JPH04343747A - ソフトなポリエステル系不織布 - Google Patents
ソフトなポリエステル系不織布Info
- Publication number
- JPH04343747A JPH04343747A JP3111808A JP11180891A JPH04343747A JP H04343747 A JPH04343747 A JP H04343747A JP 3111808 A JP3111808 A JP 3111808A JP 11180891 A JP11180891 A JP 11180891A JP H04343747 A JPH04343747 A JP H04343747A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nonwoven fabric
- fiber
- sheath
- terephthalate polymer
- polyester
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- Pending
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- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はソフトなポリエステル系
不織布に関するものである。
不織布に関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、不織布はその生産性の高さ,コス
ト性から需要が大幅に伸び、またその用途も飛躍的に増
大している。サーマルボンド方式、とりわけ,カレンダ
ーロールを用いて製造するポイントシール法による不織
布はここ数年来生産が急伸展し、衣料用芯地の分野で多
く使用されている。この衣料用芯地においては素材とし
てポリエステル、ナイロンなどが一般的に使用されてい
るが、芯地としての基本的機能のほかソフト性が特に要
求される薄地用途では、ナイロン6やナイロン66など
が多く用いられ、ポリエステルはもっぱら低グレードの
汎用品やナイロン類との混繊素材として用いられている
のが現状である。しかしながら、ナイロンはコストが高
く、また衣料の表素材のポリエステル化が進む現在、ソ
フトさを追求する衣料用芯地分野においても表素材との
馴染み性からポリエステル化が進められ、たとえばポリ
エチレンテレフタレート系ポリマとポリブチレンテレフ
タレート系ポリマとの偏心芯鞘型複合繊維を用いたポリ
エステル系不織布(特公昭64−11742号公報)も
その一つである。
ト性から需要が大幅に伸び、またその用途も飛躍的に増
大している。サーマルボンド方式、とりわけ,カレンダ
ーロールを用いて製造するポイントシール法による不織
布はここ数年来生産が急伸展し、衣料用芯地の分野で多
く使用されている。この衣料用芯地においては素材とし
てポリエステル、ナイロンなどが一般的に使用されてい
るが、芯地としての基本的機能のほかソフト性が特に要
求される薄地用途では、ナイロン6やナイロン66など
が多く用いられ、ポリエステルはもっぱら低グレードの
汎用品やナイロン類との混繊素材として用いられている
のが現状である。しかしながら、ナイロンはコストが高
く、また衣料の表素材のポリエステル化が進む現在、ソ
フトさを追求する衣料用芯地分野においても表素材との
馴染み性からポリエステル化が進められ、たとえばポリ
エチレンテレフタレート系ポリマとポリブチレンテレフ
タレート系ポリマとの偏心芯鞘型複合繊維を用いたポリ
エステル系不織布(特公昭64−11742号公報)も
その一つである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記偏
心芯鞘型複合繊維を用いたポリエステル系不織布は、ス
パイラル捲縮を有するため形態としてもソフトになるが
、逆にこのスパイラル捲縮が不織布としての外観を著し
く損ねていた。また不織布は通常製造した後、巻取った
形で保管,出荷など取り扱うが、その際不織布の重なり
あった面の捲縮が絡み合う現象、いわゆるファスナー現
象が生じて剥離しにくくなり、ハンドリングが悪化する
などという問題があった。
心芯鞘型複合繊維を用いたポリエステル系不織布は、ス
パイラル捲縮を有するため形態としてもソフトになるが
、逆にこのスパイラル捲縮が不織布としての外観を著し
く損ねていた。また不織布は通常製造した後、巻取った
形で保管,出荷など取り扱うが、その際不織布の重なり
あった面の捲縮が絡み合う現象、いわゆるファスナー現
象が生じて剥離しにくくなり、ハンドリングが悪化する
などという問題があった。
【0004】本発明の目的は、上記従来技術の問題点を
解消し、ソフトな風合いを有し、衣料用芯地としての実
用性があり、かついわゆるファスナー現象が生じにくい
優れたポリエステル系不織布を提供することにある。
解消し、ソフトな風合いを有し、衣料用芯地としての実
用性があり、かついわゆるファスナー現象が生じにくい
優れたポリエステル系不織布を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、鞘
成分がポリブチレンテレフタレート系ポリマを主体とし
、芯成分がポリエチレンテレフタレート系ポリマを主体
とした実質的に同心芯鞘状のポリエステル系複合繊維を
含有してなるソフトなポリエステル系不織布によって達
成できる。
成分がポリブチレンテレフタレート系ポリマを主体とし
、芯成分がポリエチレンテレフタレート系ポリマを主体
とした実質的に同心芯鞘状のポリエステル系複合繊維を
含有してなるソフトなポリエステル系不織布によって達
成できる。
【0006】まず、本発明のポリエステル系不織布(以
下、単に不織布という)について説明する。すなわち、
本発明の不織布は、鞘成分がポリブチレンテレフタレー
ト系ポリマを主体とし、芯成分がポリエチレンテレフタ
レート系ポリマを主体とした実質的に同芯芯鞘構造の複
合繊維で構成される。この際、芯成分と鞘成分との複合
比率は、好ましくは20/80〜80/20の範囲であ
り、芯/鞘成分比がこの範囲内にあると、後述する機械
捲縮がかかり易い。
下、単に不織布という)について説明する。すなわち、
本発明の不織布は、鞘成分がポリブチレンテレフタレー
ト系ポリマを主体とし、芯成分がポリエチレンテレフタ
レート系ポリマを主体とした実質的に同芯芯鞘構造の複
合繊維で構成される。この際、芯成分と鞘成分との複合
比率は、好ましくは20/80〜80/20の範囲であ
り、芯/鞘成分比がこの範囲内にあると、後述する機械
捲縮がかかり易い。
【0007】このように本発明の不織布には、ポリブチ
レンテレフタレート系ポリマとポリエチレンテレフタレ
ート系ポリマとの同心芯鞘構造のポリエステル系複合繊
維を用いるため、鞘部のポリブチレンテレフタレート系
ポリマ特有のソフトさを保ちつつ、芯部のポリエチレン
テレフタレート系ポリマによる繊維としての機械的特性
を併せもつことになる。さらにポイントシール法による
不織布の場合、熱圧着部でポリエチレンテレフタレート
系ポリマ成分が繊維形態を保持し、不織布としての強度
など物性低下を抑制する。特に、実質的な同芯芯鞘構造
としたことにより、不織布の製造過程での熱的,機械的
刺激に基因する、いわゆるファスナー現象が防止できる
。
レンテレフタレート系ポリマとポリエチレンテレフタレ
ート系ポリマとの同心芯鞘構造のポリエステル系複合繊
維を用いるため、鞘部のポリブチレンテレフタレート系
ポリマ特有のソフトさを保ちつつ、芯部のポリエチレン
テレフタレート系ポリマによる繊維としての機械的特性
を併せもつことになる。さらにポイントシール法による
不織布の場合、熱圧着部でポリエチレンテレフタレート
系ポリマ成分が繊維形態を保持し、不織布としての強度
など物性低下を抑制する。特に、実質的な同芯芯鞘構造
としたことにより、不織布の製造過程での熱的,機械的
刺激に基因する、いわゆるファスナー現象が防止できる
。
【0008】ここでいう同心芯鞘構造とは、繊維自体ス
パイラル捲縮を発現させることを目的とせず芯鞘複合繊
維化したものである。このため実質的にスパイラル捲縮
を発現する能力をもたず、したがって、該複合繊維に不
織布としてのソフトな風合いを求めるためには、適度の
機械捲縮を与えることが望ましい。このための機械捲縮
は押し込み捲縮,ギア捲縮など座屈状の捲縮が好ましく
、捲縮数は8〜16山/25mm,捲縮度は8〜20%
の範囲が適当である。なお、この複合繊維にはたとえば
紡糸技術上の問題で偏芯化したり、単成分化した繊維の
若干量を含むことが許される。
パイラル捲縮を発現させることを目的とせず芯鞘複合繊
維化したものである。このため実質的にスパイラル捲縮
を発現する能力をもたず、したがって、該複合繊維に不
織布としてのソフトな風合いを求めるためには、適度の
機械捲縮を与えることが望ましい。このための機械捲縮
は押し込み捲縮,ギア捲縮など座屈状の捲縮が好ましく
、捲縮数は8〜16山/25mm,捲縮度は8〜20%
の範囲が適当である。なお、この複合繊維にはたとえば
紡糸技術上の問題で偏芯化したり、単成分化した繊維の
若干量を含むことが許される。
【0009】また本発明の不織布は、上述した同心芯鞘
状のポリエステル系複合繊維を好ましくは30%以上、
より好ましくは50〜100%含有するが、この複合繊
維と混用する他の繊維には、たとえば羊毛,綿,麻など
の天然繊維類、アセテート,レーヨン,ポリエステル系
繊維,ナイロン系繊維,アクリル系繊維などの合成繊維
類が挙げられる。なお、該不織布の目付としては、ソフ
ト性の観点から10〜50g/m2 の範囲が望ましい
。
状のポリエステル系複合繊維を好ましくは30%以上、
より好ましくは50〜100%含有するが、この複合繊
維と混用する他の繊維には、たとえば羊毛,綿,麻など
の天然繊維類、アセテート,レーヨン,ポリエステル系
繊維,ナイロン系繊維,アクリル系繊維などの合成繊維
類が挙げられる。なお、該不織布の目付としては、ソフ
ト性の観点から10〜50g/m2 の範囲が望ましい
。
【0010】次に、本発明不織布の製造例について説明
する。まず、上記同心芯鞘状のポリエステル系複合繊維
を構成するポリブチレンテレフタレート系ポリマおよび
ポリエチレンテレフタレート系ポリマは、いずれも公知
のいわゆる直重法,DMT法などで製造できる。
する。まず、上記同心芯鞘状のポリエステル系複合繊維
を構成するポリブチレンテレフタレート系ポリマおよび
ポリエチレンテレフタレート系ポリマは、いずれも公知
のいわゆる直重法,DMT法などで製造できる。
【0011】これらの各ポリマには、その特性を改善す
るために10モル%以下の共重合変性を行ってもよく、
たとえばアジピン酸,イソフタル酸,5−ソジウムスル
フォイソフタル酸などの酸性分,エチレングリコール,
ジエチレングリコール,プロピレングリコール,ビスフ
ェノールAなどのジオール成分などが共重合できる。ま
たポリマ改質のため10重量%以下の他ポリマをブレン
ドしていてもよい。さらに実用的な繊維としての特性を
改善するために、必要に応じて種々の添加剤、すなわち
耐熱剤,耐候剤,難燃剤,酸化防止剤,顔料,充填剤,
帯電防止剤などが添加できるのは勿論である。
るために10モル%以下の共重合変性を行ってもよく、
たとえばアジピン酸,イソフタル酸,5−ソジウムスル
フォイソフタル酸などの酸性分,エチレングリコール,
ジエチレングリコール,プロピレングリコール,ビスフ
ェノールAなどのジオール成分などが共重合できる。ま
たポリマ改質のため10重量%以下の他ポリマをブレン
ドしていてもよい。さらに実用的な繊維としての特性を
改善するために、必要に応じて種々の添加剤、すなわち
耐熱剤,耐候剤,難燃剤,酸化防止剤,顔料,充填剤,
帯電防止剤などが添加できるのは勿論である。
【0012】次に、上記ポリマは公知の同心芯鞘型の口
金を用いて複合紡糸するが、その他、延伸設備は従来ス
テープルの生産に用いている浴液内での延伸,スチーム
中での延伸などを用いることができる。もちろんヒータ
上での乾熱延伸,冷延伸などを用いてもよい。機械捲縮
の付与に関しても前述したように通常のクリンパーを用
いることができ、また熱セット,カットなどに関しても
公知の技術を用いることができる。
金を用いて複合紡糸するが、その他、延伸設備は従来ス
テープルの生産に用いている浴液内での延伸,スチーム
中での延伸などを用いることができる。もちろんヒータ
上での乾熱延伸,冷延伸などを用いてもよい。機械捲縮
の付与に関しても前述したように通常のクリンパーを用
いることができ、また熱セット,カットなどに関しても
公知の技術を用いることができる。
【0013】次に、上記ポリエステル系複合繊維を主要
原料として、たとえばレジンボンド,ニードルパンチ,
ステッチボンド,サーマルボンド,水流交絡方式などに
より不織布を製造するが、ここではサーマルボンド方式
、特にカレンダーロールを用いたポイントシール法不織
布の製法例について説明する。
原料として、たとえばレジンボンド,ニードルパンチ,
ステッチボンド,サーマルボンド,水流交絡方式などに
より不織布を製造するが、ここではサーマルボンド方式
、特にカレンダーロールを用いたポイントシール法不織
布の製法例について説明する。
【0014】すなわち、まず上記した同心芯鞘状のポリ
エステル系複合繊維を短繊維状に、好ましくは30〜1
00mmの範囲にカットし、常法にてカードにかけウェ
ブを形成する。またここで他の素材を混綿することがで
きる。
エステル系複合繊維を短繊維状に、好ましくは30〜1
00mmの範囲にカットし、常法にてカードにかけウェ
ブを形成する。またここで他の素材を混綿することがで
きる。
【0015】得られたウエブは、そのままポイントシー
ル工程へ導いてもよく、あるいは2層以上積層した後ポ
イントシール工程へ導いてもよい。
ル工程へ導いてもよく、あるいは2層以上積層した後ポ
イントシール工程へ導いてもよい。
【0016】ウエブの積層に当っては任意の角度とする
ことができ、またここで他の素材ウエブと積層すること
ができる。
ことができ、またここで他の素材ウエブと積層すること
ができる。
【0017】かくして得られたウエブは、ポイントシー
ル工程におけるエンボスローラとスムースローラ間に導
き、ここで前記ウェブは、部分的に熱圧着部を有するポ
イントシール不織布となる。この際、両ローラの温度と
ローラ間隔は所定の値に設定しており、たとえばローラ
温度は原料繊維やウエブの目付け,ローラ速度などによ
って異なるが、190〜220℃が好ましい範囲である
。
ル工程におけるエンボスローラとスムースローラ間に導
き、ここで前記ウェブは、部分的に熱圧着部を有するポ
イントシール不織布となる。この際、両ローラの温度と
ローラ間隔は所定の値に設定しており、たとえばローラ
温度は原料繊維やウエブの目付け,ローラ速度などによ
って異なるが、190〜220℃が好ましい範囲である
。
【0018】
【実施例】以下、実施例をあげて本発明をさらに具体的
に説明する。なお、本例中で用いた原綿の測定法は以下
の通りである。 繊度:JIS L−1015−7−5−1A法または
同B法による。 繊維長:JIS L−1015−7−4−1の方法に
よる。 強伸度:JIS L−1015−7−7−1の方法に
よる。 捲縮数,捲縮度:JIS L1015−7−12−1
〜2の方法による。 ただし、初荷重は0.5mg/dとした。
に説明する。なお、本例中で用いた原綿の測定法は以下
の通りである。 繊度:JIS L−1015−7−5−1A法または
同B法による。 繊維長:JIS L−1015−7−4−1の方法に
よる。 強伸度:JIS L−1015−7−7−1の方法に
よる。 捲縮数,捲縮度:JIS L1015−7−12−1
〜2の方法による。 ただし、初荷重は0.5mg/dとした。
【0019】また、ここで用いた不織布の測定法は以下
の通りである。目付け:JIS L−1085−5,
2の方法による。強力:JIS L−1085−5,
4の方法による。ファスナー現象:評価すべき不織布を
2枚重ねて十分にこすった後剥離させ、そのときの剥離
し易さを良い順から官能的に優,良,不良で評価した。 ソフト性:評価すべき不織布をソフトな順から官能的に
優,良,不良で評価した。
の通りである。目付け:JIS L−1085−5,
2の方法による。強力:JIS L−1085−5,
4の方法による。ファスナー現象:評価すべき不織布を
2枚重ねて十分にこすった後剥離させ、そのときの剥離
し易さを良い順から官能的に優,良,不良で評価した。 ソフト性:評価すべき不織布をソフトな順から官能的に
優,良,不良で評価した。
【0020】参考例
下記A〜Eの原綿を作製した。
【0021】A.鞘成分としてポリブチレンテレフタレ
ート(以下PBTという)を、芯成分としてポリエチレ
ンテレフタレート(以下PETという)を用いて、紡糸
温度270℃,引き取り速度1200m/min で紡
糸し、同心円状の芯鞘複合繊維(複合比率1:1)の未
延伸糸を得た。この未延伸糸を90℃の温水中で3.0
倍に延伸し、機械捲縮を付与し、120℃で弛緩熱処理
した後、油剤付与,カットを行い、ステープルファイバ
ーを得た(以下、A原綿という)。
ート(以下PBTという)を、芯成分としてポリエチレ
ンテレフタレート(以下PETという)を用いて、紡糸
温度270℃,引き取り速度1200m/min で紡
糸し、同心円状の芯鞘複合繊維(複合比率1:1)の未
延伸糸を得た。この未延伸糸を90℃の温水中で3.0
倍に延伸し、機械捲縮を付与し、120℃で弛緩熱処理
した後、油剤付与,カットを行い、ステープルファイバ
ーを得た(以下、A原綿という)。
【0022】B.PBTとPETの2種のポリマを用い
、紡糸温度270℃で引き取り速度1300m/min
で紡糸し、サイドバイサイド型複合繊維(複合比率1
:1)の未延伸糸を得た。この未延伸糸を90℃の温水
中で3.0倍に延伸し機械捲縮を付与し、120℃で弛
緩熱処理した後、油剤付与,カットを行い、ステープル
ファイバーを得た(以下、B原綿という)。
、紡糸温度270℃で引き取り速度1300m/min
で紡糸し、サイドバイサイド型複合繊維(複合比率1
:1)の未延伸糸を得た。この未延伸糸を90℃の温水
中で3.0倍に延伸し機械捲縮を付与し、120℃で弛
緩熱処理した後、油剤付与,カットを行い、ステープル
ファイバーを得た(以下、B原綿という)。
【0023】C.PBTポリマ単独を、紡糸温度260
℃で引き取り速度1300m/min で紡糸し、未延
伸糸を得た。A繊維と同様に3.0倍に延伸し、機械捲
縮,弛緩熱処理,油剤付与,カットを行い、ステープル
ファイバーを得た(以下、C原綿という)。
℃で引き取り速度1300m/min で紡糸し、未延
伸糸を得た。A繊維と同様に3.0倍に延伸し、機械捲
縮,弛緩熱処理,油剤付与,カットを行い、ステープル
ファイバーを得た(以下、C原綿という)。
【0024】D.PETポリマ単独を、紡糸温度280
℃で引き取り速度1500m/min で紡糸し、未延
伸糸を得た。A繊維と同様に3.25倍に延伸し、機械
捲縮,弛緩熱処理,油剤付与,カットを行い、ステープ
ルファイバーを得た(以下、D原綿という)。
℃で引き取り速度1500m/min で紡糸し、未延
伸糸を得た。A繊維と同様に3.25倍に延伸し、機械
捲縮,弛緩熱処理,油剤付与,カットを行い、ステープ
ルファイバーを得た(以下、D原綿という)。
【0025】E.ナイロン6原綿として、東レ“東レア
ミラン”ステープルファイバーを用いた(以下、E原綿
という)。
ミラン”ステープルファイバーを用いた(以下、E原綿
という)。
【0026】これらの原綿の物性を表1に示す。
【0027】
【表1】
【0028】実施例1
A原綿を十分開繊し、小型ローラカードにてウエブを作
製した後積層し、200℃に加熱されたローラで部分的
に熱圧着し、目付け30g/m2 のポイントシール不
織布を得た。
製した後積層し、200℃に加熱されたローラで部分的
に熱圧着し、目付け30g/m2 のポイントシール不
織布を得た。
【0029】ポイントシール部は鞘成分であるポリブチ
レンテレフタレート成分が熱圧着されており、しかも芯
成分はしっかりと繊維状を保ち、不織布としての強力は
4.0Kg/50mmあった(良)。また、スパイラル
捲縮が発現しないためファスナー現象は起こらず(優)
、かつソフトな風合いを有する(優)不織布となった。
レンテレフタレート成分が熱圧着されており、しかも芯
成分はしっかりと繊維状を保ち、不織布としての強力は
4.0Kg/50mmあった(良)。また、スパイラル
捲縮が発現しないためファスナー現象は起こらず(優)
、かつソフトな風合いを有する(優)不織布となった。
【0030】比較例1〜3
表2に示すようにB〜D原綿を用いて実施例1と同様に
不織布を作製した。
不織布を作製した。
【0031】比較例1は加熱ローラでポイントシールを
行うとき、スパイラル捲縮が発現した。この不織布を重
ねた後、剥そうとしたが、いわゆるファスナー現象が生
じ捲縮が絡み合い剥がれにくかった(不良)。なお、こ
の不織布は強力3.5kg/50mm、目付約60g/
m2 であった。
行うとき、スパイラル捲縮が発現した。この不織布を重
ねた後、剥そうとしたが、いわゆるファスナー現象が生
じ捲縮が絡み合い剥がれにくかった(不良)。なお、こ
の不織布は強力3.5kg/50mm、目付約60g/
m2 であった。
【0032】比較例2ではポイントシールされた部分を
観察すると繊維が切断されている部分があり、不織布の
強力は2.0kg/50mmしかなかった(不良)。
観察すると繊維が切断されている部分があり、不織布の
強力は2.0kg/50mmしかなかった(不良)。
【0033】比較例3では加熱ローラの温度を230℃
に上げ、同様の処理を行った。得られた不織布はソフト
ではなかった(不良)。
に上げ、同様の処理を行った。得られた不織布はソフト
ではなかった(不良)。
【0034】実施例2〜5
表2に示すように各原綿を用いて、実施例1と同様に不
織布を作製した。
織布を作製した。
【0035】いずれも強度面,ファスナー現象とも実用
に耐えうる不織布となり、かつソフトな風合いを有して
いた。
に耐えうる不織布となり、かつソフトな風合いを有して
いた。
【0036】
【表2】
【0037】
【発明の効果】本発明のポリエステル系不織布は、ソフ
トな風合いを有するものである。またこの不織布はいわ
ゆるファスナー現象が生じにくく、ハンドリング性に優
れたものであり、構成繊維のポリマ間の剥離が生じにく
い。さらに、ポイントシール法による不織布の場合、原
料繊維の芯にポリエチレンテレフタレート系ポリマを用
いるため不織布としての強度低下が起こりにくい。この
ソフトな不織布は、従来ナイロン素材の独壇場であった
衣料用芯地、特に付加価値の高い薄地タイプの芯地分野
への大きな展開が可能となる。
トな風合いを有するものである。またこの不織布はいわ
ゆるファスナー現象が生じにくく、ハンドリング性に優
れたものであり、構成繊維のポリマ間の剥離が生じにく
い。さらに、ポイントシール法による不織布の場合、原
料繊維の芯にポリエチレンテレフタレート系ポリマを用
いるため不織布としての強度低下が起こりにくい。この
ソフトな不織布は、従来ナイロン素材の独壇場であった
衣料用芯地、特に付加価値の高い薄地タイプの芯地分野
への大きな展開が可能となる。
Claims (2)
- 【請求項1】鞘成分がポリブチレンテレフタレート系ポ
リマを主体とし、芯成分がポリエチレンテレフタレート
系ポリマを主体とした、実質的に同心芯鞘状のポリエス
テル系複合繊維を含有してなるソフトなポリエステル系
不織布。 - 【請求項2】請求項1において、ポリエステル系複合繊
維の含有量が30%以上であるソフトなポリエステル系
不織布。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3111808A JPH04343747A (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | ソフトなポリエステル系不織布 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3111808A JPH04343747A (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | ソフトなポリエステル系不織布 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04343747A true JPH04343747A (ja) | 1992-11-30 |
Family
ID=14570679
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3111808A Pending JPH04343747A (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | ソフトなポリエステル系不織布 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04343747A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005035856A1 (de) * | 2003-09-16 | 2005-04-21 | Trevira Gmbh | Schrumpffreies vlies |
| JP2008013875A (ja) * | 2006-07-05 | 2008-01-24 | Unitica Fibers Ltd | 紡績糸 |
| KR100899613B1 (ko) * | 2007-05-29 | 2009-05-27 | (주)대보휄트 | 마 섬유를 이용한 섬유시트 및 그 제조방법 |
| CN104562731A (zh) * | 2015-01-08 | 2015-04-29 | 江阴和创弹性体新材料科技有限公司 | 一种具有高弹性能的立体网状结构 |
-
1991
- 1991-05-16 JP JP3111808A patent/JPH04343747A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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