JPH0434584B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0434584B2 JPH0434584B2 JP6340684A JP6340684A JPH0434584B2 JP H0434584 B2 JPH0434584 B2 JP H0434584B2 JP 6340684 A JP6340684 A JP 6340684A JP 6340684 A JP6340684 A JP 6340684A JP H0434584 B2 JPH0434584 B2 JP H0434584B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- well
- weight
- parts
- chemical fluid
- fluid composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
(1) 発明の背景
本発明は坑井改修用化学流体組成物に関し、更
に詳しくは高温度下に於ける該組成物のレオロジ
ー特性の低下を抑制することにより、坑井内の停
滞物を円滑に地上まで運搬する能力のある、改良
された坑井改修用化学流体組成物に関する。 近年坑井の掘削技術の進歩は著しく、地層条件
に適した泥水材料と調泥技術の発達により、高温
度下で高比重の維持および泥岩層の水和膨潤を抑
制することが可能となり、より深い地層まで掘削
することが出来るようになつた。 坑井の完成後、油の生産が実施されるが、泥水
やセメントスラリーの過液が粘土鉱物の含まれ
ている貯留層に浸入していたりすると、粘土鉱物
が膨潤して孔隙を塞ぎ浸透率が低下していたり、
或いは貯留層が十分に固結してない砂岩の場合、
油やガスの産出に付随して砂が坑井内に流れ込み
ケーシング内に停滞して産出能力を低下させたり
する等の生産性障害が発生することがある。これ
ら生産性障害の対策として、各種改修作業を実施
するが、この場合フオーメーシヨンダメージ
(formation damdge)を最小限にするため、掘
削泥水のようなベントナイトやバライト等の固形
分を含まない坑井改修用化学流体が最近賞用され
てきた。即ち、従来の坑井改修用化学流体組成物
は通常、地圧を制御するに十分な比重を得るため
の塩類、増粘剤として塩類の影響を受け難いヒド
ロキシエチルセルロースおよび必要に応じて各種
薬剤が水中に溶解もしくは懸濁されているもので
ある。 しかしながら、坑井が深くなるに従い坑井内の
温度は高くなる傾向にあり、従来の坑井改修用化
学流体組成物はそのレオロジー特性の低下を生ず
ることにより、特に坑井内の停滞物を地上へ運搬
する能力が十分発揮できなくなり、作業時間の遅
延や甚しい場合は完全に停滞物を洗浄し得ない事
が起こることが判明した。従つて、従来の坑井改
修用化学流体組成物のレオロジー特性の低下を確
実且つ容易に抑制する方法を見い出した時初めて
該組成物の本来の機能を十分に享受することが可
能となるのである。 (2) 発明の概要 本発明は上記の問題点を解決することを目的と
したもので、2−メルカプトチアゾリンを含有す
ることを特徴とする坑井改修用化学流体組成物に
係るものである。 後記実施例から明らかなように、本発明による
坑井改修用化学流体組成物は高温下におけるその
レオロジー特性の低下が著しく小さいという点に
おいて優れており本来の機能を十分に享受するこ
とが可能となる。 (3) 発明の具体的説明 本発明の坑井改修用化学流体組成物に含有され
る2−メルカプトチアゾリンの該組成物中におけ
る濃度は約0.001〜約0.2重量%、好ましくは約
0.005〜約0.1重量%の範囲である。 本発明の改良の対象となる従来の坑井改修用化
学流体組成物に含まれる前記した成分およびその
量は通常、次の通りである。即ち、ヒドロキシエ
チルセルロースは、平均置換モル数1.5以上およ
び1重量%粘度2000cp以上(プルツクフイール
ド粘度計、No.3スピンドル、30RPM、25℃)で
あり、該組成物中における濃度は約0.2〜約2重
量%の範囲である。また、塩類は塩化カルシウ
ム、臭化カルシウムおよび臭化亜鉛から選ばれた
少なくとも一種の塩類であり、要求される比重
(1.01以上、好ましくは1.16〜2.30)、作業温度お
よび晶出温度を考慮してその種類および濃度が決
められる。該組成物中における塩類の濃度は約
0.01〜約70重量%の範囲である。さらに、その他
各種薬剤としては消泡剤、防蝕剤、PH調整剤、充
てん剤および懸濁助剤等である。 本発明の坑井改修用化学流体組成物は、約80℃
以上、好ましくは約80℃から約150℃の高温下で
養生した後のレオロジー特性、即ち見掛け粘度
(AV)、プラスチツク粘度(PV)およひイール
ドポイント(YP)が従来の組成物に比較して高
く、坑井内停滞物を運搬する能力に優れている。 以下、実施例にて説明するが、実際の坑井内に
おける改修作業は再現性に乏しいため、坑井改修
用化学流体組成物をローラーオブン(Roller
Oven)に高温下で養生し、上記レオロジー特性
をFann VG meter Model 35で測定(30℃)
し、本発明の坑井改修用化学流体組成物と従来の
坑井改修用化学流体組成物との比較を行つた。 実施例 1 塩化カルシウム35重量部、平均置換モル数2.0
で1重量%粘度5000cp(ブルツクフイールド粘度
計、No.4スピンドル、30RPM、25℃)のヒドロ
キシエチルセルロース0.8重量部、酸化マグネシ
ウム(PH調整剤)0.05重量部および水65重量部か
らなる従来の坑井改修用化学流体組成物、および
これに2−メルカプトチアゾリン0.02重量部を添
加した本発明の坑井改修用化学流体組成物をそれ
ぞれローラーオブンに120℃で16時間養生しレオ
ロジー特性を測定した。結果を表−1に示す。
に詳しくは高温度下に於ける該組成物のレオロジ
ー特性の低下を抑制することにより、坑井内の停
滞物を円滑に地上まで運搬する能力のある、改良
された坑井改修用化学流体組成物に関する。 近年坑井の掘削技術の進歩は著しく、地層条件
に適した泥水材料と調泥技術の発達により、高温
度下で高比重の維持および泥岩層の水和膨潤を抑
制することが可能となり、より深い地層まで掘削
することが出来るようになつた。 坑井の完成後、油の生産が実施されるが、泥水
やセメントスラリーの過液が粘土鉱物の含まれ
ている貯留層に浸入していたりすると、粘土鉱物
が膨潤して孔隙を塞ぎ浸透率が低下していたり、
或いは貯留層が十分に固結してない砂岩の場合、
油やガスの産出に付随して砂が坑井内に流れ込み
ケーシング内に停滞して産出能力を低下させたり
する等の生産性障害が発生することがある。これ
ら生産性障害の対策として、各種改修作業を実施
するが、この場合フオーメーシヨンダメージ
(formation damdge)を最小限にするため、掘
削泥水のようなベントナイトやバライト等の固形
分を含まない坑井改修用化学流体が最近賞用され
てきた。即ち、従来の坑井改修用化学流体組成物
は通常、地圧を制御するに十分な比重を得るため
の塩類、増粘剤として塩類の影響を受け難いヒド
ロキシエチルセルロースおよび必要に応じて各種
薬剤が水中に溶解もしくは懸濁されているもので
ある。 しかしながら、坑井が深くなるに従い坑井内の
温度は高くなる傾向にあり、従来の坑井改修用化
学流体組成物はそのレオロジー特性の低下を生ず
ることにより、特に坑井内の停滞物を地上へ運搬
する能力が十分発揮できなくなり、作業時間の遅
延や甚しい場合は完全に停滞物を洗浄し得ない事
が起こることが判明した。従つて、従来の坑井改
修用化学流体組成物のレオロジー特性の低下を確
実且つ容易に抑制する方法を見い出した時初めて
該組成物の本来の機能を十分に享受することが可
能となるのである。 (2) 発明の概要 本発明は上記の問題点を解決することを目的と
したもので、2−メルカプトチアゾリンを含有す
ることを特徴とする坑井改修用化学流体組成物に
係るものである。 後記実施例から明らかなように、本発明による
坑井改修用化学流体組成物は高温下におけるその
レオロジー特性の低下が著しく小さいという点に
おいて優れており本来の機能を十分に享受するこ
とが可能となる。 (3) 発明の具体的説明 本発明の坑井改修用化学流体組成物に含有され
る2−メルカプトチアゾリンの該組成物中におけ
る濃度は約0.001〜約0.2重量%、好ましくは約
0.005〜約0.1重量%の範囲である。 本発明の改良の対象となる従来の坑井改修用化
学流体組成物に含まれる前記した成分およびその
量は通常、次の通りである。即ち、ヒドロキシエ
チルセルロースは、平均置換モル数1.5以上およ
び1重量%粘度2000cp以上(プルツクフイール
ド粘度計、No.3スピンドル、30RPM、25℃)で
あり、該組成物中における濃度は約0.2〜約2重
量%の範囲である。また、塩類は塩化カルシウ
ム、臭化カルシウムおよび臭化亜鉛から選ばれた
少なくとも一種の塩類であり、要求される比重
(1.01以上、好ましくは1.16〜2.30)、作業温度お
よび晶出温度を考慮してその種類および濃度が決
められる。該組成物中における塩類の濃度は約
0.01〜約70重量%の範囲である。さらに、その他
各種薬剤としては消泡剤、防蝕剤、PH調整剤、充
てん剤および懸濁助剤等である。 本発明の坑井改修用化学流体組成物は、約80℃
以上、好ましくは約80℃から約150℃の高温下で
養生した後のレオロジー特性、即ち見掛け粘度
(AV)、プラスチツク粘度(PV)およひイール
ドポイント(YP)が従来の組成物に比較して高
く、坑井内停滞物を運搬する能力に優れている。 以下、実施例にて説明するが、実際の坑井内に
おける改修作業は再現性に乏しいため、坑井改修
用化学流体組成物をローラーオブン(Roller
Oven)に高温下で養生し、上記レオロジー特性
をFann VG meter Model 35で測定(30℃)
し、本発明の坑井改修用化学流体組成物と従来の
坑井改修用化学流体組成物との比較を行つた。 実施例 1 塩化カルシウム35重量部、平均置換モル数2.0
で1重量%粘度5000cp(ブルツクフイールド粘度
計、No.4スピンドル、30RPM、25℃)のヒドロ
キシエチルセルロース0.8重量部、酸化マグネシ
ウム(PH調整剤)0.05重量部および水65重量部か
らなる従来の坑井改修用化学流体組成物、および
これに2−メルカプトチアゾリン0.02重量部を添
加した本発明の坑井改修用化学流体組成物をそれ
ぞれローラーオブンに120℃で16時間養生しレオ
ロジー特性を測定した。結果を表−1に示す。
【表】
実施例 2
塩化カルシウム35重量部、実施例1で用いたと
同じヒドロキシエチルセルロース0.6重量部、酸
化マグネシウム0.05重量部、水65重量部から成る
従来の坑井改修用化学流体組成物、およびこれに
2−メルカプトチアゾリンを0.03重量部添加した
本発明の坑井改修用化学流体組成物をそれぞれロ
ーラーオブンに100℃で3日間養生しレオロジー
特性を測定した。結果を表−2に示す。
同じヒドロキシエチルセルロース0.6重量部、酸
化マグネシウム0.05重量部、水65重量部から成る
従来の坑井改修用化学流体組成物、およびこれに
2−メルカプトチアゾリンを0.03重量部添加した
本発明の坑井改修用化学流体組成物をそれぞれロ
ーラーオブンに100℃で3日間養生しレオロジー
特性を測定した。結果を表−2に示す。
【表】
実施例 3
塩化カルシウム35重量部、実施例1で用いたと
同じヒドロキシエチルセルロース0.2重量部、酸
化マグネシウム0.05重量部、水65重量部から成る
従来の坑井改修用化学流体組成物、およびこれに
2−メルカプトチアゾリンを0.005重量部添加し
た本発明の坑井改修用化学流体組成物をそれぞれ
ローラーオブンに120℃で16時間養生しレオロジ
ー特性を測定した。結果を表−3に示す。
同じヒドロキシエチルセルロース0.2重量部、酸
化マグネシウム0.05重量部、水65重量部から成る
従来の坑井改修用化学流体組成物、およびこれに
2−メルカプトチアゾリンを0.005重量部添加し
た本発明の坑井改修用化学流体組成物をそれぞれ
ローラーオブンに120℃で16時間養生しレオロジ
ー特性を測定した。結果を表−3に示す。
【表】
実施例 4
塩化カルシウム35重量部、実施例1で用いたと
同じヒドロキシエチルセルロース0.8重量部、酸
化マグネシウム0.05重量部および水65重量部から
成る従来の坑井改修用化学流体組成物、およびこ
れに2−メルカプトチアゾリンを0.08重量部を添
加した本発明の坑井改修用化学流体組成物をそれ
ぞれローラーオブンに150℃、16時間養生しレオ
ロジー特性を測定した。結果を表−4に示す。
同じヒドロキシエチルセルロース0.8重量部、酸
化マグネシウム0.05重量部および水65重量部から
成る従来の坑井改修用化学流体組成物、およびこ
れに2−メルカプトチアゾリンを0.08重量部を添
加した本発明の坑井改修用化学流体組成物をそれ
ぞれローラーオブンに150℃、16時間養生しレオ
ロジー特性を測定した。結果を表−4に示す。
【表】
実施例 4
塩化カルシウム27.5重量部、奥化カルシウム
27.2重量部、実施例1で用いたと同じヒドロキシ
エチルセルロース0.3重量部、酸化マグネシウム
0.08重量部および水45.3重量部から成る従来の坑
井改修用化学流体組成物、およびこれに2−メル
カプトチアゾリンを0.01重量部を添加した本発明
の坑井改修用化学流体組成物をそれぞれローラー
オブンに120℃、16時間養生しレオロジー特性を
測定した。結果を表−5に示す。
27.2重量部、実施例1で用いたと同じヒドロキシ
エチルセルロース0.3重量部、酸化マグネシウム
0.08重量部および水45.3重量部から成る従来の坑
井改修用化学流体組成物、およびこれに2−メル
カプトチアゾリンを0.01重量部を添加した本発明
の坑井改修用化学流体組成物をそれぞれローラー
オブンに120℃、16時間養生しレオロジー特性を
測定した。結果を表−5に示す。
【表】
以上の実施例から本発明の坑井改修用化学流体
組成物は従来の坑井改修用化学流体組成物よりレ
オロジー特性が優れていることが明らかである。
組成物は従来の坑井改修用化学流体組成物よりレ
オロジー特性が優れていることが明らかである。
Claims (1)
- 1 2−メルカプトチアゾリンを含有することを
特徴とする坑井改修用化学流体組成物。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6340684A JPS60208385A (ja) | 1984-04-02 | 1984-04-02 | 坑井改修用化学流体組成物 |
| US06/719,391 US4614601A (en) | 1984-04-02 | 1985-04-02 | Completion and workover fluids |
| GB08523955A GB2180868B (en) | 1984-04-02 | 1985-09-28 | Completion and workover fluids |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6340684A JPS60208385A (ja) | 1984-04-02 | 1984-04-02 | 坑井改修用化学流体組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60208385A JPS60208385A (ja) | 1985-10-19 |
| JPH0434584B2 true JPH0434584B2 (ja) | 1992-06-08 |
Family
ID=13228385
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6340684A Granted JPS60208385A (ja) | 1984-04-02 | 1984-04-02 | 坑井改修用化学流体組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60208385A (ja) |
-
1984
- 1984-04-02 JP JP6340684A patent/JPS60208385A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60208385A (ja) | 1985-10-19 |
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