JPH0434443B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0434443B2 JPH0434443B2 JP59236800A JP23680084A JPH0434443B2 JP H0434443 B2 JPH0434443 B2 JP H0434443B2 JP 59236800 A JP59236800 A JP 59236800A JP 23680084 A JP23680084 A JP 23680084A JP H0434443 B2 JPH0434443 B2 JP H0434443B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- amine
- fluid
- treatment
- equipment
- hcn
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Treating Waste Gases (AREA)
- Gas Separation By Absorption (AREA)
- Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)
Description
発明の目的
産業上の利用分野
この発明は硫化水素などの酸性成分を含有する
流体をアミン溶液で処理して該酸性成分を除去す
る装置の防蝕方法に関するものである。 従来の技術 LPGあるいはオフガス等の、硫化水素などの
酸性成分を含有する流体から、該酸性成分を除去
する方法の一つにアミン処理がある。 これを流体をエタノールアミンなどのアミン溶
液と接触させて、流体中の酸性成分をアミン溶液
に吸収させることにより精製流体を得、一方酸性
成分を吸収したアミン溶液は再生して更に吸収液
として使用する方法である。 ところが処理される流体中にHCNが含まれて
いると、このアミン処理工程における管路、再生
塔、リボイラーなどの装置の腐食やアミン溶液の
劣化が促進される。 アミン溶液処理する装置の腐食を防止する方法
としては、 防食剤の添加があるが、適当な防食剤がな
く、また一般に費用がかかる。 鉄製粒状体をアミン溶液処理系内の特定位置
に配置し、これをアミン吸収液中のH2S、
HCNで腐食させてFe(CN)6 -4とすることによ
り他の管路や脱硫機器の腐食を防いでCOGの
脱硫を行なう方法(特開昭58−61183)がある
が、これは鉄製粒状体を定期的に交換する必要
がある。 HCNとH2Sとを含む酸性ガスをアミン溶液
吸収させる際に、、アミン溶液中に十分な量の
NH4 +を存在させることによりアミンの劣化を
防ぐ方法(特開昭58−41100)が提案されてい
るが、これは溶液中のチオシアネートが実質的
にチオ尿素になるようにアンモニウムイオンを
存在させねばならず、HCNの含量が変動する
流体を処理する場合には操作が複雑になりやす
い。 発明が解決しようとする問題点 本発明は、従来法の欠点を除き、流体をアミン
処理する装置の腐食を防止し、同時にアミン溶液
の劣化を低減して、流体のアミン溶液処理が効果
的に行えるような方法を提供することを目的とす
る。 発明の構成 問題点を解決するための手段 本発明は、酸性成分を含む流体をアミン処理す
る前に、該流体を多硫化ソーダと接触させること
よりなる流体をアミン処理する装置の腐食防止法
である。 即ち、酸性成分を含む流体を先ず多硫化ソーダ
(Na2S4)水溶液と接触させることにより、流体
中のHCNを分離除去してからアミン処理を行う。 この場合、CN-はSCN-として水溶液中に吸収
される。 流体としては、HCNびH2Sを含有するもので
あればすべて適用できる。特に、重質油を流動接
触分解して得られるオフガスやLPGの如く炭化
水素系の流体に適している。 酸性成分を含む流体と多硫化ソーダ水溶液との
接触は、充填物、トレイ、あるいはスプレー等を
設けた吸収塔で行い、多硫化ソーダ水溶液を循環
しつつ流体を吸収塔下部から送入して向流接触さ
せる。この場合、循環液のPHを7.0以上に維持す
ることが重要で、循環液の一部を間欠的あるいは
連続的に抜き出し、抜き出した量に見合う量の多
硫化ソーダを外部から補充供給する。 吸収されたHCNと多硫化ソーダとを十分に反
応させるため、吸収塔底部での滞留時間は少なく
とも30分以上とすることが好ましい。 吸収塔から排出される廃ソーダ水溶液は少量な
ので、プラント内の廃水ストリツパーで他のプロ
セス廃水と共に処理することが可能である。 廃ソーダ水溶液中のSCN-は廃水中のH2S及び
NH3との反応ならびにストリツパーで加熱され
ることによりCO2及びH2Sに分解される。 多硫化ソーダとの接触処理をしてHCNの大部
分を除去した後の酸性成分を含む流体は通常のア
ミン処理、即ちモノエタノールアミン、ジエタノ
ールアミン、ジイソプロパノールアミン、ジグリ
コールアミン、メチルジエタノールアミンなどを
吸収剤として使用することによりH2Sのような酸
性成分が除去される。 作 用 多硫化ソーダとの接触処理により、アミン処理
する装置へ送られる流体中のHCNを10ppm以下、
数ppmのオーダーにすることが可能で、アミン処
理する装置の腐食を効果的に低減させると共にア
ミン溶液の劣化をも防止できる。 実施例 1 FCCからのオフガス及びLPGを、圧力10Kg/
cm2、温度38℃で多硫化ソーダ処理した後アミンを
行つた。アミン処理では20wt%ジエタノールア
ミン溶液を使用した。原料硫体、多硫化ソーダ処
理後の流体及びアミン処理後の流体中のH2S、
NH3及びHCN濃度を第1表に示す。
流体をアミン溶液で処理して該酸性成分を除去す
る装置の防蝕方法に関するものである。 従来の技術 LPGあるいはオフガス等の、硫化水素などの
酸性成分を含有する流体から、該酸性成分を除去
する方法の一つにアミン処理がある。 これを流体をエタノールアミンなどのアミン溶
液と接触させて、流体中の酸性成分をアミン溶液
に吸収させることにより精製流体を得、一方酸性
成分を吸収したアミン溶液は再生して更に吸収液
として使用する方法である。 ところが処理される流体中にHCNが含まれて
いると、このアミン処理工程における管路、再生
塔、リボイラーなどの装置の腐食やアミン溶液の
劣化が促進される。 アミン溶液処理する装置の腐食を防止する方法
としては、 防食剤の添加があるが、適当な防食剤がな
く、また一般に費用がかかる。 鉄製粒状体をアミン溶液処理系内の特定位置
に配置し、これをアミン吸収液中のH2S、
HCNで腐食させてFe(CN)6 -4とすることによ
り他の管路や脱硫機器の腐食を防いでCOGの
脱硫を行なう方法(特開昭58−61183)がある
が、これは鉄製粒状体を定期的に交換する必要
がある。 HCNとH2Sとを含む酸性ガスをアミン溶液
吸収させる際に、、アミン溶液中に十分な量の
NH4 +を存在させることによりアミンの劣化を
防ぐ方法(特開昭58−41100)が提案されてい
るが、これは溶液中のチオシアネートが実質的
にチオ尿素になるようにアンモニウムイオンを
存在させねばならず、HCNの含量が変動する
流体を処理する場合には操作が複雑になりやす
い。 発明が解決しようとする問題点 本発明は、従来法の欠点を除き、流体をアミン
処理する装置の腐食を防止し、同時にアミン溶液
の劣化を低減して、流体のアミン溶液処理が効果
的に行えるような方法を提供することを目的とす
る。 発明の構成 問題点を解決するための手段 本発明は、酸性成分を含む流体をアミン処理す
る前に、該流体を多硫化ソーダと接触させること
よりなる流体をアミン処理する装置の腐食防止法
である。 即ち、酸性成分を含む流体を先ず多硫化ソーダ
(Na2S4)水溶液と接触させることにより、流体
中のHCNを分離除去してからアミン処理を行う。 この場合、CN-はSCN-として水溶液中に吸収
される。 流体としては、HCNびH2Sを含有するもので
あればすべて適用できる。特に、重質油を流動接
触分解して得られるオフガスやLPGの如く炭化
水素系の流体に適している。 酸性成分を含む流体と多硫化ソーダ水溶液との
接触は、充填物、トレイ、あるいはスプレー等を
設けた吸収塔で行い、多硫化ソーダ水溶液を循環
しつつ流体を吸収塔下部から送入して向流接触さ
せる。この場合、循環液のPHを7.0以上に維持す
ることが重要で、循環液の一部を間欠的あるいは
連続的に抜き出し、抜き出した量に見合う量の多
硫化ソーダを外部から補充供給する。 吸収されたHCNと多硫化ソーダとを十分に反
応させるため、吸収塔底部での滞留時間は少なく
とも30分以上とすることが好ましい。 吸収塔から排出される廃ソーダ水溶液は少量な
ので、プラント内の廃水ストリツパーで他のプロ
セス廃水と共に処理することが可能である。 廃ソーダ水溶液中のSCN-は廃水中のH2S及び
NH3との反応ならびにストリツパーで加熱され
ることによりCO2及びH2Sに分解される。 多硫化ソーダとの接触処理をしてHCNの大部
分を除去した後の酸性成分を含む流体は通常のア
ミン処理、即ちモノエタノールアミン、ジエタノ
ールアミン、ジイソプロパノールアミン、ジグリ
コールアミン、メチルジエタノールアミンなどを
吸収剤として使用することによりH2Sのような酸
性成分が除去される。 作 用 多硫化ソーダとの接触処理により、アミン処理
する装置へ送られる流体中のHCNを10ppm以下、
数ppmのオーダーにすることが可能で、アミン処
理する装置の腐食を効果的に低減させると共にア
ミン溶液の劣化をも防止できる。 実施例 1 FCCからのオフガス及びLPGを、圧力10Kg/
cm2、温度38℃で多硫化ソーダ処理した後アミンを
行つた。アミン処理では20wt%ジエタノールア
ミン溶液を使用した。原料硫体、多硫化ソーダ処
理後の流体及びアミン処理後の流体中のH2S、
NH3及びHCN濃度を第1表に示す。
【表】
またこの場合のアミン処理装置(炭素鋼)の腐
食速度及びアミンの劣化程度を、原料流体の多硫
化ソーダ処理を行わず直接アミン処理を行つた場
合と比較したデータを第2表に示す。
食速度及びアミンの劣化程度を、原料流体の多硫
化ソーダ処理を行わず直接アミン処理を行つた場
合と比較したデータを第2表に示す。
【表】
発明の効果
(1) アミン処理装置の腐食を軽減できる。
(2) アミン処理装置の機器及び配管を低級材料
(炭素鋼)で構成できるので、装置の設備費の
低減化がはかれる。 (3) アミン溶液の汚れが防止でき、フオーミング
等のトラブルが防止できる。 (4) アミン溶液の劣化を低減でき、アミン消費量
を削減できる。
(炭素鋼)で構成できるので、装置の設備費の
低減化がはかれる。 (3) アミン溶液の汚れが防止でき、フオーミング
等のトラブルが防止できる。 (4) アミン溶液の劣化を低減でき、アミン消費量
を削減できる。
Claims (1)
- 1 酸性成分を含む流体をアミン処理する前に、
該流体を多硫化ソーダと接触させることよりなる
流体をアミン処理する装置の腐食防止法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59236800A JPS61114713A (ja) | 1984-11-12 | 1984-11-12 | 流体をアミン処理する装置の腐食防止法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59236800A JPS61114713A (ja) | 1984-11-12 | 1984-11-12 | 流体をアミン処理する装置の腐食防止法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61114713A JPS61114713A (ja) | 1986-06-02 |
| JPH0434443B2 true JPH0434443B2 (ja) | 1992-06-08 |
Family
ID=17005973
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59236800A Granted JPS61114713A (ja) | 1984-11-12 | 1984-11-12 | 流体をアミン処理する装置の腐食防止法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61114713A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6215511B2 (ja) * | 2010-07-16 | 2017-10-18 | 栗田工業株式会社 | ボイラ用防食剤 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5956584A (ja) * | 1982-07-14 | 1984-04-02 | エクソン・リサーチ・アンド・エンヂニアリング・コムパニー | アルカリ系における腐食防止方法 |
-
1984
- 1984-11-12 JP JP59236800A patent/JPS61114713A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61114713A (ja) | 1986-06-02 |
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