JPH04344842A - 耐圧強度が高いdi缶体の製造方法 - Google Patents
耐圧強度が高いdi缶体の製造方法Info
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- JPH04344842A JPH04344842A JP3142465A JP14246591A JPH04344842A JP H04344842 A JPH04344842 A JP H04344842A JP 3142465 A JP3142465 A JP 3142465A JP 14246591 A JP14246591 A JP 14246591A JP H04344842 A JPH04344842 A JP H04344842A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アルミニウム、ブリキ
等のDI成形により製造されるDI缶体に係り、特に気
体、液体を封入する缶体のうち、耐圧強度が高いDI缶
の製造方法に関するものである。
等のDI成形により製造されるDI缶体に係り、特に気
体、液体を封入する缶体のうち、耐圧強度が高いDI缶
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
DI缶体の製造方法としては、DI(絞り、しごき)成
形後、DIポンチの先端部、缶底ダイス及びドーミング
ポンチを利用し、脚部及びドーム部を有する缶底を成形
する方法が行われている。
DI缶体の製造方法としては、DI(絞り、しごき)成
形後、DIポンチの先端部、缶底ダイス及びドーミング
ポンチを利用し、脚部及びドーム部を有する缶底を成形
する方法が行われている。
【0003】脚部については、主に飲料缶で缶を積み重
ねた場合、下の缶の蓋(エンド)形状と噛み合って積み
重ね易くする役割と、内圧が加わる場合にドーム部の膨
出を防ぐ役割を有している。
ねた場合、下の缶の蓋(エンド)形状と噛み合って積み
重ね易くする役割と、内圧が加わる場合にドーム部の膨
出を防ぐ役割を有している。
【0004】缶底の耐圧強度、つまり、凹状のドーム部
が反転して凸状となる時の内圧は、素材・板厚が同一で
あるならば、この脚部先端の曲率半径と密接な関係があ
り、曲率半径が小さい方が耐圧強度が高いことが知られ
ており、特公平1−50493号においても、DI成形
後、ロール成形(再成形)により、脚部曲率半径を小さ
くする方法が提案されている。
が反転して凸状となる時の内圧は、素材・板厚が同一で
あるならば、この脚部先端の曲率半径と密接な関係があ
り、曲率半径が小さい方が耐圧強度が高いことが知られ
ており、特公平1−50493号においても、DI成形
後、ロール成形(再成形)により、脚部曲率半径を小さ
くする方法が提案されている。
【0005】しかしながら、DI成形後、再成形を行な
うことは、そのための設備が必要となり、缶体の製造コ
ストを上げることになる。また、再成形(ロール成形)
により、脚部と缶胴をつなぐヒール部の缶体中心軸に対
する傾斜角が再成形前より大きくなる。このため、再成
形後の缶体に軸力をかけた時にヒール部での塑性変形(
缶底座屈)が生じ易く、ひいては再成形前の缶体より缶
底の缶体軸方向の座屈強度が低下する。したがって、ロ
ール成形(再成形)による方法は、単に現存するDI成
形及び缶底成形された缶体を再成形することはできず、
再成形によるヒール部の変形を予測し、DI成形及び缶
底成形に用いる金型の変更も、結局のところ必要となる
。
うことは、そのための設備が必要となり、缶体の製造コ
ストを上げることになる。また、再成形(ロール成形)
により、脚部と缶胴をつなぐヒール部の缶体中心軸に対
する傾斜角が再成形前より大きくなる。このため、再成
形後の缶体に軸力をかけた時にヒール部での塑性変形(
缶底座屈)が生じ易く、ひいては再成形前の缶体より缶
底の缶体軸方向の座屈強度が低下する。したがって、ロ
ール成形(再成形)による方法は、単に現存するDI成
形及び缶底成形された缶体を再成形することはできず、
再成形によるヒール部の変形を予測し、DI成形及び缶
底成形に用いる金型の変更も、結局のところ必要となる
。
【0006】これらのことより、再成形を用いず、単に
DIポンチだけの変更により、高耐圧缶底が得られる製
造方法が要望されていた。
DIポンチだけの変更により、高耐圧缶底が得られる製
造方法が要望されていた。
【0007】しかしながら、再成形を施さずに耐圧強度
が高いDI缶を製造する場合には、DIポンチの脚部成
形部の曲率半径を小径化すればよいことになるが、従来
、DIポンチの脚部成形部は、DIポンチ中心軸側及び
外側曲率半径が同一であった。このため、脚部の小径化
は、脚部全体の曲率半径を小さくすることになり、ドー
ム成形時、脚部付近の素材のドーム部への流れ込みが生
じにくくなり、ドーム立ち上がり部でくびれが発生し、
更にドーム部を深く成形した場合、破断が生じる。 くびれが発生すると耐圧強度が低下する。また、くびれ
・破断を避けるため、ドーム深さを小さくすると、ドー
ム部が反転し易く、これも耐圧強度の低下を招く。しか
も、DI缶の内面は、缶底成形後、スプレー塗装される
ため、脚部曲率半径の小径化を施すと、脚部内面が十分
に塗装できないという問題が生じる。これらの問題より
、脚部曲率半径の小径化ができなかった。
が高いDI缶を製造する場合には、DIポンチの脚部成
形部の曲率半径を小径化すればよいことになるが、従来
、DIポンチの脚部成形部は、DIポンチ中心軸側及び
外側曲率半径が同一であった。このため、脚部の小径化
は、脚部全体の曲率半径を小さくすることになり、ドー
ム成形時、脚部付近の素材のドーム部への流れ込みが生
じにくくなり、ドーム立ち上がり部でくびれが発生し、
更にドーム部を深く成形した場合、破断が生じる。 くびれが発生すると耐圧強度が低下する。また、くびれ
・破断を避けるため、ドーム深さを小さくすると、ドー
ム部が反転し易く、これも耐圧強度の低下を招く。しか
も、DI缶の内面は、缶底成形後、スプレー塗装される
ため、脚部曲率半径の小径化を施すと、脚部内面が十分
に塗装できないという問題が生じる。これらの問題より
、脚部曲率半径の小径化ができなかった。
【0008】本発明は、上述の従来技術の問題点を解決
し、DIポンチを用いて、DI成形及び缶底成形のみで
耐圧強度の高い缶底を有するDI缶体を製造する方法を
提供することを目的とするものである。
し、DIポンチを用いて、DI成形及び缶底成形のみで
耐圧強度の高い缶底を有するDI缶体を製造する方法を
提供することを目的とするものである。
【0009】前記課題を解決するため、本発明者は、比
較的単純な形状を有するDIポンチを用いてDI成形及
び缶底成形のみで耐圧強度の高い缶底を有するDI缶体
を製造し得る方策について鋭意研究を重ねた結果、缶体
の耐圧強度を上げる缶体脚部の従来の小径化は、DIポ
ンチの脚部成形部のDIポンチ中心軸側曲率半径と外側
曲率半径を共に小さくすることで、それら双方とも耐圧
強度を上げる効果があるが、各々の曲率半径と脚部成形
前の缶底部の平均板厚の或る関係が成立する場合、一方
の曲率半径の小径化が他方の曲率半径の小径化より効果
があることが判明した。また、更に、一方のみの曲率半
径の小径化の方が、両方の曲率半径の小径化よりドーム
立ち上がり部でくびれが発生せず、耐圧強度を低下させ
ないことが判明し、ここに本発明を完成したものである
。
較的単純な形状を有するDIポンチを用いてDI成形及
び缶底成形のみで耐圧強度の高い缶底を有するDI缶体
を製造し得る方策について鋭意研究を重ねた結果、缶体
の耐圧強度を上げる缶体脚部の従来の小径化は、DIポ
ンチの脚部成形部のDIポンチ中心軸側曲率半径と外側
曲率半径を共に小さくすることで、それら双方とも耐圧
強度を上げる効果があるが、各々の曲率半径と脚部成形
前の缶底部の平均板厚の或る関係が成立する場合、一方
の曲率半径の小径化が他方の曲率半径の小径化より効果
があることが判明した。また、更に、一方のみの曲率半
径の小径化の方が、両方の曲率半径の小径化よりドーム
立ち上がり部でくびれが発生せず、耐圧強度を低下させ
ないことが判明し、ここに本発明を完成したものである
。
【0010】すなわち、本発明は、DI(絞り、しごき
)成形において製造される缶体のDI成形後の缶底を成
形する工程において、缶底部の脚部を成形するDIポン
チ脚部成形部の断面形状において、DIポンチ中心軸側
曲率半径をRi、外側曲率半径をRo、脚部成形前の缶
体の缶底部の平均板厚をtとし、Ri+Ro≦12・t
の関係を有する場合、t<RiかつRi≦0.5・Ro
、Ri+Ro>12・tの関係を有する場合、t<Ro
かつRo≦0.5・Ri、の関係を有する各曲率半径が
脚部先端で、滑らかにつながるDIポンチを使用して缶
底を成形することを特徴とする耐圧強度が高いDI缶体
の製造方法を要旨とするものである。
)成形において製造される缶体のDI成形後の缶底を成
形する工程において、缶底部の脚部を成形するDIポン
チ脚部成形部の断面形状において、DIポンチ中心軸側
曲率半径をRi、外側曲率半径をRo、脚部成形前の缶
体の缶底部の平均板厚をtとし、Ri+Ro≦12・t
の関係を有する場合、t<RiかつRi≦0.5・Ro
、Ri+Ro>12・tの関係を有する場合、t<Ro
かつRo≦0.5・Ri、の関係を有する各曲率半径が
脚部先端で、滑らかにつながるDIポンチを使用して缶
底を成形することを特徴とする耐圧強度が高いDI缶体
の製造方法を要旨とするものである。
【0011】以下に本発明を更に詳述する。
【0012】
【0013】図2は缶底を成形するDIポンチ1の断面
を示したものである。このDIポンチの脚部成形部の断
面形状の詳細を図1に示すが、脚部成形部の先端11は
、ポンチ中心軸側曲率半径Riと外側曲率半径Roが脚
部先端で滑らかにつながった形状となっている。
を示したものである。このDIポンチの脚部成形部の断
面形状の詳細を図1に示すが、脚部成形部の先端11は
、ポンチ中心軸側曲率半径Riと外側曲率半径Roが脚
部先端で滑らかにつながった形状となっている。
【0014】このDIポンチ1及び缶底ダイス3とドー
ミングポンチ4で缶体を成形する場合、まず、図2に示
すように、DIポンチ1の進行と共に素材5は缶底ダイ
ス3と接触し、DIポンチと缶底ダイス間で押えられ、
これがしわ押えの役割を果たす。次に、ドーミングポン
チ4が動作し、図3に示すように、缶底中央部を張り出
し始める。そして、図4に示すように、所定の高さまで
達した時、脚部51及びドーム部52が形成される。
ミングポンチ4で缶体を成形する場合、まず、図2に示
すように、DIポンチ1の進行と共に素材5は缶底ダイ
ス3と接触し、DIポンチと缶底ダイス間で押えられ、
これがしわ押えの役割を果たす。次に、ドーミングポン
チ4が動作し、図3に示すように、缶底中央部を張り出
し始める。そして、図4に示すように、所定の高さまで
達した時、脚部51及びドーム部52が形成される。
【0015】ここで、脚部成形前の缶体の缶底部の平均
板厚をtとすると、Ri+Ro≦12・tの関係を有す
る場合、DIポンチの脚部成形部のポンチ中心軸側曲率
半径を外側曲率半径に対し小さくする。これにより、缶
体脚部の缶体中心軸側曲率半径(Ri´)を小さくする
ことができる。成形が終了した缶体内に陽圧が作用する
と、ドーム部を缶体中心軸方向に移動させる力が働き、
この力は立ち上がり部に伝達され、脚部内側の膨出を促
すが、この時、缶体脚部の缶体中心軸側曲率半径が小さ
いと膨出しにくく、ドーム部の反転が起こりにくくなる
。つまり、耐圧強度を上げることになる。板厚に比べて
曲率半径の合計(Ri+Ro)が小さい場合、この効果
は大きい。但し、Ri>0.5・Roとなると、その効
果は小さいため、Ri≦0.5・Roとする。
板厚をtとすると、Ri+Ro≦12・tの関係を有す
る場合、DIポンチの脚部成形部のポンチ中心軸側曲率
半径を外側曲率半径に対し小さくする。これにより、缶
体脚部の缶体中心軸側曲率半径(Ri´)を小さくする
ことができる。成形が終了した缶体内に陽圧が作用する
と、ドーム部を缶体中心軸方向に移動させる力が働き、
この力は立ち上がり部に伝達され、脚部内側の膨出を促
すが、この時、缶体脚部の缶体中心軸側曲率半径が小さ
いと膨出しにくく、ドーム部の反転が起こりにくくなる
。つまり、耐圧強度を上げることになる。板厚に比べて
曲率半径の合計(Ri+Ro)が小さい場合、この効果
は大きい。但し、Ri>0.5・Roとなると、その効
果は小さいため、Ri≦0.5・Roとする。
【0016】なお、Riを小さくした場合、Roを大き
くする、すなわち、Ri+Roをほぼ一定にすれば、缶
体脚部の平均的な曲率半径は変わることがなく、ドーム
部成形時、脚部付近の素材のドーム部への流れ込みは生
じ易く、ドーム立ち上がり部でのくびれ、破断の発生は
なく、十分なドーム深さが得られる。また、スプレー方
式による脚部内面塗装も、缶体脚部の平均的な曲率半径
は変わることがないから、従来と同様に十分に行われる
。
くする、すなわち、Ri+Roをほぼ一定にすれば、缶
体脚部の平均的な曲率半径は変わることがなく、ドーム
部成形時、脚部付近の素材のドーム部への流れ込みは生
じ易く、ドーム立ち上がり部でのくびれ、破断の発生は
なく、十分なドーム深さが得られる。また、スプレー方
式による脚部内面塗装も、缶体脚部の平均的な曲率半径
は変わることがないから、従来と同様に十分に行われる
。
【0017】但し、Riが極端に小さくなり、t≧Ri
となると、脚部成形時に素材の変形が厳しくなり、脚部
で破断が生じる。よって、t<Riとする。
となると、脚部成形時に素材の変形が厳しくなり、脚部
で破断が生じる。よって、t<Riとする。
【0018】また、Ri+Ro>12・tの関係を有す
る場合、DIポンチの脚部成形部のポンチ外側曲率半径
をポンチ中心軸側曲率半径に対し小さくする。これによ
り、缶体脚部の外側曲率半径(Ro´)を小さくするこ
とができる。缶体に陽圧が作用すると、前述の如く脚部
内側が膨出していくが、同時に脚部全体が拡がり、曲率
半径が大きくなる。この時、脚部外側曲率半径を小さく
することで、この脚部全体の拡がりを抑制することがで
き、ドーム反転が起こりにくくなり、耐圧強度を上げる
ことになる。板厚に比べて曲率半径の合計(Ri+Ro
)が大きい場合、この効果は大きい。但し、Ro>0.
5・Riとなると、その効果は小さい。よって、Ro≦
0.5・Riとする。
る場合、DIポンチの脚部成形部のポンチ外側曲率半径
をポンチ中心軸側曲率半径に対し小さくする。これによ
り、缶体脚部の外側曲率半径(Ro´)を小さくするこ
とができる。缶体に陽圧が作用すると、前述の如く脚部
内側が膨出していくが、同時に脚部全体が拡がり、曲率
半径が大きくなる。この時、脚部外側曲率半径を小さく
することで、この脚部全体の拡がりを抑制することがで
き、ドーム反転が起こりにくくなり、耐圧強度を上げる
ことになる。板厚に比べて曲率半径の合計(Ri+Ro
)が大きい場合、この効果は大きい。但し、Ro>0.
5・Riとなると、その効果は小さい。よって、Ro≦
0.5・Riとする。
【0019】なお、Roを小さくした場合、Riを大き
くする、すなわち、Ri+Roをほぼ一定にすることで
、前述と同様に、脚部の平均的な曲率半径は変わること
なく、脚部付近の素材のドーム部への流れ込みは生じ易
く、十分なドーム深さが得られ、脚部内面塗装も十分に
行われる。
くする、すなわち、Ri+Roをほぼ一定にすることで
、前述と同様に、脚部の平均的な曲率半径は変わること
なく、脚部付近の素材のドーム部への流れ込みは生じ易
く、十分なドーム深さが得られ、脚部内面塗装も十分に
行われる。
【0020】次に本発明の実施例を示す。
【0021】
【実施例1】
【0022】図1に示すDIポンチを用いて、A300
4−H19材をDI成形すると同時に缶底の成形を行っ
た。その際のDIポンチの脚部成形部のDIポンチ中心
軸側曲率半径Ri、外側曲率半径Roを
4−H19材をDI成形すると同時に缶底の成形を行っ
た。その際のDIポンチの脚部成形部のDIポンチ中心
軸側曲率半径Ri、外側曲率半径Roを
【表1】
及び
【表2】
に示す。なお、ドームの深さ(脚部先端からドーム中央
までの高さ)は耐圧強度に影響するので、すべて9.0
mmとなるように成形した。
までの高さ)は耐圧強度に影響するので、すべて9.0
mmとなるように成形した。
【0023】成形後、缶底脚部の形状(缶体脚部の缶体
中心軸側曲率半径Ri´、外側曲率半径Ro´)を測定
し、缶内をN2にて加圧してドーム部が反転する時の圧
力(耐圧強度)を測定した。その結果を表1及び表2に
示す。
中心軸側曲率半径Ri´、外側曲率半径Ro´)を測定
し、缶内をN2にて加圧してドーム部が反転する時の圧
力(耐圧強度)を測定した。その結果を表1及び表2に
示す。
【0024】表1より、Ri+Ro≦12・tの関係を
有する場合(No.1〜No.8)、DIポンチの形状
をRi≦0.5・Roの関係とすることで、缶体の耐圧
強度が向上している。また、表2より、Ri+Ro>1
2・tの関係を有する場合(No.9〜No.16)、
DIポンチの形状をRo≦0.5・Riの関係とするこ
とで、缶体の耐圧強度が向上している。
有する場合(No.1〜No.8)、DIポンチの形状
をRi≦0.5・Roの関係とすることで、缶体の耐圧
強度が向上している。また、表2より、Ri+Ro>1
2・tの関係を有する場合(No.9〜No.16)、
DIポンチの形状をRo≦0.5・Riの関係とするこ
とで、缶体の耐圧強度が向上している。
【0025】
【実施例2】
【0026】図1に示すDIポンチを用いてA3004
−H19材をDI成形すると同時に缶底成形を行った。 ここで、実施例1で用いたNo.1のDIポンチとRi
=Ro=1mmのDIポンチを用い、ドーミングポンチ
の成形圧を変更してドーム深さを変えた。また更に、成
形された缶体の耐圧強度も測定した。その結果を
−H19材をDI成形すると同時に缶底成形を行った。 ここで、実施例1で用いたNo.1のDIポンチとRi
=Ro=1mmのDIポンチを用い、ドーミングポンチ
の成形圧を変更してドーム深さを変えた。また更に、成
形された缶体の耐圧強度も測定した。その結果を
【表3
】 に示す。
】 に示す。
【0027】表3より、本発明例(No.1〜No.3
)では、ドーム深さ11mmまで成形可能であるが、D
Iポンチの中心軸側曲率半径、外側曲率半径が共に1m
mのものは、ドーム深さ10mmでドーム立ち上がり部
で破断が生じた。また、ドーム深さ9mmのNo.4は
、DIポンチの外側曲率半径がNo.1よりも小さく脚
部の平均的な曲率半径が小さいにも拘らず、ドーム立ち
上がり部でくびれが発生したため、耐圧強度は低くなっ
た。つまり、脚部の平均的な曲率半径を大きくした缶体
は曲率半径が小さい缶体より耐圧強度が高くなった。
)では、ドーム深さ11mmまで成形可能であるが、D
Iポンチの中心軸側曲率半径、外側曲率半径が共に1m
mのものは、ドーム深さ10mmでドーム立ち上がり部
で破断が生じた。また、ドーム深さ9mmのNo.4は
、DIポンチの外側曲率半径がNo.1よりも小さく脚
部の平均的な曲率半径が小さいにも拘らず、ドーム立ち
上がり部でくびれが発生したため、耐圧強度は低くなっ
た。つまり、脚部の平均的な曲率半径を大きくした缶体
は曲率半径が小さい缶体より耐圧強度が高くなった。
【0028】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
特定の形状を有するDIポンチを用いて缶底脚部を成形
することにより、耐圧強度の高い缶体を得ることができ
、更に、DIポンチの脚部を全体に小径化するのに比べ
、成形性も向上する。したがって、より耐圧強度が高い
ことを必要とする飲料缶等の製造が可能となり、DI缶
の利用分野が拡がる効果は大きい。また、耐圧強度の最
低値が定められると、より薄肉の板厚でその缶体の耐圧
強度が確保できることになり、コストダウンを図ること
も可能である。
特定の形状を有するDIポンチを用いて缶底脚部を成形
することにより、耐圧強度の高い缶体を得ることができ
、更に、DIポンチの脚部を全体に小径化するのに比べ
、成形性も向上する。したがって、より耐圧強度が高い
ことを必要とする飲料缶等の製造が可能となり、DI缶
の利用分野が拡がる効果は大きい。また、耐圧強度の最
低値が定められると、より薄肉の板厚でその缶体の耐圧
強度が確保できることになり、コストダウンを図ること
も可能である。
【図1】DIポンチの脚部成形部の断面形状の詳細を示
す図である。
す図である。
【図2】素材がDIポンチと缶底ダイス間で押えられ始
める状態を示す断面図である。
める状態を示す断面図である。
【図3】ドーミングポンチによって缶底中央部が張り出
し始める状態を示す断面図である。
し始める状態を示す断面図である。
【図4】缶底脚部及びドーム部が形成される状態を示す
断面図である。
断面図である。
【図5】缶底の成形が終了した状態を示す断面図である
。
。
1 DIポンチ
11 DIポンチの脚部成形部先端
2 DIポンチ固定用具
3 缶底ダイス
4 ドーミングポンチ
5 素材
51 脚部
52 ドーム部
53 ヒール部
54 ドーム立ち上がり部
55 缶底脚部の中心軸側
56 缶底脚部の外側
Claims (1)
- 【請求項1】 DI(絞り、しごき)成形において製
造される缶体のDI成形後の缶底を成形する工程におい
て、缶底部の脚部を成形するDIポンチ脚部成形部の断
面形状において、DIポンチ中心軸側曲率半径をRi、
外側曲率半径をRo、脚部成形前の缶体の缶底部の平均
板厚をtとし、Ri+Ro≦12・tの関係を有する場
合、t<RiかつRi≦0.5・Ro、Ri+Ro>1
2・tの関係を有する場合、t<RoかつRo≦0.5
・Ri、の関係を有する各曲率半径が脚部先端で、滑ら
かにつながるDIポンチを使用して缶底を成形すること
を特徴とする耐圧強度が高いDI缶体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3142465A JPH04344842A (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 耐圧強度が高いdi缶体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3142465A JPH04344842A (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 耐圧強度が高いdi缶体の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04344842A true JPH04344842A (ja) | 1992-12-01 |
Family
ID=15315951
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3142465A Pending JPH04344842A (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 耐圧強度が高いdi缶体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04344842A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005092536A1 (en) * | 2004-03-05 | 2005-10-06 | Rexam Beverage Can Company | Bottom profile for drawn and ironed can body |
| JP2013508167A (ja) * | 2009-10-21 | 2013-03-07 | ストール マシーナリ カンパニー,エルエルシー | 容器、選択的に成形されたカップ、ツーリング及びそれらを製造する方法 |
-
1991
- 1991-05-17 JP JP3142465A patent/JPH04344842A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005092536A1 (en) * | 2004-03-05 | 2005-10-06 | Rexam Beverage Can Company | Bottom profile for drawn and ironed can body |
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| US7472800B2 (en) | 2004-03-05 | 2009-01-06 | Rexam Beverage Can Company | Bottom profile for drawn and ironed can body |
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