JPH0434420A - 非線型光学装置 - Google Patents
非線型光学装置Info
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- JPH0434420A JPH0434420A JP13967390A JP13967390A JPH0434420A JP H0434420 A JPH0434420 A JP H0434420A JP 13967390 A JP13967390 A JP 13967390A JP 13967390 A JP13967390 A JP 13967390A JP H0434420 A JPH0434420 A JP H0434420A
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- Japan
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- material film
- nonlinear optical
- optical device
- film
- electrons
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
光・光スィッチ、光双安定装置、光・光メモリなどに有
用な非線型光学装置の改良に関し、超格子を構成する物
質及び層厚を適切に選択することで、高速応答性を向上
させることは勿論、高い繰り返し動作、高励起光条件な
どの下でも良好に動作することが可能であるようにする
ことを目的とし、 第一の禁制帯幅をもつ第一の物質膜及び第二の禁制帯幅
をもち該第一の物質膜に隣接する第二の物質膜及び第三
の禁制帯幅をもち該第二の物質膜に一方の側が隣接する
第三の物質膜及び該第三の物質膜の他方の側に隣接する
第二の物質膜とで一周期が構成される超格子を備え、第
三の物質層中の二次元励起子の電子は第一の物質膜ヘト
ンネリングし且つ該トンネリングした電子がインク・ハ
ンド・トンネリングして第三の#!yJ質膜中に在る正
孔と再結合し得るよう構成される。
用な非線型光学装置の改良に関し、超格子を構成する物
質及び層厚を適切に選択することで、高速応答性を向上
させることは勿論、高い繰り返し動作、高励起光条件な
どの下でも良好に動作することが可能であるようにする
ことを目的とし、 第一の禁制帯幅をもつ第一の物質膜及び第二の禁制帯幅
をもち該第一の物質膜に隣接する第二の物質膜及び第三
の禁制帯幅をもち該第二の物質膜に一方の側が隣接する
第三の物質膜及び該第三の物質膜の他方の側に隣接する
第二の物質膜とで一周期が構成される超格子を備え、第
三の物質層中の二次元励起子の電子は第一の物質膜ヘト
ンネリングし且つ該トンネリングした電子がインク・ハ
ンド・トンネリングして第三の#!yJ質膜中に在る正
孔と再結合し得るよう構成される。
本発明は、光・光スィッチ、光双安定装置、光・光メモ
リなどに有用な非線型光学装置の改良に関する。
リなどに有用な非線型光学装置の改良に関する。
この非線型光学装置では、動作光の照射及び停止に依っ
て動作状態と非動作状態とを切り替え、装置に入力され
る被動作光の伝送を制御するようにしているものであり
、光論理装置への適用など多くの場合に於いて、動作状
態と被動作状態との切り替え作用の高周波応答特性を向
上させることが希求されている。
て動作状態と非動作状態とを切り替え、装置に入力され
る被動作光の伝送を制御するようにしているものであり
、光論理装置への適用など多くの場合に於いて、動作状
態と被動作状態との切り替え作用の高周波応答特性を向
上させることが希求されている。
(従来の技術〕
第19図は従来の非線型光学装置を説明する為の要部構
成説明図を表している(詳細には、A。
成説明図を表している(詳細には、A。
Migus et、al:Appl、Phys。
Lett、46 (85)70、を参照)。
図に於いて、M、はGaAsなどエネルギ・ハンド・ギ
ャップが狭い第一の物質層、M2はA!Asなどエネル
ギ・バンド・ギャップが広い第二の物質層、Mは第一の
物質層M1及び第二の物質層M2の積層体である超格子
、I1は被動作光、I2は動作光をそれぞれ示している
。
ャップが狭い第一の物質層、M2はA!Asなどエネル
ギ・バンド・ギャップが広い第二の物質層、Mは第一の
物質層M1及び第二の物質層M2の積層体である超格子
、I1は被動作光、I2は動作光をそれぞれ示している
。
第20図は第19図に見られる非線型光学装置のエネル
ギ・バンド・ダイヤグラムを表すものであり、第19図
に於いて用いた記号と同記号は同部分を表すか或いは同
じ意味を持つものとする。
ギ・バンド・ダイヤグラムを表すものであり、第19図
に於いて用いた記号と同記号は同部分を表すか或いは同
じ意味を持つものとする。
図に於いて、Erはフェルミ・レベル、Evは価電子帯
の頂、ECは伝導帯の底をそれぞれ表している。
の頂、ECは伝導帯の底をそれぞれ表している。
図示の非線型光学装置では、被動作光11の波長として
、GaAsからなる第一の物質層M1に於ける励起子準
位と略共鳴する波長が選択され、動作光I2の波長とし
て、前記励起子準位のエネルギ的な近傍にある電子の量
子準位に自由電子を励起し得る光の波長、或いは、前記
電子の量子準位に励起子を励起し得る光の波長が選択さ
れる。
、GaAsからなる第一の物質層M1に於ける励起子準
位と略共鳴する波長が選択され、動作光I2の波長とし
て、前記励起子準位のエネルギ的な近傍にある電子の量
子準位に自由電子を励起し得る光の波長、或いは、前記
電子の量子準位に励起子を励起し得る光の波長が選択さ
れる。
さて、この非線型光学装置に於いて、被動作光11が照
射されている状態で動作光I2を照射した場合、付加的
エネルギの供給で、自由電子或いは励起子が励起される
。
射されている状態で動作光I2を照射した場合、付加的
エネルギの供給で、自由電子或いは励起子が励起される
。
ここで励起された自由電子は、励起子を生成する正孔の
周囲でクーロン相互作用を遮蔽する為、励起子の生成を
阻害し、また、動作光I2に依って励起された励起子の
存在で被動作光I、に依る励起子の生成も阻害され、従
って、励起子に依る被動作光11の吸収が減少するから
、結局、非線型光学装置に於ける光透過率が上昇し、被
動作光IIの透過光量(出力光量)が増大する。
周囲でクーロン相互作用を遮蔽する為、励起子の生成を
阻害し、また、動作光I2に依って励起された励起子の
存在で被動作光I、に依る励起子の生成も阻害され、従
って、励起子に依る被動作光11の吸収が減少するから
、結局、非線型光学装置に於ける光透過率が上昇し、被
動作光IIの透過光量(出力光量)が増大する。
前記した非線型光学装置の動作速度は極めて速く、50
0〔フェムト(f emt o)秒〕以下であるから、
前記構成の非線型光学装置を用いれば、その被動作光1
1の出力光量を動作光I2に依って高速制御することが
可能であり、光・光スィッチ、光双安定装置、光・光メ
モリなどを実現することができる。
0〔フェムト(f emt o)秒〕以下であるから、
前記構成の非線型光学装置を用いれば、その被動作光1
1の出力光量を動作光I2に依って高速制御することが
可能であり、光・光スィッチ、光双安定装置、光・光メ
モリなどを実現することができる。
第21図は第19図及び第20図について説明した従来
例を改良した非線型光学装置(詳細には特願昭63−2
24547号を参照)の原理を説明する為の要部説明図
を表し、第19図並びに第20図に於いて用いた記号と
同記号は同部分を表すか或いは同じ意味を持つものとす
る。
例を改良した非線型光学装置(詳細には特願昭63−2
24547号を参照)の原理を説明する為の要部説明図
を表し、第19図並びに第20図に於いて用いた記号と
同記号は同部分を表すか或いは同じ意味を持つものとす
る。
図に於いて、M3は第二の物質層M2に於けるエネルギ
・バンド・ギャップよりも狭いそれをもった例えばGa
Asからなる第三の物質層、21は2次元励起子の存在
を許容する第一の物質層M1の厚さ、2□は第一の物質
層M、中の電子が第三の物質層M、ヘトンネリングする
のを可能にする第二の物質層Mtの厚さ、I3は第三の
物質層M3中に生成される電子の量子準位の全てのエネ
ルギ値が第一の物質層M1中に生成される電子の量子準
位の少なくとも一つの準位のエネルギ値と異なるように
設定した第三の物質層M3の厚さ、E91は第一の物質
層M、に於けるエネルギ・バンド・ギャップ、E9□は
第二の物質11M、に於けるエネルギ・バンド・ギャッ
プ、E9.は第三の物質層M。
・バンド・ギャップよりも狭いそれをもった例えばGa
Asからなる第三の物質層、21は2次元励起子の存在
を許容する第一の物質層M1の厚さ、2□は第一の物質
層M、中の電子が第三の物質層M、ヘトンネリングする
のを可能にする第二の物質層Mtの厚さ、I3は第三の
物質層M3中に生成される電子の量子準位の全てのエネ
ルギ値が第一の物質層M1中に生成される電子の量子準
位の少なくとも一つの準位のエネルギ値と異なるように
設定した第三の物質層M3の厚さ、E91は第一の物質
層M、に於けるエネルギ・バンド・ギャップ、E9□は
第二の物質11M、に於けるエネルギ・バンド・ギャッ
プ、E9.は第三の物質層M。
に於けるエネルギ・バンド・ギャップ、L、は第一の物
質層M1中に於ける電子の基底準位、L。
質層M1中に於ける電子の基底準位、L。
は第一の物質層M、中に於ける正孔の基底準位、L3は
第三の物質層M3中に於ける電子の基底準位、L、lは
第三の物質JAM、中に於ける正孔の基底準位、EEは
第一の物質NM、中に於ける電子の準位L1と第二の物
質層M2に於ける伝導帯の底Eeとの間のエネルギ差、
EMは第一の物質層M、中に於ける正孔の準位り、lと
第二の物質層M2に於ける価電子帯の頂Evとの間のエ
ネルギ差をそれぞれ示している。
第三の物質層M3中に於ける電子の基底準位、L、lは
第三の物質JAM、中に於ける正孔の基底準位、EEは
第一の物質NM、中に於ける電子の準位L1と第二の物
質層M2に於ける伝導帯の底Eeとの間のエネルギ差、
EMは第一の物質層M、中に於ける正孔の準位り、lと
第二の物質層M2に於ける価電子帯の頂Evとの間のエ
ネルギ差をそれぞれ示している。
この改良された非線型光学装置では、エネルギ・バンド
・ギャップE、3を持った例えばGaAsからなる第三
の物質層M、の少な(とも一方の側はエネルギ・バンド
・ギャップが広い例えばA!GaAsからなる第二の物
質層M2を介してエネルギ・ハンド・ギャップE、lを
持ち且つその層中に2次元励起子が存在し得る厚さj2
1を持つ例えばGaAsからなる第一の物質層M1と接
している構成になっていることから、第一の物質層M。
・ギャップE、3を持った例えばGaAsからなる第三
の物質層M、の少な(とも一方の側はエネルギ・バンド
・ギャップが広い例えばA!GaAsからなる第二の物
質層M2を介してエネルギ・ハンド・ギャップE、lを
持ち且つその層中に2次元励起子が存在し得る厚さj2
1を持つ例えばGaAsからなる第一の物質層M1と接
している構成になっていることから、第一の物質層M。
中に励起された自由電子は短時間でエネルギ・バンド・
ギャップが大きい第二の物質層M2を通って外側の第三
の物質層M3ヘトンネリングする。
ギャップが大きい第二の物質層M2を通って外側の第三
の物質層M3ヘトンネリングする。
その結果、励起子の生成を阻害する自由電子が第一の物
質層M、中から速やかに除去され、動作光I2の照射で
現出された被動作光I、に関する光透過率の変化が極短
時間で元の状態に復帰する。
質層M、中から速やかに除去され、動作光I2の照射で
現出された被動作光I、に関する光透過率の変化が極短
時間で元の状態に復帰する。
その復帰に要する時間は、前記のトンネリングに要する
時間に依って決定され、そのトンネリングは超格子Mを
構成する物質の選択やそれ等の層厚の選択で制御するこ
とができ、従って、良好な高周波応答特性を有する非線
型光学装置、或いは、動作持続時間を制御可能な非線型
光学装置を容易に構成することができる。
時間に依って決定され、そのトンネリングは超格子Mを
構成する物質の選択やそれ等の層厚の選択で制御するこ
とができ、従って、良好な高周波応答特性を有する非線
型光学装置、或いは、動作持続時間を制御可能な非線型
光学装置を容易に構成することができる。
第19図並びに第20図について説明した従来の非線型
光学装置は、動作光I2の照射に依る透過光変換は1(
ps)以下と高速であるが、動作光I2の照射を停止し
て屈折率を当初の状態に復帰させるのに要する時間は超
格子M中に於ける電子の緩和時間に依って制限されるた
めに1−10(ns〕と遅くなってしまう。
光学装置は、動作光I2の照射に依る透過光変換は1(
ps)以下と高速であるが、動作光I2の照射を停止し
て屈折率を当初の状態に復帰させるのに要する時間は超
格子M中に於ける電子の緩和時間に依って制限されるた
めに1−10(ns〕と遅くなってしまう。
第21図について説明した改良された非線型光学装置に
於いては、第19図並びに第20図に見られる従来例の
欠点は完全に解消されたが、動作の繰り返し数を多くす
る、或いは、被動作光及び動作光が大きい、などの条件
の下では、応答時間(回復時間)が広い量子井戸である
第三の物質層M、に於ける電子の緩和時間で制限される
旨の間旺があった。
於いては、第19図並びに第20図に見られる従来例の
欠点は完全に解消されたが、動作の繰り返し数を多くす
る、或いは、被動作光及び動作光が大きい、などの条件
の下では、応答時間(回復時間)が広い量子井戸である
第三の物質層M、に於ける電子の緩和時間で制限される
旨の間旺があった。
本発明は、超格子を構成する物質及び層厚を適切に選択
することで、高速応答性を向上させることは勿論、高い
繰り返し動作、高励起光条件などの下でも良好に動作す
ることが可能であるようにする。
することで、高速応答性を向上させることは勿論、高い
繰り返し動作、高励起光条件などの下でも良好に動作す
ることが可能であるようにする。
第1図は本発明の詳細な説明する為のエネルギ・バンド
・ダイヤグラムを表し、第19図乃至第21図に於いて
用いた記号と同記号は同部分を表すか或いは同じ意味を
持つものとする。
・ダイヤグラムを表し、第19図乃至第21図に於いて
用いた記号と同記号は同部分を表すか或いは同じ意味を
持つものとする。
図に於いて、A1は第一のエネルギ・バンド・ギャップ
をもつ第一の物質膜、A2は第二のエネルギ・バンド・
ギャップをもつ第二の物質膜、A3は第三のエネルギ・
バンド・ギャップをもつ第二の物質膜をそれぞれ示して
いる。
をもつ第一の物質膜、A2は第二のエネルギ・バンド・
ギャップをもつ第二の物質膜、A3は第三のエネルギ・
バンド・ギャップをもつ第二の物質膜をそれぞれ示して
いる。
ここで、第三の物質膜A3は、その中に2次元励起子が
存在し得る厚さをもっていて、図から明らかなように、
その両側には第二の物質膜A2を介して第一の物質膜A
1が積層されている構成になっている。
存在し得る厚さをもっていて、図から明らかなように、
その両側には第二の物質膜A2を介して第一の物質膜A
1が積層されている構成になっている。
第三の物質膜A3に於ける価電子帯の頂Evffは第一
の物質膜A1に於ける伝導帯の底ECIに比較してエネ
ルギ・レベルが高くなっている。
の物質膜A1に於ける伝導帯の底ECIに比較してエネ
ルギ・レベルが高くなっている。
第二の物質膜A2は第三の物質膜A3に於けるエネルギ
・バンド・ギャップに比較して広いそれをもち、また、
第三の物質膜A3とのヘテロ界面ではタイプ■と呼ばれ
るエネルギ・バンド構造を成し、且つ、第一の物質膜A
1とのヘテロ界面ではタイプII(スタガード型)若し
くはタイプIと呼ばれるエネルギ・バンド構造を成し、
更にまた、第三の物質膜A3中の二次元励起子の電子が
第一の物質膜AIヘトンネリングし、且つ、該トンネリ
ングした電子がインタ・バンド・トンネリングして第三
の物質膜A3中に在る正孔と再結合し得る厚さを持って
いる。
・バンド・ギャップに比較して広いそれをもち、また、
第三の物質膜A3とのヘテロ界面ではタイプ■と呼ばれ
るエネルギ・バンド構造を成し、且つ、第一の物質膜A
1とのヘテロ界面ではタイプII(スタガード型)若し
くはタイプIと呼ばれるエネルギ・バンド構造を成し、
更にまた、第三の物質膜A3中の二次元励起子の電子が
第一の物質膜AIヘトンネリングし、且つ、該トンネリ
ングした電子がインタ・バンド・トンネリングして第三
の物質膜A3中に在る正孔と再結合し得る厚さを持って
いる。
このようなことから、本発明に依る非線型光学装置に於
いては、 (1) 第一の禁制帯幅をもつ第一の物質膜(例えば
I nAsからなる第一の物質膜Al)と第二の禁制帯
幅をもち該第一の物質膜に隣接する第二の物質膜(例え
ばAfSbからなる第二の物質膜A2)と第三の禁制帯
幅をもち該第二の物質膜に一方の側が隣接する第三の物
質膜(例えばGaSbからなる第三の物質膜A3)及び
該第三の物質膜の他方の側に隣接する第二の物質膜(前
記第二の物質膜と同じ構成)とで−周期が構成される超
格子を備え、 該第三の物質膜はその中に二次元励起子が存在し得る厚
さをもつと共にそこでの価電子帯の頂が該第一の物質膜
に於ける伝導帯の底に比較してエネルギ・レベルが高い
こと、 前記第二の物質膜はその禁制帯幅が該第三の物質膜に於
けるそれと比較して広く、また、該第三の物質膜とのヘ
テロ界面ではタイプIと呼ばれるエネルギ・バンド構造
を成し且つ該第一の物質膜とのヘテロ界面ではタイプI
I(スタガード型)若しくはタイプ■と呼ばれるエネル
ギ・バンド構造を成し、更にまた、該第三の物質膜中の
二次元励起子の電子が該第一の物質膜ヘトンネリングし
且つ該トンネリングした電子がインタ・バンド・トンネ
リングして該第三の物質膜中に在る正孔と再結合し得る
厚さを持つこと、 なる条件を満たす構成にするが、或いは、(2)前記(
1)に於いて、超格子の表裏両側にファプリ・ペロー共
振器を生成する為の反射鏡(例えば反射鏡RF、及びR
FZ)が形成されてなること なる条件を満たす構成にする。
いては、 (1) 第一の禁制帯幅をもつ第一の物質膜(例えば
I nAsからなる第一の物質膜Al)と第二の禁制帯
幅をもち該第一の物質膜に隣接する第二の物質膜(例え
ばAfSbからなる第二の物質膜A2)と第三の禁制帯
幅をもち該第二の物質膜に一方の側が隣接する第三の物
質膜(例えばGaSbからなる第三の物質膜A3)及び
該第三の物質膜の他方の側に隣接する第二の物質膜(前
記第二の物質膜と同じ構成)とで−周期が構成される超
格子を備え、 該第三の物質膜はその中に二次元励起子が存在し得る厚
さをもつと共にそこでの価電子帯の頂が該第一の物質膜
に於ける伝導帯の底に比較してエネルギ・レベルが高い
こと、 前記第二の物質膜はその禁制帯幅が該第三の物質膜に於
けるそれと比較して広く、また、該第三の物質膜とのヘ
テロ界面ではタイプIと呼ばれるエネルギ・バンド構造
を成し且つ該第一の物質膜とのヘテロ界面ではタイプI
I(スタガード型)若しくはタイプ■と呼ばれるエネル
ギ・バンド構造を成し、更にまた、該第三の物質膜中の
二次元励起子の電子が該第一の物質膜ヘトンネリングし
且つ該トンネリングした電子がインタ・バンド・トンネ
リングして該第三の物質膜中に在る正孔と再結合し得る
厚さを持つこと、 なる条件を満たす構成にするが、或いは、(2)前記(
1)に於いて、超格子の表裏両側にファプリ・ペロー共
振器を生成する為の反射鏡(例えば反射鏡RF、及びR
FZ)が形成されてなること なる条件を満たす構成にする。
前記手段を採ることに依り、動作光に依る励起子の励起
、或いは、自由電子の励起に依る超格子の屈折率変化は
従来と同様に極めて高速であり、しかも、動作光を切断
した際には、励起された電子を広い量子井戸にトンネリ
ングさせて逃がし、更に、このトンネリングした電子を
インタ・バンド・トンネリングに依って正孔と再結合さ
せるようにしているので、復帰時間はトンネリング時間
に依って規制され、従って、この場合も極めて高速化さ
れることは明らかである。また、このようなメカニズム
で電子を高速で正孔と再結合して消滅させることが可能
であることから、高い繰り返し動作を行わせなければな
らない場合や高励起光条件の下でも良好に動作させるこ
とができる。
、或いは、自由電子の励起に依る超格子の屈折率変化は
従来と同様に極めて高速であり、しかも、動作光を切断
した際には、励起された電子を広い量子井戸にトンネリ
ングさせて逃がし、更に、このトンネリングした電子を
インタ・バンド・トンネリングに依って正孔と再結合さ
せるようにしているので、復帰時間はトンネリング時間
に依って規制され、従って、この場合も極めて高速化さ
れることは明らかである。また、このようなメカニズム
で電子を高速で正孔と再結合して消滅させることが可能
であることから、高い繰り返し動作を行わせなければな
らない場合や高励起光条件の下でも良好に動作させるこ
とができる。
〔実施例]
第2図は本発明一実施例を説明する為の非線型光学装置
の要部切断側面図を表し、第1図に於いて用いた記号と
同記号は同部分を表すか或いは同じ意味を持つものとす
る。
の要部切断側面図を表し、第1図に於いて用いた記号と
同記号は同部分を表すか或いは同じ意味を持つものとす
る。
図に於いて、RF、及びRF zは反射鏡を示している
。
。
図示された実施例に於ける各部分の主要なデータを例示
すると、 (1) 第一の物質膜A1について 材料:InAs 厚さ:約15(nm)程度 (2)第二の物質膜A2について 材料:A1Sb 厚さ:約2 (nm)程度 (3)第三の物質膜A3について 材料:GaSb 厚さ:約4.5 [nm)程度 (3)積層周期 Al/A2/A3/A2を一周期として55周期(4)
反射鏡RF、及びRF、について材料:Au 厚さ:20(nm) である。
すると、 (1) 第一の物質膜A1について 材料:InAs 厚さ:約15(nm)程度 (2)第二の物質膜A2について 材料:A1Sb 厚さ:約2 (nm)程度 (3)第三の物質膜A3について 材料:GaSb 厚さ:約4.5 [nm)程度 (3)積層周期 Al/A2/A3/A2を一周期として55周期(4)
反射鏡RF、及びRF、について材料:Au 厚さ:20(nm) である。
ここで、第一の物質膜A1の厚さは二次元励起子が存在
し難い厚さにすることが必要であり、また、第二の物質
[!A2の厚さは電子がトンネリングし得る厚さにする
ことが必要であり、更にまた、第三の物質膜A3の厚さ
は二次元励起子が存在し得る厚さであって、しかも、C
aSbからなる第三の物質膜A3に於ける価電子帯の頂
EV3とInAsからなる第一の物質膜A1に於ける伝
導帯の底Eclとの間のエネルギ位置に軽い正孔の基底
レベルが生成される厚さにすることが必要である。
し難い厚さにすることが必要であり、また、第二の物質
[!A2の厚さは電子がトンネリングし得る厚さにする
ことが必要であり、更にまた、第三の物質膜A3の厚さ
は二次元励起子が存在し得る厚さであって、しかも、C
aSbからなる第三の物質膜A3に於ける価電子帯の頂
EV3とInAsからなる第一の物質膜A1に於ける伝
導帯の底Eclとの間のエネルギ位置に軽い正孔の基底
レベルが生成される厚さにすることが必要である。
図から判るように、I nAsからなる第一の物質11
!AI、/lsbからなる第二の物質膜A2、GaSb
からなる第三の物質膜A3、Al1Sbからなる第二の
物質膜A2を一周期として積層した超格子はAuからな
る反射鏡RF、とRF、とに挟まれていて、それら反射
鏡RF、及びRF zはファプリ・ペロー共振器のミラ
ーとして作用するものである。
!AI、/lsbからなる第二の物質膜A2、GaSb
からなる第三の物質膜A3、Al1Sbからなる第二の
物質膜A2を一周期として積層した超格子はAuからな
る反射鏡RF、とRF、とに挟まれていて、それら反射
鏡RF、及びRF zはファプリ・ペロー共振器のミラ
ーとして作用するものである。
第3図は第2図に見られる実施例に依って得られる光透
過率変化を説明する為の線図であり、縦軸に光透過率〔
任意単位〕を、また、横軸に時間(ps)をそれぞれ採
っである。
過率変化を説明する為の線図であり、縦軸に光透過率〔
任意単位〕を、また、横軸に時間(ps)をそれぞれ採
っである。
図に於いて、実線は第2図に見られる実施例に関するも
のであり、また、破線は参考の為に付加した従来例、即
ち、第21図について説明した非線型光学装置に関する
ものである。
のであり、また、破線は参考の為に付加した従来例、即
ち、第21図について説明した非線型光学装置に関する
ものである。
このデータは、動作光照射に依る励起子共鳴波長での被
動作光に関する透過率の時間変化を表すものであり、動
作光のパルス幅は700〔フェムト秒:fs)、また、
繰り返し周波数は82〔M七〕である。
動作光に関する透過率の時間変化を表すものであり、動
作光のパルス幅は700〔フェムト秒:fs)、また、
繰り返し周波数は82〔M七〕である。
図から判るように、従来の技術に依った場合、繰り返し
周波数が高くなると動作復帰時間が長くなるのに対し、
本発明に依った場合、光透過率は予め定められた短時間
で動作光照射前の状態に復帰している。
周波数が高くなると動作復帰時間が長くなるのに対し、
本発明に依った場合、光透過率は予め定められた短時間
で動作光照射前の状態に復帰している。
第4図乃至第12図は一実施例を製造する場合について
説明する為の工程要所に於ける非線型光学装置の要部切
断側面図を表し、以下、これ等の図を参照しつつ解説す
る。尚、本例は基板としてGaAsを用いた場合を説明
するものである。
説明する為の工程要所に於ける非線型光学装置の要部切
断側面図を表し、以下、これ等の図を参照しつつ解説す
る。尚、本例は基板としてGaAsを用いた場合を説明
するものである。
第4図参照
4−<1)
分子線エピタキシャル成長(molecular b
eam epttaxy:MBE)法を適用すること
に依り、面方位が(100)であるGaAs基板1上に
厚さが例えば5000〔入〕のアン・ドープGaAsバ
ッファ層2を成長させる。
eam epttaxy:MBE)法を適用すること
に依り、面方位が(100)であるGaAs基板1上に
厚さが例えば5000〔入〕のアン・ドープGaAsバ
ッファ層2を成長させる。
第5図参照
引き続きMBE法を適用することに依り、歪みに依るデ
ィスロケーションを低減する為のアン・ドープInGa
As (二原子層)/アン・ドープGaAs (二原子
層)の5周期分を積層してなる超格子バッファ層3を成
長させる。
ィスロケーションを低減する為のアン・ドープInGa
As (二原子層)/アン・ドープGaAs (二原子
層)の5周期分を積層してなる超格子バッファ層3を成
長させる。
第6図参照
引き続きMBE法を適用することに依り、厚さ例えば1
〔μm〕のアン・ドープI nAsスペーサ層4を成長
させる。
〔μm〕のアン・ドープI nAsスペーサ層4を成長
させる。
第7図参照
引き続きMBE法を適用することに依り、第2図につい
て説明したAl/A2/A3/A2を一周期とした55
周期の超格子層5を成長させる。
て説明したAl/A2/A3/A2を一周期とした55
周期の超格子層5を成長させる。
第8図参照
真空蒸着法を適用することに依り、超格子層5上に厚さ
例えば20(nm)のAu膜からなる反射鏡6を形成す
る。
例えば20(nm)のAu膜からなる反射鏡6を形成す
る。
尚、反射鏡としては前記したようなAuなとの金属透光
性薄膜、または、二酸化シリコン、二酸化チタン、酸化
アルミニウムなどの薄膜、または、それら誘電体の多層
膜からなる薄膜、または、GaAs、AfGaAs、A
lAsなどからなる半導体多層膜からなる薄膜を使用す
ることができる。
性薄膜、または、二酸化シリコン、二酸化チタン、酸化
アルミニウムなどの薄膜、または、それら誘電体の多層
膜からなる薄膜、または、GaAs、AfGaAs、A
lAsなどからなる半導体多層膜からなる薄膜を使用す
ることができる。
第9図参照
GaAs基板1の裏面研摩を行って厚さ例えば100〜
200(nm)程度に薄層化する。
200(nm)程度に薄層化する。
第10図参照
1O−(1)
化学気相堆積(chemical vap。
ur deposition:CVD)法を適用する
ことに依り、GaAs基板l基板面に厚さ例えば0.5
〔μm〕のSiO□膜7を形成する。
ことに依り、GaAs基板l基板面に厚さ例えば0.5
〔μm〕のSiO□膜7を形成する。
1O−(2)
通常のフォト・リソグラフィ技術を適用することに依り
、SiO□膜7のエツチングを行って開ロアAを形成す
る。
、SiO□膜7のエツチングを行って開ロアAを形成す
る。
第11図参照
1l−(1)
エツチング・ガスとして、例えば、
CCl2F、/He (GaAs用)、(、z H6/
H2(InCaAs用)、CZ H& / Hz (
I n、A s用)を用いた反応性イオン・エツチング
(r e a ctive ton etchin
g:RIE)法を適用することに依り、開ロアAをもっ
SiO2膜7をマスクとしてCaAs基板1、GaAs
バッファ層2、I n G a A s / G a
A sからなる超格子バッファ層3、I nAsスペー
サ層4のエツチングを行なって凹所4Aを形成する。
H2(InCaAs用)、CZ H& / Hz (
I n、A s用)を用いた反応性イオン・エツチング
(r e a ctive ton etchin
g:RIE)法を適用することに依り、開ロアAをもっ
SiO2膜7をマスクとしてCaAs基板1、GaAs
バッファ層2、I n G a A s / G a
A sからなる超格子バッファ層3、I nAsスペー
サ層4のエツチングを行なって凹所4Aを形成する。
この工程を経ることで、非線型光学装置の主要部分であ
るInAs/Aj2Sb/GaSb/AfSbからなる
超格子層5の裏面が表出される。尚、この場合のエツチ
ング技術としては、ケミカル・エツチング法を採用する
ことも可能である。
るInAs/Aj2Sb/GaSb/AfSbからなる
超格子層5の裏面が表出される。尚、この場合のエツチ
ング技術としては、ケミカル・エツチング法を採用する
ことも可能である。
第12図参照
真空蒸着法を通用することに依り、凹所4Aも含めた裏
面に厚さ例えば20(nm)のAu膜からなる反射鏡8
を形成する。
面に厚さ例えば20(nm)のAu膜からなる反射鏡8
を形成する。
このようにして作成された非線型光学装置が第1図乃至
第3図について説明した非線型光学装置と全く同様に動
作することは云うまでもない。
第3図について説明した非線型光学装置と全く同様に動
作することは云うまでもない。
前記実施例では基板の材料としてCaAsを用いている
が、例えば、InAs或いはC,aSbなどを基板とし
たものでも良く、むしろ、その方が格子整合性は良好に
なる。
が、例えば、InAs或いはC,aSbなどを基板とし
たものでも良く、むしろ、その方が格子整合性は良好に
なる。
第13図乃至第18図は一実施例を製造する場合につい
て説明する為の工程要所に於ける非線型光学装置の要部
切断側面図を表し、以下、これ等の図を参照しつつ解説
する。尚、本例は基板としてInAsを用いた場合を説
明するものである。
て説明する為の工程要所に於ける非線型光学装置の要部
切断側面図を表し、以下、これ等の図を参照しつつ解説
する。尚、本例は基板としてInAsを用いた場合を説
明するものである。
第13図参照
MBE法を通用することに依って、面方位が(100)
であるfnAs基板11上に厚さが例えば11μm〕の
アン・ドープInAsバッファ層12を成長させる。
であるfnAs基板11上に厚さが例えば11μm〕の
アン・ドープInAsバッファ層12を成長させる。
引き続きMBE法を適用することに依り、第2図又は第
7図について説明したAl/A2/A 3 /A 2、
即ち、I n A s / A Q S b / G
aSb/1esbを一周期とした55周期の超格子層1
3を成長させる。
7図について説明したAl/A2/A 3 /A 2、
即ち、I n A s / A Q S b / G
aSb/1esbを一周期とした55周期の超格子層1
3を成長させる。
第14図参照
真空蒸着法を適用することに依り、超格子層13上に厚
さ例えば20(nm)のA、 u膜からなる反射鏡14
を形成する。
さ例えば20(nm)のA、 u膜からなる反射鏡14
を形成する。
尚、反射鏡としてAu以外の材料を用いることができる
のは前記した通りである。
のは前記した通りである。
第15図参照
InAs基板11の裏面研摩を行って厚さ例えば100
〜200(nm〕程度に薄層化する。
〜200(nm〕程度に薄層化する。
第16図参照
CVD法を適用することに依って、InAs基板11の
裏面に厚さ例えば0.5〔μm〕のSiO□膜15膜形
5する。
裏面に厚さ例えば0.5〔μm〕のSiO□膜15膜形
5する。
通常のフォト・リソグラフィ技術を適用することに依す
、5iOz膜15のエツチングを行って開口15Aを形
成する。
、5iOz膜15のエツチングを行って開口15Aを形
成する。
第17図参照
エツチング・ガスとしてCz H= /H,を用いたR
IE法を適用することに依り、開口15Aを有する5i
Oz膜15をマスクに1nAs基ill、I nAsバ
ッファ層12のエツチングを行なって凹所12Aを形成
する。
IE法を適用することに依り、開口15Aを有する5i
Oz膜15をマスクに1nAs基ill、I nAsバ
ッファ層12のエツチングを行なって凹所12Aを形成
する。
この工程を経ることで、非線型光学装置の主要部分であ
るInAs/AfSb/GaSb//lsbからなる超
格子層13の裏面が表出される。尚、この場合のエツチ
ング技術もケミカル・エツチング法に代替することがで
きる。
るInAs/AfSb/GaSb//lsbからなる超
格子層13の裏面が表出される。尚、この場合のエツチ
ング技術もケミカル・エツチング法に代替することがで
きる。
第18図参照
真空蒸着法を適用することに依り、凹所12A内も含め
た裏面に厚さ例えば20(nm)のAu膜からなる反射
鏡16を形成する。
た裏面に厚さ例えば20(nm)のAu膜からなる反射
鏡16を形成する。
このようにして作成した非線型光学装置は、第1図乃至
第3図について説明した非線型光学装置、或いは、第4
図乃至第12図について説明した工程を採って得られた
非線型光学装置と全く同じ動作をすることができる。
第3図について説明した非線型光学装置、或いは、第4
図乃至第12図について説明した工程を採って得られた
非線型光学装置と全く同じ動作をすることができる。
ところで、前記説明した何れの非線型光学装置に於いて
も、光透過の制御を行う超格子層としては、I n A
s / A I S b / G a S bの組み
合わせを利用したものを例示したが、これは同じエネル
ギ・バンド構造を実現できる材料であれば、他の組み合
わせにしても良いことは勿論である。
も、光透過の制御を行う超格子層としては、I n A
s / A I S b / G a S bの組み
合わせを利用したものを例示したが、これは同じエネル
ギ・バンド構造を実現できる材料であれば、他の組み合
わせにしても良いことは勿論である。
本発明に依る非線型光学装置に於いては、第一の禁制帯
幅をもつ第一の物質膜及び第二の禁制帯幅をもち該第一
の物質膜に隣接する第二の物質膜及び第三の禁制帯幅を
もち該第二の物質膜に一方の側が隣接する第三の物質膜
及び該第三の物質膜の他方の側に隣接する第二の物質膜
とで一周期が構成される超格子を備え、第三の物質膜中
の二次元励起子の電子は第一の物質膜ヘトンネリングし
且つ該トンネリングした電子がインタ・バンド・トンネ
リングして第三の物質膜中に在る正孔と再結合し得るよ
う構成される。
幅をもつ第一の物質膜及び第二の禁制帯幅をもち該第一
の物質膜に隣接する第二の物質膜及び第三の禁制帯幅を
もち該第二の物質膜に一方の側が隣接する第三の物質膜
及び該第三の物質膜の他方の側に隣接する第二の物質膜
とで一周期が構成される超格子を備え、第三の物質膜中
の二次元励起子の電子は第一の物質膜ヘトンネリングし
且つ該トンネリングした電子がインタ・バンド・トンネ
リングして第三の物質膜中に在る正孔と再結合し得るよ
う構成される。
このような構成を採ることに依り、動作光に依る励起子
の励起、或いは、自由電子の励起に依る超格子の屈折率
変化は従来と同様に極めて高速であり、しかも、動作光
を切断した際には、励起された電子を広い量子井戸にト
ンネリングさせて逃がし、更に、このトンネリングした
電子をインタ・バンド・トンネリングに依って正孔と再
結合させるようにしているので、復帰時間はトンネリン
グ時間に依って規制され、従って、この場合も極めて高
速化されることは明らかである。また、このようなメカ
ニズムで電子を高速で正孔と再結合して消滅させること
が可能であることから、高い繰り返し動作を行わせなけ
ればならない場合や高励起光条件の下でも良好に動作さ
せることができる。
の励起、或いは、自由電子の励起に依る超格子の屈折率
変化は従来と同様に極めて高速であり、しかも、動作光
を切断した際には、励起された電子を広い量子井戸にト
ンネリングさせて逃がし、更に、このトンネリングした
電子をインタ・バンド・トンネリングに依って正孔と再
結合させるようにしているので、復帰時間はトンネリン
グ時間に依って規制され、従って、この場合も極めて高
速化されることは明らかである。また、このようなメカ
ニズムで電子を高速で正孔と再結合して消滅させること
が可能であることから、高い繰り返し動作を行わせなけ
ればならない場合や高励起光条件の下でも良好に動作さ
せることができる。
第1図は本発明の詳細な説明する為のエネルギ・バンド
・ダイヤグラム、第2図は本発明一実施例を説明する為
の非線型光学装置の要部切断側面図、第3図は第2図に
見られる実施例に依って得られる光透過率変化を説明す
る為の線図、第4図乃至第12図は一実施例を製造する
場合について説明する為の工程要所に於ける非線型光学
装置の要部切断側面図、第13図乃至第18図は一実施
例を製造する場合について説明するための工程要所に於
ける非線型光学装置の要部切断側面図、第19図は従来
の非線型光学装置を説明する為の要部構成説明図、第2
0図は第19図に見られる非線型光学装置のエネルギ・
バンド、ダイヤグラム、第21図は第19図及び第20
図について説明した従来例を改良した非線型光学装置の
原理を説明する為の要部説明図をそれぞれ表している。 図に於いて、A1は第一の禁制帯幅をもつ第一の物質膜
、A2は第二の禁制帯幅をもつ第二の物質膜、A3は第
三の禁制帯幅をもつ第三の物質膜、11は被動作光、I
2は動作光、Byはフェルミ・レベル、Evは価電子帯
の頂、E、は伝導帯の底をそれぞれ示している。 特許出願人 富士通株式会社 代理人弁理士 相 谷 昭 司 代理人弁理士 渡 邊 弘 − 第2図 (ps) 第2図に見られる実施例1こ依フて得られる光透過事変
化を説明する為の線図 第3図 第4図 工程要所に於ける非線型光学装置の要部切断側面図第8
図 工程要所に於ける非線型光学装置の要部切断側面図工程
要所に於ける非線型光学装置の要部切断側面図工程要所
に於ける非線型光学装置の要部切断側面図第10図 第11図 第12図 工程要所1こ於ける非線型光学装置の要部切断側面図第
16図 工程要所に於ける非線型光学装置の要部切断側面図第1
3図 工程要所に於ける非線型光学装置の要部切断側面囚第1
4図 第17図 第18図 従来の非線型光学装置を説明する為の要部構成説明区第
19図 エネルギ・バンド・ダイヤグラム 第20図 第21図
・ダイヤグラム、第2図は本発明一実施例を説明する為
の非線型光学装置の要部切断側面図、第3図は第2図に
見られる実施例に依って得られる光透過率変化を説明す
る為の線図、第4図乃至第12図は一実施例を製造する
場合について説明する為の工程要所に於ける非線型光学
装置の要部切断側面図、第13図乃至第18図は一実施
例を製造する場合について説明するための工程要所に於
ける非線型光学装置の要部切断側面図、第19図は従来
の非線型光学装置を説明する為の要部構成説明図、第2
0図は第19図に見られる非線型光学装置のエネルギ・
バンド、ダイヤグラム、第21図は第19図及び第20
図について説明した従来例を改良した非線型光学装置の
原理を説明する為の要部説明図をそれぞれ表している。 図に於いて、A1は第一の禁制帯幅をもつ第一の物質膜
、A2は第二の禁制帯幅をもつ第二の物質膜、A3は第
三の禁制帯幅をもつ第三の物質膜、11は被動作光、I
2は動作光、Byはフェルミ・レベル、Evは価電子帯
の頂、E、は伝導帯の底をそれぞれ示している。 特許出願人 富士通株式会社 代理人弁理士 相 谷 昭 司 代理人弁理士 渡 邊 弘 − 第2図 (ps) 第2図に見られる実施例1こ依フて得られる光透過事変
化を説明する為の線図 第3図 第4図 工程要所に於ける非線型光学装置の要部切断側面図第8
図 工程要所に於ける非線型光学装置の要部切断側面図工程
要所に於ける非線型光学装置の要部切断側面図工程要所
に於ける非線型光学装置の要部切断側面図第10図 第11図 第12図 工程要所1こ於ける非線型光学装置の要部切断側面図第
16図 工程要所に於ける非線型光学装置の要部切断側面図第1
3図 工程要所に於ける非線型光学装置の要部切断側面囚第1
4図 第17図 第18図 従来の非線型光学装置を説明する為の要部構成説明区第
19図 エネルギ・バンド・ダイヤグラム 第20図 第21図
Claims (2)
- (1)第一の禁制帯幅をもつ第一の物質膜及び第二の禁
制帯幅をもち該第一の物質膜に隣接する第二の物質膜及
び第三の禁制帯幅をもち該第二の物質膜に一方の側が隣
接する第三の物質膜及び該第三の物質膜の他方の側に隣
接する第二の物質膜とで一周期が構成される超格子を備
え、該第三の物質膜はその中に二次元励起子が存在し得
る厚さをもつと共にそこでの価電子帯の頂が該第一の物
質膜に於ける伝導帯の底に比較してエネルギ・レベルが
高いこと、 前記第二の物質膜はその禁制帯幅が該第三の物質膜に於
けるそれと比較して広く、また、該第三の物質膜とのヘ
テロ界面ではタイプ I と呼ばれるエネルギ・バンド構
造を成し且つ該第一の物質膜とのヘテロ界面ではタイプ
II(スタガード型)若しくはタイプ I と呼ばれるエネ
ルギバンド構造を成し、更にまた、該第三の物質膜中の
二次元励起子の電子が該第一の物質膜へトンネリングし
且つ該トンネリングした電子がインタ・バンド・トンネ
リングして該第三の物質膜中に在る正孔と再結合し得る
厚さを持つこと、 を特徴とする非線型光学装置。 - (2)前記超格子の表裏両側にファプリ・ペロー共振器
を生成する為の反射鏡が形成されてなることを特徴とす
る請求項(1)記載の非線型光学装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13967390A JPH0434420A (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | 非線型光学装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13967390A JPH0434420A (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | 非線型光学装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0434420A true JPH0434420A (ja) | 1992-02-05 |
Family
ID=15250756
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13967390A Pending JPH0434420A (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | 非線型光学装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0434420A (ja) |
-
1990
- 1990-05-31 JP JP13967390A patent/JPH0434420A/ja active Pending
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