と、その周囲の樹脂製本体2゜とで構成されてい
る。そして、樹脂製本体2゜は、転がり軸受l。の外輪
に固着する内径円筒部3゜と、ベルト案内面を有する外
径円筒部4゜と、内外両円筒部3゜、4゜間の円板部5
゜と、内外両回筒部3゜、4o間に放射状に設けられた
多数のリブ6゜、・・とからなる。
その製造に当たっては、成形金型間のキャビティの中央
部に転がり軸受l。がセットされ、この転がり軸受1゜
をインサート部品として、その周りのキャビティに溶融
樹脂が圧入充填され、これによって、転がり軸受l。の
周りに樹脂製本体2゜が一体的に成形される。
ところで、この種の樹脂製プーリでは、本体2゜には引
張方向の内部応力が残留しており、この内部応力は転が
り軸受l。の外周部分、すなわち内径円筒部3゜に集中
している。そのため、内径円筒部3゜に強度的に弱い部
分があると、その脆弱な部分から破壊されやすい。した
がって、内径円筒部3゜には全体に均一な強度をもたせ
、脆弱な部分をなくしておく必要がある。
この点に関して、問題となるのは、別々のゲート孔から
流入した溶融樹脂が合流する個所Aである。流入した溶
融樹脂が低温化した状態で合流すると、合流個所Aにウ
ェルドが生じ、その箇所が強度的に弱くなる。
そこで、従来は、図に示すように、ゲート孔を内径円筒
部3.の端面に配置し、内径円筒部用キャビティには、
高温状態の溶融樹脂が流入し、高温状態のままで他のゲ
ート孔からの溶融樹脂と合流し、一体化するようにして
いる。
ところで、樹脂製プーリの内径円筒部3゜には、金型の
ゲート孔に対応する成形跡としての、ゲート7゜が残る 〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、従来の樹脂製プーリでは、別々のゲート
孔から流入した溶融樹脂が、内径円筒部用キャビティ内
で合流すると、その合流した個所に留まって固化するの
で、互いに混合する度合いが低く、合流箇所Aの強度が
充分に大きな値とはならない。
特に、図示のように、ゲート孔から合流箇所Aまでの距
離が長いと、流入した溶融樹脂は、かなり低温化してか
ら合流することになり、その合流箇所Aではウェルドが
生じやすい。
このようなウェルドが内径円筒部3゜にある場合、内径
円筒部3゜にはもともと内部応力が残留しているから、
ウェルド箇所に比較的小さな外力が作用しても、内部応
力の作用と相俟って、ウェルド箇所に亀裂が生じること
になる。
また、従来の樹脂製プーリでは、外径円筒部4゜がゲー
ト7゜から離れているので、外径円筒部4゜にも問題が
生じる。
すなわち、外径円筒部用キャビティのうち、ゲート孔か
ら離れた箇所Bでは、他の箇所よりも低温化した溶融樹
脂が流入するから、他の箇所よりもヒケ量が少なくなり
、成形後、表面に凸部ができ、この凸部により、外径円
筒部4゜の真円度が低下する。
この外径円筒部4゜の凸部の問題に対しては、ゲート7
゜を外径側に移すことが考えられるのであるが、金型の
ゲート孔を外径側に移すと、内径円筒部用キャビティに
流入する溶融樹脂の温度が低下し、内径円筒部3゜にお
いて−層ウェルドが発生しやすくなる。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであって
、外径円筒部の凸部を可及的に減少させるとともに、充
分に混合した樹脂で内径円筒部が成形されるようにして
、内径円筒部の脆弱箇所をなくし、内径円筒部の全体的
な強度を増大させることを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、上記の目的を達成するために、次のような構
成をとる。
本発明の樹脂製プーリは、転がり軸受と、その周囲に固
着された樹脂部本体とからなり、樹脂部本体は、内径円
筒部と、外径円筒部と、内外両円筒部間の円板部と、多
数の放射状リブとを有するものであって、円板部上のリ
ブを挟んだ円周方向での対称位置に、ゲートか配置され
ていることを特徴としている。ここでのゲートとは、金
型のゲート孔に対応して残る成形跡を意味するものであ
る。
く作用〉 上記の構成において、樹脂部本体の成形に当たっては、
インサート部品である転がり軸受の周りのキャビティに
溶融樹脂を圧入充填するのであるが、円周方向で隣合う
ゲート孔から流入した溶融樹脂は、各ゲート間にあるリ
ブ用キャビティで合流し、合流した状態で、内径円筒部
用キャビティに流入する。このように、内径円筒部用キ
ャビティに流入する溶融樹脂は、事前に合流するから、
互いに充分に混合する。そのため、内径円筒部にはウェ
ルドが生じない。
また、各ゲート孔は、外径円筒部に近い位置に設定され
ているから、外径円筒部用キャビティには、溶融樹脂が
低温化しないうちに流入することになり、そのため、凸
部の発生が抑えられる。
〈実施例〉 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
第1実施例 第1図ないし第3図は本発明の第1実□施例に係り、第
1図は樹脂製プーリの正面図、第2図はその一部の拡大
正面図、第3図はその製造に供する成形金型の断面図で
ある。
この実施例の樹脂製プーリが、軸心側の転がり軸受1と
、その周りの樹脂部本体2とで構成され、樹脂部本体2
が、転がり軸受lの外輪に固着する内径円筒部3と、ベ
ルト案内面を有する外径円筒部4と、内外用円筒部3.
4間の円板部5と、内外用円筒部3.4間に放射状に設
けられた多数のリブ6、・・・とからなる点は、前記し
た従来例と同じである。樹脂部本体はガラス繊維などの
強化繊維を40%充填した繊維強化ナイロン610また
は612で形成されている。
この樹脂製プーリが従来例と異なる点は、リブ6.6間
の各間隔内の円板部5上にそれぞれゲート7が設けられ
ていることで、ゲート7はリブ6と同数ある。各ゲート
7は、内外用円筒部3.4間の中間径位置で、隣合う2
つのリブ6.6の中間位置にある。したがって、各リブ
6に注目すると、2つのゲート7.7が該リブ6の両側
で該リブ6に関して対称に配置されている。
しかも、ゲート7とリブ6と内径円筒部3との間には所
定の位置関係があって、三者の間には、第2図に示すよ
うに、ゲート7から隣接するリブ6に下した仮想線a(
1点鎖線で示す)とリブ7との交角θが、 θ≦45″     ・・・・・・・・・・・・(1)
なる不等式で示される仮想線aとリブ7との交点位置の
プーリ中心に対する軌跡b(2点鎖線で示す)より内径
側に内径円筒部3を配置している。
製造に当たっては、第3図に示すような下型8と上型9
とからなる金型が使用される。そして、下型8と上型9
との間のキャビティの中央部に転がり軸受lがセットさ
れ、この転がり軸受lをインサート部品として、その周
りのキャビティに溶融樹脂が圧入充填される。
第3図中、3cは内径円筒部3用のキャビティ、4cは
外径円筒部4用のキャビティ、5cは円板部5用のキャ
ビティ、6cはリブ6用のキャビティであり、円板部用
キャビティ5cにはゲート孔lOが開口している。11
はランナーである。
ゲート孔10から流入した溶融樹脂は円板部用キャビテ
ィ5c内を流れて内径側4こも外径側にも広がるが、ゲ
ート孔10からはリブ6の方が内径円筒部3よりも近い
から、溶融樹脂は、第2図に矢印で示すように、内径円
筒部用キャビティ3cに流入する前に、リブ用キャビテ
ィ6cに流入し、ここで隣合う他のゲート孔10から流
入した溶融樹脂と合流し、合流した状態で内径円筒部用
キャビティ3C側へ流れ、該キャビティ3cを充填する
。
このように、別々のゲート孔lOから流入した溶融樹脂
は、各ゲート孔10間にあるリブ用キャビティ6cで合
流してから、内径円筒部用キャビティ3Cに流入するか
ら、充分に混合した樹脂で内径円筒部3が成形されるこ
とになり、内径円筒部3にはウェルドが生ぜず、成形強
度が各部均一化する。
また、上記(1)式に示した位置関係に内径円筒部3を
配置することにより、隣接するゲート孔1O1lOから
流入した溶融樹脂に充填されている互いの強化繊維の交
差角が鋭角となって合流し、強化繊維の配向が溶融樹脂
の進路方向に向いた上で内径円筒部用キャビティ3Cに
流入するので、強化繊維の無方向性により生じる。
また、リブ用キャビティ6Cで合流した溶融樹脂は、外
径側にも向かい、外径円筒部用キャビティ4Cを充填す
る。この場合、ゲート孔IOは、従来のものより外径円
筒部4に近いから、溶融樹脂は低温化しないうちに外径
円筒部用キャビティ4Cに流入する。このために、凸部
の発生が抑制される。
第2実施例 第4図および第5図は本発明の第2実施例に係り、第4
図は樹脂製プーリの部分正面図、第5図はその断面図で
ある。
この実施例の樹脂製プーリでは、内径円筒部3とゲート
7との間に環状隆起部12を形成している。その他の構
成は、第1実施例と同じであるので、対応する部分には
同一の符号を付して、説明は省略する。
成形ノ際、ゲート孔lOから流入した溶融樹脂は、まず
、隆起部用キャビティに流入して、該キャビティを経て
リブ用キャビティ6Cに流入し、このリブ用キャビティ
6Cで、隣合う他のゲート孔10から流入した溶融樹脂
と合流する。したがって、別々のゲート孔lOから流入
した溶融樹脂の合流混合化が、第!実施例のものよりも
早期に行われることになり、内径円筒部3の成形材料の
混合化が一段と進むとともに、充填されている強化繊維
も溶融樹脂の進路方向に揃いつつ内径円筒部3へ流入す
るので、該円筒部3の強度はさらに均一化する。
第3実施例 第6図および第7図は第3実施例に係り、第6図は樹脂
製プーリの部分正面図、第7図はその内径部分の断面図
である。
この実施例の樹脂製プーリでは、内径円筒部3の軸方向
端面に補強用突部13が形成されている。
該突部13は、内径円筒部3の端面でリブ6の延長線上
に設けられている。
この突部13が形成されている位置は、互いに隣合うゲ
ート孔10から流入した溶融樹脂の合流点であって、こ
のように、溶融樹脂の合流点に突部13を設けることで
、合流点部分の肉厚が大となり強度が増大する。したが
って、たとえ、この合流点部分でウェルドや、ウェルド
に近い状態が発生していても、亀裂が生じにくい。
なお、上記各実施例においては、ゲート7を総てのリブ
6間の円板部に設けているが、例えば、リブ6間の円板
部のうち2つおきにゲート7を設けるようにしてもよい
。
〈発明の効果〉 以上述べたように、本発明によれば、成形の際、互いに
隣合うゲート孔から流入した溶融樹脂は、リブ用キャビ
ティで合流してから内径円筒部用キャビティに流入する
から、内径側に流入するまでに充分に混合することにな
り、内径円筒部が充分に混合した樹脂で成形され、また
、充填されている強化繊維の配向度も向上する。したが
って、内径円筒部には、ウェルドが発生することがなく
、成形強度が均一化し、全体として大きな成形強度が得
られる。
また、ゲート孔が外径側に近付くことで、外径円筒部用
キャビティには高温状態で溶融樹脂が流入することにな
り、従来発生しやすかった外径円筒部の外周面での凸部
が最小限に抑えられ、真円度が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の第1実施例に係り、第1
図は樹脂製プーリの正面図、第2図はその一部の拡大正
面図、第3図は成形金型の断面図である。第4図および
第5図は本発明の第2実施例に係り、第4図は部分正面
図、第5図はその断面図である。第6図および第7図は
本発明の第3実施例に係り、第6図は部分正面図、第7
図はその内径部分の断面図である。 第8図および第9図は従来例に係り、第8図は正面図、
第9図はその断面図である。 l・・・転がり軸受    2・・・樹脂部本体3・・
・内径円筒部    4・・外径円筒部5・・・円板部 6・・・リブ 7・・・ゲート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)転がり軸受と、その周囲に固着された樹脂部本体
    とからなり、樹脂部本体は、内径円筒部と、外径円筒部
    と、内外両円筒部間の円板部と、円板部に設けられる多
    数の放射状リブとを有する樹脂製プーリであって、 円板部上のリブを挟んだ円周方向での対称位置に、ゲー
    トが配置されていることを特徴とする樹脂製プーリ。
  2. (2)請求項第1項に記載の樹脂製プーリであって、前
    記樹脂部本体には強化繊維が充填されていることを特徴
    とする樹脂製プーリ。
  3. (3)請求項第2項に記載の樹脂製プーリであって、前
    記ゲートから隣接するリブに下した仮想線と該リブとの
    交角θが、 θ≦45゜ となる該仮想線と該リブとの交点位置のプーリ中心に対
    する軌跡より内径側に前記内径円筒部を配置したことを
    特徴とする樹脂製プーリ。
  4. (4)請求項第1項に記載の樹脂製プーリであって、ゲ
    ートが、円周方向で隣合うリブ間の円板部のすべてにそ
    れぞれ設けられていることを特徴とする樹脂製プーリ。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0614609U (ja) * 1992-07-29 1994-02-25 エヌティエヌ株式会社 合成樹脂製プーリ
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