JPH04343858A - 消防自動車用放水制御装置 - Google Patents

消防自動車用放水制御装置

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JPH04343858A
JPH04343858A JP14685791A JP14685791A JPH04343858A JP H04343858 A JPH04343858 A JP H04343858A JP 14685791 A JP14685791 A JP 14685791A JP 14685791 A JP14685791 A JP 14685791A JP H04343858 A JPH04343858 A JP H04343858A
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cock
control
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Yuzo Sawada
沢田 雄三
Shiyuu Kitagawa
北川 ▲しゅう▼
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Morita Fire Pump Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火災状況に応じて放水
ノズルからの放水をコントロールすることができる消防
自動車用放水制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、消防自動車の放水装置は、吸水
管からエンジンにより駆動される水ポンプに水を導き、
この水を水ポンプで加圧して吐水管および放水ホースを
介して放水ノズルから放水される構成になっている。
【0003】従来、上記放水装置においては、火災状況
に応じた消火活動を行なう目的や放水ノズルで消火活動
を行なう放水員の安全を図る目的等のため、放水ノズル
の放水圧を示す信号に応答してエンジンの回転数を制御
する制御系を構成し、これにより放水圧を所望の設定値
に維持する放水圧制御が行なわれている。
【0004】図12は従来の消防自動車用放水制御装置
の構成図であつて、1は消防自動車の本体内に装着され
ているエンジンで、スロットル用モータ2、電磁クラッ
チ3、減速機4およびスロットルハンドル5等からなる
制御ユニット6によって回転数を制御できるようになっ
ている。
【0005】7はエンジン1によって駆動される水ポン
プで、吸込側に左右に1個ずつ分岐された計2個の吸水
口8、8を有する吸水管9が連結され、吐出側にメーン
チェック弁10を介して左右に2個ずつ分岐された計4
個の吐水口11、11…を有する吐水管12が連結され
ている。
【0006】前記吐水管12の各吐水口11、11…に
は吐水コック13、13…がそれぞれ設けられており、
各吐水コック13、13…の開閉操作によって吐水管1
2の各吐水口13、13…をそれぞれ単独で開閉できる
ようになっている。そして、この吐水管12の吐水口1
3から接続延長した複数の放水ホース14、14…の先
端に放水ノズル15を取付けることにより、水ポンプ7
によって加圧された水を吐水管12および複数の放水ホ
ース14、14…を介して放水ノズル15から放水でき
るようになっている。
【0007】前記水ポンプ7は真空ポンプ16、電磁ク
ラッチ17および止水弁18等から構成される揚水ユニ
ット19によって呼び水されるようになっており、呼び
水されると圧力スイッチ20によって電磁クラッチ17
が自動的に切れ、これによって真空ポンプ17が停止し
て呼び水が終了されるようになっている。
【0008】21は吐水管12に設けた水ポンプ7の吐
出圧を検知する吐出圧センサーで、この吐出圧センサー
21の出力信号に応答して制御ユニット6がエンジン1
の回転数制御を行なう。
【0009】なお、図中22は吸水管9に設けた真空ス
イッチ、24はエンジン1に設けた該エンジン1の回転
数を検知する回転センサーである。
【0010】上述した従来の消防自動車用放水装置は、
放水ノズル15からの放水圧が所望の設定値より小さい
場合には、制御ユニット6でエンジン1の回転数を高く
し、一方、放水ノズル15からの放水圧が大きい場合に
は、制御ユニット6でエンジン1の回転数を低くし、こ
れによりエンジン1によって駆動される水ポンプ7の吐
出圧を増減して放水ノズル15からの放水圧が所望の設
定値になるように放水圧の調整が行なわれる構成となっ
ている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の上記
放水装置においては、該放水装置を搭載した消防自動車
から火災現場まで接続延長した複数の放水ホース14、
14…の先端に取付けた放水ノズル15から火元に向け
て水を放水して消火活動を行なうため、放水を開始・停
止したり、火災状況に応じて放水圧を調整するには、放
水員が伝令員に指示し、伝令員が放水員の位置から消防
自動車まで走りこの消防自動車の操作部にいる機関員に
放水員の指示を伝達し、機関員が放水員の指示に従い放
水の開始・停止や放水圧の調整を行なうようにしている
【0012】ところが、上述のように伝令員を介して放
水員の指示に従い機関員が放水の開始・停止や放水圧の
調整を行なう場合、放水開始・停止、放水圧調整等の応
答に時間が掛かりすぎたり、伝令員および機関員を必要
とするとともに、指示伝達に人為的ミスの発生する可能
性がある等の欠点があった。
【0013】そこで、最近では無線を利用して放水員か
ら機関員に直接指示することによって指示の不徹底をな
くするとともに、伝令員を他のより有効的な作業に従業
させることが一部で行なわれているが、多数の放水ノズ
ル15から放水する場合には混信が起こりやすく、ビル
地下内等から地上への無線送信には困難を伴うことが多
い等の問題を有し、更に、放水ノズル15で消火活動を
行なう放水員が消火活動中に無線機を操作することは困
難なため、別に無線連絡用の無線員を置かざるをえなか
った。
【0014】また、従来の上記放水装置においては、水
ポンプ7から吐水管12の吐水口11までの圧力を設定
値に維持するように制御するものであるため、放水ノズ
ル15からの放水圧は、消防自動車から放水ノズル15
までのあらゆる条件(例えば、放水ノズル15のノズル
チップ径、放水ホース14の延長長さ、放水ホース14
の径、放水ホース14の曲がり具合等)を加味して機関
員の経験と感によって設定せねばならず、放水員の所望
する放水圧を機関員が簡単には設定することができなか
った。
【0015】更に、従来の上記放水装置においては、消
火活動中に消防自動車と放水ノズル15との途中の条件
が変化すると、それに対応することが不可能であるため
、例えば放水ホース14が自動車に踏み付けられたり折
れ曲がったりした場合には、放水ノズル15からの放水
圧を反対の方に制御してまい、作業者にとって極めて危
険な状態になるという問題があった。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題に鑑み
て提案されたもので、吸水管からエンジンにより駆動さ
れる水ポンプに水を導き、この水を水ポンプで加圧して
吐水管および放水ホースを介して放水ノズルから放水す
る消防自動車用放水制御装置において、上記吐水管の吐
水口に動力式吐水コックを設けるとともに、該動力式吐
水コックの近傍に流量センサーを設け、かつ、吸込側に
中継用の圧力センサーを設けたものである。
【0017】また、本発明は上記吐水管の吐水口に導線
入り放水ホースを介して放水ノズルを接続し、この放水
ノズルに上記動力式吐水コックを操作するリモコンを設
けたものである。
【0018】また、本発明は消防自動車側の操作盤に、
上記動力式吐水コックの弁開度を所定範囲で段階的に自
動により調整し得る自動制御スイッチと、上記動力式吐
水コックの弁開度を上記所定範囲より広い範囲で無段階
に手動により調整し得る手動制御スイッチとを設けたも
のである。
【0019】また、本発明は上記エンジンの制御ユニッ
トおよび上記動力式吐水コックに手動により操作できる
機構を設けたものである。
【0020】更に、本発明は外的要因に対して制御不能
になったことを警告する手段を設けたものである。
【0021】
【作用】本発明によれば、流量センサーで監視しながら
動力式吐水コックによって吐水管の吐水口の流量を調整
して放水量で放水ノズルからの放水を制御するとともに
、上記圧力センサーで吸込圧を検知してそれに応じて水
ポンプを制御する。
【0022】また、放水ノズルに設けたリモコンによっ
て放水員が動力式吐水コックの弁開度を調整して放水量
を制御する。
【0023】また、消防自動車側の操作盤に設けられて
自動制御スイッチを押すと、放水ノズルからの放水が所
定範囲で段階的に自動的に制御することができ、また、
前記操作盤に設けられた手動スイッチを押すと、放水ノ
ズルからの放水が上記所定範囲より広い範囲で無段階で
制御することができる。
【0024】また、電気系統が故障になった場合、手動
操作機構によりエンジンの制御ユニットおよび動力式吐
水コックを操作して水ポンプを制御するとともに放水ノ
ズルからの放水を制御する。
【0025】更に、外的要因により制御不能になった場
合、警告手段によって操作員に知らせて対応した処置を
採る。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図12に基
づいて説明する。
【0027】図1は本発明に係る消防自動車用放水制御
装置の構成図であって、図12に示す従来の放水装置と
同一部分には同一符号を付して重複する事項については
説明を省略する。
【0028】本発明に係る消防自動車用放水装置は、制
御ユニット6によってエンジン1の回転数を制御して水
ポンプ7の吐出圧を増減させるという構成については従
来の放水装置と同じてあるが、主たる構成は流量調節に
よって放水を制御するとともに、放水員にも制御できる
ことであり、以下それについて述べる。
【0029】図1において、25は吸水管9に設けた水
ポンプ7の吸込圧を検知する吸込圧センサーで、この吸
込圧センサー25の出力信号と吐出圧センサー21の出
力信号とによって制御ユニット6でエンジン1の回転数
を制御させる。26、26…は吐水管12の各吐水口1
1、11…にそれぞれ設けられた動力式吐水コックで、
サーボモータ等によって弁開度を無段階に可変して流量
を任意に調節できる。27、27…は吐水管の12各吐
水口11、11…にそれぞれ設けられた各動力式吐水コ
ック26、26…の手前にそれぞれ設けられた流量セン
サーで、各動力式吐水コック26、26…の流量をそれ
ぞれ検知させる。28は吐水管12の吐水口11に複数
の導線入り放水ホース29、29…を介して接続された
リモコン付放水ノズルで、側面等の操作しやすい位置に
リモコン30が設けてあり、このリモコン30によって
動力式吐水コック26の弁開度およびエンジン回転を制
御して放水量を制御できるようになっている。導線入り
放水ホース29、29…は複数の導線を肉厚内に埋設さ
せたもので、導線数に相当する端子が内設されたホース
接続金具31、31…を介して接続することによって自
動的に導線同士が電気的接続されるようになっている。
【0030】図2および図3は本発明に係る消防自動車
用放水制御装置のブロック図および電気回路図であって
、図1と同一部分には同一符号を付して重複する説明を
省略する。図2および図3において、32は放水ノズル
28からの放水量を制御する中央制御機構で、回転セン
サー24、吐出圧センサー21、吸込圧センサー25、
圧力スイッチ20および流量センサー27、27…から
の信号と、消防自動車の操作盤33および放水ノズル2
8のリモコン30からの信号とを入力してそれらを比較
演算し、それに対応した信号を動力式コック26、26
…およびポンプ制御ユニット6に出力することにより動
力式コック26の弁開度を増減するとともに、ポンプ制
御ユニット6によりエンジン1を介して水ポンプ7の回
転数を増減して放水ノズル28からの放水量を制御する
【0031】上述した本発明に係る放水装置による放水
の制御は、放水員が流量センサー27でもって流量を監
視しながら放水ノズル28に設けたリモコン30により
動力式吐水コック26の弁開度を操作し、これにより吐
水管12の吐水口11からの吐水量を調整して火災状況
に応じて放水ノズル28からの放水量を制御する。
【0032】本発明に係る放水装置によれば、動力式吐
水コック26により設定した流量を放水ノズル28から
放水するので、吸込側の条件(河川吸水、消火栓、中継
等)に関係なく制御が可能であるとともに、吐水側の条
件(放水ノズル28のノズルチップ径、放水ホース29
、29…の延長長さ、放水ホース29の径、放水ホース
29の曲がり具合等)とも関係なく設定した流量を放水
し続けることができる。また、放水が複数口の場合、吐
水管12のそれぞれの吐水口11、11…に設けた流量
センサー27、27…により常に流量を監視し、複数の
設定流量の変更に対してもそれぞれの動力式吐水コック
26、26…の弁開度を変化させてそれぞれの放水ノズ
ル28、28…に応じた放水量を制御することができる
【0033】また、本発明に係る放水装置によれば、吸
水管12に吸込圧センサー25を設けたから、吸込側の
圧力が色々変動しても、吸込圧センサー25が変動する
圧力を検知し、その圧力に応じるように制御ユニット6
を介してエンジン1により水ポンプ7の回転数を調整す
ることができる。これにより、河川吸水による放水の制
御だけでなく、中継圧が常に変動する中継放水による放
水の制御も可能である。また、吸込圧の変動に応じて水
ポンプ7の吐出圧を調整するのではなくて回転数で調整
するようにしたから、放水ノズル28からの放水を安定
させることができる。即ち、水ポンプ7の吐出圧という
のは常に変動しているため、中央制御機構32の読取り
が安定せず、その時、その時に水ポンプ7の吐出圧をあ
る一定値に設定させようとエンジン1の回転を変動させ
ていたのでは、いつまでたっても放水ノズル28からの
放水圧にバラツキがあり放水は安定しない。
【0034】更に、図示されていないが、外的要因(揚
水不能、キャビテーション、高圧中継、リモコン操作不
能等)によって制御不能となった場合に放水員、機関員
等へ警告する機構が設けてあり、この警告機構によって
安全に作業を行なうことができる。
【0035】図4および図5はリモコン付放水ノズル2
8の詳細図であって、前述したように側面等の操作しや
すい位置に元スイッチ34、操作部35および表示部3
6からなるリモコン30が設けてある。元スイッチ34
はリモコン30を作動するためのもので、オンすること
によりリモコン30が導線入り放水ホース29、29…
等を介して上記中央制御機構32に電気接続されるよう
になっている。表示部35は図5および図6に示すよう
に、放水量を表示するための発光ダイオードからなる複
数の流量ランプ37、37…と、元スイッチ34がオン
されてリモコン30が上記中央制御機構32と電気接続
されているか否かを表示するための発光ダイオードから
なる1個の作動ランプ38とを設けており、放水ノズル
28からの放水量に応じて複数の流量ランプ37、37
…のうちのいくつかが点灯するとともに、元スイッチ3
4がオンされてリモコン30と上記中央制御機構32が
電気接続の状態のときに作動ランプ38が点灯するよう
になっている。操作部36はアップスイッチ39とダウ
ンスイッチ40とを設けており、アップスイッチ39を
押すと動力式吐水コック26の弁開度が漸次開いて放水
量が増大し、ダウンスイッチ40を押すと動力式吐水コ
ック26の弁開度が漸次閉じて放水量が減少するように
なっている。 また、このとき、給水側の条件、河川給水か中継給水か
により、あるいは中継給水であっても中継圧の不足等、
中継圧の状態に応じて吐出コック26の弁開度だけでな
く、制御ユニット6も同時に制御することにより、指定
された量の放水ができるようになっている。更に、制御
ユニット6の制御は、吐出コック26の数によっても制
御できるようになっている。
【0036】上記リモコン付放水ノズル28の作動状況
について次に説明する。このリモコン付放水ノズル28
を導線入り放水ホース29、29…を介して吐水管12
の吐水口11に接続すると、表示部35の0l/min
 の流量ランプ37が点灯する。これは導線入り放水ホ
ース29、29…および上記中央制御機構32が正常で
あることを表示するとともに、放水ノズル28から放水
されていないことを表示する。次に、元スイッチ34を
押すと、表示部35の作動ランプ38が点灯し、リモコ
ン30の制御が可能なことを表示する。次いで、操作部
36のアップスイッチ39を1回押すと、動力式吐水コ
ック26の弁開度が200l/minの流量になるよう
に上記中央制御機構32で調整されると同時に、表示部
35の200l/minの流量ランプ37が動力式吐水
コック26の弁開度の調整完了まで点滅して制御中を表
示するとともに、動力式吐水コック26の弁開度の調整
が完了すると点灯状態になって制御完了を表示する。こ
の後、アップスイッチ39を順次押すと、アップスイッ
チ39を1回押す度毎に上述したのと同様に、動力式吐
水コック26の弁開度が300l/min、400l/
min、500l/min および600l/minの
流量になるように上記中央制御機構32で調整されると
同時に、表示部35の300l/min、400l/m
in、500l/minおよび600l/minの各流
量ランプ37、37 …が動力式吐水コック26の弁開
度の調整完了まで点滅して制御中を表示するとともに、
動力式吐水コック26の弁開度の調整が完了すると点灯
状態になって制御完了を表示する。このようにアップス
イッチ39を1回押す度毎に放水ノズル28からの放水
量が0l/min から600l/minの範囲で増大
する。また、ダウンスイッチ40もアップスイッチ39
と同様で、1回押す度毎に放水ノズル28からの放水量
が600l/minから0l/minの範囲で減少する
。 更に、仮に放水ノズル28から400l/minで放水
中に元スイッチ34を1回押すと、放水ノズルから28
の放水量は400l/minから一気に0l/minに
なって緊急停止に利用することができる。
【0037】図7および図8は消防自動車の操作盤33
の詳細図および電気回路図であって、自動制御スイッチ
41と手動制御スイッチ42とを設けており、自動制御
スイッチ41を選択して押すと、上記リモコン付放水ノ
ズル28で述べた場合と同じようにアップスイッチ43
を1回押す度毎に動力式吐水コック26の弁開度が 2
00l/min、300l/min、400l/min
、500l/minおよび600l/min の流量に
なるように自動的に調整されて0l/minから600
l/min の範囲で段階的に放水ノズル28からの放
水量が増大制御され、かつ、ダウンスイッチ44を1回
押す度毎に動力式吐水コック26の弁開度が500l/
min、400l/min、300l/min、200
l/minおよび0l/minの流量になるように自動
的に調整されて600l/minから0l/minの範
囲で段階的に放水ノズル26からの放水量が減少制御さ
れ、それを流量ランプ45、45…が動力式吐水コック
26の弁開度の調整完了まで点滅して制御中を表示する
とともに、動力式吐水コック26の弁開度の調整が完了
すると点灯状態になって制御完了を表示する。
【0038】次に、手動制御スイッチ42を選択して押
すと、アップスイッチ43およびダウンスイッチ44を
押している時間の長さによって動力式コック26の弁開
度を調整して放水ノズル28からの放水量を無段階に制
御することができるとともに、ポンプ回転数調整用のア
ップスイッチ46およびダウンスイッチ47を押してい
る時間の長さによって制御ユニット6でエンジン1を調
整して水ポンプ7の回転数を無段階に制御することがで
きる。このように手動制御により放水ノズル28からの
放水量および水ポンプ7の回転数を無段階に制御できる
ようにしたのは、放水ノズル28からの放水を自動制御
で行なえば、放水できる範囲が限定されてしまい、使用
に対して制約を受けるからである。というのは火災状況
により大量、例えば 600l/min 以上の放水を
必要とする場合があり、このような場合は自動制御では
不可能であるので、手動制御により水ポンプ7の回転数
を該水ポンプ7自体が壊れない範囲で上げるとともに、
動力式吐水コック26の弁を大きく開くと良い。また、
中継する場合でも、自動制御では中継圧の上限が設定し
てあり、それ以上の中継圧で中継されると制御が不可能
であると判断して中継できないようになっているが、手
動制御にすれば高い中継圧でも中継することが可能であ
る。
【0039】なお、放水ノズル28から放水中に何らか
の理由により放水を緊急に停止させたい場合、緊急停止
スイッチ48を押すと放水ノズル28からの放水量は一
気に0l/minになって放水を停止することができる
【0040】図9は本発明に係る放水装置の制御ユニッ
ト6の詳細図であって、図1と同一部分には同一符号を
付して重複する説明を省略する。49は手動操作を容易
にしたスロットル駆動機構で、スロットルハンドル軸5
0、減速機4、ロッド51、長穴付リンク52およびロ
ッド53を介してエンジン1のガバナレバー54に連結
してある。このスロットル駆動機構49は図10に示す
ように、ケース55にフィールドコア56、ロータ57
、アーマチュア58、レリーズスプリング59からなる
電磁クラッチ60を介してカップリングシャフト61を
回転自在に保持し、該カップリングシャフト61をケー
ス55に取付け固定したスロットル用モータ2の出力軸
62に連結するとともに、ブッシュ63を介してカップ
リングシャフト61にハブギャ64を回転自在に保持し
、かつ、該ハブギャ64をスロットルハンドル軸50に
固設したギャ65に噛合して構成されている。
【0041】上記スロットル駆動機構49の作動につい
て説明すると、先ず、自動制御の場合には電磁クラッチ
60が接続状態になっており、スロットル用モータ2を
駆動してその出力軸62を回転すると、電磁クラッチ6
0のカップリングシャフト61、ロータ57、アーマチ
ュア58およびレリーズスプリング59を介してハブギ
ャ64が回転し、これによりギャ65を介してスロット
ルハンドル軸50が回転するから、減速機4、ロッド5
1、長穴付リンク52およびロッド53を介してガバナ
レバー54が回動してエンジン1の回転数の調整が行な
われる。
【0042】次に、手動で制御する場合には電磁クラッ
チ60を断絶状態にしておき、この状態でスロットルハ
ンドル5を回転すると、スロットルハンドル軸50、減
速機4、ロッド51、長穴付リンク52およびロッド5
3を介してガバナレバー54が回動してエンジン1の回
転数の調整が行なわれる。この時、スロットルハンドル
軸50に固設したギャ65とハブギャ64とが噛合状態
でも電磁クラッチ60が断絶状態になっているので、ハ
ブギャ64がカップリングシャフト61に対して回転す
るからスロットルハンドル5をスムーズに回転すること
ができ、手動操作が容易である。従って、コンピュータ
ー等の電気系統にに故障があっても、手動操作によって
最低限の使用が可能であ。
【0043】図11は動力式吐水コック26の詳細図で
あって、駆動用モータ66の出力軸67に嵌合係止した
スリーブ68をジョイント69の上部に回動自在に挿通
するとともに、ジョイント69の下部にコック本体70
の駆動軸71を嵌合係止し、かつ、ジョイント69にケ
ース72を一体に取付け固定し、このケース72にロッ
ド73をスライド自在に保持し、更に、このロッド73
をスプリング74によって先端部75をスリーブ68に
設けた嵌挿穴76に嵌挿するように付勢することにより
、駆動用モータ66の出力軸67とコック本体70の駆
動軸71とをスリーブ68およびジョイント69を介し
て連結したものである。
【0044】上記動力式吐水コック26によれば、自動
制御の場合は、図示のように、ロッド73の先端部75
をスリーブ68の嵌挿穴76に嵌挿させておくことによ
り、駆動モータ66の出力軸67とコック本体70の駆
動軸71とが連結した状態にあるので、駆動用モータ6
6を駆動して出力軸67を回転すると、その回転力がス
リーブ68およびジョイント69を介してコック本体7
0の駆動軸71に伝達され、これによってコック本体7
0の弁開度を調整することができる。
【0045】次に、手動で操作する場合には、ロッド7
3を引いて先端部75をスリーブ68の嵌挿穴76から
逸脱する。すると、スリーブ68とジョイント69の連
結が解除されてジョイント69がスリーブ68に対して
フリーになり、この状態でロッド73を旋回すると、コ
ック本体70の駆動軸71が回転してコック本体70の
弁開度を調整することができる。この時、ジョイント6
9はスリーブ68に対してフリーであるから、ロッド7
3がスムーズに旋回して手動操作が容易である。従って
、コンピューター等の電気系統にに故障があっても、手
動操作によって最低限の使用が可能であ。
【0046】
【発明の効果】本発明に係る放水制御装置によれば、流
量センサーで流量を監視しながら動力式吐水コックによ
って流量を設定して放水量で放水を制御するから、吸込
側や吐水側の条件に関係なく制御が可能であるとともに
、放水口が複数ある場合でもそれぞれの動力式吐水コッ
クの弁開度を変化させてそれぞれの放水ノズルに応じた
放水量を制御することができる。
【0047】また、吸水管に吸込圧センサーを設けたか
ら、河川吸水による放水の制御だけでなく、中継圧が常
に変動する中継放水による放水の制御も可能であるとと
もに、吸込圧の変動に応じて水ポンプの回転数で調整さ
せて放水ノズルからの放水を安定させることができる。
【0048】また、放水ノズルに動力式吐水コックを操
作できるリモコンを設けたから、放水員がリモコンによ
って動力式吐水コックを操作させて放水量を制御するこ
とができ、放水員が危険状態に陥ることなく、その間、
伝令員や機関員が他の業務に従事することができて有効
かつ効果的な消火作業を行なうことができる。
【0049】また、自動制御スイッチと手動制御スイッ
チとを設けて自動制御と手動制御を選択できるようにし
たから、自動制御の範囲を越えて手動制御で放水できて
広範囲な放水が可能である。
【0050】更に、エンジンのガバナレバーおよび自動
式吐水コックを容易に手動操作できるようにしたから、
コンピューター等の電気系統が故障になっても使用が可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る消防自動車用放水制御装置の構成
図である。
【図2】本発明に係る消防自動車用放水制御装置のブロ
ック図である。
【図3】本発明に係る消防自動車用放水制御装置の電気
回路図である。
【図4】リモコン付放水ノズルの斜視図である。
【図5】リモコン付放水ノズルの概略図である。
【図6】リモコン付放水ノズルのインジケータ部を示す
図面である。
【図7】消防自動車側操作盤の詳細図である。
【図8】消防自動車側操作盤の電気回路図である。
【図9】エンジン制御ユニットの詳細斜視図である。
【図10】スロットル駆動機構の詳細図である。
【図11】動力式吐水コックの詳細図である。
【図12】従来の消防自動車用放水制御装置の構成図で
ある。
【符号の説明】
1    エンジン 6    制御ユニット 7    水ポンプ 11    吐水口 12    吐水管 21    吐出圧センサー 25    吸入圧センサー 26    動力式吐水コック 27    流量センサー 28    リモコン付放水ノズル 29    導線入り放水ホース 30    リモコン 32    中央制御機構 33    操作盤 41    自動制御スイッチ 42    手動制御スイッチ 49    スロットル駆動機構

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  吸水管からエンジンにより駆動される
    水ポンプに水を導き、この水を水ポンプで加圧して吐水
    管および放水ホースを介して放水ノズルから放水する消
    防自動車用放水制御装置において、上記吐水管の吐水口
    に動力式吐水コックを設けるとともに、該動力式吐水コ
    ックの近傍に流量センサーを設け、かつ、吸込側に中継
    用の圧力センサーを設けたことを特徴とする消防自動車
    用放水制御装置。
  2. 【請求項2】  上記吐水管の吐水口に導線入り放水ホ
    ースを介して放水ノズルを接続し、この放水ノズルに上
    記動力式吐水コックを操作するリモコンを設けたことを
    特徴とする請求項1の消防自動車用放水制御装置。
  3. 【請求項3】  消防自動車側の操作盤に、上記動力式
    吐水コックの弁開度を所定範囲で段階的に自動により調
    整し得る自動制御スイッチと、上記動力式吐水コックの
    弁開度を上記所定範囲より広い範囲で無段階に手動によ
    り調整し得る手動制御スイッチとを設けたことを特徴と
    する請求項1〜2の消防自動車用放水制御装置。
  4. 【請求項4】  上記エンジンの制御ユニットおよび上
    記動力式吐水コックに手動により操作できる機構を設け
    たことを特徴とする請求項1〜3の消防自動車用放水制
    御装置。
  5. 【請求項5】  外的要因に対して制御不能になったこ
    とを警告する手段を設けたことを特徴とする請求項1〜
    2の消防自動車用放水制御装置。
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